JPH07301252A - クラッチ板およびその製法 - Google Patents
クラッチ板およびその製法Info
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- JPH07301252A JPH07301252A JP7094975A JP9497595A JPH07301252A JP H07301252 A JPH07301252 A JP H07301252A JP 7094975 A JP7094975 A JP 7094975A JP 9497595 A JP9497595 A JP 9497595A JP H07301252 A JPH07301252 A JP H07301252A
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- Japan
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- plate
- friction
- lower layer
- friction lining
- clutch plate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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-
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2069/0433—Connecting elements not integral with the braking member, e.g. bolts, rivets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49718—Repairing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新しい摩擦層を取り付けることによって摩耗
した摩擦ライニングを再使用することが可能なクラッチ
板を提供すること。 【構成】 少なくとも1個の環状の摩擦ライニングを有
するクラッチ板であって、前記摩擦ライニングのそれぞ
れが摩擦材の上層および下層からなり、下層が従動板に
リベットにより固定されており、上層が下層の第2の面
の上に積層され、かつ両者のあいだは面接触している。
した摩擦ライニングを再使用することが可能なクラッチ
板を提供すること。 【構成】 少なくとも1個の環状の摩擦ライニングを有
するクラッチ板であって、前記摩擦ライニングのそれぞ
れが摩擦材の上層および下層からなり、下層が従動板に
リベットにより固定されており、上層が下層の第2の面
の上に積層され、かつ両者のあいだは面接触している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転可能な板状体を有
する種類のクラッチ板に関する。さらに詳しくは、図2
に示すように、ハブ22を含む回転可能な板状体23
と、該板状体23に圧縮バネ24によって連結され、回
転可能でありかつ前記板状体23の外方向に放射状に伸
びている従動板ないしは支持板1と、前記板状体23の
外側に放射状に配置されかつ対向している第1および第
2の面を有し、該第1の面がリベットによって前記従動
板1に固定され、前記リベットのそれぞれがその内部の
凹所の中に収容された頭部を有する、少なくとも1個の
環状の摩擦ライニング2とを有するクラッチ板20に関
する。さらに、本発明はこのようなクラッチ板を製造す
る方法に関する。
する種類のクラッチ板に関する。さらに詳しくは、図2
に示すように、ハブ22を含む回転可能な板状体23
と、該板状体23に圧縮バネ24によって連結され、回
転可能でありかつ前記板状体23の外方向に放射状に伸
びている従動板ないしは支持板1と、前記板状体23の
外側に放射状に配置されかつ対向している第1および第
2の面を有し、該第1の面がリベットによって前記従動
板1に固定され、前記リベットのそれぞれがその内部の
凹所の中に収容された頭部を有する、少なくとも1個の
環状の摩擦ライニング2とを有するクラッチ板20に関
する。さらに、本発明はこのようなクラッチ板を製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】クラ
ッチ板について述べるばあい、最も広い意味において
は、たとえば変速ギアボックスの中において作動する自
動車または同様の駆動装置におけるもののような、駆動
モーターと駆動軸とのあいだの摩擦接合を行うために用
いられる板として、それを理解することができる。しか
しながら、別の可能な用途を除外するものではない。
ッチ板について述べるばあい、最も広い意味において
は、たとえば変速ギアボックスの中において作動する自
動車または同様の駆動装置におけるもののような、駆動
モーターと駆動軸とのあいだの摩擦接合を行うために用
いられる板として、それを理解することができる。しか
しながら、別の可能な用途を除外するものではない。
【0003】ここで述べられる種類のクラッチ板は、従
動板の片面または両面に設けられた摩擦ライニングが、
破裂強度(bursting strength)、す
なわち、たとえば高速駆動時においてギアがハイからロ
ーへ誤って交換されるときのような、誤ったギア交換に
おいて発生する大きな摩擦力および外に向かう力を制御
するのに充分な強度を有する必要がある。このばあい、
摩擦ライニングは、破裂および解体することがないよう
に充分な強度を有しなければならない。
動板の片面または両面に設けられた摩擦ライニングが、
破裂強度(bursting strength)、す
なわち、たとえば高速駆動時においてギアがハイからロ
ーへ誤って交換されるときのような、誤ったギア交換に
おいて発生する大きな摩擦力および外に向かう力を制御
するのに充分な強度を有する必要がある。このばあい、
摩擦ライニングは、破裂および解体することがないよう
に充分な強度を有しなければならない。
【0004】必要な破裂強度を獲得するために、補強摩
擦ライニング、すなわち所望の摩擦特性を有するだけで
なく従動板に固定された摩擦ライニングが極度の荷重下
で破裂して従動板から分離することを防止する摩擦ライ
ニングをクラッチ板に設けられることが知られている。
補強摩擦ライニングは、実際の摩擦材の他に、たとえば
摩擦ライニングの材料中に適宜な方法によって分布され
て材料を構成することができる、より糸状もしくはネジ
山状の挿入物または微細な金属ワイヤーのような補強用
材料をも含んでいる摩擦ライニングである。
擦ライニング、すなわち所望の摩擦特性を有するだけで
なく従動板に固定された摩擦ライニングが極度の荷重下
で破裂して従動板から分離することを防止する摩擦ライ
ニングをクラッチ板に設けられることが知られている。
補強摩擦ライニングは、実際の摩擦材の他に、たとえば
摩擦ライニングの材料中に適宜な方法によって分布され
て材料を構成することができる、より糸状もしくはネジ
山状の挿入物または微細な金属ワイヤーのような補強用
材料をも含んでいる摩擦ライニングである。
【0005】適切でない取扱いおよび外に向かう大きな
力の影響を受けるクラッチ板用の摩擦ライニングは、リ
ベットによって従動板に取り付けられる箇所、すなわ
ち、従動板に隣接する箇所において破裂しやすいことが
わかっている。リベットの並びの外側の摩擦ライニング
は補強される必要がないが、その理由は、かなりの過大
な荷重が作用している状態にあっては、もしこれらの箇
所が補強されていなくとも、不都合な結果を生じないか
らである。
力の影響を受けるクラッチ板用の摩擦ライニングは、リ
ベットによって従動板に取り付けられる箇所、すなわ
ち、従動板に隣接する箇所において破裂しやすいことが
わかっている。リベットの並びの外側の摩擦ライニング
は補強される必要がないが、その理由は、かなりの過大
な荷重が作用している状態にあっては、もしこれらの箇
所が補強されていなくとも、不都合な結果を生じないか
らである。
【0006】本発明は、最適な摩耗強度を有するクラッ
チ板を簡単な方法で製造することを可能にするという問
題を解決することに基づいている。
チ板を簡単な方法で製造することを可能にするという問
題を解決することに基づいている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、ここで述べられる種類のクラッチ板において、各
摩擦ライニングが摩擦材の下層および上層から構成さ
れ、下層は従動板にリベット止めされており、上層は下
層の外面上に面接触するように積層されている。各摩擦
ライニングを2層にしたために、摩擦ライニングの異な
るゾーンまたは部分によって、クラッチ板およびその摩
擦ライニングに必要とされる異なる特性が獲得される。
れば、ここで述べられる種類のクラッチ板において、各
摩擦ライニングが摩擦材の下層および上層から構成さ
れ、下層は従動板にリベット止めされており、上層は下
層の外面上に面接触するように積層されている。各摩擦
ライニングを2層にしたために、摩擦ライニングの異な
るゾーンまたは部分によって、クラッチ板およびその摩
擦ライニングに必要とされる異なる特性が獲得される。
【0008】このようにして、各摩擦ライニングの下層
は補強され、破裂力を制御するように構成されることが
好ましく、一方、摩擦ライニングの上層は所望の摩擦特
性を獲得するために補強されないことが好ましい。本発
明の摩擦ライニングの上部は摩耗層を形成するが、下部
は実質的に支持または保持する機能を有する。
は補強され、破裂力を制御するように構成されることが
好ましく、一方、摩擦ライニングの上層は所望の摩擦特
性を獲得するために補強されないことが好ましい。本発
明の摩擦ライニングの上部は摩耗層を形成するが、下部
は実質的に支持または保持する機能を有する。
【0009】摩擦材の下層は、上層を取り付ける前に必
要な厚さに機械仕上げまたは研磨することが好ましい。
下層は、摩擦板の上に依然として残っているので、機械
仕上げののちには非常に安定した形状を有しており、摩
擦材の上層すなわち摩擦ライニングの取替え可能な摩耗
層に対する非常に良好な基層を形成している。
要な厚さに機械仕上げまたは研磨することが好ましい。
下層は、摩擦板の上に依然として残っているので、機械
仕上げののちには非常に安定した形状を有しており、摩
擦材の上層すなわち摩擦ライニングの取替え可能な摩耗
層に対する非常に良好な基層を形成している。
【0010】本発明の第2の態様によれば、ここで述べ
る種類のクラッチ板の製法は、従動板に取り付けられた
各摩擦ライニングの第2の面をおよそリベットの頭の高
さに機械仕上げし、第2の面を研磨し、平坦に研磨され
た第2の面に接着材を取り付け、そして対応する領域の
さらなる環状摩擦ライニングを前記摩擦ライニングに積
層することから構成される。
る種類のクラッチ板の製法は、従動板に取り付けられた
各摩擦ライニングの第2の面をおよそリベットの頭の高
さに機械仕上げし、第2の面を研磨し、平坦に研磨され
た第2の面に接着材を取り付け、そして対応する領域の
さらなる環状摩擦ライニングを前記摩擦ライニングに積
層することから構成される。
【0011】前記接着材は、熱硬化性接着材であっても
よく、その熱および圧力についての効果を利用してさら
なる摩擦ライニングが積層される。第1の摩擦ライニン
グは部分的に摩耗される補強摩擦ライニングであっても
よい。
よく、その熱および圧力についての効果を利用してさら
なる摩擦ライニングが積層される。第1の摩擦ライニン
グは部分的に摩耗される補強摩擦ライニングであっても
よい。
【0012】本発明の顕著な長所は、本発明により、残
存するクラッチの摩耗した環状摩擦ライニングに、補強
されなくてもよい新しい摩擦面を設けることができるの
で、摩擦ライニングがすでに摩耗している残存するクラ
ッチ板が、汚染のない処分法による処分を要せず、再使
用可能であることである。新しい摩擦層を取り付けるこ
とによって摩耗した摩擦ライニングを有するクラッチ板
を再使用することは、補強摩擦ライニング全体との取替
え、すなわち、実際のところは処分問題を伴うクラッチ
板の取替えよりも経済的である。
存するクラッチの摩耗した環状摩擦ライニングに、補強
されなくてもよい新しい摩擦面を設けることができるの
で、摩擦ライニングがすでに摩耗している残存するクラ
ッチ板が、汚染のない処分法による処分を要せず、再使
用可能であることである。新しい摩擦層を取り付けるこ
とによって摩耗した摩擦ライニングを有するクラッチ板
を再使用することは、補強摩擦ライニング全体との取替
え、すなわち、実際のところは処分問題を伴うクラッチ
板の取替えよりも経済的である。
【0013】摩擦ライニングの2層構造は、摩擦ライニ
ングに必要とされる異なる特性が、それらが実際に必要
とされる領域において真髄を発揮することができるとい
う長所も有する。さらなる長所は、2層構造の摩擦ライ
ニングの表面を連続的にできること、すなわち、取付け
要素となるリベットに対して設けられた孔によって表面
が途切れることがないことである。そのため、利用可能
な摩擦領域は、比較される従来の摩擦ライニングよりも
大きい。
ングに必要とされる異なる特性が、それらが実際に必要
とされる領域において真髄を発揮することができるとい
う長所も有する。さらなる長所は、2層構造の摩擦ライ
ニングの表面を連続的にできること、すなわち、取付け
要素となるリベットに対して設けられた孔によって表面
が途切れることがないことである。そのため、利用可能
な摩擦領域は、比較される従来の摩擦ライニングよりも
大きい。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明のクラッ
チ板およびその製法を説明する。
チ板およびその製法を説明する。
【0015】図1は本発明の摩擦ライニングの部分断面
説明図であって、片面に摩擦ライニングを設けたクラッ
チ板の一部(他の部分は示していない)の部分断面を実
物よりも拡大して示しており、正確な縮尺にはなってい
ない。
説明図であって、片面に摩擦ライニングを設けたクラッ
チ板の一部(他の部分は示していない)の部分断面を実
物よりも拡大して示しており、正確な縮尺にはなってい
ない。
【0016】図1は、クラッチ板の従動板1の1つの面
に固定されている摩擦ライニング2を示しているが、既
知の構成については示されていない。前記摩擦ライニン
グ2は、2層につくられており、従動板1とかみ合いか
つ固定されている摩擦材の下層3および該下層3に固定
されている摩擦材の第2の層すなわち上層4から構成さ
れている。
に固定されている摩擦ライニング2を示しているが、既
知の構成については示されていない。前記摩擦ライニン
グ2は、2層につくられており、従動板1とかみ合いか
つ固定されている摩擦材の下層3および該下層3に固定
されている摩擦材の第2の層すなわち上層4から構成さ
れている。
【0017】リベット5は、従動板1に対して下層3を
取り付けるために設けられており、各リベット5は、摩
擦材の下層3の中のさら穴状または凹状の孔7の中に配
置された円錐ヘッド6を有している。各リベット5の反
対側の端部8は、一般的な方法でリベット接合するため
に、前記従動板1の対向する面において押し広げられる
かまたは押しつぶされる。
取り付けるために設けられており、各リベット5は、摩
擦材の下層3の中のさら穴状または凹状の孔7の中に配
置された円錐ヘッド6を有している。各リベット5の反
対側の端部8は、一般的な方法でリベット接合するため
に、前記従動板1の対向する面において押し広げられる
かまたは押しつぶされる。
【0018】摩擦材の下層3は、補強摩擦材料からつく
られる。熱硬化性の接着剤からなる薄い接着層10が、
下層3の外面9に塗布されるが、図においては実際より
も厚く、より説明しやすいように単純に示されている。
前記接着剤が固まると、この接着層10によって摩擦材
の上層4は下層3に固定され、その結果、摩擦ライニン
グ2の摩擦材の両方の層3、4が実質的に単体を形成す
る。
られる。熱硬化性の接着剤からなる薄い接着層10が、
下層3の外面9に塗布されるが、図においては実際より
も厚く、より説明しやすいように単純に示されている。
前記接着剤が固まると、この接着層10によって摩擦材
の上層4は下層3に固定され、その結果、摩擦ライニン
グ2の摩擦材の両方の層3、4が実質的に単体を形成す
る。
【0019】摩擦材の上層4は、摩擦ライニング2の摩
耗層であって、無補強材料からつくることができる。
耗層であって、無補強材料からつくることができる。
【0020】摩擦材の上層4が摩擦ライニングの摩耗に
よって摩滅されると、下層3を研磨したのちに摩擦材の
新しい層がその上に積層され、その結果、クラッチ板は
常に再使用することが可能であって、廃棄処分する必要
がない。
よって摩滅されると、下層3を研磨したのちに摩擦材の
新しい層がその上に積層され、その結果、クラッチ板は
常に再使用することが可能であって、廃棄処分する必要
がない。
【0021】
【発明の効果】本発明の2層構造の摩擦ライニングを用
いたクラッチ板によれば、摩擦ライニングの下層は補強
され、上層は所望の摩擦特性を有する摩耗層を形成する
ので、機能上優れている。
いたクラッチ板によれば、摩擦ライニングの下層は補強
され、上層は所望の摩擦特性を有する摩耗層を形成する
ので、機能上優れている。
【0022】さらに、摩擦ライニングの摩耗層が摩耗し
ても、クラッチ板は再使用することが可能であって、汚
染が問題となる廃棄処分の必要がない。
ても、クラッチ板は再使用することが可能であって、汚
染が問題となる廃棄処分の必要がない。
【図1】本発明の摩擦ライニングを示す断面説明図であ
る。
る。
【図2】本発明のクラッチ板の概略説明図である。
1 従動板 2 摩擦ライニング 3 下層 4 上層 5 リベット 6 円錐ヘッド 7 孔 10 接着層 20 クラッチ板 22 ハブ 23 板状体 24 圧縮バネ
Claims (8)
- 【請求項1】 ハブを含む回転可能な板状体と、該板状
体に圧縮バネによって連結され、回転可能でありかつ前
記板状体の外方向に放射状に伸びている従動板と、前記
板状体の外側に放射状に配置されかつ対向している第1
および第2の面を有し、該第1の面がリベットによって
前記従動板に固定された摩擦ライニングであって、前記
リベットのそれぞれが当該摩擦ライニングの内部の凹所
の中に収容された頭部を有する、少なくとも1個の環状
の摩擦ライニングを有するクラッチ板であって、前記摩
擦ライニングのそれぞれが摩擦材の上層および下層から
なり、前記下層が前記従動板に前記リベットにより固定
されており、前記上層が前記下層の第2の面の上に積層
され、かつ両者のあいだは面接触していることを特徴と
するクラッチ板。 - 【請求項2】 前記摩擦材の下層が、補強摩擦材料から
なる請求項1記載のクラッチ板。 - 【請求項3】 前記摩擦材の上層が、無補強摩擦材料か
らなる請求項1記載のクラッチ板。 - 【請求項4】 前記摩擦材の下層の第2の面が、前記摩
擦材の上層を取り付ける前に必要な厚さにまで平滑に研
磨されてなる請求項1記載のクラッチ板。 - 【請求項5】 前記摩擦材の下層が表面が摩耗した既使
用の補強摩擦ライニングである請求項1記載のクラッチ
板。 - 【請求項6】 ハブを含む回転可能な板状体と、該板状
体に圧縮バネによって連結され、回転可能でありかつ前
記板状体の外方向に放射状に伸びている従動板と、前記
板状体の外側に放射状に配置されかつ対向している第1
および第2の面を有し、該第1の面がリベットによって
前記従動板に固定された摩擦ライニングであって、前記
リベットのそれぞれが当該摩擦ライニングの内部の凹所
の中に収容された頭部を有する、少なくとも1個の環状
摩擦ライニングを有するクラッチ板であって、前記摩擦
ライニングのそれぞれが摩擦材の上層および下層からな
り、前記下層が前記従動板に前記リベットにより固定さ
れており、前記上層が前記下層の第2の面の上に積層さ
れ、かつ両者のあいだは面接触しているクラッチ板を製
造する方法であって、前記従動板に取り付けられた前記
摩擦ライニングのそれぞれの第2の面を前記リベットの
頭部の高さまで機械仕上げし、前記第2の面を平坦に研
磨し、前記平坦な研磨面に接着剤を塗布し、対応する領
域の環状のさらなる摩擦ライニングを前記のそれぞれの
摩擦ライニングに積層することを特徴とする製法。 - 【請求項7】 前記接着剤が熱硬化性接着剤であって、
前記さらなる摩擦ライニングが前記第1の摩擦ライニン
グにその熱および圧力に関する効果を利用して積層され
てなる請求項6記載のクラッチ板の製法。 - 【請求項8】 前記クラッチ板の初期材が少なくとも1
個の部分的に摩耗された補強摩擦ライニングを設けたク
ラッチ板から構成される請求項6記載のクラッチ板の製
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4414058A DE4414058A1 (de) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | Kupplungsscheibe o. dgl. und Verfahren zu ihrer Herstellung |
DE4414058.4 | 1994-04-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07301252A true JPH07301252A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=6516151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094975A Pending JPH07301252A (ja) | 1994-04-21 | 1995-04-20 | クラッチ板およびその製法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5601174A (ja) |
EP (1) | EP0678686A3 (ja) |
JP (1) | JPH07301252A (ja) |
CN (1) | CN1119714A (ja) |
BR (1) | BR9501746A (ja) |
CA (1) | CA2147404A1 (ja) |
CZ (1) | CZ100995A3 (ja) |
DE (1) | DE4414058A1 (ja) |
PL (1) | PL308257A1 (ja) |
SK (1) | SK52495A3 (ja) |
ZA (1) | ZA952906B (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19650026C2 (de) * | 1996-12-03 | 2003-04-10 | Ruetgers Automotive Ag | Verfahren zum Regenerieren von Bremsbelägen |
US20020162618A1 (en) * | 2001-05-04 | 2002-11-07 | David Landa | Process for making adhesive bonded sintered plates |
US20060204777A1 (en) * | 2001-05-04 | 2006-09-14 | Alto Products Corp. | Process for making adhesive bonded sintered plates |
US6578680B1 (en) * | 2002-05-17 | 2003-06-17 | Anstro Manufacturing, Inc. | Shim attachment |
BRPI0710690A2 (pt) | 2006-04-21 | 2011-08-23 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | guarnição de embreagem de múltiplas camadas, particularmente de duas camadas, e processo para produção da mesma |
FR2954962B1 (fr) * | 2010-01-07 | 2012-04-13 | Valeo Materiaux De Friction | Disque d'embrayage et garniture de friction comportant un materiau de friction d'inertie reduite colle sur un clinquant. |
FR2965026B1 (fr) * | 2010-09-21 | 2012-10-12 | Valeo Materiaux De Friction | Disque de friction d'embrayage |
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