JPH0730034Y2 - トレーニング機器用負荷装置 - Google Patents

トレーニング機器用負荷装置

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JPH0730034Y2
JPH0730034Y2 JP1988069915U JP6991588U JPH0730034Y2 JP H0730034 Y2 JPH0730034 Y2 JP H0730034Y2 JP 1988069915 U JP1988069915 U JP 1988069915U JP 6991588 U JP6991588 U JP 6991588U JP H0730034 Y2 JPH0730034 Y2 JP H0730034Y2
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JP
Japan
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load
shaft
hub
way clutch
center plate
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JP1988069915U
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Inventor
久男 岡嶋
Original Assignee
株式会社椿本エマソン
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各種トレーニング機器用の負荷装置に関す
る。
従来技術及びその課題 従来のトレーニング機器の負荷装置は、ウエイト式、油
圧式或いはスプリング式のものが主であった。
第4図のウエイト式トレーニング機器40では、抜重時の
錘41の落下により衝撃、振動が発生するばかりでなく、
錘41の着脱スペースを要し、トレーニング機器の設置場
所に制限があった。また、オールマシン等に利用される
油圧式負荷発生機構では、油洩れによってその機能が失
われるという問題がある。
そして、スプリング式においては、使用中の突発的なス
プリングの破損によって、使用者の筋肉を傷めるという
危険があった。
本考案は、前記従来のものとは異なり、ばね付勢による
摩擦力によって一方向にのみ負荷を生ぜしめるトレーニ
ング機器用の負荷装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び作用 本考案は、入力手段に連結された軸に固定されたハブと
該軸に回転自在に軸受された一方向クラッチの内輪に取
付けたセンタープレートと、該センタープレートを挟圧
し前記ハブの径方向部に軸方向へ押接付勢される摩擦板
と、を有し、前記内輪の外周に複数のクラッチカムを介
して一方向クラッチの固定外輪を外嵌し、前記ハブとセ
ンタープレートとの間に生じる摩擦力を負荷とするトレ
ーニング機器用負荷装置によって前記課題を解決したも
のである。
トレーニングを行う者が入力手段を操作すると、入力手
段に連結された軸に回転力が与えられる。この軸にはハ
ブが固定されて固定側と対面し、その間にばねにより軸
方向に付勢された摩擦板が介在しているので、その摩擦
力に抗して軸を回転させることが負荷となる。
また、固定側を外輪と内輪に分割しその間に一方向クラ
ッチ機構を介在させると、負荷は一方向にのみ生じ、逆
方向には自由に戻るようにすることができる。
実施例 以下図面を参照し本考案の実施例を説明する。第1図
は、一方向クラッチ機構をも具えた場合の本考案による
負荷装置10の要部断面図である。
12は、いわゆるスリップクラッチ機構、13は一方向クラ
ッチ機構である。このように、スリップクラッチ機構12
と一方向クラッチ機構13が軸14上で直列に連設されてい
る。
負荷装置10は、第2図、第3図に示すトレーニング用機
器、即ちベンチプレス用の負荷発生手段として装着され
る。
軸14には入力手段としてのレバー15が固定され、レバー
15の回動が軸14への入力となる。軸14は滑らかに回転が
できるように、ベアリング16,16により2点で支持され
ている。
軸14には同軸上にスリップクラッチ機構12が取付けられ
ている。スリップクラッチ機構12は、軸14にキーで固定
されたバブ20と、圧着プレート21を具え、ハブ20の径方
向部20aと圧着プレート21には内側に対向する摩擦板22,
23が固着されている。
ハブ20は円筒部20bの外周にねじ20cを有し、トルク調整
ナット24が螺合する。圧着プレート21とトルク調整ナッ
ト24の間には、円筒部20bの外周にスラストベアリング2
5を介しばね受け26が摺動自在に介装され、さらに、ト
ルク調整ナット24とばね受け26の間に皿ばね27が介装さ
れている。17はセンタープレートであって、軸14と同心
上で摩擦板22,23の間に挟まれている。
スリップクラッチ機構12は、センタープレート17と摩擦
板22,23とがばねの力によって押付けられることによっ
て摩擦力を発生させる。摩擦力を調整するには、トルク
調整ナット24を絞め込み、センタープレート17への圧力
を増減させればよい。そして、所望値に摩擦力を設定し
た後、回り止めボルト28を絞め込んで固定すればよい。
一方向クラッチ機構13は、外輪30を固定側とし、アーム
18によって基台19に一方を固定されている(第3図)。
31は内輪であり、軸14にメタルベアリング32,32を介し
外接して嵌装されており、内輪31の捻じれが防止されて
いる。外輪30と内輪31の間には、側板34及び孔側止め輪
35と軸側止め輪36で軸方向の移動を規制された、複数の
カム33が介装されている。
このような一方向クラッチ機構13は、カム33が噛み合う
ことによって、外輪30と内輪31が一方向にのみ係合し、
逆方向には空転するようになっている。
そして、内輪31はスリップクラッチ側でフランジ31aが
拡張し、ボルト17aによりセンタープレート17に固着さ
れ、カム33が係合することによってスリップクラッチ機
構12と一体となって回転できる。
なお、一方向クラッチは従来周知の機械要素であるから
説明は省略するが、本考案が対象とするトレーニング機
器は、通常の回転機械のように重負荷、高速回転を伴う
わけではないから、当然、それほど高品質のものは必要
とされない。
次に、第2図において、時計回りにレバー15が回された
場合にカム33が係合するとして作用を説明する。
レバー15が持ち上げられると、軸14は時計回りの入力を
受ける。軸14は、摩擦板22,23、センタープレート17を
介し、一方向クラッチ機構13の内輪31に回転力を伝達
し、一方向クラッチ機構13の外輪30に回転力が出力とし
て生じようとする。ところが、外輪30は固定されてお
り、摩擦板22,23とセンタープレート17間でスリップを
生じる以外、軸14の回転は阻止される。さらに大きい入
力トルクでレバー15を回すと、摩擦板22,23とセンター
プレート17の間でスリップが生じ、軸14は緩徐に回動す
ることができる。そして、その場合の摩擦力が操作者に
対する負荷となる。この負荷を適正に調整できるよう
に、前述のようにナット24とボルト28が設けてある。
一方、反時計回りに軸14が回転すると、カム33は係合か
ら解放される。したがって、スリップクラッチ機構12及
び内輪31は拘束されないからレバー15の戻りは自由とな
る。
このように、本考案の負荷装置10は、一方向にのみ負荷
を発生させるような繰り返し運動機器に特に有用であ
る。
なお、入力手段はレバーに限定されるものではない。
考案の効果 本考案は以上の構成であるから、衝撃、騒音が皆無にな
り、静粛さが要求される場所へも設置が可能となる。ま
た、突発的に負荷が変化したり、人体に過度の負荷を与
えず安全であり、負荷調整が容易でかつ無階段に行える
ほか、コンパクトであるばかりでなく、一方向クラッチ
機構により、トレーニングのための摩擦力負荷がトレー
ニングに必要な方向にのみ負荷されるので、効率の良い
効果的トレーニングを行うことができる等の効果があ
る。
なお、摩擦板の材質を適当に選ぶことによりその寿命は
ほぼ半永久的にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の負荷装置の要部断面図、第2図は第1
図の負荷装置をベンチプレスの負荷発生手段として装着
した場合の側面図、第3図は第2図の上面図、第4図は
従来のウエイト式トレーニング機器の斜視図である。 10……負荷装置 12……スリップクラッチ機構 13……一方向クラッチ機構 14……軸 15……レバー(入力手段) 20……ハブ 22,23……摩擦板 27……ばね 30……外輪 31……内輪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段に連結された軸に固定されたハブ
    と該軸に回転自在に軸受された一方向クラッチの内輪に
    取付けたセンタープレートと、該センタープレートを挟
    圧し前記ハブの径方向部に軸方向へ押接付勢される摩擦
    板と、を有し、前記内輪の外周に複数のクラッチカムを
    介して一方向クラッチの固定外輪を外嵌し、前記ハブと
    センタープレートとの間に生じる摩擦力を負荷とするこ
    とを特徴とする、 トレーニング機器用負荷装置。
JP1988069915U 1988-05-28 1988-05-28 トレーニング機器用負荷装置 Expired - Lifetime JPH0730034Y2 (ja)

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JPH01172858U JPH01172858U (ja) 1989-12-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007144945A1 (ja) * 2006-06-14 2007-12-21 Amaterus Co., Ltd. エクササイズ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759165Y2 (ja) * 1980-12-16 1982-12-17

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WO2007144945A1 (ja) * 2006-06-14 2007-12-21 Amaterus Co., Ltd. エクササイズ装置

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