JPH07299478A - 浄化槽 - Google Patents
浄化槽Info
- Publication number
- JPH07299478A JPH07299478A JP9422394A JP9422394A JPH07299478A JP H07299478 A JPH07299478 A JP H07299478A JP 9422394 A JP9422394 A JP 9422394A JP 9422394 A JP9422394 A JP 9422394A JP H07299478 A JPH07299478 A JP H07299478A
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- JP
- Japan
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- tank
- anaerobic filter
- water
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- port
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- Pending
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- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 浄化槽内に一時に汚水が大量に流入しても、
放流する処理水の量が一定になるようにして、沈殿槽の
SSの流出を防止し、処理水の水質を安定化させる。 【構成】 槽本体内に設けられた嫌気ろ床槽、接触ばっ
気槽とを仕切る隔壁14の上部に移流口15を形成し、
嫌気ろ床槽の水面に、上部が水面上に突出する状態で筒
状のフロート17を浮かせ、この筒状のフロートの水面
下に位置する部分の上下に、流出口23と流入口22を
所定間隔をあけて設け、上記筒状のフロート17の流出
口23と上記隔壁14の移流口とをフレキシブルチュー
ブ16を介して連結し、このフロート17を嫌気ろ床槽
の水位に応じて上下動させることにより、嫌気ろ床槽の
水位が上昇しても、接触ばっ気槽へ流出する流量が一定
になるようにした。
放流する処理水の量が一定になるようにして、沈殿槽の
SSの流出を防止し、処理水の水質を安定化させる。 【構成】 槽本体内に設けられた嫌気ろ床槽、接触ばっ
気槽とを仕切る隔壁14の上部に移流口15を形成し、
嫌気ろ床槽の水面に、上部が水面上に突出する状態で筒
状のフロート17を浮かせ、この筒状のフロートの水面
下に位置する部分の上下に、流出口23と流入口22を
所定間隔をあけて設け、上記筒状のフロート17の流出
口23と上記隔壁14の移流口とをフレキシブルチュー
ブ16を介して連結し、このフロート17を嫌気ろ床槽
の水位に応じて上下動させることにより、嫌気ろ床槽の
水位が上昇しても、接触ばっ気槽へ流出する流量が一定
になるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浄化槽、特に、流入
水が急激に増加して槽内の水位が上昇しても、浄化槽か
ら放流される処理水の量が一定になるように、槽内の流
量を調整する流量調整装置を備えた家庭用小型合併浄化
槽に関するものである。
水が急激に増加して槽内の水位が上昇しても、浄化槽か
ら放流される処理水の量が一定になるように、槽内の流
量を調整する流量調整装置を備えた家庭用小型合併浄化
槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は、家庭用小型合併浄化槽において
も、窒素除去機能を有する高性能な装置が望まれてい
る。
も、窒素除去機能を有する高性能な装置が望まれてい
る。
【0003】この種の浄化槽は、槽本体内を、流入口側
から放流口側に向かって、嫌気ろ床槽、接触ばっ気槽、
沈殿槽、消毒槽に区分し、流入口と放流口との高低差に
より、流入口から流入した汚水を順次上記各槽を通過さ
せて浄化し、処理水を放流口から放流する構造になって
いる。
から放流口側に向かって、嫌気ろ床槽、接触ばっ気槽、
沈殿槽、消毒槽に区分し、流入口と放流口との高低差に
より、流入口から流入した汚水を順次上記各槽を通過さ
せて浄化し、処理水を放流口から放流する構造になって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、流入水の量に応じて処理水を放流する構造では、風
呂の水抜き時のように、大量の汚水が一時に浄化槽内に
流入した場合には、処理水も大量に放流されるため、沈
殿槽のSSが流出して、処理水の水質が悪化するという
問題がある。
に、流入水の量に応じて処理水を放流する構造では、風
呂の水抜き時のように、大量の汚水が一時に浄化槽内に
流入した場合には、処理水も大量に放流されるため、沈
殿槽のSSが流出して、処理水の水質が悪化するという
問題がある。
【0005】そこで、この発明は、浄化槽内に一時に汚
水が大量に流入しても、放流する処理水の量が一定にな
るようにして、沈殿槽のSSの流出を防止し、処理水の
水質を安定化しようとするものである。
水が大量に流入しても、放流する処理水の量が一定にな
るようにして、沈殿槽のSSの流出を防止し、処理水の
水質を安定化しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、槽本体内を、流入口側から放流口側
に向かって嫌気ろ床槽、接触ばっ気槽、沈殿槽および消
毒槽に区分し、流入口と放流口との高低差により、流入
口から流入した汚水を順次上記各槽を通過させて浄化
し、処理水を放流口から放流する浄化槽において、上記
嫌気ろ床槽と接触ばっ気槽とを仕切る隔壁の上部に移流
口を形成し、上記嫌気ろ床槽の水面に、上部が水面上に
突出する状態で筒状のフロートを浮かせ、この筒状のフ
ロートの水面下に位置する部分の上下に、流出口と流入
口を所定間隔をあけて設け、上記筒状のフロートの流出
口と上記隔壁の移流口とをフレキシブルチューブを介し
て連結したものである。
めに、この発明は、槽本体内を、流入口側から放流口側
に向かって嫌気ろ床槽、接触ばっ気槽、沈殿槽および消
毒槽に区分し、流入口と放流口との高低差により、流入
口から流入した汚水を順次上記各槽を通過させて浄化
し、処理水を放流口から放流する浄化槽において、上記
嫌気ろ床槽と接触ばっ気槽とを仕切る隔壁の上部に移流
口を形成し、上記嫌気ろ床槽の水面に、上部が水面上に
突出する状態で筒状のフロートを浮かせ、この筒状のフ
ロートの水面下に位置する部分の上下に、流出口と流入
口を所定間隔をあけて設け、上記筒状のフロートの流出
口と上記隔壁の移流口とをフレキシブルチューブを介し
て連結したものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、嫌気ろ床槽から接触ばっ気
槽への汚水の流入は、筒状のフロートの下部の流入口か
ら上部の流出口、フレキシブルチューブ、隔壁の移送口
を経て行われる。
槽への汚水の流入は、筒状のフロートの下部の流入口か
ら上部の流出口、フレキシブルチューブ、隔壁の移送口
を経て行われる。
【0008】上記筒状のフロートは、嫌気ろ床槽の水面
に浮いており、嫌気ろ床槽の水位が上昇すると、筒状の
フロートも上昇するので、水面から筒状のフロートの流
出口までの距離は常に一定に保たれる。したがって、嫌
気ろ床槽内に流入する汚水の量が一時的に増加して、嫌
気ろ床槽内の水位が上昇しても、筒状のフロートの下部
の流入口から流入して上部の流出口から流出し、次いで
フレキシブルチューブを介して移送口から接触ばっ気槽
へ流入する汚水の量が一定となる。
に浮いており、嫌気ろ床槽の水位が上昇すると、筒状の
フロートも上昇するので、水面から筒状のフロートの流
出口までの距離は常に一定に保たれる。したがって、嫌
気ろ床槽内に流入する汚水の量が一時的に増加して、嫌
気ろ床槽内の水位が上昇しても、筒状のフロートの下部
の流入口から流入して上部の流出口から流出し、次いで
フレキシブルチューブを介して移送口から接触ばっ気槽
へ流入する汚水の量が一定となる。
【0009】この後、沈殿槽および消毒槽を経て、放流
口から放流される処理水の量が一定となるので、沈殿槽
のSSの流出が防止されると共に、処理水の水質が安定
化する。
口から放流される処理水の量が一定となるので、沈殿槽
のSSの流出が防止されると共に、処理水の水質が安定
化する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1に示す浄化槽は、槽本体1の一端と他
端に、流入口2と放流口3を設け、流入口2を放流口3
よりも高い位置に設けている。
端に、流入口2と放流口3を設け、流入口2を放流口3
よりも高い位置に設けている。
【0012】上記槽本体1内は、流入口2側から放流口
3側に向かって、嫌気ろ床槽第1室4、嫌気ろ床槽第2
室5、接触ばっ気槽6、沈殿槽7および消毒槽8に区分
されており、流入口2と放流口3との高低差により、流
入口2から流入した汚水が順次各槽を通過して浄化さ
れ、浄化された処理水が放流口3から放流されるように
なっている。
3側に向かって、嫌気ろ床槽第1室4、嫌気ろ床槽第2
室5、接触ばっ気槽6、沈殿槽7および消毒槽8に区分
されており、流入口2と放流口3との高低差により、流
入口2から流入した汚水が順次各槽を通過して浄化さ
れ、浄化された処理水が放流口3から放流されるように
なっている。
【0013】上記嫌気ろ床槽第1室4には、格子ネット
状の接触材9が収容されている。また、上記嫌気ろ床槽
第2室5には、偏平球状の接触材10が収容されてい
る。
状の接触材9が収容されている。また、上記嫌気ろ床槽
第2室5には、偏平球状の接触材10が収容されてい
る。
【0014】上記嫌気ろ床槽第1室4と嫌気ろ床槽第2
室5との間は、槽壁11によって仕切られている。
室5との間は、槽壁11によって仕切られている。
【0015】上記槽壁11の前後には、嫌気ろ床槽第1
室4と嫌気ろ床槽第2室5の底部との間にそれぞれ所定
の間隔をあけて移流管12、13が設けられており、嫌
気ろ床槽第1室4に流入した汚水は、下降流で接触材9
を通過し、それから上昇流で移流管12を通過して、槽
壁11を超えて下降流で移流管13を通過し、それか
ら、上昇流で嫌気ろ床槽第2室5の接触材10を通過す
るようになっている。
室4と嫌気ろ床槽第2室5の底部との間にそれぞれ所定
の間隔をあけて移流管12、13が設けられており、嫌
気ろ床槽第1室4に流入した汚水は、下降流で接触材9
を通過し、それから上昇流で移流管12を通過して、槽
壁11を超えて下降流で移流管13を通過し、それか
ら、上昇流で嫌気ろ床槽第2室5の接触材10を通過す
るようになっている。
【0016】上記嫌気ろ床槽第2室5と接触ばっ気槽6
との間は、隔壁14によって仕切られ、この隔壁14の
上部に、嫌気ろ床槽第2室5の汚水を接触ばっ気槽6に
導く移流口15が形成されている。
との間は、隔壁14によって仕切られ、この隔壁14の
上部に、嫌気ろ床槽第2室5の汚水を接触ばっ気槽6に
導く移流口15が形成されている。
【0017】上記移流口15の嫌気ろ床槽第2室5側に
は、フレキシブルチューブ16を介して筒状のフロート
17が連結されている。
は、フレキシブルチューブ16を介して筒状のフロート
17が連結されている。
【0018】上記フロート17は、下部筒18と上部筒
19とからなり、上記下部筒18の下端には、脚板20
が設置され、嫌気ろ床槽第2室5内の水位が定常水位の
状態のときに、脚板20が接触材10の上に乗って、フ
ロート17が倒れないようになっている。
19とからなり、上記下部筒18の下端には、脚板20
が設置され、嫌気ろ床槽第2室5内の水位が定常水位の
状態のときに、脚板20が接触材10の上に乗って、フ
ロート17が倒れないようになっている。
【0019】上記フロート17には、発泡スチロール等
の浮き部材21が取付けられており、嫌気ろ床槽第2室
5の水が定常水位よりも上昇すると、上部筒19の上部
が水面上に突出する状態で浮くようになっている。
の浮き部材21が取付けられており、嫌気ろ床槽第2室
5の水が定常水位よりも上昇すると、上部筒19の上部
が水面上に突出する状態で浮くようになっている。
【0020】上記フロート17の下部筒18の側面に
は、流入口22が形成されている。また、上記フロート
17の上部筒19の水面下に位置する部分には、流出口
23が形成されている。
は、流入口22が形成されている。また、上記フロート
17の上部筒19の水面下に位置する部分には、流出口
23が形成されている。
【0021】したがって、嫌気ろ床槽第2室5の水位が
上昇し、フロート17の流出口23が、嫌気ろ床槽第2
室5と接触ばっ気槽6とを仕切る隔壁14の移流口15
よりも高くなると、嫌気ろ床槽第2室5の汚水が、フロ
ート17の流入口22、流出口23、フレキシブルチュ
ーブ16、移送口15を経て、接触ばっ気槽6へと流出
する。
上昇し、フロート17の流出口23が、嫌気ろ床槽第2
室5と接触ばっ気槽6とを仕切る隔壁14の移流口15
よりも高くなると、嫌気ろ床槽第2室5の汚水が、フロ
ート17の流入口22、流出口23、フレキシブルチュ
ーブ16、移送口15を経て、接触ばっ気槽6へと流出
する。
【0022】ところで、風呂の水抜き時のように、一時
に大量の汚水が、流入口2から嫌気ろ床槽第1室4に流
入した場合、嫌気ろ床槽第1室4と嫌気ろ床槽第2室5
の水位が急激に上昇するが、嫌気ろ床槽第2室5から接
触ばっ気槽6へは、上記フロート17によって流量調整
され、一定量しか汚水が流出しない。
に大量の汚水が、流入口2から嫌気ろ床槽第1室4に流
入した場合、嫌気ろ床槽第1室4と嫌気ろ床槽第2室5
の水位が急激に上昇するが、嫌気ろ床槽第2室5から接
触ばっ気槽6へは、上記フロート17によって流量調整
され、一定量しか汚水が流出しない。
【0023】即ち、嫌気ろ床槽第2室5の水位が上昇し
ても、水面に浮くフロート17はそれに伴って上昇する
ので、水面からフロート17の流出口23までの距離が
常に一定に保たれ、流出口23から移流口15へ流出す
る汚水の量が一定となる。
ても、水面に浮くフロート17はそれに伴って上昇する
ので、水面からフロート17の流出口23までの距離が
常に一定に保たれ、流出口23から移流口15へ流出す
る汚水の量が一定となる。
【0024】上記フロート17の流出口23には、貫通
孔を有するキャップ24が被せられ、このキャップ24
と流出口23との間には、図4の(a)〜(d)に示す
ように種々の大きさの貫通孔を有する流量調整リング2
5が嵌められ、この流量調整リング25の貫通孔の大き
さを変えることによって、流出口23から流出する汚水
の量を調節することができる。
孔を有するキャップ24が被せられ、このキャップ24
と流出口23との間には、図4の(a)〜(d)に示す
ように種々の大きさの貫通孔を有する流量調整リング2
5が嵌められ、この流量調整リング25の貫通孔の大き
さを変えることによって、流出口23から流出する汚水
の量を調節することができる。
【0025】上記フロート17の上方の槽本体1には、
マンホール26が設けられ、このマンホール26からフ
ロート17の内部が点検できるようになっている。ま
た、フロート17の流出口23に異物が詰まった場合に
は、このマンホール26から異物を除去できるようにな
っている。
マンホール26が設けられ、このマンホール26からフ
ロート17の内部が点検できるようになっている。ま
た、フロート17の流出口23に異物が詰まった場合に
は、このマンホール26から異物を除去できるようにな
っている。
【0026】上記フロート17の脚板20が嫌気ろ床槽
第2室5の接触材10の上面に位置する状態において、
フロート17の流出口23と槽本体1の流入口2との間
の高低差は、風呂の水抜き時等のピーク時にその水位が
流入口2の下方に位置するよに設計されている。また、
嫌気ろ床槽第2室5と接触ばっ気槽6とを仕切る隔壁1
4の上方には、ピーク時の設計水位を超える水位上昇が
あった場合に、嫌気ろ床槽第2室5の汚水を接触ばっ気
槽6に流出させる連通口27を設けている。
第2室5の接触材10の上面に位置する状態において、
フロート17の流出口23と槽本体1の流入口2との間
の高低差は、風呂の水抜き時等のピーク時にその水位が
流入口2の下方に位置するよに設計されている。また、
嫌気ろ床槽第2室5と接触ばっ気槽6とを仕切る隔壁1
4の上方には、ピーク時の設計水位を超える水位上昇が
あった場合に、嫌気ろ床槽第2室5の汚水を接触ばっ気
槽6に流出させる連通口27を設けている。
【0027】次に、上記接触ばっ気槽6には、格子ネッ
ト状の接触材28と散気管29が収容されている。ま
た、上記接触ばっ気槽6には、エアリフトポンプ30が
設置され、接触ばっ気槽6の汚水が一部、嫌気ろ床槽第
1室4の上部に返送され、汚水の循環により処理効率が
高められている。図1において、符号37は逆洗管を示
し、32は返送管を示している。
ト状の接触材28と散気管29が収容されている。ま
た、上記接触ばっ気槽6には、エアリフトポンプ30が
設置され、接触ばっ気槽6の汚水が一部、嫌気ろ床槽第
1室4の上部に返送され、汚水の循環により処理効率が
高められている。図1において、符号37は逆洗管を示
し、32は返送管を示している。
【0028】上記接触ばっ気槽6と沈殿槽7とは、底部
で連通している。
で連通している。
【0029】上記消毒槽8は、沈殿槽7の上部に設置さ
れ、消毒槽8には、薬剤筒33が設置されている。
れ、消毒槽8には、薬剤筒33が設置されている。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明の浄化槽は、槽
内に一時に汚水が大量に流入しても、放流する処理水の
量が一定に保たれるため、沈殿槽のSSの流出が防止さ
れ、浄化反応が安定化すると共に、処理水の水質が悪化
しない。
内に一時に汚水が大量に流入しても、放流する処理水の
量が一定に保たれるため、沈殿槽のSSの流出が防止さ
れ、浄化反応が安定化すると共に、処理水の水質が悪化
しない。
【図1】この発明に係る浄化槽の一例を示す概略断面図
【図2】同上の要部を示す一部縦断正面図
【図3】フロートの分解平面図
【図4】(a)(b)(c)(d)は流量調整リングの
例を示す平面図
例を示す平面図
1 槽本体 2 流入口 3 放流口 4 嫌気ろ床槽第1室 5 嫌気ろ床槽第2室 6 接触ばっ気槽 7 沈殿槽 8 消毒槽 9、10 接触材 11 槽壁 12、13 移流管 14 隔壁 15 移流口 16 フレキシブルチューブ 17 フロート 18 下部筒 19 上部筒 20 脚板 21 浮き部材 22 流入口 23 流出口 24 キャップ 25 流量調整リング 26 マンホール 27 連通口 28 接触材 29 散気管 30 エアリフトポンプ 31 逆洗管 32 返送管 33 薬剤筒
Claims (1)
- 【請求項1】 槽本体内を、流入口側から放流口側に向
かって嫌気ろ床槽、接触ばっ気槽、沈殿槽および消毒槽
に区分し、流入口と放流口との高低差により、流入口か
ら流入した汚水を順次上記各槽を通過させて浄化し、処
理水を放流口から放流する浄化槽において、上記嫌気ろ
床槽と接触ばっ気槽とを仕切る隔壁の上部に移流口を形
成し、上記嫌気ろ床槽の水面に、上部が水面上に突出す
る状態で筒状のフロートを浮かせ、この筒状のフロート
の水面下に位置する部分の上下に、流出口と流入口を所
定間隔をあけて設け、上記筒状のフロートの流出口と上
記隔壁の移流口とをフレキシブルチューブを介して連結
したことを特徴とする浄化槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9422394A JPH07299478A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 浄化槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9422394A JPH07299478A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 浄化槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07299478A true JPH07299478A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14104323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9422394A Pending JPH07299478A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 浄化槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07299478A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005028262A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Clean Tec Kk | 越流堰およびそれを使った処理装置 |
KR100557677B1 (ko) * | 2001-11-24 | 2006-03-10 | 주식회사 타 셋 | 수처리장 원형 침전지의 스컴 흡입 장치 |
-
1994
- 1994-05-06 JP JP9422394A patent/JPH07299478A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100557677B1 (ko) * | 2001-11-24 | 2006-03-10 | 주식회사 타 셋 | 수처리장 원형 침전지의 스컴 흡입 장치 |
JP2005028262A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Clean Tec Kk | 越流堰およびそれを使った処理装置 |
JP4530628B2 (ja) * | 2003-07-10 | 2010-08-25 | クリーンテック株式会社 | 越流堰およびそれを使った処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |