JP4530628B2 - 越流堰およびそれを使った処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスポーザ等で粉砕された生ゴミ等の厨芥含有排水等を含む汚水を浄化する処理装置に設置され、装置内に一度に多量の汚水が流入しても、装置外に放流される処理水の量が一定になるように保つことができる越流堰に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移流方向に複数の処理槽が設けられ、最後部に沈殿槽を設けた排水処理装置では、流入口から流入した汚水を順次各処理槽を通過させて浄化し、最後部の沈殿槽の放流口から浄化処理済みの上澄水が槽外に放流されるように構成されている。
【0003】
したがって、一度に多量の汚水が流入すると、処理水も多量に一度に放流されるため、沈殿槽で十分に時間をかけて処理できずに浮遊物質も流出し、処理水の水質が悪化する原因となっている。
そこで、別途に水位を調整するための調整槽を設けた排水処理装置もあるが、調整槽では臭気の発生や油脂分の蓄積が著しく、頻繁に清掃の必要があると共に装置も大型化する問題があった。
【0004】
これ等の問題点を解決するため、従来特開平7ー299478号の浄化槽が提案されている。
この浄化槽は、嫌気ろ床槽に流量調整装置を備えたものであって、筒状のフロートの水面下に位置する部分の上下に、流出口と流入口を所定間隔をあけて設け、水面下に位置する部分の処理水を接触曝気槽へ移流するもので、最終の処理工程である沈殿槽の最上部の上澄水を放流するものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記点より本発明は、ディスポーザ等で粉砕された生ゴミ等の厨芥含有排水等を含む汚水を浄化する処理装置の処理槽に設置され、装置内に一度に多量の汚水が流入しても、処理槽から槽外に放流される処理水の量が一定になるように保つことができると共に、放流される処理水は装置の最終処理工程である処理槽又は沈殿槽の最上部の上澄水のみで、浮遊物質の流出がないので水質の悪化の恐れがなく、環境の保全を図ることができる越流堰およびそれを使った処理装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の本発明越流堰は、複数の処理槽が設けられた処理装置に設置される越流堰であって、この越流堰は浮力調節可能なフロートを有し、堰本体は底板とこの底板に設けられた側壁とから成る枠状体で構成され、側壁の上端縁から切り欠いた凹部で形成された流入口が設けられると共に、堰本体の下部に流出口を設け、前記流出口と処理装置本体に設けた放流口とを連結するパイプが設けられており、フロートの浮力を調整することにより、流入口の一部が水面下に常に位置するようになっていることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成とすることにより、沈殿槽でフロートにより浮いている堰本体の浮き具合をフロートを調節して堰本体の側壁の上端縁から切り欠いた凹部で形成された流入口から水面の最上部の上澄水を集水できるように浮力調節し、上澄水を堰本体の流入口から流出口、パイプを経て処理装置本体の放流口から外部へ放流する。
【0008】
そして、装置内に一度に多量の処理水が流入し、処理槽の水位が上昇すると、フロートにより堰本体も上昇し、堰本体の流入口と水面の距離は常に一定なので、流入口から流入する処理水の量は変わらず、堰本体の流出口からパイプを経て処理槽の放流口から放流される処理水の量を一定に保つことができると共に、最上部の上澄水のみが放流される。この時、総ての処理槽の水位が上昇し、調整槽としての作用をする。
【0009】
次に、請求項記載の本発明越流堰は、請求項に記載の越流堰において、フロートは重錘体の出し入れ口を有する中空容器であることを特徴とするものである。
【0010】
このような構成とすることにより、中空容器内の重錘体を加減することで浮力調節し、堰本体の浮き具合を調節する。
【0011】
次に、請求項記載の本発明越流堰は、請求項1または2に記載の越流堰において、パイプは可撓性パイプであることを特徴とするものである。
【0012】
このような構成とすることにより、パイプは自在に屈曲するので越流堰は自由に昇降できる。
【0013】
次に、請求項記載の本発明越流堰は、請求項記載の越流堰において、可撓性パイプは異なる口径の可撓性パイプと取り換え可能となっていることを特徴とするものである。
【0014】
このような構成とすることにより、処理槽から放流される排水量を調整できる。
【0015】
次に、請求項5記載の本発明越流堰は、請求項1からのいずれかに記載の越流堰において、堰本体がいずれかの処理槽に所定の距離を昇降可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0016】
このような構成とすることにより、堰本体は処理槽内での上昇及び下降が規制される。
【0017】
次に、請求項記載の本発明越流堰は、請求項1または2に記載の越流堰において、パイプは一端が処理装置本体の放流口に連結し、他端が下方から垂直に上向きに配設された固定パイプと、この固定パイプの他端にスライド可能に下端が挿通され、上端が堰本体の流出口に連結するスライドパイプから成ることを特徴とするものである。
【0018】
このような構成とすることにより、越流堰はスライドパイプと共に水平を維持しつつ昇降する。
【0019】
次に、請求項記載の本発明越流堰は、請求項記載の越流堰において、スライドパイプは異なる口径のスライドパイプと取り換え可能となっていることを特徴とするものである。
【0020】
このような構成とすることにより、処理装置本体から放流される排水量を調整できる。
【0021】
次に、請求項記載の本発明処理装置は、移流方向に複数の処理槽を設け、最後の処理槽に設けた放流口に請求項1からのいずれかに記載の越流堰を連結したことを特徴とするものである。
【0022】
本発明は、請求項1からの越流堰を備えている処理装置にも関する。そして最終処理工程の浄化された処理水が装置外へ放流されるので、水質の悪化を防止できる。
【0023】
次に、請求項記載の本発明処理装置は、請求項記載の処理装置において、最後の処理槽が沈殿槽であることを特徴とするものである。
【0024】
このような構成とすることで、沈殿槽の最上部の上澄水が放流されるので、浮遊物質の流出がなく、水質の悪化を防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明越流堰を排水処理装置に使用した状態を示す断面図、図2は同上の部分拡大断面図、図3は同上の越流堰の斜視図である。
【0026】
図1及び図3において、図中1は処理装置本体Aの移流方向の上流側で最前部に設けた無機分離槽であり、この無機分離槽1から下流側に好気可溶化槽2、好気ろ床槽3、沈殿槽4の順に配設されている。
【0027】
そして、無機分離槽1に汚水供給管5が連結する流入口6が設けられ、無機分離槽1内で比重の大きな貝殻、卵の殻等を分離し貯留すると共に、好気可溶化槽2との仕切り壁7に流入口6より低い位置に移流口8が設けられ、この移流口8から無機分離槽1の処理水は好気可溶化槽2に流入する。
又、好気可溶化槽2と好気ろ床槽3との仕切り壁9に移流口8より低い位置に移流口10が設けられ、この移流口10から好気可溶化槽2の処理水は好気ろ床槽3に下向流で流入する。
【0028】
又、好気ろ床槽3と沈殿槽4との仕切り壁11の下部に移流口12が設けられ、この移流口12から好気ろ床槽3の処理水は沈殿槽4に上向流で流入する。
又、沈殿槽4の壁面に好気可溶化槽2と好気ろ床槽3との仕切り壁9の移流口10より低い位置に槽外に通じる放流口13が設けられている。
【0029】
14は、好気可溶化槽2及び好気ろ床槽3の底部に設けた散気分配装置であり、装置外に設けたブロワー15により供給管16を経て空気又は純粋な酸素が各槽内に供給される。これにより、好気可溶化槽2内で曝気旋回流で生ゴミ等を摩耗させ可溶化する。
【0030】
17は好気ろ床槽3内に設置したろ床であり、ろ床17に汚水中の有機不純物を好気分解する好気性微生物が担持された浮上性を有する担体が充填されている。
この担体は、ろ床17の上部及び下部に担体の流出を阻止する大きさの網目を有する網状体が横設されていることにより、ろ床17から流出することが防止されている。
これにより、好気ろ床槽3内で担体に担持された好気性微生物で脱臭と水質浄化を行う。
【0031】
本発明越流堰は、上記装置本体Aの沈殿槽4に設置されている。そして、堰本体20は可撓性パイプ21を介して沈殿槽4の放流口13と連結している。
堰本体20は方形の筒状の枠状体22に形成され、この枠状体22は一方の対向する側壁23aの上端縁から三角形に切り欠いた凹部からなる流入口24が対向して形成され、この両方の流入口24の下方で側壁23a間に長方形のフラットな底板25が掛け渡され、この底板25の中央部に流出口26が設けられている。
【0032】
そして、堰本体20の底板25の両側部と枠状体22の側壁23b間にフロートである繊維強化プラスチック等で形成した中空容器27が固設されている。
この中空容器27の上部に着脱可能なキャップ28を有する水等の液体、又は砂等の粒体或いは固形物等の重錘体の出し入れ口29が設けられ、内部に入れる重錘体を加減することにより、浮力調節を行う。
フロートである中空容器27の浮力を調整することにより、堰本体20の浮き具合が調整され、側壁の上端縁から三角形切り欠いた凹部で形成された流入口の一部が水面下に常に位置するようになっている。
これにより、堰本体20の流入口24から流入する水面の最上部の上澄水の一定の流入量を調節する。
【0033】
又、流入口24から越流した上澄水が流出する堰本体20の流出口26に、径違いの管継手30を介して、可撓性材から成る可撓性パイプ21の一端が連結している。
可撓性パイプ21の他端は、沈殿槽4の壁面31の放流口13に設けた水面上に突出したオーバフロー管32を有する排水管33に、径違いの管継手34を介して連結されている。
【0034】
又、可撓性パイプ21は両端の管継手30、34と共に外すことにより、異なる口径の可撓性パイプ21と取り換えが可能となっている。
これにより、沈殿槽4から槽外へ放流される排水量を調整することができる。
【0035】
又、オーバフロー管32は、沈殿槽4内の水位が最高位の設計水位を越えると、処理水はオーバフロー管32から排水管33を経て槽外へ放流されるようになっている。
【0036】
次に、このような構成を有する越流堰の作用を図面に基づき説明する。
先ず、中空容器27内に液体を入れ、堰本体20の流入口24から沈殿槽4の水面より最上部の上澄水の流入量を堰本体20の浮き具合を調節して決定する。
又、この流入量に見合った口径の可撓性パイプ21が堰本体20の流出口26と沈殿槽4の放流口13間に取り付けられている。
【0037】
これにより、沈殿槽4の水位が上昇し、堰本体20の流出口26が沈殿槽4の放流口13よりも高くなると、水面より最上部の上澄水が堰本体20の流入口24、流出口26、可撓性パイプ21、排水管32を経て槽外へ放流される。
【0038】
そして、厨芥含有排水の集水する朝、昼、夜の食事時等に一時に多量の汚水が汚水供給管5より処理装置本体Aの無機分離槽1に流入すると、好気可溶化槽2、好気ろ床槽3、沈殿槽4の水位が急激に上昇し、沈殿槽4内で堰本体20はフロートである中空容器27により浮上し、堰本体20の流入口24と水面との距離は常に一定に保たれるので、流出口26から可撓性パイプ21を経て放流口13から放流される上澄水の量が一定となる。
尚、装置内に一時に多量の汚水が流入された時は、沈殿槽4及び沈殿槽4より前の総ての槽の水位が上昇して、水位の調整槽としての機能を果たしている。
【0039】
次に、図4乃至図は本発明越流堰の他の実施の形態を示すものであり、図1乃至図3と相当する箇所にはそれと同一符号を付してある。
図4に示す越流堰は、堰本体20がフラットな方形の底板25の中央部に流出口26が設けられ、この流出口26を囲んで方形の枠状体22が立設され、この枠状体22の一方の対向する側壁23aの上端縁に三角形に切り欠かれた流入口24が形成されている。
そして、底板25の長手方向の両側に方形の孔25aが穿設され、この孔25aにフロートである中空容器27が上方部を底板25から突出させて固設されている。
【0040】
次に、図5に示す越流堰は、堰本体20がフラットな方形の底板25の側端寄りに流出口26が設けられると共に、底板25の周囲に側壁23が立設され、一方の対向する側壁23aの上端縁に波形の流入口24が形成され、他方の対向する側壁23bの上端縁に四角形に切り欠かれた流入口24が二箇所ずつ形成された枠状体22となっている。
【0041】
そして、底板25の中央部に方形の孔25aが穿設され、この孔25aの内周縁に方形の筒体35が固設され、この筒体35の内側の両側にフロートである中空容器27が固設されている。
【0042】
次に、図に示す越流堰は、堰本体20が沈殿槽4の壁面に取り付けられるもので、堰本体20に設けたフロートである中空容器27の底部に取り付け板38が垂設され、この取り付け板38に平行な二本の連結杆39の一端が回動可能に枢着40されると共に、連結杆39の他端が沈殿槽4の壁面に固着されるL形の取り付けブラケット41の一方の片に回動可能に枢着42されている。
これにより、堰本体20は浮力で連結杆39の移動距離を昇降し、上限及び下限が規制される。
【0043】
次に、図に示す越流堰は、パイプを可撓性パイプ21に変え、硬質合成樹脂等の硬質材から成る固定パイプ43とスライドパイプ44から形成されている。 固定パイプ43は管継手45で連結されて略U字形に形成され、この固定パイプ43の一端は、放流口13に設けた排水管33に径違いの管継手46を介して連結され、下方から垂直に上向きに配設された垂直部43aを有する他端にスライドパイプ44の下端がスライド可能に挿通されている。
【0049】
スライドパイプ44の上端は、径違いの管継手47を介して堰本体20の流出口26に連結している。
これにより、堰本体20は固定パイプ43の垂直部43aをガイドとして水平状態を維持して昇降する。
【0050】
又、固定パイプ43の垂直部43aの上部の外周に螺子部43bが設けられ、この螺子部43bにユニオン48が螺合し、このユニオン48の内側と固定パイプ43の上端面間に固定パイプ43の上端面の間隙から処理水の浸入を防ぐリング状の管径調節用アダプター49が介在されている。
【0051】
この管径調節用アダプター49は、スライドパイプ44を異なる口径のスライドパイプ44と取り換えた時に、それと対応したリング径の管径調節用アダプター49に取り換える。
スライドパイプ44の取り換えは、管継手47と共に外すことにより、異なる口径のスライドパイプ44と取り換えが可能となっている。
これにより、沈殿槽4から槽外へ放流される排水量を調整することができる。
【0052】
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、処理装置本体Aの構成及び堰本体20の枠状体22や底板25の形状、流入口24の形状や数を変更できることは勿論である。又フロートの浮力調節も上記構成に限定されるものではない。
【0053】
【発明の効果】
本発明に係る越流堰及び処理装置によれば、装置内に一度に多量の汚水が流入しても、槽外に放流される処理水の排水量が一定に保たれ、十分な時間を掛けて浄化でき、未浄化の汚水を放流することが防止される。
又、処理装置本体から外部へ放流される処理水は、装置の最終処理工程の槽又は沈殿槽の最上部の上澄水であるため、浮遊物質の流出がないので水質の悪化の恐れがなく、環境の保全に寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明越流堰の使用状態を示す処理装置の断面図である。
【図2】 本発明越流堰の使用状態を示す部分拡大断面図である。
【図3】 本発明越流堰の一実施の形態を示す斜視図である。
【図4】 本発明越流堰の一実施の形態を示す斜視図である。
【図5】 本発明越流堰の一実施の形態を示す斜視図である。
【図6】 本発明越流堰の一実施の形態を示す斜視図である。
【図7】 本発明越流堰の他の使用状態を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 無機分離槽
2 好気可溶化槽
3 好気ろ床槽
4 沈殿槽
13 放流口
20 堰本体
21 可撓性パイプ
22 枠状体
23 側壁
24 流入口
25 底板
26 流出口
27 中空容器
28 キャップ
29 出し入れ口
30、34 管継手
31 壁面
32 オーバフロー管
33 排水管
35 筒体
36 筒状体
37、38 取り付け板
39 連結杆
40、42 枢着
41 取り付けブラケット
43 固定パイプ
44 スライドパイプ
45 46、47 管継手
48 ユニオン

Claims (9)

  1. 複数の処理槽が設けられた処理装置に設置される越流堰であって、この越流堰は浮力調節可能なフロートを有し、堰本体は底板とこの底板に設けられた側壁とから成る枠状体で構成され、側壁の上端縁から切り欠いた凹部で形成された流入口が設けられると共に、堰本体の下部に流出口を設け、前記流出口と処理装置本体に設けた放流口とを連結するパイプが設けられており、
    フロートの浮力を調整することにより、流入口の一部が水面下に常に位置するようになっていることを特徴とする越流堰。
  2. フロートは重錘体の出し入れ口を有する中空容器であることを特徴とする請求項に記載の越流堰。
  3. パイプは可撓性パイプであることを特徴とする請求項1または2に記載の越流堰。
  4. 可撓性パイプは異なる口径の可撓性パイプと取り換え可能となっていることを特徴とする請求項記載の越流堰。
  5. 堰本体がいずれかの処理槽に所定の距離を昇降可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の越流堰。
  6. パイプは一端が処理装置本体の放流口に連結し、他端が下方から垂直に上向きに配設された固定パイプと、この固定パイプの他端にスライド可能に下端が挿通され、上端が堰本体の流出口に連結するスライドパイプから成ることを特徴とする請求項1または2に記載の越流堰。
  7. スライドパイプは異なる口径のスライドパイプと取り換え可能となっていることを特徴とする請求項記載の越流堰。
  8. 移流方向に複数の処理槽を設け、最後の処理槽に設けた放流口に請求項1からのいずれかに記載の越流堰を連結したことを特徴とする処理装置。
  9. 最後の処理槽が沈殿槽であることを特徴とする請求項記載の処理装置。
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