JPH07299316A - アラミド繊維濾過シート - Google Patents
アラミド繊維濾過シートInfo
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- JPH07299316A JPH07299316A JP7106282A JP10628295A JPH07299316A JP H07299316 A JPH07299316 A JP H07299316A JP 7106282 A JP7106282 A JP 7106282A JP 10628295 A JP10628295 A JP 10628295A JP H07299316 A JPH07299316 A JP H07299316A
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- aramid
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- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
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- D04H1/40—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties
- D04H1/42—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties characterised by the use of certain kinds of fibres insofar as this use has no preponderant influence on the consolidation of the fleece
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- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的小さい穴の寸法と穴の高度な一様性を
有するアラミド繊維濾過シートの提供。 【構成】 本発明のアラミド繊維濾過シートは、フュー
ドモナスディミヌタのようなバクテリヤに対して規定濃
度を低下させる。本発明は、小径のアラミド繊維を形成
する方法と、このような小径のアラミド繊維からアラミ
ド繊維濾過シートを形成する方法とを提供する。また、
本発明は、液体を本発明のアラミド繊維濾過シートに通
すことによって液体を処理する方法並びに、本発明のア
ラミド繊維濾過シートを組み込んだ濾過部材を提供す
る。
有するアラミド繊維濾過シートの提供。 【構成】 本発明のアラミド繊維濾過シートは、フュー
ドモナスディミヌタのようなバクテリヤに対して規定濃
度を低下させる。本発明は、小径のアラミド繊維を形成
する方法と、このような小径のアラミド繊維からアラミ
ド繊維濾過シートを形成する方法とを提供する。また、
本発明は、液体を本発明のアラミド繊維濾過シートに通
すことによって液体を処理する方法並びに、本発明のア
ラミド繊維濾過シートを組み込んだ濾過部材を提供す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維濾過シートに関す
る。特に、本発明は、ポリマー繊維シート、特にアラミ
ド繊維シートに関すると同時に、特にこのようなシート
によって濾過媒体を形成する方法に関する。
る。特に、本発明は、ポリマー繊維シート、特にアラミ
ド繊維シートに関すると同時に、特にこのようなシート
によって濾過媒体を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の繊維濾過シートは、ガラス、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステル及びアラミド
繊維から生成される。これらのシートは多くの適用、特
に多くの濾過に関する適用に適しているが、小さいミク
ロン及び準ミクロン級の粒状物質及び微生物を信頼性を
おけるように除去することはできない。これらの繊維シ
ートの厚さは、比較的大きい穴の大きさのシートを補償
するように厚くされるが、シートの流れ抵抗は著しく大
きくなる。十分に小さい穴の繊維濾過シートを準備する
ことができないということは、繊維濾過シートの穴の寸
法がこのようなシートを準備するために使用される繊維
の直径にある程度近い同じような十分に小さい寸法の直
径の繊維が手に入らないことによる。すなわち、一様な
小さい直径の繊維によって、一様な小さい寸法の繊維濾
過シートをさらに容易に準備することができるようにな
る。
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステル及びアラミド
繊維から生成される。これらのシートは多くの適用、特
に多くの濾過に関する適用に適しているが、小さいミク
ロン及び準ミクロン級の粒状物質及び微生物を信頼性を
おけるように除去することはできない。これらの繊維シ
ートの厚さは、比較的大きい穴の大きさのシートを補償
するように厚くされるが、シートの流れ抵抗は著しく大
きくなる。十分に小さい穴の繊維濾過シートを準備する
ことができないということは、繊維濾過シートの穴の寸
法がこのようなシートを準備するために使用される繊維
の直径にある程度近い同じような十分に小さい寸法の直
径の繊維が手に入らないことによる。すなわち、一様な
小さい直径の繊維によって、一様な小さい寸法の繊維濾
過シートをさらに容易に準備することができるようにな
る。
【0003】ポリエチレン及びポリプロピレンのような
多くの有機繊維は、約8μm以上の直径のステープルカ
ット繊維として利用可能であるが、ガラス繊維は0.2
5乃至4μmの直径で利用可能である。従って、ガラス
繊維は、非常に小さい粒状物質及びバクテリアを除去す
るには不十分な大きさの穴の寸法であるにもかかくわら
ず、小さい穴の寸法の繊維濾過シートを製造する際に選
択される材料である。
多くの有機繊維は、約8μm以上の直径のステープルカ
ット繊維として利用可能であるが、ガラス繊維は0.2
5乃至4μmの直径で利用可能である。従って、ガラス
繊維は、非常に小さい粒状物質及びバクテリアを除去す
るには不十分な大きさの穴の寸法であるにもかかくわら
ず、小さい穴の寸法の繊維濾過シートを製造する際に選
択される材料である。
【0004】ガラス繊維シートはポリマー繊維シートに
比較して望ましい小さい穴の大きさを提供することがで
きるが、ポリマー繊維シートと比較して多数の性能上の
欠点を有する。例えば、ガラス繊維シートは比較的にも
ろく、取り扱いは極端に注意深く行う必要がある。その
結果、ガラス繊維シートは、特に小さい半径のフィルタ
部材を準備する際に、濾過性能を低下させずシートに割
れを生じることなくフィルタ部材を波形に変換すること
は困難である。またガラス繊維シートのもろさは、シー
トを通って流体が周期的に強く当たるとき、シートを破
壊する恐れがある。さらにガラス繊維シートは、大きい
化学的及び熱的な反応を受ける。例えば、ガラスはアル
カリ性の環境で劣化するので、このような環境には適さ
ない。さらに、ガラス繊維は、化学的な劣化を受ける結
合樹脂を使用して準備しなければならず、これは性能に
悪影響を与え、リーチングを通じて汚染源になる可能性
がある。
比較して望ましい小さい穴の大きさを提供することがで
きるが、ポリマー繊維シートと比較して多数の性能上の
欠点を有する。例えば、ガラス繊維シートは比較的にも
ろく、取り扱いは極端に注意深く行う必要がある。その
結果、ガラス繊維シートは、特に小さい半径のフィルタ
部材を準備する際に、濾過性能を低下させずシートに割
れを生じることなくフィルタ部材を波形に変換すること
は困難である。またガラス繊維シートのもろさは、シー
トを通って流体が周期的に強く当たるとき、シートを破
壊する恐れがある。さらにガラス繊維シートは、大きい
化学的及び熱的な反応を受ける。例えば、ガラスはアル
カリ性の環境で劣化するので、このような環境には適さ
ない。さらに、ガラス繊維は、化学的な劣化を受ける結
合樹脂を使用して準備しなければならず、これは性能に
悪影響を与え、リーチングを通じて汚染源になる可能性
がある。
【0005】従って、比較的小さい穴、好ましくは、繊
維シートを通る合理的な流れ抵抗で準ミクロン級の粒
子、特にバクテリアを除去するのに十分に小さい穴を備
えた繊維濾過シートが必要になる。このような繊維濾過
シートは、産業的な濾過処理で行われるパルシングのよ
うな濾過条件に耐えるために高係数及び十分な進展性を
有することが好ましい。このような繊維濾過シートの取
り扱い特性は、シートを濾過性能に影響するようにシー
トを損傷しないように濾過部材を波形構造に変換するこ
とができるようでなければならない。高温抵抗及び化学
的な安定性はこのような繊維濾過シートの有効で望まし
い他の特徴である。
維シートを通る合理的な流れ抵抗で準ミクロン級の粒
子、特にバクテリアを除去するのに十分に小さい穴を備
えた繊維濾過シートが必要になる。このような繊維濾過
シートは、産業的な濾過処理で行われるパルシングのよ
うな濾過条件に耐えるために高係数及び十分な進展性を
有することが好ましい。このような繊維濾過シートの取
り扱い特性は、シートを濾過性能に影響するようにシー
トを損傷しないように濾過部材を波形構造に変換するこ
とができるようでなければならない。高温抵抗及び化学
的な安定性はこのような繊維濾過シートの有効で望まし
い他の特徴である。
【0006】本発明は、特に濾過の適用において、この
ような繊維シート並びに繊維濾過シートを準備し、使用
する方法を提供する。本発明のこれら及び他の目的は発
明の詳細な説明から明らかになる。
ような繊維シート並びに繊維濾過シートを準備し、使用
する方法を提供する。本発明のこれら及び他の目的は発
明の詳細な説明から明らかになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも約
50インチ(127センチメートル)の水柱(約12k
Pa)、好ましくは、約100インチ(254センチメ
ートル)の水柱(約25kPa)の第1のバブルポイン
トを有するアラミド繊維濾過シートを提供する。このア
ラミド濾過シートは、第1のバブルポイントに対する1
500cc/分のバブルポイントの比が2またはそれ以
下であることが好ましい。第1のバブルポイントと15
00cc/分のバブルポイントは、シートの穴の寸法を
示し、これらの比は穴の非一様性及びシートの小さい寸
法の穴の配分を表す。本発明のアラミド繊維の濾過シー
トは、矛盾がなく規定濃度の低下が予期できるように準
備することができる。従って、本発明のアラミド繊維濾
過シートは、制御された方法で望ましい規定濃度の低下
の範囲を提供することができる。本発明のアラミド繊維
濾過シートは、シュードモナスディミヌタに対して少な
くとも約105及び好ましくは少なくとも約108または
1010の規定濃度の低下があることを特徴とする。従っ
て、本発明のアラミド繊維濾過シートは、液体からすべ
てのバクテリアを除去することができるように形成する
ことができる。
50インチ(127センチメートル)の水柱(約12k
Pa)、好ましくは、約100インチ(254センチメ
ートル)の水柱(約25kPa)の第1のバブルポイン
トを有するアラミド繊維濾過シートを提供する。このア
ラミド濾過シートは、第1のバブルポイントに対する1
500cc/分のバブルポイントの比が2またはそれ以
下であることが好ましい。第1のバブルポイントと15
00cc/分のバブルポイントは、シートの穴の寸法を
示し、これらの比は穴の非一様性及びシートの小さい寸
法の穴の配分を表す。本発明のアラミド繊維の濾過シー
トは、矛盾がなく規定濃度の低下が予期できるように準
備することができる。従って、本発明のアラミド繊維濾
過シートは、制御された方法で望ましい規定濃度の低下
の範囲を提供することができる。本発明のアラミド繊維
濾過シートは、シュードモナスディミヌタに対して少な
くとも約105及び好ましくは少なくとも約108または
1010の規定濃度の低下があることを特徴とする。従っ
て、本発明のアラミド繊維濾過シートは、液体からすべ
てのバクテリアを除去することができるように形成する
ことができる。
【0008】また、本発明は、本発明のアラミド繊維濾
過シートの構造に使用されるアラミド繊維を除去する方
法を提供する。特に、本発明は、液体内にアラミド繊維
を分散する段階と、アラミド繊維の平均直径を小さくす
るのに十分な状態の下に機械的な分散を行う段階とを有
する。また、本発明は、以下に説明するアラミド繊維の
直径を小さくする段階と、小さい直径アラミド繊維並び
にこのようなアラミド繊維濾過シートから形成された濾
過部材からアラミド繊維濾過シートを形成する段階とを
有する、アラミド繊維濾過シートを形成する方法を有す
る。さらに本発明は、本発明のアラミド繊維濾過シート
に液体を通過させることによって液体を処理する方法を
提供する。
過シートの構造に使用されるアラミド繊維を除去する方
法を提供する。特に、本発明は、液体内にアラミド繊維
を分散する段階と、アラミド繊維の平均直径を小さくす
るのに十分な状態の下に機械的な分散を行う段階とを有
する。また、本発明は、以下に説明するアラミド繊維の
直径を小さくする段階と、小さい直径アラミド繊維並び
にこのようなアラミド繊維濾過シートから形成された濾
過部材からアラミド繊維濾過シートを形成する段階とを
有する、アラミド繊維濾過シートを形成する方法を有す
る。さらに本発明は、本発明のアラミド繊維濾過シート
に液体を通過させることによって液体を処理する方法を
提供する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【0010】本発明は、ガラス繊維シート及びポリマー
繊維シートの双方のシートの長所を有するがこれらのシ
ートの欠点のいずれも有さないアラミド繊維濾過シート
を提供する。最も小さい穴を有する濾過繊維シートは、
準ミクロンのガラス繊維から準備される。上述したよう
に、これらのガラス繊維は、穴が小さいと言う利点を有
するが、もろさを有すること、また種々の他の取り扱い
及び性能上の欠点がある。もっとも小さいポリマー繊維
濾過シートは、直径が数μmの繊維で溶融吹き付けによ
って成形され、このようなポリマー繊維シートは、ガラ
ス繊維シートより良好な取り扱い特性を有するが、従っ
て、このようなポリマー繊維シートは(比較的大きな繊
維の直径によって)比較的に大きな穴の大きさと、比較
的に小さい濾過性能を有するという欠点がある。本発明
は、ポリマー繊維濾過シート、特に、ポリマー繊維シー
トの利点を保持しながら、最も小さい穴を有するガラス
繊維シートの穴の大きさと少なくとも同じ程度小さい穴
の大きさを有するアラミド繊維濾過シートを提供する。
本発明のアラミド繊維濾過シートは、低い流れ抵抗及び
軽いシート重量及び非常に薄く、矛盾しない予測可能な
方法で繊維濾過シートにおいて未知の濾過性能とバブル
ポイントを有する。
繊維シートの双方のシートの長所を有するがこれらのシ
ートの欠点のいずれも有さないアラミド繊維濾過シート
を提供する。最も小さい穴を有する濾過繊維シートは、
準ミクロンのガラス繊維から準備される。上述したよう
に、これらのガラス繊維は、穴が小さいと言う利点を有
するが、もろさを有すること、また種々の他の取り扱い
及び性能上の欠点がある。もっとも小さいポリマー繊維
濾過シートは、直径が数μmの繊維で溶融吹き付けによ
って成形され、このようなポリマー繊維シートは、ガラ
ス繊維シートより良好な取り扱い特性を有するが、従っ
て、このようなポリマー繊維シートは(比較的大きな繊
維の直径によって)比較的に大きな穴の大きさと、比較
的に小さい濾過性能を有するという欠点がある。本発明
は、ポリマー繊維濾過シート、特に、ポリマー繊維シー
トの利点を保持しながら、最も小さい穴を有するガラス
繊維シートの穴の大きさと少なくとも同じ程度小さい穴
の大きさを有するアラミド繊維濾過シートを提供する。
本発明のアラミド繊維濾過シートは、低い流れ抵抗及び
軽いシート重量及び非常に薄く、矛盾しない予測可能な
方法で繊維濾過シートにおいて未知の濾過性能とバブル
ポイントを有する。
【0011】特に、本発明は、少なくとも約50インチ
(127センチメートル)の水柱(約12kPa)、好
ましくは、約100インチ(254センチメートル)の
水柱(約25kPa)、さらに好ましくは、少なくとも
約150インチ(381センチメートル)(約37kP
a)または200インチ(508センチメートル)(約
50kPa)の水柱、の第1のバブルポイントを有する
アラミド繊維濾過シートを提供する。
(127センチメートル)の水柱(約12kPa)、好
ましくは、約100インチ(254センチメートル)の
水柱(約25kPa)、さらに好ましくは、少なくとも
約150インチ(381センチメートル)(約37kP
a)または200インチ(508センチメートル)(約
50kPa)の水柱、の第1のバブルポイントを有する
アラミド繊維濾過シートを提供する。
【0012】本発明のアラミド繊維濾過シートは、第1
のバブルポイントに対して1500cc/分のバブルポ
イントの約2またはそれ以下の比、好ましくは、1.6
またはそれ以下の比を有することが好ましい。第1のバ
ブルポイント及び1500cc/分のバブルポイントの
双方は、シートの穴の寸法を示し、これらの比は穴の一
様性及びシートの小さい寸法の穴の配分を表す。
のバブルポイントに対して1500cc/分のバブルポ
イントの約2またはそれ以下の比、好ましくは、1.6
またはそれ以下の比を有することが好ましい。第1のバ
ブルポイント及び1500cc/分のバブルポイントの
双方は、シートの穴の寸法を示し、これらの比は穴の一
様性及びシートの小さい寸法の穴の配分を表す。
【0013】バブルポイントの測定は、ASTMF31
6−86に説明されているように実施され、第1のバブ
ルポイントは、アルコールで濡れたシートを通る最初の
泡を生じる適用圧力であり、1500cc/分のバブル
ポイントは、アルコールで濡れたシートに1500cc
/分で空気を通過させる際の適用圧力である。すなわ
ち、ここでシートを通過する空気流は、シートの穴から
すべてのアルコールウエッティング液体の排除を示す。
本発明を説明しそれを指示するためにここで説明したす
べてのバブルポイント値はウエッティング液として実験
室のグレードのエタノールを使用する方法で決定された
値である。
6−86に説明されているように実施され、第1のバブ
ルポイントは、アルコールで濡れたシートを通る最初の
泡を生じる適用圧力であり、1500cc/分のバブル
ポイントは、アルコールで濡れたシートに1500cc
/分で空気を通過させる際の適用圧力である。すなわ
ち、ここでシートを通過する空気流は、シートの穴から
すべてのアルコールウエッティング液体の排除を示す。
本発明を説明しそれを指示するためにここで説明したす
べてのバブルポイント値はウエッティング液として実験
室のグレードのエタノールを使用する方法で決定された
値である。
【0014】本発明のアラミド繊維濾過シートは、少な
くとも約50インチ(127センチメートル)の水柱
(約12kPa)、好ましくは、約100インチ(25
4センチメートル)の水柱(約25kPa)のガラス繊
維シートによって達成することができる。同様に、本発
明のアラミド繊維濾過シートは、少なくとも約100イ
ンチ(254センチメートル)の水柱(約25kPa)
の従来のアラミド繊維濾過シートによって達成すること
ができるものより高い1500cc/分のバブルポイン
トを有することが好ましく、さらに好ましくは、少なく
とも約200インチ(508センチメートル)の水柱
(約50kPa)、さらに好ましくは、少なくとも約3
00インチ(762センチメートル)の水柱(約75k
Pa)のガラス繊維シートによって達成することができ
るものより高いことが好ましい。本発明は従来のアラミ
ド繊維シートより大きい第1の1500cc/分のバブ
ルポイントを有するアラミド繊維濾過シートを準備する
ことが可能になる。
くとも約50インチ(127センチメートル)の水柱
(約12kPa)、好ましくは、約100インチ(25
4センチメートル)の水柱(約25kPa)のガラス繊
維シートによって達成することができる。同様に、本発
明のアラミド繊維濾過シートは、少なくとも約100イ
ンチ(254センチメートル)の水柱(約25kPa)
の従来のアラミド繊維濾過シートによって達成すること
ができるものより高い1500cc/分のバブルポイン
トを有することが好ましく、さらに好ましくは、少なく
とも約200インチ(508センチメートル)の水柱
(約50kPa)、さらに好ましくは、少なくとも約3
00インチ(762センチメートル)の水柱(約75k
Pa)のガラス繊維シートによって達成することができ
るものより高いことが好ましい。本発明は従来のアラミ
ド繊維シートより大きい第1の1500cc/分のバブ
ルポイントを有するアラミド繊維濾過シートを準備する
ことが可能になる。
【0015】本発明は、穴の一様性及び従来のアラミド
繊維シートの小さい穴の大きさの配分を維持しながら、
アラミド繊維濾過シートを提供することができる。特
に、本発明のアラミド繊維濾過シートは、1500cc
/分と第1のバブルポイントの約2以下の比を有し、さ
らに、約1.6またはそれ以下の比を有することが好ま
しい。
繊維シートの小さい穴の大きさの配分を維持しながら、
アラミド繊維濾過シートを提供することができる。特
に、本発明のアラミド繊維濾過シートは、1500cc
/分と第1のバブルポイントの約2以下の比を有し、さ
らに、約1.6またはそれ以下の比を有することが好ま
しい。
【0016】本発明のアラミド繊維濾過シートは、種々
の濾過処理で液体から微生物を除去することができる。
特に、本発明のアラミド濾過シートは、広範な濾過性能
を提供することができ、この濾過性能は、矛盾のない予
期可能な方法で合理的な厚さ及びシート重量でバブルポ
イントによって予測可能である。本発明のアラミド濾過
シートは、少なくとも105、好ましくは、約108、さ
らに最も好ましくは少なくとも1010の規定濃度の低下
を特徴とする。フュードモナスディミヌタは、最も小さ
く、高度に浸透する試験バクテリヤとして認識され、材
料による保持は、大部分の適用においてバクテリヤを絶
対的に除去する材料の性能の証拠である。従って、本発
明は、最も小さいバクテリヤに対しても「絶対的な」規
定濃度の低減(すなわち、>1010)を行うことができ
る。従って本発明は、繊維濾過シートに関する、通常達
成することができない小さい穴の大きさ及び除去性能を
呈する。
の濾過処理で液体から微生物を除去することができる。
特に、本発明のアラミド濾過シートは、広範な濾過性能
を提供することができ、この濾過性能は、矛盾のない予
期可能な方法で合理的な厚さ及びシート重量でバブルポ
イントによって予測可能である。本発明のアラミド濾過
シートは、少なくとも105、好ましくは、約108、さ
らに最も好ましくは少なくとも1010の規定濃度の低下
を特徴とする。フュードモナスディミヌタは、最も小さ
く、高度に浸透する試験バクテリヤとして認識され、材
料による保持は、大部分の適用においてバクテリヤを絶
対的に除去する材料の性能の証拠である。従って、本発
明は、最も小さいバクテリヤに対しても「絶対的な」規
定濃度の低減(すなわち、>1010)を行うことができ
る。従って本発明は、繊維濾過シートに関する、通常達
成することができない小さい穴の大きさ及び除去性能を
呈する。
【0017】このような規定濃度の低減は、合理的な厚
さ及び流れ抵抗の本発明のアラミド繊維濾過シートによ
って達成される。特に本発明のアラミド繊維濾過シート
は、約20ミル(約500μm)またはそれ以下、さら
に好ましくは、約10ミル(約250μm)、最も好ま
しくは、5乃至10ミル(約125乃至250μm)の
厚さを有する。本発明のアラミド繊維濾過シートは、約
200インチ(508センチメートル)の水柱(約50
kPa)またはそれ以下の空気流れ抵抗を有し、好まし
くは、約150インチ(381センチメートル)の水柱
(約37kPa)またはそれ以下、の空気流れ抵抗、さ
らに好ましくは、約100インチ(254センチメート
ル)の水柱(約25kPa)またはそれ以下、最も好ま
しくは、約50インチ(173センチメートル)の水柱
(約12kPa)またはそれ以下の空気流れ抵抗を有す
る本発明を説明し、図示するためにここで説明したすべ
ての空気流抵抗値(すなわち、圧力低下すなわちΔP)
は、米国特許第4,340,479号に説明した全体の
手順によって28ft/分(約8.5m/分)の空気の
流速を使用して決定される値を示す。
さ及び流れ抵抗の本発明のアラミド繊維濾過シートによ
って達成される。特に本発明のアラミド繊維濾過シート
は、約20ミル(約500μm)またはそれ以下、さら
に好ましくは、約10ミル(約250μm)、最も好ま
しくは、5乃至10ミル(約125乃至250μm)の
厚さを有する。本発明のアラミド繊維濾過シートは、約
200インチ(508センチメートル)の水柱(約50
kPa)またはそれ以下の空気流れ抵抗を有し、好まし
くは、約150インチ(381センチメートル)の水柱
(約37kPa)またはそれ以下、の空気流れ抵抗、さ
らに好ましくは、約100インチ(254センチメート
ル)の水柱(約25kPa)またはそれ以下、最も好ま
しくは、約50インチ(173センチメートル)の水柱
(約12kPa)またはそれ以下の空気流れ抵抗を有す
る本発明を説明し、図示するためにここで説明したすべ
ての空気流抵抗値(すなわち、圧力低下すなわちΔP)
は、米国特許第4,340,479号に説明した全体の
手順によって28ft/分(約8.5m/分)の空気の
流速を使用して決定される値を示す。
【0018】本発明のアラミド繊維濾過シートは、BE
Tガス吸収技術(アメリカ化学ソサエティジャーナル6
0)によって決定されるような、少なくとも約15m2
/g、好ましくは、少なくとも約20m2/gの表面積
を有することが好ましい。BET技術による繊維表面積
の測定は、適当に市販されている装置、例えばカンタク
ロー社の部品ナンバー74031(ステム)及び部品ナ
ンバー74030(マクロセル本体)によって実施する
ことができる。ここに示した表面積は、完全に形成され
たシートにBET技術を使用して実行される。
Tガス吸収技術(アメリカ化学ソサエティジャーナル6
0)によって決定されるような、少なくとも約15m2
/g、好ましくは、少なくとも約20m2/gの表面積
を有することが好ましい。BET技術による繊維表面積
の測定は、適当に市販されている装置、例えばカンタク
ロー社の部品ナンバー74031(ステム)及び部品ナ
ンバー74030(マクロセル本体)によって実施する
ことができる。ここに示した表面積は、完全に形成され
たシートにBET技術を使用して実行される。
【0019】本発明のアラミド繊維濾過シートは適切な
シート重量である。本発明のアラミド繊維濾過シートの
望ましいシート重量は、アラミド繊維濾過シートに対す
る特別の適用に依存して変化する。多くの適用におい
て、本発明のアラミド繊維濾過シートは、約10g/f
t2(110g/m2)以下のシート重量を有するが、約
5g/ft2(55g/m2)以下のシート重量、好まし
くは約4g/ft2(43g/m2)以下のシート重量、
さらに好ましくは約2g/ft2(22g/m2)以下の
シート重量を有する。本発明のアラミド繊維濾過シート
は、約1g/ft2(約11g/m2)未満のシート重量
を有し、このような濾過シートは、少なくとも約1g/
ft2(約11g/m2)、例えば1.5乃至3g/ft
2(約16乃至32g/m2)のシート重量を有する。
シート重量である。本発明のアラミド繊維濾過シートの
望ましいシート重量は、アラミド繊維濾過シートに対す
る特別の適用に依存して変化する。多くの適用におい
て、本発明のアラミド繊維濾過シートは、約10g/f
t2(110g/m2)以下のシート重量を有するが、約
5g/ft2(55g/m2)以下のシート重量、好まし
くは約4g/ft2(43g/m2)以下のシート重量、
さらに好ましくは約2g/ft2(22g/m2)以下の
シート重量を有する。本発明のアラミド繊維濾過シート
は、約1g/ft2(約11g/m2)未満のシート重量
を有し、このような濾過シートは、少なくとも約1g/
ft2(約11g/m2)、例えば1.5乃至3g/ft
2(約16乃至32g/m2)のシート重量を有する。
【0020】通常、本発明は、再生可能な濾過性能と矛
盾しない限りできるだけ小さいシート重量を有する。小
さいシート重量は、小さい流れ抵抗と薄いシートから生
成され、材料コストを下げ、特にフィルタカートリッジ
に使用上損傷を与えることなくさらに容易に波形を形成
することができる。さらにこれは、大きいフィルタ表面
積と、長いサービス期間を提供する。また、矛盾しない
予測可能な除去性能を含む、本発明のアラミド繊維濾過
シートの望ましい特性は、非常に軽いシート重量で、例
えば、1g/ft2(約11g/m2)またはそれ以下の
重量が達成可能である。
盾しない限りできるだけ小さいシート重量を有する。小
さいシート重量は、小さい流れ抵抗と薄いシートから生
成され、材料コストを下げ、特にフィルタカートリッジ
に使用上損傷を与えることなくさらに容易に波形を形成
することができる。さらにこれは、大きいフィルタ表面
積と、長いサービス期間を提供する。また、矛盾しない
予測可能な除去性能を含む、本発明のアラミド繊維濾過
シートの望ましい特性は、非常に軽いシート重量で、例
えば、1g/ft2(約11g/m2)またはそれ以下の
重量が達成可能である。
【0021】また本発明は、本発明のシートの製造にお
いて有効なアラミド繊維を準備する方法を提供する。特
に本発明は、液体中にアラミド繊維を分散する段階と、
アラミド繊維の平均直径を小さくするために十分な条件
において分散された繊維を小繊維状に、特に機械的に小
繊維にする段階とを有するアラミド繊維の直径を小さく
する段階とを有する方法を有する。また本発明は、ここ
に説明したようにアラミド繊維の直径を小さくする段階
と、小さい直径のアラミド繊維から濾過シートを形成す
る段階を有するシートを準備する方法を含む。
いて有効なアラミド繊維を準備する方法を提供する。特
に本発明は、液体中にアラミド繊維を分散する段階と、
アラミド繊維の平均直径を小さくするために十分な条件
において分散された繊維を小繊維状に、特に機械的に小
繊維にする段階とを有するアラミド繊維の直径を小さく
する段階とを有する方法を有する。また本発明は、ここ
に説明したようにアラミド繊維の直径を小さくする段階
と、小さい直径のアラミド繊維から濾過シートを形成す
る段階を有するシートを準備する方法を含む。
【0022】アラミド繊維は、ポリ(パラフェニリン
テレフタレート)及びアミドグループの大部分が2つの
芳香族リングに直接結合された関連化合物から成る。ア
ラミド繊維は、ケブラー繊維(デュポン社)、トワロン
繊維(アクゾ社)、アピエイル繊維(ユニチカ社)及び
コネックス繊維(テイジン社)として市販されている。
これらの名称はすべて登録商標である。適当なアラミド
繊維が本発明と関連して使用されるが、ケブラー361
及びトワロン1094アラミド繊維が本発明の目的とし
て特に有効である。本発明の実施例において有効なアラ
ミド繊維は適切長さであり、典型的には約1mmのカッ
ト繊維である。通常、本発明と関連して使用することが
望ましい約1mmまたはそれ以下の長さを有する繊維の
ような短い繊維である。短い繊維の使用は、本発明のア
ラミド繊維濾過シートを準備する間に望ましくないもつ
れを少なくするかまたは避けることができ、また本発明
のアラミド繊維濾過シートの望ましい特性を保持しなが
ら、流れ抵抗が小さい薄い繊維濾過シートを準備するこ
とができる。
テレフタレート)及びアミドグループの大部分が2つの
芳香族リングに直接結合された関連化合物から成る。ア
ラミド繊維は、ケブラー繊維(デュポン社)、トワロン
繊維(アクゾ社)、アピエイル繊維(ユニチカ社)及び
コネックス繊維(テイジン社)として市販されている。
これらの名称はすべて登録商標である。適当なアラミド
繊維が本発明と関連して使用されるが、ケブラー361
及びトワロン1094アラミド繊維が本発明の目的とし
て特に有効である。本発明の実施例において有効なアラ
ミド繊維は適切長さであり、典型的には約1mmのカッ
ト繊維である。通常、本発明と関連して使用することが
望ましい約1mmまたはそれ以下の長さを有する繊維の
ような短い繊維である。短い繊維の使用は、本発明のア
ラミド繊維濾過シートを準備する間に望ましくないもつ
れを少なくするかまたは避けることができ、また本発明
のアラミド繊維濾過シートの望ましい特性を保持しなが
ら、流れ抵抗が小さい薄い繊維濾過シートを準備するこ
とができる。
【0023】アラミド繊維の直径を小さくすることは、
アラミド繊維の平均直径を小さくするのに十分な条件の
下で、適当な小繊維化に対して、アラミド繊維の適当な
分散、例えば、約20g/lまたはそれ以下の水への分
散、好ましくは約2g/lから10g/lの分散を行う
ことによって実施される。このような小繊維化は少なく
とも約10,000/秒、さらに好ましくは、少なくと
も約20,000/秒及び最も好ましくは少なくとも約
100,000/秒のせん断速度でアラミド繊維の分散
を行う。このような小繊維化はミリミキサ、特にカディ
ミルモデルL(キネティック分散社)のような適当な装
置によって、例えば約1乃至3時間の十分な長さにわた
って実施され、またホモジナイザー、特にユニオンHT
ホモジナイザー(ユニオンポンプ社)によって例えば約
1乃至50回の通過回数による十分な数の通過が行わ
れ、さらに、マイクロフルイダイザー、特に、マイクロ
フルイダイザーモデルM110YまたはM11OEH
(マイクロフルイダイザー、インターナショナル社)に
よって例えば、約1乃至50回またはそれ以上の通過に
よる十分な回数による通過が行われる。
アラミド繊維の平均直径を小さくするのに十分な条件の
下で、適当な小繊維化に対して、アラミド繊維の適当な
分散、例えば、約20g/lまたはそれ以下の水への分
散、好ましくは約2g/lから10g/lの分散を行う
ことによって実施される。このような小繊維化は少なく
とも約10,000/秒、さらに好ましくは、少なくと
も約20,000/秒及び最も好ましくは少なくとも約
100,000/秒のせん断速度でアラミド繊維の分散
を行う。このような小繊維化はミリミキサ、特にカディ
ミルモデルL(キネティック分散社)のような適当な装
置によって、例えば約1乃至3時間の十分な長さにわた
って実施され、またホモジナイザー、特にユニオンHT
ホモジナイザー(ユニオンポンプ社)によって例えば約
1乃至50回の通過回数による十分な数の通過が行わ
れ、さらに、マイクロフルイダイザー、特に、マイクロ
フルイダイザーモデルM110YまたはM11OEH
(マイクロフルイダイザー、インターナショナル社)に
よって例えば、約1乃至50回またはそれ以上の通過に
よる十分な回数による通過が行われる。
【0024】処理時間は、処理されたアラミド繊維で形
成された濾過シートの十分な濾過性能に直接関係する。
従って、例えば、一定の作業条件で装置の所定の部分で
アラミド繊維の処理時間を制御することによって矛盾の
ない予測可能な規定濃度を低減する濾過シートを提供す
ることができる。
成された濾過シートの十分な濾過性能に直接関係する。
従って、例えば、一定の作業条件で装置の所定の部分で
アラミド繊維の処理時間を制御することによって矛盾の
ない予測可能な規定濃度を低減する濾過シートを提供す
ることができる。
【0025】本発明の実施例において、アラミド繊維を
処理するためにホモジナイザーまたはマイクロフルイダ
イザーの使用は、さらに小さい直径を有する繊維を提供
し、従って、さらに小さい大きさの穴が分散された濾過
シートを提供するために好ましい。ホモジナイザーは、
約7,500乃至10,000psi(約50,000
乃至70,000kPa)の圧力低下で作動することが
好ましい。同様に、マイクロフルイダイザーは、約1
0,000乃至16,500psi(約70,000乃
至115,000kPa)の圧力低下で作動することが
好ましい。
処理するためにホモジナイザーまたはマイクロフルイダ
イザーの使用は、さらに小さい直径を有する繊維を提供
し、従って、さらに小さい大きさの穴が分散された濾過
シートを提供するために好ましい。ホモジナイザーは、
約7,500乃至10,000psi(約50,000
乃至70,000kPa)の圧力低下で作動することが
好ましい。同様に、マイクロフルイダイザーは、約1
0,000乃至16,500psi(約70,000乃
至115,000kPa)の圧力低下で作動することが
好ましい。
【0026】さらに低い圧力低下を使用することができ
るが、同様な繊維の直径を小さくするために、ホモジナ
イザーまたはマイクロフルイダイザーを通す回数をさら
に多くすることが必要となる。
るが、同様な繊維の直径を小さくするために、ホモジナ
イザーまたはマイクロフルイダイザーを通す回数をさら
に多くすることが必要となる。
【0027】本発明の実施例の機械的な小繊維化は、混
合とは全く異なり、この混合は、典型的には、コーレス
ビートミキサのようなローシェアミキサを使用する従来
のフルドリニエル製紙工程で行われる。しかしながら、
このようなローシェアミキサは、本発明による機械的な
小繊維化を分散する前に、アラミド繊維を最初に分散す
るために使用することができる。例えばアラミド繊維の
分散は、ローシェア混合、例えば、約20g/lまで、
好ましくは約2.5乃至15g/l、さらに好ましく
は、約2.5乃至10g/lまでの濃度においてコーレ
スビートミキサを使用することによって準備される。こ
のようなローシェアミキサは、典型的には、分散が十分
に行われるまで、例えば、容易に固まりを見つけだすこ
とができないようになるまで行われ、その時間は、典型
的には1時間またはそれ以上である。この分散は上述し
たように本発明によって小繊維化工程に入る前に希釈さ
れる。
合とは全く異なり、この混合は、典型的には、コーレス
ビートミキサのようなローシェアミキサを使用する従来
のフルドリニエル製紙工程で行われる。しかしながら、
このようなローシェアミキサは、本発明による機械的な
小繊維化を分散する前に、アラミド繊維を最初に分散す
るために使用することができる。例えばアラミド繊維の
分散は、ローシェア混合、例えば、約20g/lまで、
好ましくは約2.5乃至15g/l、さらに好ましく
は、約2.5乃至10g/lまでの濃度においてコーレ
スビートミキサを使用することによって準備される。こ
のようなローシェアミキサは、典型的には、分散が十分
に行われるまで、例えば、容易に固まりを見つけだすこ
とができないようになるまで行われ、その時間は、典型
的には1時間またはそれ以上である。この分散は上述し
たように本発明によって小繊維化工程に入る前に希釈さ
れる。
【0028】従って、本発明は本発明のアラミド繊維濾
過シートに形成することができるアラミド繊維を提供す
る。特に本発明のアラミド繊維は、20ミル以下(約5
00μm)以下の厚さと少なくとも約50インチ(12
7センチメートル)の水柱(約12kPa)好ましく
は、少なくとも約100インチ(254センチメート
ル)の水柱(約25kPa)のバブルポイントとを有す
る繊維濾過シートに形成することができることを特徴と
する。特にアラミド繊維は、それから形成された繊維濾
過シートが少なくとも約100インチ(127センチメ
ートル)の水柱(約25kPa)好ましくは、少なくと
も約200インチ(254センチメートル)の水柱(約
50kPa)の1500cc/分のバブルポイントとを
有するようなものである。
過シートに形成することができるアラミド繊維を提供す
る。特に本発明のアラミド繊維は、20ミル以下(約5
00μm)以下の厚さと少なくとも約50インチ(12
7センチメートル)の水柱(約12kPa)好ましく
は、少なくとも約100インチ(254センチメート
ル)の水柱(約25kPa)のバブルポイントとを有す
る繊維濾過シートに形成することができることを特徴と
する。特にアラミド繊維は、それから形成された繊維濾
過シートが少なくとも約100インチ(127センチメ
ートル)の水柱(約25kPa)好ましくは、少なくと
も約200インチ(254センチメートル)の水柱(約
50kPa)の1500cc/分のバブルポイントとを
有するようなものである。
【0029】本発明は、このような繊維の高係数、合理
的な伸長性、高温抵抗及び良好な化学的安定性を含むア
ラミド繊維の他の特性に悪影響を与えることなくアラミ
ド繊維の直径を小さくすることができる。従って、この
ようなアラミド繊維から準備された繊維濾過シートは、
改良された穴の大きさ及び穴の大きさの配分特性を呈し
ながら、従来のアラミド繊維濾過シートの望ましい特性
を保持する。
的な伸長性、高温抵抗及び良好な化学的安定性を含むア
ラミド繊維の他の特性に悪影響を与えることなくアラミ
ド繊維の直径を小さくすることができる。従って、この
ようなアラミド繊維から準備された繊維濾過シートは、
改良された穴の大きさ及び穴の大きさの配分特性を呈し
ながら、従来のアラミド繊維濾過シートの望ましい特性
を保持する。
【0030】本発明のアラミド繊維濾過シートは、従来
のフルドリニエル製紙工程のようなこの技術分野でよく
知られた繊維濾過シート技術によって小径のアラミド繊
維から製造される。本発明のシートはガラス繊維とは異
なり、安定した濾過シートを維持するために結合樹脂を
付加することを必要としない。結合樹脂はこのような目
的には必要ではないが、シートの機械的特性、特に引っ
張り特性を改良するために本発明のシートを準備する際
に使用することができる。
のフルドリニエル製紙工程のようなこの技術分野でよく
知られた繊維濾過シート技術によって小径のアラミド繊
維から製造される。本発明のシートはガラス繊維とは異
なり、安定した濾過シートを維持するために結合樹脂を
付加することを必要としない。結合樹脂はこのような目
的には必要ではないが、シートの機械的特性、特に引っ
張り特性を改良するために本発明のシートを準備する際
に使用することができる。
【0031】本発明のアラミド繊維濾過シートは、親水
性であり、水に濡れることができるから、繊維シートの
テストは、従来のように水を使用して実施することがで
きる。特に、本発明のアラミド繊維濾過シートの流れ抵
抗及び完全性は、水を使用して評価される。
性であり、水に濡れることができるから、繊維シートの
テストは、従来のように水を使用して実施することがで
きる。特に、本発明のアラミド繊維濾過シートの流れ抵
抗及び完全性は、水を使用して評価される。
【0032】好ましくは、本発明のアラミド繊維濾過シ
ートは、特に本発明のシートを結合シートを付加するこ
となく準備するとき、従来の支持層に張られることが望
ましい。支持層は、適当な多孔性構造を有し、この多孔
性構造は、本発明の望ましい特性に悪影響を与えること
なく、例えば、流れ抵抗(ΔP)に著しい悪影響を与え
ることなく望ましい支持特性を提供する。支持層の適当
な材料は、アラミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン及びポリアミドのようなポリマーを有す
る。理想的には、支持層は、ポリマー繊維濾過シートと
同じ化合物から形成されなければならないが、ポリエス
テルはポリマー繊維濾過シートの化合物とは無関係に望
ましい支持材料である。ここに説明した例において、本
発明のアラミド繊維濾過シートを準備する際にポリエス
テルの支持材料が使用される。
ートは、特に本発明のシートを結合シートを付加するこ
となく準備するとき、従来の支持層に張られることが望
ましい。支持層は、適当な多孔性構造を有し、この多孔
性構造は、本発明の望ましい特性に悪影響を与えること
なく、例えば、流れ抵抗(ΔP)に著しい悪影響を与え
ることなく望ましい支持特性を提供する。支持層の適当
な材料は、アラミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン及びポリアミドのようなポリマーを有す
る。理想的には、支持層は、ポリマー繊維濾過シートと
同じ化合物から形成されなければならないが、ポリエス
テルはポリマー繊維濾過シートの化合物とは無関係に望
ましい支持材料である。ここに説明した例において、本
発明のアラミド繊維濾過シートを準備する際にポリエス
テルの支持材料が使用される。
【0033】本発明は、本発明のシートを液体を通過さ
せることによって液体を処理する方法を提供する。特
に、本発明のシートに液体を通すことによって液体中の
バクテイリヤの量を小さくすることができる。従って、
本発明の濾過方法は、液体が本発明のアラミド繊維濾過
シートを通過した後、液体が102/ml未満になるよ
うに、好ましくは、液体が、本発明のアラミド繊維濾過
シートを通過した後、バクテリヤを含まないように、1
02/mlを越える、または104/mlを越える、バク
テリヤを含む液体を通過させる段階を有する。
せることによって液体を処理する方法を提供する。特
に、本発明のシートに液体を通すことによって液体中の
バクテイリヤの量を小さくすることができる。従って、
本発明の濾過方法は、液体が本発明のアラミド繊維濾過
シートを通過した後、液体が102/ml未満になるよ
うに、好ましくは、液体が、本発明のアラミド繊維濾過
シートを通過した後、バクテリヤを含まないように、1
02/mlを越える、または104/mlを越える、バク
テリヤを含む液体を通過させる段階を有する。
【0034】本発明のシートは、この技術分野で従来か
ら知られている技術によって適当な濾過部材の構造によ
って使用される。しかしながら、本発明のシートは本来
自己支持型であるが、シートは、それのみで使用される
かまたは適当なフィルタ部材において使用される種々の
支持材料と共に使用される。
ら知られている技術によって適当な濾過部材の構造によ
って使用される。しかしながら、本発明のシートは本来
自己支持型であるが、シートは、それのみで使用される
かまたは適当なフィルタ部材において使用される種々の
支持材料と共に使用される。
【0035】本発明のポリマー繊維材料のシートは、適
当な繊維、濾過カートリッジ等において使用することが
できる。本発明のシートは、デッドエンド濾過の適用、
並びにインタンジェンシャルまたはクロスフロー濾過の
適用において使用することができる。
当な繊維、濾過カートリッジ等において使用することが
できる。本発明のシートは、デッドエンド濾過の適用、
並びにインタンジェンシャルまたはクロスフロー濾過の
適用において使用することができる。
【0036】本発明のアラミド繊維濾過シートは、特
に、米国特許第4,340,479号に説明されるよう
なフィルタカートリッジのようなフィルタ部材において
使用されることが期待されている。本発明を使用する好
ましいフィルタは、本発明のシートを有する。シートの
側部は重ねられて密封され、外面、内面及び両端及び管
の端部に密封された端部キャップを有する管状の形状を
形成し、端部キャップの少なくとも1つは、管の内側に
接近することができる中央穴を有し、このすべてのシー
ルは液密である。本発明のアラミド繊維濾過シートは、
濾過部材の容量の大きな表面積を提供するようにこのよ
うな濾過部材に波形あるいはひだが形成されることが望
ましい。シートの側部の少なくとも一方は、多孔性支持
層に接合され、このような状態において、アラミド繊維
濾過シート及び多孔性支持層は双方とも波形である。フ
ィルタ部材は、本発明の一枚のシートを有し、好ましく
は、一緒に接合された複数のシートを有する。濾過部材
に複数のアラミド繊維濾過シートがあるとき、各シート
が係合する多孔性支持層によって分離され、2つのアラ
ミド繊維濾過シートがあるとき、多孔性支持層が間にな
いようにシートを配置することができる。フィルタ部材
の他の観点は、適当な構造であり、適当な材料から準備
される。例えば、端部キャップは、ポリオレフィンポリ
アミド及びポリエステル、特にポロブチレングリコール
テレフタレートまたはポリエチレングリコールテレフタ
レートのような適当な熱可塑性材料から準備することが
できる。フィルタ部材は、この技術分野でよく知られた
技術を使用することによって製造することができる。
に、米国特許第4,340,479号に説明されるよう
なフィルタカートリッジのようなフィルタ部材において
使用されることが期待されている。本発明を使用する好
ましいフィルタは、本発明のシートを有する。シートの
側部は重ねられて密封され、外面、内面及び両端及び管
の端部に密封された端部キャップを有する管状の形状を
形成し、端部キャップの少なくとも1つは、管の内側に
接近することができる中央穴を有し、このすべてのシー
ルは液密である。本発明のアラミド繊維濾過シートは、
濾過部材の容量の大きな表面積を提供するようにこのよ
うな濾過部材に波形あるいはひだが形成されることが望
ましい。シートの側部の少なくとも一方は、多孔性支持
層に接合され、このような状態において、アラミド繊維
濾過シート及び多孔性支持層は双方とも波形である。フ
ィルタ部材は、本発明の一枚のシートを有し、好ましく
は、一緒に接合された複数のシートを有する。濾過部材
に複数のアラミド繊維濾過シートがあるとき、各シート
が係合する多孔性支持層によって分離され、2つのアラ
ミド繊維濾過シートがあるとき、多孔性支持層が間にな
いようにシートを配置することができる。フィルタ部材
の他の観点は、適当な構造であり、適当な材料から準備
される。例えば、端部キャップは、ポリオレフィンポリ
アミド及びポリエステル、特にポロブチレングリコール
テレフタレートまたはポリエチレングリコールテレフタ
レートのような適当な熱可塑性材料から準備することが
できる。フィルタ部材は、この技術分野でよく知られた
技術を使用することによって製造することができる。
【0037】本発明のアラミド繊維シートはフィルタ隔
壁のような螺旋状に巻かれたフィルタ部材において使用
されることが期待されている。このようなフィルタ部材
は、米国特許第5,290,446号においてほぼ示さ
れている。本発明によって螺旋状に巻かれたフィルタ部
材は、濾過シートの幅の0乃至95%が重複されるよう
に浸透性の中空の管の周りが螺旋状に巻かれているアラ
ミド繊維濾過シートを有する。1つまたはそれ以上のこ
のような螺旋状に巻かれた濾過シートがあるが、濾過シ
ートと浸透性の中空の管との間及び/または連続したシ
ートの間に配置された濾過部材内に液体が側方に流れる
ことができる少なくとも1つの拡散層があることが好ま
しい。
壁のような螺旋状に巻かれたフィルタ部材において使用
されることが期待されている。このようなフィルタ部材
は、米国特許第5,290,446号においてほぼ示さ
れている。本発明によって螺旋状に巻かれたフィルタ部
材は、濾過シートの幅の0乃至95%が重複されるよう
に浸透性の中空の管の周りが螺旋状に巻かれているアラ
ミド繊維濾過シートを有する。1つまたはそれ以上のこ
のような螺旋状に巻かれた濾過シートがあるが、濾過シ
ートと浸透性の中空の管との間及び/または連続したシ
ートの間に配置された濾過部材内に液体が側方に流れる
ことができる少なくとも1つの拡散層があることが好ま
しい。
【0038】次の実施例は、本発明を示すものである
が、その範囲を制限するものではない。
が、その範囲を制限するものではない。
【0039】実施例1 この例は、ガラス及びアラミドシートの技術分野の現在
の状態を示す。特に、この例は、従来の方法でガラス及
びアラミド繊維から準備された繊維濾過シートの最良の
特性を達成することができる例を説明する。
の状態を示す。特に、この例は、従来の方法でガラス及
びアラミド繊維から準備された繊維濾過シートの最良の
特性を達成することができる例を説明する。
【0040】シューラーコード90のガラス微小繊維
(シューラー社)は、直径が約0.25μmであり、市
販されている最も細い繊維である。このような繊維濾過
シートにとって可能な最も高い第1のバブルポイントを
達成する試みにおいてこのようなガラスの微小繊維から
濾過シートが準備される。同様に濾過繊維シートは、ケ
ブラー361アラミド繊維から準備される。このような
従来準備されたアラミド繊維濾過シートは、アルチセッ
プ濾過媒体(ポールグレンコーブ社)から市販されてい
る。
(シューラー社)は、直径が約0.25μmであり、市
販されている最も細い繊維である。このような繊維濾過
シートにとって可能な最も高い第1のバブルポイントを
達成する試みにおいてこのようなガラスの微小繊維から
濾過シートが準備される。同様に濾過繊維シートは、ケ
ブラー361アラミド繊維から準備される。このような
従来準備されたアラミド繊維濾過シートは、アルチセッ
プ濾過媒体(ポールグレンコーブ社)から市販されてい
る。
【0041】従来の方法によって準備されたガラス及び
アラミド繊維シートの特性を表1で説明する。
アラミド繊維シートの特性を表1で説明する。
【0042】
【表1】 これらの従来の技術によって準備されたガラス及びアラ
ミド繊維シートの特性から明らかなように、最も小さい
穴の大きさのガラス繊維シートは、最も小さい穴の寸法
のアラミド繊維シートに比較して非常に小さい穴の大き
さを有する。ガラス繊維シートのシート重量がさらに増
加すると、バブル点が上昇する際に有利な影響はない
が、厚さ及び流れ抵抗(ΔP)を増大するように作用す
るだけである。
ミド繊維シートの特性から明らかなように、最も小さい
穴の大きさのガラス繊維シートは、最も小さい穴の寸法
のアラミド繊維シートに比較して非常に小さい穴の大き
さを有する。ガラス繊維シートのシート重量がさらに増
加すると、バブル点が上昇する際に有利な影響はない
が、厚さ及び流れ抵抗(ΔP)を増大するように作用す
るだけである。
【0043】実施例2 この例は、繊維濾過シートを形成する小径のアラミド繊
維を準備するために高せん断動翼静翼を利用する本発明
によるアラミド繊維濾過シートの形成を示す。水の分散
の3つの同一のバッチは、10.0g/lのトワロン1
094のアラミド繊維を形成する。これらの3つのアラ
ミド繊維の分散は、装置の製造者によって、約9000
ft/分(約2750m/分)で特定される最大限の作
動条件において、0,60,または120分の指示時間
の間にカディミルミルミキサで準備される。これらのア
ラミド繊維サンプルの各々は、結合樹脂を付加すること
なく、米国特許第4,523,995号に示されるよう
に、従来の繊維濾過シート準備技術を使用して繊維濾過
シートを準備するために使用される。繊維濾過シートの
物理的な特性は、厚さ、シート重量、表面積、第1及び
1500cc/分のバブルポイント(アルコールウエッ
ト)、1500cc/分とバブルポイントの比及び空気
流抵抗(ΔP)を決定するために測定される。
維を準備するために高せん断動翼静翼を利用する本発明
によるアラミド繊維濾過シートの形成を示す。水の分散
の3つの同一のバッチは、10.0g/lのトワロン1
094のアラミド繊維を形成する。これらの3つのアラ
ミド繊維の分散は、装置の製造者によって、約9000
ft/分(約2750m/分)で特定される最大限の作
動条件において、0,60,または120分の指示時間
の間にカディミルミルミキサで準備される。これらのア
ラミド繊維サンプルの各々は、結合樹脂を付加すること
なく、米国特許第4,523,995号に示されるよう
に、従来の繊維濾過シート準備技術を使用して繊維濾過
シートを準備するために使用される。繊維濾過シートの
物理的な特性は、厚さ、シート重量、表面積、第1及び
1500cc/分のバブルポイント(アルコールウエッ
ト)、1500cc/分とバブルポイントの比及び空気
流抵抗(ΔP)を決定するために測定される。
【0044】
【表2】 表1に示した結果は図1のグラフに示す。第1及び15
00cc/分のバブルポイント(インチ水柱及びkP
a)は、ミル残留時間(分)の関数として表される。第
1のバブルポイントは、第1図の円によって表され、1
500cc/分のバブルポイントは図1にばつ印で表さ
れている。上述した結果及び図1は、動翼静翼ミルミキ
サの市販されているアラミド繊維の処理がアラミド繊維
の直径を著しく制御可能に小さくし、(1500cc/
分及び第1のバブルポイントの比によって表されるよう
に)小さい穴の寸法を維持しながら、(第1のバブルポ
イントによって表されるように)未知の小さい寸法の穴
の大きさの繊維濾過シートの準備が可能であることを示
している。増大した表面積において示されるように規則
的な小径のアラミド繊維を増加するためにミル残留時間
を増加することによって、次第に小さい穴の大きさ及び
高い濾過性能の繊維濾過シートを提供する。
00cc/分のバブルポイント(インチ水柱及びkP
a)は、ミル残留時間(分)の関数として表される。第
1のバブルポイントは、第1図の円によって表され、1
500cc/分のバブルポイントは図1にばつ印で表さ
れている。上述した結果及び図1は、動翼静翼ミルミキ
サの市販されているアラミド繊維の処理がアラミド繊維
の直径を著しく制御可能に小さくし、(1500cc/
分及び第1のバブルポイントの比によって表されるよう
に)小さい穴の寸法を維持しながら、(第1のバブルポ
イントによって表されるように)未知の小さい寸法の穴
の大きさの繊維濾過シートの準備が可能であることを示
している。増大した表面積において示されるように規則
的な小径のアラミド繊維を増加するためにミル残留時間
を増加することによって、次第に小さい穴の大きさ及び
高い濾過性能の繊維濾過シートを提供する。
【0045】実施例3 この例は、繊維濾過シートを形成する小径のアラミド繊
維を準備するためにホモジナイザーを使用する本発明に
よるアラミド繊維濾過シートの準備を示す。水の分散の
4つの同一のバッチは、2.5g/lのトワロン109
4のアラミド繊維を準備する。これらの4つのアラミド
繊維の分散は、装置の製造者によって、約9000ps
i(約62000kPa)で特定される最大限の作動条
件において、0,8,16または24回の通過回数を指
示するためにユニオンHTD28ホモジナイザーで準備
される。4つのアラミド繊維サンプルの各々は、結合樹
脂を付加することなく、例2に示されるように、従来の
繊維濾過シート準備技術を使用して繊維濾過シートを準
備するために使用される。繊維濾過シートの物理的な特
性は、厚さ、シート重量、表面積、第1及び1500c
c/分のバブルポイント(アルコールウエット)、15
00cc/分とバブルポイントの比及び空気流抵抗(Δ
P)を決定するために測定される。これらの測定の結果
を表3に示す。
維を準備するためにホモジナイザーを使用する本発明に
よるアラミド繊維濾過シートの準備を示す。水の分散の
4つの同一のバッチは、2.5g/lのトワロン109
4のアラミド繊維を準備する。これらの4つのアラミド
繊維の分散は、装置の製造者によって、約9000ps
i(約62000kPa)で特定される最大限の作動条
件において、0,8,16または24回の通過回数を指
示するためにユニオンHTD28ホモジナイザーで準備
される。4つのアラミド繊維サンプルの各々は、結合樹
脂を付加することなく、例2に示されるように、従来の
繊維濾過シート準備技術を使用して繊維濾過シートを準
備するために使用される。繊維濾過シートの物理的な特
性は、厚さ、シート重量、表面積、第1及び1500c
c/分のバブルポイント(アルコールウエット)、15
00cc/分とバブルポイントの比及び空気流抵抗(Δ
P)を決定するために測定される。これらの測定の結果
を表3に示す。
【0046】
【表3】 表1に示した結果は図1のグラフに示す。第1及び15
00cc/分のバブルポイント(インチ水柱及びkP
a)は、ミル残留時間(分)の関数として表される。第
1のバブルポイントは、図1の円によって表され、15
00cc/分のバブルポイントは図1にばつ印で表され
ている。上述した結果及び図2から明らかなように、ホ
モジナイザーを市販のアラミド繊維を通すことは、アラ
ミド繊維の直径を著しく制御可能に小さくし、(150
0cc/分のバブルポイント及び第1のバブルポイント
によって表されるように)小さい穴の寸法を維持しなが
ら、(第1のバブルポイントによって表されるように)
未知の小さい寸法の穴の大きさの繊維濾過シートの準備
が可能であることを示している。ホモジナイザーの通過
数を増加することによって、増大した表面積及びバブル
ポイントにおいて示されるように規則的な小径のアラミ
ド繊維を次第に増加させ、次第に小さい穴の大きさ及び
高い濾過性能の繊維濾過シートを提供する。
00cc/分のバブルポイント(インチ水柱及びkP
a)は、ミル残留時間(分)の関数として表される。第
1のバブルポイントは、図1の円によって表され、15
00cc/分のバブルポイントは図1にばつ印で表され
ている。上述した結果及び図2から明らかなように、ホ
モジナイザーを市販のアラミド繊維を通すことは、アラ
ミド繊維の直径を著しく制御可能に小さくし、(150
0cc/分のバブルポイント及び第1のバブルポイント
によって表されるように)小さい穴の寸法を維持しなが
ら、(第1のバブルポイントによって表されるように)
未知の小さい寸法の穴の大きさの繊維濾過シートの準備
が可能であることを示している。ホモジナイザーの通過
数を増加することによって、増大した表面積及びバブル
ポイントにおいて示されるように規則的な小径のアラミ
ド繊維を次第に増加させ、次第に小さい穴の大きさ及び
高い濾過性能の繊維濾過シートを提供する。
【0047】実施例4 この例は、繊維濾過シートを形成する小径のアラミド繊
維を準備するためにマイクロフルイダイザーを使用する
本発明によるアラミド繊維濾過シートの準備を示す。
維を準備するためにマイクロフルイダイザーを使用する
本発明によるアラミド繊維濾過シートの準備を示す。
【0048】水の分散の5つの同一のバッチは、2.5
g/lのトワロン1094のアラミド繊維を準備する。
これらの5つのアラミド繊維の分散の各々は、装置の製
造者によって、約16500psi(約115000k
Pa)で特定される最大限の作動条件において、0,1
2,15,18または40回の通過回数を指示するため
にマイクロフルイディクス、モデルM110Yマイクロ
フルイダイザーで準備される。5つのアラミド繊維サン
プルの各々は、結合樹脂を付加することなく、例2に示
されるように、従来の繊維濾過シート準備技術を使用し
て繊維濾過シートを準備するために使用される。繊維濾
過シートの物理的な特性は、厚さ、シート重量、表面
積、第1及び1500cc/分のバブルポイント(アル
コールウエット)、1500cc/分とバブルポイント
の比及び空気流抵抗(ΔP)を決定するために測定され
る。これらの測定の結果を表4に示す。
g/lのトワロン1094のアラミド繊維を準備する。
これらの5つのアラミド繊維の分散の各々は、装置の製
造者によって、約16500psi(約115000k
Pa)で特定される最大限の作動条件において、0,1
2,15,18または40回の通過回数を指示するため
にマイクロフルイディクス、モデルM110Yマイクロ
フルイダイザーで準備される。5つのアラミド繊維サン
プルの各々は、結合樹脂を付加することなく、例2に示
されるように、従来の繊維濾過シート準備技術を使用し
て繊維濾過シートを準備するために使用される。繊維濾
過シートの物理的な特性は、厚さ、シート重量、表面
積、第1及び1500cc/分のバブルポイント(アル
コールウエット)、1500cc/分とバブルポイント
の比及び空気流抵抗(ΔP)を決定するために測定され
る。これらの測定の結果を表4に示す。
【0049】
【表4】 表3のグラフに示した結果は図1のグラフに示す。第1
及び1500cc/分のバブルポイント(インチ水柱及
びkPa)は、マイクロフルイダイザーの通過回数の関
数として表される。第1のバブルポイントは、図3の円
によって表され、1500cc/分のバブルポイントは
図3にばつ印で表されている。上述した結果及び図3か
ら明らかなように、マイクロフルイダイザーを市販のア
ラミド繊維を通すことは、アラミド繊維の直径を著しく
制御可能に小さくし、(1500cc/分のバブルポイ
ント及び第1のバブルポイントの比によって表されるよ
うに)小さい穴の寸法を維持しながら、(第1のバブル
ポイントによって表されるように)未知の小さい寸法の
穴の大きさの繊維濾過シートの準備が可能であることを
示している。マイクロフルイダイザーの通過数を増加す
ることによって、増大した表面積及びバブルポイントに
おいて示されるように規則的な小径のアラミド繊維を次
第に増加させ、小さい大きさの穴及び高い濾過性能の繊
維濾過シートを提供する。
及び1500cc/分のバブルポイント(インチ水柱及
びkPa)は、マイクロフルイダイザーの通過回数の関
数として表される。第1のバブルポイントは、図3の円
によって表され、1500cc/分のバブルポイントは
図3にばつ印で表されている。上述した結果及び図3か
ら明らかなように、マイクロフルイダイザーを市販のア
ラミド繊維を通すことは、アラミド繊維の直径を著しく
制御可能に小さくし、(1500cc/分のバブルポイ
ント及び第1のバブルポイントの比によって表されるよ
うに)小さい穴の寸法を維持しながら、(第1のバブル
ポイントによって表されるように)未知の小さい寸法の
穴の大きさの繊維濾過シートの準備が可能であることを
示している。マイクロフルイダイザーの通過数を増加す
ることによって、増大した表面積及びバブルポイントに
おいて示されるように規則的な小径のアラミド繊維を次
第に増加させ、小さい大きさの穴及び高い濾過性能の繊
維濾過シートを提供する。
【0050】実施例5 この例は、本発明によるアラミド繊維濾過シートの準備
と、ガラス繊維シートに比較して空気流抵抗の関数とし
てこのようなシートの多孔性を示す。
と、ガラス繊維シートに比較して空気流抵抗の関数とし
てこのようなシートの多孔性を示す。
【0051】水の分散の3つの同一のバッチは、2.5
g/lのトワロン1094のアラミド繊維を準備する。
繊維の分散の各々は、例3において示したように、8,
16,または24回の通過回数を指示するためにユニオ
ンHTD28ホモジナイザーで準備される。3つのアラ
ミド繊維サンプルの各々は、結合樹脂を付加することな
く、例2に示されるように、従来の繊維濾過シート準備
技術を使用して繊維濾過シートを準備するために使用さ
れる。比較することを目的として、同様にガラス繊維シ
ートを準備する。繊維濾過シートの物理的な特性は、厚
さ、シート重量、表面積、第1及び1500cc/分の
バブルポイント(アルコールウエット)、1500cc
/分とバブルポイントの比及び空気流抵抗(ΔP)を決
定するために測定される。これらの測定の結果を表に示
す。
g/lのトワロン1094のアラミド繊維を準備する。
繊維の分散の各々は、例3において示したように、8,
16,または24回の通過回数を指示するためにユニオ
ンHTD28ホモジナイザーで準備される。3つのアラ
ミド繊維サンプルの各々は、結合樹脂を付加することな
く、例2に示されるように、従来の繊維濾過シート準備
技術を使用して繊維濾過シートを準備するために使用さ
れる。比較することを目的として、同様にガラス繊維シ
ートを準備する。繊維濾過シートの物理的な特性は、厚
さ、シート重量、表面積、第1及び1500cc/分の
バブルポイント(アルコールウエット)、1500cc
/分とバブルポイントの比及び空気流抵抗(ΔP)を決
定するために測定される。これらの測定の結果を表に示
す。
【0052】
【表5】 表5のグラフに示した結果は図4のグラフに示す。第1
及び1500cc/分のバブルポイント(インチ水柱及
びkPa)は、繊維濾過シートを通る流れ抵抗の関数と
して表される。第1のバブルポイントは、図4の円によ
って表され、1500cc/分のバブルポイントは図4
にばつ印で表されている。
及び1500cc/分のバブルポイント(インチ水柱及
びkPa)は、繊維濾過シートを通る流れ抵抗の関数と
して表される。第1のバブルポイントは、図4の円によ
って表され、1500cc/分のバブルポイントは図4
にばつ印で表されている。
【0053】これらの結果は、本発明のアラミド繊維濾
過シートが最も小さい穴の大きさのガラス繊維シートに
比較して空気流抵抗のユニット毎に優れたバブルポイン
トを有する。さらに本発明のアラミド繊維濾過シート
は、バブルポイント/空気流抵抗の比よりほぼ50%高
い比でガラス繊維シートで利用可能な最も高いバブルポ
イントのほぼ2倍のこの優れたバブルポイント/空気流
抵抗比を維持することができる。さらに本発明のアラミ
ド繊維シートの望ましい特性は、ガラス繊維シートの厚
さの約1/4で達成される。
過シートが最も小さい穴の大きさのガラス繊維シートに
比較して空気流抵抗のユニット毎に優れたバブルポイン
トを有する。さらに本発明のアラミド繊維濾過シート
は、バブルポイント/空気流抵抗の比よりほぼ50%高
い比でガラス繊維シートで利用可能な最も高いバブルポ
イントのほぼ2倍のこの優れたバブルポイント/空気流
抵抗比を維持することができる。さらに本発明のアラミ
ド繊維シートの望ましい特性は、ガラス繊維シートの厚
さの約1/4で達成される。
【0054】さらに、これらの結果及び図4において、
ガラス繊維シートの等価の空気流抵抗で、高い第1の1
500cc/分のバブルポイントを有するアラミド繊維
を準備することができる。また、(4倍台の)表面積の
大きな差、及び本発明のアラミド繊維濾過シートとガラ
ス繊維シートとの間に大きな濃度差があり、これは穴の
形成に関してユニット単位毎に非常に大きな数のアラミ
ド繊維を示す。
ガラス繊維シートの等価の空気流抵抗で、高い第1の1
500cc/分のバブルポイントを有するアラミド繊維
を準備することができる。また、(4倍台の)表面積の
大きな差、及び本発明のアラミド繊維濾過シートとガラ
ス繊維シートとの間に大きな濃度差があり、これは穴の
形成に関してユニット単位毎に非常に大きな数のアラミ
ド繊維を示す。
【0055】実施例6 この例は、本発明によるアラミド繊維濾過シートのバク
テリヤに対する優れた規定濃度の低下を示す。
テリヤに対する優れた規定濃度の低下を示す。
【0056】水の分散は、2.5g/lのトワロン10
94のアラミド繊維を準備する。繊維の分散は、最大限
の安定作動圧(約9000psi(約62000kP
a)(サンプル6A−6Q)でユニオンHTD28ホモ
ジナイザーを4乃至36回通過させ、最大限の安定作動
圧(約16500psi(約11500kPa)(サン
プル6R)でマイクロフルイダイザモデルM110Yマ
イクロフルイダイザーを18ガス換気部材通過させる。
結果としてのアラミド繊維の分散は、図2と同じ繊維濾
過シートの準備方法を使用して異なるシート材料及び厚
さの繊維濾過媒体を準備するように使用される。繊維濾
過シートの物理的な特性は、厚さ、シート重量、表面
積、第1及び1500cc/分のバブルポイント(アル
コールウエット)、1500cc/分とバブルポイント
の比及び空気流抵抗(ΔP)並びに除菌を行うフィルタ
媒体の性能を示すために使用される試験バクテリヤを受
ける、フュードモナスデミヌタに対する規定濃度の低下
(TR)を決定するために測定される。これらの測定の
結果を表6に示す。この結果は、表6に示すような1つ
または2つの層の不安定性及び層の破壊をの繊維濾過シ
ートのいずれかの測定を示す規定濃度の低下の値を除い
て1枚の繊維濾過シートで行われる。
94のアラミド繊維を準備する。繊維の分散は、最大限
の安定作動圧(約9000psi(約62000kP
a)(サンプル6A−6Q)でユニオンHTD28ホモ
ジナイザーを4乃至36回通過させ、最大限の安定作動
圧(約16500psi(約11500kPa)(サン
プル6R)でマイクロフルイダイザモデルM110Yマ
イクロフルイダイザーを18ガス換気部材通過させる。
結果としてのアラミド繊維の分散は、図2と同じ繊維濾
過シートの準備方法を使用して異なるシート材料及び厚
さの繊維濾過媒体を準備するように使用される。繊維濾
過シートの物理的な特性は、厚さ、シート重量、表面
積、第1及び1500cc/分のバブルポイント(アル
コールウエット)、1500cc/分とバブルポイント
の比及び空気流抵抗(ΔP)並びに除菌を行うフィルタ
媒体の性能を示すために使用される試験バクテリヤを受
ける、フュードモナスデミヌタに対する規定濃度の低下
(TR)を決定するために測定される。これらの測定の
結果を表6に示す。この結果は、表6に示すような1つ
または2つの層の不安定性及び層の破壊をの繊維濾過シ
ートのいずれかの測定を示す規定濃度の低下の値を除い
て1枚の繊維濾過シートで行われる。
【0057】
【表6】 表6で説明したこれらの結果は、図5のグラフに示す
が、第1のバブルポイント(インチ水柱)は、1.3乃
至1.6g/ft2(14乃至17g/m2)(サンプル
6H,6K,6N及び6R)及び3.7g/ft2(1
4乃至17g/m2)(サンプル6B,6D,び6G)
のシート重量のアラミド繊維濾過シートのフュードモナ
スディミヌタに対する規定濃度の減少の関数としてセミ
ログ状に描かれている。
が、第1のバブルポイント(インチ水柱)は、1.3乃
至1.6g/ft2(14乃至17g/m2)(サンプル
6H,6K,6N及び6R)及び3.7g/ft2(1
4乃至17g/m2)(サンプル6B,6D,び6G)
のシート重量のアラミド繊維濾過シートのフュードモナ
スディミヌタに対する規定濃度の減少の関数としてセミ
ログ状に描かれている。
【0058】これらの結果は、固定シート重量でのバブ
ルポイント及びフュードモナスディミヌタとの間の作用
的で予測可能な関係を示す。約3.7g/ft2(40
g/m2)のシート重量で、第1のバブルポイントが少
なくとも約100インチであるとき、約105の規定濃
度の低下が得られ、第1のバブルポイントが少なくとも
170インチ水柱(約42kPa)であるとき、絶対的
な規定濃度(>1010)の低下が得られる。比較する
と、約1.3乃至1.6g/ft2(14乃至17g/
m2)の軽いシート重量で、第1のバブルポイントが少
なくとも約200インチ水柱(約50kPa)であると
き、約105の規定濃度の低下が得られるが、第1のバ
ブルポイントが少なくとも325インチ水柱(約81k
Pa)であるとき、絶対的な規定濃度(>1010)の低
下が得られる。
ルポイント及びフュードモナスディミヌタとの間の作用
的で予測可能な関係を示す。約3.7g/ft2(40
g/m2)のシート重量で、第1のバブルポイントが少
なくとも約100インチであるとき、約105の規定濃
度の低下が得られ、第1のバブルポイントが少なくとも
170インチ水柱(約42kPa)であるとき、絶対的
な規定濃度(>1010)の低下が得られる。比較する
と、約1.3乃至1.6g/ft2(14乃至17g/
m2)の軽いシート重量で、第1のバブルポイントが少
なくとも約200インチ水柱(約50kPa)であると
き、約105の規定濃度の低下が得られるが、第1のバ
ブルポイントが少なくとも325インチ水柱(約81k
Pa)であるとき、絶対的な規定濃度(>1010)の低
下が得られる。
【0059】実施例7 この例は本発明によって準備されたアラミド繊維濾過シ
ートの引っ張り特性を示す。
ートの引っ張り特性を示す。
【0060】アラミド繊維濾過シートは、ユニオンHT
D28のホモジナイザーを異なる回数通過させて例3の
手順によってトワロン1094のアラミド繊維から準備
された。その結果生じるアラミド繊維濾過シートは、
3.7g/ft2(40g/m2)のシート重量を有す
る。これらのアラミド繊維濾過シートの引っ張り強さ
(同じ厚さで1b/リニヤインチまたはkg/m)は表
7で説明する。
D28のホモジナイザーを異なる回数通過させて例3の
手順によってトワロン1094のアラミド繊維から準備
された。その結果生じるアラミド繊維濾過シートは、
3.7g/ft2(40g/m2)のシート重量を有す
る。これらのアラミド繊維濾過シートの引っ張り強さ
(同じ厚さで1b/リニヤインチまたはkg/m)は表
7で説明する。
【0061】
【表7】 表7で説明した結果は、結合樹脂を付加することなく、
本発明のアラミド繊維の良好な引っ張り強さを示す。引
っ張り強さは、従来の方法において準備された繊維の濾
過シートと比較して本発明によって準備された繊維濾過
シートにおいて非常に改良された。
本発明のアラミド繊維の良好な引っ張り強さを示す。引
っ張り強さは、従来の方法において準備された繊維の濾
過シートと比較して本発明によって準備された繊維濾過
シートにおいて非常に改良された。
【0062】実施例8 この例は、このような繊維濾過シートを準備するために
使用される樹脂結合剤を付加する量に関する本発明のア
ラミド繊維濾過シートを示す。
使用される樹脂結合剤を付加する量に関する本発明のア
ラミド繊維濾過シートを示す。
【0063】アラミド繊維濾過シートは、0,5,及び
重量%の結合樹脂を使用してユニオンHTD28ホモジ
ナイザーを50回通した例3の手順によるトワロン10
94のアラミド繊維から準備される。繊維濾過シートの
物理的特性は、シート重量、第1及び1500cc/分
のバブルポイント(アルコールウエット)、1500c
c/分とバブルポイントの比、空気流抵抗(ΔP)及び
引っ張り強度(固定された厚さで1b/リニヤインチま
たはkg/m)を決定するために測定される。これらの
測定値は表8で説明する。
重量%の結合樹脂を使用してユニオンHTD28ホモジ
ナイザーを50回通した例3の手順によるトワロン10
94のアラミド繊維から準備される。繊維濾過シートの
物理的特性は、シート重量、第1及び1500cc/分
のバブルポイント(アルコールウエット)、1500c
c/分とバブルポイントの比、空気流抵抗(ΔP)及び
引っ張り強度(固定された厚さで1b/リニヤインチま
たはkg/m)を決定するために測定される。これらの
測定値は表8で説明する。
【0064】
【表8】 所望ならば、表8に示した結果は、本発明のアラミド繊
維濾過シートの準備に使用することができ、このような
結合樹脂の使用は、バブルポイントに対する比較的小さ
い衝撃及び繊維濾過シートの空気流抵抗を有する引っ張
り特性において著しい増加があることを示す。繊維濾過
シートの高度な弾性変形は、このようなシートをパルス
形態の適用において特に適するようにし、これらのシー
トを典型的な波形及びフィルタ部材組立体に変形するこ
とができるようにする。
維濾過シートの準備に使用することができ、このような
結合樹脂の使用は、バブルポイントに対する比較的小さ
い衝撃及び繊維濾過シートの空気流抵抗を有する引っ張
り特性において著しい増加があることを示す。繊維濾過
シートの高度な弾性変形は、このようなシートをパルス
形態の適用において特に適するようにし、これらのシー
トを典型的な波形及びフィルタ部材組立体に変形するこ
とができるようにする。
【0065】本発明を好ましい実施例において説明した
が、当業者は種々の変形及び変更を行うことができるこ
とは明らかである。
が、当業者は種々の変形及び変更を行うことができるこ
とは明らかである。
【図1】アラミド繊維濾過シートのアラミド繊維を準備
するために使用される動翼−静翼と、アラミド繊維濾過
シートの結果としての第1の1500cc/分のバブル
ポイント(水柱及びkPa)との間の関係を示すグラフ
である。
するために使用される動翼−静翼と、アラミド繊維濾過
シートの結果としての第1の1500cc/分のバブル
ポイント(水柱及びkPa)との間の関係を示すグラフ
である。
【図2】アラミド繊維濾過シートのアラミド繊維を準備
するために使用されるホモジェナイザの数と、アラミド
繊維濾過シートの結果としての第1の1500cc/分
のバブルポイント(水柱及びkPa)との間の関係を示
すグラフである。
するために使用されるホモジェナイザの数と、アラミド
繊維濾過シートの結果としての第1の1500cc/分
のバブルポイント(水柱及びkPa)との間の関係を示
すグラフである。
【図3】アラミド繊維濾過シートのアラミド繊維を準備
するために使用されるミクロフルイダイザの数と、アラ
ミド繊維濾過シートの結果としての第1の1500cc
/分のバブルポイント(水柱及びkPa)との間の関係
を示すグラフである。
するために使用されるミクロフルイダイザの数と、アラ
ミド繊維濾過シートの結果としての第1の1500cc
/分のバブルポイント(水柱及びkPa)との間の関係
を示すグラフである。
【図4】アラミド繊維濾過シートの空気流抵抗と、ガラ
ス繊維シートと、繊維濾過シートの結果としての第1の
1500cc/分のバブルポイント(水柱及びkPa)
との間の関係を示すグラフである。
ス繊維シートと、繊維濾過シートの結果としての第1の
1500cc/分のバブルポイント(水柱及びkPa)
との間の関係を示すグラフである。
【図5】異なるシート重量(1.3乃至1.6及び3.
7g/ft2(14乃至17及び40g/m2))のアラ
ミド繊維濾過シートの空気流抵抗と、第1のバブルポイ
ント(水柱及びkPa)と、アラミド繊維濾過シートの
(シュードモナスディミヌタに対する)規定濃度の低下
の関係を示すグラフである。
7g/ft2(14乃至17及び40g/m2))のアラ
ミド繊維濾過シートの空気流抵抗と、第1のバブルポイ
ント(水柱及びkPa)と、アラミド繊維濾過シートの
(シュードモナスディミヌタに対する)規定濃度の低下
の関係を示すグラフである。
Claims (20)
- 【請求項1】 少なくとも約12kPaの第1のバブル
ポイントを有するアラミド繊維濾過シート。 - 【請求項2】 前記シートは、少なくとも約25kPa
の第1のバブルポイントを有する請求項1に記載のアラ
ミド繊維濾過シート。 - 【請求項3】 前記シートは、少なくとも約25kPa
の1500cc/分のバブルポイントを有する請求項1
または2に記載のアラミド繊維濾過シート。 - 【請求項4】 前記シートは、少なくとも約50kPa
の1500cc/分のバブルポイントを有する請求項1
乃至3のいずれか1項に記載のアラミド繊維濾過シー
ト。 - 【請求項5】 前記シートは、第1のバブル点に対する
1500cc/分のバブルポイントの2またはそれ以下
の比を有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のア
ラミド繊維濾過シート。 - 【請求項6】 前記シートは、第1のバブル点に対する
1500cc/分のバブルポイントの1.6またはそれ
以下の比を有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載
のアラミド繊維濾過シート。 - 【請求項7】 フュードモナスディミヌタ対して少なく
とも約105の規定濃度の低下を有する繊維濾過シー
ト。 - 【請求項8】 前記シートは、フュードモナスディミヌ
タ対して少なくとも約108の規定濃度の低下を有する
請求項7に記載の繊維濾過シート。 - 【請求項9】 前記シートは、フュードモナスディミヌ
タ対して少なくとも約1010の規定濃度の低下を有する
請求項8に記載の繊維濾過シート。 - 【請求項10】 前記シートは、約500μmまたはそ
れ以下の厚さを有する請求項1乃至9のいずれか1項に
記載のアラミド繊維濾過シート。 - 【請求項11】 前記シートは、約55g/m2または
それ以下の厚さを有する請求項1乃至9のいずれか1項
に記載のアラミド繊維濾過シート。 - 【請求項12】 前記シートは、約25kPaまたはそ
れ以下の空気流抵抗を有する請求項1乃至11のいずれ
か1項に記載のアラミド繊維濾過シート。 - 【請求項13】 前記シートには、結合樹脂が付加され
ない請求項1乃至12のいずれか1項に記載のアラミド
繊維濾過シート。 - 【請求項14】 液体中にアラミド繊維を分散する段階
と、前記アラミド繊維の平均直径を小さくするのに十分
な条件の下に少なくとも約10,000/秒のせん断速
度を前記アラミド繊維に与え、機械的に小繊維化する段
階とを有するアラミド繊維の直径を小さくする方法。 - 【請求項15】 請求項14によってアラミド繊維を小
さくする段階と、前記小径のアラミド繊維からアラミド
繊維濾過シートを準備する段階とを有するアラミド繊維
濾過シートを準備する方法。 - 【請求項16】 請求項1乃至13のいずれかのアラミ
ド繊維濾過シートに液体を通す段階を有する液体処理方
法。 - 【請求項17】 前記液体は、前記アラミド繊維濾過シ
ートを通過する前に102/mlを越えるバクテリヤを
有し、前記アラミド繊維濾過シートを通過した後に10
2/ml未満のバクテリヤを有する請求項16に記載の
方法。 - 【請求項18】 請求項1乃至13のいずれかの濾過シ
ートに形成することができることを特徴とするアラミド
繊維 - 【請求項19】 重複され密封されて外面、内面、2つ
の端部及び管の端部に密封された端部キャップを有する
管形状を有する側面を備え、前記端部キャップの少なく
とも一方は、管の内側に接近することができる中央開口
部を有し、前記すべてのシールは液密である請求項1乃
至13のいずれか1項に記載のアラミド繊維濾過シート
を有する濾過部材。 - 【請求項20】 浸透性の中空の管の周りを螺旋状に巻
いて前記アラミド繊維濾過シートの幅の0%から約95
%の重複部を形成する請求項1乃至13のいずれか1項
に記載のアラミド繊維濾過シートを有する濾過部材。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/236,515 US5529844A (en) | 1994-04-29 | 1994-04-29 | Aramid fiber filtration sheet |
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---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7106282A Pending JPH07299316A (ja) | 1994-04-29 | 1995-04-28 | アラミド繊維濾過シート |
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CA (1) | CA2128593A1 (ja) |
DE (1) | DE19515433A1 (ja) |
FR (1) | FR2719237B1 (ja) |
GB (1) | GB2288825B (ja) |
IT (1) | IT1284392B1 (ja) |
NL (1) | NL1000257C2 (ja) |
TW (1) | TW376327B (ja) |
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WO1996029146A1 (en) | 1995-03-22 | 1996-09-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Solid phase extraction membrane |
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US5782689A (en) * | 1996-01-11 | 1998-07-21 | Tomkins Industries Inc. | Fabric faced air distribution device |
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US20030006186A1 (en) * | 1998-10-05 | 2003-01-09 | Pulek John L. | Spiral wound depth filter |
WO2000020096A1 (en) | 1998-10-05 | 2000-04-13 | Cuno Incorporated | Filter and method of filtering a fluid |
JP4520621B2 (ja) * | 2000-11-01 | 2010-08-11 | 信和化工株式会社 | クロマトグラフィー用分離カラム、固相抽出用媒体、及びクロマトグラフィーの試料注入システム |
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TWI414345B (zh) * | 2010-01-04 | 2013-11-11 | Taiwan Textile Res Inst | 含有奈米纖維之薄膜、複合薄膜、其製造方法及其用途 |
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US10155186B2 (en) | 2010-12-17 | 2018-12-18 | Hollingsworth & Vose Company | Fine fiber filter media and processes |
US20120152821A1 (en) | 2010-12-17 | 2012-06-21 | Hollingsworth & Vose Company | Fine fiber filter media and processes |
US9694306B2 (en) | 2013-05-24 | 2017-07-04 | Hollingsworth & Vose Company | Filter media including polymer compositions and blends |
EP3530791B1 (en) | 2016-10-24 | 2021-06-09 | Oji Holdings Corporation | Inorganic fiber sheet, honeycomb molded body and honeycomb filter |
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- 1994-07-21 CA CA002128593A patent/CA2128593A1/en not_active Abandoned
- 1994-07-27 TW TW083106857A patent/TW376327B/zh not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-04-12 GB GB9507631A patent/GB2288825B/en not_active Expired - Fee Related
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- 1995-04-27 DE DE19515433A patent/DE19515433A1/de not_active Withdrawn
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1996
- 1996-04-24 US US08/638,958 patent/US5702616A/en not_active Expired - Lifetime
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