JPH07298802A - ペット用マット - Google Patents
ペット用マットInfo
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- JPH07298802A JPH07298802A JP11380994A JP11380994A JPH07298802A JP H07298802 A JPH07298802 A JP H07298802A JP 11380994 A JP11380994 A JP 11380994A JP 11380994 A JP11380994 A JP 11380994A JP H07298802 A JPH07298802 A JP H07298802A
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- Japan
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- pet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のペット用排泄物処理マットは、布地越
しであるとはいえ、排泄物を手で掴み取る必要があるた
め心理的な不快感が伴う。本発明の目的は、ペット用マ
ットの交換を容易かつ衛生的に行わせる点にある。 【構成】 吸湿性柔軟素材を用いたマット本体の外周縁
端部に紐を挿通させるための案内部を形成し、マット本
体の少なくとも一側縁に当該案内部の開口を設ける一
方、前記案内部に挿通させた紐の両端部を当該開口から
露出させる。
しであるとはいえ、排泄物を手で掴み取る必要があるた
め心理的な不快感が伴う。本発明の目的は、ペット用マ
ットの交換を容易かつ衛生的に行わせる点にある。 【構成】 吸湿性柔軟素材を用いたマット本体の外周縁
端部に紐を挿通させるための案内部を形成し、マット本
体の少なくとも一側縁に当該案内部の開口を設ける一
方、前記案内部に挿通させた紐の両端部を当該開口から
露出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペットの排泄物を処理す
るためのペット用敷きマットに係り、特に使い勝手を向
上させるためのマット構造に関する。
るためのペット用敷きマットに係り、特に使い勝手を向
上させるためのマット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】犬、猫等のペットは屋外に排泄用のスペ
ースがある場合には自分の小屋や寝箱を汚すことは少な
い。しかし近時は、マンションの増加や宅地スペースの
減少により屋内でペットを飼育するケースが増えた結
果、ペットの排泄場所も限られたものとなり、特別に設
けた排泄箱や、場合によっては寝箱やペット小屋におい
て排泄を行う場合もみられる。
ースがある場合には自分の小屋や寝箱を汚すことは少な
い。しかし近時は、マンションの増加や宅地スペースの
減少により屋内でペットを飼育するケースが増えた結
果、ペットの排泄場所も限られたものとなり、特別に設
けた排泄箱や、場合によっては寝箱やペット小屋におい
て排泄を行う場合もみられる。
【0003】屋内飼育ペットの排泄場所は、現在一般に
は、箱体(または小屋)の底に古新聞や段ボール紙をち
ぎって敷き、或いは高吸湿性の繊維布地を敷く。飼い主
がペットの排泄物を処理するときには、底に敷いていた
古新聞や布地ごとビニル袋に収容し、ビニル袋の開口を
縛って廃棄処分とする。
は、箱体(または小屋)の底に古新聞や段ボール紙をち
ぎって敷き、或いは高吸湿性の繊維布地を敷く。飼い主
がペットの排泄物を処理するときには、底に敷いていた
古新聞や布地ごとビニル袋に収容し、ビニル袋の開口を
縛って廃棄処分とする。
【0004】しかしながら古新聞等の紙類は、高吸湿布
材に較べて水分吸収率が低いため頻繁な交換を必要とす
るだけでなく、紙片をちぎって入れてやる必要があるな
ど面倒な手間を要することから、最近は各種の高吸湿布
地をペット用のトイレに使用する飼い主が増えている。
この吸湿布地の構造は、いわゆる紙おむつや生理用品に
使用するものと同様、粉砕パルプを積層し、ポリエチレ
ンフィルムや不織布を重ねたもの、あるいは吸湿ポリマ
ーを内在させたものが使用される。大きさは、例えば横
40cm、縦30cm程度である。尚、このようなペッ
ト用マットに関する技術としては、電熱線等により暖房
可能としたもの(特開昭57−28932、実開平3−
2485号公報)、悪臭を除去する吸着剤を配したもの
(実開昭59−110041号公報)、害虫忌避効果を
もたせたパイル編織物(実開平3−111596号公
報)等が知られている。
材に較べて水分吸収率が低いため頻繁な交換を必要とす
るだけでなく、紙片をちぎって入れてやる必要があるな
ど面倒な手間を要することから、最近は各種の高吸湿布
地をペット用のトイレに使用する飼い主が増えている。
この吸湿布地の構造は、いわゆる紙おむつや生理用品に
使用するものと同様、粉砕パルプを積層し、ポリエチレ
ンフィルムや不織布を重ねたもの、あるいは吸湿ポリマ
ーを内在させたものが使用される。大きさは、例えば横
40cm、縦30cm程度である。尚、このようなペッ
ト用マットに関する技術としては、電熱線等により暖房
可能としたもの(特開昭57−28932、実開平3−
2485号公報)、悪臭を除去する吸着剤を配したもの
(実開昭59−110041号公報)、害虫忌避効果を
もたせたパイル編織物(実開平3−111596号公
報)等が知られている。
【0005】またペットの排泄物を衛生的に処理するマ
ットとしては、例えば図8に示すものがある。これは、
二枚重ねの合成樹脂1の縁端を接着させて袋部2を形成
し、該袋部2に手を入れて排泄物Aを掴み、拭い地5で
綺麗に拭き取ってから折り返し蓋部3を折り返し、袋体
の中に排泄物Aを収容して廃棄するというものである
(実開昭61−80701号公報)。
ットとしては、例えば図8に示すものがある。これは、
二枚重ねの合成樹脂1の縁端を接着させて袋部2を形成
し、該袋部2に手を入れて排泄物Aを掴み、拭い地5で
綺麗に拭き取ってから折り返し蓋部3を折り返し、袋体
の中に排泄物Aを収容して廃棄するというものである
(実開昭61−80701号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記実開昭
61−80701号公報掲載のマットは、布地越しであ
るとはいえ、排泄物Aを手で掴み取る必要があるため心
理的な不快感が伴うのが一般であり、またこの発明は、
折り返して袋体にするという点を除けば古新聞等で排泄
物を払拭する従来一般の処理方法と異なるところがな
い。
61−80701号公報掲載のマットは、布地越しであ
るとはいえ、排泄物Aを手で掴み取る必要があるため心
理的な不快感が伴うのが一般であり、またこの発明は、
折り返して袋体にするという点を除けば古新聞等で排泄
物を払拭する従来一般の処理方法と異なるところがな
い。
【0007】また袋体を構成しない平面的な吸湿性マッ
トは、マット交換の際に布地を折り畳むことによって排
泄物を包み、ゴミ袋へ捨てているが、マット布地を折り
畳んで捨てるときには、布地に滲み込んだ排泄物が手に
触れ易く、非衛生的な感じを抱かせる。
トは、マット交換の際に布地を折り畳むことによって排
泄物を包み、ゴミ袋へ捨てているが、マット布地を折り
畳んで捨てるときには、布地に滲み込んだ排泄物が手に
触れ易く、非衛生的な感じを抱かせる。
【0008】特にペット小屋内部に敷いたマットを交換
するときには、狭い出入口から手を差し入れて布地を折
り畳む必要があるため交換作業が面倒であり、また排泄
物が手につき易いなど心理的にも煩わしく、非衛生的で
もある。
するときには、狭い出入口から手を差し入れて布地を折
り畳む必要があるため交換作業が面倒であり、また排泄
物が手につき易いなど心理的にも煩わしく、非衛生的で
もある。
【0009】そこで本発明の目的は、ペット用マットの
交換をより容易かつ衛生的に行わせる点にある。
交換をより容易かつ衛生的に行わせる点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成して課題
を達成するため、本発明に係るペット用マットは、吸湿
性柔軟素材を用いたマット本体の外周縁端部に紐を挿通
させるための案内部を形成し、マット本体の少なくとも
一側縁に当該案内部の開口を設ける一方、前記案内部に
挿通させた紐の両端部を当該開口から露出させた。
を達成するため、本発明に係るペット用マットは、吸湿
性柔軟素材を用いたマット本体の外周縁端部に紐を挿通
させるための案内部を形成し、マット本体の少なくとも
一側縁に当該案内部の開口を設ける一方、前記案内部に
挿通させた紐の両端部を当該開口から露出させた。
【0011】
【作用】本発明に係るペット用マットは、マット本体の
素材として吸湿材を用いるからペットの排泄物水分を効
率的に吸収させることが出来る。またその素材は柔軟性
を備えるから、外力によって容易に折り畳み収縮する。
素材として吸湿材を用いるからペットの排泄物水分を効
率的に吸収させることが出来る。またその素材は柔軟性
を備えるから、外力によって容易に折り畳み収縮する。
【0012】マット本体の外周縁端部には紐を挿通させ
るための案内部が形成され、該案内部には紐が通され
る。この紐は、マット本体の少なくとも一側縁に設けた
案内部の開口からその両端部を外部に露出してあるか
ら、開口部に片手指を宛てがいつつ露出させてある紐の
両端を他方の手で同時に引くことにより、マット本体の
外周縁端部に外力を加え、マット本体を収縮させて排泄
物を包み込ませる。片手指を宛がう開口部は、吸湿性マ
ットの外側縁端に設けた案内部に位置してその部分は吸
水性を持たせる必要がないから、マットを絞り込むとき
に片手指を宛がっても排泄物の水分が指に触れることは
ない。
るための案内部が形成され、該案内部には紐が通され
る。この紐は、マット本体の少なくとも一側縁に設けた
案内部の開口からその両端部を外部に露出してあるか
ら、開口部に片手指を宛てがいつつ露出させてある紐の
両端を他方の手で同時に引くことにより、マット本体の
外周縁端部に外力を加え、マット本体を収縮させて排泄
物を包み込ませる。片手指を宛がう開口部は、吸湿性マ
ットの外側縁端に設けた案内部に位置してその部分は吸
水性を持たせる必要がないから、マットを絞り込むとき
に片手指を宛がっても排泄物の水分が指に触れることは
ない。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1〜図3は、本発明に係るペット用マット
の一例を示すものである。このペット用マット10は、
吸湿性のマット本体11の裏地に塩化ビニル等の非透水
性シート12をあてがい、シート12の外周縁端部に紐
案内部14を形成する。そして、この紐案内部14に細
紐15を挿通させ、シート12の一側に設けた案内部1
4の開口16から、細紐15の両端部17,18をそれ
ぞれ外に露出させる。また、開口16近傍には細紐両端
部17,18を通すための挿通プレート19を配し、該
挿通プレート19に設けた二つの挿通孔21,22に細
紐15を挿通させ、両端部17,18の動きを規制す
る。尚、この挿通プレートの挿通孔は紐の動きを規制で
きれば良いから、一つの孔に二本の紐を挿通させても良
い。
説明する。図1〜図3は、本発明に係るペット用マット
の一例を示すものである。このペット用マット10は、
吸湿性のマット本体11の裏地に塩化ビニル等の非透水
性シート12をあてがい、シート12の外周縁端部に紐
案内部14を形成する。そして、この紐案内部14に細
紐15を挿通させ、シート12の一側に設けた案内部1
4の開口16から、細紐15の両端部17,18をそれ
ぞれ外に露出させる。また、開口16近傍には細紐両端
部17,18を通すための挿通プレート19を配し、該
挿通プレート19に設けた二つの挿通孔21,22に細
紐15を挿通させ、両端部17,18の動きを規制す
る。尚、この挿通プレートの挿通孔は紐の動きを規制で
きれば良いから、一つの孔に二本の紐を挿通させても良
い。
【0014】ここで、吸湿性のマット本体11は例えば
粉砕パルプ等を積層させた吸湿布地の表面に不織布を設
け、水分の滲み出しを防止できるものを使用する。裏地
にあてがう非透水性シート12は、必ずしも必要ではな
いが、心理的な衛生感をもたせるためにビニル樹脂等の
薄膜シートを用い、また悪臭を遮断する効果を持たせ
る。
粉砕パルプ等を積層させた吸湿布地の表面に不織布を設
け、水分の滲み出しを防止できるものを使用する。裏地
にあてがう非透水性シート12は、必ずしも必要ではな
いが、心理的な衛生感をもたせるためにビニル樹脂等の
薄膜シートを用い、また悪臭を遮断する効果を持たせ
る。
【0015】紐案内部14は、例えば樹脂シート12の
外周縁端を折り返して袋路(チューブ)を作り、端縁を
熱溶着させる。この紐案内部14は、細紐15を挿通さ
せ、かつマット本体11に対して縁部から外力を加える
ことが出来れば良いから、可撓性のあるストローチュー
ブや布製の袋路を別途用意して当該部分に接着等により
固着させても良い。裏当ての樹脂シート12を用いない
場合は、吸湿性のマット本体11自体に紐案内部14を
形成することも出来る。例えばマット表面の不織布端縁
に袋路を形成する等である。
外周縁端を折り返して袋路(チューブ)を作り、端縁を
熱溶着させる。この紐案内部14は、細紐15を挿通さ
せ、かつマット本体11に対して縁部から外力を加える
ことが出来れば良いから、可撓性のあるストローチュー
ブや布製の袋路を別途用意して当該部分に接着等により
固着させても良い。裏当ての樹脂シート12を用いない
場合は、吸湿性のマット本体11自体に紐案内部14を
形成することも出来る。例えばマット表面の不織布端縁
に袋路を形成する等である。
【0016】細紐15は、特にその材質を問わない。布
繊維や化学繊維をよりあわせたもの或いは単純な樹脂紐
および金属線でも構わない。この細紐15は、開口16
部分に配した挿通プレート19を通し、その両端部1
7,18を引っ張り易くする。挿通プレート19は例え
ば服地ボタン等の樹脂系硬質材を用い、二つの挿通孔2
1,22に細紐両端部17,18を挿通させ、その端部
を結んで露出端部を環状にしておく。尚、図では紐の結
び目を符号C、環状となった頂点部位をPで示してあ
る。
繊維や化学繊維をよりあわせたもの或いは単純な樹脂紐
および金属線でも構わない。この細紐15は、開口16
部分に配した挿通プレート19を通し、その両端部1
7,18を引っ張り易くする。挿通プレート19は例え
ば服地ボタン等の樹脂系硬質材を用い、二つの挿通孔2
1,22に細紐両端部17,18を挿通させ、その端部
を結んで露出端部を環状にしておく。尚、図では紐の結
び目を符号C、環状となった頂点部位をPで示してあ
る。
【0017】このペット用マット10はペット小屋や寝
箱、或いは特に学習させた排泄箇所に敷き置く。マット
交換時は、例えば右手親指(および人差し指)を挿通プ
レート19にあてがい、左手人差し指(および親指)で
細紐15の頂点Pを引く。これにより案内部14に挿通
された細紐15が引かれ、図2に示すようにマット本体
11を収縮させ外周縁端が立上ってくる。さらに細紐頂
点Pを引くと、図3に示すようにマット本体11は排泄
物を包み込み、袋状に収縮しきる。この状態で排泄物を
適当な袋に収容し、廃棄処分する。
箱、或いは特に学習させた排泄箇所に敷き置く。マット
交換時は、例えば右手親指(および人差し指)を挿通プ
レート19にあてがい、左手人差し指(および親指)で
細紐15の頂点Pを引く。これにより案内部14に挿通
された細紐15が引かれ、図2に示すようにマット本体
11を収縮させ外周縁端が立上ってくる。さらに細紐頂
点Pを引くと、図3に示すようにマット本体11は排泄
物を包み込み、袋状に収縮しきる。この状態で排泄物を
適当な袋に収容し、廃棄処分する。
【0018】この場合、ペットの飼育者は、細紐15を
引くだけで排泄物の処理が出来るから、布地越しに排泄
物を掴む等の心理的な煩わしさがなく、また排泄物が手
に触れる等の汚れもない。また、マット本体11を手で
折り畳む必要がないから、処理が極めて簡単であり、交
換に要する時間も短縮できる。裏地に樹脂系ビニルシー
トを配した場合は、床面を汚すこともなく悪臭の付着も
防止できる。
引くだけで排泄物の処理が出来るから、布地越しに排泄
物を掴む等の心理的な煩わしさがなく、また排泄物が手
に触れる等の汚れもない。また、マット本体11を手で
折り畳む必要がないから、処理が極めて簡単であり、交
換に要する時間も短縮できる。裏地に樹脂系ビニルシー
トを配した場合は、床面を汚すこともなく悪臭の付着も
防止できる。
【0019】図4は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。このペット用マット30は、裏地である樹脂ビニ
ル31にポケット32を設け、このポケット32に薄膜
の樹脂袋34を収納させてなる。樹脂袋34の基底部3
5はポケット内の適当箇所に固定しておく。尚、その他
の部分は前記実施例と同じであるから同一符号を附して
重複する説明を省略する。
ある。このペット用マット30は、裏地である樹脂ビニ
ル31にポケット32を設け、このポケット32に薄膜
の樹脂袋34を収納させてなる。樹脂袋34の基底部3
5はポケット内の適当箇所に固定しておく。尚、その他
の部分は前記実施例と同じであるから同一符号を附して
重複する説明を省略する。
【0020】このペット用マット30は、図5に示すよ
うに細紐15を引いて収縮させた後に、ポケット32か
ら樹脂袋34を引き出し、この樹脂袋34を裏返すこと
によってマット本体11を包むことが出来る。さらに図
6に示すように、引き出して裏返した樹脂袋34の開口
は、細紐15でくくることが可能であるから、開口端縁
部を細紐15の両端部17,18で堅縛し、廃棄処分を
行えば良い。
うに細紐15を引いて収縮させた後に、ポケット32か
ら樹脂袋34を引き出し、この樹脂袋34を裏返すこと
によってマット本体11を包むことが出来る。さらに図
6に示すように、引き出して裏返した樹脂袋34の開口
は、細紐15でくくることが可能であるから、開口端縁
部を細紐15の両端部17,18で堅縛し、廃棄処分を
行えば良い。
【0021】ポケット32に収納する樹脂袋34は、マ
ット本体11を包むことの出来る最小容積のもので良い
から、別途に収納袋を用意する場合に較べて経済負担も
少なく、また悪臭の発散を完全に防止できる。
ット本体11を包むことの出来る最小容積のもので良い
から、別途に収納袋を用意する場合に較べて経済負担も
少なく、また悪臭の発散を完全に防止できる。
【0022】図7は本発明の第三の実施例を示すもので
ある。このペット用マット40は、マット本体41の三
側面に紐案内部14の開口42,43,44を設けてな
る。この開口42,43,44は、ペット小屋の形状に
合わせていずれの方向からも細紐15を引けるようにし
たもので、それぞれの開口42,43,44から外に露
出させた細紐15は、適当箇所を結んで環状部Rとして
ある。細紐15は一本のものでなくとも良く、例えば三
つの開口(42,43,44)がある場合は、三本の紐
を使用しても構わない。一本の紐で構成する場合は、開
口部42,43,44の位置に合わせて細紐15をたる
ませて外部に露出させ、いずれか一箇所の開口部分で紐
両端部を結んでおく。
ある。このペット用マット40は、マット本体41の三
側面に紐案内部14の開口42,43,44を設けてな
る。この開口42,43,44は、ペット小屋の形状に
合わせていずれの方向からも細紐15を引けるようにし
たもので、それぞれの開口42,43,44から外に露
出させた細紐15は、適当箇所を結んで環状部Rとして
ある。細紐15は一本のものでなくとも良く、例えば三
つの開口(42,43,44)がある場合は、三本の紐
を使用しても構わない。一本の紐で構成する場合は、開
口部42,43,44の位置に合わせて細紐15をたる
ませて外部に露出させ、いずれか一箇所の開口部分で紐
両端部を結んでおく。
【0023】このように細紐15の環状部を複数設けて
おけば、ペット小屋の形状や出入口開口の位置が異なっ
ても、必ず一箇所の出入口には紐環状部Rが位置するこ
とになる。従って、どのようなタイプのペット小屋にも
このマットを適用することが可能となる。
おけば、ペット小屋の形状や出入口開口の位置が異なっ
ても、必ず一箇所の出入口には紐環状部Rが位置するこ
とになる。従って、どのようなタイプのペット小屋にも
このマットを適用することが可能となる。
【0024】尚、本発明に係るペット用マットは、その
形状を特に限定されない。方形以外であっても外周縁端
部に紐を挿通させ収縮させることは可能だからである。
また吸湿性マットの裏地には必ずしも樹脂系シートを要
しない。樹脂以外の素材、例えば不織布だけでも十分に
水分の漏出を防止できるからである。またマット本体に
電熱線を配すること、悪臭吸着剤や芳香剤を積層させる
こと、或いは害虫忌避繊維を用いることも可能である。
また繊維に含浸可能なセラミック、例えば二価三価鉄塩
やプラチナ繊維等、電磁波効果の認められる素材を用い
ても良いことは勿論である。
形状を特に限定されない。方形以外であっても外周縁端
部に紐を挿通させ収縮させることは可能だからである。
また吸湿性マットの裏地には必ずしも樹脂系シートを要
しない。樹脂以外の素材、例えば不織布だけでも十分に
水分の漏出を防止できるからである。またマット本体に
電熱線を配すること、悪臭吸着剤や芳香剤を積層させる
こと、或いは害虫忌避繊維を用いることも可能である。
また繊維に含浸可能なセラミック、例えば二価三価鉄塩
やプラチナ繊維等、電磁波効果の認められる素材を用い
ても良いことは勿論である。
【0025】また紐案内部は、その構成を限定されな
い、細紐を挿通案内可能であれば良く素材端部を糊付け
し、いわゆるホチキスで適当箇所を係止させただけの作
りであっても構わない。挿通させた細紐がマット外周縁
端を収縮させることに変わりはないからである。また細
紐両端を挿通させる挿通プレートは必ずしも必要ではな
い。紐の引き易さは低下するが、マット外周縁端を収縮
させる効果に変わりはないからである。
い、細紐を挿通案内可能であれば良く素材端部を糊付け
し、いわゆるホチキスで適当箇所を係止させただけの作
りであっても構わない。挿通させた細紐がマット外周縁
端を収縮させることに変わりはないからである。また細
紐両端を挿通させる挿通プレートは必ずしも必要ではな
い。紐の引き易さは低下するが、マット外周縁端を収縮
させる効果に変わりはないからである。
【0026】さらにこのマットは、少なくとも外周縁端
部の四隅を適当手段で上向きに形成することが望まし
い。紐環状部を引いたときに、排泄物を包み込んで上向
きにマットを収縮させるためである。形状成形部材とし
ては例えば軟性樹脂材、針金等の金属線がある。
部の四隅を適当手段で上向きに形成することが望まし
い。紐環状部を引いたときに、排泄物を包み込んで上向
きにマットを収縮させるためである。形状成形部材とし
ては例えば軟性樹脂材、針金等の金属線がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るペット
用マットによれば、細紐を引くだけでマットを収縮させ
ることが出来るので、マットの交換をより容易かつ衛生
的に行うことが出来る。
用マットによれば、細紐を引くだけでマットを収縮させ
ることが出来るので、マットの交換をより容易かつ衛生
的に行うことが出来る。
【図1】本発明に係るペット用マットの一例を示す図で
ある。
ある。
【図2】図1に示すペット用マットの動作例を示す図で
ある。
ある。
【図3】図1に示すペット用マットの動作例を示す図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係るペット用マットの第二の実施例を
示す図である。
示す図である。
【図5】図4に示すペット用マットの動作例を示す図で
ある。
ある。
【図6】図4に示すペット用マットの動作例を示す図で
ある。
ある。
【図7】本発明に係るペット用マットの第三の実施例を
示す図である。
示す図である。
【図8】従来のペット用マット例を示す図である。
10,30,40 ペット用マット 11,41 マット本体 12 非透水性シート 14 紐案内部 15 細紐 16,42,43,44 開口 17 紐両端部 19 挿通プレート 21,22 挿通孔 31 樹脂ビニル 32 ポケット 34 樹脂袋
Claims (1)
- 【請求項1】 吸湿性柔軟素材を用いたマット本体の外
周縁端部に紐を挿通させるための案内部を形成し、マッ
ト本体の少なくとも一側縁に当該案内部の開口を設ける
一方、前記案内部に挿通させた紐の両端部を当該開口か
ら露出させたことを特徴とするペット用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11380994A JPH07298802A (ja) | 1994-04-29 | 1994-04-29 | ペット用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11380994A JPH07298802A (ja) | 1994-04-29 | 1994-04-29 | ペット用マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07298802A true JPH07298802A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14621609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11380994A Withdrawn JPH07298802A (ja) | 1994-04-29 | 1994-04-29 | ペット用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07298802A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010220559A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Kyoda Co Ltd | ペットシート |
JP2013070637A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Nobumoto Fukue | ペットシート |
JP2014100143A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Pet Food Express | 吸収パッド |
JP2016041038A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 株式会社大貴 | 排泄物処理材及びそれを用いた動物用トイレ |
-
1994
- 1994-04-29 JP JP11380994A patent/JPH07298802A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010220559A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Kyoda Co Ltd | ペットシート |
JP2013070637A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Nobumoto Fukue | ペットシート |
JP2014100143A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Pet Food Express | 吸収パッド |
JP2016041038A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 株式会社大貴 | 排泄物処理材及びそれを用いた動物用トイレ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |