JPH0729853Y2 - 自動車用キーの収納箱 - Google Patents

自動車用キーの収納箱

Info

Publication number
JPH0729853Y2
JPH0729853Y2 JP1989015132U JP1513289U JPH0729853Y2 JP H0729853 Y2 JPH0729853 Y2 JP H0729853Y2 JP 1989015132 U JP1989015132 U JP 1989015132U JP 1513289 U JP1513289 U JP 1513289U JP H0729853 Y2 JPH0729853 Y2 JP H0729853Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage box
key
car
automobile
window glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989015132U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02105730U (ja
Inventor
丈夫 水口
Original Assignee
丈夫 水口
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丈夫 水口 filed Critical 丈夫 水口
Priority to JP1989015132U priority Critical patent/JPH0729853Y2/ja
Publication of JPH02105730U publication Critical patent/JPH02105730U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0729853Y2 publication Critical patent/JPH0729853Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、多数の自動車を管理する際に使用される自
動車用キーの収納箱に関するものである。
《従来の技術》 多数の自動車を展示して販売しようとする場合等には、
客に車内を見せたり試乗させたりするために自動車のド
アを開けたりエンジンをかけたりする必要が生ずる。こ
のような場合には当該自動車のキーが当然必要になる
が、各自動車にキーを付けたままにしておくのは不用心
であるから、販売員がその都度当該自動車のキーを準備
しなければならない。展示台数が少なくて販売員も一人
であれば、当該販売員が全ての自動車のキーを持ち歩く
ことができるが、展示台数が多いときや販売員が複数人
いる場合にはそのようなことはできない。そこで通常
は、一定の場所に車両ナンバーに対応させてキーを保管
しておき、客が所望した自動車のキーをその都度キー保
管場所に行って取って来るという方法が採られている。
《考案が解決しようとする課題》 しかし一般に客は幾種類もの自動車を調べてから購入す
る自動車を決めるのが普通であるから、一人の客に対応
するだけでも販売員は度々キー保管場所を往復しなけれ
ばならず、特に展示場が広い場合にはその時間的ロスは
非常に大きなものとなる。また、キー保管場所における
キーの配置が一定しないと所望のキーを探すのに手間が
かかるので、キー保管場所における自動車用キーの管理
にも細心の注意が必要になり、作業が煩雑で非能率的で
あるという問題があった。
この考案は、以上のような問題を解決することを目的と
するもので、多数の自動車用キーをその車と1対1の関
係を維持しながらより簡単に且つ安全に保管し、必要が
生じたときには上記販売員等の担当者が直ちに取り出す
ことができるようにすることを課題としている。
《課題を解決するための手段》 本考案に係る自動車用キーの収納箱15は、特定の同一の
管理キーで解錠される旋錠装置10を備えた開閉可能な複
数の箱体1の組からなり、各箱体1の裏面に自動車の側
面窓ガラスの上縁に嵌合可能な溝幅bを備えたコ字形の
固定プレート5を設けたものである。コ字形の固定プレ
ート5は、図示実施例に示すように略90度の方向に2個
設けるのが好ましく、一方の固定プレート17を回動自在
に設けてやるのがよい。
《作用》 この考案の収納箱15は、第3図のように、自動車の窓ガ
ラス13を少し開けてコ字形の固定プレート5を窓ガラス
13の縁ないし隅部に引っ掛け、そのままの状態で窓ガラ
ス13を閉鎖することによって各自動車に簡単かつ確実に
取りつけることができる。この状態で当該自動車のドア
を旋錠し、そのキー14を箱体1に入れ(第4図参照)、
箱体1を閉鎖して管理キーで旋錠する。旋錠された収納
箱15は、管理キーを持たない一般人は開けることができ
ず、またドアを開けなければ収納箱15を自動車から取り
外すこともできないので、自動車用キー14は各自動車に
付設された状態で安全に保管される。コ字形の固定プレ
ート5は、一個でもよいが、図示実施例に示すように略
90度の方向にして2個設けて窓ガラス13の隅部に引っ掛
けるようにすれば、収納箱15の固定をより確実に且つ強
固にできる。2個の固定プレートのうち一方17を回動自
在に設けてやれば、この固定プレート17を180度移動さ
せて左右どちら側の窓ガラス13にも付設でき、また窓ガ
ラスの辺のなす角がいろいろ異なっても、両固定プレー
ト5、17の角度を自在に調整できる。
一方販売員等の権限ある担当者には、各人に管理キーを
所持させる。この管理キーは、多数の収納箱15の全てに
共通であり、必要が生じたときに所持している管理キー
で所望の自動車に装着した収納箱15を開け、当該自動車
用キー14を取り出せばよい。管理キーは同じものを何本
も準備できるから、担当者が多数人いても何等問題はな
く、広い展示場においても各担当者はその場で直ちに所
望の自動車用キー14を取り出すことができ、不注意によ
って自動車用キー14と当該自動車との対応関係が狂う虞
もない。
《実施例》 第1図ないし第4図は、本考案の第1実施例を示したも
ので、第1図は収納箱の斜視図、第2図は収納箱を開放
して示した斜視図である。図中、1は略矩形の金属製箱
体で、L形の基板2と該基板に蝶番3を介して開閉自在
に装着された蓋体4とからなっている。5は強靱な金属
板をコ字形に屈曲して形成した固定プレートで、その基
端は基板2の裏面に固着されている。固定プレート5は
互いに略90度の方向に2個設けられており、そのコ字形
の屈曲部分の溝幅bは自動車の窓ガラスの厚さt(第3
図)より若干広く形成されている。7は基板2の表面に
固着したL形の係止突起、8は蓋体4に形成された突出
部、9は突出部8に穿設された鍵穴、10は突出部8に内
蔵された錠、11は錠10の背面に開口している係止突起挿
入用のスリットである。蓋体4を閉鎖すると係止突起7
の先端がスリット11に挿入されて係止され、蓋体4はロ
ックされる。鍵穴9に管理キーを差し込んで開錠する
と、係止突起7の係止が解かれて蓋体4は開放される。
第3図および第4図に基づき収納箱の使用方法を説明す
る。少し開放した窓ガラス13の隅部に収納箱15の固定プ
レート5を引っ掛け、そのままの状態で窓ガラス13を閉
鎖して窓枠12と窓ガラス13で固定プレート5を挟持して
収納箱15を自動車に取りつける。次に自動車用キー14で
自動車のドアを旋錠し、そのキー14を収納箱15の係止突
起7に引っ掛け、蓋体4を閉鎖して管理キーで旋錠す
る。このような操作を展示された自動車毎に行い、自動
車用キー14を各自動車といっしょに保管しておく。
管理キーは多数の収納箱に全て共通であり、自動車のド
アを開ける必要が生じたら、管理キーで収納箱15を解錠
して当該自動車のキー14を取り出し、このキーで自動車
のドアを開ける。従って、販売員は、1本の管理キーだ
け所持していれば、展示場におかれた全ての自動車のド
アをその場で開けることができる。また、管理の必要が
無くなったときに自動車から収納箱15を取り外す作業も
簡単にでき、収納箱15を取り付けることによって自動車
を傷つける危険も全くない。
第5図および第6図は本考案の第2実施例を示したもの
で、第5図は収納箱の背面斜視図、第6図は収納箱の取
りつけ方法を示した図である。本実施例の収納箱15に
は、箱体1の裏面に固着した固定プレート5と箱体1の
裏面にピン16で回動自在に装着した固定プレート17とが
設けられている。第5図示の実線で示した固定プレート
17の位置は、左側の窓ガラスに付設する場合の位置を示
したものであり、第5図示の想像線で示す固定プレート
17の位置は、右側の窓ガラスに付設する場合の位置を示
したものである。更に、収納箱15を付設しようとする窓
カラス13の隅部の角度が車種によって変化しても、固定
プレート17を若干回動させてやれば、全ての種類の窓ガ
ラス13にぴったりと付設させることができる。
更に、箱体1の裏面に固設された固定プレート5の先端
にコ字形に屈曲したフック18を形成することもでき、該
フックは、第6図に示すように、収納箱15を取りつけた
自動車の車体番号や入庫年月日等を記入したカード19等
を吊り下げるのに利用できる。
《考案の効果》 本考案の自動車用キーの収納箱は、自動車への取付取り
外しが簡単にでき、しかも1個の管理キーで解錠できる
から必要に応じて販売員が全ての自動車のドアを開ける
ことができ、販売員は一々自動車用キーの保管場所を往
復する必要がなくなり、時間的ロスをなくすることがで
きる。また、多数の自動車用キーと当該自動車との1対
1の関係が常に維持され、自動車用キーと当該自動車と
の対応関係が狂う虞もない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示したもの
で、第1図は収納箱の斜視図、第2図は収納箱を開放し
て示す斜視図、第3図は収納箱の取りつけ方法を示す斜
視図、第4図はドアに取りつけられた収納箱の斜視図で
ある。第5図及び第6図は本考案の第2実施例を示した
もので、第5図は収納箱の背面斜視図、第6図は収納箱
の取りつけ方法を示す斜め下方から見た斜視図である。 図中、 1:箱体、2:基板 4:蓋体、5、17:固定プレート 7:係止突起、19:錠 14:自動車用キー、15:収納箱

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の同一の管理キーで解錠される旋錠装
    置(10)を備えた開閉可能な複数個の箱体(1)の組か
    らなり、各箱体(1)の裏面に自動車の側面窓ガラスの
    上縁に嵌合可能な溝幅(b)を有するコ字形に屈曲した
    薄い固定プレート(5)が設けられている、自動車用キ
    ーの収納箱。
  2. 【請求項2】箱体(1)の裏面に回動可能な固定プレー
    ト(17)を設けたことを特徴とする、請求項1記載の自
    動車用キーの収納箱。
JP1989015132U 1989-02-10 1989-02-10 自動車用キーの収納箱 Expired - Lifetime JPH0729853Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989015132U JPH0729853Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 自動車用キーの収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989015132U JPH0729853Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 自動車用キーの収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02105730U JPH02105730U (ja) 1990-08-22
JPH0729853Y2 true JPH0729853Y2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=31226920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989015132U Expired - Lifetime JPH0729853Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 自動車用キーの収納箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729853Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760390Y2 (ja) * 1978-06-22 1982-12-23
JPS6034267Y2 (ja) * 1980-08-25 1985-10-12 旭化成株式会社 湿布材
JPS5845097U (ja) * 1981-09-18 1983-03-26 旭精密株式会社 自在平行定規における定規角度割出設定装置
JPS6278531U (ja) * 1985-11-06 1987-05-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02105730U (ja) 1990-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4577563A (en) Safekeeping box assembly
US4909052A (en) Door safe for delivery and pick-up of articles
US6708532B2 (en) Hinged security cover for vehicle door hasp
US5235830A (en) Locking device for openable containers
US4794587A (en) Disk drive lock
US5590608A (en) Lockable lock box mounting assembly and method
US5794465A (en) Key lock box assembly
US4417527A (en) Automatic teller security apparatus
WO1997021899A2 (en) Tamper-resistant cash box
US6748629B2 (en) Retaining arrangement for key holders
US9988211B1 (en) Lockable mounting bracket
US5303971A (en) Tailgate release handle security device
JPH0729853Y2 (ja) 自動車用キーの収納箱
US6582036B2 (en) Door retaining device
JP2002518757A (ja) 販売機前面用アクセスパネル
US3680937A (en) Security door for vending machines
US5054646A (en) Dispensing device for parking lot
JPH0737962Y2 (ja) 車両用テ−ルゲ−トカバ−構造
JP3350367B2 (ja) 隠し蝶番及びそれを用いた筐体
JPH06156149A (ja) グローブボックス構造
CA1217974A (en) Safekeeping box assembly
JP3014479U (ja) 錠前の自動施錠機能の有無の切替構造
JPH0636204Y2 (ja) 扉の施錠装置
AU783027B2 (en) A retaining arrangement for key holders
JPH0669184U (ja) 表示帯付き工具箱