JPH0729840A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JPH0729840A
JPH0729840A JP5193996A JP19399693A JPH0729840A JP H0729840 A JPH0729840 A JP H0729840A JP 5193996 A JP5193996 A JP 5193996A JP 19399693 A JP19399693 A JP 19399693A JP H0729840 A JPH0729840 A JP H0729840A
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JP
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heat treatment
manifold
temperature
process tube
treatment apparatus
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JP5193996A
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Wataru Okase
亘 大加瀬
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Tokyo Electron Tohoku Ltd
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Tohoku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重金属汚染を防いで、かつ、均熱ゾーンでの
温度を安定させることによって、集積度が高い素子の処
理を均一化することができる構造を備えた熱処理装置を
提供すること。 【構成】 プロセスチューブ12内へのガスの導入部お
よびプロセスチューブ内からの排気部をそれぞれ備えて
いて上記プロセスチューブとの間の連結部にシール部1
8を備えたマニホールド部16とを有する熱処置装置1
0において、マニホールド部16をアルミニュウム系の
金属材料で構成し、この金属材料の内壁表面にシリコン
系の金属汚染防止層を設けている。これにより、マニホ
ールド部での温度の変化を抑えて一定温度に維持するこ
とで均熱ゾーンでの温度変化を防止することができる。
このため、均熱ゾーンでの均一な熱処理が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウエハ製造工程での各種
薄膜形成装置には、CVD装置、エピタキシャル装置や
酸化膜形成装置あるいはドーピング装置の熱拡散装置等
の熱処理装置のひとつに縦型熱処理装置があり、この縦
型熱処理装置の一例としては、特開平3−82016号
公報に記載された構造がある。
【0003】上記公報によれば、アウタチューブとイン
ナチューブとで構成された二重管方式のプロセスチュー
ブを備えた縦型熱処理装置が示されている。この縦型熱
処理装置は、アウタチューブおよびインナチューブの下
端がOリングを介してマニホールド部に支持され、この
マニホールド部によって、プロセスガスおよびパージガ
スの供給さらには熱処理後のプロセスチューブ内の雰囲
気ガスの排気が行なわれるようになっている。
【0004】ところで、このような縦型熱処理装置にお
いては、プロセスチューブを構成するインナチューブが
石英等によって形成されており、そして、マニホールド
部は、一例としてステンレス鋼等の金属で形成されてい
る。石英は、断熱性に優れ、汚染の少ないことを理由に
用いられている。また、マニホールド部は、各種パイプ
類の取付けが必要であること等を理由に金属材料が用い
られている。しかも、金属材料の場合には、マニホール
ドを含めてプロセスチューブ全域を石英によって構成し
た場合に比べ、マニホールド部との接続部でのシール性
が比較的確保しやすい。特に、減圧雰囲気下において熱
処理する場合には、石英で構成した場合のシール性に比
べ良好であることが実験等で確認されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
例えば、半導体ウエハ等での素子の緻密化が進んでい
る。しかしながら、上記したような構造の縦型熱処理装
置では、マニホールド部にステンレス鋼等の金属部品が
用いられていると、プロセスガスとの接触によってある
いは高温雰囲気下に曝されることで、所謂、重金属汚染
が深刻な問題となる。
【0006】一方、バッチ処理によって半導体ウェハを
製造するような場合には、各ウェハ間での処理の均一性
が歩留りに影響を及ぼす。特に、このような処理の均一
性を得るための重要な要素としては、処理領域である均
熱ゾーンにおける温度の均一性がある。しかしながら、
この温度の均一性は、プロセスチューブ内だけでなくこ
れに接続されているマニホールド部での温度が影響す
る。つまり、マニホールド部では、プロセスチューブと
の接続位置に配置されているOリングの耐熱性を維持す
る目的でこれを冷却するための構造が設けられている。
このため、マニホールド部では、局所的な冷却部が存在
していることでこの部分での温度を安定させることが困
難である。従って、プロセスチューブに配置されている
ヒータからの熱がこの部分に伝達された場合には、この
部分での温度が安定しないことによって、上記均熱ゾー
ンでの温度が安定しなくなる。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記従来の熱処
理装置における問題に鑑み、重金属汚染を防いで、か
つ、均熱ゾーンでの温度を安定させることによって、集
積度が高い素子の処理を均一化することができる構造を
備えた熱処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、プロセスチューブと、上記
プロセスチューブ内へのガスの導入部およびプロセスチ
ューブ内からの排気部をそれぞれ備えていて上記プロセ
スチューブとの間の連結部にシール部を備えたマニホー
ルド部とを有する熱処置装置において、マニホールド部
をアルミニュウム系の金属材料で構成し、この金属材料
の内壁表面にシリコン系の金属汚染防止層を設けたこと
を特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、上記マニホールド部は、該マニホールド部領域の温
度を略一定に設定する温度調整機構を備えていることを
特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、上記金属汚染防止層はアルミニュウム系のベ
ース材表面に電解析出法により生成されたSiO2 層に
よって構成されていることを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明では、少なくとも、マニホールドの密閉
内壁面全域がアルミニュウム系の金属材料で構成されて
いる。従って、ヒータで加熱されることで均熱ゾーンと
されているプロセスチューブからの熱がマニホールドに
伝達された場合には、マニホールド部全域において均等
に熱が伝達されることになる。このため、マニホールド
部では温度分布が安定化されて略一定した温度に維持さ
れるので、均熱ゾーンからの熱の移動量が不安定になる
ことが原因して均熱ゾーンでの温度が安定しなくなるよ
うな事態がなくなる。
【0012】しかも、アルミニュウム系金属の表面は非
金属のシリコン系からなる重金属汚染防止層を備えてい
るので反応炉内に供給されるプロセスガスとの接触ある
いは加熱による反応生成物の発生が抑えられることにな
る。
【0013】
【実施例】以下、図1および図2に示す実施例によって
本発明の詳細を説明する。
【0014】図1は、本発明による熱処理装置のひとつ
である縦型熱処理装置の構造とこの縦型熱処理装置にお
ける温度分布を示している。
【0015】図1(A)に示した縦型熱処理装置10
は、プロセスチューブ12、ヒータ14およびマニホー
ルド16を備えている。プロセスチューブ12は、アウ
タチューブ122とインナチューブ124とを備えた二
重管方式で構成されており、アウタチューブ122の外
周に、この周囲を囲繞するヒータ14が対峙している。
【0016】一方、マニホールド16は、アウタチュー
ブ122およびインナチューブ124の下端にそれぞれ
配置されたOリング18を介してプロセスチューブ12
を支持している。そして、このマニホールド16には、
プロセスガス用ガス導入管20、パージガス用ガス導入
管22および排気管24がそれぞれ支持接続されてい
る。
【0017】また、マニホールド16の下方には、ボー
ト26を着脱可能に支持した昇降自在のボートエレベー
タ28が配置されている。ボート26は半導体ウェハW
の搬送治具をなすものであって、縦方向に沿って所定間
隔をおいて複数の半導体ウェハWを水平状態で棚積みで
きるようになっている。また、ボートエレベータ28
は、ボート26を上記インナーチューブ124内に対し
て搬入出するためのものである。このため、ボートエレ
ベータ28のエレベータアーム30には、上記マニホー
ルド16の下端開口と対向する位置に蓋体32が設けら
れていて、マニホールドの下端開口を密閉して炉内を減
圧下に設定することができる。
【0018】エレベータアーム30には、蓋体32に加
えて、その上方に保温筒受け台34が備えられている。
この保温筒受け台34上には保温筒36が載置され、さ
らにこの保温筒36の上端にボート26が着脱自在に支
持されている。この保温筒36は、所定の長さにて形成
されることでインナーチューブ124内にてボート26
を底上げし、ボート26をインナーチューブ124内の
均熱ゾーンに対し最適な位置に配置する作用を有し、ま
た、均熱ゾーンを維持するために熱対流や輻射等を防止
して断熱作用を行なう機能を備えている。
【0019】本実施例では、ボート26およびインナー
チューブ124は石英によって形成される一方、マニホ
ールド16の周壁部およびエレベータアーム30の蓋体
32がアルミニュウムそのものあるいはアルミニュウム
を含む合金等のアルミニュウム系の金属材料によって構
成されている。従って、マニホールド16の周壁部およ
びエレベータアームの蓋体32は、密閉される空間内全
域に亘って均一な熱伝達を確保できる領域とされてい
る。なお、密閉される空間全域での均一な熱伝達による
温度の均一性を確保する意味では、その空間内と外部空
間との境界位置に配置されている蓋体32に対し、必要
に応じてヒータ等の温度調整手段を設けることが好まし
い。
【0020】また、マニホールド16の壁部には、Oリ
ングの冷却構造として、図2に示すように、冷却媒体通
路40が設けられていることで、マニホールド16の縦
方向での温度勾配が生じる。そこで、本実施例では、マ
ニホールド16での温度勾配をなくして一定温度に維持
するための温度調整機構42が設けられている。すなわ
ち、この温度調整機構42は、一例として、マニホール
ド16の周壁内に埋め込まれて周方向に巡らせたシーズ
ヒータ44で構成されている。このシーズヒータ44
は、内部に熱源を有する可撓性ヒータで形成されてい
る。このような構造により、マニホールド16の周壁で
は、縦方向での温度勾配がなくされて一定温度、例え
ば、図1(B)に示すように、Oリングの耐熱温度およ
び反応生成物の付着が起こらない温度である150℃に
維持される。
【0021】また、これらアルミニュウム系の金属材料
によって構成されているマニホールドの壁部表面には、
非金属であるシリコン系の材料からなる重金属汚染防止
層が設けられている。この重金属汚染防止層の材料とし
ては、例えば、二酸化ケイ素(SiO2 )が用いられ
る。この重金属汚染防止層は、アルミニュウム系の金属
材料の表面に、電解メッキ等の電解析出法によって形成
される。ところで、アルミニュウム自体の表面には酸化
被膜が形成されており、この酸化被膜が非金属であるこ
とから大気中での腐食防止は可能であるものの、プロセ
スガスとの接触下においては十分でない。そこで、本実
施例では、アルミニュウム自体の表面に酸化アルミニュ
ウム被膜処理、所謂、アルマイト処理を実行し、このと
き、酸化アルミニュウム被膜表面を多孔質にしたりある
いは凹凸を形成した上で、二酸化ケイ素を電解析出法に
より析出させて孔部や凹部に対して浸透させて結合させ
ることも可能である。このような二酸化ケイ素を表面層
として設ける場合の一例としては、アルミニュウム系の
金属材料の表面に二酸化ケイ素をコーティングすること
も可能である(例えば、ディップソール株式会社製、
「セラメッキ防着シート」)。
【0022】次に作用について説明する。
【0023】図1(B)は、図1(A)に示した縦型熱
処理炉の縦軸方向での温度分布を示したものであり、実
線は本実施例による温度分布、二点鎖線は従来例による
温度分布である。
【0024】通常、マニホールド16をステンレス製と
した場合には二点鎖線で示すように、ヒータ14に囲繞
されている均熱ゾーンで成膜可能な温度領域が設定さ
れ、ヒータ14下端からマニホールド16に至る範囲で
多少の温度勾配ゾーンが発生し、マニホールド16が存
在している範囲で放熱による急激な温度変化が発生す
る。
【0025】このような従来での温度分布によると、マ
ニホールド16での放熱によってこの位置での温度が一
定しないことが多い。このため、均熱ゾーンからマニホ
ールド16に伝わる熱量も一定しなくなることで均熱ゾ
ーンでの温度が安定しなくなる虞れがある。従って、均
熱ゾーンでの温度が安定しないと、成膜に要する温度も
均一でなくなるので、半導体ウェハ間での成膜条件が変
化することになる。
【0026】一方、これに対して本実施例では、マニホ
ールド16での温度を所定値に一定化させている。従っ
て、プロセスチューブおよびマニホールド16を含めた
縦型熱処理装置10の縦方向での温度勾配における下限
温度を一定化させることになるので、上限温度に相当す
る均熱ゾーンからの熱の移動量も一定するので、温度も
安定することになる。従って、成膜に要する温度も均一
にされることになるので、半導体ウェハ間での成膜条件
も安定させられることになる。
【0027】しかも、マニホールド16の表面は、密閉
された内壁部の全てにおいてシリコン系の二酸化ケイ
素、つまり、非金属層によって重金属汚染防止層が設け
られているので、プロセスガスとの接触による重金属汚
染物の発生が確実に抑えられることになる。
【0028】なお、本発明は、上記実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変形すること
が可能である。
【0029】例えば、本発明が対象とする被処理体は、
少なくとも面状形状の被処理体であればよく、半導体ウ
エハ以外にも、例えば、LCD基板等であっても良い。
さらに本発明が適用される熱処理装置としては、減圧、
常圧を問わず、例えば、酸化、拡散、アニールに適用さ
れる装置を対象とすることも可能である。
【0030】また、表面に非金属からなる重金属汚染防
止層を有するアルミニュウム系の金属材料で構成される
部材は、マニホールドに限らず、従来、石英によって構
成されていたプロセスチューブも対象とすることが勿論
可能である。この場合には、マニホールドに対する伝熱
効果がさらに高められることになるので、温度勾配の変
動がさらに小さくされる。
【0031】また、上記した実施例では、マニホールド
のみを対象としたが、マニホールドの周囲に設けられた
機構をも温度均一化の対象として構成することもでき
る。マニホールドの周囲に設けられる機構としては、例
えば、図3に示すような、スカベンジャ部がある。図3
に示したスカベンジャ部は、本願出願人の先願にかかる
特開平2−87618号公報に記載された縦型熱処理装
置に設けられているものである。つまり、スカベンジャ
部50は、縦型熱処理炉10の下方に位置しており、半
導体ウェハがアンロードされた場合に熱処理炉10から
の残余のプロセスガスや反応生成物が半導体ウェハのロ
ード/アンロード方向に排出されるのを防止するための
ものである。
【0032】図3に示す構造において、縦型熱処理炉1
0は、アウタチューブ122がアウタマニホールド52
を介してベースプレート54に固定され、また、インナ
チューブ124はインナマニホールド56を介してアウ
タマニホールド52の下端に固定されている。これらア
ウタマニホールド52およびインナマニホールド56
は、プロセスチューブからの熱伝達を受けるとともにプ
ロセスガスと接触する位置に設けられているので、図1
に示した実施例と同様にアルミニュウム系の金属材料に
よって形成されており、その内表面には、シリコン系の
材料、例えば、二酸化ケイ素(SiO2 )によって重金
属汚染防止層が形成されていることが好ましい。
【0033】ベースプレート54の下方には、アウタマ
ニホールド52およびインナマニホールド56の外周お
よび下面を囲うように円筒容器状のスカベンジャ部本体
58が設置されている。このスカベンジャ部本体58
は、図1に示した実施例と同様に、アルミニュム系の金
属材料によって形成されており、その表面には非金属性
であるシリコン系の二酸化ケイ素からなる重金属汚染防
止層が設けられている。
【0034】また、スカベンジャ部本体58の側面には
排気口62が設けられ、さらに、下面にはボートエレベ
ータ28を昇降させる際に開放される開口64が形成さ
れており、この開口64はシャッタ66によって開閉さ
れる。シャッタ66自体もアルミニュウム系の金属材料
によって構成され、その表面には二酸化ケイ素からなる
重金属汚染防止層が設けられている。このような構造に
おいても、均熱ゾーンの下方に位置する箇所での熱伝達
は構成部品の材質であるアルミニュウム系の金属材料に
よって熱伝達が一様化され、所謂、マニホールド周辺で
の温度分布を一定化することができる。従って、スカベ
ンジャ部を備えた構造の縦型熱処理装置においても、縦
方向での温度勾配における下限温度が一定化されること
になるので、温度勾配ゾーンを介した上限温度に相当す
る均熱ゾーンでの温度が安定することになる。従って、
均熱ゾーンでの温度が不均一になることがないので、半
導体ウェハ間での成膜に要する温度を安定させることが
できる。しかも、プロセスガスと接触する領域のひとつ
であるマニホールドおよびスカベンジャ部では、内表面
に重金属汚染防止層が設けられているので、好ましくな
い反応生成物などの発生が防がれる。
【0035】なお、本発明による熱処理装置は、実施例
に示した縦型熱処理装置に代えて、横型熱処理装置およ
び横型熱処理装置に設置されているスカベンジャ部にお
いても同様にマニホールド部およびまたはスカベンジャ
部をアルミニュウム系の金属材料によって構成し、この
表面に非金属性のシリコン系の材料からなる重金属汚染
防止層を設けるようにすることが勿論可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
均熱ゾーンでの温度の均一性を確保することができる。
つまり、プロセスチューブに接続されているマニホール
ドは、熱伝達が良好なアルミニュウム系の金属材料で形
成されているので、均熱ゾーンでのヒータからの熱が伝
達された場合には、一様な温度に維持することが可能で
ある。しかも、マニホールドでは、温度調整機構を設け
ることで、一様な温度を維持することが可能である。従
って、均熱ゾーンでの温度を変化させることがないの
で、半導体ウェハ等の被処理体の処理均一性を確保する
ことができる。
【0037】さらに本発明によれば、重金属汚染を確実
に防止することができるので、重金属汚染のない状態で
集積度の高い被処理体の均一熱処理を可能にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による熱処理装置を示しており、
(A)は構造を示し、(B)は(A)の構造での縦軸方
向での温度分布を示している。
【図2】図1中、符号Cで示す箇所を拡大した模式的な
断面図である。
【図3】本発明による熱処理装置の一部構造の変形例を
説明するための断面図である。
【符号の説明】
10 プロセスチューブ 12 プロセスチューブ 122 アウタチューブ 124 インナチューブ 16 マニホールド 18 Oリング 42 温度調整機構 58 スカベンジャ本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスチューブと、上記プロセスチュ
    ーブ内へのガスの導入部およびプロセスチューブ内から
    の排気部をそれぞれ備えていて上記プロセスチューブと
    の間の連結部にシール部を備えたマニホールド部とを有
    する熱処置装置において、 マニホールド部をアルミニュウム系の金属材料で構成
    し、この金属材料の内壁表面にシリコン系の金属汚染防
    止層を設けたことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記マニホールド部は、該マニホールド部領域の温度分
    布を略一定に設定する温度調整機構を備えていることを
    特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 上記金属汚染防止層はアルミニュウム系のベース材表面
    に電解析出法により生成されたSiO2 層によって構成
    されていることを特徴とする熱処理装置。
JP5193996A 1993-06-15 1993-07-09 熱処理装置 Withdrawn JPH0729840A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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