JPH07298250A - 監視カメラ装置 - Google Patents
監視カメラ装置Info
- Publication number
- JPH07298250A JPH07298250A JP6089326A JP8932694A JPH07298250A JP H07298250 A JPH07298250 A JP H07298250A JP 6089326 A JP6089326 A JP 6089326A JP 8932694 A JP8932694 A JP 8932694A JP H07298250 A JPH07298250 A JP H07298250A
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- JP
- Japan
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- pulse width
- power supply
- current
- rectangular wave
- camera device
- Prior art date
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設定操作の煩雑さや設定ミスを招くことな
く、異なる負荷電流の多種類のカメラを接続可能とす
る。 【構成】 電源供給装置1の定電流電源10は起動時に
定常電流よりも大幅に制限された低い電流をカメラ装置
2に供給する。カメラ装置2の誤接続保護回路24は定
電流電源10からの低い電流に応答してパルス幅設定回
路25で設定されたパルス幅の矩形波パルスを電源供給
装置1に出力する。電源供給装置1のパルス幅検出回路
11は誤接続保護回路24で発生された矩形波のパルス
幅を検出する。電流設定回路12はパルス幅検出回路1
1で検出されたパルス幅に比例した定電流値を定電流電
源10に指示する。定電流電源10は電流設定回路12
によって設定された定常電流をカメラ装置2に供給す
る。
く、異なる負荷電流の多種類のカメラを接続可能とす
る。 【構成】 電源供給装置1の定電流電源10は起動時に
定常電流よりも大幅に制限された低い電流をカメラ装置
2に供給する。カメラ装置2の誤接続保護回路24は定
電流電源10からの低い電流に応答してパルス幅設定回
路25で設定されたパルス幅の矩形波パルスを電源供給
装置1に出力する。電源供給装置1のパルス幅検出回路
11は誤接続保護回路24で発生された矩形波のパルス
幅を検出する。電流設定回路12はパルス幅検出回路1
1で検出されたパルス幅に比例した定電流値を定電流電
源10に指示する。定電流電源10は電流設定回路12
によって設定された定常電流をカメラ装置2に供給す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は監視カメラ装置に関し、
特に映像信号と電源とを1本の同軸ケーブルに重畳して
伝送する監視カメラ装置に関する。
特に映像信号と電源とを1本の同軸ケーブルに重畳して
伝送する監視カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電源重畳形の監視カメラ
装置においては、カメラ側に供給される電源が定電流で
送られているため、電源供給側で設定された電流値とは
異なる負荷電流のカメラが接続されると、過剰な発熱を
生じたり、あるいはカメラが破壊されることがある。
装置においては、カメラ側に供給される電源が定電流で
送られているため、電源供給側で設定された電流値とは
異なる負荷電流のカメラが接続されると、過剰な発熱を
生じたり、あるいはカメラが破壊されることがある。
【0003】この問題を解決するために、カメラ側に誤
接続保護回路を設け、この保護回路から送出される矩形
波が電源供給側で検出された後に、電源供給側からカメ
ラ側に定常電流を送出する方法がある。この方法につい
ては、特公昭62−31575号公報に詳述されてい
る。
接続保護回路を設け、この保護回路から送出される矩形
波が電源供給側で検出された後に、電源供給側からカメ
ラ側に定常電流を送出する方法がある。この方法につい
ては、特公昭62−31575号公報に詳述されてい
る。
【0004】また、電源供給側に定電流値設定用の切替
機能、例えばプリヒート時(待受時)と動作時とにおけ
る夫々の電流値設定を行う機能を設けて保護する方法も
ある。この方法については特開昭61−161883号
公報に詳述されている。
機能、例えばプリヒート時(待受時)と動作時とにおけ
る夫々の電流値設定を行う機能を設けて保護する方法も
ある。この方法については特開昭61−161883号
公報に詳述されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電源重
畳形の監視カメラ装置では、カメラ側の誤接続保護回路
からの矩形波を検出した後に電源供給側から定常電流を
送出する方法の場合、電源供給側で設定された電流値と
は異なる負荷電流のカメラが接続されたときの過剰な発
熱やカメラの破壊を防止することはできるが、異なる負
荷電流のカメラを接続することはできない。
畳形の監視カメラ装置では、カメラ側の誤接続保護回路
からの矩形波を検出した後に電源供給側から定常電流を
送出する方法の場合、電源供給側で設定された電流値と
は異なる負荷電流のカメラが接続されたときの過剰な発
熱やカメラの破壊を防止することはできるが、異なる負
荷電流のカメラを接続することはできない。
【0006】また、電源供給側に定電流値設定用の切替
機能を設けて保護する方法の場合、設定値を変えること
で異なる負荷電流のカメラの接続は可能となるが、その
設定操作が煩雑であり、しかも設定ミスを生じやすい等
の問題がある。
機能を設けて保護する方法の場合、設定値を変えること
で異なる負荷電流のカメラの接続は可能となるが、その
設定操作が煩雑であり、しかも設定ミスを生じやすい等
の問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、設定操作の煩雑さや設定ミス等を招くことなく、
異なる負荷電流の多種類のカメラを接続することができ
る監視カメラ装置を提供することにある。
消し、設定操作の煩雑さや設定ミス等を招くことなく、
異なる負荷電流の多種類のカメラを接続することができ
る監視カメラ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による監視カメラ
装置は、カメラ装置と、前記カメラ装置に電源を供給す
る電源供給装置と、前記カメラ装置及び前記電源供給装
置を互いに接続しかつ前記カメラ装置からの映像及び前
記電源供給装置からの電源を重畳する伝送手段とを含む
監視カメラ装置であって、前記カメラ装置に設けられか
つ自装置の定電流値に応じてパルス幅が予め設定された
矩形波を出力する矩形波出力手段と、前記電源供給装置
に設けられかつ前記矩形波出力手段から出力された前記
矩形波のパルス幅に応じて前記カメラ装置への電源の定
常電流を調整する調整手段とを備えている。
装置は、カメラ装置と、前記カメラ装置に電源を供給す
る電源供給装置と、前記カメラ装置及び前記電源供給装
置を互いに接続しかつ前記カメラ装置からの映像及び前
記電源供給装置からの電源を重畳する伝送手段とを含む
監視カメラ装置であって、前記カメラ装置に設けられか
つ自装置の定電流値に応じてパルス幅が予め設定された
矩形波を出力する矩形波出力手段と、前記電源供給装置
に設けられかつ前記矩形波出力手段から出力された前記
矩形波のパルス幅に応じて前記カメラ装置への電源の定
常電流を調整する調整手段とを備えている。
【0009】
【作用】起動時に、電源供給装置から定常電流よりも大
幅に制限された低い電流が供給されると、カメラ装置の
誤接続保護回路はその低い電流に応答してパルス幅設定
回路で設定されたパルス幅の矩形波パルスを電源供給装
置に出力する。
幅に制限された低い電流が供給されると、カメラ装置の
誤接続保護回路はその低い電流に応答してパルス幅設定
回路で設定されたパルス幅の矩形波パルスを電源供給装
置に出力する。
【0010】電源供給装置のパルス幅検出回路は誤接続
保護回路から発生された矩形波のパルス幅を検出し、電
流設定回路はパルス幅検出回路で検出されたパルス幅に
比例した定電流値を定電流電源に指示する。定電流電源
は電流設定回路によって設定された定常電流をカメラ装
置に供給する。
保護回路から発生された矩形波のパルス幅を検出し、電
流設定回路はパルス幅検出回路で検出されたパルス幅に
比例した定電流値を定電流電源に指示する。定電流電源
は電流設定回路によって設定された定常電流をカメラ装
置に供給する。
【0011】これによって、誤接続保護回路から発生さ
れる矩形波のパルス幅を、カメラ装置で使用する定常電
流値が電源供給装置からカメラ装置に供給されるような
値に設定すれば、過剰な発熱やカメラの破壊を招くこと
なく、異なる負荷電流のカメラが接続可能となる。
れる矩形波のパルス幅を、カメラ装置で使用する定常電
流値が電源供給装置からカメラ装置に供給されるような
値に設定すれば、過剰な発熱やカメラの破壊を招くこと
なく、異なる負荷電流のカメラが接続可能となる。
【0012】矩形波のパルス幅の設定においてはパルス
幅設定回路の抵抗及びコンデンサ各々の値を可変するだ
けでパルス幅を可変できるので、煩雑な設定操作を行う
ことなく、また設定ミスを招くこともない。
幅設定回路の抵抗及びコンデンサ各々の値を可変するだ
けでパルス幅を可変できるので、煩雑な設定操作を行う
ことなく、また設定ミスを招くこともない。
【0013】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、電源供給装置1は定電流電
源10と、パルス幅検出回路11と、電流設定回路12
とから構成されている。
ック図である。図において、電源供給装置1は定電流電
源10と、パルス幅検出回路11と、電流設定回路12
とから構成されている。
【0015】カメラ装置2はインピーダンス変換回路2
1と、シャントレギュレータ(Shunt Regul
ator)22と、保護回路23と、誤接続保護回路2
4と、パルス幅設定回路25とから構成されており、同
軸ケーブル100によって電源供給装置1に接続されて
いる。
1と、シャントレギュレータ(Shunt Regul
ator)22と、保護回路23と、誤接続保護回路2
4と、パルス幅設定回路25とから構成されており、同
軸ケーブル100によって電源供給装置1に接続されて
いる。
【0016】電源供給装置1の定電流電源10は起動時
に定常電流よりも大幅に制限された低い電流をカメラ装
置2に供給するとともに、電流設定回路12によって設
定された定常電流をカメラ装置2に供給する。
に定常電流よりも大幅に制限された低い電流をカメラ装
置2に供給するとともに、電流設定回路12によって設
定された定常電流をカメラ装置2に供給する。
【0017】パルス幅検出回路11は起動時の低い電流
によって誤接続保護回路24から発生された矩形波のパ
ルス幅を検出し、電流設定回路12はパルス幅検出回路
11で検出されたパルス幅に比例した定電流値を定電流
電源10に指示する。
によって誤接続保護回路24から発生された矩形波のパ
ルス幅を検出し、電流設定回路12はパルス幅検出回路
11で検出されたパルス幅に比例した定電流値を定電流
電源10に指示する。
【0018】ここで、パルス幅設定回路25は抵抗R1
とコンデンサC1とからなり、これら抵抗R1及びコン
デンサC1各々の値を変えることで、誤接続保護回路2
4から発生される矩形波のパルス幅が可変されるように
なっている。
とコンデンサC1とからなり、これら抵抗R1及びコン
デンサC1各々の値を変えることで、誤接続保護回路2
4から発生される矩形波のパルス幅が可変されるように
なっている。
【0019】図2は図1の電源供給装置1の構成例を示
す図である。図においては、電流設定回路12がD/A
(ディジタル/アナログ)コンバータ13で構成されて
いる例を示している。
す図である。図においては、電流設定回路12がD/A
(ディジタル/アナログ)コンバータ13で構成されて
いる例を示している。
【0020】パルス幅検出回路11が同軸ケーブル10
0に重畳された矩形波パルスを分離し、その矩形波パル
スをD/Aコンバータ13に渡すと、D/Aコンバータ
13はその矩形波パルスを電圧に変調して定電流電源1
0に渡す。定電流電源10はD/Aコンバータ13から
の電圧に比例した定常電流を生成してカメラ装置2に供
給する。
0に重畳された矩形波パルスを分離し、その矩形波パル
スをD/Aコンバータ13に渡すと、D/Aコンバータ
13はその矩形波パルスを電圧に変調して定電流電源1
0に渡す。定電流電源10はD/Aコンバータ13から
の電圧に比例した定常電流を生成してカメラ装置2に供
給する。
【0021】この場合、D/Aコンバータ13からの電
圧はパルス幅検出回路11からの矩形波パルスのパルス
幅に比例しているので、定電流電源10からカメラ装置
2にはパルス幅に比例して連続的に可変となる定常電流
が供給されることとなる。
圧はパルス幅検出回路11からの矩形波パルスのパルス
幅に比例しているので、定電流電源10からカメラ装置
2にはパルス幅に比例して連続的に可変となる定常電流
が供給されることとなる。
【0022】図3は本発明の一実施例の波形図である。
図3(a)は大きなパルス幅の矩形波が入力されたとき
のD/Aコンバータ13の出力波形を示し、図3(b)
は小さなパルス幅の矩形波が入力されたときのD/Aコ
ンバータ13の出力波形を示している。
図3(a)は大きなパルス幅の矩形波が入力されたとき
のD/Aコンバータ13の出力波形を示し、図3(b)
は小さなパルス幅の矩形波が入力されたときのD/Aコ
ンバータ13の出力波形を示している。
【0023】図3(a)及び図3(b)に示した如く、
小さなパルス幅の矩形波が入力されたときにD/Aコン
バータ13から出力される電圧よりも、大きなパルス幅
の矩形波が入力されたときにD/Aコンバータ13から
出力される電圧のほうが高い。
小さなパルス幅の矩形波が入力されたときにD/Aコン
バータ13から出力される電圧よりも、大きなパルス幅
の矩形波が入力されたときにD/Aコンバータ13から
出力される電圧のほうが高い。
【0024】したがって、図3(b)に示した小さなパ
ルス幅の矩形波が入力されたときよりも、図3(a)に
示した大きなパルス幅の矩形波が入力されたときの方が
定電流電源10からカメラ装置2に大きな定常電流が供
給されることとなる。
ルス幅の矩形波が入力されたときよりも、図3(a)に
示した大きなパルス幅の矩形波が入力されたときの方が
定電流電源10からカメラ装置2に大きな定常電流が供
給されることとなる。
【0025】よって、パルス幅設定回路25の抵抗R1
及びコンデンサC1各々の値を、カメラ装置2で使用す
る定常電流値が電源供給装置1からカメラ装置2に供給
されるような値に設定すれば、過剰な発熱やカメラの破
壊を招くことなく、異なる負荷電流のカメラが接続可能
となる。
及びコンデンサC1各々の値を、カメラ装置2で使用す
る定常電流値が電源供給装置1からカメラ装置2に供給
されるような値に設定すれば、過剰な発熱やカメラの破
壊を招くことなく、異なる負荷電流のカメラが接続可能
となる。
【0026】この場合、抵抗R1及びコンデンサC1各
々の値を可変するだけなので、煩雑な設定操作を行うこ
となく、また設定ミスを招くこともない。
々の値を可変するだけなので、煩雑な設定操作を行うこ
となく、また設定ミスを招くこともない。
【0027】図4は本発明の他の実施例による電源供給
装置の構成例を示す図である。図においては、電流設定
回路30がD/Aコンバータ31としきい値保持回路3
2とコンパレータ33とレベルシフト回路34とから構
成された以外は本発明の一実施例と同様の構成となって
おり、同一構成要素には同一符号を付してある。また、
同一構成要素の動作は本発明の一実施例の動作と同様で
ある。
装置の構成例を示す図である。図においては、電流設定
回路30がD/Aコンバータ31としきい値保持回路3
2とコンパレータ33とレベルシフト回路34とから構
成された以外は本発明の一実施例と同様の構成となって
おり、同一構成要素には同一符号を付してある。また、
同一構成要素の動作は本発明の一実施例の動作と同様で
ある。
【0028】パルス幅検出回路11が同軸ケーブル10
0に重畳された矩形波パルスを分離し、その矩形波パル
スをD/Aコンバータ31に渡すと、D/Aコンバータ
31はその矩形波パルスを電圧に変調してコンパレータ
33に渡す。
0に重畳された矩形波パルスを分離し、その矩形波パル
スをD/Aコンバータ31に渡すと、D/Aコンバータ
31はその矩形波パルスを電圧に変調してコンパレータ
33に渡す。
【0029】コンパレータ33はD/Aコンバータ31
の出力電圧をしきい値保持回路32に予め設定されてい
るしきい値と比較し、その比較結果をレベルシフト回路
34に出力する。
の出力電圧をしきい値保持回路32に予め設定されてい
るしきい値と比較し、その比較結果をレベルシフト回路
34に出力する。
【0030】レベルシフト回路34はコンパレータ33
の出力をレベルシフトして定電流電源10に渡す。定電
流電源10はレベルシフト回路34の出力に比例した定
常電流を生成してカメラ装置2に供給する。
の出力をレベルシフトして定電流電源10に渡す。定電
流電源10はレベルシフト回路34の出力に比例した定
常電流を生成してカメラ装置2に供給する。
【0031】この場合、レベルシフト回路34の出力は
パルス幅検出回路11からの矩形波パルスのパルス幅と
しきい値との比較結果に比例しているので、定電流電源
10からカメラ装置2には一定のしきい値に基づいて段
階的に可変となる定常電流が供給されることとなる。
パルス幅検出回路11からの矩形波パルスのパルス幅と
しきい値との比較結果に比例しているので、定電流電源
10からカメラ装置2には一定のしきい値に基づいて段
階的に可変となる定常電流が供給されることとなる。
【0032】図5は本発明の他の実施例の波形図であ
る。図5(a)は大きなパルス幅の矩形波が入力された
ときの電流設定回路30の各回路の出力波形を示し、図
5(b)は小さなパルス幅の矩形波が入力されたときの
電流設定回路30の各回路の出力波形を示している。
る。図5(a)は大きなパルス幅の矩形波が入力された
ときの電流設定回路30の各回路の出力波形を示し、図
5(b)は小さなパルス幅の矩形波が入力されたときの
電流設定回路30の各回路の出力波形を示している。
【0033】図5(a)及び図5(b)に示した如く、
大きなパルス幅の矩形波が入力されたときにはD/Aコ
ンバータ31から出力される電圧がしきい値よりも高く
なるのに対し、小さなパルス幅の矩形波が入力されたと
きにはD/Aコンバータ31から出力される電圧がしき
い値よりも低くなる。
大きなパルス幅の矩形波が入力されたときにはD/Aコ
ンバータ31から出力される電圧がしきい値よりも高く
なるのに対し、小さなパルス幅の矩形波が入力されたと
きにはD/Aコンバータ31から出力される電圧がしき
い値よりも低くなる。
【0034】したがって、図5(b)に示した小さなパ
ルス幅の矩形波が入力されたときよりも、図5(a)に
示した大きなパルス幅の矩形波が入力されたときの方が
定電流電源10からカメラ装置2に大きな定常電流が供
給されることとなる。
ルス幅の矩形波が入力されたときよりも、図5(a)に
示した大きなパルス幅の矩形波が入力されたときの方が
定電流電源10からカメラ装置2に大きな定常電流が供
給されることとなる。
【0035】よって、パルス幅設定回路25の抵抗R1
及びコンデンサC1各々の値としきい値保持回路32に
保持されるしきい値とを、カメラ装置2で使用する定常
電流値が電源供給装置1からカメラ装置2に供給される
ような値に設定すれば、過剰な発熱やカメラの破壊を招
くことなく、異なる負荷電流のカメラが接続可能とな
る。
及びコンデンサC1各々の値としきい値保持回路32に
保持されるしきい値とを、カメラ装置2で使用する定常
電流値が電源供給装置1からカメラ装置2に供給される
ような値に設定すれば、過剰な発熱やカメラの破壊を招
くことなく、異なる負荷電流のカメラが接続可能とな
る。
【0036】この場合、抵抗R1及びコンデンサC1各
々の値及びしきい値保持回路32のしきい値を可変する
だけなので、煩雑な設定操作を行うことなく、また設定
ミスを招くこともない。
々の値及びしきい値保持回路32のしきい値を可変する
だけなので、煩雑な設定操作を行うことなく、また設定
ミスを招くこともない。
【0037】このように、パルス幅設定回路25でパル
ス幅が設定された矩形波パルスがカメラ装置2の誤接続
保護回路24から送られてきたときに、パルス幅検出回
路11で検出されたパルス幅に応じて電流設定回路1
2,30により定電流電源10からカメラ装置2に供給
する電源の定常電流を調整することによって、設定操作
の煩雑さや設定ミスを招くことなく、異なる負荷電流の
多種類のカメラを接続することができる。
ス幅が設定された矩形波パルスがカメラ装置2の誤接続
保護回路24から送られてきたときに、パルス幅検出回
路11で検出されたパルス幅に応じて電流設定回路1
2,30により定電流電源10からカメラ装置2に供給
する電源の定常電流を調整することによって、設定操作
の煩雑さや設定ミスを招くことなく、異なる負荷電流の
多種類のカメラを接続することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラ装置の定電流値に応じてパルス幅が予め設定されて
出力される矩形波のパルス幅に応じてカメラ装置への電
源の定常電流を調整することによって、設定操作の煩雑
さや設定ミスを招くことなく、異なる負荷電流の多種類
のカメラを接続することができるという効果がある。
メラ装置の定電流値に応じてパルス幅が予め設定されて
出力される矩形波のパルス幅に応じてカメラ装置への電
源の定常電流を調整することによって、設定操作の煩雑
さや設定ミスを招くことなく、異なる負荷電流の多種類
のカメラを接続することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の電源供給装置の構成例を示す図である。
【図3】(a)は図2のD/Aコンバータに大きなパル
ス幅の矩形波が入力されたときの出力波形を示す図、
(b)は図2のD/Aコンバータに小さなパルス幅の矩
形波が入力されたときの出力波形を示す図である。
ス幅の矩形波が入力されたときの出力波形を示す図、
(b)は図2のD/Aコンバータに小さなパルス幅の矩
形波が入力されたときの出力波形を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例による電源供給装置の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】(a)は図4の電流設定回路に大きなパルス幅
の矩形波が入力されたときの各回路の出力波形を示す
図、(b)は図4の電流設定回路に小さなパルス幅の矩
形波が入力されたときの各回路の出力波形を示す図であ
る。
の矩形波が入力されたときの各回路の出力波形を示す
図、(b)は図4の電流設定回路に小さなパルス幅の矩
形波が入力されたときの各回路の出力波形を示す図であ
る。
1 電源供給装置 2 カメラ装置 10 定電流電源 11 パルス幅検出回路 12,30 電流設定回路 13,31 D/Aコンバータ 24 誤接続保護回路 25 パルス幅設定回路 32 しきい値保持回路 33 コンパレータ 34 レベルシフト回路
Claims (4)
- 【請求項1】 カメラ装置と、前記カメラ装置に電源を
供給する電源供給装置と、前記カメラ装置及び前記電源
供給装置を互いに接続しかつ前記カメラ装置からの映像
及び前記電源供給装置からの電源を重畳する伝送手段と
を含む監視カメラ装置であって、前記カメラ装置に設け
られかつ自装置の定電流値に応じてパルス幅が予め設定
された矩形波を出力する矩形波出力手段と、前記電源供
給装置に設けられかつ前記矩形波出力手段から出力され
た前記矩形波のパルス幅に応じて前記カメラ装置への電
源の定常電流を調整する調整手段とを有することを特徴
とする監視カメラ装置。 - 【請求項2】 前記調整手段は、前記矩形波のパルス幅
を電圧信号に変換する手段と、前記電圧信号に応答して
前記定常電流を調整する手段とを含むことを特徴とする
請求項1記載の監視カメラ装置。 - 【請求項3】 前記調整手段は、前記矩形波のパルス幅
を電圧信号に変換する手段と、前記電圧信号と予め設定
されたしきい値とを比較する手段と、この比較結果に応
じて前記定常電流を調整する手段とを含むことを特徴と
する請求項1記載の監視カメラ装置。 - 【請求項4】 前記矩形波出力手段は、前記カメラ装置
の定電流値に応じて前記パルス幅を設定自在としたこと
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の監
視カメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6089326A JP2643830B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 監視カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6089326A JP2643830B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 監視カメラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07298250A true JPH07298250A (ja) | 1995-11-10 |
JP2643830B2 JP2643830B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13967554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6089326A Expired - Lifetime JP2643830B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 監視カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643830B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103147658A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-06-12 | 南充市奥生电子科技有限公司 | 现金存放远程监管系统 |
CN117175930A (zh) * | 2023-11-03 | 2023-12-05 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 用于监控系统的干扰抑制模块 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP6089326A patent/JP2643830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103147658A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-06-12 | 南充市奥生电子科技有限公司 | 现金存放远程监管系统 |
CN117175930A (zh) * | 2023-11-03 | 2023-12-05 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 用于监控系统的干扰抑制模块 |
CN117175930B (zh) * | 2023-11-03 | 2024-01-26 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 用于监控系统的干扰抑制模块 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2643830B2 (ja) | 1997-08-20 |
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