JPH07298219A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH07298219A
JPH07298219A JP6088634A JP8863494A JPH07298219A JP H07298219 A JPH07298219 A JP H07298219A JP 6088634 A JP6088634 A JP 6088634A JP 8863494 A JP8863494 A JP 8863494A JP H07298219 A JPH07298219 A JP H07298219A
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JP
Japan
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signal
input
television
squeeze
scanning line
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JP6088634A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kamemoto
一廣 亀本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to EP95106170A priority patent/EP0680207A3/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スクィーズ信号の録画を可能にすると共に、ス
クィーズ信号であることを識別可能にする。 【構成】走査線変換回路4はYC分離回路3からの色信
号の有効走査線数を480本に変換して色復調回路6に
出力する。走査線変換回路5はYC分離回路3からの3
60本/画面高の輝度信号の解像度を垂直補強信号を用
いて向上させると共に、有効走査線数を480本に変換
する。走査線変換回路4,5からのスクィーズ信号は録
画用端子29,30に供給される。これにより、スクィーズ
信号の録画が可能となる。録画用端子29は抵抗33及びス
イッチ32を介して電源端子31に接続されており、第2世
代EDTV方式の信号が入力されると、スイッチ33はオ
ンとなって、色信号に所定の直流電圧を重畳する。この
直流電圧によって、スクィーズ信号が出力されているこ
とが判別可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、第2世代EDTV信号
の補強信号を用いた高解像度の画像を記録可能にしたテ
レビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高画質化の要求に応じた第1世代
EDTV(Extended Definition TV)によるテレビジ
ョン放送が行われている。更に、平成7年からは現行N
TSC方式のテレビジョン放送と両立性を保ちながらア
スペクト比を16:9に拡大する第2世代EDTVによ
るテレビジョン放送も予定されている。第2世代EDT
V用モニタでは、ノンインターレース走査によってフリ
ッカを低減するようになっている。なお、この方式は特
開平4−240982号公報の「テレビジョン信号送受
信装置」又は「地上波放送も横長画面へ衛星ハイビジョ
ンに続け」(1994年1月31日発行の“日経エレクトロ
ニクス”特集記事)等に詳述されている。
【0003】第2世代EDTVは、現行NTSC方式の
テレビジョン放送信号と同一規格で伝送する必要がある
ことから、第2世代EDTV信号の垂直方向を3/4に
圧縮し、アスペクト比が4:3の現行NTSC信号の中
央の16:9の部分のみを有効走査線とする。即ち、現
行NTSC信号の有効走査線数が480本であるのに対
し、伝送する第2世代EDTV信号の有効走査線数は3
60本となる。デコード時にはこの360本の有効走査
線を3→4走査変換して480本に戻す。単に走査線変
換しただけでは、第2世代EDTV信号は現行NTSC
信号よりも垂直解像度が劣化してしまうので、送信時に
垂直解像度を改善するための垂直補強信号を多重化して
伝送することが決定している。
【0004】ところで、放送開始当初は、アスペクト比
が4:3の現行NTSC方式の信号とアスペクト比が1
6:9の第2世代EDTV方式の信号とが番組毎に混在
して放送されることが予想される。このような状態は、
高精細度のHDTV放送開始当初においても同様である
と考えられており、従来、HDTV受信用のモニタによ
って現行NTSC方式の放送を視聴するためのアップコ
ンバータが商品化されている。図4はこのようなアップ
コンバータを示すブロック図である。図4の装置は東芝
製TCU−1125を示している。
【0005】入力端子51にはNTSC方式の複合映像信
号が入力される。この複合映像信号はNTSC復調回路
52によって復調されて、輝度信号Y及び色差信号R−
Y,B−Yがアスペクト変換回路53に出力される。NT
SC信号のアスペクト比は4:3であるのに対し、HD
TV信号のアスペクト比は16:9である。アスペクト
変換回路53はアスペクト比が16:9のHDTVモニタ
に真円率を維持しながら表示を行うために、入力された
輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yを水平方向に3
/4倍に圧縮してフィールド周波数変換回路54に出力す
る。
【0006】フィールド周波数変換回路54は入力された
信号のフィールド周波数を59.94Hzから60Hz
に変換して走査線変換回路55に与えられる。走査線変換
回路55はNTSC方式の走査線数525本をHDTV方
式の走査線数1125本に変換してマトリクス回路56に
出力する。マトリクス回路56によって輝度信号Y及び色
差信号R−Y,B−YはHDTV方式の輝度信号Y及び
色差信号Pb,Prに変換されて夫々出力端子57乃至59
に出力される。
【0007】出力端子57乃至59を介して出力される輝度
信号Y及び色差信号Pb,Prを図示しないHDTVモ
ニタに供給することによって、HDTVモニタにおいて
NTSC放送を視聴することが可能となる。
【0008】ところで、現在、HDTV放送は衛星放送
によって行われており、現行NTSC放送とは異なる放
送チャンネルが使用されている。これに対し、第2世代
EDTV放送が開始されると、同一の放送チャンネルに
おいて現行NTSC方式の信号と第2世代EDTV方式
の信号とが混在する。従って、受信側において、現行N
TSC放送と第2世代EDTV放送とを識別する機能が
不可欠となる。そこで、送信側において、第2世代ED
TV放送であることを示す識別信号を22H及び285
Hに挿入することが決定されている。
【0009】図5はこのような識別信号の判定機能を有
する従来のテレビジョン受像機を示すブロック図であ
る。
【0010】入力端子1には現行NTSC方式又は第2
世代EDTV方式の複合映像信号が入力される。この複
合映像信号は、放送信号を図示しないチューナによって
受信した後検波して得られる。識別信号判定回路2は第
2世代EDTV方式の放送信号に含まれる識別信号を判
別する。識別信号判定回路2は、複合映像信号から識別
信号を検出した場合には、第2世代EDTV方式の信号
が入力されたものと判断し、検出しない場合にはNTS
C方式の信号が入力されたものと判断する。
【0011】複合映像信号はYC分離回路3に与えられ
る。YC分離回路3は、複合映像信号を輝度(Y)信号
と色(C)信号とに分離する。YC分離回路3は、色信
号を走査線変換回路4に出力すると共に色出力として録
画用端子9にも出力し、輝度信号を走査線変換回路5に
出力すると共に輝度出力として録画用端子10にも出力す
る。なお、YC分離回路3は第2世代EDTV信号の無
画部についてはYC分離処理していない信号を走査線変
換回路5に出力することができるようになっている。
【0012】ところで、第2世代EDTV信号は、NT
SC映像信号の垂直方向の中央のアスペクト比が16:
9の部分で有効画像を伝送し、その上下の部分を無画部
とするレターボックス形式で伝送される。図6はレター
ボックス形式を示す説明図である。
【0013】図6に示すように、第2世代EDTV信号
は上下の無画部11と中央の主画面部12とを有してる。主
画面部12はアスペクト比が4:3の現行NTSC信号の
垂直方向中央の16:9の部分に対応しており、有効走
査線数は360本である。
【0014】走査線変換回路5は、識別信号判定回路2
によって第2世代EDTV方式の信号を受信しているこ
とが示された場合には、無画部11に多重された解像度改
善用の垂直補強信号をデコードする。走査線変換回路5
は、垂直補強信号のデコード出力を用いて輝度信号の解
像度を向上させると共に、走査線数を4/3倍に伸張す
る。これにより、走査線変換回路5からの輝度信号の有
効走査線数は480本となる。走査線変換回路5からの
輝度信号Yはマトリクス回路7に与えられる。
【0015】また、走査線変換回路4は、識別信号判定
回路2によって第2世代EDTV方式の信号を受信して
いることが示された場合には、YC分離回路3からの色
信号の有効走査線数を480本に走査線変換して色復調
回路6に出力する。走査線変換回路4からの色信号は色
復調回路6によって色差信号R−Y,B−Yに変換され
た後、マトリクス回路7に供給される。マトリクス回路
7は色差信号R−Y,B−Y及び輝度信号YをR,G,
B信号に変換してモニタ8に出力する。こうして、モニ
タ8の表示画面上に受信信号に基づく画像が映出され
る。
【0016】図7はモニタ8の表示画面上の表示を説明
するための説明図である。上述したように、走査線変換
回路4,5は無画部を有する第2世代EDTV信号(以
下、レターボックス信号ともいう)を垂直方向に4/3
倍だけ伸張させている。従って、モニタ8の表示画面の
アスペクト比が4:3である場合には、図7(a)に示
すように、表示画面14上には上下に伸張されたスクィー
ズ画面15が表示される。一方、モニタ8がアスペクト比
16:9の表示画面16を有している場合には、図7
(b)に示すように、正しい真円率のワイド画面17が表
示される。
【0017】録画用端子9,10は例えばVTR録画用の
S1端子である。録画用端子9,10からの色信号及び輝
度信号を図示しないVTRに供給することによって、受
信信号をVTRに記録させることができる。
【0018】ところが、録画用端子9,10にはYC分離
回路3の出力を与えていることから、VTRに記録され
る映像信号はレターボックス信号である。そこで、第2
世代EDTV方式の信号を受信した場合における走査線
変換回路5,6の出力、即ち、垂直補強信号によって4
80本/画面高に変換された信号(以下、スクィーズ信
号ともいう)をVTRの記録用の信号として用いること
も考えられる。しかしながら、この場合には、走査線変
換処理によって22H及び285Hに多重された識別信
号が破壊されてしまうことから、再生時にアスペクト比
に応じた最適な画面モードを設定することができないと
いう問題があった。
【0019】ところで、第2世代EDTV信号には水平
方向の解像度を向上させるための水平補強信号も多重さ
れる予定である。この水平補強信号は色信号と共役な周
波数領域である吹抜ホールに多重される。
【0020】図8は水平及び垂直補強信号をデコードす
る機能を有した従来のテレビジョン受像機を示すブロッ
ク図である。
【0021】入力端子1にはNTSC方式又は第2世代
EDTV方式の複合映像信号が入力される。YC分離回
路21は入力された複合映像信号を輝度信号と色信号とに
分離すると共に、吹抜ホールに多重された水平補強信号
を分離する。YC分離回路21は色信号を色復調回路18に
与え、輝度信号及び水平補強信号を加算器22に与える。
色復調回路18は色信号を色差信号R−Y,B−Yに変換
した後走査線変換回路19に出力する。走査線変換回路19
は入力された色差信号の有効走査線数を480本に変換
してマトリクス回路7に出力する。
【0022】一方、YC分離回路21からの輝度信号と水
平補強信号とは加算器22によって加算される。これによ
り、輝度信号の水平解像度が向上する。一方、複合映像
信号は復調回路25にも与えられて復調される。復調回路
25の復調出力は補強信号分離回路26に供給されて、無画
部に多重された垂直補強信号が分離される。垂直補強信
号は、主画面部で伝送されていない120本/画面高の
成分であり、走査線変換回路27によって360本に走査
線変換される。加算器23は、加算器22からの360本/
画面高の輝度信号と走査線変換回路27からの360本/
画面高の信号とを加算して垂直解像度を向上させる。加
算器23の出力は走査線変換回路24に供給されて480本
に走査線変換される。
【0023】他の構成及び作用は図5と同様である。
【0024】図8の装置においても、第2世代EDTV
方式の信号をアスペクト比が4:3の表示画面上に表示
させると、図7(a)に示すスクィーズ画面が表示され
る。また、アスペクト比が16:9の表示画面に表示さ
せると、図7(b)に示すワイドアスペクト画面が映出
される。
【0025】ところで、図8の装置においては、走査線
変換回路19,24からのスクィーズ信号は、垂直解像度だ
けでなく水平解像度も向上しており、水平解像度は現行
NTSC信号の約1.5倍である。従って、このスクィ
ーズ信号を劣化させることなく記録させるためには、極
めて広帯域の信号処理回路が必要である。しかしなが
ら、従来の家庭用のVTR、例えばVHS方式のVTR
においては帯域幅が約3MHz しかない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のテレビジョン受像機においては、第2世代EDT
V信号が入力された場合でも、VRTの記録用の信号と
してレターボックス信号しか出力されないという問題点
があった。また、水平補強信号によって水平解像度を向
上させた場合には、スクィーズ信号を劣化させることな
く記録又は再生することは不可能であるという問題点も
あった。
【0027】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、スクィーズ信号を記録させることができる
テレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【0028】また、本発明は、スクィーズ信号を記録さ
せると共に、記録信号がスクィーズ信号であるか否かを
判別可能にすることができるテレビジョン受像機を提供
することを目的とする。
【0029】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
テレビジョン受像機は、画面中央の主画面部に対応する
主画面信号を補償するための補強信号が多重されたワイ
ドテレビジョン信号又は現行テレビジョン信号が入力さ
れ、前記補強信号を用いて前記主画面信号の解像度を向
上させたスクィーズ信号を出力する走査線変換手段と、
前記スクィーズ信号を録画用として出力する出力手段と
を具備したものであり、本発明の請求項7に係るテレビ
ジョン受像機は、画面中央の主画面部に対応する主画面
信号を補償するための補強信号が多重されたワイドテレ
ビジョン信号と現行テレビジョン信号とのいずれが入力
されたかを判定して判定結果を出力する方式判定手段
と、入力されたテレビジョン信号を輝度信号と色信号と
に分離する輝度信号色信号分離手段と、前記判定結果に
よってワイドテレビジョン信号が入力されていることが
示された場合には、前記色信号の走査線数を増大させる
色信号走査線変換手段と、この色信号走査線変換手段の
出力を復調して色差信号を得る色復調手段と、前記判定
結果によってワイドテレビジョン信号が入力されている
ことが示された場合には、前記補強信号を復調して前記
輝度信号の解像度を向上させる補強信号復調手段と、前
記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力され
ていることが示された場合には、前記補強信号復調手段
からの輝度信号の有効走査線数を増大させる輝度信号走
査線変換手段と、前記色信号及び輝度信号走査線変換手
段の出力からR,G,B信号を作成するマトリクス手段
と、色信号及び輝度信号走査線変換手段の出力を導出す
る録画用端子と、前記判定結果によってワイドテレビジ
ョン信号が入力されていることが示された場合には、所
定の直流電圧を与える電源端子と前記録画用端子との間
を接続するスイッチとを具備したものであり、本発明の
請求項8に係るテレビジョン受像機は、画面中央の主画
面部に対応する主画面信号を補償するための補強信号が
多重されたワイドテレビジョン信号又は現行テレビジョ
ン信号が入力され、前記補強信号を用いて前記主画面信
号の解像度を向上させたスクィーズ信号を出力する走査
線変換手段と、前記スクィーズ信号をHDTV方式の信
号に変換する方式変換手段と、この方式変換手段からの
HDTV方式の信号を録画用として出力する出力手段と
を具備したものである。
【0030】
【作用】本発明の請求項1において、走査線変換手段
は、補強信号を用いてワイドテレビジョン信号の主画面
信号の解像度を向上させたスクィーズ信号を出力する。
このスクィーズ信号は、出力手段によって録画用として
出力される。これにより、高解像度の画像を記録するよ
うにしている。
【0031】本発明の請求項7において、方式判定手段
の判定結果に基づいて、色信号走査線変換手段は輝度信
号色信号分離手段が分離した色信号の走査線数を増大さ
せ、輝度信号走査線変換手段は輝度信号の走査線数を増
大させる。色信号及び輝度信号走査線変換手段の出力は
録画用端子を介して導出される。スイッチは、方式判定
手段の判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力
されたことが示された場合にはオンとなって、所定の直
流電圧を録画用端子に供給する。これにより、スクィー
ズ信号を録画用として出力している場合には、このスク
ィーズ信号に所定の直流電圧が重畳されることになり、
録画用端子から導出された信号がスクィーズ信号である
ことを判別可能になる。
【0032】本発明の請求項8において、走査線変換手
段からのスクィーズ信号は方式変換手段によってHDT
V方式の信号に変換される。出力手段がこのHDTV方
式の信号を録画用として出力することによりスクィーズ
信号の記録が可能となる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るテレビジョン受像機の
一実施例を示すブロック図である。図1において図5と
同一の構成要素には同一符号を付してある。
【0034】入力端子1にはNTSC方式又は第2世代
EDTV方式の複合映像信号が入力される。第2世代E
DTV方式の放送信号はレターボックス形式の信号であ
り、22H及び285Hに識別信号が多重されると共
に、無画部に主画面の垂直解像度を向上させるための垂
直補強信号が多重されている。この複合映像信号は識別
信号判定回路2に供給される。識別信号判定回路2は入
力された複合映像信号に識別信号が多重されているか否
かを判定する。識別信号判定回路2は、識別信号が多重
されている場合には、入力された複合映像信号が第2世
代EDTV方式の信号であるものと判定し、多重されて
いない場合には入力された複合映像信号がNTSC方式
の信号であるものと判定する。
【0035】複合映像信号はYC分離回路3に供給され
る。YC分離回路3は複合映像信号から輝度信号と色信
号とを分離する。YC分離回路3は色信号を走査線変換
回路4に出力すると共に、輝度信号を走査線変換回路5
に出力する。また、YC分離回路3は第2世代EDTV
信号の無画部については、YC分離処理しない信号を走
査線変換回路5に出力するようになっている。なお、Y
C分離回路3からの輝度信号及び色信号の有効走査線数
は360本である。
【0036】走査線変換回路5は、識別信号判定回路2
によって第2世代EDTV方式の信号が入力されたこと
が示された場合には、無画部に多重されている垂直補強
信号をデコードし、デコードした垂直補強信号を用いて
輝度信号の垂直解像度を向上させる。更に、走査線変換
回路5は、360本/画面高の輝度信号を480本/画
面高の信号に変換してマトリクス回路7に出力する。
【0037】走査線変換回路4は、識別信号判定回路2
によって第2世代EDTV方式の信号が入力されたこと
が示された場合には、YC分離回路3からの360本/
画面高の色信号を480本/画面高の信号に変換してマ
トリクス回路7に出力する。マトリクス回路7は入力さ
れた色差信号R−Y,B−Y及び輝度信号YをR,G,
B信号に変換してモニタ8に出力する。モニタ8は図示
しない表示画面上に入力された映像信号に基づく画像を
映出するようになっている。
【0038】本実施例においては、走査線変換回路4,
5の出力は夫々色信号出力及び輝度信号出力として録画
用端子29,30にも出力されるようになっている。また、
録画用端子29は抵抗33及びスイッチ32を介して電源端子
31に接続される。電源端子31には図示しない直流電源か
らの直流電圧が印加されるようになっている。スイッチ
32は識別信号判定回路2によって第2世代EDTV方式
の信号が入力されたことが示された場合にはオンとな
り、NTSC方式の信号が入力されたことが示された場
合にはオフとなる。即ち、第2世代EDTV方式の信号
が入力された場合には、所定の直流電圧が録画用端子29
に供給されるようになっている。
【0039】色信号に直流電圧が重畳されていることに
よって、録画用端子29,30に出力された信号がスクィー
ズ信号であるか否かを判断することができる。なお、色
信号録画用の出力端子に直流電圧を重畳してスクィーズ
信号であるか否かを識別する方法は、EIAJ(日本電
子機械工業会)−CXP−1202によって規格化され
ている。この規格に準拠したVTRを使用してスクィー
ズ信号を録画すると、再生時にはVTRの色出力端子に
も直流電圧が重畳されるようになっている。
【0040】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
【0041】入力された複合映像信号は識別信号判定回
路2に与えられて、識別信号が挿入されているか否かが
判定される。また、複合映像信号はYC分離回路3に供
給されて輝度信号と色信号とが分離される。YC分離回
路3からの色信号及び輝度信号は夫々走査線変換回路
4,5に与えられる。
【0042】いま、入力端子1に入力された複合映像信
号がNTSC方式の信号であるものとする。この場合に
は、走査線変換回路4,5は、識別信号判定回路2の判
定結果に基づいて、入力された信号をそのまま出力す
る。即ち、YC分離回路3からの色信号は走査線変換回
路4を介して色復調回路6に供給されて、色差信号R−
Y,B−Yに変換された後マトリクス回路7に供給され
る。また、YC分離回路3らの輝度信号は走査線変換回
路5を介してマトリクス回路7に供給される。
【0043】YC分離回路3からの輝度信号及び色差信
号は480本/画面高の信号であり、マトリクス回路7
は輝度信号及び色差信号をR,G,B信号に変換してモ
ニタ8に出力する。モニタ8の表示画面のアスペクト比
が16:9であるものとすると、この場合には、モニタ
8は入力された信号を水平方向に3/4倍圧縮して画面
中央にNTSC画像を表示する。
【0044】また、この場合には、録画用端子29,30に
は夫々有効走査線数が480本/画面高の色信号及び輝
度信号が出力される。なお、この場合には、スイッチ32
はオフであり、YC分離回路3からの色信号がそのまま
出力される。
【0045】ここで、入力端子1に第2世代EDTV方
式の信号が入力されるものとする。この場合には、走査
線変換回路4,5は走査線変換処理を行う。即ち、YC
分離回路3からの有効走査線数360本/画面高の色信
号は走査線変換回路4によって480本/画面高の信号
に変換されて色復調回路6に供給される。また、走査線
変換回路5は無画部に多重されている垂直補強信号をデ
コードして、YC分離回路3からの360本/画面高の
輝度信号の解像度を向上させた後、480本/画面高の
信号に変換する。
【0046】色復調回路6は色信号を色差信号R−Y,
B−Yに変換してマトリクス回路7に出力する。マトリ
クス回路7は色復調回路6からの色差信号R−Y,B−
Y及び走査線変換回路5からの輝度信号YをR,G,B
信号に変換してモニタ8に出力する。こうして、モニタ
8にはスクィーズ信号が供給される。モニタ8の表示画
面のアスペクト比が16:9であるので、この場合に
は、有効走査線数が480本/画面高の正しい真円率の
ワイド画面が表示画面全域に映出される。
【0047】更に、本実施例においては、録画用端子2
9,30には、夫々走査線変換回路4,5からの480本
/画面高の色信号及び輝度信号が供給される。また、第
2世代EDTV方式の信号が入力された場合には、スイ
ッチ32はオンである。これにより、電源端子31に供給さ
れる直流電圧がスイッチ32及び抵抗33を介して録画用端
子29に印加される。こうして、走査線変換回路4からの
色信号に所定の直流電圧が重畳される。この直流電圧に
よって、録画用端子29,30にスクィーズ信号が出力され
ていることを判別することが可能となる。
【0048】録画用端子29,30の出力を図示しないVT
Rの例えばS1端子に供給することにより、スクィーズ
画像を記録することができる。そして、VTRの再生信
号に重畳された直流電圧を検出することによって、再生
信号がスクィーズ信号であることを判別して、画面モー
ドを最適なモードに設定することができる。
【0049】このように、本実施例においては、走査線
変換回路4,5によって480本/画面高に走査線変換
した後のスクィーズ信号を出力する録画用端子を設ける
と共に、スクィーズ信号を出力する場合には所定の直流
電圧を色信号に重畳するようになっており、録画信号が
スクィーズ信号であるか否かを容易に判別することがで
きる。
【0050】図2は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図2において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0051】本実施例のEDTV復調回路41の構成は図
8の従来例と略同様である。図2において、入力端子1
にはNTSC方式又は第2世代EDTV方式の複合映像
信号が入力される。この複合映像信号は識別信号判定回
路2を介してYC分離回路21に供給される。YC分離回
路21は入力された複合映像信号を色信号と輝度信号とに
分離すると共に、吹抜ホールに多重された水平補強信号
を分離する。YC分離回路21は色信号を色復調回路18に
与え、輝度信号及び水平補強信号を加算器22に与える。
加算器22は輝度信号と水平補強信号とを加算して輝度信
号の水平解像度を向上させた後加算器23に出力する。
【0052】色復調回路18は入力された色信号を色復調
して色差信号R−Y,B−Yを得て走査線変換回路19に
出力する。走査線変換回路19は、識別信号判定回路2に
よって第2世代EDTV方式の信号が入力されたことが
示された場合には、入力された360本/画面高の色差
信号R−Y,B−Yを480本/画面高の色差信号に変
換してマトリクス回路7に出力するようになっている。
【0053】一方、識別信号判定回路2の出力は復調回
路25にも与えられている。復調回路25は入力された複合
映像信号を復調し、復調出力を補強信号分離回路26に出
力する。補強信号分離回路26は第2世代EDTV方式の
信号の無画部に多重されている垂直補強信号を分離して
走査線変換回路27に出力する。垂直補強信号は垂直高域
の360乃至480本/画面高の成分であり、走査線変
換回路27はこの有効走査線数120本の成分を走査線変
換することによって、360本/画面高の信号に変換し
て加算器23に出力する。加算器23は加算器22の出力に走
査線変換回路27からの垂直補強信号を加算することによ
り、輝度信号の解像度を向上させて走査線変換回路24に
出力する。走査線変換回路24は、識別信号判定回路2に
よって第2世代EDTV方式の信号が入力されたことが
示された場合には、入力された360本/画面高の輝度
信号Yを480本/画面高の輝度信号に変換してマトリ
クス回路7に出力するようになっている。
【0054】本実施例においては、走査線変換回路19,
24からの色差信号R−Y,B−Y及び輝度信号Yはアッ
プコンバータ42にも供給されるようになっている。アッ
プコンバータ42は入力されたNTSC方式の信号又はス
クィーズ信号をHDTV信号に変換して出力することが
できるようになっている。図3は図2中のアップコンバ
ータ42の具体的な構成を示すブロック図である。
【0055】EDTV復調回路41からはNTSC方式の
信号又はスクィーズ信号がアスペクト変換回路53及びス
イッチ61に供給される。このスクィーズ信号は480本
/画面高の輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yであ
る。アスペクト変換回路53はアスペクト比が4:3のN
TSC方式の信号を水平方向に3/4倍圧縮してスイッ
チ61に出力する。
【0056】スイッチ61にはEDTV復調回路41の識別
信号判定回路2の出力も与えられている。スイッチ61は
識別信号判定回路2によって、第2世代EDTV方式の
信号が入力されたことが示された場合にはEDTV復調
回路41からのスクィーズ信号を選択し、NTSC方式の
信号が入力されたことが示された場合にはアスペクト変
換回路53の出力を選択してフィールド周波数変換回路54
に出力する。
【0057】フィールド周波数変換回路54は入力された
信号のフィールド周波数を59.94Hzから60Hz
に変換して走査線数変換回路55に出力する。走査線数変
換回路55は入力された信号の走査線数を525本から1
125本に変換してマトリクス回路56に出力する。マト
リクス回路56は入力された輝度信号Y及び色差信号P
b,Prをマトリクス処理してHDTV方式の輝度信号
Y及び色差信号Pb,Prに変換して夫々録画用端子43
乃至45に出力するようになっている。
【0058】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
【0059】入力端子1を介して入力された複合映像信
号は、識別信号判定回路2に与えられて、識別信号が挿
入されているか否かが判断される。複合映像信号はYC
分離回路21に与えられて、色信号、輝度信号及び水平補
強信号が分離される。
【0060】いま、入力端子1にNTSC方式の信号が
入力されたものとする。この場合には、水平補強信号は
多重されておらず、YC分離回路21からの輝度信号は加
算器22,23及び走査線変換回路24を介してそのままマト
リクス回路7及びアップコンバータ42に出力される。一
方、色信号は色復調回路18において色差信号R−Y,B
−Yに変換された後、マトリクス回路7及びアップコン
バータ42に供給される。マトリクス回路7は輝度信号Y
及び色差信号R−Y,B−YをR,G,B信号に変換し
てモニタ8に供給する。モニタ8は、例えば水平方向に
3/4倍圧縮することにより、アスペクト比が16:9
の表示画面上の左右方向の中央に、アスペクト比が4:
3のNTSC映像を正しい真円率で映出する。
【0061】アップコンバータ42に供給された輝度信号
Y及び色差信号R−Y,B−Yはアスペクト変換回路53
に与えられて、水平方向に3/4に圧縮される。この場
合には、識別信号判定回路2によってスイッチ61はアス
ペクト変換回路53の出力を選択しており、アスペクト変
換された信号はフィールド周波数変換回路54に供給され
てフィールド周波数が60Hzに変換される。フィール
ド周波数が変換された信号は、走査線変換回路55によっ
て走査線数が1125本に変換された後マトリクス回路
56に与えられてマトリクス処理され、録画用端子43乃至
45からHDTV方式の輝度信号Y及び色差信号Pb,P
rが得られる。
【0062】一方、入力端子1を介して第2世代EDT
V方式の信号が入力されるものとする。この場合には、
YC分離回路21からの輝度信号と水平補強信号とは加算
器22において加算されて水平解像度が向上する。一方、
復調回路25によって復調された第2世代EDTV方式の
信号は補強信号分離回路26に与えられて、垂直補強信号
が分離される。走査線変換回路27はこの垂直補強信号を
360本/画面高に走査線変換して加算器23に出力す
る。こうして、加算器23において、輝度信号の垂直解像
度が改善されて走査線変換回路24に与えられる。
【0063】走査線変換回路19,24は、夫々、360本
/画面高の色差信号R−Y,B−Y及び輝度信号Yを4
80本/画面高のスクィーズ信号に変換してマトリクス
回路7及びアップコンバータ42に出力する。マトリクス
回路7によって輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Y
はR,G,B信号に変換されてモニタ8に供給される。
こうして、モニタ8の表示画面上には、正しい真円率で
第2世代EDTV放送の映像が映出される。
【0064】一方、この場合には、アップコンバータ42
のスイッチ61は、識別信号判定回路2に制御されて、E
DTV復調回路41の出力を選択している。従って、ED
TV復調回路41からのスクィーズ信号はアスペクト変換
されることなくスイッチ61を介してフィールド周波数変
換回路54に供給される。スクィーズ信号はフィールド周
波数変換回路54によってフィールド周波数が60Hzに
変換され、走査線数変換回路55によって走査線数が11
25本に変換されてマトリクス回路56に供給される。マ
トリクス回路56はマトリクス処理によって、第2世代E
DTV方式の輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yを
HDTV方式の輝度信号Y及び色差信号Pr,Pbに変
換して録画用端子43乃至45に出力する。
【0065】録画用端子43乃至45からの輝度信号Y及び
色差信号Pb,Prを図示しないHDTV方式のVTR
のY,Pb,Pr入力端子に供給することにより、HD
TV方式に変換したスクィーズ信号を記録することがで
きる。
【0066】このように、本実施例においては、EDT
V復調回路からのスクィーズ信号をHDTV方式の信号
に変化するアップコンバータを設けると共に、アップコ
ンバータの出力をHDTV方式のVTRに供給するため
の録画用端子を設けることにより、スクィーズ信号の記
録を可能にしている。
【0067】なお、上記各実施例においては、NTSC
方式との両立性を有する第2世代EDTV方式の例につ
いて説明したが、同様の画質改善手法はPAL方式にお
いても実施可能であり、本実施例をPAL方式に適用す
ることが可能であることは明らかである。この場合に
は、識別信号判定回路、YC分離回路、色復調回路及び
マトリクス回路をPAL方式に準拠した仕様に変更し、
走査線変換回路もPAL方式の走査線数に対応させれば
よい。
【0068】また、上記実施例においては、VTR再生
時のモニタについては、特に言及していないが、HDT
V信号フォーマットに準拠したものが必要である。
【0069】市販されているHDTV受像機は、一般的
には、HDTV方式の映像信号を受像可能であると共
に、現行NTSC方式の映像信号も受像可能に構成され
ている。更に、今後開発されるHDTV受像機において
は、NTSC方式だけでなく、第2世代EDTV方式の
映像信号も受像可能に構成されるものと考えられる。こ
のようなHDTV受像機に、上記各実施例を適用するこ
とにより、いずれの方式の信号であっても解像度を劣化
させることなく記録することができ、極めて有用であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
クィーズ信号を記録させることができるという効果を有
する。
【0071】また、本発明は、スクィーズ信号を記録さ
せると共に、記録信号がスクィーズ信号であるか否かを
判別可能にすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビジョン受像機の一実施例を
示すブロック図。
【図2】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図3】図2中のアップコンバータの具体的な構成を示
すブロック図。
【図4】NTSC方式の信号をHDTV方式の信号に変
換するアップコンバータを示すブロック図。
【図5】従来のテレビジョン受像機を示すブロック図。
【図6】レターボックス形式を説明するための説明図。
【図7】スクィーズ画面を説明するための説明図。
【図8】従来のテレビジョン受像機を示すブロック図。
【符号の説明】
4,5…走査線変換回路、31…電源端子、32…スイッ
チ、33…抵抗、29,30…録画用端子

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面中央の主画面部に対応する主画面信
    号を補償するための補強信号が多重されたワイドテレビ
    ジョン信号又は現行テレビジョン信号が入力され、前記
    補強信号を用いて前記主画面信号の解像度を向上させた
    スクィーズ信号を出力する走査線変換手段と、 前記スクィーズ信号を録画用として出力する出力手段と
    を具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 前記補強信号は、前記画面上下の無画部
    に対応する期間に多重された垂直補強信号であることを
    特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 前記走査線変換手段は、入力された信号
    がワイドテレビジョン信号であるか又は現行テレビジョ
    ン信号であるかを判定して判定結果を出力する方式判定
    手段と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、前記補強信号を復調
    して前記主画面信号の解像度を向上させる補強信号復調
    手段と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、前記補強信号復調手
    段からの主画面信号の有効走査線数を増大させてスクィ
    ーズ信号を作成するスクィーズ信号作成手段とを具備し
    たことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像
    機。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、前記スクィーズ信号作
    成手段の出力を導出する録画用端子を有することを特徴
    とする請求項3に記載のテレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、前記スクィーズ信号作
    成手段の出力に所定の直流電圧を重畳させて出力する直
    流電圧重畳手段を具備したことを特徴とする請求項1に
    記載のテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】 前記直流電圧重畳手段は、前記判定結果
    によってワイドテレビジョン信号が入力されていること
    が示された場合には、前記録画用端子と所定の電源端子
    との間を接続するスイッチを具備したことを特徴とする
    請求項3及び5に記載のテレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】 画面中央の主画面部に対応する主画面信
    号を補償するための補強信号が多重されたワイドテレビ
    ジョン信号と現行テレビジョン信号とのいずれが入力さ
    れたかを判定して判定結果を出力する方式判定手段と、 入力されたテレビジョン信号を輝度信号と色信号とに分
    離する輝度信号色信号分離手段と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、前記色信号の走査線
    数を増大させる色信号走査線変換手段と、 この色信号走査線変換手段の出力を復調して色差信号を
    得る色復調手段と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、前記補強信号を復調
    して前記輝度信号の解像度を向上させる補強信号復調手
    段と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、前記補強信号復調手
    段からの輝度信号の有効走査線数を増大させる輝度信号
    走査線変換手段と、 前記色信号及び輝度信号走査線変換手段の出力からR,
    G,B信号を作成するマトリクス手段と、 色信号及び輝度信号走査線変換手段の出力を導出する録
    画用端子と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、所定の直流電圧を与
    える電源端子と前記録画用端子との間を接続するスイッ
    チとを具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。
  8. 【請求項8】 画面中央の主画面部に対応する主画面信
    号を補償するための補強信号が多重されたワイドテレビ
    ジョン信号又は現行テレビジョン信号が入力され、前記
    補強信号を用いて前記主画面信号の解像度を向上させた
    スクィーズ信号を出力する走査線変換手段と、 前記スクィーズ信号をHDTV方式の信号に変換する方
    式変換手段と、 この方式変換手段からのHDTV方式の信号を録画用と
    して出力する出力手段とを具備したことを特徴とするテ
    レビジョン受像機。
  9. 【請求項9】 前記補強信号は前記画面上下の無画部に
    対応する期間に多重された垂直補強信号及び前記主画面
    部に対応する期間に多重された水平補強信号であること
    を特徴とする請求項8に記載のテレビジョン受像機。
  10. 【請求項10】 前記走査線変換手段は、入力された信
    号がワイドテレビジョン信号であるか又は現行テレビジ
    ョン信号であるかを判定して判定結果を出力する方式判
    定手段と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、前記水平補強信号を
    復調して前記主画面信号の水平方向の解像度を向上させ
    ると共に、前記垂直補強信号を復調して前記主画面信号
    の垂直方向の解像度を向上させる補強信号復調手段と、 前記判定結果によってワイドテレビジョン信号が入力さ
    れていることが示された場合には、前記補強信号復調手
    段からの主画面信号の有効走査線数を増大させてスクィ
    ーズ信号を作成するスクィーズ信号作成手段とを具備し
    たことを特徴とする請求項9に記載のテレビジョン受像
    機。
  11. 【請求項11】 前記方式変換手段は、入力された信号
    のアスペクト比を変換するアスペクト変換手段と、 前記判定結果によって現行テレビジョン信号が入力され
    ていることが示された場合には、前記アスペクト変換手
    段の出力を選択し、ワイドテレビジョン信号が入力され
    ていることが示された場合には、前記スクィーズ信号を
    選択する選択手段と、 前記選択手段の出力をHDTV方式のフィールド周波数
    及び走査線数に変換する変換手段とを具備したことを特
    徴とする請求項10に記載のテレビジョン受像機。
  12. 【請求項12】 前記ワイドテレビジョン信号は、第2
    世代EDTV方式の信号であり、前記現行テレビジョン
    信号はNTSC方式の信号であることを特徴とする請求
    項1又は8のいずれか1つに記載のテレビジョン受像
    機。
  13. 【請求項13】 前記現行テレビジョン信号はPAL方
    式の信号であることを特徴とする請求項1又は8のいず
    れか1つに記載のテレビジョン受像機。
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