JPH07298212A - テレシネ装置、画像レート変換装置及び画像圧縮装置 - Google Patents

テレシネ装置、画像レート変換装置及び画像圧縮装置

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JPH07298212A
JPH07298212A JP8814594A JP8814594A JPH07298212A JP H07298212 A JPH07298212 A JP H07298212A JP 8814594 A JP8814594 A JP 8814594A JP 8814594 A JP8814594 A JP 8814594A JP H07298212 A JPH07298212 A JP H07298212A
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JP
Japan
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image
television signal
signal
telecine
flag
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Application number
JP8814594A
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English (en)
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Shigeo Fujishiro
茂夫 藤代
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2:3プルダウンで発生した冗長フィールド
の識別を可能とする。 【構成】 画像処理装置1は、フィルム2に撮影され
た、例えば映画映像を24Hzのフィルム映像として入
力し、垂直帰線期間中に2:3プルダウンのテレシネシ
ーケンスの始まりを示すフラグ重畳した60Hzのテレ
シネ信号に変換してテレビジョン装置3に映画映像を表
示させるテレシネ装置4と、テレシネ信号のフラグに基
づいて冗長フィールドを削除したテレシネ信号を生成す
る画像レート変換装置5と、この画像レート変換装置5
により冗長フィールドを削除したテレシネ信号を高能率
符号化して画像圧縮する画像圧縮装置6とを備えて構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2:3プルダウンによ
り24Hzのフィルム映像を60Hzのテレビ信号に変
換すると共に、得られたテレビ信号に高能率符号化を施
すテレシネ装置、画像レート変換装置及び画像圧縮装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルム映像をテレビ信号に変換
する装置として、図8に示すように、フィルム100に
撮影された、例えば映画映像を24Hzのフィルム映像
として入力し、例えば60Hzのテレビ信号に変換して
テレビジョン装置101に映画映像を表示させる2:3
プルダウンテレシネ装置(以下、テレシネ装置という)
102が開発されている。
【0003】このテレシネ装置102では、2:3プル
ダウンと呼ばれる方法により、フィルム映像をテレビ信
号に変換(以下、変換後のテレビ信号をテレシネ信号と
いう)しており、この2:3プルダウンは、フィルム映
像の1コマ1コマから順次、テレビ信号の2フィール
ド、3フィールド、2フィールド、・・・(以下、テレ
シネシーケンスという)を作成する方法であり、図9に
示すように、24Hzのフィルム映像2コマ(図9
(a))がテレビ信号の5フィールド(図9(b))に
割り当てられる。この図では、フィルム映像2コマ目が
テレビ信号の3フィールド目乃至5フィールド目に対応
しており、3フィールド目と5フィールド目とは同じ信
号となり、1フィールド分が冗長フィールドとなる。
【0004】ところで、近年、画像情報を高能率符号化
(データ圧縮)してデジタル信号で伝送する伝送方式が
実用化しつつある。また、このように画像情報を高能率
符号化してデジタル信号にすることで、コンピュータで
容易に画像情報を扱うことができるので、今日、画像情
報の高能率符号化技術が特に注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、テレシネ装置102で2:3プルダウンされ
たフィルム映像のテレビ信号を、例えば国際標準である
MPEG(Moving Picture image coding Experts Grou
p)のアリゴリズムで高能率符号化する場合、従来のテ
レシネ装置102では、2:3プルダウンで発生した冗
長フィールドを削除しないでフレーム間差分信号を符号
化した場合、冗長フィールドを削除した場合に比べ、発
生符号量が多く、符号化効率を落とすことになるが、従
来のテレシネ装置102から出力されるテレビ信号にお
いては、どのフィールド信号が発生した冗長フィールド
であるかを識別することができず、高能率符号化の際に
冗長フィールドを削除することができないといった問題
がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、2:3プルダウンで発生した冗長フィールドの
識別を可能とするテレシネ装置、このテレシネ装置の出
力に基づいて冗長フィールドを削除したテレシネ信号を
生成し、画像圧縮に適したテレシネ信号を得ることので
きる画像レート変換装置及びこの画像レート変換装置に
より冗長フィールドを削除したテレシネ信号により高能
率符号化(データ圧縮)して複数種類の画像圧縮を効率
的に行うことのできる画像圧縮装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のテレシ
ネ装置は、2:3プルダウンによりフィルム映像をテレ
ビ信号に変換するテレシネ装置において、フィルム映像
をテレビ信号に変換する場合に、2:3プルダウンのシ
ーケンスの先頭を示すフラグを、テレビ信号に重畳させ
る、あるいはテレビ信号とは独立に出力するように構成
される。
【0008】請求項3に記載の画像レート変換装置は、
2:3プルダウンによりフィルム映像をテレビ信号に変
換する場合に、2:3プルダウンのシーケンスの先頭を
示すフラグを、前記テレビ信号に重畳させる、あるいは
前記テレビ信号とは独立に出力するテレシネ装置からの
テレビ信号のフレーム周期を変換する画像レート変換装
置において、フラグを抽出するフラグ抽出手段(図3の
フラグ抽出回路23)と、フラグ抽出回路23が抽出し
たフラグに基づいてテレビ信号の冗長フィールドを削除
してテレビ信号を記憶する記憶手段(図3のFIFOフ
レームメモリ24)と、テレビ信号のフレーム周期と異
なる周期でFIFOフレームメモリ24に記憶した、冗
長フィールドを削除したテレビ信号を読み出す読み出し
手段(図3の制御回路25)とを備えて構成される。
【0009】請求項4に記載の画像圧縮装置は、2:3
プルダウンによりフィルム映像をテレビ信号に変換する
場合に発生する冗長フィールドを削除した、第1のフレ
ーム周期のテレビ信号を高能率符号化する符号化手段
(図5の標準符号器41)と、標準符号器41により高
能率符号化されたテレビ信号のフレーム周期を変換し第
2のフレーム周期の高能率符号化されたテレビ信号を生
成する符号化データ周期変換手段(図5の2:3プルダ
ウン回路44)とを備えて構成される。
【0010】
【作用】請求項1に記載のテレシネ装置では、フィルム
映像をテレビ信号に変換する場合に、2:3プルダウン
のシーケンスの先頭を示すフラグを、テレビ信号に重畳
させる、あるいはテレビ信号とは独立に出力すること
で、2:3プルダウンで発生した冗長フィールドの識別
を可能とする。
【0011】請求項3に記載の画像レート変換装置で
は、FIFOフレームメモリ24にフラグ抽出回路23
が抽出したフラグに基づいてテレビ信号の冗長フィール
ドを削除してテレビ信号を記憶し、制御回路25により
テレビ信号のフレーム周期と異なる周期でFIFOフレ
ームメモリ24に記憶した、冗長フィールドを削除した
テレビ信号を読み出すことで、画像圧縮に適したテレシ
ネ信号を得ることを可能とする。
【0012】請求項4に記載の画像圧縮装置では、2:
3プルダウン回路44で標準符号器41により高能率符
号化されたテレビ信号のフレーム周期を変換し第2のフ
レーム周期の高能率符号化されたテレビ信号を生成する
ことで、冗長フィールドを削除したテレシネ信号により
高能率符号化(データ圧縮)して複数種類の画像圧縮を
効率的に行うことを可能とする。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明のテレシネ
装置、画像レート変換装置及び画像圧縮装置の一実施例
を備えて構成される画像処理装置を説明する。
【0014】図1に示すように、本実施例の画像処理装
置1は、フィルム2に撮影された、例えば映画映像を2
4Hzのフィルム映像として入力し、2:3プルダウン
により、例えば60Hzのテレビ信号(以下、テレシネ
信号という)に変換してテレビジョン装置3に映画映像
を表示させるテレシネ装置4と、このテレシネ装置4が
出力する後述のフラグに基づいて冗長フィールドを削除
したテレシネ信号(以下、圧縮用テレシネ信号という)
を生成する画像レート変換装置5と、この画像レート変
換装置5により生成された圧縮用テレシネ信号を高能率
符号化(データ圧縮)して画像圧縮する画像圧縮装置6
とを備えて構成される。
【0015】前記テレシネ装置1は、図2に示すよう
に、2:3プルダウンのテレシネシーケンス(2コマ−
5フィールド)の始まりを示す、垂直帰線期間中にパル
ス幅a、波高値c、周期a+bのパルスを複数周期挿入
(重畳)したフラグを有するテレシネ信号を前記画像レ
ート変換装置5に出力するようになっている。
【0016】前記画像レート変換装置5は、図3に示す
ように、テレシネ装置4からのテレシネ信号をA/D変
換するA/D変換器21と、A/D変換されたデジタル
テレシネ信号の同期信号に基づいて60Hz信号系及び
24Hz信号系の基準クロックを生成するPLL回路2
2と、PLL回路22からの基準クロックに基づいてデ
ジタルテレシネ信号からフラグを抽出するフラグ抽出回
路23(フラグ抽出手段)と、PLL回路22からの基
準クロックに同期してデジタルテレシネ信号を入力し6
0Hzレート書き込み/24Hzレート読み出しを行う
FIFOフレームメモリ24(記憶手段)と、フラグ抽
出回路23により抽出されたフラグに基づいてFIFO
フレームメモリ24を制御する制御信号を生成する制御
回路25(読み出し手段)とを備えて構成される。
【0017】ここで、FIFOフレームメモリ24への
60Hzレート書き込み際には、2:3プルダウンで発
生した冗長フィールドの書き込みは行われないように制
御される。そして制御回路25からの制御信号に基づい
てFIFOフレームメモリ24から24Hzレート読み
出しを行い、圧縮用テレシネ信号である24Hzフレー
ムレート信号として出力すると共に、24Hzフレーム
レート信号をD/A変換器26によりアナログ信号とし
て出力するようになっている。
【0018】尚、この画像レート変換装置5では、テレ
シネ装置4からのテレシネ信号の他に予めデジタル化さ
れているテレシネ信号も入力できるようになっており、
A/D変換されたデジタルテレシネ信号と予めデジタル
化されているテレシネ信号はセレクタ27により選択さ
れ、後段のFIFOフレームメモリ24等に出力される
ようになっている。このセレクタ27の切り換えは、例
えば図示しない装置表前面に設けられたスイッチにより
行われる。
【0019】前記画像圧縮装置6は、図4に示すよう
に、前記画像レート変換装置5からの24Hzフレーム
レート信号を入力し高能率符号化を施す、例えばMPE
Gに基づく標準符号器41(符号化手段)と、24Hz
フレームレート信号の同期信号に基づいて60Hz信号
系及び24Hz信号系の基準クロックを生成するPLL
回路42と、PLL回路42により生成された基準クロ
ックに基づき各種制御信号を生成する制御回路43と、
標準符号器41により符号化された符号24Hzフレー
ムレート信号に対して2:3プルダウンを行い符号化さ
れた符号60Hzフレームレート信号を生成するFIF
Oフレームメモリを有する2:3プルダウン回路44
(符号化データ周期変換手段)とを備えて構成されてい
る。
【0020】標準符号器41は、図5に示すように、2
4Hzフレームレート信号に対して動き補償したフレー
ム間差分信号に離散コサイン変換を行うDCT(Discret
e Cosine Transform)61と、DCT61により離散コ
サイン変換された信号を量子化する量子化回路62と、
量子化された信号に対して可変長符号化を施すVLC(V
ariable Length Cording)63とを備え、VLC63の
出力はバッファメモリ64を介して出力される。フレー
ム間差分信号は、逆量子化回路65、逆DCT66、フ
レームメモリ67及び動き補償回路68等により生成さ
れるが、この動作の詳細については公知であるので説明
は省略する。
【0021】このように構成された画像処理装置1の作
用について説明する。
【0022】テレシネ装置4は、テレシネ信号によりテ
レビジョン装置3に映画映像を表示させると共に、テレ
シネ信号を画像レート変換装置5に出力する。
【0023】画像レート変換装置5では、テレシネ信号
をA/D変換器21でA/D変換し、PLL回路22に
よりA/D変換されたデジタルテレシネ信号の同期信号
に基づいて60Hz信号系及び24Hz信号系の基準ク
ロックを生成する。そして、フラグ抽出回路23で、垂
直帰線期間中のテレシネ信号に複数周期挿入(重畳)し
た、テレシネシーケンスの始まりを示すフラグ(図2参
照)を抽出し、このフラグに基づいて制御回路25が制
御信号を生成する。
【0024】FIFOフレームメモリ24へのデータの
書き込み/読み出し制御を図6を用いて説明する。2:
3プルダウンされた60Hzのデジタルテレシネ信号
(図6(a))は、FIFOフレームメモリ24のフレ
ームメモリに格納され、1フレーム遅延した遅延デジタ
ルテレシネ信号となる(図6(c))。制御回路25
は、フラグ抽出回路23で抽出されたフラグに基づいて
FIFOフレームメモリ24のフレームメモリに格納さ
れた2フレームのデータ(1o,1e,20,2e)を
FIFOフレームメモリ24のFIFOメモリへの書き
込みを許可する第1ライトイネーブル信号(図6
(b))をアクティブとし、この第1ライトイネーブル
信号によりFIFOフレームメモリ24のFIFOメモ
リに2フレームのデータ(1o,1e,2o,2e)が
書き込まれる。
【0025】次に制御回路25は、フラグ抽出回路23
で抽出されたフラグに基づいてFIFOフレームメモリ
24のフレームメモリに格納された次のフィールド(2
o)が冗長フィールドと判断し、第1ライトイネーブル
信号をノンアクティブとし、冗長フィールドのFIFO
フレームメモリ24のFIFOメモリへの書き込みを禁
止すると共に、FIFOフレームメモリ24に入力され
る現デジタルテレシネ信号のフィールド(3o)の書き
込みを許可する第2ライトイネーブル信号(図6
(d))をアクティブとし、この第2ライトイネーブル
信号によりFIFOフレームメモリ24のFIFOメモ
リに現デジタルテレシネ信号のフィールド(3o)が書
き込まれる。
【0026】尚、第1ライトイネーブル信号によりFI
FOフレームメモリ24のFIFOメモリに2フレーム
のデータ(1o,1e,2o,2e)を書き込む際に
は、第2ライトイネーブル信号はノンアクティブとなっ
ている。
【0027】そして次のフィールドに対しては、第1ラ
イトイネーブル信号をアクティブ、第2ライトイネーブ
ル信号をノンアクティブとし、FIFOフレームメモリ
24のフレームメモリに格納された次のフィールド(3
e)をFIFOフレームメモリ24のFIFOメモリに
書き込む。
【0028】さらに続いて、次の2フレーム期間は、第
1ライトイネーブル信号をノンアクティブ、第2ライト
イネーブル信号をアクティブとし、現デジタルテレシネ
信号の2フレーム(4o,4e,5o,5e)をFIF
Oフレームメモリ24のFIFOメモリに書き込む。
【0029】尚、FIFOフレームメモリ24のFIF
Oメモリへのデータの書き込みのタイミングは、制御回
路25からの60Hzのライトリセット信号(図6
(e))に基づいて行われる
【0030】このようにして格納されたFIFOフレー
ムメモリ24のFIFOメモリからのデータの読み出し
は、図6(f)に示す制御回路25からの24Hzのリ
ードリセット信号に基づいて行われ、図6(g)に示す
ように、FIFOフレームメモリ24のFIFOメモリ
から24Hzフレームレート信号として出力される。
【0031】画像圧縮装置6では、画像レート変換装置
5により得られた24Hzフレームレート信号を、標準
符号器41が符号化することにより符号24Hzフレー
ムレート信号を得ると共に、2:3プルダウン回路44
により符号24Hzフレームレート信号に対して2:3
プルダウンを行い符号化された符号60Hzフレームレ
ート信号を生成する。そして得られた符号24Hzフレ
ームレート信号あるいは符号60Hzフレームレート信
号を、例えば図示しない画像記憶装置に記憶することで
効率的に動画像を記憶することを可能とする。
【0032】このように本実施例の画像処理装置1によ
れば、テレシネ装置4においては、垂直帰線期間中のテ
レシネ信号にテレシネシーケンスの始まりを示すフラグ
を挿入(重畳)したので、2:3プルダウンにより発生
した冗長フィールドの識別が可能となる。
【0033】また、画像レート変換装置5においては、
テレシネ装置4が挿入(重畳)したフラグを抽出するこ
とで、このフラグに基づいて冗長フィールドを削除した
テレシネ信号を生成することができる。
【0034】さらに、画像圧縮装置6においては、画像
レート変換装置により冗長フィールドを削除したテレシ
ネ信号を高能率符号化(データ圧縮)し複数種類の画像
圧縮を行うので、フレーム間差分信号を符号化する際の
符号化効率を向上させることができる。
【0035】尚、フラグを垂直帰線期間中のテレシネ信
号に、パルス幅a、波高値c、周期a+bのパルスを複
数周期挿入(重畳)したフラグとしたが、これに限ら
ず、垂直帰線期間中のテレシネ信号にデジタルコードを
挿入(重畳)したフラグでもよい。
【0036】また、テレシネ装置1が出力するフラグ
は、図7(c)に示すように、例えばテレシネシーケン
ス(2コマ−5フィールド)の始まりに立ち下がり1フ
ィールド期間「0」となるフラグでもよく、またテレシ
ネシーケンスの始まりに立ち上がり1フィールド期間
「1」となる信号でもよい。尚、図7(a),(b)
は、従来の図9(a),(b)と同じであるので説明は
省略する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
テレシネ装置によれば、フィルム映像をテレビ信号に変
換する場合に、2:3プルダウンのシーケンスの先頭を
示すフラグを、テレビ信号に重畳させる、あるいはテレ
ビ信号とは独立に出力するので、2:3プルダウンで発
生した冗長フィールドの識別を可能とするという効果が
ある。
【0038】また、請求項3に記載の画像レート変換装
置によれば、記憶手段にフラグ抽出手段が抽出したフラ
グに基づいてテレビ信号の冗長フィールドを削除してテ
レビ信号を記憶し、読み出し手段によりテレビ信号のフ
レーム周期と異なる周期でFIFOフレームメモリ24
に記憶した、冗長フィールドを削除したテレビ信号を読
み出すので、画像圧縮に適したテレシネ信号を得ること
ができるという効果がある。
【0039】さらに、請求項4に記載の画像圧縮装置に
よれば、符号化データ周期変換手段で符号化手段により
高能率符号化されたテレビ信号のフレーム周期を変換し
第2のフレーム周期の高能率符号化されたテレビ信号を
生成するので、冗長フィールドを削除したテレシネ信号
により高能率符号化(データ圧縮)して複数種類の画像
圧縮を効率的に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレシネ装置、画像レート変換装置及
び画像圧縮装置の一実施例を備えた画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のテレシネ装置が出力するテレシネ信号に
重畳されるフラグを説明する説明図である。
【図3】図1の画像レート変換装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1の画像圧縮装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図4の標準符号器の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図3の画像レート変換装置の作用を説明するタ
イミング図である。
【図7】図1のテレシネ装置が出力するフラグの変形例
を説明する説明図である。
【図8】従来のテレシネ装置の構成を示す構成図であ
る。
【図9】図8のテレシネ装置の作用を説明するタイミン
グ図である。
【符号の説明】
1 画像処理回路 2 フィルム 3 テレビジョン装置 4 テレシネ装置 5 画像レート変換装置 6 画像圧縮装置 21 A/D変換器 22、42 PLL回路 23 フラグ検出回路 25、43 制御回路 26 D/A変換器 27 セレクタ 41 標準符号器 44 2:3プルダウン回路 61 DCT 62 量子化回路 63 VLC 64 バッファメモリ 65 逆量子化回路 66 逆DCT 67 フレームメモリ 68 動き補償回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2:3プルダウンによりフィルム映像を
    テレビ信号に変換するテレシネ装置において、 前記フィルム映像を前記テレビ信号に変換する場合に、
    前記2:3プルダウンのシーケンスの先頭を示すフラグ
    を、前記テレビ信号に重畳させる、あるいは前記テレビ
    信号とは独立に出力することを特徴とするテレシネ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記2:3プルダウンのシーケンスの先
    頭を示す前記フラグを前記テレビ信号に重畳させる場
    合、 前記フラグは、前記テレビ信号の垂直帰線期間中に重畳
    したパルス信号であることを特徴とする請求項1に記載
    のテレシネ装置。
  3. 【請求項3】 2:3プルダウンによりフィルム映像を
    テレビ信号に変換する場合に、前記2:3プルダウンの
    シーケンスの先頭を示すフラグを、前記テレビ信号に重
    畳させる、あるいは前記テレビ信号とは独立に出力する
    テレシネ装置からの前記テレビ信号のフレーム周期を変
    換する画像レート変換装置において、 前記フラグを抽出するフラグ抽出手段と、 前記フラグ抽出手段が抽出したフラグに基づいて前記テ
    レビ信号の冗長フィールドを削除して前記テレビ信号を
    記憶する記憶手段と、 前記テレビ信号のフレーム周期と異なる周期で前記記憶
    手段に記憶した、前記冗長フィールドを削除した前記テ
    レビ信号を読み出す読み出し手段とを備えたことを特徴
    とする画像レート変換装置。
  4. 【請求項4】 2:3プルダウンによりフィルム映像を
    テレビ信号に変換する場合に発生する冗長フィールドを
    削除した、第1のフレーム周期の前記テレビ信号を高能
    率符号化する符号化手段と、 前記符号化手段により高能率符号化された前記テレビ信
    号のフレーム周期を変換し、第2のフレーム周期の高能
    率符号化された前記テレビ信号を生成する符号化データ
    周期変換手段とを備えたことを特徴とする画像圧縮装
    置。
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