JPH07298193A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH07298193A
JPH07298193A JP6091027A JP9102794A JPH07298193A JP H07298193 A JPH07298193 A JP H07298193A JP 6091027 A JP6091027 A JP 6091027A JP 9102794 A JP9102794 A JP 9102794A JP H07298193 A JPH07298193 A JP H07298193A
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JP
Japan
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data
disk device
signal
analog
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP6091027A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ogawa
仁 小川
Yasuo Hocchi
恭生 発知
Masatoshi Nishina
昌俊 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Micro Software Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Micro Software Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Micro Software Systems Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6091027A priority Critical patent/JPH07298193A/ja
Publication of JPH07298193A publication Critical patent/JPH07298193A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】リアルタイムに高速な転送レートを必要とする
固定磁気ディスク装置において、その目的は、アナログ
ビデオ出力インタフェースをディスク装置に設けること
により、外部転送データが2値から多値となりバス幅、
転送サイクルを変えずに転送レートを上げることにあ
る。 【構成】デジタル記録されたディスク媒体のデータをか
らデジタルデータを読み書きする手段を持つ固定磁気デ
ィスク装置において、媒体から読み出したデジタルデー
タからアナログデータに変換する出力用デジタルアナロ
グコンバータを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報や映像情報な
どのデータを扱い、リアルタイムに高速なデータ転送レ
ートを必要とするディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来技術におけるディスク装置の
構成を図2を用いて説明する。
【0003】図2は、特開平3−105541号公報に
記載のSCSI(Small Computer Sy
stem Interface)、米国規格ANSI
X3.131−1986を使用したディスク装置の構成
例である。
【0004】図2においてディスク装置201は、ディ
スク媒体202、R/W制御回路203、ディスクコン
トローラ(以後HDCと略す)204、メモリ205、
CPU206、SCSIバス制御回路251、SCSI
コネクタ252で構成する。またホスト215はSCS
Iコネクタ253を持つ。
【0005】ディスク装置201内部ブロック間の接続
関係は、R/W制御回路203はディスク媒体202に
対して記録及び読み出しする為、R/Wアナログ記録信
号216は入力と出力を持つ。同様にHDC204はR
/W制御回路203に対して、R/Wデジタルデータ2
17の入出力を行う。またHDC204はメモリ205
に対して、メモリデータ218の入出力を行い、SCS
I制御回路251に対して、バス228を経由してデー
タの入出力を行う。SCSI制御回路251は、バス2
55を経由してSCSIコネクタ252を通して外部デ
バイスとアクセスする。CPU206はバス227を用
いてSCSIバス制御回路251、HDC204、R/
W制御回路203を制御する。ホスト215とディスク
装置201は、それぞれSCSIコネクタ252,25
3間をSCSIケーブル256で結ぶ。
【0006】以下、ディスク装置201からホスト21
5にデータを読み出す時の動作を基にデータの流れを説
明する。デジタル記録されたディスク媒体202からR
/W制御回路203に、バス216を経由して磁化パタ
ーンから生成された再生波形としてデータを取り出す。
R/W制御回路203は、データをデジタルデータに復
調してバス217を経由、HDC204に転送する。H
DC204に読み出されたデータは、バス218を経由
してメモリ205にバッファリングされる。ここでHD
C4は、データと共に読み出した訂正コードによりデー
タをチェックし、エラーがあり訂正可能であれば読み出
したデータの訂正を行う。
【0007】メモリ205にバッファリングされたデー
タは、HDC204、バス228を経由してSCSIバ
ス制御回路251に転送される。転送されたデータは、
SCSIバス制御回路251からSCSIコネクタ25
2に、バス255を経由して転送される。ホスト215
には、コネクタ252からSCSIケーブル256、コ
ネクタ253を経由して転送される。
【0008】ここで最終的にホストへの転送レートを制
限するのがANSI−SCSI規格における転送サイク
ルとSCSIケーブル256のデータバス幅である。
【0009】ANSI−SCSI規格ではSCSI制御
信号は、バスの制御を行うBSY信号、SEL信号、A
TN信号、データ転送制御信号REQ信号、ACK信
号、SCSI装置の初期化を行うRST信号、フェーズ
の状態遷移を示すI/O信号、C/D信号、MSG信号
の9本ある。SCSIデータ信号は、データバスDB7
〜0信号、データバスのパリティを示すDBP信号の9
本ある。また外部終端電源を供給するTERMPWR端
子1本と未接続端子NC端子1本とGND端子30本が
ある。すでに総信号線が50本で、転送レートが最高1
0メガバイト/秒の仕様である。同様に他のデジタルイ
ンタフェースにおいても、一般的に転送レートを上げる
ためにバス幅を増やす対策になり、信号線が増え多芯の
シールドケーブルを使った場合、太くなり扱いにくい。
【0010】次に、複数のインタフェースを持つディス
ク装置について図3を用いて説明する。図3は、特開平
2−15459号公報に記載されているSCSIとオー
ディオ並列のインタフェースを持つCD−ROMを複数
使用したときのシステム構成図である。
【0011】図3において、システムはホストコンピュ
ータ301、最大7台のCD−ROM302〜305、
増幅回路306,307、スピーカ308,309によ
り構成する。
【0012】CD−ROM302〜305は、それぞれ
2個のSCSIコネクタ310〜317とオーディオコ
ネクタ318〜325が付いている。ホストコンピュー
タ301には、それぞれ2個のSCSIコネクタ32
6,327とオーディオコネクタ328,329と出力
コネクタ330が付いている。各装置間の接続は、ホス
トコンピュータ301とCD−ROM302〜305を
直列にディジーチェーン構成で結び、その間をそれぞれ
SCSIケーブル331〜334とオーディオケーブル
335〜338でつなぐ。ディジーチェーンの両端であ
るホストコンピュータ301とCD−ROM305にそ
れぞれSCSIターミネータ339,340とオーディ
オターミネータ341,342を終端する。ホストコン
ピュータ301の出力コネクタ330は、増幅回路30
6,307を経由してスピーカ308,309につな
ぐ。以下、ホストコンピュータ301がCD−ROM3
05からオーディオデータを読み出す時の動作を基にデ
ータの流れを説明する。ホストコンピュータ301は、
SCSIバスインタフェース手順に従ってオーディオ再
生用のSCSIコマンドをCD−ROM305に転送す
る。CD−ROM305はSCSIコマンドを解釈し
て、CDのオーディオデータを再生する。再生されたオ
ーディオ信号はオーディオケーブル335〜338を経
由してホストコンピュータ301に入力する。入力した
オーディオ信号は増幅回路306,307で増幅し、ス
ピーカ308,309で音に再生する。ホストコンピュ
ータ301は、CD−ROM305にかぎらずCD−R
OM302〜305の中で同時に1台のオーディオデー
タを再生できる。
【0013】従来例では、オーディオ機器を音に最適化
されたオーディオインタフェースで接続した例であり、
映像に最適化されたインタフェースではない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以下、リアルタイム映
像で必要となるデータ伝送レートについて、例を上げて
説明する。
【0015】図15は、パーソナルコンピュータの画面
サイズの一例である。水平同期信号であるHS同期信号
の周波数を30kHz、画面サイズを640×480、
画素転送用の動作クロックであるドットクロックが約2
5MHzである。ドットクロックが25MHzとする
と、画素転送レートは25M画素/secとなる。また
フルカラー1678万色を表現する場合、RGBの階調
に分けると、各8ビットの計24ビットの情報量とな
る。
【0016】25×24/8=75MByte/sec 必要な転送レートは、約80MByte/secとな
る。
【0017】本発明の第1の目的は、データ通信路をア
ナログ化して、配線が太くならないで高速転送を実現す
るディスク装置を提供することにある。
【0018】本発明の第2の目的は、映像用に最適化さ
れたビデオインタフェースを設けることによって、映像
保存用に向いたドライブを提供することにある。
【0019】本発明の第3の目的は、機器間の配線処理
が容易となるディジーチェン用のディスク装置を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、データに入出力をコントロールするホス
ト側にホスト内で処理できるデジタルデータからアナロ
グデータに変換するデジタルアナログコンバータ(DA
C)を設け、ホストとディスク装置間をアナログデータ
で送受信する通信路を設け、ディスク装置内にアナログ
データをデジタルデータに変換するアナログデジタルコ
ンバータ(ADC)を設ける。
【0021】
【作用】本構成でディスク装置からホストにデータを読
み出す場合、まずディスク装置内デジタル記録されたデ
ィスク媒体からデジタルデータを読み出し、ディスク装
置内のDACでデジタルデータからアナログデータに変
換する。デジタルデータからアナログデータに変換する
ことにより2値から多値のデータとなり、バス幅を増や
さずに転送レートを上げることができる。更に信号線を
減らすために、制御信号を複合した複合信号としてもよ
い。
【0022】次に変換されたデータは、ディスク装置か
らホストへ送信される。ディスク装置からホスト間の通
信路を、アナログデータでデータ転送を行い、受信され
たデータはホスト内のADCによりアナログデータから
デジタルデータに戻す。
【0023】通信路として同軸アナログケーブルを使っ
た場合、信号線数が減りケーブル直径も細くなり配線し
やすくなる。また転送データを複合信号とした場合、非
常に安価な1芯の同軸アナログケーブルが使用できる。
【0024】次にホストからディスク装置にデータを書
き込む場合、まずホスト内のデジタルデータをホスト内
送信用DACによりアナログデータに変換し、ホストと
ディスク装置間をアナログデータで送信する。ホスト送
信用通信路を通ったアナログデータはディスク装置内の
受信用ADCによりデジタルデータに変換し、デジタル
データをディスク書式で書き込む。またホストからディ
スク装置にデータを書き込む場合、従来のANSI−S
CSI規格等の標準デジタルインタフェースを使用して
もよい。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1及び図4
から図7により説明する。図1は、本発明によるディス
ク装置1のブロック図である。
【0026】ディスク装置1は、ディスク媒体2、R/
W制御回路3、ディスクコントローラ(以後HDCと略
す)4、メモリ5、CPU6、同期回路7、フェーズロ
ックドループ回路(以後、PLLと略す)8、ADC
9、DAC10、入力コネクタ11、出力コネクタ12
で構成する。ホスト15は入力コネクタ13、出力コネ
クタ14を持つ。
【0027】ディスク装置1内部ブロック間の接続関係
は、R/W制御回路3はディスク媒体2に対して記録及
び読み出しする為、R/Wアナログ記録信号16は入力
と出力を持つ。同様にHDC4はR/W制御回路3に対
して、R/Wデジタルデータ17の入出力を行う。また
HDC4はメモリ5に対して、メモリデータ18の入出
力を行う。DAC10は、メモリ5からのラインメモリ
データ19を入力して出力コネクタ12に対してアナロ
グデータ25を出力する。ADC9は、入力コネクタ1
1からのアナログデータ26を入力してにメモリ5対し
てラインメモリデータ20を出力する。PLL8は、転
送用のクロック信号を生成し、DAC10とADC9に
対してそれぞれサンプリングクロック21,22を供給
する。同期回路7は、入力コネクタ11から同期信号2
4を入力する。また出力コネクタ12へ同期信号23を
出力する。CPU6は、R/W制御回路3、HDC4、
同期回路7、PLL8をCPUバス27で結ぶ。ホスト
15とディスク装置1は、それぞれ入力コネクタ13と
出力コネクタ12間をケーブル28、出力コネクタ14
と入力コネクタ11間をケーブル29で結ぶ。
【0028】次に、ディスク装置1からホスト15にデ
ータを読み出す時の動作を基にデータの流れを説明す
る。デジタル記録されたディスク媒体2からR/W制御
回路3に、バス16を経由して磁化パターンから生成さ
れた再生波形としてデータを取り出す。R/W制御回路
3は、データをデジタルデータに復調してバス17を経
由、HDC4に転送する。HDC4に読み出されたデー
タは、バス18を経由してメモリ5にバッファリングさ
れる。ここでHDC4は、データと共に読み出した訂正
コードによりデータをチェックし、エラーがあり訂正可
能であれば読み出したデータの訂正を行う。また記録し
た映像データが圧縮されたものであれば、ここに映像デ
ータ展開用回路を設けてもよい。メモリ5にバッファリ
ングされたデータは、HDC4、バス19を経由してD
AC10に転送される。DAC10は、転送されたデジ
タルデータをアナログデータに変調して、出力コネクタ
12にバス25を経由して転送される。またHDC4
は、転送する映像データを複数のブロックデータに分
割、送信する固定長のデータに対して固定長の訂正コー
ドを生成する回路を設けてもよい。また同期回路7は、
ビデオデータの表示のための同期信号23を生成し、出
力コネクタ12に出力する。同期信号23とアナログデ
ータは、コネクタ12、ケーブル28、入力コネクタ1
3を経由してホストに転送する。
【0029】次にホスト15からディスク装置1にデー
タを書き込む場合、まずホスト15内の出力コネクタ1
4からアナログデータと同期信号をケーブル29入力コ
ネクタ11を経由して転送する。アナログデータは、A
DC9によってデジタルデータに復調されバス20を経
由してメモリ5にバッファリングする。又同期信号24
は、同期回路7に入力する。同期回路7は、同期信号2
4によりアナログデータ9の有効なデータ領域、データ
転送レート等を検出する。また映像データに対して訂正
コードを付けたシステムにおいてHDC4には、データ
と共に読み出した訂正コードによりデータをチェック
し、エラーがあり訂正可能であれば読み出したデータの
訂正を行う。また記録した映像データをここで圧縮を行
う映像データ圧縮用回路を設けてもよい。HDC4は、
バッファリングされたデジタルデータをバス18から読
みだし、読み出したデジタルデータより生成した訂正コ
ードと共にバス17を経由してR/W制御回路3に転送
する。R/W制御回路3は、データを書き込み電流に変
調してディスク媒体2に記録する。またホストからディ
スク装置にデータを書き込む場合、従来のANSI−S
CSI規格のインタフェースを使用してもよい。
【0030】図4は出力コネクタ12の構成例である。
アナログデータであるデータ端子は、R信号400、G
信号401、B信号402で構成する。同期信号は水平
表示期間を示すHS同期信号403、垂直表示期間を示
すVS同期信号404で構成する。図5は同期信号とア
ナログデータ信号のタイミングチャートである。405
は、非表示期間を示すブランク信号である。以下、アナ
ログデータをそれぞれ256段階の電圧レベルにした場
合について説明する。ブランク信号405がイネーブ
ル”H”期間中はVS同期信号404又はHS同期信号
403がイネーブル”H”状態になる。図6はバスのフ
ォーマットである。アナログデータをそれぞれ256段
階の電圧レベルにした場合、デジタルデータはR信号は
8ビット、G信号は8ビット、G信号は8ビット、制御
データ8ビットで構成する。デジタルデータは各一組3
2ビットで格納する。本構成とした場合、パーソナルコ
ンピュータの標準ビデオインタフェースとなり、ケーブ
ル等も手に入れ易く安価となる。
【0031】以下本実施例においてディスク装置1とし
て、磁気ディスク装置を使用する場合について図7を用
いて説明する。図7は磁気ディスク装置の記録フォーマ
ットである。最初に、(a)従来フォーマットから説明
する。ディスクは、記録領域としてセクタと呼ばれる複
数の小領域に分割される。セクタは、リード/ライトの
差を吸収するGAP700,701,リード/ライトす
る時クロック同期の為、同期パターンが書かれているS
YNC702,703,ID706もしくはDATA7
08の先頭を示すAM704,705,セクタの位置を
示すID706,ID706のチェックコードが書かれ
ているCRC707,DATA708,DATA708
の訂正コードが書かれているECC709に分割され
る。本発明の実施例で、(a)従来フォーマットを使用
した場合、磁気ディスク装置に適したフォーマットであ
り、またディスク装置内の回路又はCPU6のソフトウ
ェアなどが従来のものと共用でき、装置信頼性の維持な
ど効果がある。
【0032】次に(b)ECC削除データ長拡張は、
(a)従来フォーマットからECC709を削除し、代
りにデータ708をECC長だけ拡張する。セクタ長を
変えずにデータ718が増えるのでフォーマット効率が
上がり、大量であまり信頼性のいらない映像や画像デー
タには適する。同様に(c)ECC削除セクタ長縮小
は、(a)従来フォーマットからECC709を削除
し、更にデータ728を変更せずに、セクタ長をECC
長だけ縮小する。セクタ長に対するデータ728の割合
が増えるのでフォーマット効率が上がり、大量にデータ
を必要とする映像や画像データには適する。
【0033】以下、本発明の第2の実施例を図8及び図
9により説明する。図8は、本発明によるディスク装置
801のブロック図であり、第1の実施例においてビデ
オインタフェースを映像信号と同期信号の複合信号を使
用するため、エンコーダ802とデコーダ803を新規
に設けた。
【0034】ディスク装置801は、ディスク媒体2、
R/W制御回路3、HDC4、メモリ5、CPU6、同
期回路7、PLL8、ADC9、DAC10、エンコー
ダ802、デコーダ803、入力コネクタ811、出力
コネクタ812で構成する。ホスト815は入力コネク
タ813、出力コネクタ814を持つ。
【0035】ディスク装置801内部ブロック間の接続
関係は、R/W制御回路3はディスク媒体2に対して記
録及び読み出しする為、R/Wアナログ記録信号16は
入力と出力を持つ。同様にHDC4はR/W制御回路3
に対して、R/Wデジタルデータ17の入出力を行う。
またHDC4はメモリ5に対して、メモリデータ18の
入出力を行う。DAC10は、メモリ5からのラインメ
モリデータ19を入力して、エンコーダ802にアナロ
グデータ825を出力する。エンコーダ802は、アナ
ログデータ825と同期信号823を入力として、出力
コネクタ812に対してアナログデータ827を出力す
る。デコーダ803は、入力コネクタ811からのアナ
ログデータ828を入力して、ADC9にアナログデー
タ826、同期回路7に同期信号824を出力する。A
DC9は、メモリ5対してラインメモリデータ20を出
力する。PLL8は、転送用のクロック信号を生成し、
DAC10とADC9に対してそれぞれサンプリングク
ロック21,22を供給する。同期回路7は、デコーダ
803から同期信号824を入力し、エンコーダ802
へ同期信号823を出力する。CPU6は、R/W制御
回路3、HDC4、同期回路7、PLL8をCPUバス
27で結ぶ。ホスト815とディスク装置801は、そ
れぞれ入力コネクタ813と出力コネクタ812間をケ
ーブル828、出力コネクタ814と入力コネクタ81
1間をケーブル829で結ぶ。
【0036】次に図8を用いて、ディスク装置801か
らホスト815にデータを読み出す時の動作を基にデー
タの流れを説明する。デジタル記録されたディスク媒体
2からR/W制御回路3に、バス16を経由して磁化パ
ターンから生成された再生波形としてデータを取り出
す。R/W制御回路3は、データをデジタルデータに復
調してバス17を経由、HDC4に転送する。HDC4
に読み出されたデータは、バス18を経由してメモリ5
にバッファリングされる。メモリ5にバッファリングさ
れたデータは、HDC4、バス19を経由してDAC1
0に転送される。DAC10は、転送されたデジタルデ
ータ19をアナログデータ825に変調して、エンコー
ダ802に転送される。エンコーダ802は、同期信号
とアナログデータ信号をそれぞれ周波数変調して、複合
信号827に変換する。複合信号827はコネクタ81
2、ケーブル810、入力コネクタ811を経由してホ
スト815に転送する。
【0037】次にホスト815からディスク装置1にデ
ータを書き込む場合、まずホスト815内の出力コネク
タ814から複合信号828はケーブル829,入力コ
ネクタ811を経由して転送される。デコーダ803
は、複合信号828から同期信号とアナログデータ信号
にそれぞれ復調分離する。アナログデータ826は、A
DC9によってデジタルデータ20に復調されメモリ5
にバッファリングする。HDC4は、バッファリングさ
れたデジタルデータをバス18から読みだし、読み出し
たデジタルデータより生成した訂正コードと共にバス1
7を経由してR/W制御回路3に転送する。R/W制御
回路3は、データを書き込み電流に変調してディスク媒
体2に記録する。ここでディスク装置にデータを書き込
む場合、従来のANSI−SCSI規格のインタフェー
スを使用してもよい。
【0038】図9は、NTSC(National T
elevision SystemCommitte
e)規格の複合信号フォーマットを示す。NTSC規格
信号は、輝度信号、色信号、同期信号を混合した信号で
ある。この3種類の信号は、輝度は基準バースト信号に
対する振幅で表され、色信号は基準バースト信号に対す
る位相で表され、同期信号は一定の幅を持ったパルス信
号で表す。またNTSC信号には、音声信号も合成して
もよい。
【0039】本実施例では、情報処理用のSCSIケー
ブルより非常に安価で広帯域なオーディオ用の1芯同軸
アナログケーブルが使用できる。
【0040】以下、本発明の第3の実施例を図10及び
図11により説明する。図10は、本発明によるシステ
ム構成図である。
【0041】図10において、システムはホストコンピ
ュータ1001、最大7台のデバイス1002〜100
4、CRTディスプレイ1005により構成する。デバ
イス1002〜1004は、それぞれ2個のSCSIコ
ネクタ1010〜1015とビデオ入出力コネクタ10
18〜1023が付いている。CRTディスプレイ10
05は、ビデオ入出力コネクタ1024,1025が付
いている。ホストコンピュータ1001には、それぞれ
2個のSCSIコネクタ1026,1027とビデオ入
出力コネクタ1028,1029が付いている。各装置
間の接続は、ホストコンピュータ1001とデバイス1
002〜1004とCRTディスプレイ1005を直列
にディジーチェーン構成で結び、その間をそれぞれSC
SIケーブル1031〜1033とビデオケーブル10
35〜1038でつなぐ。SCSI側ディジーチェーン
の両端であるホストコンピュータ1001とデバイス1
004にそれぞれSCSIターミネータ1039,10
40とビデオ側ディジーチェーンの両端であるホストコ
ンピュータ1001とCRTディスプレイ1005にそ
れぞれビデオターミネータ1041,1042を終端す
る。
【0042】以下、ホストコンピュータ1001がデバ
イス1004からビデオデータを読み出し、CRTディ
スプレイ1005に表示する時の動作を基にデータの流
れを説明する。ホストコンピュータ1001は、SCS
Iバスインタフェース手順に従ってビデオ再生用のSC
SIコマンドをデバイス1004に転送する。デバイス
1004はSCSIコマンドを解釈して、ディスク上の
ビデオデータを再生する。再生されたビデオ信号はビデ
オケーブル1035〜1038を経由してCRTディス
プレイ1005に入力する。CRTディスプレイ100
5は、デバイス1004にかぎらずホストコンピュータ
1001又はデバイス1002〜1004の中で同時に
1台のビデオデータを再生できる。
【0043】図11は、本発明によるディスク装置11
01のブロック図であり、第2の実施例において出力複
合信号を制御するマルチプレクサ1160を新規に設
け、外部装置からの制御をSCSIコマンドから行う構
成例を説明する。
【0044】ディスク装置1101は、ディスク媒体
2、R/W制御回路3、HDC4、メモリ5、CPU
6、同期回路7、PLL8、ADC9、DAC10、入
出力コネクタ1112,1114、SCSIバス制御回
路1151、SCSIコネクタ1152,1153、マ
ルチプレクサ1160で構成する。
【0045】ディスク装置1101内部ブロック間の接
続関係は、R/W制御回路3はディスク媒体2に対して
記録及び読み出しする為、R/Wアナログ記録信号16
は入力と出力を持つ。同様にHDC4はR/W制御回路
3に対して、R/Wデジタルデータ17の入出力を行
う。またHDC4はメモリ5に対して、メモリデータ1
8の入出力を行う。DAC10は、メモリ5からのライ
ンメモリデータ19を入力して出力コネクタ12に対し
てアナログデータ25を出力する。DAC9は、入力コ
ネクタ11からのアナログデータ26を入力してにメモ
リ5対してラインメモリデータ20を出力する。PLL
8は、転送用のクロック信号を生成し、DAC9,10
に対してそれぞれサンプリングクロック21,22を供
給する。同期回路7は、デコーダ1103から同期信号
1123を入力する。またエンコーダ1102へ同期信
号1124を出力する。CPU6は、R/W制御回路
3、HDC4、同期回路7、PLL8、マルチプレクサ
1160をCPUバス1127で結ぶ。
【0046】次に図11を用いて、ディスク装置110
1から外部にデータを読み出す時の動作を基にデータの
流れを説明する。デジタル記録されたディスク媒体2か
らR/W制御回路3に、バス16を経由して磁化パター
ンから生成された再生波形としてデータを取り出す。R
/W制御回路3は、データをデジタルデータに復調して
バス17を経由、HDC4に転送する。HDC4に読み
出されたデータは、バス18を経由してメモリ5にバッ
ファリングされる。メモリ5にバッファリングされたデ
ータは、HDC4、バス19を経由してDAC10に転
送される。DAC10は、転送されたデジタルデータを
アナログデータに変調して、エンコーダ1102に転送
される。エンコーダ1102は、同期信号とアナログデ
ータ信号をそれぞれ周波数変調して、複合信号1128
に変換する。複合信号1128はマルチプレクサ116
0によって出力1130,1131を制御される。出力
1130,1131は、入出力コネクタ1112,11
14を経由して外部に転送する。ここでマルチプレクサ
1160はCPU6によって、外部SCSIデバイスか
らSCSIコネクタ1152,1153を経由してSC
SIバス制御回路1151に設定されたパラメータを読
みだし、パラメータによって制御される。またディスク
装置1101外部の制御パネルをCPU6が読みだし
て、制御してもよい。
【0047】次に外部からディスク装置1101にデー
タを書き込む場合、複合信号1129を入出力コネクタ
1112,1114を経由して転送する。デコーダ11
02は、複合信号1129から同期信号1124とアナ
ログデータ信号1126にそれぞれ復調分離する。アナ
ログデータ1126は、DAC9によってデジタルデー
タ20に復調され、メモリ5にバッファリングする。H
DC4は、バッファリングされたデジタルデータをバス
18から読みだし、読み出したデジタルデータより生成
した訂正コードと共にバス17を経由してR/W制御回
路3に転送する。R/W制御回路3は、データを書き込
み電流に変調してディスク媒体2に記録する。ここで、
外部からディスク装置1101にデータを書き込む場
合、従来のANSI−SCSI規格のインタフェースを
使用してもよい。
【0048】またマルチプレクサ1160において、信
号が入出力コネクタ1112から入力されたが、ディス
ク装置1101で使用せずに他のディスク装置にバイパ
スする場合、単純に入出力コネクタ1114にバイパス
してもよい。また信号減衰防止のためマルチプレクサ1
160で増幅回路を設けて、信号を増幅してから入出力
コネクタ1114に出力してもよい。
【0049】本ディスク構成により、入出力の方向を制
限されない2個のポートを持つことができる。
【0050】また本実施例では2個のポートを設けた
が、ケーブル上で他の2個のデバイスからの信号線を結
線することにより1個のポートでもよい。第1の実施例
においても、マルチプレクサ1160を設けることによ
って同様の効果を受けることができる。
【0051】本構成のディスク装置を使用することによ
って、複数のディスク装置をディジーチェーン構成で結
ぶことができる。また他のディジーチェーン構成の標準
インタフェースを併設する場合、ケーブルを並列に設置
できる、あるいは1本にまとめることによって省スペー
ス効果がある。
【0052】また本構成ではディスク装置と表示装置が
分れているが、表示装置内で本構成のディスク装置とデ
ィジーチェーン接続してもよい。本発明によれば、表示
装置にディスク装置をバッファとして内蔵することによ
って、記録された映像データをディスク装置内でデータ
を並べ替えることによって、大容量の記憶装置を使用す
るプレイバックやリプレイ、ズーム表示、スライド表示
などの多機能な機能を表示装置が持つことができる。同
様に表示装置の代りにビデオプリンタのバッファとして
使用することによって、複数の印字要求を磁気ディスク
上にスプールすることにより、一度に処理することがで
きる。本発明のディスク装置或は表示装置、ビデオプリ
ンタ、ビデオ等の映像オーディオ機器間を、例えばディ
ジーチェン方式で接続することができる。ディジーチェ
ン方式で接続することにより、機器間の配線処理が容易
となる。
【0053】また本構成ではホストの映像出力回路とデ
ィスク装置が分れているが、同一基板上に本構成のディ
スク装置とディジーチェーン接続してもよい。またディ
ジーチェーン接続ではなく直接接続でもよい。従来のフ
レームバッファを持った表示回路では、基板上の半導体
メモリの搭載容量によって解像度や同時表示色が決まっ
た。表示回路と同一基板上にディスク装置を設けること
によって、半導体メモリに対して大容量なディスク装置
をフレームバッファとした場合、解像度や同時表示色の
限界が広がることを意味する。
【0054】以下、図1における同期回路7の実施例を
図1及び図12、表1により説明する。図12は、本発
明による同期回路7のブロック図である。図12におい
て同期回路7は、信号周波数センサ1201、メモリ1
202、分周回路1203、パルス生成回路1204で
構成する。
【0055】以下、同期回路7を構成する内部ブロック
間の接続関係から説明する。信号周波数センサ1201
は、同期回路7ブロック外から同期入力信号24を入力
する。分周回路1203は、同期回路7ブロック外のP
LL8からクロック1205を入力し、信号周波数セン
サ1201とパルス生成回路1204にクロック120
6を供給する。CPU6は、同期回路7内の信号周波数
センサ1201、メモリ1202、分周回路1203、
パルス生成回路1204に対して、バス27を経由して
データを入出力する。
【0056】次に図1において、ホスト15からディス
ク装置1にデータを書き込む場合、本実施例における同
期回路7内の動作を図12により説明する。信号周波数
センサ1201は、同期信号24の周波数を検出する。
メモリ1202には対応する同期周波数とビデオ信号の
転送レート等のパラメータテーブルが確保されており、
CPU6は信号周波数センサ1201の値を読みだし
て、近似するテーブルの値により、ビデオ信号の転送レ
ートを推定する。推定した転送レートからCPU6は、
PLL8に対してDAC9を動作させるクロックを最適
な値に変更する。表1は、水平同期信号とビデオクロッ
クの関係を表す一例である。
【0057】
【表1】
【0058】また図1において、ディスク装置1からホ
スト15にデータを読み出す場合、本実施例における同
期回路7内の動作を図12により説明する。メモリ12
02には対応する同期周波数とビデオ信号の転送レート
等のパラメータテーブルが確保されており、近似するテ
ーブルの値により、CPU6は外部にビデオ信号を転送
しようとする転送レートに対応する同期周波数の値を読
みだす。CPU6は、パルス生成回路1204の出力す
る同期信号を目的の周波数に変更する。またメモリ12
02上のパラメータテーブルの設定は、外部からCPU
6を使って設定してもよい。
【0059】本実施例によれば、自動的に外部デバイス
の転送レートに追従同期してアナログビデオデータをデ
ジタルのビデオデータとして取り込むことができる。
【0060】図13は、音楽用CDのフォーマットであ
る。音楽用のCDは、ブロックというフォーマットの連
続に分割され、更に記録領域としてフレームと呼ばれる
複数の小領域に分割される。フレームは、リードする時
クロック同期の為、同期パターンが書かれている130
1、制御パターン1302、DATA1303、DAT
A1303の訂正コードが書かれているCIRC(Cr
oss−Interleave−Solomon Co
de)1304に分割される。本発明の実施例でディス
ク装置としてCD装置を使用した場合、CD装置に適し
た従来フォーマットを使用することにより、ディスク装
置内の回路又はCPU6のソフトウェアなどが従来のも
のと共用でき、低コスト化や装置信頼性の維持など効果
がある。
【0061】図14は、CD中のオーディオデータの代
りにコンピュータデータを記録するCD−ROMのフォ
ーマットである。音楽用のCDは、記録領域としてセク
タと呼ばれる複数の小領域に分割される。CD−ROM
は、セクタ構造によってモード0,1,2の3種類のモ
ードがある。図14(a)モード0はセクタ先頭から順
に、リードする時のクロック同期の為、同期パターンが
書かれている1401、セクタの物理的位置を示すアド
レスとモードが書かれているヘッダ1402、以後ヌル
データ00で埋められている。図14(b)モード1は
セクタ先頭から順に、リードする時のクロック同期の
為、同期パターンが書かれている1411、セクタの物
理的位置を示すアドレスとモードが書かれているヘッダ
1412、以後データ1413、データ1413のエラ
ー検出するためのコードEDC1414、ヌルデータ0
0が書かれているスペース1415、訂正コードが書か
れているECC1416に分割される。。図14(c)
モード2はセクタ先頭から順に、リードする時のクロッ
ク同期の為、同期パターンが書かれている1421、セ
クタの物理的位置を示すアドレスとモードが書かれてい
るヘッダ1422、以後データ1423が埋められてい
る。本発明の実施例でディスク装置としてCD装置を使
用した場合、CD装置に適した従来フォーマットを使用
することにより、ディスク装置内の回路又はCPU6の
ソフトウェアなどが従来のものと共用でき、低コスト化
や装置信頼性の維持など効果がある。
【0062】
【発明の効果】本発明によればディスク媒体にデジタル
記録するディスク装置において、ディスク媒体から読み
出した再生信号を復調したデジタル信号に対して、前記
デジタルデータをアナログに変調するデジタルアナログ
コンバータを設け、変調したデータを外部ビデオバスに
出力するインタフェースを設けたことによって、外部転
送データが2値から多値となりバス幅、転送サイクルを
変えずに転送レートを上げることができる。さらに2値
データを多値データに変換することにより、通信路とな
るケーブル中の信号線を減らす。シールドケーブルを使
用した場合、ケーブル自体も細くなり、設置し易くな
る。又ケーブルコストも低くなる。
【0063】ディスク媒体にデジタル記録するディスク
装置において、ディスク媒体から読み出した再生信号を
復調したデジタル信号に対して、前記デジタルデータを
アナログに変調するデジタルアナログコンバータを設
け、複数のアナログデータ信号と制御信号を1本の複合
信号に変調するエンコーダを設けることによって、帯域
の広い1芯オーディオケーブルが使用可能となる。また
インタフェースを同じとするNTSC方式もしくはPA
L方式等のインタフェースを持つ映像オーディオ機器と
の直接接続が可能となる。
【0064】ホストコンピュータとディスク装置をつな
ぐインタフェースにおいて、受信する制御信号の周波数
によって転送レートを判定する手段を持ち、データを受
信するためのクロックを生成するフェーズロックループ
回路を設けたことによって、自由にホストコンピュータ
の転送レートと同調することができる。
【0065】本発明は、画像情報や映像情報などのデー
タを扱い、リアルタイムに高速なデータ転送レートを必
要とするディスク装置に関する為、ディスク装置を複数
用いたディスクアレイ装置を使用する。ディスクアレイ
装置は内部的に複数のディスク装置から並列にデータを
読みだし、書き込みを行うことによって高速化を図る手
段であるが、外部インタフェースにアナログビデオイン
タフェースを用いることによって、転送レートが高速で
低価格なインタフェースを構成した。
【0066】映像用磁気ディスク装置をビデオプリンタ
のバッファとして使用することによって、ホストコンピ
ュータの表示を切り換えることができる。又複数の印字
要求を磁気ディスク上にスプールすることにより、一度
に処理することができる。
【0067】本発明によれば、表示装置にディスク装置
をバッファとして内蔵することによって、大容量の記憶
装置を使用するプレイバックやリプレイ、ズーム表示、
スライド表示などの多機能な機能を表示装置が持つこと
ができる。
【0068】本発明によれば、本発明のディスク装置或
は表示装置、ビデオプリンタ、ビデオ等の映像オーディ
オ機器間を、例えばディジーチェン方式で接続すること
ができる。ディジーチェン方式で接続することにより、
機器間の配線処理が容易となる。
【0069】従来のフレームバッファを持った表示回路
では、基板上の半導体メモリの搭載容量によって解像度
や同時表示色が決まった。表示回路と同一基板上にディ
スク装置を設けることによって、半導体メモリに対して
大容量なディスク装置をフレームバッファとした場合、
解像度や同時表示色の限界が広がることを意味する。
【0070】転送するビデオデータを複数のブロックデ
ータに分割、ブロックデータ単位に転送する映像データ
転送装置において、送信する固定長のデータに対して固
定長の訂正コードを生成する手段を設け、かつ受信した
データのエラーを検出する手段と訂正する手段を設ける
ことによって、従来の映像オーディオ機器でのフィルタ
などの訂正手段と併用することによってデータ信頼性を
上げる効果がある。
【0071】磁気ディスク装置にオーディオビジュアル
機器やコンピュータ機器間を接続する標準化されたアナ
ログインタフェースと標準化されたデジタルインタフェ
ースの双方を同時に設けることによって、機器を制御す
る手段としてデジタルインタフェースを、高速なデータ
転送する手段としてアナログインタフェースを使用する
ことが可能となる。
【0072】他のデバイスと接続する手段として、アナ
ログインタフェースとデジタルインタフェースを混在し
て持つディスク装置において、インタフェースを選択す
る機能を持つことによって、データの信頼性を重視する
ケースにおいてはデジタルインタフェースを、リアルタ
イムを重視するケースにおいてはアナログインタフェー
スを使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスク装置の
構成図である。
【図2】従来のSCSIインタフェースを持つディスク
装置の構成図である。
【図3】SCSIとオーディオ・インタフェースを並列
に持つCD−ROMを複数接続したシステム構成図であ
る。
【図4】第2の実施例におけるディスクフォーマットの
構成図である。
【図5】第2の実施例におけるドライブインタフェイス
制御回路の構成図である。
【図6】デジタルビデオ信号のデータフォーマットであ
る。
【図7】磁気ディスク装置の記録フォーマットである。
【図8】本発明の第2の実施例におけるディスク装置の
構成図である。
【図9】第2の実施例における復号信号の波形タイミン
グチャートである。
【図10】第3の実施例におけるシステム構成図であ
る。
【図11】第3の実施例におけるディスク装置の構成図
である。
【図12】第1の実施例における同期回路の構成図であ
る。
【図13】音楽用CDの記録フォーマットである。
【図14】CD−ROMの記録フォーマットである。
【図15】パーソナルコンピュータの映像データ及び画
面サイズの一例を示す図である。
【符号の説明】 1,201,801…ディスク装置、 2,202…ディスク媒体、 3,203…R/W制御回路、 4,204…HDC、 5,205…メモリ、 6,206…CPU、 7…同期回路、 8…PLL、 9…ADC, 10…DAC、 11,13…入力コネクタ、 12,14…出力コネクタ、 15,215…ホスト、 28,29…アナログケーブル、 251…SCSIバス制御回路、 252,253,326〜317,1026〜1015
…SCSIコネクタ、 256,331〜334,1031〜1033…SCS
Iケーブル、 335〜338…オーディオケーブル、 339,340,1039,1040…SCSIターミ
ネータ、 802,1102…エンコーダ、 803,1103…デコーダ。
フロントページの続き (72)発明者 発知 恭生 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立マイクロソフトウェアシステムズ 内 (72)発明者 仁科 昌俊 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】径の異なる同心円周上のトラック又はスパ
    イラル状の記録領域にデータをデジタル記録/再生する
    ディスク装置において、ディスク媒体から読み出した再
    生信号を復調したデジタル信号に対して、前記デジタル
    データをアナログに変調するデジタルアナログコンバー
    タを設け、映像制御信号と変調したデータを外部映像バ
    スに出力するインタフェースを設けたことを特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】径の異なる同心円周上のトラック又はスパ
    イラル状の記録領域にデータをデジタル記録/再生する
    ディスク装置において、ディスク媒体から読み出した再
    生信号を復調したデジタル信号に対して、前記デジタル
    データをアナログに変調するデジタルアナログコンバー
    タを設け、複数のアナログデータ信号と制御信号を1本
    の複合信号に変調するエンコーダを設け、復号信号を外
    部映像バスに出力するインタフェースを設けたことを特
    徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】径の異なる同心円周上のトラック又はスパ
    イラル状の記録領域にデータをデジタル記録/再生する
    ディスク装置において、外部映像バスからディスク装置
    に入力するインタフェースを設け、入力したアナログ信
    号に対して、前記アナログ信号をデジタルに変調するア
    ナログデジタルコンバータを設け、該デジタル信号をブ
    ロック単位にディスク媒体に書き込む手段を設けたこと
    を特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】径の異なる同心円周上のトラック又はスパ
    イラル状の記録領域にデータをデジタル記録/再生する
    ディスク装置において、外部映像バスからディスク装置
    に入力するインタフェースを設け、入力した複合信号に
    対して複数のアナログデータ信号と制御信号に復調する
    デコーダを設け、前記アナログ信号をデジタルに変調す
    るアナログデジタルコンバータを設け、該デジタル信号
    をブロック単位にディスク媒体に書き込む手段を設けた
    ことを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】ホストコンピュータとディスク装置をつな
    ぐインタフェースにおいて、受信する制御信号の周波数
    によって転送レートを判定する手段を持ち、データを受
    信するためのクロックを生成するフェーズロックループ
    回路を設けた事を特徴とするディスクインタフェース回
    路。
  6. 【請求項6】ディスク媒体に映像信号をデジタル記録す
    るディスク装置において、映像信号と同時に映像同期信
    号を記録する手段を設けたことを特徴とするディスク装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    のディスク装置を複数用いたことを特徴とするディスク
    アレイ装置。
  8. 【請求項8】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    のディスク装置を入出力装置のバッファとして使用する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    のディスク装置をバッファとして内蔵することを特徴と
    する表示装置。
  10. 【請求項10】複数の周辺装置を映像バスによってディ
    ジーチェン接続することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】CPUからデータ転送やIO制御を行う
    システムバスと表示装置に表示を行うための映像を出力
    する映像バスを持ち、かつ同一基板上に請求項1、請求
    項2、請求項3、請求項4のディスク装置を設け、該デ
    ィスク装置間を映像バスにより接続することを特徴とす
    る表示回路。
  12. 【請求項12】ディスク媒体にデジタル記録するディス
    ク装置において、ディスク媒体から読み取ったデータを
    保持するメモリとしてマルチポートメモリ或はフレーム
    メモリを設けたことを特徴とするディスク装置。
  13. 【請求項13】転送する映像データを複数のブロックデ
    ータに分割、ブロックデータ単位に転送する映像バスを
    持つシステムにおいて、送信する固定長のデータに対し
    て固定長の訂正コードを生成する手段を設け、ビデオデ
    ータを送信していない期間に訂正コードを送信する手段
    を設け、かつ受信したデータのエラーを検出する手段と
    訂正する手段を設けたことを特徴とするディスク装置。
  14. 【請求項14】オーディオビジュアル機器やコンピュー
    タ機器間を接続する標準化されたアナログインタフェー
    スと標準化されたデジタルインタフェースの双方を同時
    に設けることを特徴とするディスク装置。
  15. 【請求項15】他のデバイスと接続する手段として、ア
    ナログインタフェースとデジタルインタフェースを混在
    して持つディスク装置において、インタフェースを選択
    する機能を持つことを特徴とするディスク装置。
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