JPH0729725A - 着脱自在な磁石体 - Google Patents

着脱自在な磁石体

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JPH0729725A
JPH0729725A JP5353089A JP35308993A JPH0729725A JP H0729725 A JPH0729725 A JP H0729725A JP 5353089 A JP5353089 A JP 5353089A JP 35308993 A JP35308993 A JP 35308993A JP H0729725 A JPH0729725 A JP H0729725A
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JP
Japan
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magnet
metal plate
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cloth
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JP5353089A
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English (en)
Inventor
Ryuzo Michimae
隆三 道前
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】被服に着脱し、自由に転位出来ることを目的
とした磁石体 【構 成】互いに係合する雄雌一対の部材からなる磁石
体の雄部材は磁石の中央に凸出針を設け、雌部材は中央
部に雄部材の凸出針の係合する穴を有し、穴の大きさを
大小に作動することにより雄部材の挿入された凸出針を
係止又は抜き取り出来る様にした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被服類等に着脱し自由に
転位出来る磁石体に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来より腰部を緊締する腰バンドや健康帯
あるいはブラジャー、スリップなどの肩紐を始め各種物
品に血行を促進し健康増進を図る為、磁石体を装着する
ことが行われているが、従来、かかる磁石の装着手段と
しては接着剤をして接着することも考えられるが、一般
には図8に図示する如く取り付けようとする布地など基
材Aに別の当布16を当て縫糸17を用いて縫着するこ
とにより磁石体を収容する区画収容部18を作成し、そ
の内部に磁石19を収容保持させていた。しかしなが
ら、上記の如き装着にあっては、別布を当て、ミシン縫
いにより区画を作りながら一個づつ磁石を収容しつつ行
う為、手間が複雑であり非能率であると共に、更に区画
収容部を作って磁石を収納しても磁石は固定せず位置ず
れを生じるものであった。又の方法として絆創膏の中央
に磁石を点着して肌に貼る方法があるが、皮膚が痒くな
ったり、かぶれたりする欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の如き
従来の磁石取り付けの不便さに着目し、誰でも随時、か
つ所望の個所に任意に取り付け得る磁石体を見出すこと
を問題点とし、その解決を図ったものである。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】即ち、本発明の特徴とす
るところは、従来の磁石体を改廃し、互いに係合する雄
雌一対の部材をもって構成し、雄部材を磁性を有する磁
石体となした所に特長となした点である。ここで雄雌一
対の部材の係合形成は雄部材に係合用の凸出針を形成し
て布地を貫通する役目を果し、雌部材に前記凸出針を係
合し得る係合孔を形成せしめ雄部材の凸出針を挿入し、
係止せしめ、抜き取る時は、係止装置を作動させ抜き取
る機構となす。
【0005】
【作用】叙上の様な構成からなる磁石体は、その装着に
際し、雄雌一対の部材を取り付けようとする場合、取り
付けようとする布に雄部材の凸出針を貫通させ、雌部材
の係止孔に挿入することにより容易に装着出来る。取り
外しをする場合は、係止装置を作動させ係合孔を拡大し
容易に取り外し得る。
【0006】
【実施例】以下更に、添付図にもとづいき本発明磁石体
の実施例を説明する。図1は、本磁石体の雄部材の平面
図であり、図2はX−X断面図である。1は磁石であり
2は磁石を包むくるみ鈑であり、3はくるみ部分であ
り、4は凸出針である。図3は雌部材の平面図であり、
図4はY−Y断面図である。5は外部形成鈑であり、6
は5の中央突出部であり、7は外部形成鈑5とくるみ鈑
10の中間に挟まれた中層鈑であり、8は7の一部を切
断して折り曲げたつまみ鈑であり、9は7の中央部の係
止孔であり、10は5と7を一体化するくるみ鈑であ
り、11は5と7を雌部材として一体化するくるみ部分
であり12はくるみ鈑10の中央にある凸出針の挿入孔
である。
【0007】図5は中層鈑7の平面図であって、13は
つまみ鈑8を切断して折り曲げる為に出来た切断孔であ
る。14はつまみ鈑8をバネ化する為打ち抜かれた打抜
孔である。15はつまみ鈑のバネになるバネ部である。
図6は布Aを雄部材の凸出針4で貫通し雌部材の係止孔
9に挿入され係止される図面である。
【0008】くるみ鈑10の挿入口12は凸出針4の径
より多少大きいので素通りで挿入され、中層鈑7の係止
孔9の外周はバネ部分の1部であり、中層鈑係止孔9の
径は凸出針4の径よりやや小さいので、凸出針4の鋭っ
た先端を押し込むとこの周辺15はバネになっており、
係止孔の孔は拡大され押し込まれ係止する。この場合外
部形成鈑5の天狗状の凸出部6は凸出針4の針先を被覆
する役目をなしている。凸出針の外周に微細な数條のギ
ザギザの溝を造っておけば係止はより強化される。尚、
雄部材並びに雌部材の布Aに接する面に凹凸部を設けて
おけば布Aへの固着度がより強固となる。
【0009】雄部材を抜き取る時はつまみ鈑8をつまむ
とこの周辺の15はバネになっており上昇し係止孔9は
大きくなり凸出針4への係止機能がなくなり、よって雄
部材を雌部材から簡単に抜き取れる。
【0010】図7は、別の実施例の雄部材と雌部材を係
合した縦断面図である。雄部材の1′は磁石、2′はく
るみ鈑、3′はくるみ部分、4′は凸出針、5′は雌部
材本体、6′は雌部材本体の中空洞、7′は雌部材の凸
出針挿入口、8′は雌部材の係止具本体、9′は雌部材
本体に係止具本体の挿入口、10′は係止具の鍔、1
1′は係止具の中空洞である。12′は係止球、13′
はスプリングである。
【0011】雌部材に雄部材を当着するには、凸出針挿
入口7′は凸出針4′よりやや径が大きく挿入される。
係止球12′同志の間隔は凸出針4′の径より狭いので
圧入される。係止球12′は雌部材中空洞6′はテーパ
ー状に下に拡っており下方に下り係止球12′同志の間
隔が拡がりスプリング13′は圧縮され反発力で係止球
12′を上方に上げようとして係止球12′同志の間隔
を狭めようとして凸出針4′は係止される。
【0012】雄部材を雌部材から抜き取る時は、係止具
の鍔10′を引っ張ると雌部材の中空洞6′はテーパー
状になっており係止球12′同志の間隔は拡がり係止機
能はなくなり、簡単に抜き取れる。以上の如く磁石体の
雄部材と雌部材は簡単に係止並びに抜き取りが出来、着
脱自由であり必要に応じた4個所に転着出来る。
【0013】本実施例に於いては磁石は中央部に凸出針
のついたくるみ鈑でくるみ止めた磁石として用いたが、
磁石にT字型の凸出針をエポキシ等の接着剤で固着した
磁石を用いてもよく、尚本件発明に於いては、前記実施
例の雄部材の凸出針を雌部材の係合機能により係止する
構造に於いてその目的を逸脱しない限りにおいては更に
改変は可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の様に、雄部材に磁石を有
し、凸出した針を有しており取り付け対象となる布を通
して、挟んで雌部材に係合して装着させるものであるか
ら、従来布地に磁石体の取り付けに必要とした当布や磁
石を収容する為ミシン掛け等による区画作成の必要がな
く、適宜所望の位置に両部材の係合により簡単に装着す
ることが出来る。然も両部材の係合により位置ずれもな
く安定した取り付けが出来る。
【0015】かように本発明の磁石体は何人でも容易か
つ簡単に所望の個所に自由に着脱が出来、従来の磁石体
の取付構造に比し、極めて有用性が大きく下着やサポー
ターや腰バンド、肩バンド、インサイドベルトをはじめ
被服製品への適用範囲を拡大し、合理性、経済性に富む
磁石体である。尚、絆創膏を用いて肌に取り付ける方法
の様で皮膚が痒くなったり、かぶれたりすることがな
い。又半永久的に効力のある磁石を絆創膏の接着不能に
より廃棄する様な不経済性が起こらず、半永久的に使用
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明磁石体の第1実施例を示す雄部材平面概
要図。
【図2】雄部材のX−X断面図。
【図3】本磁石体雌部材の平面概要図。
【図4】雌部材のY−Y断面図。
【図5】中層鈑の平面図。
【図6】雄部材と雌部材の係合図。
【図7】本発明磁石体の第2実施例の雄部材と雌部材の
係合断面の概要図。
【図8】従来の磁石体取り付け状態を示す概要図。
【符号の説明】
A 布 1 磁石 2 磁石のくるみ鈑 3 くるみ部分 4 凸出針 5 雌部材の外部形成鈑 6 外部形成鈑の凸出部 7 雌部材の中層鈑 8 つまみ鈑 9 中層鈑の係止孔 10 雌部材のくるみ鈑 11 くるみ鈑のくるみ部分 12 くるみ鈑(10)の凸出針挿入孔 13 中層鈑の切断折曲の為に出来た切断孔 14 中層鈑の打抜孔 15 つまみ鈑のバネ部 16 当布 17 縫糸 18 区画収容部 19 磁石 1′ 磁石 2′ 磁石のくるみ鈑 3′ くるみ部分 4′ 凸出針 5′ 雌部材本体 6′ 雌部材中空洞 7′ 雌部材の凸出針挿入口 8′ 雌部材係止具本体 9′ 雌部材への係止具本体の挿入口 10′ 係止具の鍔 11′ 係止具の中空洞 12′ 係止球 13′ スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類等に装着される磁石体であって、互
    いに係合する雄雌一対の部材からなり雄の部材は磁石の
    中央に凸出針を設け、雌の部材は中央部に雄部材の凸出
    針の係合する穴を有し、穴の大きさを大小に作動するこ
    とにより、雄部材の挿入された凸出針を係止又は抜き取
    りの出来ることを特徴とした磁石体。
JP5353089A 1993-12-17 1993-12-17 着脱自在な磁石体 Pending JPH0729725A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5353089A JPH0729725A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 着脱自在な磁石体

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JP5353089A JPH0729725A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 着脱自在な磁石体

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JPH0729725A true JPH0729725A (ja) 1995-01-31

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JP5353089A Pending JPH0729725A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 着脱自在な磁石体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29500667U1 (de) * 1995-01-18 1995-03-02 Baermann Horst Rheinmagnet Büstenhalter
US6364821B1 (en) 1998-05-14 2002-04-02 Heidelberger Druckmaschinen Ag Longitudinal folding device in a folder of a web-fed printing machine, and method of adjustment
CN109200702A (zh) * 2018-08-07 2019-01-15 宁波杰克达五金制造有限公司 一种磁铁座及其制作方法

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