JPH0230810Y2 - - Google Patents

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JPH0230810Y2
JPH0230810Y2 JP17459384U JP17459384U JPH0230810Y2 JP H0230810 Y2 JPH0230810 Y2 JP H0230810Y2 JP 17459384 U JP17459384 U JP 17459384U JP 17459384 U JP17459384 U JP 17459384U JP H0230810 Y2 JPH0230810 Y2 JP H0230810Y2
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magnet
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JP17459384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は腰バンド、肩バンド、インサイドベル
トなど衣服、装身具のバンド、ベルトその他サポ
ータなど各種物品に装着使用するに好適な磁石体
に関するものである。
(従来の技術) 従来より腰部を緊締する腰バンドや健康帯ある
いはブラジヤー、スリツプなどの肩紐を始め各種
物品に血行を促進し健康増進を図るため磁石体を
装着することが行なわれているが、従来、かかる
磁石体の装着手段としては、接着剤を使用して接
着することも考えられるが、一般には第5図に図
示する如く取り付けようとする布地など基材Aに
別の当布8を当て縫糸9を用いて縫着することに
より磁石体を収容する区画収容部10を作成し、
その内部に磁石体11を収容保持させていた。
しかしながら、上記の如き装着にあつては、別
布を当て縫着しなければならないのみならず、区
画収容部を作つてその内部に磁石体を一々収容し
なければならないため、手間が煩雑であり、非能
率であると共に、更に区画収容部を作つて磁石体
を収容しても磁石体自体は固着されていないため
位置が安定せず、位置ずれを起すことも屡々であ
つた。
しかも、これらの各種物品において、磁石体の
収容個所は当初より確定されており、使用者の欲
する個所が他にあつても、これを変更することは
実質上、困難であつた。
そこで、本考案者は上述の如き従来の磁石体取
り付けの不便さに着目し、誰でも、随時、かつ所
望の個所に任意に取り付け得る磁石体を見出すこ
とを検討し、従来の磁石体を改変し、互いに係合
し合う雌雄一対の部材をもつて構成すると共に、
その少くとも一方の部材を磁性を帯有する磁石と
なした磁石体を提案した。(実願昭59ー119573号) (考案が解決しようとする問題点) 本考案は、更に上記提案の磁石体の雌雄一対の
部材の取付構造に着目し、簡易装着に好適な同構
造を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、上記目的に適合する本考案の特徴は、第
1図及び第2図にその代表的な形態を示す如く、
互いに係合し合う雌雄一対の部材1,3からな
り、その少くとも一方の部材3は磁性を具有して
おりかつ、雄部材1は適宜数の突出係合部2を有
し、一方、雌部材9は前記突出係合部2に対応す
る傾斜した係合用凹溝4を有する磁石体であつ
て、衣服、装身具のバンド・サポータ等に適宜装
着容易な磁石体である。
ここで、上記雌雄一対の部材は、その何れが磁
石であつてもよく、従つて、係合に便なる如く他
方を合成樹脂などで成形せしめることも好適であ
る。
又、磁石体はそれ自体、磁石として市販のもの
でも、磁性粉末を固化せしめたものでもよく、又
磁性粉末を他の金属等に被着し、あるいは他の金
属粉末と混合成形したものでもよい。更に、合成
樹脂成形時、磁性粉末を混合し射出成形したもの
でもよく、又、合成樹脂成形に際し、その一部に
磁石を埋設せしめたものでもよい。
(作用) 叙上のような構成からなる磁石体は、その装着
に際し、雌雄一対の部材を取り付けようとする基
材を挾んで、互いに係合させることによつて容易
に達成される。
この場合、係合の態様は夫々の係合形成によつ
て異なるが、多くは雄部材の突出係合部を雌部材
の傾斜した係合凹溝に挿入係止することによつて
行なわれる。
(実施例) 以下更に、添付図面にもとづき、本考案磁石体
の実施例を説明する。
第1図は本考案磁石体の1実施例であり、図に
おいて、1は磁石体の雄部材、3は同雌部材であ
り、雄部材1には係合用の突出係合部2が突出形
成されており、これらは強固に係止可能であれば
その数は限定されるものではなく、一方、雌部材
3には上記突出係合部2に対応する係合用の凹溝
4が設けられている。
この場合、雄部材1、雌部材3の何れが磁石体
であつてもよいが、雄部材1は第1図によれば、
円形又は環形状の鈑であり、その内周に沿つて先
端の尖つた突出係合部2が数個、図では4個立設
されている。
一方、第2図に示す雌部材3は磁石となつてお
り、これに前記突出係合部2に対応する係合用凹
溝4が外側に傾斜した方向に穿設されている。そ
して、この係合用凹溝4は同図において環状溝に
形成されているが、突出係合部2に対応して適宜
の数としてもよいことは云うまでもない。
かくして、基材Aを挾み、第3図に示すように
雌雄両部材1,3を係合固着するとき、通常の打
機を使用することにより容易に装着できるが、雄
部材1の突出係合部2の先端は尖つており、従つ
て基材Aの貫通は容易となり、また、雌部材3へ
の挿入係合は係合用凹溝4が外に向かつて傾斜し
ているので突出係合部2は外に向かつて曲つて係
止も完全となる。
第4図は本考案磁石体の他の実施例に係り、雄
部材1′に磁石5をくるんで装着する一方、円形
鈑6によつて雌部材3′を形成し、この円形鈑外
周部に前記雄部材1′の突出係合部2′に対応する
係合用凹溝4′を外側に向かつて傾斜して設けて
いる。
この第4図に示す磁石体も基材Aを挾み、雄部
材1′の突出係合部2′を雌部材3′の係合用凹溝
4′に係止することによつて容易に装着可能であ
ることは第3図の場合と同様である。
しかして、叙上の各図示実施例に係る磁石体は
夫々、取付対象となる基材Aの所望位置に基材A
を挾んで配置し、雄部材1′の突出係合部2′を基
材A一面から該基材Aに貫通させ、他面側におい
て雌部材3,3′の係合用凹溝4,4′に係合させ
て装着する。
従つて、随時、如何なる部位にも簡単に装着す
ることができる。
なお、本考案は上記各実施例の外、雄部材係合
部を雌部材に螺合結合するなど、その目的を逸脱
しない限りにおいて更に種々の改変が可能である
ことは勿論である。
(考案の効果) 本考案は以上のように、少くとも何れか一方が
磁石からなる雌雄一対の部材で構成されており、
取付対象となる基材を挾んで突出係合部と係合用
凹溝とを係合させ装着するものであるから、従
来、磁石体の取り付けに必要としていた当布や磁
石収容のための区画形成の必要がなく、適宜の位
置に随時、両部材を係合させるだけで容易、かつ
簡単に装着することができ、しかも、両部材突出
係合部と外側へ傾斜した係合用凹溝との係合によ
つて位置ずれもなく確実に、かつ安定した取り付
けが可能である。
しかも又、磁石に対し反対側の部材は頗る薄く
形成することが容易となり打機での装着が簡単と
なる。
又、本考案磁石体は雌雄一対の部材からなるた
め、その形状、サイズなどに異色又は異種材料を
使用することによつて意匠的効果を高め、被服製
品への適合を良好ならしめる特長もある。
かように本考案磁石体は何人でも、容易かつ簡
単に所望の個所に自在に取り付けができ、従来の
磁石体の取り付け構造に比し極めて有用性が大き
く、腰バンド、肩バンド、インサイドベルトを始
め、衣服、装身具各物品に対する適用範囲を拡大
し、合理性、経済性に富む磁石体である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは本考案磁石体の雄部材を示す平
面図及び側面図、第2図イ,ロは本考案磁石体の
雌部材を示す側面図及び平面図、第3図は第1図
の雄部材と第2図の雌部材の装着状態断面図、第
4図は本考案の他の実施例に係る係合状態断面
図、第5図は従来の磁石体取着状態を示す説明図
である。 1……雄部材、2,2′……突出係合部、3…
雌部材、4,4′……係合用凹溝、5……磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 衣服、装身具のバンド、サポータ等に使用され
    る磁石体であつて、互いに係合する雌雄一対の部
    材からなり、少くともその一方の部材は磁性を帯
    有する磁石であり、かつ雄部材は適宜数の突出係
    合部を有し、一方、雌部材は前記突出係合部に対
    応する傾斜した係合用凹溝を有してなることを特
    徴とする装着容易な磁石体。
JP17459384U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPH0230810Y2 (ja)

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JP17459384U JPH0230810Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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JP17459384U JPH0230810Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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JPS61156205U JPS61156205U (ja) 1986-09-27
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JP2007050063A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 E Aaru Miki Kk 服飾用装飾部品の取付金具

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JPS61156205U (ja) 1986-09-27

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