JPH0729690U - ガラス破壊検知器 - Google Patents

ガラス破壊検知器

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JPH0729690U
JPH0729690U JP5750893U JP5750893U JPH0729690U JP H0729690 U JPH0729690 U JP H0729690U JP 5750893 U JP5750893 U JP 5750893U JP 5750893 U JP5750893 U JP 5750893U JP H0729690 U JPH0729690 U JP H0729690U
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glass
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JP5750893U
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譲二 筒井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス破壊検知の他にガラス破壊検知器の脱
落やガラス戸の開放等も適切に検知でき、しかも全体構
成の簡素化が図れると共に、その取付け位置が特定位置
へ狭く限定されるようなことも解消できるガラス破壊検
知器を提供する。 【構成】 ガラス面20Aに貼着される検知器本体ケー
ス1内にガラス破壊検知センサ2が設けられ、このガラ
ス破壊検知センサ2でガラス面20Aの破壊が検知され
たときには所定の発報動作がなされるように構成された
ガラス破壊検知器Aであって、前記検知器本体ケース1
内には、この検知本体ケース1と対面する位置へ取付け
られる反射板8に対して投光を行うための投光素子3
と、前記反射板8からの反射光を受光するための受光素
子4とが設けられ、この受光素子4で反射光が受光され
なくなったときに発報動作がなされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家屋のガラス戸や店舗のショーウインドガラス等に取付けて主とし て防犯用途に適用されるガラス破壊検知器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
承知の通り、この種のガラス破壊検知器は、所望のガラス面に貼着して使用さ れるが、その使用期間が長くなると、経年変化によってガラス面から剥がれ易く なり、ガラス面から落下してしまう場合がある。 そこで、従来では、このような落下を検知できるガラス破壊検知器として、例 えば実公昭59−26461号や特開昭60−235297号に所載のものが提 案されている。
【0003】 このうち、前者のものは、図3に示すように、ガラス破壊検知センサ2の他に リードスイッチ30を有するもので、このリードスイッチ30の近辺に磁石31 を別途取付けて使用するものである。かかる構成によれば、ガラス破壊検知器A eが所定のガラス面から剥離して落下すると、リードスイッチ30が磁石31か ら遠ざかることによりスイッチング動作を行い、これによりアラーム警報等の所 定の発報動作を行わせることができる。 また、ガラス破壊検知器Aeが取付けられた戸が開放されたときにも、リード スイッチ30が磁石31から遠ざかるので、このような戸の開放時にも発報動作 を行わせることができる。
【0004】 一方、上記後者のものは、図4に示すように、上下一対のブロック体40A、 40Bから構成されたもので、下側ブロック体40B内のガラス破壊検知センサ 2でガラス破壊が検知されると、送信回路41の駆動により発光素子42が発光 し、これが上側のブロック体40A側の受光素子43で受光されることにより、 受信回路44から発報信号が出力される。 また、反射板45を備えた下側ブロック体40Bがガラス面から剥離して落下 し、或いは下側ブロック体40Bが取付けられた戸が開放されると、上側ブロッ ク体40Aの反射式光電スイッチ46がオフとなり、この場合にも受信回路44 から発報信号が出力される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の前者の図3に示すものは、磁力変化によってリード スイッチ30がオン・オフのスイッチング動作を行うものであるから、ガラス破 壊検知器Aeと磁石31との距離Lを大きくすることができず、かなり接近させ る必要がある。 従って、ガラス戸等への取付けに際してその取付位置に融通がきかず、不便を 生じていた。
【0006】 一方、上記従来の後者の図4に示すものは、反射式光電スイッチ46を採用し ているから、二つのブロック体40A、40Bをさほど接近させる必要はない。 ところが、この後者のものは、送信回路41や受信回路44を備えた構成の煩 雑な2つのブロック体40A、40Bを各々製作する必要があるために、その製 作コストが高く、また双方のブロック体40A、40Bのサイズも大きくなって 、やはりその取付け等に際しても不便を生じていた。
【0007】 本考案は上記の点に鑑みて提案されたもので、ガラス破壊検知の他にガラス破 壊検知器の脱落やガラス戸の開放等も適切に検知でき、しかも全体の構成の簡素 化が図れると共に、その取付け位置が特定位置へ狭く限定されるようなことも解 消できるガラス破壊検知器を提供することを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために提案された本考案に係るガラス破壊検知器は、ガラ ス面に貼着される検知器本体ケース内にガラス破壊検知センサが設けられ、この ガラス破壊検知センサでガラス面の破壊が検知されたときには所定の発報動作が なされるように構成されたガラス破壊検知器であって、前記検知器本体ケース内 には、この検知本体ケースと対面する位置へ取付けられる反射板に対して投光を 行うための投光素子と、前記反射板からの反射光を受光するための受光素子とが 設けられ、この受光素子で反射光が受光されなくなったときに発報動作がなされ るように構成されている。
【0009】
【作用】
上記構成を特徴とする本考案に係るガラス破壊検知器では、このガラス破壊検 知器と対面する位置へ取付けられた反射板へ投光素子からの投光がなされると共 に、その反射光が受光素子で受光されるように配慮した上で、このガラス破壊検 知器を所望のガラス面に貼着させて使用する。 このような取付状態では、ガラス破壊がなされるとガラス破壊検知センサによ りその旨が検知されて所定の発報動作がなされ、またガラス面からガラス破壊検 知器が剥離して落下したり、或いはガラス面を備えた戸が開放される等して、ガ ラス破壊検知器の位置が変化すると、反射板からの反射光が受光素子で受光でき なくるので、やはり発報動作がなされ、これらの異常事態が報知される。
【0010】 而して、このガラス破壊検知器では、ガラス破壊検知センサを収容させた1つ の検知器本体ケース内へ投光素子や受光素子等を纏めて組み込んだ構成であるか ら、このガラス破壊検知器の外部には、複雑な回路構成の機器を配置させる必要 がなく、反射板を設けるだけで済むので、これら全体の構成を簡素にでき、また 小型化が可能となる。 更に、投光素子及び受光素子を反射板にさほど接近させなくても受光素子によ って反射光の受光を適切に行わせることができるので、ガラス破壊検知器と反射 板をかなり接近させて設ける必要もなくなり、ガラス破壊検知器の取付け位置に 融通をもたせることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案に係るガラス破壊検知器Aの取付使用状態の一例を示す側面断面 図、図2はその正面図である。 このガラス破壊検知器Aは、例えば窓を開閉するためのガラス戸20のガラス 面20Aに取付けて使用されるもので、検知器本体ケース1内には、このガラス 面20Aが破壊されるときに生じる特異な振動波の周波数成分を検出するガラス 破壊検知センサ2、投光素子3、受光素子4、制御回路5、及びこれらの各回路 機器への電力供給を行うための電源回路6が収容されている。
【0012】 上記のうち、制御回路5は、ガラス破壊検知センサ2によってガラス破壊の旨 が検知されたとき、及び受光素子4で一定レベル以上の光量が受光されなくなっ たときに、所定の発報信号をリード線7を介して外部に出力するもので、このリ ード線7にはその発報信号の出力によってアラーム警報等を発生させる警報器( 不図示)が接続されている。
【0013】 上記構成のガラス破壊検知器Aの上方には、凹面状に形成された鏡面部8aを 備えた反射板8がネジ9等を用いて窓枠10又はその近辺の壁面11の位置へ取 付けられる。 ガラス破壊検知器Aは、その投光素子3から反射板8に対して常時投光を行い 、この反射板8によって反射される反射光が受光素子4で受光されるように位置 決めされてから、接着剤等を用いてガラス面20Aに貼着されている。 投光素子3及び受光素子4を反射板8に対してさほど接近させなくても、反射 板8からの反射光を受光素子4で充分に受光可能である。従って、これらの相互 間距離Laを大きくとることが可能である。
【0014】 上記のようなガラス破壊検知器Aにあっては、ガラス面20Aが破壊されると 、その際の特異な振動がガラス破壊検知センサ2によって検知されて発報信号が リード線7から出力されので、これを適切に察知することができる。また、この ガラス破壊検知器Aがガラス面20Aから脱落したり、或いはガラス戸20が開 放されて、投光素子3及び受光素子4が反射板8に相対面しない状態になった場 合には、投光素子3から反射板8に投光される光がもはや受光素子4で受光され なくなるので、このときにも所定の発報信号がリード線7から出力され、このよ うな事態も適切に察知することができる。
【0015】 上記のガラス破壊検知器Aでは、検知器本体ケース1内に所望の電気回路機器 が全て纏められて組み込まれ、この検知器本体ケース1の外部には複雑な電気回 路が不要な反射板8を配置させるだけでよいから、これらの製作や取扱いが容易 となる。
【0016】 尚、上記実施例では、異常検知時にはリード線7から所定の発報信号が出力さ れて外部の警報器が作動するようにしているが、本考案はこれに限定されない。 例えば、発報信号を外部の警報器に対して無線出力させてもよい他、検知器本体 ケース1内に警報器を組み込んで、この警報器でアラーム鳴動等の発報動作を行 わせるようにしてもよい。また、電源回路6として、電池等を採用し、リード線 7を無くすることも可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から理解されるように、本考案に係るガラス破壊検知器によれば、 ガラス破壊のみならず、ガラス破壊検知器自体の脱落やガラス破壊検知器が取付 けられ戸の開放等をも適切に検知して所定の発報動作を行わせることができて便 利であることは勿論のこと、従来のように複雑な回路を備えた2つのブロック体 を用いる必要がなく、所望の電気回路機器を1つの検知器本体ケース内へ纏めて 収容させた構成によりガラス破壊検知器を小型に且つ安価に製作でき、更にはガ ラス破壊検知器をその外部に配置される反射板にさほど接近させる必要もないの で、ガラス破壊検知器の取付け位置の選択に融通がきき、甚だ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガラス破壊検知器の取付使用状態
の一例を示す側面断面図。
【図2】本考案に係るガラス破壊検知器の取付使用状態
の一例を示す正面図。
【図3】従来のガラス破壊検知器の一例を示す説明図。
【図4】従来のガラス破壊検知器の他の例を示す説明
図。
【符号の説明】
1 検知器本体ケース 2 ガラス破壊検知センサ 3 投光素子 4 受光素子 5 制御回路 6 電源回路 7 リード線 8 反射板 20 ガラス戸 20A ガラス面 A ガラス破壊検知器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス面に貼着される検知器本体ケース内
    にガラス破壊検知センサが設けられ、このガラス破壊検
    知センサでガラス面の破壊が検知されたときには所定の
    発報動作がなされるように構成されたガラス破壊検知器
    であって、 前記検知器本体ケース内には、この検知本体ケースと対
    面する位置へ取付けられる反射板に対して投光を行うた
    めの投光素子と、前記反射板からの反射光を受光するた
    めの受光素子とが設けられ、この受光素子で反射光が受
    光されなくなったときに発報動作がなされるように構成
    されているガラス破壊検知器。
JP1993057508U 1993-10-25 1993-10-25 ガラス破壊検知器 Expired - Lifetime JP2603499Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228669A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toyota Industries Corp ウィンドウガラス破損検出具
KR102085565B1 (ko) * 2019-11-28 2020-03-06 주식회사 유니온씨티 유리파손센서

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JP2010228669A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toyota Industries Corp ウィンドウガラス破損検出具
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