JPH0729642B2 - 容器の耳折り込み装置 - Google Patents
容器の耳折り込み装置Info
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- JPH0729642B2 JPH0729642B2 JP61221988A JP22198886A JPH0729642B2 JP H0729642 B2 JPH0729642 B2 JP H0729642B2 JP 61221988 A JP61221988 A JP 61221988A JP 22198886 A JP22198886 A JP 22198886A JP H0729642 B2 JPH0729642 B2 JP H0729642B2
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- container
- shaped
- triangular flap
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- triangular
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,紙,プラスチック等を基材とするシート材で
作られ,上端と下端に側面から外方に延び出す三角フラ
ップを有する形状の箱状容器に対して,前記三角フラッ
プを垂直方向に折り込むための耳折り込み装置に関す
る。
作られ,上端と下端に側面から外方に延び出す三角フラ
ップを有する形状の箱状容器に対して,前記三角フラッ
プを垂直方向に折り込むための耳折り込み装置に関す
る。
従来より,牛乳,ジュース等の流動性食品の包装に,
紙,プラスチック等を基材としたシート材で形成した箱
状容器が使用されており,この箱状容器による液体包装
装置として,両面に熱接着性の樹脂被覆を有する帯状シ
ート材を原反ロールから繰り出し,この帯状シート材を
長手方向に二つ折りし,長手方向に適当な間隔を開けて
横方向にシールし,次いでその帯状シート材を横方向に
切断して切り離すことにより,一端が開口した袋状容器
を形成し,その袋状容器を箱状に成形し,その後,その
容器を間欠的に搬送しながら該容器に内容物の充填,密
閉を行う装置が知られている(特開昭60−204424号,特
開昭61−8190号参照)。
紙,プラスチック等を基材としたシート材で形成した箱
状容器が使用されており,この箱状容器による液体包装
装置として,両面に熱接着性の樹脂被覆を有する帯状シ
ート材を原反ロールから繰り出し,この帯状シート材を
長手方向に二つ折りし,長手方向に適当な間隔を開けて
横方向にシールし,次いでその帯状シート材を横方向に
切断して切り離すことにより,一端が開口した袋状容器
を形成し,その袋状容器を箱状に成形し,その後,その
容器を間欠的に搬送しながら該容器に内容物の充填,密
閉を行う装置が知られている(特開昭60−204424号,特
開昭61−8190号参照)。
ところで,このような装置において,箱状容器は最終的
には第8E図に示す形状に組み立てられるものであり,図
面の下端の三角フラップ18Bが容器側面に接着され,上
端の三角フラップ18Cが容器上面に接着されている。な
お,製品とした時の箱状容器は,通常,図面の上方が容
器のボトムとなるものであり,この箱状容器は倒立状態
で内容物の充填,上部開口のシール,成形等が行われて
いる。
には第8E図に示す形状に組み立てられるものであり,図
面の下端の三角フラップ18Bが容器側面に接着され,上
端の三角フラップ18Cが容器上面に接着されている。な
お,製品とした時の箱状容器は,通常,図面の上方が容
器のボトムとなるものであり,この箱状容器は倒立状態
で内容物の充填,上部開口のシール,成形等が行われて
いる。
かかる箱状容器の製造及び内容物の充填,密閉を行うに
当たって,特開昭60−204424号公報に開示のものでは,
一端が開口した袋状容器を箱状容器に成形する際,下方
の三角フラップ18Bを容器側面に接着し,その後内容物
の充填を行っている。しかし,この方法では三角フラッ
プを接合するために熱風を吹きつけて容器側面を加熱す
る際,容器内面の樹脂層も加熱されて溶融し,この樹脂
層にピンホールが生じ,結果として内容物の漏れ,変化
等が生じるという問題がある。
当たって,特開昭60−204424号公報に開示のものでは,
一端が開口した袋状容器を箱状容器に成形する際,下方
の三角フラップ18Bを容器側面に接着し,その後内容物
の充填を行っている。しかし,この方法では三角フラッ
プを接合するために熱風を吹きつけて容器側面を加熱す
る際,容器内面の樹脂層も加熱されて溶融し,この樹脂
層にピンホールが生じ,結果として内容物の漏れ,変化
等が生じるという問題がある。
特開昭61−81905号公報はこの問題点を解決するもので
あり,容器下端の三角フラップ18Bを容器成形時には接
合せず,内容物を充填した後,容器側面に接合すること
により,ピンホールの発生を防止したものである。とこ
ろが,この公報に開示の装置では,容器の上下の三角フ
ラップ18B,18Cをそれぞれ別の位置で折り込み,接合す
るように構成しているので,容器に所定の加工を施すた
めに容器を停止させる位置が増加し,装置全体が大型化
すると共に,三角フラップ折り込みのための装置の構造
が複雑となる等の問題点があった。
あり,容器下端の三角フラップ18Bを容器成形時には接
合せず,内容物を充填した後,容器側面に接合すること
により,ピンホールの発生を防止したものである。とこ
ろが,この公報に開示の装置では,容器の上下の三角フ
ラップ18B,18Cをそれぞれ別の位置で折り込み,接合す
るように構成しているので,容器に所定の加工を施すた
めに容器を停止させる位置が増加し,装置全体が大型化
すると共に,三角フラップ折り込みのための装置の構造
が複雑となる等の問題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みて為されたもので,上下の
三角フラップを同時に折り込むことの可能な容器の耳折
り込み装置を提供することを目的とする。
三角フラップを同時に折り込むことの可能な容器の耳折
り込み装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく為された本発明は,上端開口の箱
状容器を保持し,該箱状容器へ所定の処理を施すため,
所定の走行路に沿って間欠的に走行するキャリアとし
て,上端及び両側が開放したU字状のものを使用し,こ
のキャリアに保持した容器が,上端開口をシールされ上
端と下端に側面から外方に延び出す三角フラップを有す
る形状となった地点より下流の前記U字状キャリアの停
止位置の一つに,容器の側面下端から横方向に延びた三
角フラップの下面に係合してこれを押し上げる一対の下
部耳折り部材及び容器の側面上端から横方向に延びた三
角フラップの下面に係合してこれを押し上げる一対の上
部耳折り部材とを備えた昇降部材と,該昇降部材を昇降
させる駆動手段と,前記容器の上面のほぼ全面を押圧可
能なプレス部材と,該プレス部材を容器上方で昇降させ
る昇降手段とを具備する容器の耳折り込み装置を設けた
ものである。
状容器を保持し,該箱状容器へ所定の処理を施すため,
所定の走行路に沿って間欠的に走行するキャリアとし
て,上端及び両側が開放したU字状のものを使用し,こ
のキャリアに保持した容器が,上端開口をシールされ上
端と下端に側面から外方に延び出す三角フラップを有す
る形状となった地点より下流の前記U字状キャリアの停
止位置の一つに,容器の側面下端から横方向に延びた三
角フラップの下面に係合してこれを押し上げる一対の下
部耳折り部材及び容器の側面上端から横方向に延びた三
角フラップの下面に係合してこれを押し上げる一対の上
部耳折り部材とを備えた昇降部材と,該昇降部材を昇降
させる駆動手段と,前記容器の上面のほぼ全面を押圧可
能なプレス部材と,該プレス部材を容器上方で昇降させ
る昇降手段とを具備する容器の耳折り込み装置を設けた
ものである。
上記構成の耳折り込み装置において,U字状キヤリアに保
持された箱状容器が耳折り込み位置に停止すると,容器
上方からプレス部材が降下して容器頭部を押え,同時に
昇降部材が上昇する。この昇降部材の上昇により一対の
下部耳折り部材と一対の上部耳折り部材が上昇し,容器
側面から横方向に突出している上下の三角フラップを下
から押し上げ,上方に折り曲げる。ここで,容器を保持
するキャリアとしてU字状のものが使用されているの
で,三角フラップを有する容器側面がU字状キャリアの
両側の開放部に位置し,これにより,上部及び下部の耳
折り部材を必要に応じてこの側面に近接させて配置する
ことが可能となり,三角フラップをその根元から折り曲
げることが可能となる。
持された箱状容器が耳折り込み位置に停止すると,容器
上方からプレス部材が降下して容器頭部を押え,同時に
昇降部材が上昇する。この昇降部材の上昇により一対の
下部耳折り部材と一対の上部耳折り部材が上昇し,容器
側面から横方向に突出している上下の三角フラップを下
から押し上げ,上方に折り曲げる。ここで,容器を保持
するキャリアとしてU字状のものが使用されているの
で,三角フラップを有する容器側面がU字状キャリアの
両側の開放部に位置し,これにより,上部及び下部の耳
折り部材を必要に応じてこの側面に近接させて配置する
ことが可能となり,三角フラップをその根元から折り曲
げることが可能となる。
また,三角フラップを折り曲げる際,容器上面のほぼ全
面がプレス部材で押圧されているため,この上方の三角
フラップが根元からきれいに折り曲げられることができ
る。
面がプレス部材で押圧されているため,この上方の三角
フラップが根元からきれいに折り曲げられることができ
る。
以下,本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第9図は本発明の一実施例による容器耳折り込み装置を
備えた液体包装装置を概略的に示す斜視図である。同図
において,1は紙を基材として両面に熱可塑性樹脂被覆を
有する帯状シート材,2はこの帯状シート材を巻取ってな
る原反ロール,3はガイドローラ,4はストロー穴あけ装
置,5はプルタブテープ貼り装置,6はプルタブテープの巻
取,7は日付印刷装置,8は罫線押し装置,9は帯状シート材
を所定量ずつ間欠的に搬送する第一定寸送り駆動ロー
ラ,10は張力調整用のダンサーローラ,11は殺菌灯,12は
帯状シート材を二つ折りするためのシートフォールディ
ング装置,13は二つ折りされた帯状シート材1を横方向
にシールしてシール部分14を形成するシール装置,15は
方向転換ローラ,16は帯状シート材を所定量ずつ間欠的
に搬送する第二定寸送り駆動ローラ,17は帯状シート材
の先端を袋状容器18として切り離す切断装置である。
備えた液体包装装置を概略的に示す斜視図である。同図
において,1は紙を基材として両面に熱可塑性樹脂被覆を
有する帯状シート材,2はこの帯状シート材を巻取ってな
る原反ロール,3はガイドローラ,4はストロー穴あけ装
置,5はプルタブテープ貼り装置,6はプルタブテープの巻
取,7は日付印刷装置,8は罫線押し装置,9は帯状シート材
を所定量ずつ間欠的に搬送する第一定寸送り駆動ロー
ラ,10は張力調整用のダンサーローラ,11は殺菌灯,12は
帯状シート材を二つ折りするためのシートフォールディ
ング装置,13は二つ折りされた帯状シート材1を横方向
にシールしてシール部分14を形成するシール装置,15は
方向転換ローラ,16は帯状シート材を所定量ずつ間欠的
に搬送する第二定寸送り駆動ローラ,17は帯状シート材
の先端を袋状容器18として切り離す切断装置である。
20は袋状容器18を拡開して箱状容器に成形するための成
形装置であり,袋状容器18を保持して開閉可能な一対の
爪からなるマンドレル21を放射状に備えた回転盤22と,
その周囲に配置された成形手段(図示せず)等を備えて
いる。24は箱状容器18を保持するU字状のキャリア25
を,その壁面が前後になるように無端状に連結してなる
容器搬送装置であり,矢印方向に間欠的に駆動される構
成となっている。S1〜S12はこの容器搬送装置24のキャ
リア25に保持した容器にそれぞれ所定の処理を施すステ
ーションを示すものであり,各ステーションにはそれぞ
れ所定の処理を施すための手段が設けられているが,図
示は省略している。その処理内容に付いては後述する。
26は排出コンベアである。
形装置であり,袋状容器18を保持して開閉可能な一対の
爪からなるマンドレル21を放射状に備えた回転盤22と,
その周囲に配置された成形手段(図示せず)等を備えて
いる。24は箱状容器18を保持するU字状のキャリア25
を,その壁面が前後になるように無端状に連結してなる
容器搬送装置であり,矢印方向に間欠的に駆動される構
成となっている。S1〜S12はこの容器搬送装置24のキャ
リア25に保持した容器にそれぞれ所定の処理を施すステ
ーションを示すものであり,各ステーションにはそれぞ
れ所定の処理を施すための手段が設けられているが,図
示は省略している。その処理内容に付いては後述する。
26は排出コンベアである。
次に,上記液体包装装置全体の動作を説明する。第9図
において,原反ロール2から帯状シート材1が繰り出さ
れ,第一定寸送り駆動ローラ9によって間欠的に定寸送
りされる。その途中,帯状シート材1の停止中に各種の
加工が加えられる。即ち,まず,帯状シート材1にスト
ロー穴あけ装置4により帯状シート材1の内面側からス
トロー穴があけられ,そのストロー穴の外面にプルタブ
テープ貼り装置5によりプルタブテープが貼付けられ
る。プルタブテープを貼付けられた帯状シート材1はそ
の後,日付印刷装置7により日付が印刷され,罫線押し
装置8により罫線が形成される。この罫線は,箱状容器
に成形する際の折り目を形成するものである。
において,原反ロール2から帯状シート材1が繰り出さ
れ,第一定寸送り駆動ローラ9によって間欠的に定寸送
りされる。その途中,帯状シート材1の停止中に各種の
加工が加えられる。即ち,まず,帯状シート材1にスト
ロー穴あけ装置4により帯状シート材1の内面側からス
トロー穴があけられ,そのストロー穴の外面にプルタブ
テープ貼り装置5によりプルタブテープが貼付けられ
る。プルタブテープを貼付けられた帯状シート材1はそ
の後,日付印刷装置7により日付が印刷され,罫線押し
装置8により罫線が形成される。この罫線は,箱状容器
に成形する際の折り目を形成するものである。
第一駆動ローラ9を通り過ぎた帯状シート材1は第二駆
動ローラ16により間欠的に定寸送りされる。この際,第
一駆動ローラ9による定寸送りと第二駆動ローラ16によ
る定寸送りは理論的には同一タイミングで行われるもの
であるが,実際には帯状シート材の伸び等により若干狂
う。しかし.両者の間にダンサーローラ10が介在してい
るので,このダンサーローラ10の上下動により両駆動ロ
ーラによる間欠送りの誤差が吸収される。ダンサーロー
ラ10を通り過ぎた帯状シート材1は,まず殺菌灯11によ
り内面側が殺菌され,ついでシートフォールディング装
置12により二つ折りされ,シール装置13により所定間隔
で横方向にシールされ,方向転換ローラ15により水平方
向に方向転換され,切断装置17によりシール部分14の中
央を切断されて切り離される。これにより,第8A図に示
すように,両端にシール部分18Aを有し,ストロー穴28
及びその上に貼付けられたプルタブテープ29を有する袋
状容器18が形成される。
動ローラ16により間欠的に定寸送りされる。この際,第
一駆動ローラ9による定寸送りと第二駆動ローラ16によ
る定寸送りは理論的には同一タイミングで行われるもの
であるが,実際には帯状シート材の伸び等により若干狂
う。しかし.両者の間にダンサーローラ10が介在してい
るので,このダンサーローラ10の上下動により両駆動ロ
ーラによる間欠送りの誤差が吸収される。ダンサーロー
ラ10を通り過ぎた帯状シート材1は,まず殺菌灯11によ
り内面側が殺菌され,ついでシートフォールディング装
置12により二つ折りされ,シール装置13により所定間隔
で横方向にシールされ,方向転換ローラ15により水平方
向に方向転換され,切断装置17によりシール部分14の中
央を切断されて切り離される。これにより,第8A図に示
すように,両端にシール部分18Aを有し,ストロー穴28
及びその上に貼付けられたプルタブテープ29を有する袋
状容器18が形成される。
次に,この袋状容器18は成形装置20のマンドレル21に被
せられ,マンドレル21と共に回転する間に拡開され,開
口部とは反対側の端部が平坦に成形され,次いで胴部が
矩形状に成形され,第8B図に示すように下端両側面に三
角フラップ18Bをを形成した箱状容器18となる。なお,
この工程では下端の三角フラップ18Bは容器側面には接
着されていない。成形された箱状容器18はマンドレル21
からステーションS1に位置するキャリア25に移される。
この際,箱状容器18は三角フラップ18Bを有する側面が
U字状キャリア25の両側の開放部に位置するようにキャ
リア25に挿入される。
せられ,マンドレル21と共に回転する間に拡開され,開
口部とは反対側の端部が平坦に成形され,次いで胴部が
矩形状に成形され,第8B図に示すように下端両側面に三
角フラップ18Bをを形成した箱状容器18となる。なお,
この工程では下端の三角フラップ18Bは容器側面には接
着されていない。成形された箱状容器18はマンドレル21
からステーションS1に位置するキャリア25に移される。
この際,箱状容器18は三角フラップ18Bを有する側面が
U字状キャリア25の両側の開放部に位置するようにキャ
リア25に挿入される。
キャリア25に保持された箱状容器18はキャリア25に保持
されて間欠的に走行する間に,ステーションS2において
キャリア25に対する所定位置に押し込まれ,ステーショ
ンS3で内容物が充填され,ステーションS4で上部開口部
を閉じるための形状(第8C図参照)に成形され,即ち各
折り目に折りくせを付けられ,ステーションS5,S6で脱
気されると共に上部開口部がシールされ,第8D図に示す
ように,両側面の上下から横方向に延び出す三角フラッ
プ18B,18Cを有する形状となる。次いで,ステーションS
7,S8で上端が平坦に成形されると共に上下の三角フラッ
プが上方に折り曲げられ,ステーションS9で三角フラッ
プ内面及びそれに接合すべき容器外面の樹脂が加熱溶融
され,ステーションS10で各三角フラップが容器外面に
押付けられて接着され,ステーションS11で容器18の上
面及び両側面がプレスされて容器全体が第8E図に示す状
態に成形され,ステーションS12で排出コンベア26上に
排出される。
されて間欠的に走行する間に,ステーションS2において
キャリア25に対する所定位置に押し込まれ,ステーショ
ンS3で内容物が充填され,ステーションS4で上部開口部
を閉じるための形状(第8C図参照)に成形され,即ち各
折り目に折りくせを付けられ,ステーションS5,S6で脱
気されると共に上部開口部がシールされ,第8D図に示す
ように,両側面の上下から横方向に延び出す三角フラッ
プ18B,18Cを有する形状となる。次いで,ステーションS
7,S8で上端が平坦に成形されると共に上下の三角フラッ
プが上方に折り曲げられ,ステーションS9で三角フラッ
プ内面及びそれに接合すべき容器外面の樹脂が加熱溶融
され,ステーションS10で各三角フラップが容器外面に
押付けられて接着され,ステーションS11で容器18の上
面及び両側面がプレスされて容器全体が第8E図に示す状
態に成形され,ステーションS12で排出コンベア26上に
排出される。
排出コンベア26に乗せられた容器は後工程に送られ,包
装等の工程を経て製品化される。
装等の工程を経て製品化される。
上記液体包装装置において,ステーションS7に本発明の
実施例による耳折り込み装置が配置されている。以下,
その詳細を説明する。
実施例による耳折り込み装置が配置されている。以下,
その詳細を説明する。
第1図はステーションS7をキャリア25の走行方向に見た
側面図,第2図は第1図を矢印II−II方向に見た図であ
る。同図において,全体を参照符号30で示す耳折り込み
装置は,容器18の側面下端から横方向に延びた三角フラ
ップ18Bの下面に係合してこれを押し上げる一対の下部
耳折り部材31と,容器の側面上端から横方向に延びた三
角フラップ18Cの下面に係合してこれを押し上げる一対
の上部耳折り部材32とを備えた昇降部材33と,該昇降部
材33を昇降させる昇降ロッド34を含む駆動手段と,容器
18の上面のほぼ全面を押圧可能なプレス部材36と,該プ
レス部材を容器上方で昇降させる昇降手段を構成する昇
降台37とを有している。更に詳しく説明すると,昇降部
材33は,昇降ロッド34に固定されたU字状の昇降部材本
体33Aと,この昇降部材本体33Aの両端にそれぞれ固定さ
れた押上部材33Bとを備えており,下部耳折り部材31は
昇降部材本体33Aに固定されている。一方,上部耳折り
部材32は移動ブロック40に固定され,この移動ブロック
40は水平なピン41を有し,ピン41は押上部材33Bの上端
に形成された長穴42に係合している。更に移動ブロック
40は垂直なガイドロッド43を有し,このガイドロッド43
は支持台44に垂直方向に移動可能に保持されている。ま
た,ガイドロッド43にはコイルばね45が取付けられ,移
動ブロック40を下向きに付勢している。
側面図,第2図は第1図を矢印II−II方向に見た図であ
る。同図において,全体を参照符号30で示す耳折り込み
装置は,容器18の側面下端から横方向に延びた三角フラ
ップ18Bの下面に係合してこれを押し上げる一対の下部
耳折り部材31と,容器の側面上端から横方向に延びた三
角フラップ18Cの下面に係合してこれを押し上げる一対
の上部耳折り部材32とを備えた昇降部材33と,該昇降部
材33を昇降させる昇降ロッド34を含む駆動手段と,容器
18の上面のほぼ全面を押圧可能なプレス部材36と,該プ
レス部材を容器上方で昇降させる昇降手段を構成する昇
降台37とを有している。更に詳しく説明すると,昇降部
材33は,昇降ロッド34に固定されたU字状の昇降部材本
体33Aと,この昇降部材本体33Aの両端にそれぞれ固定さ
れた押上部材33Bとを備えており,下部耳折り部材31は
昇降部材本体33Aに固定されている。一方,上部耳折り
部材32は移動ブロック40に固定され,この移動ブロック
40は水平なピン41を有し,ピン41は押上部材33Bの上端
に形成された長穴42に係合している。更に移動ブロック
40は垂直なガイドロッド43を有し,このガイドロッド43
は支持台44に垂直方向に移動可能に保持されている。ま
た,ガイドロッド43にはコイルばね45が取付けられ,移
動ブロック40を下向きに付勢している。
次に,上記耳折り込み装置30の動作を説明する。昇降部
材33が下方に後退した位置で待機し,プレス部材36が上
方に後退した位置で待機している状態で,キャリア25に
より第8D図に示す容器18が搬送されてきて停止する。こ
の時,下方の三角フラップ18Bが下部耳折り部材31の上
方に,上方の三角フラップ18Cが上部耳折り部材32の上
方に位置する。まず,昇降台37が駆動装置(図示せず)
によって降下して保持したプレス部材36で容器18の上面
を押圧する。これにより,容器上面のシール部分18D
(第8D図参照)が水平に折り曲げられると共に容器上面
が平坦に成形される。同時に昇降ロッド34によって昇降
部材33が押し上げられ,まず,下部耳折り部材31が下方
の三角フラップ18Bを上方に折り曲げる。次に昇降部材3
3の上昇により移動ブロック40のピン41が長穴42の下端
に接触すると,それ以後は移動ブロック40が昇降部材33
と一体に上昇し,従って上部耳折り部材32が上昇して上
方の三角フラップ18Cを上方に折り曲げる。かくして,
三角フラップ18B,18Cが共に上方に折り曲げられ,折り
くせが付けられる。ここで,容器上面のほぼ全面がプレ
ス部材36で押えられているので,三角フラップ18Cの根
元がプレス部材36で押えられることになり,三角フラッ
プ18Cはその根元からきれいに折り曲げられることとな
る。
材33が下方に後退した位置で待機し,プレス部材36が上
方に後退した位置で待機している状態で,キャリア25に
より第8D図に示す容器18が搬送されてきて停止する。こ
の時,下方の三角フラップ18Bが下部耳折り部材31の上
方に,上方の三角フラップ18Cが上部耳折り部材32の上
方に位置する。まず,昇降台37が駆動装置(図示せず)
によって降下して保持したプレス部材36で容器18の上面
を押圧する。これにより,容器上面のシール部分18D
(第8D図参照)が水平に折り曲げられると共に容器上面
が平坦に成形される。同時に昇降ロッド34によって昇降
部材33が押し上げられ,まず,下部耳折り部材31が下方
の三角フラップ18Bを上方に折り曲げる。次に昇降部材3
3の上昇により移動ブロック40のピン41が長穴42の下端
に接触すると,それ以後は移動ブロック40が昇降部材33
と一体に上昇し,従って上部耳折り部材32が上昇して上
方の三角フラップ18Cを上方に折り曲げる。かくして,
三角フラップ18B,18Cが共に上方に折り曲げられ,折り
くせが付けられる。ここで,容器上面のほぼ全面がプレ
ス部材36で押えられているので,三角フラップ18Cの根
元がプレス部材36で押えられることになり,三角フラッ
プ18Cはその根元からきれいに折り曲げられることとな
る。
なお,上記実施例では上部耳折り部材32を直接昇降部材
33に固定せず,ピン41と長穴42とで連結している。この
構造は上下の耳折り部材31,32の移動ストロークを異な
らせることを可能とする。なお,このように上下の耳折
り部材の移動ストロークを変える必要のない場合には,
上部耳折り部材32を昇降部材33に直接固定してもよい。
33に固定せず,ピン41と長穴42とで連結している。この
構造は上下の耳折り部材31,32の移動ストロークを異な
らせることを可能とする。なお,このように上下の耳折
り部材の移動ストロークを変える必要のない場合には,
上部耳折り部材32を昇降部材33に直接固定してもよい。
前記したように,ステーションS7で上方に折り曲げられ
た三角フラップ18B,18Cはその後のステーションで容器
側面に接合されるが,その詳細を第3図〜第7図を参照
して説明する。第3図はステーションS7及びその下流の
ステーションS8を概略的に示す側面図,第4図は第3図
のIV−IV矢視図である。ステーションS8の容器18の上方
には,プレス部材50が昇降台37に保持されて設けられ,
且つ容器18の上方の三角フラップ18Cの走行位置にはガ
イド52が設けられている。プレス部材50は昇降台37によ
って降下し,容器18の上面を押して上面を一層平坦にな
るように成形する。また,ガイド52は容器18が移動する
際,上方に向いた三角フラップ18Cを徐々に内方に折り
曲げるように作用する。
た三角フラップ18B,18Cはその後のステーションで容器
側面に接合されるが,その詳細を第3図〜第7図を参照
して説明する。第3図はステーションS7及びその下流の
ステーションS8を概略的に示す側面図,第4図は第3図
のIV−IV矢視図である。ステーションS8の容器18の上方
には,プレス部材50が昇降台37に保持されて設けられ,
且つ容器18の上方の三角フラップ18Cの走行位置にはガ
イド52が設けられている。プレス部材50は昇降台37によ
って降下し,容器18の上面を押して上面を一層平坦にな
るように成形する。また,ガイド52は容器18が移動する
際,上方に向いた三角フラップ18Cを徐々に内方に折り
曲げるように作用する。
ステーションS8の下流のステーションS9には,第5図に
示すように,容器18の上面及び三角フラップ18Cの内面
に熱風を吹き出し,その部分の表面の樹脂を加熱溶融す
る上部熱風ノズル54と,容器側面と三角フラップ18Bの
内面に熱風を吹き出し,その部分の表面の樹脂を加熱溶
融する下部熱風ノズル55(容器の片側のみ図示)とが設
けられ,各熱風ノズル54,55には配管56,57を介して熱風
発生装置(図示せず)が接続されている。また,容器の
走行路に沿っては,上方の三角フラップ18Cを所定の角
度に折り込むガイド52と,下方の三角フラップ18Bを所
定の角度に折り込むガイド58と,容器18の側面を案内す
るガイド板59とが設けられている。従って,容器18がス
テーションS9を通過する間に各三角フラップ内面及びそ
れを接合すべき容器外面が熱風で加熱され,樹脂が加熱
溶融して接合可能な状態となる。
示すように,容器18の上面及び三角フラップ18Cの内面
に熱風を吹き出し,その部分の表面の樹脂を加熱溶融す
る上部熱風ノズル54と,容器側面と三角フラップ18Bの
内面に熱風を吹き出し,その部分の表面の樹脂を加熱溶
融する下部熱風ノズル55(容器の片側のみ図示)とが設
けられ,各熱風ノズル54,55には配管56,57を介して熱風
発生装置(図示せず)が接続されている。また,容器の
走行路に沿っては,上方の三角フラップ18Cを所定の角
度に折り込むガイド52と,下方の三角フラップ18Bを所
定の角度に折り込むガイド58と,容器18の側面を案内す
るガイド板59とが設けられている。従って,容器18がス
テーションS9を通過する間に各三角フラップ内面及びそ
れを接合すべき容器外面が熱風で加熱され,樹脂が加熱
溶融して接合可能な状態となる。
ステーションS10には,第6図,第7図に示すよう,容
器18の走行位置の上方に上部耳シール装置60が,両側に
下部耳シール装置61が配置されている。上部耳シール装
置60はプレス部材62及びその駆動用エアシリンダ63を有
している。下部耳シール装置61は,耳押し部材65と,そ
の耳押し部材65を保持させた揺動レバー66と,この揺動
レバー66に連結された昇降部材67と、昇降部材67を昇降
させる駆動装置(図示せず)を備えている。ステーショ
ンS9に設けられているガイド52,58,ガイド板59はその下
流のステーションS10にまで延びており,容器18が移動
する際,容器18を所定位置に案内し,且つ各三角フラッ
プ18B,18Cを更に容器壁面に近付ける方向に折り曲げる
ように配置されている。かくして,ステーションS9で加
熱された容器18がキャリアでステーションS10に送られ
る間に,ガイド52,58によって三角フラップ18B,18Cが容
器上面及び側面に接触する程度にまで折り込まれ,次い
で,ステーションS10に停止している間に,第7図に示
すようにプレス部材62が降下して上部の三角フラップ18
Cを容器上面に押付けて接着し,同時に耳押し部材65が
下方の三角フラップ18Bを容器側面に押付けて接着す
る。これにより,容器18は第8E図に示すような状態とな
る。
器18の走行位置の上方に上部耳シール装置60が,両側に
下部耳シール装置61が配置されている。上部耳シール装
置60はプレス部材62及びその駆動用エアシリンダ63を有
している。下部耳シール装置61は,耳押し部材65と,そ
の耳押し部材65を保持させた揺動レバー66と,この揺動
レバー66に連結された昇降部材67と、昇降部材67を昇降
させる駆動装置(図示せず)を備えている。ステーショ
ンS9に設けられているガイド52,58,ガイド板59はその下
流のステーションS10にまで延びており,容器18が移動
する際,容器18を所定位置に案内し,且つ各三角フラッ
プ18B,18Cを更に容器壁面に近付ける方向に折り曲げる
ように配置されている。かくして,ステーションS9で加
熱された容器18がキャリアでステーションS10に送られ
る間に,ガイド52,58によって三角フラップ18B,18Cが容
器上面及び側面に接触する程度にまで折り込まれ,次い
で,ステーションS10に停止している間に,第7図に示
すようにプレス部材62が降下して上部の三角フラップ18
Cを容器上面に押付けて接着し,同時に耳押し部材65が
下方の三角フラップ18Bを容器側面に押付けて接着す
る。これにより,容器18は第8E図に示すような状態とな
る。
なお,上記実施例では本発明の容器の耳折り込み装置
を,紙を基材とする帯状シート材から,箱状容器を製造
し,液体を充填,密閉する液体包装装置に設けている
が,本発明はこの場合に限らず,予め第8B図に示す形状
の箱状容器を成形しておき,この箱状容器を供給してそ
れに充填,密閉を行う装置に適用しても良いことは言う
までもない。
を,紙を基材とする帯状シート材から,箱状容器を製造
し,液体を充填,密閉する液体包装装置に設けている
が,本発明はこの場合に限らず,予め第8B図に示す形状
の箱状容器を成形しておき,この箱状容器を供給してそ
れに充填,密閉を行う装置に適用しても良いことは言う
までもない。
以上に説明したように,本発明の容器の耳折り込み装置
は,U字状キャリアに保持された箱状容器の両側面の上下
端から横方向に突出する三角フラップを,一つの容器停
止位置で同時に上方に折り込むことができ,容器の充
填,密閉を行う装置全体の長さを短縮することができる
という効果を有するものである。
は,U字状キャリアに保持された箱状容器の両側面の上下
端から横方向に突出する三角フラップを,一つの容器停
止位置で同時に上方に折り込むことができ,容器の充
填,密閉を行う装置全体の長さを短縮することができる
という効果を有するものである。
第1図は第9図に示す液体包装装置に設けた,本発明の
一実施例による容器の耳折り込み装置をキャリアの走行
方向から見た側面図,第2図は第1図のII−II矢視図,
第3図は第9図の液体包装装置のステーションS7及びS8
の概略側面図,第4図は第3図のIV−IV矢視図,第5図
は上記液体包装装置のステーションS9をキャリアの走行
方向から見た断面図,第6図,第7図は上記液体包装装
置のステーションS10をキャリアの走行方向から見た断
面図であり,それぞれ異なる作動状態を示す,第8A図〜
第8E図は上記液体包装装置によって製造される容器の途
中の状態及び最終状態を示す斜視図,第9図は上記容器
の耳折り込み装置を備えた液体包装装置を示す概略斜視
図である。 18……箱状容器(袋状容器) 18B,18C……三角フラップ 25……U字状キャリア、30……耳折り込み装置 31……下部耳折り部材、32……上部耳折り部材 33……昇降部材、36……プレス部材 37……昇降台。
一実施例による容器の耳折り込み装置をキャリアの走行
方向から見た側面図,第2図は第1図のII−II矢視図,
第3図は第9図の液体包装装置のステーションS7及びS8
の概略側面図,第4図は第3図のIV−IV矢視図,第5図
は上記液体包装装置のステーションS9をキャリアの走行
方向から見た断面図,第6図,第7図は上記液体包装装
置のステーションS10をキャリアの走行方向から見た断
面図であり,それぞれ異なる作動状態を示す,第8A図〜
第8E図は上記液体包装装置によって製造される容器の途
中の状態及び最終状態を示す斜視図,第9図は上記容器
の耳折り込み装置を備えた液体包装装置を示す概略斜視
図である。 18……箱状容器(袋状容器) 18B,18C……三角フラップ 25……U字状キャリア、30……耳折り込み装置 31……下部耳折り部材、32……上部耳折り部材 33……昇降部材、36……プレス部材 37……昇降台。
Claims (1)
- 【請求項1】上端開口をシールし上端と下端に側面から
外方に延び出す三角フラップを有する容器を保持して所
定の走行路を間欠的に走行するU字状のキャリアの停止
位置の一つに設けられる容器の耳折り込み装置であっ
て,容器の側面下端から横方向に延びた三角フラップの
下面に係合してこれを押し上げる一対の下部耳折り部材
及び,容器の側面上端から横方向に延びた三角フラップ
の下面に係合してこれを押し上げる一対の上部耳折り部
材を備えた昇降部材と,該昇降部材を昇降させる駆動手
段と,前記容器の上面のほぼ全面を押圧可能なプレス部
材と,該プレス部材を容器上方で昇降させる昇降手段と
を設けたことを特徴とする容器の耳折り込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61221988A JPH0729642B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 容器の耳折り込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61221988A JPH0729642B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 容器の耳折り込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382904A JPS6382904A (ja) | 1988-04-13 |
JPH0729642B2 true JPH0729642B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=16775317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61221988A Expired - Fee Related JPH0729642B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 容器の耳折り込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729642B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2544596B2 (ja) * | 1984-09-29 | 1996-10-16 | 大日本印刷株式会社 | 箱状容器の製造装置 |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP61221988A patent/JPH0729642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6382904A (ja) | 1988-04-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |