JPH0729616U - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH0729616U JPH0729616U JP5892493U JP5892493U JPH0729616U JP H0729616 U JPH0729616 U JP H0729616U JP 5892493 U JP5892493 U JP 5892493U JP 5892493 U JP5892493 U JP 5892493U JP H0729616 U JPH0729616 U JP H0729616U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- time clock
- count value
- cpu
- real time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 並列バスを使うことなくリアル・タイム・ク
ロックの時刻とCPUの認識時刻のずれを補正する回路
を設けることにより、CPU本来の処理を大きく妨げる
ことなくCPUの認識時刻をリアル・タイム・クロック
の時刻に一致させることができる情報処理装置を実現す
る。 【構成】 電源投入時にCPUが外部のリアル・タイム
・クロックから現在時刻を読み込み、その後は装置内部
でCPUに対して定周期に割り込をかけることにより時
刻を更新する情報処理装置において、互いに関連して動
作する3つのカウンタを設け、これらのカウンタを用い
て、リアル・タイム・クロックが来る度に定周期割込手
段の割り込みタイミングをリアル・タイム・クロックに
同期させる。
ロックの時刻とCPUの認識時刻のずれを補正する回路
を設けることにより、CPU本来の処理を大きく妨げる
ことなくCPUの認識時刻をリアル・タイム・クロック
の時刻に一致させることができる情報処理装置を実現す
る。 【構成】 電源投入時にCPUが外部のリアル・タイム
・クロックから現在時刻を読み込み、その後は装置内部
でCPUに対して定周期に割り込をかけることにより時
刻を更新する情報処理装置において、互いに関連して動
作する3つのカウンタを設け、これらのカウンタを用い
て、リアル・タイム・クロックが来る度に定周期割込手
段の割り込みタイミングをリアル・タイム・クロックに
同期させる。
Description
【0001】
本考案は、電源投入時にリアル・タイム・クロックにより時刻合わせを行い、 その後はリアル・タイム・クロックと原振が異なる定周期割込により時刻を更新 していく情報処理装置に関するものである。更に詳しくは、更新した時刻がリア ル・タイム・クロックの時刻とずれないように工夫を施したものである。
【0002】
図4は従来における情報処理装置の構成例を示した図である。図4の破線で囲 んだ部分が情報処理装置である。 図4で、1は現在時刻を示すリアル・タイム・クロックを発生するリアル・タ イム・クロック発生手段である。2はCPUで、並列バス3を介して与えられた リアル・タイム・クロックから現在時刻を読み込む。4は定周期割込手段で、C PU2に対して定周期に割り込みをかけて装置内で時刻を更新する。 この情報処理装置では、電源が投入された時にCPU2がリアル・タイム・ク ロック発生手段1から現在時刻を読み込む。その後は定周期割込手段4がCPU 2に対して定周期に割り込みをかけて時刻を更新していく。すなわち、一度現在 時刻を読み込むと、その後はリアル・タイム・クロックとは関係なしに情報処理 装置内で時刻を更新していく。
【0003】 このような情報処理装置では、長時間にわたって装置が動作し続けるとリアル ・タイム・クロックの時刻とCPU2の認識時刻との間にずれが生じる。 これによって、次のような問題点が生じる。 CPUの認識時刻は、情報処理装置で作成したファイルに対してCPUがファ イル作成時刻を書き込む場合等に使う。ここで、例えば、ある情報処理装置では CPUの認識時刻がリアル・タイム・クロックの時刻に対して進んでいて、他の 情報処理装置ではCPUの認識時刻がリアル・タイム・クロックの時刻に対して 遅れているときは、ファイルを作成した順番が時間的に前後して表示されること がある。 これを解決するために、CPU2がリアル・タイム・クロック発生手段1から 随時現在時刻を読み込むようにすると、並列バス3のアクセス時間が長いため、 CPU2は時刻の読み込みに費やす時間が長くなり、CPU本来の処理が大きく 妨げられることになる。
【0004】
本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、並列バスを使 うことなくリアル・タイム・クロックの時刻とCPUの認識時刻のずれを補正す る回路を設けることにより、CPU本来の処理を大きく妨げることなくCPUの 認識時刻をリアル・タイム・クロックの時刻に一致させることができる情報処理 装置を実現することを目的とする。
【0005】
本考案は、 電源投入時にCPUが外部のリアル・タイム・クロックから現在時刻を読み込 み、その後は装置内部でCPUに対して定周期に割り込をかけることにより時刻 を更新し、更新した時刻を使って処理を実行する情報処理装置において、 リアル・タイム・クロックよりも高い周波数のパルスをカウントし、カウント 値が所定値になったら第1のパルスを発生するとともにカウント値をリセットし 、後述する第2のカウンタからカウント停止信号が与えられていて、カウント停 止信号がアクティブになったときにカウント動作を停止する第1のカウンタと、 前記第1のパルスをカウントし、カウント値がリアル・タイム・クロックの周 期に相当するカウント値よりも1だけ少ないカウント値になったら前記カウント 停止信号をアサートして前記第1のカウンタにカウント動作を停止させ、リアル ・タイム・クロックを受けたら自己のカウント値をリセットするとともにカウン ト停止信号をネゲートする第2のカウンタと、 リアル・タイム・クロックまたは第1のパルスによってカウント値を更新し、 カウント値が所定値になったら前記CPUに割り込みをかけて時刻を更新し、自 己のカウント値をリセットする第3のカウンタと、 を具備し、カウント停止信号がアサートされてからリアル・タイム・クロックが 到来するまでの間は前記第3のカウンタの動作を停止させることにより、第3の カウンタがCPUに割り込みをかけるタイミングをリアル・タイム・クロックの タイミングに同期させることを特徴とする情報処理装置である。
【0006】
このような本考案では、互いに関連して動作する3つのカウンタが設けられて いる。 第1のカウンタは、カウント動作に伴って第1のパルスを発生する。 第2のカウンタは第1のパルスを受けてカウントを行う。第2のカウンタがリ アル・タイム・クロックの周期に相当するカウント値の1つ前までカウントした ところで、第2のカウンタは第1のカウンタにカウント動作を停止させるととも に自己のカウント値を保持する。その後、リアル・タイム・クロックが来ると第 2のカウンタは第1のカウンタにカウント動作を再開させるとともに自身をリセ ットする。 第3のカウンタは、リアル・タイム・クロックまたは第1のパルスによってカ ウントを行い、カウント値が所定値になったらCPUに割り込みをかけて時刻を 更新する。第1のカウンタがカウント動作を停止してからリアル・タイム・クロ ックが到来するまでの間は第3のカウンタの動作を停止する。これによって、第 3のカウンタがCPUに割り込みをかけるタイミングをリアル・タイム・クロッ クのタイミングに同期させる。
【0007】
以下、図面を用いて本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例を示した構成図である。図1で図4と同一のものは同 一符号を付ける。図1の破線で囲んだ部分が情報処理装置である。 図1で、リアル・タイム・クロック発生手段1は、バッテリでバックアップさ れていて、情報処理装置の電源が遮断されても現在時刻の保持と更新を行う。リ アル・タイム・クロック発生手段1は、CPU2から読込み要求信号S1を受け ると現在時刻のデータを並列バス3へ出力する。また、一定周期でリアル・タイ ム・クロックCLKを出力する。 5はパルス・ジェネレータであり、リアル・タイム・クロックCLKよりも高 周波数のパルスP0をカウントし、カウント値が所定値になったらパルスP1を発 生するとともにカウント値をリセットする。パルスP0は情報処理装置の内部パ ルスである。また、パルス・ジェネレータ5は、カウント停止信号S2が与えら れていて、カウント停止信号S2がアクティブになったときにカウント動作を停 止する。 6はパルス・カウンタであり、カウント停止信号S2をパルス・ジェネレータ 5に与えている。パルス・カウンタ6は、パルスP1をカウントし、カウント値 がリアル・タイム・クロックCLKの周期に相当するカウント値よりも1だけ少 ないカウント値になったらカウント停止信号S2をアサートしてパルス・ジェネ レータ5にカウント動作を停止させる。その後、リアル・タイム・クロックを受 けたら自己のカウント値をリセットするとともにカウント停止信号S2をネゲー トする。 7は定周期割込手段であり、リアル・タイム・クロックCLKまたはパルスP 1 によってカウント値を更新し、カウント値が所定値になったらCPU2に割込 パルスP2を出力して時刻を更新し、自己のカウント値をリセットする。 パルス・ジェネレータ5と定周期割込手段7はカウンタとしての動作をする回 路である。請求範囲でいう第1のカウンタ、第2のカウンタ、第3のカウンタは 、それぞれパルス・ジェネレータ5、パルス・カウンタ6、定周期割込手段7で ある。また、第1のパルスはパルスP1である。
【0008】 このように構成した情報処理装置の動作を説明する。 図2は情報処理装置の動作手順を示したフローチャートである。 図2で、情報処理装置に電源が投入されると、CPU2はリアル・タイム・ク ロックから現在時刻を読み込む。その後、CPU2に定周期割込が有るかどうか について判断する。割り込みが有る場合は時刻を更新し、無い場合は再び定周期 割込の有無について判断する。
【0009】 図3は情報処理装置の各信号の一例を示したタイムチャートである。 図3は定周期割込が10mSの間隔で発生し、リアル・タイム・クロックが 62.5mSの間隔で発生する場合のタイムチャートである。 図3で、パルス・ジェネレータ5は周波数が1MHzのパルスP0を受けてカ ウントを行い、カウント値(計測時間)が500μSになったらパルスP1を発 生するとともにカウント値をリセットする。 パルス・カウンタ6はパルスP1を受けてカウントを行い、カウント値がリア ル・タイム・クロックCLKの発生間隔に相当するカウント値(62.5mS) よりも1だけ少ないカウント値(62mS)になったらカウント停止信号S2を アサートしてパルス・ジェネレータ5にカウント動作を停止させる。これによっ て、パルス・カウンタ6にパルスP1が来なくなり、パルス・カウンタ6のカウ ント値は62mSに保持される。その後、リアル・タイム・クロックCLKが来 ると、パルス・カウンタ6は自己のカウント値をリセットするとともにカウント 停止信号S2をネゲートする。これによって、パルス・ジェネレータ5とパルス ・カウンタ6はカウント動作を再開する。 定周期割込手段7はリアル・タイム・クロックCLKまたはパルスP1によっ てカウント値を更新し、カウント値が10mSになる毎にCPU2に割り込みパ ルスP2を出力して時刻を更新し、自己のカウント値をリセットする。パルス・ カウンタ6のカウント値が62mSになってパルス・ジェネレータ5がパルスP 1 を発生しなくなったときは、定周期割込手段7はリアル・タイム・クロックC LKが来るまでカウント値を保持する。 パルス・カウンタ6のカウント値が62mSになってからリアル・タイム・ク ロックCLKが来るまでの間、パルス・カウンタ6と定周期割込手段7がカウン ト値を保持することにより、割込パルスP2がリアル・タイム・クロックCLK と同期するように補正が行われる。図3のTに示す期間に補正が行われる。
【0010】
【考案の効果】 本考案によれば、パルス・ジェネレータ5とパルス・カウンタ6と定周期割込 手段7を設け、リアル・タイム・クロックが来る度に定周期割込手段の割り込み タイミングをリアル・タイム・クロックに同期させているため、情報処理装置が 長時間にわたって動作を継続してもリアル・タイム・クロックの時刻とCPUの 認識時刻がずれることがない。また、CPUは一度現在時刻を読み込んだ後は、 わざわざ並列バスへアクセスしなくても、CPUに定周期割込をかけるだけで時 刻が更新される。このため、CPUは時刻の読み込みに多くの時間を費やすこと なく本来の処理に専念できる。 以上のことから本考案によれば、CPU本来の処理を大きく妨げることなくC PUの認識時刻をリアル・タイム・クロックの時刻に一致させることができる。
【図1】本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の情報処理装置の動作手順を示したフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】図1の情報処理装置の各信号の一例を示したタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図4】従来における情報処理装置の構成例を示した図
である。
である。
1 リアル・タイム・クロック発生手段 2 CPU 5 パルス・ジェネレータ 6 パルス・カウンタ 7 定周期割込手段
Claims (1)
- 【請求項1】 電源投入時にCPUが外部のリアル・タ
イム・クロックから現在時刻を読み込み、その後は装置
内部でCPUに対して定周期に割り込をかけることによ
り時刻を更新し、更新した時刻を使って処理を実行する
情報処理装置において、 リアル・タイム・クロックよりも高い周波数のパルスを
カウントし、カウント値が所定値になったら第1のパル
スを発生するとともにカウント値をリセットし、後述す
る第2のカウンタからカウント停止信号が与えられてい
て、カウント停止信号がアクティブになったときにカウ
ント動作を停止する第1のカウンタと、 前記第1のパルスをカウントし、カウント値がリアル・
タイム・クロックの周期に相当するカウント値よりも1
だけ少ないカウント値になったら前記カウント停止信号
をアサートして前記第1のカウンタにカウント動作を停
止させ、リアル・タイム・クロックを受けたら自己のカ
ウント値をリセットするとともにカウント停止信号をネ
ゲートする第2のカウンタと、 リアル・タイム・クロックまたは第1のパルスによって
カウント値を更新し、カウント値が所定値になったら前
記CPUに割り込みをかけて時刻を更新し、自己のカウ
ント値をリセットする第3のカウンタと、 を具備し、カウント停止信号がアサートされてからリア
ル・タイム・クロックが到来するまでの間は前記第3の
カウンタの動作を停止させることにより、第3のカウン
タがCPUに割り込みをかけるタイミングをリアル・タ
イム・クロックのタイミングに同期させることを特徴と
する情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5892493U JPH0729616U (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5892493U JPH0729616U (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729616U true JPH0729616U (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=13098381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5892493U Pending JPH0729616U (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729616U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003156578A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Ricoh Co Ltd | 時刻情報調整システム |
JP2010060502A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Yokogawa Electric Corp | 計測レコーダ・システム |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP5892493U patent/JPH0729616U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003156578A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Ricoh Co Ltd | 時刻情報調整システム |
JP2010060502A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Yokogawa Electric Corp | 計測レコーダ・システム |
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