JPH07295814A - データ入力のアドレス管理方法 - Google Patents

データ入力のアドレス管理方法

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JPH07295814A
JPH07295814A JP9040294A JP9040294A JPH07295814A JP H07295814 A JPH07295814 A JP H07295814A JP 9040294 A JP9040294 A JP 9040294A JP 9040294 A JP9040294 A JP 9040294A JP H07295814 A JPH07295814 A JP H07295814A
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JP
Japan
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data
pointer
tag name
program
data input
Prior art date
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Pending
Application number
JP9040294A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Koyama
新一郎 小山
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP9040294A priority Critical patent/JPH07295814A/ja
Publication of JPH07295814A publication Critical patent/JPH07295814A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 呼び出し元プログラムがデータ領域から所要
のデータを取り出すとき、処理にかけるオーバーヘッド
を極力少なくしてデータ点数が多い場合にも処理の性能
が低下しないようにする。 【構成】 プログラムのフローに表われるタグ名による
データの取り出し処理が、該プログラムのフローにおい
て初回であるか、2回目以降かを識別する手段と、タグ
名に対応するデータが実際に格納されている記憶領域へ
のアクセスルートを示すポインタを保持するポインタテ
ーブルとを設け、初回のタグ名によるデータ取り出しの
際に獲得したポインタをタグ名に対応させてポインタテ
ーブルに納め、2回目以降のアクセスの際は、ポインタ
テーブルに保持したポインタを用いてデータをアクセス
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプロセス・システムの
端末装置機器から時々刻々入力される情報データを処理
してプロセス・システムの制御管理を行う計算機プログ
ラムにおけるデータ入力のアドレス管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】FA(ファクトリー・オートメーショ
ン)、PA(プロセス・オートメーション)にかかわる
計算機プログラムでは、計算機に接続された端末装置機
器が入力するデータを処理して得られるデータに名称
(タグ名)を付け、プログラムで取り扱うデータを抽象
化することにより、データを二次加工するとき、あるい
は画面表示する際、プログラム上でこれらの制御機器か
ら入力するデータが、あたかも計算機内部の変数である
かのごとく取り扱う方法がとられる。
【0003】タグ名によるデータの取出しは、タグ名と
実際のデータとを定義したデータ管理テーブルのリンク
をたどってデータ領域へのポインタを求めてデータを読
み込む方法が従来用いられている。図4に、データをタ
グ名によって処理するデータ処理プログラムを構成する
オンライン表示プログラムなどのデータの呼出しルーチ
ン(a)と、データ取出しルーチン(b)、及び端末装
置機器から入力されたデータを処理して得たデータをメ
モリのデータ領域に格納するプロセスデータ入力処理ル
ーチン(c)の基本的流れを示す。そして図5に、タグ
名を付したデータの取り出しにあたって、上記のデータ
処理プログラムの各ルーチンにおいて、参照される各ル
ーチンのメモリ域に設けられるテーブル間の関連を示
し、たとえば、タグ名「電圧1」を符した所定のデータ
を取り出して表示装置上に表示するプログラムを例に、
メモリのデータ格納領域から、表示プログラムで使用す
るタグ名「電圧1」のデータが抽出されるときの処理の
リンクを説明する。
【0004】図5において、プロセスデータ入力処理ル
ーチンのメモリ域に設けられた各タグ名を付されたデー
タ格納域の瞬時値レジスタP1,P2には、図4(c)
のプログラムフローに基づきプロセス端末装置機器から
入力されるデータによって書き替え更新され、この入力
データをもとに、該タグ名のデータに対応する処理ルー
チンが所定の期間における入力データの最大値、最小
値、平均値、正規化値などを演算処理して求め、メモリ
の対応するデータ格納域の値と置換している。
【0005】表示装置に「電圧1」として表示するデー
タを、あらかじめ電圧1の平均値と定めた場合に、呼び
出し元ルーチンとしての表示プログラムのタグ名格納領
域に格納されているタグ名「電圧1」によって、プロセ
スデータ入力処理ルーチンメモリ領域から「電圧1」の
平均値レジスタの値が取りだされて、呼び出しルーチン
メモリ領域のデータ格納領域に収容され、このデータを
用いて表示プログラムが表示装置上に「電圧1」の平均
値として表示する。
【0006】上記のデータ取り出しを行うため、データ
取り出し各ルーチンのメモリ領域には、タグ名管理テー
ブルとデータ管理テーブルとが設けられている。このタ
グ名管理テーブルでは、特定のデータに付けたタグ名が
「データ管理テーブル」内のどのデータ項目に対応する
のかを定義付けている。また、「データ管理テーブル」
では、電圧1の平均値がタグ名の“電圧1”に相当し、
これが倍精度整数型であること、さらにこのデータが実
際に格納されているメモリのアドレスがポインタとして
定義されている。
【0007】図6は、図5に示す機構におけるデータの
取り出しの手順を示すフローチャートである。この手順
により、タグ名を指定して管理テーブルのリンクをたど
ってデータを取り出すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】タグ名によるデータ管
理を用いることでプログラム上のデータの取扱は簡単に
なる反面、データの管理テーブルのリンクをたどる表示
処理に直接関係しない処理であるオーバーヘッドがあ
り、特にデータ点数が多い場合は性能が落ちるという欠
点がある。
【0009】本発明は、呼び出し元プログラムがデータ
領域から所要のデータを取り出すとき、処理にかけるオ
ーバーヘッドを極力少なくしてデータ点数が多い場合に
も処理の性能が低下しないようにする入力データのアド
レス管理方法の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため本
発明においては、タグ名によって指定されたデータを取
り出すプログラムにつぎの処理工程を設ける。 ・現在のデータの読み出しが初回か、2回目以降かを識
別する手段。 ・必要なデータの実際に格納されている領域へのポイン
タを保持する手段。
【0011】要求されたデータに対して管理テーブルに
設定されたリンクをたどってデータの取り出しを行う
際、初回のデータ入力で獲得したデータ領域へのポイン
タを保持するためのテーブルを作成し、2回目以降のア
クセスからは作成したテーブル内のポインタが指示する
メモリ内のデータ領域の値を読み込むようにする。
【0012】
【作用】上記の手段によれば、プログラムが最初にタグ
名によって当該のデータをメモリのデータ格納領域から
取り出すときに、データ管理テーブルのリンクをたどっ
て獲得したデータ格納領域へのアクセスポインタが、タ
グ名に対応してポインタテーブルに納められるので、次
のデータアクセスに際しては、ポインタテーブルに指示
されている内容によって直接タグ名に対応のデータをメ
モリから取り出してプログラムに入力することができ
る。
【0013】
【実施例】本発明にもとづくプログラムへのデータ取り
出し入力方法の一実施例において、タグ名で指定された
データを検索して取り出し、呼び出しルーチンのデータ
格納領域に格納する処理を遂行する各ルーチンに設けら
れる管理テーブルに保持されるポインタとアドレスの状
態を図1に示し、以下この図によって本発明の方法を説
明する。
【0014】本実施例のプログラムにおける呼び出しル
ーチンとしてのオンライン表示プログラムの基本フロー
は図4の(a)と同等であり、データを取り出す処理過
程であるデータ取り出しルーチンの基本フローも図4の
(b)と同等である。そして、プロセス端末から入力さ
れるデータを処理してデータ領域に格納するプロセスデ
ータ入力処理ルーチンの基本フローも図4の(c)に示
される従来技術におけると全く同等である。
【0015】上記のように、この実施例では、呼び出し
ルーチンとしての「オンライン表示プログラム」、「デ
ータ取り出しルーチン」および「プロセスデータ入力処
理ルーチン」の3つプログラムによってプロセスデータ
を読み取ってこれを表示するシステムが構成されてい
る。プロセスデータ入力処理ルーチンは、定周期で制御
・監視にかかわる瞬時値データを計算機内に取り込んで
最大値、最小値、平均値などに演算処理し、プロセスデ
ータ入力処理ルーチンメモリ領域の所定の領域にそれぞ
れのデータとして保持している。また、「オンライン表
示プログラム」は“電圧1”という名前で指定されたデ
ータを定周期で画面に表示するプログラムであり、“電
圧1”というタグ名には電圧1の平均値がシステムプロ
グラムの制作にあたって割り付けられているものとす
る。
【0016】まず、「オンライン表示プログラム」はタ
グ名として“電圧1”を、データ種別としては文字列型
を指定して「データ取り出しルーチン」を呼び出す。
「データ取り出しルーチン」のデータ検索ルーチンは、
図2のフローの処理を行うプログラムであり、最初のデ
ータ種別を判別する工程でデータ種別指定が文字列であ
ると判定したときには、今回の呼び出しが初回の呼び出
しであることを認識する。そして、“電圧1”という文
字列によってタグ名管理テーブルを検索し、タグ名“電
圧1”の管理番号の10と“電圧1”に対応するデータの
データ管理テーブルへのポインタLJKとを獲得する。
つぎに、獲得したポインタLJKを用いてデータ管理テ
ーブルを参照し、実際にデータが存在する領域へのアク
セスポインタとしてのアドレスX313233を獲得す
る。さらに、メモリにデータ入力関数の領域を確保し、
この入力関数の領域に開いたポインタテーブルに、タグ
名管理テーブルの管理番号10に対応させて“電圧1”の
値が存在するメモリのアドレスX313233をポインタ
として設定する。この、ポインタテーブルの設定が終了
したとき、タグ名格納領域の文字列“電圧1”を管理番
号の10に書換え、データ種別を文字列型からポインタ型
に変更する。最後に、獲得したポインタの指す領域から
データを読み出し「オンライン表示プログラム」に引き
渡す。
【0017】「オンライン表示プログラム」は、得られ
た“電圧1”の値を画面に表示するが、次に“電圧1”
の値を表示するときには、「データ取り出しルーチン」
のデータ検索ルーチンにおいて、タグ名格納領域に格納
の情報が上記のようにポインタ型に変更されているの
で、文字列からデータを検索するルートをたどることな
く、直接ポインタの指す領域からデータを読み出し「オ
ンライン表示プログラム」に引き渡す。
【0018】次に、データ取り出し工程をサブプログラ
ム化し、メインの呼び出しプログラムの処理の内では関
数として呼び出されるようにした本発明の方法の他の実
施例を図3に示し、以下にこの発明を説明する。図3の
呼び出し元プログラムは、処理フローの中でデータの取
り出し入力を必要とする工程において入力対象のデータ
のタグ名を引数として付してデータ入力関数を呼び出
す。
【0019】データ入力関数は、前記第1の発明におけ
るデータ取り出しルーチンの図2のフローに示されるデ
ータ検索プロセスの処理を行うサブプログラムであり、
引数として付されたタグ名のデータを取出してこれを転
送する処理を実行する。「データ入力関数」はデータの
種別がポインタ型であることから今回のデータ入力が2
回目以降であって、データ領域へのポインタは既に獲得
済であることを認識する。したがって、すでに獲得済の
管理番号の10をキーとしてポインタテーブルの10番目に
格納されているデータ領域へのポインタを参照して“電
圧1”に対応する値を読出して呼び出しプログラムに復
帰する。
【0020】3回目以降の動作は2回目の動作と同じで
あり、これは「オンライン表示プログラム」が終了する
まで繰り返される。以上のような動作によって「データ
入力関数」はタグ名によって指定されたデータの取り出
しを行う。
【0021】
【発明の効果】第一の発明によれば、タグ名格納領域に
格納の検索情報がタグ名による最初の検索の後に、直接
当該のデータにアクセス可能とするポインタ型に変更さ
れているので、文字列からデータを検索するルートをた
どることなく、直接ポインタの指す領域からデータを読
み出しているので、多数のデータを繰り返して使用する
場合、管理テーブルのリンクをたどるオーバヘッドを少
なくすることで高速なデータ読み出しが可能となるとい
う効果が得られる。
【0022】また、第二の発明によれば、データの取り
出しは「データ入力関数」を介して行っているため、呼
び出し元のプログラムからは「データ入力関数」内の処
理が隠蔽されので、呼び出し元のプログラムは今回のデ
ータの読み出しが初回であるか、2回目以降であるかを
意識する必要がなく、簡単なロジックによるデータ読み
出しのプログラミングが可能になるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例におけるデータ取り出しのリ
ンクを説明する図
【図2】この発明によってタグ名からデータを検索する
プログラムのフローを示す図
【図3】データ入力関数によってタグ名からデータを検
索するプログラムのフロー図
【図4】タグ名によるデータ管理プログラムの構成説明
【図5】従来のタグ名によるデータ管理方法の構造図
【図6】従来の方法の内部処理手順を説明する図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム中で繰り返して使用するデータ
    にタグ名を符して変数と同等に扱い、データ管理テーブ
    ルにあらかじめ設定されたリンクをたどって目的のデー
    タをデータ格納域から取り出して加工あるいは表示の処
    理を行うデータ処理装置プログラムにおけるデータ入力
    のアドレス管理方法であって、 プログラムのフローに表われる前記タグ名によるデータ
    の取り出し処理が、該プログラムのフローにおいて初回
    であるか、2回目以降かを識別する手段と、 前記タグ名に対応するデータが、実際に格納されている
    記憶領域へのアクセスルートを示すポインタを保持する
    ポインタテーブルと、を備え、 初回のタグ名によるデータ取り出しの際に獲得した前記
    ポインタをタグ名に対応させて前記ポインタテーブルに
    納め、2回目以降のアクセスの際は、前記ポインタテー
    ブルに保持したポインタを用いてデータをアクセスする
    ことを特徴とするデータ入力のアドレス管理方法。
  2. 【請求項2】アドレス管理機構を関数サブプログラムと
    して構成し、この関数内にデータ領域へのポインタを保
    持する機構および領域を設けることにより、呼び出し側
    のプログラムからこのアドレス管理機構を隠藪すること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ入力のアドレス管
    理方法。
JP9040294A 1994-04-28 1994-04-28 データ入力のアドレス管理方法 Pending JPH07295814A (ja)

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JP9040294A JPH07295814A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 データ入力のアドレス管理方法

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JPH07295814A true JPH07295814A (ja) 1995-11-10

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JP9040294A Pending JPH07295814A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 データ入力のアドレス管理方法

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JP (1) JPH07295814A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228322B1 (en) * 1999-11-17 2007-06-05 Fujitsu Limited Data management apparatus of switching system
JP2008210377A (ja) * 2007-01-29 2008-09-11 Rockwell Automation Technologies Inc 文字列タグに記録された名前を用いて制御装置のデータに間接アクセスする方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228322B1 (en) * 1999-11-17 2007-06-05 Fujitsu Limited Data management apparatus of switching system
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