JPH072957B2 - 油膜取り組成物 - Google Patents
油膜取り組成物Info
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- JPH072957B2 JPH072957B2 JP4724293A JP4724293A JPH072957B2 JP H072957 B2 JPH072957 B2 JP H072957B2 JP 4724293 A JP4724293 A JP 4724293A JP 4724293 A JP4724293 A JP 4724293A JP H072957 B2 JPH072957 B2 JP H072957B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/02—Inorganic compounds
- C11D7/20—Water-insoluble oxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/22—Organic compounds
- C11D7/26—Organic compounds containing oxygen
- C11D7/265—Carboxylic acids or salts thereof
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスの表面、特に自
動車のフロントガラスに付着した油膜を取り除くために
使用する組成物に関する。
動車のフロントガラスに付着した油膜を取り除くために
使用する組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フロントガラスに油膜が付着すると、雨
天時にワイパを作動したときに、微細な水滴のために白
く曇りを生じたり、夜間対向車のライトを浴びるとギラ
ギラして視界を失うことがある。また、ワイパにビビリ
を生じスムーズに作動しなくなる。したがつて、油膜取
りは、雨天の視界を確保し、安全走行を行う上で欠かす
ことのできないものである。
天時にワイパを作動したときに、微細な水滴のために白
く曇りを生じたり、夜間対向車のライトを浴びるとギラ
ギラして視界を失うことがある。また、ワイパにビビリ
を生じスムーズに作動しなくなる。したがつて、油膜取
りは、雨天の視界を確保し、安全走行を行う上で欠かす
ことのできないものである。
【0003】なお、油膜はカーワツクスに含まれる撥水
物(特にシリコンオイル系のもの)が雨で天井から流れ
たり、ボンネツトや前方車のワツクスが雨のしぶきで飛
んで来てフロントガラスに付着して生じる。一方、晴天
時でも前方車の排気ガスに含まれる油煙が付着して油膜
を生じる。
物(特にシリコンオイル系のもの)が雨で天井から流れ
たり、ボンネツトや前方車のワツクスが雨のしぶきで飛
んで来てフロントガラスに付着して生じる。一方、晴天
時でも前方車の排気ガスに含まれる油煙が付着して油膜
を生じる。
【0004】また、ワツクス洗車などは直接フロントガ
ラスに付着する。これらの油膜は、付着直後は除去しや
すいが、一旦乾燥して太陽熱で灼かれるとがんこな油膜
となり簡単には除去できなくなる。
ラスに付着する。これらの油膜は、付着直後は除去しや
すいが、一旦乾燥して太陽熱で灼かれるとがんこな油膜
となり簡単には除去できなくなる。
【0005】従来の油膜取りは大別して、研磨型、液体
型(ウオツシヤタンク投入型、スプレイ型)があるが、
がんこな油膜は、既存の界面活性剤や有機溶剤では全く
取れない。したがつて、液体型の油膜取りは初期の油膜
には効果があつても、がんこな油膜にはほとんど効果が
ない。その点、研磨型は、研磨材や界面活性剤を含有す
るスラリ状のもので、液体型のものに比べて性能は良く
なるが、それでも十分とは言えず大変な労力を要する。
型(ウオツシヤタンク投入型、スプレイ型)があるが、
がんこな油膜は、既存の界面活性剤や有機溶剤では全く
取れない。したがつて、液体型の油膜取りは初期の油膜
には効果があつても、がんこな油膜にはほとんど効果が
ない。その点、研磨型は、研磨材や界面活性剤を含有す
るスラリ状のもので、液体型のものに比べて性能は良く
なるが、それでも十分とは言えず大変な労力を要する。
【0006】一方、研磨型油膜取りは、保存中に研磨剤
が沈降分離して、使用前に必ずよく振る必要がある。し
たがつて、業務用の詰め替え品のように大容量のものを
客先で長期保存した後では振ることがむずかしく、実用
化されていないのが現状である。
が沈降分離して、使用前に必ずよく振る必要がある。し
たがつて、業務用の詰め替え品のように大容量のものを
客先で長期保存した後では振ることがむずかしく、実用
化されていないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく、従来の
研磨型油膜取りは性能が不十分であるために労力がかか
り、また、沈降分離しやすいことの2点が課題である。
本発明はこの2点の課題を解決しようとするものであ
る。
研磨型油膜取りは性能が不十分であるために労力がかか
り、また、沈降分離しやすいことの2点が課題である。
本発明はこの2点の課題を解決しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コロイダルシ
リカと水の混合液に、予め難水溶性無機物の粉体と架橋
型ポリアクリル酸ソーダを混合したものを添加して均一
に分散させた構成である。
リカと水の混合液に、予め難水溶性無機物の粉体と架橋
型ポリアクリル酸ソーダを混合したものを添加して均一
に分散させた構成である。
【0009】なお、コロイダルシリカは、40〜100
mμの平均粒子径を持つものがきわめて有効である。市
販されているコロイダルシリカは粒子径で4〜100m
μの範囲でいろいろなグレイドがあるが、日産化学KK
製のスノーテツクスではST−XL(40〜60m
μ)、ST−YL(50〜80mμ)、ST−ZL(7
0〜100mμ)が有効であり、触媒化成KK製ではキ
ヤタロイドSI−45P(35〜55mμ)とSI−8
0P(70〜90mμ)が有効である。
mμの平均粒子径を持つものがきわめて有効である。市
販されているコロイダルシリカは粒子径で4〜100m
μの範囲でいろいろなグレイドがあるが、日産化学KK
製のスノーテツクスではST−XL(40〜60m
μ)、ST−YL(50〜80mμ)、ST−ZL(7
0〜100mμ)が有効であり、触媒化成KK製ではキ
ヤタロイドSI−45P(35〜55mμ)とSI−8
0P(70〜90mμ)が有効である。
【0010】また、無機物は、ガラスを傷付けてはなら
ないので、ガラスのモース硬度(4〜7)より低いもの
でなければならず、平均粒子径については、細かい方が
ガラス面との接触頻度が高く、また沈降防止の点でも有
利であるので、10〜50μのものが良い。難水溶性で
ある理由は、Ca(OH)2 、CaSO4・2H2Oなど多価
の金属イオンを遊離するものはコロイダルシリカをゲル
化するので良くないからである。
ないので、ガラスのモース硬度(4〜7)より低いもの
でなければならず、平均粒子径については、細かい方が
ガラス面との接触頻度が高く、また沈降防止の点でも有
利であるので、10〜50μのものが良い。難水溶性で
ある理由は、Ca(OH)2 、CaSO4・2H2Oなど多価
の金属イオンを遊離するものはコロイダルシリカをゲル
化するので良くないからである。
【0011】例えば、三共精粉KKの炭カル1級(溶解
度1.5mg/水100g、モース硬度3、平均粒子径20
μ )が使用できる。
度1.5mg/水100g、モース硬度3、平均粒子径20
μ )が使用できる。
【0012】使用量の範囲は、SiO2/難水溶性無機物
(%/%)=5/40〜30/10が良い。この範囲以
下では流動性を失い、性能も劣り、この範囲以上では性
能も低下し、コストも高くなり実用的ではなくなる。最
も好ましいのは8/30〜12/20である。
(%/%)=5/40〜30/10が良い。この範囲以
下では流動性を失い、性能も劣り、この範囲以上では性
能も低下し、コストも高くなり実用的ではなくなる。最
も好ましいのは8/30〜12/20である。
【0013】上記の配合のみでは無機物が沈降分離する
ので、沈降防止剤として水溶性の増粘剤を検討したが、
単なる増粘だけでは長期の沈降防止はできず、かつ油膜
除去性能が低下することが判つた。そこで研究の結果、
架橋型ポリアクリル酸ソーダ(例えば日本純薬KK製の
レオジツク252L、レオジツク250H)が有効なこ
とが判つた。
ので、沈降防止剤として水溶性の増粘剤を検討したが、
単なる増粘だけでは長期の沈降防止はできず、かつ油膜
除去性能が低下することが判つた。そこで研究の結果、
架橋型ポリアクリル酸ソーダ(例えば日本純薬KK製の
レオジツク252L、レオジツク250H)が有効なこ
とが判つた。
【0014】これは、水溶性でチクソトロピツク性の強
い増粘剤で、油膜除去性能を損なうことなく沈降防止が
できる。使用量は全体の0.2〜1.0%で良く、この範
囲を超えると流動性が低下して取り扱いが困難となる。
また、この範囲以下では沈降防止効果が十分でない。
い増粘剤で、油膜除去性能を損なうことなく沈降防止が
できる。使用量は全体の0.2〜1.0%で良く、この範
囲を超えると流動性が低下して取り扱いが困難となる。
また、この範囲以下では沈降防止効果が十分でない。
【0015】架橋型ポリアクリル酸ソーダは、液性状を
チクソトロピツク性にするので、フロントガラスを研磨
するのにスポンジに液を乗せた時に、こぼれ落ちること
がなくて液の損失がほとんどない。
チクソトロピツク性にするので、フロントガラスを研磨
するのにスポンジに液を乗せた時に、こぼれ落ちること
がなくて液の損失がほとんどない。
【0016】
【作用】コロイダルシリカと難水溶性無機物は研磨剤と
なり、架橋型ポリアクリル酸ソーダは無機物の沈降を防
止する。
なり、架橋型ポリアクリル酸ソーダは無機物の沈降を防
止する。
【0017】
(実施例1) 各種コロイダルシリカの平均粒子径によ
る油膜除去性能の比較をする。
る油膜除去性能の比較をする。
【0018】評価法:撥水剤スーパーレイン・X(発売
元;KK錦之堂)を塗布したガラス板(6×10×0.
5cm)を、試料を乗せた発泡ポリエチレン製スポンジ
(5×8×3cm)で均一な力をかけながら20回擦る。
水道流水で洗つた後、全面の水濡れ状態を目視で評価す
る。
元;KK錦之堂)を塗布したガラス板(6×10×0.
5cm)を、試料を乗せた発泡ポリエチレン製スポンジ
(5×8×3cm)で均一な力をかけながら20回擦る。
水道流水で洗つた後、全面の水濡れ状態を目視で評価す
る。
【0019】試料の調整:コロイダルシリカ25gと水
49.2g の混合液に、予め難水溶性無機物として炭カ
ル1級(化学式CaCO3、三共精粉KK製、平均粒子2
0μ径)25g に、架橋型ポリアクリル酸ソーダとして
レオジツク252L(日本純薬KK製)0.8gを混合し
たものを添加しながら、撹拌して均一な分散のスラリを
つくる。
49.2g の混合液に、予め難水溶性無機物として炭カ
ル1級(化学式CaCO3、三共精粉KK製、平均粒子2
0μ径)25g に、架橋型ポリアクリル酸ソーダとして
レオジツク252L(日本純薬KK製)0.8gを混合し
たものを添加しながら、撹拌して均一な分散のスラリを
つくる。
【0020】
【表1】
【0021】表1の結果より次のことが言える。撥水剤
スーパーレイン・Xについて、市販油膜取り(液体型)
はいずれも全く取れない。市販油膜取り(研磨型)はい
ずれも少し取れる。また炭カル単品ではまつたく取れな
い。ST−YL、ST−ZL、SI−80Pは単品でも
かなり取れる。さらに炭カルと併用すると、平均粒子径
40〜100mμのコロイダルシリカの油膜除去性能が
著しく増大することが判る。
スーパーレイン・Xについて、市販油膜取り(液体型)
はいずれも全く取れない。市販油膜取り(研磨型)はい
ずれも少し取れる。また炭カル単品ではまつたく取れな
い。ST−YL、ST−ZL、SI−80Pは単品でも
かなり取れる。さらに炭カルと併用すると、平均粒子径
40〜100mμのコロイダルシリカの油膜除去性能が
著しく増大することが判る。
【0022】(実施例2) コロイダルシリカ(SI−
80P)と炭カル1級(三共精粉KK製、平均粒子径2
0μ )の混合比について、さらに各種無機物の適正に
ついて検討した。
80P)と炭カル1級(三共精粉KK製、平均粒子径2
0μ )の混合比について、さらに各種無機物の適正に
ついて検討した。
【0023】評価法:油膜除去性能については実施例1
と同様である。ゲル化の有無は目視判定による。キズ発
生の有無については研磨後のガラスを洗浄、乾燥後倍率
100の顕微鏡で観察した。
と同様である。ゲル化の有無は目視判定による。キズ発
生の有無については研磨後のガラスを洗浄、乾燥後倍率
100の顕微鏡で観察した。
【0024】試料の調整:基本的には実施例1と同様で
あるが、コロイダルシリカはSI−80Pを使用し、レ
オジツク252Lは0.8%添加した。
あるが、コロイダルシリカはSI−80Pを使用し、レ
オジツク252Lは0.8%添加した。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】表2の結果より、コロイダルシリカと無機
物の配合比率は、SiO2/CaCO3=5/40〜30/
10が好ましいことが判る。
物の配合比率は、SiO2/CaCO3=5/40〜30/
10が好ましいことが判る。
【0028】さらに、表3の結果より、平均粒子径10
〜50μ で、モース硬度4以下の難水溶性の無機物で
ある必要が判る。
〜50μ で、モース硬度4以下の難水溶性の無機物で
ある必要が判る。
【0029】溶解度の高く多価の金属イオンを遊離する
ものは、コロイダルシリカが−イオンに帯電しているの
で、3次元状に結合してゲル化するもの思われる。この
ようなものは油膜除去性能も発現しない。またモース硬
度6以上のものはガラス表面に細かい擦りキズが確認さ
れた。
ものは、コロイダルシリカが−イオンに帯電しているの
で、3次元状に結合してゲル化するもの思われる。この
ようなものは油膜除去性能も発現しない。またモース硬
度6以上のものはガラス表面に細かい擦りキズが確認さ
れた。
【0030】(実施例3) 各種増粘剤による沈降防止
効果を検討した。
効果を検討した。
【0031】評価法:遠心分離機で一定の加速度をかけ
る沈降促進を行い、沈降分離の始まる時間を測定し、そ
れを重力の加速度における時間に換算して安定性を推測
した。つまり、ストークスの沈降速度式から次の関係が
ニユートン流体において成り立つ。 G1×t1=G2×t2 (G;重力の加速度、t;時間)
る沈降促進を行い、沈降分離の始まる時間を測定し、そ
れを重力の加速度における時間に換算して安定性を推測
した。つまり、ストークスの沈降速度式から次の関係が
ニユートン流体において成り立つ。 G1×t1=G2×t2 (G;重力の加速度、t;時間)
【0032】試料の調整:SI−80P 25gと、水
50gの混合液に、予め炭カル1級25g に増粘剤を0.
2〜1.5g を混合したものを添加しながら撹拌して、
均一な分散スラリを作る。
50gの混合液に、予め炭カル1級25g に増粘剤を0.
2〜1.5g を混合したものを添加しながら撹拌して、
均一な分散スラリを作る。
【0033】
【表4】
【0034】表4の結果から次のことが明らかになつ
た。ヒドロオキシメチルセルロース系の増粘剤(hi−
メトロース)では、沈降物に硬い沈降物層が生じ満足な
沈降防止ができない。また、油膜除去性能を著しく阻害
する。
た。ヒドロオキシメチルセルロース系の増粘剤(hi−
メトロース)では、沈降物に硬い沈降物層が生じ満足な
沈降防止ができない。また、油膜除去性能を著しく阻害
する。
【0035】一方、架橋型ポリアクリル酸ソーダ(レオ
ジツク252L、レオジツク250H)は3次元構造を
持つた親水性ポリマのため、チクソトロピツク性による
沈降防止効果が十分認められる。また油膜除去性能を損
なうこともない。有効な添加量はレオジツク252Lの
場合0.2〜1.0%である。
ジツク252L、レオジツク250H)は3次元構造を
持つた親水性ポリマのため、チクソトロピツク性による
沈降防止効果が十分認められる。また油膜除去性能を損
なうこともない。有効な添加量はレオジツク252Lの
場合0.2〜1.0%である。
【0036】レオジツク252L 0.8%添加では、1
G換算時間が 5.8ケ月となるが、本液はチクソトロピ
ツク性の非ニユートン流体であるので、それ以上の保存
ができると考えられる。なぜなら、Gを大きくする程1
G換算時間が小さくなるので、大きいGでは、ゆるい3
次元結合が破壊されやすく、実際には1G換算時間はも
つと大きくなると考えられるからである。
G換算時間が 5.8ケ月となるが、本液はチクソトロピ
ツク性の非ニユートン流体であるので、それ以上の保存
ができると考えられる。なぜなら、Gを大きくする程1
G換算時間が小さくなるので、大きいGでは、ゆるい3
次元結合が破壊されやすく、実際には1G換算時間はも
つと大きくなると考えられるからである。
【0037】
【発明の効果】以上の結果より、油膜除去性能に優れ、
かつ沈降分離のない長期保存ができる、すなわち、大容
量の詰め替え品として保存のできる油膜取り組成物が得
られた。
かつ沈降分離のない長期保存ができる、すなわち、大容
量の詰め替え品として保存のできる油膜取り組成物が得
られた。
Claims (5)
- 【請求項1】 コロイダルシリカと水の混合液に、予め
難水溶性無機物の粉体と架橋型ポリアクリル酸ソーダを
混合したものを添加して均一に分散させたことを特徴と
する油膜取り組成物。 - 【請求項2】 平均粒子径40〜100mμのコロイダ
ルシリカを固形分SiO2 で全体の5〜30%含有する
ことを特徴とする請求項1に記載の油膜取り組成物。 - 【請求項3】 平均粒子径10〜50μ でモース硬度
4以下の難水溶性無機物の粉体を全体の10〜40%含
有することを特徴とする請求項1に記載の油膜取り組成
物。 - 【請求項4】 コロイダルシリカと難水溶性無機物の配
合比率が、SiO2/難水溶性無機物(%/%)=5/4
0〜30/10であることを特徴とする請求項1に記載
の油膜取り組成物。 - 【請求項5】 水溶性架橋型ポリアクリル酸ソーダを全
体の0.2〜1.0%含有することを特徴とする請求項1
に記載の油膜取り組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4724293A JPH072957B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 油膜取り組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4724293A JPH072957B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 油膜取り組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06240294A JPH06240294A (ja) | 1994-08-30 |
JPH072957B2 true JPH072957B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=12769764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4724293A Expired - Lifetime JPH072957B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 油膜取り組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072957B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100346812B1 (ko) * | 1999-08-28 | 2002-08-03 | 주식회사 엘지씨아이 | 정제형 세제 조성물 |
JP5269330B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2013-08-21 | 株式会社Adeka | 金型用洗浄剤組成物及び金型の洗浄方法 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP4724293A patent/JPH072957B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06240294A (ja) | 1994-08-30 |
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