JPH0729568U - 貼着用のラベル - Google Patents
貼着用のラベルInfo
- Publication number
- JPH0729568U JPH0729568U JP6452493U JP6452493U JPH0729568U JP H0729568 U JPH0729568 U JP H0729568U JP 6452493 U JP6452493 U JP 6452493U JP 6452493 U JP6452493 U JP 6452493U JP H0729568 U JPH0729568 U JP H0729568U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- layer
- adherend
- adhesive
- attached
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被着面の曲率が大きく、接着性の悪い被着物
であっても、粘着部が剥がれず、且つ、自動機械による
貼着が可能なラベル。 【構成】 ベースフィルムの表面に印刷部を有し、裏面
に粘着剤が塗布されて被着物の曲面に貼着されるラベル
に於いて、ラベルの所要箇所に貼着される曲面と略直角
方向に切り込みが形成され、粘着力に対する貼着の曲げ
方向の剛性を弱くして剥がれを防止可能とし、自動機械
による貼着の際の剥離フィルムに対する剥がし方向の剛
性を保持可能とする。
であっても、粘着部が剥がれず、且つ、自動機械による
貼着が可能なラベル。 【構成】 ベースフィルムの表面に印刷部を有し、裏面
に粘着剤が塗布されて被着物の曲面に貼着されるラベル
に於いて、ラベルの所要箇所に貼着される曲面と略直角
方向に切り込みが形成され、粘着力に対する貼着の曲げ
方向の剛性を弱くして剥がれを防止可能とし、自動機械
による貼着の際の剥離フィルムに対する剥がし方向の剛
性を保持可能とする。
Description
【0001】
本考案は、製品に表示等を目的として貼着されるラベルの改良に関する。
【0002】
従来、筆記具等のキャップ又は軸筒の曲面や曲面を有した製品の曲面に定価や 注意事項等の記載、飾り等を目的としてラベルが貼着される。ラベルはアルミニ ュウム等の金属フィルムや紙、塩ビ、ポリエステル等の樹脂フィルムをベースフ ィルムとしてその表面に印刷部が、裏面に粘着剤が塗布されて構成されている。 一般的に多く使用される貼着用のラベルは、図3に示すようにポリエステル等の ベースフィルム3の表面に印刷部が設けられ、裏面に顔料やアルミ蒸着等の着色 層4と粘着剤層5が形成されてラベル層1が構成され、更に剥離フィルム2が設 けらてラベル用のマスターロールとなる。ラベル7`は図4に示すように印刷領 域を含む枠取りで、少なくともラベル層1を貫通した状態で型抜きされ、ラベル 層の抜き残材8が剥離され、剥離フィルム2にラベル7`が配列された状態で巻 き取られる。ラベル7`は剥離フィルム2から剥がされて図2に示すように筆記 具11等の軸面に手で貼着されるが、自動組立て機の工程で図6のように剥離フ ィルム2を屈曲させた状態に巻き取り、ラベル7`の端部を浮き上がらせた状態 にして機械的に取り出して貼着する方法が取られる。ベースフィルムの材質によ り適宜厚さが選定されるが、例えばポリエステル製のベースフィルムの場合では 通常ラベル層1は厚さが10μから100μ程度であるが、25μ以下だと浮き 上がり状態が不完全となって自動機械による貼着に問題が生じる。又、ラベル層 1が厚い場合には曲率の大きい曲面に貼った時に粘着力がラベルの復元力にまけ て図2に示すようにラベルの端部が剥がれる問題がある。そこで、通常は被着物 の材質に適合した粘着材の選定、ラベル層の厚さ等が設定されるが、被着面の曲 率が大きく、接着性が悪い材質に設定せざるを得ない場合も多く、又、自動機械 による貼着を必要とする条件に適合しない問題がある。又、一時的に貼着されて も高温、多湿の経時状態で剥がれ易い問題が存在する。
【0003】
本考案は被着面の曲率が大きく、接着性の悪い被着物であっても、貼着部が剥 がれず、且つ自動機械による貼着も可能とすることを目的とする。
【0004】
上記の課題を解決する為に案出された本考案の貼着用のラベルは、表面に印刷 部を有し、裏面に粘着剤が塗布されて被着物の曲面に貼着されるラベルであって ラベルの所要箇所に貼着される曲面と略直角方向に切り込みが形成されて、粘着 力に抗するラベルの復元力を相殺して剥がれを防止する。
【0005】
以下実施例を図面に基づき説明する。本考案の貼着用のラベル7は図3に示す ようにポリエステル等のベースフィルム3の表面に印刷部6が設けられ、裏面に アルミ蒸着の着色層4と粘着剤層5が形成されてラベル層1が構成されている。 ラベル層1の厚みとしては通常25μから70μの範囲で設けられる。更に粘着 剤層5に剥離フィルム層2が設けられてマスターロールとなる。ラベル7は図4 に示すように印刷領域を含む枠取りで、少なくともラベル層1を貫通した状態で 型抜きされ、ラベル7を剥離フィルム層2に残した状態で抜き窓9を有したラベ ル層抜き残材8が剥離されて除去され、図5に示すように剥離フィルム層2にラ ベル7が配列される。尚、この段階までは従来と同じ工程である。
【0006】 ところで、ラベル7を型抜きする際に同時、又は次の工程でラベル7の所要箇 所に切り込み10が形成される。切り込み10は被着物の曲面に沿って貼着され るラベル7の曲げ方向の略直角となる方向に所要数設けられるが、外観や手間を 考慮した上で枠取りの両端部近傍に形成されるのが望ましい。又、切り込み10 は適宜深さに形成されるが、望ましくはラベル層1を略貫通する深さに形成され る。又、切り込み10はスリット状に窓を開けてもよい。
【0007】 又、ラベル7を自動機械で貼着する場合には、図6に示すように剥離フィルム 層2を屈曲させた状態で巻き取り、配列したラベル7の端部を順次浮き上がらせ て取り出し被着物に貼着する。その際、剥離フィルム層2はラベルの切り込み1 0と直角方向に剥がされるので切り込みのない従来のラベル7`と遜色のない剛 性を有しており問題無く浮き上がらせることが可能である。
【0008】 ところで、ラベルを両端部に向かって巾狭となる面削ぎ形状になすことが考え られるが、この場合、確かに両端が貼着の曲げ方向に対して剛性が弱くなるが同 時に粘着部の面積が小さくなるのでラベルの曲げに対する復元力に抗する粘着力 が得られず剥がれの解決にならない。
【0009】
以上のように、本考案の貼着用のラベルは図1に示すような筆記具11の軸等 に貼着され、切り込み10を形成したことで粘着力に対するラベルの復元力が弱 く設定でき剥がれが防止される。
【0010】
本考案の構成及び作用は以上の如くであり、被着面の曲率が大きく、接着性が 悪い材質の被着物であっても剥がれが防止される。又、自動機械による貼着が容 易となる効果が期待できる。
【図1】本考案の貼着用のラベルを貼着した筆記具の例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】従来の貼着用のラベルを貼着した筆記具の例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】ラベル基材の構成を示した断面図である。
【図4】剥離フィルム層上にラベルを形成する状態を示
した断面図である。
した断面図である。
【図5】剥離フィルム層からラベルを浮き上がらせる状
態を示した断面図である。
態を示した断面図である。
【図6】剥離フィルム層上に本考案のラベルが配設され
た状態を示す上面図である。
た状態を示す上面図である。
1 ラベル層 2 剥離フィルム層 3 ベースフィルム 4 着色層 5 粘着剤層 6 印刷部 7 ラベル 7` ラベル 8 ラベル層抜き残材 9 抜き窓 10 切り込み 11 筆記具
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースフィルムの表面に印刷部を有し、
裏面に粘着剤が塗布されて被着物の曲面に貼着されるラ
ベルに於いて、ラベルの所要箇所に貼着される曲面と略
直角方向に切り込みが形成されたことを特徴とする貼着
用のラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064524U JP2606842Y2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 貼着用のラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064524U JP2606842Y2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 貼着用のラベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729568U true JPH0729568U (ja) | 1995-06-02 |
JP2606842Y2 JP2606842Y2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=13260700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993064524U Expired - Lifetime JP2606842Y2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 貼着用のラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606842Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002128036A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-09 | Asahi Printing & Packaging Co Ltd | 多層ラベル |
CN106057068A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-10-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种标贴 |
JP2018050602A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | グローブライド株式会社 | 表面構造体 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP1993064524U patent/JP2606842Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002128036A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-09 | Asahi Printing & Packaging Co Ltd | 多層ラベル |
CN106057068A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-10-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种标贴 |
JP2018050602A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | グローブライド株式会社 | 表面構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606842Y2 (ja) | 2001-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001005 |
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