JPH07294828A - 保護カバー付き内視鏡 - Google Patents

保護カバー付き内視鏡

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JPH07294828A
JPH07294828A JP8987194A JP8987194A JPH07294828A JP H07294828 A JPH07294828 A JP H07294828A JP 8987194 A JP8987194 A JP 8987194A JP 8987194 A JP8987194 A JP 8987194A JP H07294828 A JPH07294828 A JP H07294828A
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JP
Japan
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window
endoscope
observation window
illumination
transparent cover
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Withdrawn
Application number
JP8987194A
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English (en)
Inventor
Ko Tanaka
耕 田中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明光学系からの照明光が、透明カバーの内
側表面及び内部で反射された反射光の観察光学系への入
射によって生ずるフレア,ゴースト現象を解消する。 【構成】 先端構成部5に照明窓8と観察窓11とが隣
接配置されている内視鏡挿入部4に対して、照明窓8と
観察窓11とに対面する該当部分を透明カバー3とした
汚染防止用の保護カバー1を着脱可能に被覆させて使用
する保護カバー付き内視鏡において、透明カバー3の照
明窓8と観察窓11とに対応した各該当部分の中間部1
2にあって、照明窓8と観察窓11との間を区分する遮
光手段,又は反射手段21を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用等に用いられる
保護カバー付き内視鏡に関し、特に、内視鏡挿入部が被
観察物に直接接触することのないようにして、該内視鏡
挿入部の汚染を効果的に防止可能にした保護カバー付き
内視鏡に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の内視鏡においては、
通常の場合、内視鏡挿入部への汚物等による汚染を防止
するために、該内視鏡挿入部が被観察物に直接接触する
ことのないようにする保護装置が用いられている。而し
て、前記内視鏡の保護装置は、内視鏡挿入部の外周部全
体を被覆する如くに保護チューブを被嵌させてなるもの
で、観察時には、このように内視鏡挿入部に対して保護
チューブを被嵌させた状態のままで使用することによっ
て、該内視鏡挿入部が被観察物に直接接触するのを避け
て汚染を防止し、更に、観察対象の被観察物が替わる度
毎に保護チューブを使い捨て交換して、今度は、前回に
一度使用されて汚染する場合もあり得る該保護チューブ
からの対象被観察物への再汚染,並びに該被観察物への
直接接触による内視鏡挿入部の汚染を夫々に防止するよ
うにしており、この構成では、使用に際して該内視鏡挿
入部を一々洗浄する必要がない。
【0003】次に、前記した一般的な保護カバー付き内
視鏡の全体構成の概要を図1に斜視図で示してあり、
又、該内視鏡における先端構成部の概要を図2に断面模
式図で示してある。
【0004】即ち、これらの図1及び図2に示す保護カ
バー付き内視鏡の構成において、保護チューブ1は、先
端面が透明カバー3にされた保護チューブ先端部2を有
し、該保護チューブ1によって、内視鏡の先端構成部5
を含む内視鏡挿入部4の外周部全体を被覆するようにし
ており、該先端構成部5内には、透明カバー3を接する
先端部の照明窓8側に対して、ライトガイド6によって
導光される照明光を被観察物に投光する照明光学系7が
配置され、且つ照明窓8に隣接する観察窓11側に対し
て、観察像を結像する結像光学系9と結像された観察像
を電気信号に変換する撮像光学系10とが配置されてい
る。
【0005】しかし、前記構成の保護チューブ1による
内視鏡挿入部4の保護手段では、先端構成部5の照明窓
8から出射される照明光が、保護チューブ先端部2にお
ける透明カバー3の内面及び内部で夫々反射されて反射
光となり、且つ該反射光が、先端構成部5の観察窓11
に入射されることで、所謂,フレアーやゴーストの原因
になって観察に支障をきたすものであった。
【0006】そこで、このような不利を避けるため、従
来の場合、例えば、特開平3−264036号公報で
は、図27(a),(b) 及び(c) に示されているように、内
視鏡先端構成部70の照明窓71と観察窓72との間に
位置する表面に対して、光を吸収,又は散乱する減光部
73a,73b,73cを設けると共に、該減光部73
a,73b,73cと内視鏡保護チューブ74の透明カ
バー75とを光学的に密着させ、該透明カバー75の内
部での反射光の一部を吸収,散乱,又は反射させて、観
察窓72に入射する反射光を減光し、フレアー,ゴース
トの発生を軽減させるようにしている。
【0007】又、特開平3−264037号公報では、
図28(a),(b) 及び(c) に示されているように、内視鏡
保護チューブ74の照明窓71と観察窓72との間に位
置する表面に、光を吸収,又は散乱する減光部73a,
73b,73cを設け、同様に、該透明カバー75の内
部での反射光の一部を吸収,散乱,又は反射させて、観
察窓72に入射する反射光を減光し、フレアー,ゴース
トの発生を軽減させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−264036号公報,及び特開平3−2640
37号公報に夫々開示された従来技術においては、保護
チューブ74,ひいては透明カバー75,又は先端構成
部70の表面に設けた夫々の減光部73a,73b,7
3cにより、反射光を減少させているために、透明カバ
ー75の内部を伝搬する反射光が、該表面に設けられて
いる個々の減光部73a,73b,73cに当らない限
り減光されることがない。仍って、これらの従来の各場
合には、照明窓71から出射され、透明カバー75内を
反射伝搬して観察窓72に入射する可能性のある反射光
のうちの一部のみを減光するだけで、全反射光を完全に
は遮光できず、結果的に、フレアーやゴーストの強度を
こそ低下させ得るとしても、その発生を確実に防止する
ことができないものであった。
【0009】又、特に、前記特開平3−264036号
公報に開示された従来技術では、先端構成部70の表面
減光部73a,73b,73cと保護チューブ74,ひ
いては透明カバー75とを光学的に密着させ、これによ
ってフレアーやゴーストを軽減させることを提案してお
り、該構成によれば、照明窓71からの照明光が保護チ
ューブ74の内側表面で反射されて観察窓72へ入射さ
れるのを防止できるのであるが、ここでも、次のような
不利を有している。
【0010】即ち、先端構成部70の表面には、照明窓
71と観察窓72との外表面もまた露出されていて、し
かも、該照明窓71や観察窓72の外表面については、
組立てや部品の誤差等によって、これらが先端構成部7
0の表面から突出するとか引っ込むことになるというの
が常であり、これが突出している場合、先端構成部70
と保護チューブ74の透明カバー75とが密着せず、両
者間に空間を生じてしまい、該空間の存在のために照明
窓71から出射される照明光の一部が、透明カバー75
の内面で反射され、該反射光が観察窓72に入射される
ことで、ここでもフレアーやゴーストが発生するという
好ましくない問題点があった。
【0011】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
保護チューブにおける透明カバーの内側表面及び内部で
反射された反射光が、観察光学系へ入射されて生ずるフ
レアーやゴーストを効果的に防止し、これによって観察
に支障を及ぼす惧れのない保護カバー付き内視鏡を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る保護カバー付き内視鏡は、先端構成部
の隣接配置された照明窓と観察窓とに対面する保護カバ
ーの各該当部分の中間部の内部,或は該照明窓と観察窓
との間に遮光手段,又は反射手段を設けたものである。
【0013】即ち、本発明の請求項1に記載の発明は、
先端構成部の先端面に照明窓と観察窓とが隣接配置され
ている内視鏡挿入部に対し、先端部が閉塞されると共
に、前記照明窓と観察窓とに対面する該当部分を透明カ
バーとした汚染防止用の保護カバーを着脱可能に被覆さ
せて使用する保護カバー付き内視鏡において、前記透明
カバーにおける前記照明窓と観察窓とに対応した各該当
部分の中間部の内部に、該照明窓と観察窓との間を区分
する遮光手段,又は反射手段を備えることを特徴とする
保護カバー付き内視鏡である。
【0014】又、本発明の請求項2に記載の発明は、前
記請求項1に記載の保護カバー付き内視鏡の構成におい
て、前記透明カバーが一体成形されていることを特徴と
するものである。
【0015】更に、本発明の請求項3に記載の発明は、
前記請求項1又は2に記載の保護カバー付き内視鏡の構
成において、前記遮光手段,又は反射手段が、前記照明
窓と観察窓との中間部に位置する該当箇所に、該照明窓
と観察窓とを結ぶ線を横切って形成される溝状構造であ
ることを特徴とするものである。
【0016】
【作用】従って、本発明の請求項1に記載の保護カバー
付き内視鏡では、照明窓から出射された照明光の一部
が、透明カバーの外表面で反射されて該透明カバーの内
部を伝搬する反射光となるが、照明窓と観察窓とに対応
した各該当部分の中間部の内部に備えられて該照明窓と
観察窓との間を区分する遮光手段,又は反射手段によっ
て、観察窓方向へ進む反射光を遮光するか、或は観察窓
方向とは反対方向へ再反射させることになり、この結
果、照明窓から出射された照明光の一部が、透明カバー
の内部を伝搬して観察窓内へ入射する惧れがない。
【0017】又、本発明の請求項2に記載の保護カバー
付き内視鏡では、透明カバーが一体成形されているため
に、外部から加えられる応力によって破損したりする惧
れがない。
【0018】更に、本発明の請求項3に記載の保護カバ
ー付き内視鏡では、照明窓と観察窓との中間部に位置す
る該当箇所に、該照明窓と観察窓とを結ぶ線を横切っ
て、遮光手段,又は反射手段としての溝状構造を形成し
たので、該溝状構造のために、透明カバーの内部を伝搬
して観察窓方向へ進む反射光が遮光されるか、或は観察
窓方向とは反対方向へ再反射されることになり、これに
よって観察窓内へ入射する惧れがない。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る保護カバー付き内視鏡,
特に、ここでは、保護カバーを被覆した先端構成部の第
1ないし第5の各実施例につき、図3ないし図26を参
照して詳細に述べる。
【0020】これらの図3ないし図26に示す第1ない
し第5の各実施例による保護カバー付き内視鏡において
も、前記図1及び図2に示す一般的な保護カバー付き内
視鏡と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0021】即ち、これらの図3ないし図24に示す保
護カバー付き内視鏡としての内視鏡挿入部4における先
端構成部5の内部にあっても、先端部の照明窓8側に対
しては、ライトガイド6によって導光される照明光を被
観察物に投光する照明光学系7を配置させ、且つ照明窓
8に隣接する観察窓11側に対しては、撮像された観察
像を結像する結像光学系9及び結像された観察像を電気
信号に変換する撮像光学系10を配置させて夫々に構成
したものであり、この先端構成部5の前面側に保護カバ
ー1の透明カバー3を当接,又は近接させた状態のまま
で使用する。
【0022】そして、これらの第1ないし第5の各実施
例においては、このように内視鏡挿入部4における先端
構成部5の前面側に保護カバー1の透明カバー3を接し
て用いるがための不都合,つまりは、照明窓8側から射
出される照明光が透明カバー3の内面及び内部で夫々に
反射されて、該反射光が観察窓11側への入射されるこ
とで、フレアーやゴーストを発生するという不都合を解
消するための遮光,又は反射の各手段を夫々次のように
構成するのである。
【0023】第1実施例.図3は、本発明の第1実施例
を適用した保護カバー付き内視鏡における先端構成部の
概要を示す断面模式図である。
【0024】この図3に示す本第1実施例構成において
は、前記透明カバー3の材質として透明な樹脂,又はガ
ラスの同一,又は均等なものを用い、該透明カバー3に
おける前記照明窓8及び観察窓11に対面した該当部分
を平行平面状に形成させると共に、該照明窓8と観察窓
11との中間部12に対面する該当部分に対し、これら
の照明窓8と観察窓11とを結ぶ線を横切るようにし
て、カバーの内表面3a側からカバーの内部に向けて断
面楔(クサビ)状をなす溝,つまり、この場合には、ク
サビ状溝21を形成したものであり、又、該クサビ状溝
21の溝面を鏡面仕上げしたものである。
【0025】従って、本第1実施例の構成にあっても、
前記照明窓8から出射される照明光は、透明カバー3を
透過して観察対象の被観察物を照明し、該照明された被
観察物からの反射光は、再度,透明カバー3を透過して
観察窓11に入射し、このようにして観察が行なわれ
る。
【0026】この場合にも、前記照明窓8から出射され
る照明光は、前記透明カバー3を透過する際に、その一
部が反射光となって該透明カバー3の外表面3bと内表
面3aとの間を反射伝搬するが、このとき、観察窓11
の方向へ反射伝搬する反射光は、前記透明カバー3の内
部に形成されているクサビ状溝21に直接,突き当るこ
とになる。
【0027】そして、前記クサビ状溝21の溝面が鏡面
仕上げされているために、突き当たった反射光は、これ
らの透明カバー3とクサビ状溝21内に滞溜する内部空
気との屈折率差によって全反射され、観察窓11の方向
とは反対方向へ再反射されることになるもので、該再反
射のために透明カバー3内を伝搬して観察窓11に入射
される反射光がなくなり、この結果、該観察窓11への
反射光の入射に起因するフレアやゴーストの発生を良好
且つ効果的に防止し得るのである。
【0028】又、前記図3においては、前記クサビ状溝
21の実質的な構成として、照明窓8側に傾斜面を形成
しているが、これは、観察視野方向や観察視野角によ
り、観察窓11側に傾斜面を形成してもよく、或は両側
を傾斜面にすることも可能なもので、傾斜方向,傾斜角
度を適切に設定するときは、視野のケラレ,照明のケラ
レが解消されて、より一層,良好な観察が可能になる。
【0029】図4ないし図6は、前記第1実施例の各別
による変形例を夫々模式的に示している。
【0030】即ち、図4に示す第1実施例の第1変形例
は、前記クサビ状溝21に代えて断面矩形状をなす矩形
溝22を形成したもので、該矩形溝22についても、内
面が鏡面仕上げされている。
【0031】従って、前記矩形溝22による場合にも、
前記クサビ状溝21の場合とほぼ同様な作用効果を得ら
れるが、一面においては、このように矩形溝22の断面
形状とする方が、その溝幅を小さくできることから、照
明窓8と観察窓11との間隔が狭いときに有効である。
【0032】一方、前記溝の断面形状は、その他にも、
断面半円形のアーチ状にもでき、該アーチ状溝にすると
きは、反射光の方向性をなくすことができて、反射光に
よる照明ムラを解消し得る。
【0033】そして、これらの各場合は、透明カバー3
と溝内空気との屈折率差により、溝内面を全反射面とし
て反射作用を得るようにしているが、該透明カバー3内
を反射伝搬する反射光によっては、全反射を生じない場
合もあり得るので、該溝内面に対し、あらためて反射コ
ーティングを施すとか、或は適当な反射部材を固着する
のも夫々に効果的である。
【0034】図5に示す第1実施例の第2変形例は、前
記クサビ状溝21,ここでは両側を傾斜面としたクサビ
状溝21内に黒色部材23を充填したものであり、該黒
色部材23には、光吸収性の樹脂,ゴム等を用いる。
【0035】この場合にあっても、前記クサビ状溝21
の場合とほぼ同様な作用効果を得られるが、前記黒色部
材23の充填により、一方では、傾斜面の鏡面仕上げで
反射光を再反射させ、且つ他方では、再反射しきれなか
った反射光を黒色部材23で吸収することができる。
【0036】図6に示す第1実施例の第3変形例は、前
記第1実施例の第1変形例による矩形溝22の全溝内面
を平滑鏡面以外の粗面からなる拡散面22aに形成する
と共に、該溝内に前例と同様に黒色部材23を充填した
ものである。
【0037】この場合にあっても、前記クサビ状溝21
の場合とほぼ同様な作用効果を得られるが、前記矩形溝
22における拡散面22aの形成と黒色部材23の充填
とにより、一方では、拡散面22aによって反射光を拡
散させ、且つ他方では、観察窓11側への拡散光を黒色
部材23で吸収して遮光することができる。
【0038】ここで、図7,及び図8と図9,及び図1
0とは、前記第1実施例,及びその第1ないし第3の各
変形例による各構成を夫々に表面透明カバー3側から見
た状態の各別の正面模式図であり、ここでは、前記内視
鏡先端構成部4に設けられる照明窓8と観察窓11との
中間部12に対面するところの,透明カバー3の内表面
3a側から内部に形成される反射手段,ないしは遮光手
段としての各溝状構造部を総合符号20により破線で示
している。
【0039】先ず、図7に示す1組2箇所の照明窓8と
これらに対応する1箇所の観察窓11とを配置した構
成,及び図8に示す1箇所づつの夫々に対応する照明窓
8と観察窓11とを配置した構成において、前記溝状構
造部20は、前記透明カバー3の外周端面部間を結び、
前記照明窓8と観察窓11とに対応する中間部を横切る
ように形成してある。
【0040】従って、本図7,図8に示す構成では、前
記透明カバー3の内部を伝搬する反射光の伝搬経路,つ
まり、前記照明窓8側から前記観察窓11側への伝搬経
路が存在し得なくなって、該観察窓11に対する反射光
の入射が効果的に完全防止されることになる。
【0041】次に、図9に示す1組2箇所の照明窓8と
これらに対応する1箇所の観察窓11とを配置した構
成,及び図10に示す1箇所づつの夫々に対応する照明
窓8と観察窓11とを配置した構成において、前記溝状
構造部20は、前記照明窓8と観察窓11との各両側外
周を結んだ接線24,24間の間隔に対応する範囲25
内,ないしはそれ以上の範囲内で、該照明窓8と観察窓
11との中間部を横切るように形成してある。
【0042】従って、本図9,図10に示す構成では、
前記観察窓11に対する反射光の直接的な入射防止作用
が果たされるほかに、前記透明カバー3において、溝状
構造部20の形成で肉厚が薄くなる部分が、前記溝状構
造部形成範囲25内に特定され、その他の部分の肉厚は
変わらないので、例えば、外部から応力が加えられたと
きの透明カバー3の折損等に対する強度を増加できる。
【0043】又、これらの図7,及び図8と図9,及び
図10との前記溝状構造部20の構成において、該溝状
構造部20の内部に対し、透明カバー3よりも屈折率の
低い透明な樹脂,或はガラス等を充填することにより、
同溝状構造部20による反射光の全反射作用を効果的に
働かせた上で、前記折損等に対する強度をより一層,増
加できる。
【0044】更に、この場合には、前記溝状構造部20
を形成した後にあっても、前記透明カバー3の外表面3
bを一連の連続面に維持できるので、密閉性に富むほか
に、保護チューブ先端部2の装着性,組立性が良好にな
る。
【0045】第2実施例.図11は、本発明の第2実施
例を適用した保護カバー付き内視鏡における先端構成部
の概要を示す断面模式図である。
【0046】この図11に示す本第2実施例構成におい
ても、前記透明カバー3の材質に透明な樹脂,又はガラ
スの同一,又は均等なものを用い、該透明カバー3にお
ける前記照明窓8及び観察窓11に対面した該当部分を
平行平面状に形成させると共に、該照明窓8と観察窓1
1との中間部12に対面する該当部分に対し、これらの
照明窓8と観察窓11とを結ぶ線を横切るようにして、
カバーの内表面3a側から外表面3b側に貫通するスリ
ット穴31を形成し、且つ該スリット穴31の穴内面を
鏡面仕上げした上で、同穴内部に本透明カバー3よりも
屈折率の低い透明な樹脂,又はガラス等による透明部材
32を充填したものである。
【0047】従って、本第2実施例の構成にあっても、
前記照明窓8から出射される照明光は、透明カバー3を
透過して観察対象の被観察物を照明し、該照明された被
観察物からの反射光は、再度,透明カバー3を透過して
観察窓11に入射し、このようにして観察が行なわれ
る。
【0048】この場合にも、前記照明窓8から出射され
る照明光は、前記透明カバー3を透過する際に、その一
部が反射光となって該透明カバー3の外表面3bと内表
面3aとの間を反射伝搬するが、このとき、観察窓11
の方向へ反射伝搬する反射光は、前記透明カバー3の内
部に形成されているスリット穴31に直接,突き当るこ
とになる。
【0049】そして、前記スリット穴31の穴内面が鏡
面仕上げされ、且つ穴内部に屈折率の低い透明部材32
が充填されているために、突き当たった反射光は、その
屈折率差によって全反射され、観察窓11の方向とは反
対方向へ再反射されることになるもので、該再反射のた
めに透明カバー3内を伝搬して観察窓11に入射される
反射光がなくなり、この結果、該観察窓11への反射光
の入射に起因するフレアやゴーストの発生を良好且つ効
果的に防止し得るのである。
【0050】又、前記図11においては、前記スリット
穴31の実質的な構成として、やや斜め方向に傾斜面を
形成しているが、この傾斜方向,傾斜角度は、観察視野
方向や観察視野角に対応して任意に設定できるもので、
該傾斜方向,傾斜角度を適切に設定するときは、視野の
ケラレ,照明のケラレを夫々に解消できて、より良好な
観察が可能になる。
【0051】図12及び図13は、前記第2実施例の各
別による変形例を夫々模式的に示している。
【0052】即ち、図12に示す第2実施例の第1変形
例は、前記穴内面が鏡面仕上げされたスリット穴31を
非傾斜状とした上で、穴内部に黒色部材33を充填した
ものであり、該黒色部材33には、光吸収性の樹脂,ゴ
ム等を用いる。
【0053】従って、前記スリット穴31の穴内部に黒
色部材33を充填した場合にも、前記とほぼ同様な作用
効果を得られるが、該黒色部材33の充填によって、一
方では、傾斜面の鏡面仕上げで反射光を再反射させ、且
つ他方では、再反射しきれなかった反射光を黒色部材3
3で吸収することができる。
【0054】そして、これらの各場合,つまり、第2実
施例と第2実施例の第1変形例の各場合は、透明カバー
3と透明部材32又は黒色部材33との屈折率差によ
り、溝内面を全反射面として反射作用を得るようにして
いるが、該透明カバー3内を反射伝搬する反射光によっ
ては、全反射を生じない場合もあり得るので、該穴内面
に対し、あらためて反射コーティングを施すとか、或は
適当な反射部材を固着するのも夫々に効果的である。
【0055】図13に示す第2実施例の第2変形例は、
前記第2実施例の第1変形例によるスリット穴31の全
穴内面を平滑鏡面以外の粗面からなる拡散面31aに形
成すると共に、該穴内部に前例と同様に黒色部材33を
充填したものである。
【0056】この場合にあっても、前記とほぼ同様な作
用効果を得られるが、前記スリット穴31における拡散
面31aの形成と黒色部材33の充填とにより、一方で
は、拡散面31aによって反射光を拡散させ、且つ他方
では、観察窓11側への拡散光を黒色部材33で吸収し
て遮光することができる。
【0057】ここで、図14,及び図15とは、前記第
2実施例,及びその第1,第2の各変形例による各構成
を夫々に表面透明カバー3側から見た状態の各別の正面
模式図であり、ここでは、前記内視鏡先端構成部4に設
けられる照明窓8と観察窓11との中間部12に対面す
るところの,透明カバー3の内表面3a側から外表面3
b側に貫通形成される反射手段,ないしは遮光手段とし
ての各スリット穴構造部を総合符号30により実線で示
している。
【0058】これらの図14に示す1組2箇所の照明窓
8と対応する1箇所の観察窓11とを配置した構成,及
び図15に示す1箇所づつの夫々に対応する照明窓8と
観察窓11とを配置した構成において、前記スリット穴
構造部30は、前記照明窓8と観察窓11との各両側外
周を結んだ接線34,34間の間隔に対応する範囲35
内,ないしはそれ以上の範囲内で、前記透明カバー3の
該照明窓8と観察窓11とに対応する中間部を横切るよ
うに形成してある。
【0059】従って、本図14,図15に示す構成で
は、前記照明窓8と観察窓11との間を確実に離隔でき
て、該観察窓11に対する反射光の直接的な入射防止作
用が果たされる。
【0060】又、保護チューブ先端部2の装着性,組立
性が良好になる。
【0061】第3実施例.図16は、本発明の第3実施
例を適用した保護カバー付き内視鏡における先端構成部
の概要を示す断面模式図である。
【0062】この図16に示す本第3実施例構成におい
ては、前記透明カバー3としての照明窓側用透明カバー
1 と観察窓側用透明カバー32 との材質に透明な樹
脂,又はガラスの同一,又は均等なものを用い、該各透
明カバー31,32 における照明窓8,観察窓11に対面
した該当各部分を平行平面状に形成させると共に、これ
らの照明窓側用透明カバー31 と観察窓側用透明カバー
2 とを夫々に該当する照明窓8と観察窓11とに対応
配置させた上で、その中間部12に対面する該当部分に
あって、該照明窓8と観察窓11とを結ぶ線を横切るよ
うに、これら両者の鏡面仕上げされた端面相互を接合し
たものであり、ここでは、前記照明窓側用透明カバー3
1 の屈折率よりも前記観察窓側用透明カバー32 の屈折
率を低く設定し、且つこれらの両者の相互間を透明な光
学接着剤41によって接合したものである。
【0063】従って、本第3実施例の構成にあっても、
前記照明窓8から出射される照明光は、照明窓側用透明
カバー31 を透過して観察対象の被観察物を照明し、該
照明された被観察物からの反射光は、観察窓側用透明カ
バー32 を透過して観察窓11に入射し、このようにし
て観察が行なわれる。
【0064】この場合、前記照明窓8から出射される照
明光は、前記照明窓側用透明カバー31 を透過する際
に、その一部が反射光となって該照明窓側用透明カバー
1 の外表面31 bと内表面31 aとの間を反射伝搬す
るが、このとき、観察窓11の方向へ反射伝搬する反射
光は、前記観察窓側用透明カバー32 との接合部分に直
接,突き当ることになる。
【0065】そして、前記照明窓側用と観察窓側用との
各透明カバー31,32 の屈折率が前記した各条件に設定
されており、且つ夫々の接合面が鏡面仕上げされた上で
光学接着剤41によって接合されているために、突き当
たった反射光は、その屈折率差によって透明カバー31
側へ全反射されることになり、該反射のために透明カバ
ー32 内を伝搬して観察窓11に入射される反射光がな
くなり、この結果、該観察窓11への反射光の入射に起
因するフレアやゴーストの発生を良好且つ効果的に防止
し得るのである。
【0066】又、前記図16においては、前記各透明カ
バー31,32 における接合面の実質的な構成として、や
や斜め方向に傾斜面を形成しているが、この傾斜方向,
傾斜角度は、観察視野方向や観察視野角に対応して任意
に設定できるもので、該傾斜方向,傾斜角度を適切に設
定するときは、視野のケラレ,照明のケラレを夫々に解
消できて、より良好な観察が可能になる。
【0067】更に、この場合、前記光学接着剤41の屈
折率について、これを前記照明窓側用透明カバー31
屈折率よりも低く、且つ前記観察窓側用透明カバー32
の屈折率よりも高く設定しておくことにより、前記全反
射の作用が一層,効果的に発揮される。
【0068】図17ないし図20は、前記第3実施例の
各別による変形例を夫々模式的に示している。
【0069】即ち、図17に示す第3実施例の第1変形
例は、前記照明窓側用と観察窓側用との各透明カバー3
1,32 に同一の材質を用い、且つこれらの両者の夫々に
鏡面仕上げされた各接合部の相互を、該各透明カバー3
1,32 の屈折率よりも低い屈折率の光学接着剤41aで
接合させたものであり、この結果、該接合部における屈
折率差によって前記全反射作用を良好且つ確実に得るこ
とができる。
【0070】図18に示す第3実施例の第2変形例は、
前記照明窓側用と観察窓側用との各透明カバー31,32
の夫々に鏡面仕上げされた各接合部の何れか一方に反射
コート42を施した上で、接合させたものであり、この
場合には、該反射コート42によって接合部での反射を
より一層,確実にすることができる。又、反射コート4
2に代えて薄い反射部材を介在させることも効果的であ
る。
【0071】図19に示す第3実施例の第3変形例は、
前記照明窓側用と観察窓側用との各透明カバー31,32
の夫々に鏡面仕上げされた各接合部の相互を黒色接着剤
43によって接合させたものであり、この場合には、該
接合部の鏡面によって反射光を反射させ、且つ反射しき
れなかった反射光を該黒色接着剤43で吸収して良好に
遮光することができる。又、黒色接着剤43に代えて薄
い黒色の光吸収部材,例えば、黒色処理された金属板,
又は黒色ゴム等を介在させることも効果的である。
【0072】図20に示す第3実施例の第4変形例は、
前記照明窓側用と観察窓側用との各透明カバー31,32
の夫々に鏡面仕上げされた各接合面を平滑鏡面以外の粗
面からなる拡散面441,442 に形成すると共に、該拡
散面441,442 の相互を黒色接着剤43によって接合
させたものであり、この場合にも、一方では、照明窓8
側の拡散面441 によって反射光を拡散させ、且つ他方
では、観察窓11側への拡散光を黒色接着剤43で吸収
して良好に遮光することができる。又、黒色接着剤43
に代えて薄い黒色の光吸収部材,例えば、黒色処理され
た金属板,又は黒色ゴム等を介在させることも効果的で
ある。
【0073】ここで、これらの第3実施例,及び第3実
施例の第1ないし第4変形例の各構成の場合には、反射
面,ないしは遮光面を形成するのに必要なスペースが少
なくて済むので、前記照明窓8と観察窓11との間隔が
狭い場合に有効である。
【0074】第4実施例.図21は、本発明の第4実施
例を適用した保護カバー付き内視鏡における先端構成部
の概要を示す断面模式図である。
【0075】この図21に示す本第4実施例構成におい
ては、前記透明カバー3の材質に透明な樹脂,又はガラ
スの同一,又は均等なものを用い、該透明カバー3にお
ける前記照明窓8,観察窓11に対面した該当各部分を
平行平面状に形成させると共に、該照明窓8と観察窓1
1との中間部12に対面する該当部分に対し、これらの
照明窓8と観察窓11とを結ぶ線を横切るようにして、
カバーの内表面3a側から外表面3b側に貫通するスリ
ット穴51を形成した上で、前記内表面3a側に所要突
出長さの凸部52aが突設されるようにして該スリット
穴51内を黒色部材52で充填させたものであり、ここ
では、前記充填形成される黒色部材52の凸部52aを
前記中間部12に突き当てることで密着させて使用す
る。
【0076】従って、本第4実施例の構成にあっても、
前記照明窓8から出射される照明光は、透明カバー3を
透過して観察対象の被観察物を照明し、該照明された被
観察物からの反射光は、再度,透明カバー3を透過して
観察窓11に入射し、このようにして観察が行なわれ
る。
【0077】この場合にも、前記照明窓8から出射され
る照明光は、前記透明カバー3を透過する際に、その一
部が反射光となって該透明カバー3の外表面3bと内表
面3aとの間を反射伝搬するが、このとき、観察窓11
の方向へ反射伝搬する反射光は、前記透明カバー3の内
部に形成されているスリット穴51に直接,突き当った
後に、該スリット穴51内に充填された黒色部材52に
よって吸収且つ遮光されることになり、一方、前記照明
窓8から出射される照明光の一部は、前記透明カバー3
の内表面,ここでは、照明窓8側の内表面3aにおいて
もまた反射されるが、該照明窓8側の内表面3aで反射
された反射光,ないしは回り込み光は、観察窓11に達
する以前に前記黒色部材52の凸部52aによって吸収
且つ遮光されることになるもので、該観察窓11への反
射光,ないしは回り込み光の入射に起因するフレアやゴ
ーストの発生を良好且つ効果的に防止し得るのである。
【0078】又、前記図21の構成においては、前記透
明カバー3を貫通するスリット穴51としているが、該
スリット穴51に代えて所要断面形状の溝とし、該溝に
対して同様な手段を施すことであってもよく、且つ黒色
部材52によって反射光の吸収遮光をなすばかりでな
く、反射部材を固着して反射面を形成させることも1つ
の有効な手段であり、更には、該黒色部材52,ないし
は反射部材として、ゴムやシリコン等による弾性体を使
用するときは、中間部12に対する密着作用が一層,緊
密化されて好ましい結果が得られる。
【0079】図22及び図23は、前記第4実施例の各
別による変形例を夫々模式的に示している。
【0080】即ち、図22に示す第4実施例の第1変形
例は、前記先端構成部5における前記中間部12の該当
部に対して、前記黒色部材52の凸部52aに対応する
黒色の弾性をもつ凸部53を突設させておき、該黒色凸
部53に前記夫々の各透明カバー31,32 の接合該当
部,ここでは、前記光学接着剤41で接合された該当部
を突き当て且つ密着して使用するものであり、この場合
は、前記の如くに各透明カバー31,32 側に凸部を形成
しにくい形態のとき、例えば、このように透明カバーが
接合タイプ等のときに有効であって、同様な作用,効果
が得られる。
【0081】図23に示す第4実施例の第2変形例は、
前記透明カバー3側からの黒色部材52の凸部52a
と、先端構成部5側からの黒色凸部53とを相互に当接
させるもので、この場合にあっても、同様な作用,効果
が得られる。
【0082】第5実施例.図24は、本発明の第5実施
例を適用した保護カバー付き内視鏡における先端構成部
の概要を示す断面模式図である。
【0083】この図24に示す本第5実施例構成におい
ては、前記透明カバー3の材質に透明な樹脂,又はガラ
スの同一,又は均等なものを用い、該透明カバー3にお
ける前記照明窓8,観察窓11に対面した該当各部分を
平行平面状に形成させると共に、該照明窓8と観察窓1
1との中間部12に対面する該当部分に対し、これらの
照明窓8と観察窓11とを結ぶ線を横切るようにして、
カバーの内表面3a側から内部に向かう凹溝61を形成
し、又、前記先端構成部5における中間部12の該当
部,ここでは、前記凹溝61に対向する該当部に対して
も同様な凹溝62を形成しておき、これらの各凹溝6
1,62の各内部にあって所要の遮光部材63を共通に
介在させたものである。
【0084】従って、本第5実施例の構成にあっても、
前記照明窓8から出射される照明光は、透明カバー3を
透過して観察対象の被観察物を照明し、該照明された被
観察物からの反射光は、再度,透明カバー3を透過して
観察窓11に入射し、このようにして観察が行なわれ
る。
【0085】この場合にも、前記照明窓8から出射され
る照明光は、前記透明カバー3を透過する際に、その一
部が反射光となって該透明カバー3の外表面3bと内表
面3aとの間を反射伝搬するが、このとき、観察窓11
の方向へ反射伝搬する反射光は、前記透明カバー3の内
部に形成された凹溝61に直接,突き当って反射される
ほか、該凹溝61内に共通して介在された遮光部材63
によって遮光されることになり、一方、前記照明窓8か
ら出射される照明光の一部は、前記透明カバー3での照
明窓8側の内表面3aにおいてもまた反射されるが、こ
の反射光,ないしは回り込み光は、観察窓11に達する
以前に、同様に該遮光部材63によって遮光されること
になるもので、ここでもまた、該観察窓11への反射
光,ないしは回り込み光の入射に起因するフレアやゴー
ストの発生を良好且つ効果的に防止し得るのである。
【0086】又、前記図24の構成においては、前記遮
光部材63として、黒色のゴムやシリコン等による弾性
体を使用するときは、中間部12での密着作用が一層,
緊密化されて好ましい結果が得られる。
【0087】図25及び図26は、前記第5実施例の各
別による変形例を夫々模式的に示している。
【0088】即ち、図25に示す第5実施例の第1変形
例は、前記透明カバー3において、前記先端構成部5の
照明窓8と観察窓11との中間部12に対面する該当部
分に対し、これらの照明窓8と観察窓11とを結ぶ線を
横切って、カバーの内表面3a側から内部に向かう凹溝
61を形成しておき、該凹溝61内には、その溝深さよ
りも幾分か長めにした遮光部材63aを介在させること
により、該遮光部材63aの突端部を前記先端構成部5
の中間部12に当接させて使用するもので、ここでも同
様な作用,効果が得られる。
【0089】図26に示す第5実施例の第2変形例は、
前記第5実施例の第1変形例の場合とは逆に、前記先端
構成部5における中間部12の該当部に対して凹溝62
を形成しておき、該凹溝62内には、その溝深さよりも
幾分か長めにした遮光部材63bを介在させることによ
り、該遮光部材63bの突端部を前記夫々の各透明カバ
ー31,32 の相互に接合された反射部,又は遮光部64
に当接させて使用するもので、ここでも同様な作用,効
果が得られる。
【0090】ここで、本発明の該当範囲は、以上の各実
施例,及び各変形例の説明からも明らかなように、前記
請求項1ないし3に記載した(1) ないし(3) の保護カバ
ー付き内視鏡の各構成に合わせて、以下の各構成にも及
ぶものである。
【0091】(4) 前記透明カバーが、照明窓用透明部
と観察窓用透明部とを接合して形成されていることを特
徴とする請求項1に記載の保護カバー付き内視鏡。
【0092】(5) 前記先端構成部における照明窓と観
察窓との中間部,又は/及び,前記透明カバーのにおけ
る前記照明窓と観察窓との中間部に対応した該当部に凸
部を有することを特徴とする請求項1,2,又は前項
(4) の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0093】(6) 前記先端構成部における照明窓と観
察窓との中間部,又は/及び,前記透明カバーのにおけ
る前記照明窓と観察窓との中間部に対応した該当部に凹
部を有することを特徴とする請求項1,2,又は前項
(4) の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0094】(7) 前記遮光手段,又は反射手段が、前
記照明窓と観察窓との中間部に位置する該当箇所に、該
照明窓と観察窓とを結ぶ線を横切って形成される溝状構
造であることを特徴とする請求項1,2,又は前項(4)
の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0095】(8) 前記遮光手段,又は反射手段が、前
記照明窓と観察窓との中間部に位置する該当箇所に形成
される貫通スリット穴であることを特徴とする請求項
1,2,前項(4),(5),又は(6) の何れかに記載の保護カ
バー付き内視鏡。
【0096】(9) 前記溝状構造の溝表面が鏡面に形成
されて反射作用を有することを特徴とする請求項3,前
項(6),又は(7) の何れかに記載の保護カバー付き内視
鏡。
【0097】(10) 前記溝状構造の溝表面が金属コート
されて反射作用を有することを特徴とする請求項3,前
項(6),又は(7) の何れかに記載の保護カバー付き内視
鏡。
【0098】(11) 前記溝状構造の鏡面にされた溝表
面,又は金属コートされた溝表面が空気に接触されてい
ることを特徴とする請求項3,前項(6),(7),(9),又は(1
0)の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0099】(12) 前記溝状構造の鏡面にされた溝表
面,又は金属コートされた溝表面,若しくは凹部表面
が、前記透明カバーの屈折率よりも低い屈折率の透明部
材によって各溝表面ではコート,凹部表面では充填され
ていることを特徴とする請求項3,前項(5) 〜(7),(9),
又は(10)の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0100】(13) 前記溝状構造の溝表面が黒色に塗工
処理されていることを特徴とする請求項3,前項(6),又
は(7) の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0101】(14) 前記溝状構造の溝表面が粗面にさ
れ、且つ該粗面が黒色に塗工処理されていることを特徴
とする請求項3,前項(6),又は(7) の何れかに記載の保
護カバー付き内視鏡。
【0102】(15) 前記溝状構造の凹部内に黒色の部材
が充填されていることを特徴とする前項(5),(6),(13),
又は(14)の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0103】(16) 前記溝状構造の断面形状が、楔状,
アーチ状,矩形状のうちから任意に選択された少なくと
も1つの形状に形成されていることを特徴とする請求項
3,前項(7),(9),(10)〜(14), 又は(15)の何れかに記載
の保護カバー付き内視鏡。
【0104】(17) 前記貫通スリット穴の少なくとも照
明窓側に近接する穴内面が鏡面に形成されて反射作用を
有することを特徴とする前項(8) に記載の保護カバー付
き内視鏡。
【0105】(18) 前記貫通スリット穴の少なくとも照
明窓側に近接する穴内面が金属コートされて反射作用を
有することを特徴とする前項(8) に記載の保護カバー付
き内視鏡。
【0106】(19) 前記貫通スリット穴の穴内部に前記
透明カバーの屈折率よりも低い屈折率の透明部材が充填
されていることを特徴とする前項(8),(17)又は(18)の何
れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0107】(20) 前記貫通スリット穴の少なくとも照
明窓側に近接する穴内面が粗面にされて、且つ該粗面が
黒色に塗工処理されていることを特徴とする前項(8) に
記載の保護カバー付き内視鏡。
【0108】(21) 前記貫通スリット穴の穴内部に黒色
の部材が充填されていることを特徴とする前項(8),(1
7),(18) 又は(20)の何れかに記載の保護カバー付き内視
鏡。
【0109】(22) 前記透明カバーの照明窓用透明部と
観察窓用透明部とを接合する面が反射作用を有する鏡面
であることを特徴とする前項(4),(5),又は(6) の何れか
に記載の保護カバー付き内視鏡。
【0110】(23) 前記透明カバーの照明窓用透明部と
観察窓用透明部とを接合する面に反射コートが施されて
いることを特徴とする前項(4) 〜(6),又は(22)の何れか
に記載の保護カバー付き内視鏡。
【0111】(24) 前記透明カバーの観察窓用透明部の
屈折率が照明窓用透明部の屈折率よりも低くされている
ことを特徴とする前項(4) 〜(6),(22),又は(23)の何れ
かに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0112】(25) 前記透明カバーの照明窓用透明部と
観察窓用透明部とを透明な光学接着剤によって接合する
ことを特徴とする前項(4) 〜(6),(22),(23),又は(24)の
何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0113】(26) 前記透明な光学接着剤の屈折率が前
記透明カバーの照明窓用透明部の屈折率よりも低くされ
ていることを特徴とする前項(25)に記載の保護カバー付
き内視鏡。
【0114】(27) 前記透明カバーの照明窓用透明部と
観察窓用透明部とを接合する面が遮光作用を有する粗面
に形成されていることを特徴とする前項(4),(5),又は
(6) の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0115】(28) 前記透明カバーの照明窓用透明部と
観察窓用透明部とを黒色の接着剤によって接合している
ことを特徴とする前項(4) 〜(6),(22), 又は(27)の何れ
かに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0116】(29) 前記透明カバーの照明窓用透明部と
観察窓用透明部とを黒色の部材を介在して接合させてい
ることを特徴とする前項(4) 〜(6),(22),(27),又は(28)
の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0117】(30) 前記遮光手段,又は反射手段のう
ち、少なくとも前記照明窓の透明カバーにかかる該当部
分の面が、該透明カバーの表面と垂直をなしていること
を特徴とする請求項1〜3,前項(4) 〜(28),又は(29)
の何れかに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0118】(31) 前記遮光手段,又は反射手段が、夫
々に面を形成する場合、該面が前記透明カバーの表面に
対して傾斜し、且つ照明窓用光学系の照明範囲外,及び
観察窓用光学系の観察範囲外で傾斜していることを特徴
とする請求項1〜3,前項(4)〜(28),又は(29)の何れ
かに記載の保護カバー付き内視鏡。
【0119】
【発明の効果】以上、各実施例によって詳述したよう
に、本発明によれば、先端構成部の先端面に照明窓と観
察窓とが隣接配置されている内視鏡挿入部に対して、先
端部が閉塞されると共に、照明窓と観察窓とに対面する
該当部分を透明カバーとした汚染防止用の保護カバーを
着脱可能に被覆させて使用する保護カバー付き内視鏡に
おいて、透明カバーの照明窓と観察窓とに対応した各該
当部分の中間部の内部に、照明窓と観察窓との間を区分
する遮光手段,又は反射手段を備えて構成し、照明窓か
ら出射された照明光の一部が透明カバーの外表面で反射
され、該反射光がカバー内部を伝搬しても、照明窓と観
察窓とに対応した各該当部分の中間部に設けられて照明
窓と観察窓との間を区分する遮光手段,又は反射手段に
より、観察窓方向への反射光を遮光,若しくは観察窓と
は反対方向へ再反射させ得るもので、これによって照明
窓から出射された照明光の一部が、透明カバーの内部を
反射伝搬することで観察窓内へ入射されるのを完全且つ
適切に阻止でき、結果的に、観察に際してのフレアやゴ
ースト現象の発生を効果的に防止し得るという優れた特
長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な保護カバー付き内視鏡の全体構成の概
要を示す斜視図である。
【図2】同内視鏡における先端構成部の概要を示す断面
模式図である。
【図3】本発明の第1実施例を適用した保護カバー付き
内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式図であ
る。
【図4】同第1実施例の第1変形例を適用した保護カバ
ー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式
図である。
【図5】同第1実施例の第2変形例を適用した保護カバ
ー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式
図である。
【図6】同第1実施例の第3変形例を適用した保護カバ
ー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式
図である。
【図7】同第1実施例,及びその第1ないし第3の各変
形例を夫々に適用した場合の保護カバー付き内視鏡にお
ける第1の構成を表面透明カバー側から見た状態の正面
模式図である。
【図8】同第1実施例,及びその第1ないし第3の各変
形例を夫々に適用した場合の保護カバー付き内視鏡にお
ける第2の構成を表面透明カバー側から見た状態の正面
模式図である。
【図9】同第1実施例,及びその第1ないし第3の各変
形例を夫々に適用した場合の保護カバー付き内視鏡にお
ける第3の構成を表面透明カバー側から見た状態の正面
模式図である。
【図10】同第1実施例,及びその第1ないし第3の各
変形例を夫々に適用した場合の保護カバー付き内視鏡に
おける第4の構成を表面透明カバー側から見た状態の正
面模式図である。
【図11】本発明の第2実施例を適用した保護カバー付
き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式図で
ある。
【図12】同第2実施例の第1変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図13】同第2実施例の第2変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図14】同第2実施例,及びその第1,第2の各変形
例を夫々に適用した場合の保護カバー付き内視鏡におけ
る第1の構成を表面透明カバー側から見た状態の正面模
式図である。
【図15】同第2実施例,及びその第1,第2の各変形
例を夫々に適用した場合の保護カバー付き内視鏡におけ
る第2の構成を表面透明カバー側から見た状態の正面模
式図である。
【図16】本発明の第3実施例を適用した保護カバー付
き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式図で
ある。
【図17】同第3実施例の第1変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図18】同第3実施例の第2変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図19】同第3実施例の第3変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図20】同第3実施例の第4変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図21】本発明の第4実施例を適用した保護カバー付
き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式図で
ある。
【図22】同第4実施例の第1変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図23】同第4実施例の第2変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図24】本発明の第5実施例を適用した保護カバー付
き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模式図で
ある。
【図25】同第5実施例の第1変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図26】同第5実施例の第2変形例を適用した保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図27】(a),(b),(c) は、従来の第1例による保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【図28】(a),(b),(c) は、従来の第2例による保護カ
バー付き内視鏡における先端構成部の概要を示す断面模
式図である。
【符号の説明】
1 保護チューブ 2 保護チューブ先端部 3 透明カバー 31 照明窓側用透明カバー 32 観察窓側用透明カバー 3a 透明カバーの内表面 3b 透明カバーの外表面 31 a 照明窓側用透明カバーの内表面 31 b 照明窓側用透明カバーの外表面 4 内視鏡挿入部 5 先端構成部 6 ライトガイド 7 照明光学系 8 照明窓 9 結像光学系 10 撮像光学系 11 観察窓 12 照明窓と観察窓との中間部 20 溝状構造部(反射手段,遮光手段) 21 クサビ状溝 22 矩形溝 22a 拡散面 23 黒色部材 24 照明窓と観察窓との各両側外周を結んだ接線 25 溝状構造部の形成範囲 30 スリット穴構造部 31 スリット穴 31a 拡散面 32 透明部材 33 黒色部材 34 照明窓と観察窓との各両側外周を結んだ接線 35 溝状構造部の形成範囲 41,41a 光学接着剤 42 反射コート 43 黒色接着剤 441,442 拡散面 51 スリット穴 52 黒色部材 52a 黒色部材の凸部 53 黒色凸部 61 透明カバー側凹溝 62 先端構成部側凹溝 63,63a,63b 遮光部材 64 反射部,又は遮光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端構成部の先端面に照明窓と観察窓と
    が隣接配置されている内視鏡挿入部に対して、先端部が
    閉塞されると共に、前記照明窓と観察窓とに対面する該
    当部分を透明カバーとした汚染防止用の保護カバーを着
    脱可能に被覆させて使用する保護カバー付き内視鏡にお
    いて、 前記透明カバーにおける前記照明窓と観察窓とに対応し
    た各該当部分の中間部の内部に、該照明窓と観察窓との
    間を区分する遮光手段,又は反射手段を備えることを特
    徴とする保護カバー付き内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記透明カバーが一体成形されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の保護カバー付き内視
    鏡。
  3. 【請求項3】 前記遮光手段,又は反射手段が、前記照
    明窓と観察窓との中間部に位置する該当箇所に、該照明
    窓と観察窓とを結ぶ線を横切って形成される溝状構造で
    あることを特徴とする請求項1,又は2の何れかに記載
    の保護カバー付き内視鏡。
JP8987194A 1994-04-27 1994-04-27 保護カバー付き内視鏡 Withdrawn JPH07294828A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5840014A (en) * 1997-01-14 1998-11-24 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Endoscope
JP2006010997A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Nec Corp カメラ付き携帯電話器
JP2010522025A (ja) * 2007-03-22 2010-07-01 マッケ カーディオバスキュラー エルエルシー 反射で照らし出されるアーチファクトを減少させるための方法および装置
US11099374B2 (en) 2017-06-29 2021-08-24 Olympus Corporation Endoscope

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