JPH07294366A - 袋状物品の漏れテスト装置及びその使用方法 - Google Patents

袋状物品の漏れテスト装置及びその使用方法

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JPH07294366A
JPH07294366A JP8467894A JP8467894A JPH07294366A JP H07294366 A JPH07294366 A JP H07294366A JP 8467894 A JP8467894 A JP 8467894A JP 8467894 A JP8467894 A JP 8467894A JP H07294366 A JPH07294366 A JP H07294366A
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bag
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glove
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Takashi Imai
隆 今井
Michiaki Matono
道明 的野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手袋等の袋状物品の漏れないし耐水性を検査
する場合において、袋状物品の破裂等が生ずるのを防止
する。 【構成】 手袋56の手口開口部に栓部材24を挿入し
たものを筒状の容器10の上端開口部にセットし、この
栓部材にてシールする。コンプレッサからの圧力空気を
給気ホース14を介して容器下端の口部16より容器1
0内に導入して手袋に外圧を作用させる。手袋の内側の
残存空気を栓部材の空気通路26、排気ホース34を介
して液体容器36の液体38に導入し、所定後において
も気泡が出続けるか否かを目視により観察することによ
り手袋の耐水性を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手袋又は手袋の挿入体、
靴下又は靴挿入体等で、特に防水性が要求される袋状物
品の耐水性ないし漏れをテストするするための装置及び
その使用方法に関する。例えば、手袋は耐水性材料でつ
くられるか、又は手袋の内部素材として配置される耐水
材料製の手袋挿入体と組み合わせてつくられることによ
り耐水性とされる。耐水性手袋は屋外でのスポーツや活
動、又は冷たくてかつ濡れた状態での屋外での作業にお
いて、手を乾いて、暖かくかつ快適に保つため広く使用
されてきた。過激な気候や使用の非常に過酷な状態にお
いて真の耐水性品質が強く要求されている。
【0002】
【従来の技術】手袋又は手袋挿入体が真に完全な耐水性
であることを保証するため、製造業者は通常漏れテスト
を行なっている。従来のこのような漏れテストでは、通
常手袋を水のような液体中に浸していた。しかし、この
テスト法では、手袋が完全に耐水性であるとわかった場
合でも、梱包および船積み前に乾燥されなければならな
いため漏れた手袋を放置することとなり、1まとめにし
て処理したとしても、時間がかかりかつ経済的でない。
【0003】漏れテストに関するいくつかの問題点を克
服するため、例えばアイザックス(Isaacs)の米
国特許第2,543,911号において開示されている
ものでは、粉をつけて外科用ゴム手袋のピンホールの漏
れテストをする装置のように、乾燥テスト法が試みられ
てきた。粉を保持しかつ外科用手袋を所定位置に保持す
るための中空弾性本体は、テストされるべき手袋中に粉
を吹き込むため圧縮され、同時に圧力によって手袋を広
げ、ピンホールの空気漏れを視覚的に観察できるように
している。ローデ(Rohde)の米国特許第4,30
6,448号には、容器を弾力のある栓で閉じ、容器内
の気体の圧力を上昇させ、圧力計によってその容器の漏
れによる圧力減少を測定する方法が示されている。
【0004】これらの方法は、圧力のもとで、孔が容易
に見つけられるに十分大きくなり、かつその製品が漏れ
が見つかったとき捨てられるに十分安い場合、弾力のあ
る栓によって便利に閉じられる剛性の容器、又はうすい
ゴム手袋のような非常に柔軟な材料に十分に役立つ。し
かし、これらは、市場における多種類の手袋への適用を
限定してきた。
【0005】特開昭64−33205号公報に開示され
ている漏れテスト方法及び装置によると、テストされる
べき耐水性手袋又は挿入体等の袋状物品を円筒管内に置
き、袋状物品の開口端を円筒管の傾斜端部と固体栓との
間で密封し、袋状物品を完全に満たすように気体を入れ
る。そして、袋状物品がふくらむときチューブから出る
空気を液体中に導くと、気泡が出る。やがて、この気泡
が止まりかつ止まった状態を維持するとき、袋状物品は
漏れがない、すなわち耐水性である。もし気泡が出続け
るなら、袋状物品に漏れが存在する、と確認される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開昭64−3
3205号公報に開示されている漏れテスト方法及び装
置によると、袋状物品の材質、形状、強度によって、或
いはこれらに導入する気体の圧力によって、袋状物品に
かかる内圧の為、袋状物品が塑性変形を生じたり、場合
によっては破裂するようなおそれがある。
【0007】そこで本発明は、特開昭64−33205
号公報に開示されている袋状物品の漏れテスト方法及び
装置を改良し、内圧による袋状物品の塑性変形ないし破
裂等の不都合をなくし、迅速かつ簡便に耐水性をテスト
することのできる装置及びその使用方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、袋状
物品の開口端を残して該袋状物品を挿入する為の開口部
および気体を流入させる為の口部を有する容器と、該容
器の開口部を開閉する部材であって、該開口部を閉鎖し
たときに該容器に挿入された袋状物品を該開口部の周縁
にわたって気密状態にシールする栓部材と、該栓部材を
貫通し、気体を排出する為の通路と、前記容器の口部よ
り容器内へ気体を供給する手段と、前記栓部材の通路か
ら出る気体の流れを検出する手段と、を具備することを
特徴とする袋状物品の漏れテスト装置が提供される。
【0009】請求項2によれば、上記請求項1に記載の
装置を用いて袋状物品の漏れをテストする方法であっ
て、袋状物品の開口端を残して該袋状物品を前記容器に
挿入する工程と、前記栓部材により前記容器の開口部の
周縁にわたって該袋状物品を気密状態にシールする工程
と、気体供給手段により前記容器の口部を介して前記容
器に気体を導入し、容器内を加圧する工程と、加圧の完
了に続いて、前記栓部材の通路から出る気体の流れを検
出する工程と、を含んでなる袋状物品の漏れをテストす
る方法が提供される。
【0010】請求項3によれば、袋状物品の開口端を残
して該袋状物品を挿入する為の開口部および気体を流入
もしくは排出させる為の口部を有する容器と、該容器の
開口部を開閉する部材であって、該開口部を閉鎖したと
きに該容器に挿入された袋状物品を該開口部の周縁にわ
たって気密状態にシールする栓部材と、該栓部材を貫通
し、気体を流入もしくは排出する為の通路と、気体供給
手段と、一方の側が該気体供給手段と接続可能であり、
他方の側が前記容器の口部および前記栓部材の通路のい
ずれとも接続可能な第1の気体送給管と、気体の流れを
検出する手段と、一方の側が前記栓部材の通路および前
記容器の口部のいずれとも接続可能であり、他方の側が
前記気体流検出手段に連結される第2の気体送給管と、
を具備することを特徴とする袋状物品の漏れテスト装置
が提案される。
【0011】
【作用】請求項1又は請求項2によれば、容器内を加圧
することにより袋状物品に対しては外圧が作用し、袋状
物品の内部の空気が気体流検出手段、例えば液体容器内
に導入され、気泡が発生する。やがてこの気泡が止まり
かつ止まった状態を維持する場合は袋状物品の漏れはな
いものと判定し、気泡が出続けるならば袋状物品には漏
れがあるものと判定する。
【0012】請求項3によれば、袋状物品の種類、即ち
材質、形状あるいは強度によって、袋状物品に内圧をか
けて測定する場合と外圧をかけて測定する場合のいずれ
かを選択することができる。即ち、袋状物品に内圧をか
けても塑性変形を起こしたり、破裂するおそれがない場
合は、栓部材の通路を通して袋状物品の内側に空気を入
れて圧力をかけ、容器の口部から空気を逃がして気体流
検出手段、例えば液体内へ導く。一方、内圧をかけるこ
とが望ましくない袋状物品については、容器の口部から
容器内へ空気を入れて袋状物品の内側の空気を栓部材の
通路を通して液体内に導く。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1において、本発明の1実施
例に係る袋状物品の漏れテスト装置を概略的に示してい
る。本発明のテスト装置は、透明プラスチック又は金属
その他の材料で構成された円筒状の容器10を備える。
この容器10は上部12が開放され、底部に給気ホース
14を接続するための口部16を有する以外は密閉され
ている。容器10は給気ホース14の取回しのためのス
ペース18を有するテーブル20に載せられ、更にこの
テーブル20は台22に載っている。
【0014】容器10に挿入可能な外径を有する栓部材
24は硬質プラスチック等の材料で構成され、図3に詳
細に示すように、内部に2つ空気通路、即ち上下に貫通
した空気通路26と、一端が上端部に開口し他端が側部
に開口した空気通路28を有する。栓部材24の外径は
上下両端24a,24bにて大きく、中央部24cにて
小さくなっており、この中央部24cを覆って円筒形の
ゴムチューブ30が上下両端24a,24bに気密に取
付けられ、ゴムチューブ30の内側に環状の空気室32
を規定する。前述の空気通路28の他端はこの空気室3
2に連通している。
【0015】栓部材24の空気通路26の上端には排気
ホース34の一端が接続され、この排気ホース34の他
端は、透明のプラスチック又はガラス製の液体容器36
内に導入されている。液体容器36内には、排気ホース
34を介して液体中に空気を供給したときに発生する気
泡を観察できるに十分な程度の量の液体、例えば水38
が入れられている。なお、液体38が排出ホース34を
逆流した場合に備えることを必要とする場合は、排気ホ
ース34を長めにしておくのが望ましい。これにより、
ホース内の体積により逆流分を相殺することができる。
【0016】一方、栓部材24の空気通路28の上端に
は給気ホース40の一端が接続され、この給気ホース4
0の他端は、気体供給手段であるコンプレッサ42の第
1の給気口(図示せず)に接続されている。容器10の
口部16から延びる給気ホース14はコンプレッサ42
の第2の給気口(図示せず)に接続されている。コンプ
レッサ42の操作ボックス44において、圧力計46は
給気ホース14及び口部16を介して容器10内に供給
する空気圧を検出するものであり、バルブ48は容器1
0へ供給する、検査用の空気圧を調節するバルブであ
る。一方、圧力計50は給気ホース40及び通路28を
介して栓部材24の空気室32(図3)に供給する空気
圧を検出するものであり、バルブ52は栓部材24へ供
給する空気圧を調節するバルブである。54は検査作業
開始用のスイッチである。
【0017】図1に示す実施例では、コンプレッサ42
は円筒状容器10に隣接して台22上に設置されている
ものであるが、容器10(漏れテスト装置)とは別の、
一般に使用されている作業場に設置されているような汎
用コンプレッサを使用してもよい。この場合には、2つ
の給気ホース14,40を接続できる2つの接続口があ
るもので、それぞれ独立して空気圧を調整できるもので
あるのが望ましい。
【0018】次に袋状の被検査物品であるゴム手袋56
に耐水性ないし漏れを検査する方法について図1及び図
2を参照して説明する。まず、手袋56の手口部分に栓
部材24を完全に挿入する。次に、手袋56及び栓部材
24を円筒状の容器10に上端より挿入し、手袋56の
手口部分が容器10の上端より約1cm程度出るようにす
る。
【0019】この状態で、コンプレッサ42の検査スイ
ッチ54をONとする。これにより、操作ボックス44
に内蔵されたコンプレッサ42が作動し、供給ホース4
0及び栓部材24の空気通路28を介して空気室32に
空気が送られる。これにより栓部材24のゴムチューブ
30が膨張し手袋56の手口部分が円筒状容器10の上
端開口部の周縁にわたって気密にシールされる。そして
後述のように容器10内に圧力が作用しても栓部材24
の周縁部は気密に維持され、空気が漏れることはない。
空気室32に送る空気圧力は圧力計50を見ながら圧力
調節バルブ52によってあらかじめ調整しておく。この
圧力は被検査物品である手袋56の形状、材質等により
異なり、シールされ易い性質のものとシールされにくい
性質のものとがあるが、一般には0.6〜1.0Kg/cm
2 の範囲で適宜選定する。空気室32内が一定圧力にな
ると感知バルブ(図示せず)が作動し、空気の供給を停
止するか又は空気室32内を所定の圧力に保つようにわ
ずかに空気を供給する。
【0020】続いて、供給ホース14を介して口部16
から円筒状の容器10内に空気を送り、容器10内部の
空気圧を上昇させる。これにより図2に示すように手袋
56には外圧が作用して栓部材24の側に収縮し、手袋
56の内部の空気が栓部材24の空気通路26及び排出
ホース34を介して液体容器36内の液体38に入り、
気泡が発生する。容器10内部の空気圧、即ち検査圧力
は圧力計46を見ながら圧力調整バルブ48によってあ
らかじめ調整しておく。この検査圧力は0.15〜0.
25Kg/cm2 の範囲で適宜選定する。容器10内部の圧
力が所定圧に到達すると、前記と同様に感知バルブ(図
示せず)が作動し、空気の供給を停止するか又は容器1
0内を所定の圧力に保つように僅かに空気を供給する。
【0021】手袋56の内部の空気が栓部材24の空気
通路26及び排出ホース34を介して液体容器36内に
入ると気泡が生ずるが、容器10内部が所定圧力になっ
て暫くすると(約5〜10秒後)、手袋56にピンホー
ルや漏れがない場合は、もはや液体容器36へは空気が
導入されなくなるので、気泡が観測されることはなくな
る。したがって、このような場合は、手袋に漏れはな
く、耐水性に満足されているものと判定することができ
る。
【0022】しかしながら、手袋56にピンホールや漏
れがある場合は、容器10内の空気がそのピンホールか
ら栓部材24の空気通路26及び排出ホース34を介し
て液体容器36の液体38内に空気の導入が引続き行わ
れ、気泡が観測され続ける。そこで、このような場合
は、手袋56に漏れがあり、耐水性に問題のある手袋で
あると判定できる。なお、排出ホース34を液体容器3
6にそう入する場合、ホース34の先端が液面が一定の
深さに、例えば2cmになるようにして行うのがよい。こ
の深さによってホース内への水圧が変わり気泡の出方が
変わるからである。
【0023】以上のようにして手袋の漏れを検査した後
は、検査スイッチをOFFとしてテストを終了する。図
4は本発明の別の実施例に係る袋状物品の漏れテスト装
置を概略的に示したものである。図1に示したテスト装
置と異なる点は、コンプレッサ42から検査圧力を供給
する給気ホース14を容器10の底部の口部16から外
し、また栓部材24の空気通路26の上端に接続されて
いる排気ホース34を外し、それぞれ逆に、即ち、給気
ホース14を栓部材24の空気通路26の上端に、排気
ホース34を容器10の底部の口部16にそれぞれ接続
したものである。
【0024】図4に示す実施例を用いて、袋状の被検査
物品であるゴム手袋56の耐水性ないし漏れを検査する
場合は、次のように行う。まず、前述と同様、手袋56
の手口部分に栓部材24を完全に挿入し、手袋56及び
栓部材24を円筒状の容器10に上端より挿入し、手袋
56の手口部分が容器10の上端より約1cm程度出るよ
うにする。この状態で、コンプレッサ42の検査スイッ
チ54をONとし、栓部材24のゴムチューブ30を膨
張させて手袋56の手口部分を円筒状容器10の上端開
口部の周縁にわたって気密にシールする。
【0025】ついで、給気ホース14を介して栓部材2
4の空気通路26から手袋56内へ空気を送り、手袋5
6内部の空気圧を上昇させる。これにより手袋56は内
圧が作用して若干膨張する。容器10内部の空気は底部
の口部16から排出ホース34を介して液体容器36内
の液体38に入り、気泡が発生する。手袋56内の供給
する空気の圧力は、あまり大きいと手袋56の材質や形
状等によっては破裂等を起こす恐れがあるので、前述の
実施例の場合の検査圧力0.15〜0.25Kg/cm2
りも若干低い程度に適宜選定する。手袋56内部の圧力
が所定圧に到達すると、空気の供給を停止する。検査開
始後しばらくすると、前述の実施例と同様に、手袋56
にピンホールや漏れがない場合は、液体容器36へは空
気が導入されなくなるので、気泡が観測されることはな
くなる。したがって、このような場合は、手袋に漏れは
なく、耐水性に満足されているものと判定することがで
きる。
【0026】一方、手袋56にピンホールや漏れがある
場合は、手袋56内の空気がそのピンホールから容器1
0内に流入し、口部16から排出ホース34を介して液
体容器36の液体38内に導入され、気泡が観測され続
ける。そこで、このような場合は、手袋56に漏れがあ
り、耐水性に問題のある手袋であると判定できる。以
上、本発明の添付図面を参照して実施例について詳細に
説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるもので
はなく、本発明の精神ないし範囲内において種々の形
態、変形、修正等が可能であることに留意すべきであ
る。
【0027】例えば、上述の実施例では、栓部材24は
ゴムチューブ30を使用して空気圧により被検査物品で
ある手袋56をシールするものであったが、栓部材その
ものを硬質ゴム等で作成し円筒状容器10の上端周縁に
手袋を気密にシールできるようにしてもよい。この場合
も空気通路26は栓部材に設ける必要があり、その上端
をコンプレッサ(空気供給接続口は1つでよい)に接続
する。また、気体の流れを検出する手段として、液体容
器36に代えて流量計(図示せず)を用いてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したような、請求項1項又は
2項に記載の発明によると、袋状の被検査物品である手
袋等には外圧のみが作用するので、圧力の影響で破裂や
塑性変形等の不都合を生ずることなく、流量計又は液体
中に発生する気泡を目視により観察するだけで簡便且つ
迅速にテストを行うことができる。
【0029】請求項3項記載の発明によると、被検査物
品の種類、即ち形状、材質等により、単に給気ホース1
4と排出ホース34とを繋ぎ変えるだけの簡単な方法
で、袋状の被検査物品に内圧をかけて検査するか、又は
外圧をかけて検査するかを任意に選ぶことができるテス
ト装置の適用性を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋状物品の漏れテスト装置の1実施例
を示す概略図である。
【図2】図1の装置を使用して手袋の漏れテストを行っ
ている状態を示す図である。
【図3】本発明のテスト装置で使用する栓部材の1実施
例を示す断面図である。
【図4】本発明の袋状物品の漏れテスト装置の他の実施
例を示す概略図である。
【符号の説明】
10…円筒状容器 12…開口部 14…給気ホース 16…口部 24…栓部材 26,28…空気通路 30…ゴムチューブ 34…排気ホース 36…液体容器 38…液体 40…給気ホース 42…コンプレッサ 56…被検査物品(手袋)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状物品を挿入する為の開口部(12)
    および気体を流入させる為の口部(16)を有する容器
    (10)と、該容器の開口部を開閉する部材(24)で
    あって、該開口部を閉鎖したときに該容器に挿入された
    袋状物品を該開口部の周縁にわたって気密状態にシール
    する栓部材と、該栓部材を貫通し、気体を排出する為の
    通路(26)と、前記容器の口部より容器内へ気体を供
    給する手段(14,42)と、前記栓部材の通路から出
    る気体の流れを検出する手段(36,38)と、を具備
    することを特徴とする袋状物品の漏れテスト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置を用いて袋状物品
    の漏れをテストする方法であって、袋状物品の開口端を
    残して該袋状物品を前記容器に挿入する工程と、前記栓
    部材により前記容器の開口部の周縁にわたって該袋状物
    品を気密状態にシールする工程と、気体供給手段により
    前記容器の口部を介して前記容器に気体を導入し、容器
    内を加圧する工程と、加圧の完了に続いて、前記栓部材
    の通路から出る気体の流れを検出する工程と、を含んで
    なる袋状物品の漏れをテストする方法。
  3. 【請求項3】 袋状物品の開口端を残して該袋状物品を
    挿入する為の開口部(12)および気体を流入もしくは
    排出させる為の口部(16)を有する容器(10)と、
    該容器の開口部を開閉する部材(24)であって、該開
    口部を閉鎖したときに該容器に挿入された袋状物品を該
    開口部の周縁にわたって気密状態にシールする栓部材
    と、該栓部材を貫通し、気体を流入もしくは排出する為
    の通路(26)と、気体供給手段(42)と、一方の側
    が該気体供給手段と接続可能であり、他方の側が前記容
    器の口部および前記栓部材の通路のいずれとも接続可能
    な第1の気体送給管(14)と、気体の流れを検出する
    手段(36,38)と、一方の側が前記栓部材の通路お
    よび前記容器の口部のいずれとも接続可能であり、他方
    の側が前記気体流検出手段に連結される第2の気体送給
    管(34)と、を具備することを特徴とすることを特徴
    とする袋状物品の漏れテスト装置。
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