JPH07294275A - 車両用外部情報表示装置 - Google Patents

車両用外部情報表示装置

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JPH07294275A
JPH07294275A JP9222394A JP9222394A JPH07294275A JP H07294275 A JPH07294275 A JP H07294275A JP 9222394 A JP9222394 A JP 9222394A JP 9222394 A JP9222394 A JP 9222394A JP H07294275 A JPH07294275 A JP H07294275A
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JP
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JP9222394A
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Inventor
Motohiro Nakamura
元裕 中村
Hironobu Sugimoto
浩伸 杉本
Tokukazu Endo
徳和 遠藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工事による道路規制などの予定情報を現在の
実施されている情報と区別して表示することができる車
両用外部情報表示装置を提供する。 【構成】 受信した情報の情報内容の開始される時刻と
現在の時刻との時間間隔を算出し(S116)、この時
間間隔の長短に基づき、表示の制御を行う。現在実施さ
れているか、または間もなく実施される情報について
は、通常の輝度にて表示を行う(S114)。また、比
較的近い将来の情報に関しては、輝度をやや落として表
示する(S122)。さらに、比較的遠い将来に情報に
関しては、さらに輝度を落として表示する(S12
4)。このようにして、当該情報内容の実施までの時間
間隔の長短により3段階の区別表示が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両外部より受信した
渋滞や交通規制などに関する情報を運転者に報知する車
両用外部情報表示装置に関し、特に現在実施されていな
いが将来実施される交通規制などの表示の方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、産業の各分野において、電子情報
機器の大容量化、小型化が進んでいる。自動車などの移
動体においても同様の傾向があり、たとえば車両に地図
情報を記憶したCD−ROMなどを搭載し、衛星航法シ
ステムや慣性航法システムと併用して、自車両の現在位
置とその周辺の地図を合わせて表示し、運転者などに報
知する装置が開発されている。このような装置はナビゲ
ーションシステムなどと呼ばれ、これによれば、自車両
の現在位置が地図上に表示されるので、従来のように地
図帳と自車両周囲の地形・建造物などを見比べて、地図
上の自車両位置を推定し経路を選択するのに比して、運
転者の負担を軽減することができる。
【0003】しかしながら、前述のナビゲーションシス
テムにおいては、現在時点の情報、たとえば渋滞してい
る道路やおよびこの部分の通過時間に関する情報、また
事故や工事による交通規制情報を運転者に報知すること
はできない。したがって、運転者が目的地までの経路を
選択する際に、渋滞している経路を選択してしまい、最
短時間で到達できる経路が選択されない場合があるとい
う問題があった。
【0004】そこで、外部から渋滞情報などの道路情報
を送信し、これを車両に備えられた受信装置で受信し、
これを運転席近傍などに設けらた表示装置に表示する装
置が開発されている。この装置においては、所定地域の
現在の渋滞の状況や、現在位置から所定の経路を通った
時の所定地点までの所要時間(旅行時間)や道路の工事
などによる通行規制の情報を車両運転者に伝達すること
ができる。さらには、今後行われる予定の通行規制など
の未来の情報も車両の運転者に伝達することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置においては、その表示部は運転席近傍のインストルメ
ンツパネルに内に納められた4〜6インチ程度のCRT
または液晶ディスプレイであり、この小型の表示装置に
多数の情報を表示することは困難であるという問題があ
った。たとえば、前述のように本装置においては、現在
の交通情報も表示可能であるし、さらには今後行われる
交通規制についても表示することができるが、小型の表
示装置にこれらの情報を全て表示しては、情報量が多す
ぎて運転者が実際に必要な情報を認識しにくいという問
題があった。
【0006】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、外部より受信した情報のうち将来の
交通規制に関わる情報をその内容が実施される日時を基
準として整理し、表示の制御を行うことにより、運転者
の確認しやすい表示がなされる車両用外部情報表示装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる車両用外部情報表示装置は、受信
された情報をその情報内容が開始される開始時刻ととも
に記憶する情報記憶手段と、現在時刻を取得する現在時
刻取得手段と、前記現在時刻から前記開始時刻までの時
間間隔を算出する時間間隔算出手段と、前記の算出され
た時間間隔の長短に基づき表示制御を変更する表示変更
手段とを有している。
【0008】さらに、前記表示変更手段は、前記時間間
隔の長短に基づく区別表示を行うものである。
【0009】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、道路
工事などによる将来の交通規制などの情報に関して、そ
の情報内容が実施されるまでの時間間隔を算出し、この
時間間隔の長短に基づき表示制御を行うことにより、乗
員に対して必要な情報、必要でない情報を認識させるこ
とが可能となった。また、近い将来の情報に重点をおい
て運転者に報知することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面にしたが
って説明する。
【0011】図1には、第1の実施例の装置の構成ブロ
ック図が示されている。外部情報は、基地局よりFM多
重波により送信されるものと、道路側方に設けられたビ
ーコン波送信機より送信されるものがあり、本装置にお
いては、双方の情報を受信できるようにFM多重レシー
バ10と、ビーコンレシーバ12を備えている。FM多
重波による情報送信は、東京23区内などある程度広い
地域を対象とした情報が送信される。たとえば、首都高
速道路全体の渋滞状況や交通規制情報などが送信され
る。また、ビーコンによる情報送信は、そのビーコン発
信点に関する情報を中心に送信を行う。たとえば、接近
中の交差点の案内表示や、発信点から所定地点までの旅
行時間などの情報が送信される。
【0012】これらのFM多重レシーバ10またはビー
コンレシーバ12により受信された情報は、制御部14
にて本装置が地図情報記憶部16に予め記憶している地
図情報と照合され、図形情報または文字情報として表示
部18に表示される。表示部18は、車室内のインスト
ルメンツパネルなどの運転者から目視できる位置に設け
られており、通常4〜6インチのCRTまたは液晶のデ
ィスプレイである。インストルメンツパネルには、この
表示部18の他にも空調装置やオーディオ関連機器のス
イッチ類などが配置され、大きな画面の表示部を設ける
ことが困難である。したがって、小さな画面の表示部に
効率良く情報を表示して、運転者に見やすい表示を行う
必要がある。
【0013】ところで、外部より受信された情報の中に
は、現在においては関連ないが、将来の予定を示す情報
が含まれる。たとえば、道路工事による通行止めや車線
規制の情報であり、「首都高速5号線上り、池袋〜飯田
橋、○月○日〜△日、通行止め」などの情報が送られて
くる。このような情報は道路管理者側または送信元から
すれば、比較的早い時期から一般の運転者に知ってもら
い、この期間の交通渋滞の影響を少なくしたいという希
望がある。一方、運転者にとっては、運転中に現在には
関係のない情報が表示部18に表示されると、現在の情
報と区別できなくなり、誤って情報を認識してしまう場
合も起こりうる。
【0014】このような誤認の可能性を排除するために
本装置においては、情報の内容が実施される時までの時
間間隔に基づき、表示方法を変化させる制御を行ってい
る。FM多重レシーバ10またはビーコンレシーバ12
より受信された情報には、その情報内容が実施される期
間に関する情報が含まれている。この実施期間の開始時
刻と、現在時刻取得部20により取得された現在時刻と
の差(時間間隔)が、時間間隔算出部22により算出さ
れる。現在時刻は、本装置においては外部より受信され
た情報に含まれる情報提供時刻を現在時刻として用いて
いる。もちろん、時計を備えて、この時計により刻まれ
る時刻を現在時刻として用いることも可能である。この
算出された時間間隔の長短に基づき本装置はその表示の
仕方を変更している。この表示変更の制御は表示変更部
24にて行われ、具体的には1週間以上先の情報と、1
日以上1週間未満の情報と、1日未満の情報とで、その
表示の輝度を変えることによって、区別して表示を行
う。
【0015】図2には、この表示の一例が示されてい
る。表示部18のほぼ中央には自車両位置および進行方
向を示す自車両マーク30が表示されている。図2にお
いて、自車両が画面上方に進行中であることを示してい
る。道路32は実線により示されており、特に規制の情
報に関与する道路34,36は太い実線または太い破線
で示されている。ここで、破線は輝度を落として表示さ
れた情報であることを示している。また、通行止めマー
ク38,39により道路34,36の規制内容が通行止
めに関するものであることが分かる。この通行止めマー
ク39も破線で示されているが、これも道路36と同様
に輝度を落とした表示がなされていることを示してい
る。
【0016】前述のように、本装置においては、輝度の
変更によってその規制が開始されるまでの時間間隔を示
している。道路34および通行止めマーク38のよう
に、通常の輝度で表示される場合は、現在すでに実施さ
れている情報および実施まで1日未満の情報を示すもの
である。また、道路36および通行止めマーク39のよ
うに、輝度を落とした表示は、1日以上1週間未満の情
報を示している。さらに、図には示されていないが1週
間以上先の情報に関しては、さらに輝度を落として表示
がなされる。これによって、運転者は、表示された規制
内容が現在実施されている、またはすぐにも実施される
ものか、実施までにはまだ所定に期間があるのかを容易
に判別することができる。
【0017】図3には、本装置の制御フローが示されて
いる。新情報が受信されたと判断されると(S10
0)、その情報のデコードがなされ(S102)、情報
ごとに地図情報記憶手段16に記憶された情報と照合さ
れ情報が整理される(S104)。そして、データ内に
含まれる情報提供時刻と各々の情報内容の開始時刻を取
り出す(S106)。提供時刻があるかが判断され(S
108)、提供時刻がない場合、この情報の信頼性が低
いと判断し、この情報に関する表示が禁止される(S1
10)。
【0018】一方、ステップS108にて提供時刻があ
ると判断された場合には、その情報に関し、開始時刻が
あるかが判断される(S112)。開始時刻がない場
合、その情報内容についてはすでに実施されているとし
て、通常輝度による表示を行う(S114)。
【0019】さらに、開始時刻があった場合には、その
情報内容が実施されるまでの時間間隔T1 が計算され
る。この時間間隔T1 は、対象となる情報の開始時刻か
ら提供時刻を引いた時間として算出される(S11
6)。そして、この時間間隔T1 が所定の第1しきい値
1 と比較される(S118)。第1しきい値t1 は本
装置においては1440分であり、これは1日に相当す
る。したがって、時間間隔が1日以上か否かの判断が行
われる。時間間隔が1日以上ではない、言い換えれば1
日未満であると判断されると、この情報については通常
の輝度により表示が行われる(S114)。また、時間
間隔が1日以上であると判断されると、さらに、第2の
しきい値t2 と比較がなされる(S120)。この第2
しきい値t2 は10080分であり、これは1週間に相
当する。時間間隔が1週間未満であると判断されると、
この情報に関して輝度を落として表示する(S12
2)。また、1週間以上であると判断されると、この情
報に関して、さらに輝度を落とした表示が行われる(S
124)。
【0020】以上のように、本装置によれば、現在実施
中の規制情報およびすぐにも実施される規制情報につい
ては通常の表示が行われ、一方実施までまだ余裕のある
情報については、輝度を落とした表示がなされる。した
がって、運転者は現在の走行に直接関係のある情報を確
実に認識することができる。また、実施までに余裕のあ
る情報についても、時間間隔の長短によって表示の輝度
を変えているので、運転者はその情報の実施時期の遠近
を認識することができる。
【0021】図4には、本発明にかかる第2の実施例の
構成ブロック図が示されている。本実施例の第1実施例
との相違点は、制御部40の構成が異なり、旅行時間算
出部42が設けられている点にあり、その他の構成につ
いては第1実施例の構成と同様の構成要素に同一の符号
を付している。旅行時間算出部42においては、現在地
点から将来実施予定の通行止めや車線規制などの実施区
間までの所要時間(旅行時間)が算出される。この算出
は、FM多重レシーバ10またはビーコンレシーバ12
により受信された情報に含まれるリンク所要時間から算
出される。リンク所要時間とは、道路の所定区間(リン
ク)を通過するのに要する時間をその時点の交通状況を
もとに作成したものである。そして、旅行時間は、ある
地点から別の地点までを結ぶいくつかのリンクのリンク
所要時間の合計として算出される。本装置の旅行時間算
出部42は現在地点から実施予定の規制区間などまでの
旅行時間を算出する。そして、時間間隔算出部44にお
いては、自車両が規制区間に到着する予定時刻と情報内
容の開始時刻との時間間隔を算出する。そして、この時
間間隔に基づき表示変更部46により表示の変更が行わ
れる。
【0022】図5には、第2実施例の制御フローが示さ
れている。図3に示された第1実施例のフローチャート
に対し、ステップS112より後のステップが一部変更
されている。図3に示されるフローチャートと同様のス
テップについては、同一の符号を付しその説明を省略す
る。
【0023】ステップS112にて、受信した情報内容
の開始時刻の情報が含まれていると判断された後、本実
施例においては情報内容の区間までの旅行時間が算出さ
れる(S130)。たとえば、情報内容が工事による通
行止め規制である場合、その通行止めの区間の入り口に
自車が行くとした時のここまでの旅行時間が算出され
る。そして、この旅行時間および提供時刻、開始時刻に
基づきの時間間隔T2 が算出される(S132)。この
時間間隔T2 は、開始時刻から提供時刻を引いて算出さ
れた時間(T1 )からさらに前述の旅行時間を引いたも
のである。すなわち、本装置においては、実際に情報内
容の区間に自車両が到達した時にその情報内容が実施さ
れているか否かを判断することになる。そして、この時
間間隔T2が正であるかが判断される(S134)。こ
の時間間隔T2 が正ではないと判断される場合は、自車
両がその情報内容の区間に到達した時にはその情報内容
(通行止め規制など)が実施されていることを示してい
る。そして、この場合は、当該情報内容について通常の
輝度により表示が行われる(S114)。したがって、
現在実施されていない規制であっても、当該区間に到達
する時点では実施されている情報については、すでに実
施されている場合と同じ表示が行われる。
【0024】一方、ステップS134において時間間隔
2 が正であると判断された場合には、さらに第2所定
時間t2 との比較が行われる(S136)。このステッ
プは図3に示されたステップS120と同様のものであ
り、情報内容の実施までが1週間以上であるか否かの判
断が行われる。時間間隔T2 が1週間以上ではないと判
断されると、この情報に関して輝度を落として表示がな
される(S122)。また、時間間隔T2 が1週間以上
ではあると判断されると、さらに、第3の所定時間t3
との比較が行われる(S138)。第3所定時間t3
本装置において43200分、約1か月として設定され
ている。そして、時間間隔T2 が第3所定時間t3 以上
ではないと判断されると、この情報に関してさらに輝度
を落として表示を行う(S124)。一方、時間間隔T
2 が第3所定時間t3 以上であると判断されると、この
情報についての表示が禁止される(S110)。すなわ
ち、1か月以上先の情報は、重要度としては低いと判断
し、運転者に報知しないよう制御される。
【0025】以上のように、第2実施例においては、現
実に自車両が到達した時に通行止めなどの規制が行われ
ているかを推定し、表示変更の基準としている。したが
って、第1実施例のように、実施までの時間が1日未満
の場合にすでに実施されているとみなす表示を行う必要
がない。さらに、本実施例の装置においては1か月以上
将来の情報については、実施時期以前に再びこの情報を
受信する機会があると考え、またこのような情報はたと
え表示したとしても1か月以上経過すれるうちに忘れて
しまうと考え、重要度が低いと判断し、この表示を禁止
する制御が行われている。これによって、必要以上に多
くの情報が表示されることを防止することができる。こ
のように本装置においては、表示しない制御についても
表示制御のひとつとして取り扱われている。
【0026】図6には、本発明にかかる第3実施例の構
成ブロック図が示されている。前述の各実施例と同様の
構成については、同一の符号を付しその説明を省略す
る。本実施例の装置は、時間間隔算出部52で時間間隔
の算出が行われた後、所定の条件が満たされた情報につ
いては、表示を行わずに将来情報記憶部56に記憶する
点に特徴がある。これ以外の情報については、第1実施
例と同様に表示変更部54により表示の区別が行われ
る。そして、エンジン始動検知部58によりエンジン始
動を検知し、このときに前述の記憶された情報を表示部
18に表示して、運転者に報知する。
【0027】図7には、第3の実施例の制御フローが示
されている。図3に示される制御フローと同様のステッ
プには同一の符号を付し、その説明を省略する。本装置
で特徴的なことは、ステップS120で1週間以上の時
間間隔があると判断された情報は表示が行われない点に
ある(S140)。さらに、受信された情報は、表示さ
れるものも、表示されないものも含めて、当該情報の記
憶が行われる点にある(S142)。記憶される情報
は、文字情報に変換され、たとえば「首都高速5号線上
り、池袋〜飯田橋、○月○日〜△日、通行止め」などの
形で記憶される。
【0028】そして、エンジンの始動が検知されると記
憶された情報が表示される。図8がエンジン始動時の制
御フローである。イグニッションキーがオンになったこ
とが判断されると(S150)、将来情報記憶部56に
情報が記憶されているかが判断される(S152)。記
憶されている情報があると、これが読み出され(S15
4)、表示が行われる(S156)。表示は前述の文字
情報「首都高速5号線上り、池袋〜飯田橋、○月○日〜
△日、通行止め」の形式で表示される。このように文字
情報で表示するのは、記憶された情報を確実に運転者に
報知するためである。これは、エンジンを始動した地点
が、記憶された情報の地点と掛け離れた地点であった場
合、自車両周辺の地図の範囲外となり、この記憶情報が
表示されない可能性を考慮したものであり、自車両周辺
の地図の表示を行う前に、文字によって情報を運転者に
報知する。そして、一定時間表示がなされると自車両の
周辺地図の表示が行われる。また、ステップS152に
て記憶情報がないと判断された場合には、直ちにステッ
プS158に移行して自車両周辺の地図の表示が行われ
る。
【0029】本装置の将来情報記憶部56内の情報の消
去は、受信された情報に含まれる提供時刻と記憶された
情報の終了時刻とを比較して、終了時刻が過ぎている場
合には、この情報を消去するように構成されている。
【0030】また、現在時刻取得部として、装置内部に
時計を設けた場合には、図8の制御フローのステップS
154の後に、読み出された情報の終了時刻と現在の時
刻を比較するステップを設け、終了時刻を過ぎていれば
表示の禁止を行い、さらに記憶の消去を行うように構成
することも好ましい。この場合は、エンジンが停止中に
不要になった情報が、エンジン始動後に運転者に報知さ
れることがないという効果を奏する。
【0031】以上、各実施例においては、将来の規制情
報に関しては、輝度を落とした表示を行うことで区別を
したが、これに限らず色を変更したり、破線による表示
とすることも可能である。このような区別を行った場合
においても、輝度を変更して表示した場合と同様の効果
を奏する。
【0032】
【発明の効果】以上、本発明によれば、道路工事などに
よる将来の交通規制などの情報に関して、その情報内容
が実施されるまでの時間間隔を算出し、この時間間隔の
長短に基づき表示制御を行うことにより、より近い将来
の情報に重点をおいて運転者に報知することができる。
また、現在実施されている情報と将来の実施される予定
の情報の区別がなされるので、運転者は必要な情報をよ
り確実に把握することができる。
【0033】さらに、実施予定までの時間間隔の長短に
基づき段階的な表示の区別が行われることにより、比較
的近い将来と遠い将来の情報について区別して認識させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の好適な実施例の構成ブロ
ック図である。
【図2】第1実施例の装置の表示の一例である。
【図3】第1実施例の装置の制御のフローチャートであ
る。
【図4】本発明にかかる第2の好適な実施例の構成ブロ
ック図である。
【図5】第2実施例の装置の制御のフローチャートであ
る。
【図6】本発明にかかる第3の好適な実施例の構成ブロ
ック図である。
【図7】第3実施例の装置の制御のフローチャートであ
る。
【図8】第3実施例の装置の記憶された情報の表示に関
する制御のフローチャートである。
【符号の説明】
10 FM多重レシーバ 12 ビーコンレシーバ 14、40、50 制御部 16 地図情報記憶部 18 表示部 20 現在時刻取得部 22、44、52 時間間隔算出部 24、46、54 表示変更部 30 自車両マーク 32 道路 34、36 規制関与道路 38、39 通行止めマーク 42 旅行時間算出部 56 将来情報記憶部 58 エンジン始動検知部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両外部より受信した情報を車両に備え
    られた表示装置に表示し、運転者に報知する車両用外部
    情報表示装置において、 受信された情報をその情報内容が開始される開始時刻と
    ともに記憶する情報記憶手段と、 現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、 前記現在時刻から前記開始時刻までの時間間隔を算出す
    る時間間隔算出手段と、 前記の算出された時間間隔の長短に基づき表示制御を変
    更する表示変更手段と、を有することを特徴とする車両
    用外部情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用外部情報表示装置
    において、前記表示変更手段は、前記時間間隔の長短に
    基づく区別表示を行うことを特徴とする車両用外部情報
    表示装置。
JP9222394A 1994-04-28 1994-04-28 車両用外部情報表示装置 Pending JPH07294275A (ja)

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