JPH07293779A - 水漏れ処置方法 - Google Patents

水漏れ処置方法

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JPH07293779A
JPH07293779A JP8421494A JP8421494A JPH07293779A JP H07293779 A JPH07293779 A JP H07293779A JP 8421494 A JP8421494 A JP 8421494A JP 8421494 A JP8421494 A JP 8421494A JP H07293779 A JPH07293779 A JP H07293779A
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JP
Japan
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water leakage
water
pump
curable substance
coated
Prior art date
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Pending
Application number
JP8421494A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Higuchi
恵浩 樋口
Yukihiro Yamamoto
幸広 山本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水機場における設備の故障を防止し、その
機能を維持できるようにする。 【構成】 ポンプ1の外周面に、水と反応して硬化する
硬化性物質6をコーティングしておく。 【効果】 硬化性物質によって、水漏れ発生と同時に水
漏れ箇所を自動的に閉塞できるので、定期的なメンテナ
ンス時まで設備の致命的な故障を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水機場などにおい
て、配管などの処置対象壁面に生じた水漏れ箇所を処置
する水漏れ処置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】排水機場は洪水などの非常時に備えて設
けられているものであり、排水機場内の配管などの設備
は即時運転できるように維持されていなければならな
い。しかるに、近年は人材不足などの理由から日常管理
が十分でないことが多く、将来的にも無人化の方向にあ
るため、運転して初めて設備の異常に気づくということ
も予想される。そのような事態を回避するために、圧力
スイッチや温度スイッチなどのセンサーにより異常を検
知しようとするのが従来の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した排水機場にお
いては、配管などの設備に腐食や亀裂が生じて水漏れが
発生することがあるが、このようなわずかな異常を従来
のセンサーで検知することは困難であり、水漏れ箇所が
修理されることなく放置されて、設備の故障に至る恐れ
があるという問題がある。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、配管
などに生じた水漏れ箇所を早急に処置できるようにし、
設備の故障を防止して排水機場の機能を維持できるよう
にすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の水漏れ処置方法は、配管などの処置対象壁
面に生じた水漏れ箇所を処置する水漏れ処置方法であっ
て、前記壁面に、水と反応して硬化する硬化性物質をコ
ーティングしておき、水漏れ発生時に、この硬化性物質
の硬化により水漏れ箇所を自動的に閉塞することを特徴
とする。
【0006】
【作用】上記構成により、配管などの処置対象壁面に腐
食や亀裂が生じて水漏れが発生すると、壁面にコーティ
ングされた硬化性物質が漏出してきた水と反応して硬化
し、この硬化部によって水漏れ箇所が自動的に閉塞され
る。これにより、定期的なメンテナンス時まで設備の致
命的な故障を防止できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4を参照し
ながら説明する。図1は排水機場に設けられたポンプ
(立軸軸流ポンプ)を示し、1は吸込管2と吐出管3と
を備えたポンプケーシングであり、W.L.は水槽4内の水
面である。ポンプケーシング1の内部には、ケーシング
1の外部まで延びた主軸5に取り付けてインペラーが設
けられていて(図示せず)、ケーシング1の外部に配置
したモータ(図示せず)により主軸5を介してインペラ
ーを水中で回転させることによって、水槽4内の水を吸
込管2より吸い込み、吐出管3から吐出するようになっ
ている。ポンプケーシング1の外周面における水面W.L.
より上方の部分には、図2に示したように、水と反応し
て硬化する硬化性物質6がコーティングされている。
【0008】以下、上記構成における作用を説明する。
ポンプを使用する間に、図3に示したように、ポンプケ
ーシング1に亀裂7が生じ、この亀裂7より水漏れが発
生すると、漏出した水がケーシング1の外周面において
硬化性物質6と化学反応を起こし、これによって硬化性
物質6が硬化する。この結果、亀裂7の外周側に硬化部
8が生じ、この硬化部8により亀裂7が閉塞されて、水
漏れが止められることになる。
【0009】このようにして、水漏れ発生と同時に自動
的に水漏れ箇所を閉塞することができるので、定期的な
メンテナンス時までに致命的な故障が発生することを防
止できる。また、亀裂7の発生箇所は硬化部8により覆
われるので、メンテナンス時に容易に見分けることがで
きる。
【0010】硬化性物質6としては、粉末状またはゾル
状の物質、たとえばセメントや水ガラスなどを用いるこ
とができ、粉末状の硬化性物質を用いるときは通常はテ
ーピングを施した状態としてもよく、水との反応時に発
泡または変色を生じる硬化生樹脂などを用いると水漏れ
箇所の発見にも好都合である。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、配管など
の処置対象壁面に、水と反応して硬化する硬化性物質を
コーティングしておくことにより、水漏れ発生と同時に
水漏れ箇所を自動的に閉塞することができる。このよう
にして水漏れを処置できる結果、定期的なメンテナンス
時まで設備の致命的な故障を防止できるだけでなく、メ
ンテナンス時に硬化部によって水漏れ箇所を容易に見分
けることができる。これらより、排水機場内のタンクや
配管などの設備を即時運転できる状態に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水漏れ処置方法が行われる一実施例の
ポンプを示した説明図である。
【図2】図1のポンプにおけるコーテイングを示した説
明図である。
【図3】図1のポンプにおける亀裂の発生を示した説明
図である。
【図4】図1のポンプにおける亀裂の処置を示した説明
図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 6 硬化性物質 7 亀裂 8 硬化部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管などの処置対象壁面に生じた水漏れ
    箇所を処置する水漏れ処置方法であって、前記壁面に、
    水と反応して硬化する硬化性物質をコーティングしてお
    き、水漏れ発生時に、この硬化性物質の硬化により水漏
    れ箇所を自動的に閉塞することを特徴とする水漏れ処置
    方法。
JP8421494A 1994-04-22 1994-04-22 水漏れ処置方法 Pending JPH07293779A (ja)

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JP8421494A JPH07293779A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 水漏れ処置方法

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JPH07293779A true JPH07293779A (ja) 1995-11-10

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ID=13824233

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JP (1) JPH07293779A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008095736A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 配管の補修方法、配管の補修材料
JP2009528483A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ベル ヘリコプター テクストロン インコーポレイテッド 自己修復保護スリーブを有する流体導管

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JP2009528483A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ベル ヘリコプター テクストロン インコーポレイテッド 自己修復保護スリーブを有する流体導管
JP2008095736A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 配管の補修方法、配管の補修材料

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