JPH07293178A - 地盤掘削機における掘削軸 - Google Patents
地盤掘削機における掘削軸Info
- Publication number
- JPH07293178A JPH07293178A JP11395094A JP11395094A JPH07293178A JP H07293178 A JPH07293178 A JP H07293178A JP 11395094 A JP11395094 A JP 11395094A JP 11395094 A JP11395094 A JP 11395094A JP H07293178 A JPH07293178 A JP H07293178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excavation
- edge
- shaft
- excavating
- ground excavator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は撹拌翼の撹拌性能を向上すること、
中心ズレ防止装置の掘進時の抵抗を少なくすること、掘
削ヘッドの掘削性能を向上することを各個に達成できる
地盤掘削機における掘削軸を提供するものである。 【構成】 本発明の地盤掘削機における掘削軸ａは、回
転軸８の先端に軸着する掘削ヘッド１４が、その翼板１
９の下降側における半径方向の端縁を、回転軸８への取
付け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜縁１０とすると
ともに、傾斜縁１０に沿ってビット２０を配列して成
り、掘削ヘッド１４の上方に軸装される中心ズレ防止装
置１２が、回転軸８の所要位置に十字状に張り出して回
動自在に位置決めして成るアーム１３に対し、掘削ヘッ
ド１４の掘削径外方近傍を頂点とする外方に凸状の湾曲
部１５を有する案内体１６を配設して成り、中心ズレ防
止装置１２の上方に所要のピッチで軸着する二枚羽根の
撹拌翼１が、垂直断面下降側における半径方向の端縁２
の全長に渡って、端縁２と直角の両側縁３と底縁４から
成る凹溝５を櫛刃状に配設して成るものである。
中心ズレ防止装置の掘進時の抵抗を少なくすること、掘
削ヘッドの掘削性能を向上することを各個に達成できる
地盤掘削機における掘削軸を提供するものである。 【構成】 本発明の地盤掘削機における掘削軸ａは、回
転軸８の先端に軸着する掘削ヘッド１４が、その翼板１
９の下降側における半径方向の端縁を、回転軸８への取
付け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜縁１０とすると
ともに、傾斜縁１０に沿ってビット２０を配列して成
り、掘削ヘッド１４の上方に軸装される中心ズレ防止装
置１２が、回転軸８の所要位置に十字状に張り出して回
動自在に位置決めして成るアーム１３に対し、掘削ヘッ
ド１４の掘削径外方近傍を頂点とする外方に凸状の湾曲
部１５を有する案内体１６を配設して成り、中心ズレ防
止装置１２の上方に所要のピッチで軸着する二枚羽根の
撹拌翼１が、垂直断面下降側における半径方向の端縁２
の全長に渡って、端縁２と直角の両側縁３と底縁４から
成る凹溝５を櫛刃状に配設して成るものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は掘削の分野に属し、地盤
掘削機における掘削軸に関する。
掘削機における掘削軸に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の地盤掘削機における掘削軸におけ
る撹拌翼は、切刃の先行端がストレートであるから、単
に土塊を上下に切断して撹拌するものであり、丸味のあ
る土塊や玉石などは掘削孔或いは中空杭の内壁面に押し
込まれ、断面均一な杭や増強芯を築造できないことや、
撹拌初動時の抵抗による振れなどの問題がある。また、
中心ズレ防止装置（本願出願人は先行技術として実開平
４−１３８４９０号考案を有する。）は、掘削軸を安定
的に掘削孔の内壁に案内支持して変形破損を防止するも
のであるが、掘進時の抵抗に問題があり、さらに、掘削
ヘッドにおいても、平行な翼板にビットを配設したもの
であるため、掘削初動時の抵抗による振れが発生する問
題があった。
る撹拌翼は、切刃の先行端がストレートであるから、単
に土塊を上下に切断して撹拌するものであり、丸味のあ
る土塊や玉石などは掘削孔或いは中空杭の内壁面に押し
込まれ、断面均一な杭や増強芯を築造できないことや、
撹拌初動時の抵抗による振れなどの問題がある。また、
中心ズレ防止装置（本願出願人は先行技術として実開平
４−１３８４９０号考案を有する。）は、掘削軸を安定
的に掘削孔の内壁に案内支持して変形破損を防止するも
のであるが、掘進時の抵抗に問題があり、さらに、掘削
ヘッドにおいても、平行な翼板にビットを配設したもの
であるため、掘削初動時の抵抗による振れが発生する問
題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑み、
撹拌翼の撹拌性能を向上すること、中心ズレ防止装置の
掘進時の抵抗を少なくすること、掘削ヘッドの掘削性能
を向上することを各個に達成できる地盤掘削機における
掘削軸を提供するものである。
撹拌翼の撹拌性能を向上すること、中心ズレ防止装置の
掘進時の抵抗を少なくすること、掘削ヘッドの掘削性能
を向上することを各個に達成できる地盤掘削機における
掘削軸を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】第１発明の地盤掘削機に
おける掘削軸は、回転軸の先端に軸着する掘削ヘッド
と、該掘削ヘッドの上方に軸装される中心ズレ防止装置
と該中心ズレ防止装置の上方に所要のピッチで軸着する
二枚羽根の撹拌翼とを有する地盤掘削機における掘削軸
において、撹拌翼が垂直断面下降側における半径方向の
端縁全長に渡って、該端縁を所定の角度の両側縁と底縁
から成る凹溝を櫛刃状に配設して成るものである。
おける掘削軸は、回転軸の先端に軸着する掘削ヘッド
と、該掘削ヘッドの上方に軸装される中心ズレ防止装置
と該中心ズレ防止装置の上方に所要のピッチで軸着する
二枚羽根の撹拌翼とを有する地盤掘削機における掘削軸
において、撹拌翼が垂直断面下降側における半径方向の
端縁全長に渡って、該端縁を所定の角度の両側縁と底縁
から成る凹溝を櫛刃状に配設して成るものである。
【０００５】第２発明の地盤掘削機における掘削軸は、
第１発明の撹拌翼が凹溝の両側縁上に、端縁に向かって
前傾姿勢のカッターを立設して成るものである。
第１発明の撹拌翼が凹溝の両側縁上に、端縁に向かって
前傾姿勢のカッターを立設して成るものである。
【０００６】第３発明の地盤掘削機における掘削軸は、
第１発明又は第２発明の撹拌翼が垂直断面下降側におけ
る半径方向の端縁を、回転軸への取付け基部を長尺とす
る所要勾配の傾斜縁として成るものである。
第１発明又は第２発明の撹拌翼が垂直断面下降側におけ
る半径方向の端縁を、回転軸への取付け基部を長尺とす
る所要勾配の傾斜縁として成るものである。
【０００７】第４発明の地盤掘削機における掘削軸は、
回転軸の先端に軸着される掘削ヘッドと、該掘削ヘッド
の上方に軸装される中心ズレ防止装置と、該中心ズレ防
止装置の上方に所要のピッチで軸着する二枚羽根の撹拌
翼とを有する地盤掘削機における掘削軸において、中心
ズレ防止装置が回転軸の所要位置に所要数均等に張り出
し、回動自在に位置決めして成るアームに対し、掘削ヘ
ッドの掘削径外方近傍を頂点とする外方に凸状の湾曲部
を有する案内体を配設して成るものである。
回転軸の先端に軸着される掘削ヘッドと、該掘削ヘッド
の上方に軸装される中心ズレ防止装置と、該中心ズレ防
止装置の上方に所要のピッチで軸着する二枚羽根の撹拌
翼とを有する地盤掘削機における掘削軸において、中心
ズレ防止装置が回転軸の所要位置に所要数均等に張り出
し、回動自在に位置決めして成るアームに対し、掘削ヘ
ッドの掘削径外方近傍を頂点とする外方に凸状の湾曲部
を有する案内体を配設して成るものである。
【０００８】第５発明の地盤掘削機における掘削軸は、
第４発明における案内体が緩衝手段を介してアームに出
入自在に係着されて成るものである。
第４発明における案内体が緩衝手段を介してアームに出
入自在に係着されて成るものである。
【０００９】第６発明の地盤掘削機における掘削軸は第
４発明又は第５発明における案内体がローラから成り、
該ローラの外周を円弧面として成るものである。
４発明又は第５発明における案内体がローラから成り、
該ローラの外周を円弧面として成るものである。
【００１０】第７発明の地盤掘削機における掘削軸は、
回転軸の先端に軸着される掘削ヘッドと、該掘削ヘッド
の上方に軸装される中心ズレ防止装置と、該中心ズレ防
止装置の上方に所要のピッチで軸着する二枚羽根の撹拌
翼とを有する地盤掘削機における掘削軸において、掘削
ヘッドがその翼板の下降側における半径方向の端縁を、
回転軸への取付け基部を長尺とする所要勾配の傾斜縁と
するとともに、該傾斜縁に沿ってビットを配列して成る
ものである。
回転軸の先端に軸着される掘削ヘッドと、該掘削ヘッド
の上方に軸装される中心ズレ防止装置と、該中心ズレ防
止装置の上方に所要のピッチで軸着する二枚羽根の撹拌
翼とを有する地盤掘削機における掘削軸において、掘削
ヘッドがその翼板の下降側における半径方向の端縁を、
回転軸への取付け基部を長尺とする所要勾配の傾斜縁と
するとともに、該傾斜縁に沿ってビットを配列して成る
ものである。
【００１１】
【作用】撹拌翼の凹溝は丸味を帯びた土塊をつかんで上
下に切断し、玉石をその位置で土中に撹拌し、凹溝の両
側縁上のそれぞれのカッターは土塊を左右に切断し、下
降側における半径方向の端縁としての傾斜縁は、撹拌初
動時の抵抗を緩和して振れを防止する。
下に切断し、玉石をその位置で土中に撹拌し、凹溝の両
側縁上のそれぞれのカッターは土塊を左右に切断し、下
降側における半径方向の端縁としての傾斜縁は、撹拌初
動時の抵抗を緩和して振れを防止する。
【００１２】中心ズレ防止装置の案内体は、その湾曲部
の上下端でそれぞれ掘進時の進入抵抗と背面抵抗を緩和
し、中央部で内壁面に接触し、緩衝手段は内壁面からの
掘削軸への不要な外力を吸収し、案内体としてのローラ
は掘進時の進入抵抗を緩和する。
の上下端でそれぞれ掘進時の進入抵抗と背面抵抗を緩和
し、中央部で内壁面に接触し、緩衝手段は内壁面からの
掘削軸への不要な外力を吸収し、案内体としてのローラ
は掘進時の進入抵抗を緩和する。
【００１３】掘削ヘッドの翼板の下降側端縁が傾斜縁で
あるとともに、ビットの配列も該傾斜縁に沿っているも
のであるから、掘削初動時の振れが解消される。
あるとともに、ビットの配列も該傾斜縁に沿っているも
のであるから、掘削初動時の振れが解消される。
【００１４】
【実施例】本発明を実施例により説明と、図１に示すよ
うに、撹拌翼１は垂直断面下降側における半径方向の端
縁２の全長に渡って、端縁２と直角に両側縁３と底縁４
とから成る凹溝５を櫛刃状に配設して成るものから、図
２に示すように、凹溝５の両側縁３の上面に端縁２に向
かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁４に切刃７
を形成したもの、或いは、図３に示すように、垂直断面
下降側における半径方向の端縁２を、回転軸８への取付
け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜縁１０とし、傾斜
縁１０に外周端縁１１と平行な両側縁３と底縁４とから
成る凹溝５を櫛刃状に配設したもの、及び図４に示すよ
うに、傾斜縁１０の凹溝５における両側縁３の上面に端
縁２に向かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁４
に切刃７を形成したものまでが提案される。
うに、撹拌翼１は垂直断面下降側における半径方向の端
縁２の全長に渡って、端縁２と直角に両側縁３と底縁４
とから成る凹溝５を櫛刃状に配設して成るものから、図
２に示すように、凹溝５の両側縁３の上面に端縁２に向
かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁４に切刃７
を形成したもの、或いは、図３に示すように、垂直断面
下降側における半径方向の端縁２を、回転軸８への取付
け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜縁１０とし、傾斜
縁１０に外周端縁１１と平行な両側縁３と底縁４とから
成る凹溝５を櫛刃状に配設したもの、及び図４に示すよ
うに、傾斜縁１０の凹溝５における両側縁３の上面に端
縁２に向かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁４
に切刃７を形成したものまでが提案される。
【００１５】中心ズレ防止装置１２は、図１に示すよう
に、回転軸の８の所要位置に十字状に張り出して回動自
在に位置決めして成るアーム１３の前端に、掘削ヘッド
１４の掘削径外方近傍を頂点とする外方に凸状の湾曲部
１５を有する案内体１６（外周を円弧面とするローラ１
８を軸支したものも含む。）を配設して成るものから、
図５に示すように、湾曲部１５を有する案内体１６をア
ーム１３に対して出入自在に係着し、緩衝手段としてス
プリング１７の所要の押圧力で案内体１６を緊着するも
の、及び図６に示すように、外周を円弧面とするローラ
１８から成る案内体１６をアーム１３に対して出入自在
に係着し、緩衝手段としてスプリング１７の押圧力でロ
ーラ１８を緊着して成るものまで提案される。
に、回転軸の８の所要位置に十字状に張り出して回動自
在に位置決めして成るアーム１３の前端に、掘削ヘッド
１４の掘削径外方近傍を頂点とする外方に凸状の湾曲部
１５を有する案内体１６（外周を円弧面とするローラ１
８を軸支したものも含む。）を配設して成るものから、
図５に示すように、湾曲部１５を有する案内体１６をア
ーム１３に対して出入自在に係着し、緩衝手段としてス
プリング１７の所要の押圧力で案内体１６を緊着するも
の、及び図６に示すように、外周を円弧面とするローラ
１８から成る案内体１６をアーム１３に対して出入自在
に係着し、緩衝手段としてスプリング１７の押圧力でロ
ーラ１８を緊着して成るものまで提案される。
【００１６】また、掘削ヘッド１４は図１に示すよう
に、その翼板１９の下降側における半径方向の端縁を、
回転軸８への取付け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜
縁１０とするとともに、傾斜縁１０に沿ってビット２０
を配列して成るものである。
に、その翼板１９の下降側における半径方向の端縁を、
回転軸８への取付け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜
縁１０とするとともに、傾斜縁１０に沿ってビット２０
を配列して成るものである。
【００１７】このようにして成る地盤掘削機における掘
削軸ａは、図１に示すような構成で使用に供され、掘削
ヘッド１４では傾斜縁１０に配列されるビット２０によ
って、掘削初動時の抵抗が緩和されて振れが解消され、
撹拌翼１の凹溝５或いは凹溝５におけるカッター６や切
刃７によって土塊の細粒化が図られるともに、傾斜縁１
０では撹拌初動時の抵抗が緩和されて振れが解消され、
中心ズレ防止装置１２では、案内体１６の湾曲部１５或
いはスプリング１７などの緩衝手段によって掘進時の抵
抗が緩和されて掘進軸ａへの不要の外力を解消する。な
お、撹拌翼１、中心ズレ防止装置１２、掘削ヘッド１４
には、ワックス類（ガリウムワックス等）の剥離剤を塗
ってドロ落しを省力化することが、実用上選択される。
削軸ａは、図１に示すような構成で使用に供され、掘削
ヘッド１４では傾斜縁１０に配列されるビット２０によ
って、掘削初動時の抵抗が緩和されて振れが解消され、
撹拌翼１の凹溝５或いは凹溝５におけるカッター６や切
刃７によって土塊の細粒化が図られるともに、傾斜縁１
０では撹拌初動時の抵抗が緩和されて振れが解消され、
中心ズレ防止装置１２では、案内体１６の湾曲部１５或
いはスプリング１７などの緩衝手段によって掘進時の抵
抗が緩和されて掘進軸ａへの不要の外力を解消する。な
お、撹拌翼１、中心ズレ防止装置１２、掘削ヘッド１４
には、ワックス類（ガリウムワックス等）の剥離剤を塗
ってドロ落しを省力化することが、実用上選択される。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明の地盤掘削機におけ
る掘削軸によれば、該掘削軸の掘削初動時の振れが解消
されるとともに、撹拌初動時の振れも解消し、また掘進
時の掘進方向への内壁面との抵抗を緩和するとともに、
不要な外力を緩和して軸心を保持することから、掘削軸
の寿命を延命化し、しかも撹拌性能を向上することから
杭や増強芯の周面が強化される（玉石などが外周面に集
中することがない）など、築造強度の面でも改善される
などの効果を奏する。
る掘削軸によれば、該掘削軸の掘削初動時の振れが解消
されるとともに、撹拌初動時の振れも解消し、また掘進
時の掘進方向への内壁面との抵抗を緩和するとともに、
不要な外力を緩和して軸心を保持することから、掘削軸
の寿命を延命化し、しかも撹拌性能を向上することから
杭や増強芯の周面が強化される（玉石などが外周面に集
中することがない）など、築造強度の面でも改善される
などの効果を奏する。
【図１】本発明に係る地盤掘削機における掘削軸ａの正
面図である。
面図である。
【図２】撹拌翼の本発明における部分斜視図である。
【図３】撹拌翼の本発明における部分斜視図である。
【図４】撹拌翼の本発明における部分斜視図である。
【図５】中心ズレ防止装置の本発明における部分正面図
である。
である。
【図６】中心ズレ防止装置の本発明における部分正面図
である。
である。
１ 撹拌翼 ２ 端縁 ３ 側縁 ４ 底縁 ５ 凹溝 ６ カッター ７ 切刃 ８ 回転軸 ９ 取付け基部 １０ 傾斜縁 １１ 外周端縁 １２ 中心ズレ防止装置 １３ アーム １４ 掘削ヘッド １５ 湾曲部 １６ 案内体 １７ スプリング １８ ローラ １９ 翼板 ２０ ビット ａ 地盤掘削機における掘削軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年９月２６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】
【実施例】 本発明を実施例により説明と、図１に示す
ように、撹拌翼１は垂直断面下降側における半径方向の
端縁２の全長に渡って、端縁２と直角に両側縁３と底縁
４とから成る凹溝５を櫛刃状に配設して成るものから、
図２に示すように、凹溝５の両側縁３の上面に端縁２に
向かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁４に切刃
７を形成したもの、或いは、図３に示すように、垂直断
面下降側における半径方向の端縁２を、回転軸８への取
付け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜縁１０とし、傾
斜縁１０に外周端縁１１と平行な両側縁３と底縁４とか
ら成る凹溝５を櫛刃状に配設したもの、及び図４に示す
ように、傾斜縁１０の凹溝５における両側縁３の上面に
端縁２に向かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁
４に切刃７を形成したものまでが提案される。なお、撹
拌翼を多段状に設けた場合には撹拌翼１相互の間隔は等
間隔でないものが採用される。
ように、撹拌翼１は垂直断面下降側における半径方向の
端縁２の全長に渡って、端縁２と直角に両側縁３と底縁
４とから成る凹溝５を櫛刃状に配設して成るものから、
図２に示すように、凹溝５の両側縁３の上面に端縁２に
向かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁４に切刃
７を形成したもの、或いは、図３に示すように、垂直断
面下降側における半径方向の端縁２を、回転軸８への取
付け基部９を長尺とする所要勾配の傾斜縁１０とし、傾
斜縁１０に外周端縁１１と平行な両側縁３と底縁４とか
ら成る凹溝５を櫛刃状に配設したもの、及び図４に示す
ように、傾斜縁１０の凹溝５における両側縁３の上面に
端縁２に向かって前傾姿勢のカッター６を立設し、底縁
４に切刃７を形成したものまでが提案される。なお、撹
拌翼を多段状に設けた場合には撹拌翼１相互の間隔は等
間隔でないものが採用される。
Claims (7)
- 【請求項１】 回転軸の先端に軸着される掘削ヘッド
と、該掘削ヘッドの上方に軸装される中心ズレ防止装置
と、同じく上方にて軸着される撹拌翼とを有する地盤掘
削機における掘削軸において、撹拌翼が垂直断面下降側
における半径方向の端縁全長に渡って、該端縁と所定の
角度の両側縁と底縁から成る凹溝を櫛刃状に配設してし
て成る地盤掘削機における掘削軸。 - 【請求項２】 撹拌翼が凹溝の両側縁上に、端縁に向か
って前傾姿勢のカッターを立設して成る請求項１記載の
地盤掘削機における掘削軸。 - 【請求項３】 撹拌翼が垂直断面下降側における半径方
向の端縁を、回転軸への取付け基部を長尺とする所要勾
配の傾斜縁として成る請求項１又は請求項２記載の地盤
掘削機における掘削軸。 - 【請求項４】 回転軸の先端に軸着される掘削ヘッド
と、該掘削ヘッドの上方に軸装される中心ズレ防止装置
と、同じく上方にて軸着される撹拌翼とを有する地盤掘
削機における掘削軸において、中心ズレ防止装置が回転
軸の所要位置に所要数均等に張り出して回動自在に位置
決めして成るアームの前端に、掘削ヘッドの掘削径外方
近傍を頂点とする外方に凸状の湾曲部を有する案内体を
配設して成る地盤掘削機における掘削軸。 - 【請求項５】 案内体が緩衝手段を介してアームに出入
自在に係着されて成る請求項４記載の地盤掘削機におけ
る掘削軸。 - 【請求項６】 案内体がローラから成り、該ローラの外
周を円弧面として成る請求項４又は５記載の地盤掘削機
における掘削軸。 - 【請求項７】 回転軸の先端に軸着される掘削ヘッド
と、該掘削ヘッドの上方に軸装される中心ズレ防止装置
と、同じく上方にて軸着される撹拌翼とを有する地盤掘
削機における掘削軸において、掘削ヘッドがその翼板の
下降側における半径方向の端縁を、回転軸への取付け基
部を長尺とする所要勾配の傾斜縁とするとともに、該傾
斜縁に沿ってビットを配列して成る地盤掘削機における
掘削軸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113950A JP2740770B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 地盤掘削機における掘削軸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113950A JP2740770B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 地盤掘削機における掘削軸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07293178A true JPH07293178A (ja) | 1995-11-07 |
| JP2740770B2 JP2740770B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=14625277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6113950A Expired - Fee Related JP2740770B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 地盤掘削機における掘削軸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2740770B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100797845B1 (ko) * | 2007-04-09 | 2008-01-24 | (주)세종산업개발 | 지중 연속벽과 개량체 형성을 위한 천공교반장치 |
| JP2008105339A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 孔壁目荒らし装置及び孔壁目荒らし方法 |
| CN113585981A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-02 | 中铁十五局集团第五工程有限公司 | 一种水泥土双向搅拌桩钻进切削装置及钻进方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103950564A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-30 | 无锡隆俊机械制造有限公司 | 回转式油性颗粒灌装机 |
| CN103950563A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-30 | 无锡隆俊机械制造有限公司 | 回转式油性颗粒灌装搅拌器 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50147401U (ja) * | 1974-05-23 | 1975-12-06 | ||
| JPS576017A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-12 | Kitagawa Tekkosho:Kk | Kneading vane for amendment of soft ground |
| JPS6189090U (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-10 | ||
| JPH0473748A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
| JPH0493410A (ja) * | 1990-08-09 | 1992-03-26 | Yoshida Tekkosho:Kk | 地盤改良機の混合撹拌翼装置 |
| JPH0499787U (ja) * | 1991-01-28 | 1992-08-28 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP6113950A patent/JP2740770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50147401U (ja) * | 1974-05-23 | 1975-12-06 | ||
| JPS576017A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-12 | Kitagawa Tekkosho:Kk | Kneading vane for amendment of soft ground |
| JPS6189090U (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-10 | ||
| JPH0473748A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
| JPH0493410A (ja) * | 1990-08-09 | 1992-03-26 | Yoshida Tekkosho:Kk | 地盤改良機の混合撹拌翼装置 |
| JPH0499787U (ja) * | 1991-01-28 | 1992-08-28 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105339A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 孔壁目荒らし装置及び孔壁目荒らし方法 |
| KR100797845B1 (ko) * | 2007-04-09 | 2008-01-24 | (주)세종산업개발 | 지중 연속벽과 개량체 형성을 위한 천공교반장치 |
| CN113585981A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-02 | 中铁十五局集团第五工程有限公司 | 一种水泥土双向搅拌桩钻进切削装置及钻进方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2740770B2 (ja) | 1998-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07293178A (ja) | 地盤掘削機における掘削軸 | |
| JP5380064B2 (ja) | 杭穴掘削方法及び杭穴掘削ヘッド | |
| JP3249702B2 (ja) | 地盤改良装置 | |
| JP2004308292A (ja) | 既製杭埋め込み用掘削ヘッド | |
| JPH026108Y2 (ja) | ||
| JPH09195269A (ja) | 壁面ハツリ機 | |
| JPH0527586Y2 (ja) | ||
| JP2000213284A (ja) | トンネル掘削機及びロ―ラ―カッタ | |
| JP3453351B2 (ja) | スクリュウオーガー揚土工法とスクリュウオーガー | |
| JP2003148089A (ja) | シールドマシン用カッターヘッド | |
| JP5479716B2 (ja) | 杭穴掘削ヘッド | |
| JPS6172130A (ja) | 連続アンロ−ダのバケツトエレベ−タ用羽根車 | |
| JP2006207259A (ja) | 回転貫入杭およびその施工方法 | |
| JP3312350B2 (ja) | 深層混合処理工法 | |
| JP2005113612A (ja) | 回転圧入鋼管杭の施工管理方法 | |
| JP2603577Y2 (ja) | 杭穴掘削ヘッド | |
| JP4474039B2 (ja) | 掘削方法 | |
| JP2580316Y2 (ja) | 地盤改良機の掘削混合装置 | |
| JPH0716772Y2 (ja) | 立坑掘削機械用刃物の取付構造 | |
| JPH0714471Y2 (ja) | 地盤掘削機における中心ズレ防止装置 | |
| JP3014951U (ja) | 杭穴掘削ヘッド | |
| JP5842201B2 (ja) | 掘削刃及びバケット | |
| JP2726988B2 (ja) | 地盤掘削機における中心ズレ防止装置と該装置に用いるピン | |
| JPS5898529A (ja) | パワ−シヨベルのロツクバケツト | |
| JP3772772B2 (ja) | 掘削工具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130 Year of fee payment: 15 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |