JPH07293176A - ハンマーシャベルのクラウン - Google Patents

ハンマーシャベルのクラウン

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Publication number
JPH07293176A
JPH07293176A JP9256694A JP9256694A JPH07293176A JP H07293176 A JPH07293176 A JP H07293176A JP 9256694 A JP9256694 A JP 9256694A JP 9256694 A JP9256694 A JP 9256694A JP H07293176 A JPH07293176 A JP H07293176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crown
hammer shovel
hammer
shovel
reinforced plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP9256694A
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English (en)
Inventor
Tomio Ota
富夫 太田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 クレーン2から吊持用索条3により地上から
適宜高さに保持される本体部10と、クレーン2によって
昇降操作されて衝撃式掘削を行うハンマーシャベル4を
係脱自在に保持する係止機構11を有するハンマーシャベ
ル4のクラウン1において、本体部10の周囲の少なくと
も一部を、金属体18を埋設した強化プラスチック17によ
り形成したものとしている。 【効果】 クラウン1に衝突した際に発生する大きな音
の外部への漏洩を著しく減らすことができるので、ハン
マーシャベル4のクラウン1への引き上げ衝突時に生ず
る騒音の軽減が可能となる。また、金属体18の重量によ
ってクラウン1全体の重量を適当な重量にすることがで
きるので、ハンマーシャベル4との重量のバランスを取
ることができ、掘削作業の能率を上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衝撃式掘削を行うハ
ンマーシャベルを係脱自在に保持するクラウンの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築工事現場等で基礎杭を打ち込
むために直径約0.8〜3.0m程度の坑道を掘削する
際、図4〜図6に示すような形式の装置が使用されてい
る。
【0003】この装置は、クレーン2によりワイヤロー
プ等の吊持用索条3で地上約30mの高さに保持される
クラウン1と、このクラウン1に係脱自在に保持される
金属製のハンマーシャベル4とから成る。ハンマーシャ
ベル4は、クラウン1の金属製の本体部10に形成され
た、ワイヤロープ等の操作用索条5の通路部19を通じ
て、クレーン2から昇降操作可能に吊持されている。
【0004】クラウン1は、本体部10と、ハンマーシャ
ベル4に突設されたフランジ部41をクラウン1に係止す
る係止機構11、例えばクレーン2からの揺動操作を可能
とした係止爪とを有し、ハンマーシャベル4を係脱自在
に係止している。
【0005】掘削作業を行う際には、ハンマーシャベル
4の係止機構11を操作することにより、クラウン1との
係止状態を解除しハンマーシャベル4を地表へ向けて落
下させる。そして、地上または坑底6へ衝突させた後、
掘屑7をこのハンマーシャベル4で把持し、クレーン2
からの操作用索条5により上昇させ、ハンマーシャベル
4を引き上げてクラウン1に係止し、その後クレーン2
を旋回させ他所に掘屑7を廃棄している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記形
式の従来の装置では、ハンマーシャベル4を上昇させて
クラウン1に係止させる際に、これら金属どうしが衝突
して生じる騒音が非常に大きいという課題を有してい
た。
【0007】そこで、この発明は、ハンマーシャベル4
のクラウン1への引き上げ衝突時に生ずる騒音を軽減で
きるクラウンを提供することを目的としてなされたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のハ
ンマーシャベルのクラウンは、クレーン2から吊持用索
条3により地上から適宜高さに保持される本体部10と、
クレーン2によって昇降操作されて衝撃式掘削を行うハ
ンマーシャベル4を係脱自在に保持する係止機構11を有
するハンマーシャベル4のクラウン1において、本体部
10の周囲の少なくとも一部を、金属体18を埋設した強化
プラスチック17により形成したものとしている。
【0009】
【作用】この発明のハンマーシャベルのクラウンは、ク
ラウン1の本体部10の周囲の少なくとも一部を、強化プ
ラスチック17により形成したので、この強化プラスチッ
ク17により、金属製のハンマーシャベル4が引き上げら
れてクラウン1に衝突した際に発生する大きな音の外部
への漏洩を減らすことができる。
【0010】さらに、前記強化プラスチック17には金属
体18を埋設しているので、金属体18の重量によってクラ
ウン1全体の重量を適当な重量にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明のハンマーシャベルのクラウ
ンの構成を、実施例として示した図面に基づいて詳細に
説明する。
【0012】クラウン1は、図1及び図2に示すよう
に、クレーン2からワイヤロープ等の吊持用索条3によ
り地上から適宜高さに保持されるべき本体部10と、この
本体部10に具備させたハンマーシャベル4の係止機構11
とから構成されている。このハンマーシャベル4は、従
来の技術欄に記載のように、衝撃式掘削を行うクレーン
2によって昇降操作され、その上端部のフランジ部41を
前記係止機構11により係脱自在に保持されている。
【0013】本体部10は、クレーン2からの吊持部12
と、この吊持部12にボルト13によって揺動可能に接続さ
れたハンマーシャベル4の保持部14とから構成されてい
る。なお、この実施例では、本体部10を別体とした吊持
部12と保持部14とから構成しているが、一体として構成
してもよい。
【0014】ハンマーシャベル4の保持部14には、ハン
マーシャベル4の係止機構11を具備させている。この係
止機構11は、クレーン2に接続されているコード(図示
せず)によって揺動操作を可能とした係止爪としてい
る。
【0015】保持部14は、ハンマーシャベル4を保持す
る金属部分16と、その周囲の強化プラスチック17で形成
した部分とから構成している。つまり、ハンマーシャベ
ル4の重量を支えるために高強度を必要とする個所は金
属で形成している。強化プラスチック17は、本体部10の
周囲の少なくとも一部を形成している必要があり、でき
ればその周囲の全体を強化プラスチック17により形成す
るのが好ましい。そして、強化プラスチック17には、例
えば図3に示すような形状の金属枠とした金属体18を埋
設している。
【0016】次に、この発明のハンマーシャベルのクラ
ウンの使用状態を説明する。図2及び図6に示すよう
に、クラウン1に保持されている状態のハンマーシャベ
ル4を、クレーン2からコード(図示せず)を操作する
ことにより係止爪等の係止機構11を揺動させ、互いの係
合状態を解除して、ハンマーシャベル4を地上6に向け
て落下させる。そして、掘削作業を行った後、ハンマー
シャベル4をクレーン2により上昇させる。
【0017】すると、ハンマーシャベル4はクラウン1
に衝突する。この時、衝突した個所で大きな音が発生す
る。ところが、クラウン1の本体部10の保持部14の周囲
を強化プラスチック17により形成したので、発生した大
きな音はこの強化プラスチック17により外部への漏洩を
著しく減らすことができる。
【0018】
【発明の効果】この発明のハンマーシャベルのクラウン
は、以上のように構成されているので、その本体部10の
周囲の少なくとも一部を形成している強化プラスチック
17により、金属製のハンマーシャベル4が引き上げられ
てクラウン1に衝突した際に発生する大きな音の外部へ
の漏洩を著しく減らすことができるので、ハンマーシャ
ベル4のクラウン1への引き上げ衝突時に生ずる騒音の
軽減が可能となる。
【0019】さらに、この発明のハンマーシャベルのク
ラウンは、強化プラスチック17には金属体18を埋設して
いるので、金属体18の重量によってクラウン1全体の重
量を適当な重量にすることができるので、ハンマーシャ
ベル4との重量のバランスを取ることができ、掘削作業
の能率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクラウンがハンマーシャベルと係止
状態にない状態を示す部分断面図である。
【図2】この発明のクラウンがハンマーシャベルと係止
状態にある状態を示す部分断面図である。
【図3】この発明のクラウンを構成する強化プラスチッ
クに埋設される金属体の斜視図である。
【図4】従来のクラウンがハンマーシャベルと係止状態
にない状態を示す部分断面図である。
【図5】従来のクラウンがハンマーシャベルと係止状態
にある状態を示す部分断面図である。
【図6】クラウン及びハンマーシャベルの使用状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 クラウン 2 クレーン 3 吊持用索条 4 ハンマーシャベル 10 本体部 11 係止機構 17 強化プラスチック 18 金属体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン(2)から吊持用索条(3)に
    より地上から適宜高さに保持される本体部(10)と、ク
    レーン(2)によって昇降操作されて衝撃式掘削を行う
    ハンマーシャベル(4)を係脱自在に保持する係止機構
    (11)を有するハンマーシャベル(4)のクラウン
    (1)において、本体部(10)の周囲の少なくとも一部
    を、金属体(18)を埋設した強化プラスチック(17)に
    より形成したことを特徴とするハンマーシャベルのクラ
    ウン。
JP9256694A 1994-04-28 1994-04-28 ハンマーシャベルのクラウン Pending JPH07293176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9256694A JPH07293176A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ハンマーシャベルのクラウン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9256694A JPH07293176A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ハンマーシャベルのクラウン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07293176A true JPH07293176A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14057984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9256694A Pending JPH07293176A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ハンマーシャベルのクラウン

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JP (1) JPH07293176A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270291A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Sanwa Kiko Kk ハンマグラブのクラウン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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