JPH0729275Y2 - 水中モータポンプ - Google Patents

水中モータポンプ

Info

Publication number
JPH0729275Y2
JPH0729275Y2 JP311090U JP311090U JPH0729275Y2 JP H0729275 Y2 JPH0729275 Y2 JP H0729275Y2 JP 311090 U JP311090 U JP 311090U JP 311090 U JP311090 U JP 311090U JP H0729275 Y2 JPH0729275 Y2 JP H0729275Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
metal fitting
outer diameter
pump body
submersible motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP311090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0395096U (ja
Inventor
真 小林
良男 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP311090U priority Critical patent/JPH0729275Y2/ja
Publication of JPH0395096U publication Critical patent/JPH0395096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0729275Y2 publication Critical patent/JPH0729275Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シース部にゴムとは別に布等を入れて、引張
り強さ・耐屈曲性・耐衝撃性・耐摩耗性を向上させるよ
うにした補強材入りの電源ケーブルを備えた水中モータ
ポンプに関する。
〔従来の技術〕
従来、上記のようにシース部にゴムとは別に布等を入れ
た補強材入りの電源ケーブルは、第3図(a)(b)に
示すように、該電源ケーブル1を曲げた状態で曲率を利
用して金具2に固定し、引張力が働いても抜けないよう
な構造になっていた。
上記固定金具2は、従来、4本のボルト又はビス3で固
定され、該金具2は、鎖4で、図示しない水中モータポ
ンプ本体につながれていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来技術では、金具2は鎖4でポンプ本体とつ
ながれているだけであるので、ケーブル1を引張ると同
時に、金具2とケーブル1との間に曲げ作用が生じるた
め、繰り返えし曲げ作用によってケーブル1が破損し易
いという問題点があったし、また、金具2自体が作業者
に当ってけがをする場合もあった。
そこで、金具2をポンプ本体に直接取付ければ上記の不
具合は解消される。
ところが、上記の場合、金具2をポンプ本体に取付ける
最も有効な位置は、当該ケーブルの保護及び作業性から
考えて、モータカバー上面である。しかしながら、第3
図に示された構造、つまり、長さA、幅Bの重ね合わさ
れた2枚の金具2a、2bによって、ケーブル1の軸心にお
いて曲率半径R、円弧長さLの当接面によって固定され
る構造のまま、モータカバー上に取付けられる程の空間
(スペース)を確保することは、極めて難かしい。
他方、第3図においてケーブル1を抜けにくくするため
には、 (i) 曲率半径Rを小さくする方法と、 (ii) 円弧長さLを大きくする方法が考えられるが、
(i)の方法では、金具2の幅Bが大きくなり、また
(ii)の方法では長さAが大きくなってしまい、何れの
方法もモータカバー上の空間を大きく消費してしまうと
いう問題点があった。
本考案は、空間を消費することなくポンプ本体に取付け
ることが可能で、且つケーブルを引張っても破損するこ
とがないケーブルを備えた水中モータポンプを提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、補強材入りの
電源ケーブルを、三角形状をした金具とポンプ本体との
間に、筒状のゴムを介して曲げた状態で挟持し、且つ上
記金具を3本のボルトによってポンプ本体に固定するよ
うにしたことを特徴としている。
また、上記ケーブルに与える曲率半径Rを、ケーブル軸
心において該ケーブル仕上り外径Dの2〜3倍とし、且
つケーブル固定円弧長さLを、ケーブル軸心においてケ
ーブル仕上り外径Dの2〜3倍とし、更に、三角形状を
した金具の中心点から一辺までの距離lを、上記ケーブ
ル仕上り外径Dの1〜1.5倍としたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されているので、当該ケーブ
ルは、三角形状をした金具の3本の各取付けボルトの間
を、その中の1本のボルトの周りを取り巻くようにして
挿通された状態で、該金具とポンプ本体との間に挟持さ
れる。
上記のように、ケーブル部分は1本のボルトの周りを取
り巻くようにして曲げられるので、その曲率半径は小さ
くでき、従って当該ケーブルは抜けにくい。また、この
ように1本のボルトの周りを取り巻くようにして金具に
固定されるケーブル部分の円弧長さLも短くなるので、
4本のボルトで固定するようにした従来の金具(第3
図)に比べて、小形で済み、従って、空間を消費するこ
となく、ポンプ本体に取付けることが可能となる。
また、ケーブル仕上り外径Dを基準に、ケーブルに与え
る曲率半径Rを、ケーブル軸心において、R=2D〜3Dと
し、ケーブル固定円弧長さLをL=2D〜3Dとし、且つ三
角形状の金具の中心点(重心)から一辺までの距離l
を、l=D〜1.5Dとすることにより、一層スペースを消
費することなく、当該ケーブルをポンプ本体に取付ける
ことが可能になることが、種々の実験結果により確認さ
れている。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図(a)は、本考案の一実施例を示すケーブルの取
付状態の要部断面平面図であり、同図(b)は同図
(a)のI−I断面図である。
図において、補強材入りのケーブル1は、三角形状をし
たケーブル保護金具12の内部に形成された、ケーブル軸
心において曲率半径Rの溝12aに沿って嵌め込まれ、該
金具12は、各ボルト孔13に挿通される3本のボルト14に
よって、第2図に示すように、水中モータポンプのモー
タカバー21の上面に固定されるようになっており、また
上記溝12aは、内方の1本のボルト孔13aの周りを取り巻
くようにして形成されている。
上記ケーブル軸心における曲率半径Rは、ケーブル仕上
り外径Dを基準に、R=2D〜3Dで、ケーブル固定円弧長
さLは、L=2D〜3Dで、且つ三角形状の金具12の中心
(重心)Oから一辺までの距離lは、l=D〜1.5Dとさ
れている。なお、図中、15は、金具12の溝12aの内面に
嵌入されケーブル1の外面と密接する筒状ゴム、21はモ
ータ、22はホースカップリング、23は取手である。
上記のように構成されているので、当該ケーブル1は、
三角形状をした金具12の3本の各取付けボルト孔13の間
を、その中の1本の内方のボルト孔13aの周りを取り巻
くようにして挿通された状態で、該金具12とモータカバ
ー20(第2図)との間に挟持される。
上記のように、金具12に固定されるケーブル部分は1本
のボルト孔13aの周りを取り巻くようにして曲げられる
ので、その曲率半径Rは小さくでき、従って当該ケーブ
ルは抜けにくい。また、このように1本のボルト孔13a
の周りを取り巻くようにして金具12に固定されるケーブ
ル部分の円弧長さLも短くなるので、4本のボルトで固
定するようにした従来の金具(第3図)に比べて、小形
で済み、従って、空間を消費することなく、ポンプ本体
に取付けることが可能となる。
また、ケーブル仕上り外径Dを基準に、ケーブルに与え
る曲率半径Rを、ケーブル軸心において、R=2D〜3Dと
し、ケーブル固定円弧長さLをL=2D〜3Dとし、且つ三
角形状の金具の中心点(重心)から一辺までの距離l
を、l=D〜1.5Dとすることにより、一層スペースを消
費することなく、当該ケーブルをポンプ本体に取付ける
ことが可能になることが、種々の実験結果により確認さ
れている。
また、ケーブル1は、筒状ゴム15を介して金具12に固定
されているので、該ケーブル1を引張っても破損しな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、次のような効果
が奏される。
(i) 補強材入りの電源ケーブルを、三角形状をした
金具とポンプ本体との間に、筒状のゴムを介して曲げた
状態で挟持し、且つ上記金具を3本のボルトによってポ
ンプ本体に固定したことにより、該金具に固定されるケ
ーブル部分の曲率半径及び円弧長さを何れも小さくでき
るので、スペースを消費することなく当該ケーブルをポ
ンプ本体のモータカバー等に取付けることが可能とな
る。また、筒状のゴムを介在させているので、ケーブル
を引張っても破損することがない。
(ii) ケーブルに与える曲率半径Rをケーブル軸心に
おいてケーブル仕上り外径Dの2〜3倍とし、且つケー
ブル固定円弧長さLをケーブル仕上り外径Dの2〜3倍
とし、更に、三角形状の金具の中心点(重心)から一辺
までの距離lを上記ケーブル仕上り外径Dの1〜1.5倍
とすることにより、より一層少ないスペースで当該ケー
ブルをポンプ本体に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の一実施例を示す三角形状の金具
に取付けられたケーブルの取付け状態の要部断面平面
図、同図(b)は同図(a)のI−I線断面図、第2図
は水中モータポンプのモータカバーにケーブルを取付け
た状態を示す要部断面図、第3図(a)及び(b)は従
来例を示す要部平面図及び側面図である。 1……ケーブル、12……金具、13,13a……ボルト孔、14
……ボルト、15……筒状ゴム、20……モータカバー、21
……モータ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルを曲げた状態で金具に固定し、引
    張力が働いても抜けないようにされた補強材入りの電源
    ケーブルを備えた水中モータポンプにおいて、ケーブル
    を、三角形状をした金具とポンプ本体との間に、筒状の
    ゴムを介して曲げた状態で挟持し、且つ上記金具を3本
    のボルトによってポンプ本体に固定するようにしたこと
    を特徴とする水中モータポンプ。
  2. 【請求項2】ケーブルに与える曲率半径Rを、ケーブル
    軸心において該ケーブル仕上り外径Dの2〜3倍とし、
    且つケーブル固定円弧長さLを、ケーブル軸心において
    ケーブル仕上り外径Dの2〜3倍とし、更に、三角形状
    をした金具の中心点から一辺までの距離lを、上記ケー
    ブル仕上り外径Dの1〜1.5倍としたことを特徴とする
    水中モータポンプ。
JP311090U 1990-01-19 1990-01-19 水中モータポンプ Expired - Lifetime JPH0729275Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP311090U JPH0729275Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 水中モータポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP311090U JPH0729275Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 水中モータポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0395096U JPH0395096U (ja) 1991-09-27
JPH0729275Y2 true JPH0729275Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=31506950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP311090U Expired - Lifetime JPH0729275Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 水中モータポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729275Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4544716B2 (ja) * 2000-08-24 2010-09-15 株式会社鶴見製作所 電動ポンプのケーブル係止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0395096U (ja) 1991-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0513988Y2 (ja)
WO2016043065A1 (ja) インホイールモータ駆動装置の動力線配線構造
JPH0729275Y2 (ja) 水中モータポンプ
JPH051937Y2 (ja)
JP4426434B2 (ja) クローラ装置およびその組立方法
JP2584257B2 (ja) 可撓性ホース
JPH049494B2 (ja)
JPH0214259U (ja)
US4266440A (en) Steering unit
JPH04196113A (ja) 変圧器またはリアクトルの端子箱
JP3715140B2 (ja) 光ケーブル牽引具
JP3032765U (ja) 送電線把持クランプ用ゴムインサート
JP2571516Y2 (ja) 線材補強ホース
JPH0212140Y2 (ja)
JP4032191B2 (ja) スリーブプロテクター
JPH0318056Y2 (ja)
JPS6110419Y2 (ja)
JPS5836188Y2 (ja) 波付シ−ス被覆ケ−ブルの固定装置
JPH0228288Y2 (ja)
JPS58347Y2 (ja) スペ−サ用クランプ把持部
JPS5814664Y2 (ja) 通信ケ−ブルの把持部
JPH0314388U (ja)
JPS642491Y2 (ja)
JPH0223006U (ja)
KR200313549Y1 (ko) 전선 권취용 보빈