JPH07292742A - トイレ装置および記録カード - Google Patents

トイレ装置および記録カード

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JPH07292742A
JPH07292742A JP8957794A JP8957794A JPH07292742A JP H07292742 A JPH07292742 A JP H07292742A JP 8957794 A JP8957794 A JP 8957794A JP 8957794 A JP8957794 A JP 8957794A JP H07292742 A JPH07292742 A JP H07292742A
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JP
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card
recording
water
recording card
toilet
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JP8957794A
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English (en)
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Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
博明 ▲よし▼田
Hiroaki Yoshida
Kunio Nakamura
邦夫 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレにおける人体情報をカードに記録可能
とするとともに、誤ってカードを水洗便器内に落として
も流出や水没せずに清潔に使用できるトイレ装置および
記録カード。 【構成】 水洗便器21に取り付けられた検尿スティッ
ク26による検尿結果を、リーダ・ライタ42でICカ
ード25に記録し、人体情報の記録を実現するととも
に、ICカード25の長辺56を水洗便器流出口58よ
りも大きく構成し、比重を水よりも軽くし、抗菌性を持
たせて構成することにより、水洗便器21内にICカー
ドを落とした場合の水没や流出を防止し、また清潔な使
用を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレにおいて人体情
報の検出や記録を行うトイレ装置および情報の記録をあ
るいは読出を行う記録カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトイレ装置および記録カ
ードには、図7および図8に示すようなものがあった
(例えば特開平3−191136号公報)。
【0003】図7において、1は水洗便器でありロータ
ンク2に貯えた水により排泄物の洗い流しができる。こ
の水洗便器1には温水洗浄便座3が搭載されており、こ
の温水洗浄便座3は洗浄ノズル4と乾燥ノズル5を備え
ている。通常使用者がカードを持たない場合は、温水洗
浄便座3の制御はコントローラ6によって行われるが、
カードを持っている場合はコントローラ7で行われ、こ
のコントローラ7にはカード8の挿入口9が設けられて
いる。
【0004】このトイレ装置の制御は図8の制御ブロッ
ク図のように行われる。洗浄系統10では水道11の水
が、ロータンク2から給水アダプタ12を介して導か
れ、開閉弁13によって供給・停止がなされる。次いで
調圧弁14がコントローラ7によって制御され、水勢が
調節される。熱交換器15もコントローラ7で制御さ
れ、湯の温度が調節される。この湯がコントローラ7で
作動する調整弁16によって制御され、洗浄ノズル4か
ら噴射される。また、洗浄ノズル4はコントローラ7に
よって噴射角度が制御される。
【0005】乾燥系統17では温風ファン18が、コン
トローラ7で制御され温度が設定され、調整弁19を作
動して乾燥時間を設定し、乾燥ノズル5から温風を吹き
出す。
【0006】この洗浄系統10と乾燥系統17を制御す
るコントローラ7は、図6の挿入口から差し込まれたカ
ード8に予め記録された入力情報によって制御される。
カード8はトイレを利用する複数の特定の個人が所有
し、このカード8に各個人の好みに応じて予め、調圧弁
14、熱交換器15、調整弁16、洗浄ノズル4、温風
ファン17および調整弁19を制御する情報を登録して
おく。
【0007】また、コントローラ7に選択ボタン20が
設けられており、カード8を使用せずに、各制御項目を
適宜組み合わせて洗浄することもできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のトイレ装置では、カードを利用したトイレ
装置の制御が、カード8に予め記録された入力情報によ
ってのみ行われるだけであり、トイレ装置で人体情報を
検出し、検出した情報を記録することができなかった。
【0009】また、上記したような従来のカードでは、
カードの挿入口9へのカード8の装填時に、誤って水洗
便器1内に落下させて流出する確率も高かった。
【0010】本発明は上記課題を解決するものであり、
トイレにおける、例えば検尿結果等の人体情報の検出と
記録カードへの記録を可能とするとともに、誤って記録
カードを水洗便器内に落としても、流出や水没せずに清
潔に使用できるトイレ装置を提供することを目的として
いる。
【0011】また、水回り機器に関連して使用される記
録カードにおいて、水に浮く、あるいは浮きやすいく、
清潔に使用ができる記録カードを提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のトイレ装置は、水洗便器に取り付けられた
人体情報検出手段と、この人体情報検出手段で検出され
た人体情報を記録する水洗便器の流出口より大きく構成
した記録カードと、人体情報検出手段の信号を記録カー
ドに書き込む記録手段を備えて構成するものである。
【0013】また、上記構成に加え、記録カードは長辺
と短辺を有し、長辺側を軽量に構成するものである。
【0014】また、前記構成に加え、記録カードは比重
を水よりも小さく設定して構成するものである。
【0015】また、前記構成に加え記録カードは抗菌性
を有した材料で構成するものである。
【0016】また、上記目的を達成するために本発明の
記録カードは、長辺と、短辺を有し、長辺側を軽量に構
成するとともに、全体の比重を水よりも小さく構成する
ものである。
【0017】また、上記目的を達成するために本発明の
記録カードは、はっ水性有した材料で構成した表面を有
し、全体比重を表面張力を見込んだ値以下に設定して構
成するものである。
【0018】また、上記目的を達成するために本発明の
記録カードは、記録の読出あるいは書き込み機能部を除
く表面を抗菌性の材料で構成するものである。
【0019】
【作用】上記した構成により本発明のトイレ装置は、人
体情報検出手段で検出された人体情報を、記録手段で記
録カードに書き込むことにより、人体情報を記録カード
に記録可能とするとともに、記録カードを水洗便器の流
出口より大きく構成することにより、誤って記録カード
をこの水洗便器内に落としても流出しないトイレ装置を
実現しているものである。
【0020】また、記録カードの長辺側を軽量に構成す
ることにより、短辺側が水洗便器の流出口よりも小さく
ても長辺側を引っかかるようにし、誤って記録カードを
水洗便器内に落とした場合の流出を防いでいるものであ
る。
【0021】また、記録カードは比重を水よりも小さく
構成することにより、水洗便器内に誤って記録カードを
落とした場合の流出の防止と水没の防止を図り、更に拾
いやすさも実現しているものである。
【0022】また、記録カードの抗菌作用により、便器
へ誤って記録カードを落下させた場合に付着した雑菌や
ウィルス等の滅菌や繁殖の防止を行い清潔な使用を実現
しているものである。
【0023】また、上記構成により本発明の記録カード
は、記録カードの比重を水よりも小さく構成することよ
り、風呂、トイレ、洗面所等の水回り機器に関連して使
用される記録カードを、誤って落とした場合の流出の防
止や水没の防止を図り、更に拾いやすさも実現している
ものである。
【0024】また、上記構成により本発明の記録カード
は、記録カードの表面のはっ水作用により、記録カード
を浮きやすくし、流出や水没の防止と、水がついたまま
使用することによる関連機器の損傷を防止しているもの
である。
【0025】また、上記構成により本発明の記録カード
は、表面の抗菌性により、雑菌やウィルス等の滅菌や繁
殖の防止を行い清潔な使用を実現するものである。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0027】図1において21はロータンクを内蔵した
水洗便器であり、温水洗浄便座22が搭載され、本体操
作部23が設けられている。トイレの壁面にはリモコン
24が設けられていて、このリモコン24部で記録カー
ドであるICカード25が装填できる。
【0028】本体内部には図2に示すように、人体情報
検出手段として男性用検尿スティク26、女性用検尿ス
ティク26’、この検尿スティク26、26’からの信
号分析を行う尿分析器27、この尿分析器27の分析結
果を処理する尿分析処理器28、検査の完了を検出する
完了検出部29、リモコン24との間で信号の送信・受
信を行う本体送受信器30およびこれらを統括的に制御
する本体制御器31が設けられている。また、本体制御
器31は、温水洗浄便座22の制御を行う温水洗浄便座
制御器32とも信号をやり取りしている。
【0029】リモコン24の詳細構成は、図3(a)、
(b)に示すように構成されている。
【0030】ICカードの装填部33は、横からICカ
ード25を装填口34に差し込めるように構成されてい
る。そしてリモコン24の表面に、検査の開始と一時停
止を行う検査スイッチ35、検査中を表示する検査中L
ED36、検査終了を表示する終了LED37、表示画
面38への検査結果の表示を選択する表示スイッチ3
9、ICカード25の排出を指示する排出スイッチ4
0、また表示を行った場合、ICカード25に記憶され
た内容を順次送って画面を更新するスクロールスイッチ
41、42が設けられている。また、リモコン24の内
部にはICカード25のリーダ・ライタ43や、リモコ
ン24と本体送受信器30との間で信号の送信・受信を
行う送受信手段として電波で送信・受信を行うリモコン
送受信器44や、リモコン制御器44’が設けられてい
る。また、リモコン24には温水洗浄便座22用の操作
部も併設されており、おしり洗浄スイッチ45、ビデ洗
浄スイッチ46、停止スイッチ47、乾燥スイッチ4
8、脱臭スイッチ49、暖房スイッチ50、洗浄流量や
乾燥温風の強弱調整用のアップスイッチ51、ダウンス
イッチ52が設けられている。
【0031】また、ICカード25の第1の実施例は図
4(a)、(b)に示すような構成となっており、IC
モジュール部53、磁気ストライプ部54、また内部に
ICカード全体の比重を軽くするための中空部55を有
している。
【0032】このICカード25は、図4に示すように
長辺56と短辺57を有しており、少なくとも長辺56
は、図5に示すように便器21の流出口58より大きく
構成され、誤ってICカード25を便器21内に落とし
たた場合の流出が防止されている。また、ICカード2
5の中空部55は図4の如く、長辺56側が軽量になる
ように、長辺56側に偏して構成されている。そして、
ICカード25はこの中空部55により、全体の比重が
水よりも小さく、すなわち1以下に設定されている。ま
た、ICカード25はICモジュール部53、磁気スト
ライプ部54を除く部分が抗菌樹脂で構成され、雑菌や
ウィルス等の付着時に滅菌や繁殖の防止が行えるように
なっている。ICモジュール部53、磁気ストライプ部
54は、ICからの記録の読出あるいは書き込み機能、
また磁気ストライプからの個人情報の読出に使用されて
いるが、書き込み、読出の機能を確実に果たすためこの
実施例では抗菌性を付与していない。抗菌樹脂は、チオ
スルファト銀錯塩をシリカゲルに担持し表面を無機質被
覆化した複合製剤の無機系抗菌剤を樹脂に混練したもの
や、ヒドロキシアパタイトを担体として、銀化合物を担
持させた微粉末と酸化亜鉛ウィスカの複合体を樹脂に混
練したもの等が使用されている。
【0033】また、ICカード25ははっ水性も有して
おり、はっ水性付与のため、樹脂にはフッ素系樹脂やシ
リコンが混練されている。はっ水性のみ必要とする場合
はシリコンでもよいが、はっ水性はつ油性も合わせ持た
せ、汚れ防止も行う場合は、フッ素系樹脂の方がよい。
抗菌性と、はっ水性はカードの使用目的に応じて、一緒
にICカード25に付与してもよいし、それぞれ単独で
使用してもよい。
【0034】上記のような構成において次に本実施例の
動作について説明する。使用者がICカード25を持参
してリモコン24に設けたカード装填口33からICカ
ード25を差し込むと、個人認識が行われ、記憶されて
いるデータ類が利用できるようになる。ICカード25
の装填部をリモコン24に設けることにより、老人や妊
婦などは体をひねらずに楽にICカード25を差し込む
ことができ、誤って水洗便器21内に落下させて流出す
ることも防止できる。
【0035】温水洗浄便座22のみを使用して検査を行
わないときは、個人情報が温水洗浄便座22の制御部3
2に送られ、個人に合った最適な制御が行われる。検尿
を行う場合は、ICカード25を装填し、放尿を開始し
使用者が検査スイッチ35を押すと、検尿スティク26
あるいは26’が伸長され尿成分を検出する。この検出
結果を尿分析器27で分析し、尿分析処理器28で処理
し、本体送受信器30を介して電波信号でリモコン24
に送る。リモコン24では、この本体より送られてきた
信号を確認し、リーダ・ライタ43でICカード25に
分析結果を書き込み人体情報の記録化を実現している。
【0036】ICカード25が挿入され検査スイッチ3
5押さない場合は、ICカード25の記憶内容に沿っ
て、通常通り温水洗浄便座の機能が利用できる。
【0037】次に、ICカード25のカード装填口33
への挿入持や取出時、あるいはそれ以外の状況におい
て、使用者が誤って水洗便器21内にICカード25を
落下させた場合の動作について述べる。使用者が誤って
ICカード25を図5に示すように水洗便器21内に落
下させても、基本的にICカード25自身が流出口58
より大きく構成されているため、水洗が行われても水洗
便器21から排水管に流出することがない。特に、本実
施例では長辺56側を軽量に構成し、かつ比重を水より
も小さく設定しているため、水洗便器21内に落下させ
た場合ICカード25が、水洗便器21の封水面から長
辺56を上方として浮き上がっているので、指でICカ
ード25の情報を摘むだけで拾い上げることができる。
比重が水よりも大きい場合においても、ICカード25
の長辺56側を軽量に構成することにより、短辺57が
水洗便器21の流出口58より小さくても、流出時に流
れ方向に短辺57側が向き、流出口58に長辺56が引
っかかる確率を増すことができる。
【0038】また、ICカードにはっ水性を持たせてい
るため、水滴が簡単に除去でき、リーダ・ライタ43等
に水が付着されたままで装着されることがなくなり、リ
ーダ・ライタ43等の故障や誤動作が防止できる。
【0039】また、万が一便器21内に排泄物がある状
態のところへ、ICカード25を落下させても、ICカ
ード25自身に抗菌性を持たせているため、雑菌やウィ
ルスの滅菌や繁殖の防止が図れ、清潔に使用ができるも
のである。
【0040】図6にICカードの第2の実施例を示す。
ICカード25は、ICモジュール部53、磁気ストラ
イプ部54、長辺56、短辺57およびICカード全体
の比重を軽くするための中空部55を有している。
【0041】ICカード25の軽量部59は第1の実施
例と異なり、全域に亘って比重の軽い発泡樹脂で構成さ
れており、ICカード25全体の比重は1を若干上回っ
たものとなっている。
【0042】また、表面の樹脂60は、はっ水性を有し
た樹脂で構成されている。更に、ICカード25の表面
は、小さい凹凸が無数に設けられ、いわゆるエンボス効
果によりはっ水性の更なる向上が図られている。このた
め、ICカード25の全体比重は若干1を上回っていて
も、はっ水性の助力による表面張力の向上により、水面
に落下させた場合や水面に浮かべようとした場合、水面
に浮上させることができている。また、この第2の実施
例のICカード25は、軽量部59が全域に亘って構成
されているため、水に落としても図6(a)に示す面が
水の上に浮かぶ。このためトイレにおける流出防止や水
没防止の目的のみならず、浴槽などで不使用時に水面に
浮上させておくこと等もでき、表示面が上面を向いてい
るので使用性も良いものとなっている。
【0043】なお、この実施例ではICカード25全体
の比重が1よりも若干大きくなっているが、構造や樹脂
材料の工夫により比重が1を下回った場合でも、はっ水
性とエンボス効果により水中落下時の浮上速度を早めた
り、確実に水面上に浮上させることができる等の効果を
有している。また、比重の軽量化の方法としてICカー
ド25全体を、軽量の材料で構成したり、全域に亘って
中空部を形成する方法等各種の方法が考えられる。
【0044】上記第1、第2の実施例におけるICカー
ド25の長辺・短辺の長さの設定、比重の設定、長辺側
の軽量化、全体に亘る軽量化、はっ水性材料での構成、
表面の凹凸、抗菌材料での構成等はICカードの使用目
的に応じて任意に組合せが選択可能である。
【0045】また、記録カードはICカードでなく磁気
カード、光カード、光ディスク等でもよく、また情報の
記録、記録の読出の機能の組合せは任意に可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明のトイレ装置は、水
洗便器に取り付けられた人体情報検出手段と、流出防止
や水没防止、清潔使用等を図った記録カードと、記録カ
ードへの記録手段を備えているとともに、記録カード単
体としても長辺側を軽量に構成したり、はっ水性有した
材料で表面構成し、全体比重を表面張力を見込んだ値以
下に設定しているため次のような効果を有している。
【0047】(1)人体情報検出手段と、人体情報を記
録する水洗便器の流出口より大きく構成した記録カード
と、人体情報を記録カードに書き込む記録手段を備えて
いるため、トイレにおける、例えば検尿結果等の人体情
報を記録カードに記録可能とするとともに、誤ってカー
ドを水洗便器内に落としても、水洗時に流出することを
防止できる。
【0048】(2)記録カードは長辺側を軽量に構成し
ているため、長辺を水洗便器の流出口より大きく構成す
るだけで、誤ってカードを水洗便器内に落としても、水
洗時に流出することを防止できる。
【0049】(3)記録カードは比重が水よりも小さい
ため、誤ってカードを水洗便器内に落としても、記録カ
ードの水没を防止でき、拾い上げ易くするとともに、水
洗時に流出しにくくすることができる。
【0050】(4)記録カードは抗菌性を有しているた
め、誤って排泄物がある状態の水洗便器内に落として
も、拾い上げた後の雑菌やウィルスの滅菌や繁殖の防
止、また通常時の滅菌や繁殖の防止ができる。
【0051】(5)記録カードを長辺側を軽量に構成す
るとともに、全体の比重を水よりも小さく構成している
ため、水面に落下させたり、ある浮かべようとした場
合、水面に浮遊させることができ、トイレや風呂あるい
は洗面等の水回り機器における、記録カードの流出や水
没の防止、また浮遊させた状態での利用が実現できる。
【0052】(6)記録カード表面をはっ水性有した材
料で構成し、全体比重を表面張力を見込んだ値以下に設
定しているため、記録カードの比重が水の比重よりも若
干大きくても、水面に浮遊させることができ、また浮力
の増大と、拾い上げ後の水滴の除去を容易にし、記録カ
ードが装着される機器の損傷や誤動作を防止できる。
【0053】(7)記録の読出あるいは書き込み機能部
を除く表面を抗菌性の材料で構成しているため、記録カ
ードの雑菌やウィルスの繁殖の防止や、滅菌ができ清潔
に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるトイレ装置の斜視図
【図2】同トイレ装置の切欠き断面図
【図3】(a)同トイレ装置に用いられるリモコンの正
面図 (b)同トイレ装置に用いられるリモコンの側面図
【図4】(a)同トイレ装置に用いられるICカードの
第1の実施例の正面図 (b)同トイレ装置に用いられるICカードの第1の実
施例の側面図
【図5】便器の流出口よりカードを大きくした時の図
【図6】(a)同トイレ装置に用いられるICカードの
第2の実施例の正面図 (b)同トイレ装置に用いられるICカードの第2の実
施例の側面図
【図7】従来のトイレ装置の斜視図
【図8】同トイレ装置の制御ブロック図
【符号の説明】
21 水洗便器 25 ICカード(記録カード) 26 男性用検尿スティック(人体情報検出手段) 26’ 女性用検尿スティック(人体情報検出手段) 43 リーダ・ライタ(記録手段) 56 長辺 57 短辺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 邦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗便器に取り付けられた人体情報検出手
    段と、この人体情報検出手段で検出された人体情報を記
    録する前記水洗便器の流出口より大きく構成した記録カ
    ードと、前記人体情報検出手段の信号を前記記録カード
    に書き込む記録手段を備えたトイレ装置。
  2. 【請求項2】記録カードは長辺と短辺を有し、長辺側を
    軽量に構成した請求項1記載のトイレ装置。
  3. 【請求項3】記録カードは比重を水よりも小さく設定し
    て構成した請求項1または2記載のトイレ装置。
  4. 【請求項4】記録カードは抗菌性を有した材料で構成し
    た請求項1記載のトイレ装置。
  5. 【請求項5】長辺と短辺を有し、長辺側を軽量に構成す
    るとともに、全体の比重を水よりも小さく設定して構成
    した記録カード。
  6. 【請求項6】はっ水性有した材料で構成した表面を有
    し、全体の比重を水の比重に表面張力を見込んだ値以下
    に設定して構成した記録カード。
  7. 【請求項7】記録の読出あるいは書き込み機能部を除く
    表面を抗菌性の材料で構成した記録カード。
JP8957794A 1994-04-27 1994-04-27 トイレ装置および記録カード Pending JPH07292742A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012526101A (ja) * 2009-05-07 2012-10-25 アルジョウィギンス セキュリティ 抗ウィルス特性を有する情報媒体及び同物を作る為の方法
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