JPH07166593A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JPH07166593A
JPH07166593A JP31801493A JP31801493A JPH07166593A JP H07166593 A JPH07166593 A JP H07166593A JP 31801493 A JP31801493 A JP 31801493A JP 31801493 A JP31801493 A JP 31801493A JP H07166593 A JPH07166593 A JP H07166593A
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JP
Japan
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inspection
card
human body
toilet
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Application number
JP31801493A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
博明 ▲よし▼田
Hiroaki Yoshida
Kunio Nakamura
邦夫 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレにおける人体情報の検査結果をICカ
ードに記録可能とするとともに、人体情報の検出に当た
り誤った検出を防ぎ、楽に操作ができるトイレ装置を提
供する。 【構成】 便器21側に、検尿スティック26、2
6’、信号分析を行う尿分析器27、分析結果を処理す
る尿分析処理器28、検査の完了を検出する完了検出部
29を、便器21とは別にリモコン24と、ICカード
25のリーダ・ライタ43、人体情報の検出開始を指示
する検査スイッチ35を設け、検査スイッチ35による
検査開始指示により人体情報の検出を開始し、完了検出
部29の完了信号に基づき分析結果を本体送受信器30
からリモコン送受信器44を介してリモコン24に送り
ICカード25に記録したり、ICカード25の記憶内
容に従って使用者別に最適制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレにおいて人体情
報の検出や記録を行うトイレ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトイレ装置には、図6お
よび図7に示すようなものがあった(例えば特開平3−
191136号公報)。
【0003】図6において、1は便器であり、ロータン
ク2に貯えた水により排泄物の洗い流しができる。この
便器1には温水洗浄便座3が搭載されており、この温水
洗浄便座は、洗浄ノズル4と乾燥ノズル5を備え、人体
局部の洗浄と洗浄後の乾燥が可能となっている。通常使
用者がカードを持たない場合は、温水洗浄便座3の制御
はコントローラ6によって行われるが、カードを持って
いる場合はコントローラ7で行われ、このコントローラ
7にはカード8の挿入口9が設けられている。
【0004】このトイレ装置の制御は図7の制御ブロッ
ク図のように行われる。洗浄系統10では水道11の水
が、一度ロータンク2に貯められてから給水アダプタ1
2を介して導かれ、開閉弁13によって供給・停止がな
される。次いで調圧弁14がコントローラ7によって制
御され、水勢(水圧)が調節される。熱交換器15もコ
ントローラ7で制御され、湯の温度が調節される。この
湯がコントローラ7で作動する調整弁16によって噴射
時間を設定され、洗浄ノズル4から噴射される。また、
洗浄ノズル4はコントローラ7によって噴射角度が制御
される。
【0005】乾燥系統17では温風ファン18が、コン
トローラ7で制御され温度が設定される。次いでコント
ローラ7で調整弁19を作動して乾燥時間を設定し、乾
燥ノズル5から温風を吹き出す。この洗浄系統10と乾
燥系統17を制御するコントローラ7は、図6の挿入口
から差し込まれたカード8に予め記録された入力情報に
よって制御される。カード8はトイレを利用する複数の
特定の個人が所有し、このカード8に各個人の好みに応
じて予め調圧弁14、熱交換器15、調整弁16、洗浄
ノズル4、温風ファン17および調整弁19を制御する
情報を登録しておく。
【0006】また、コントローラ7に選択ボタン20が
設けられており、カード8を使用せずに、各制御項目を
適宜組み合わせて洗浄することもできる。
【0007】また、コントローラ6によりカード8を持
たない人が、コントローラ7の選択ボタン20ではでき
ないもっと細かい制御を行なえるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のトイレ装置では、カードを利用したトイレ
装置の制御が、カード8に予め記録された入力情報によ
ってのみ行われるだけであり、トイレ装置で人体情報を
検出し健康状態を知ったり、検出した情報を記録するこ
と等ができなかった。
【0009】また、カードの挿入口9が温水洗浄便座3
の本体に設けられているため、老人や妊婦などは体をひ
ねって細い挿入口9に差し込む必要があり、肉体的に困
難を伴うとともに、誤って便器1内に落下させて流出す
る確率も高かった。
【0010】本発明は上記課題を解決するものであり、
トイレにおける、例えば検尿結果等の人体情報をICカ
ードに記録可能とするとともに、人体情報の検出に当た
り誤った検出を防ぎ、使用者が楽に使用しやすいトイレ
装置を提供することを第1の目的としている。
【0011】また、温水洗浄便座を併設した場合でも、
検査が確実に行えるトイレ装置を提供することを第2の
目的としている。
【0012】また、検査の途中で都合により中止を行い
たい場合は、中止が自由に行えるトイレ装置を提供する
ことを第3の目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために本発明のトイレ装置は、便器に取り付けられ
た人体情報検出手段と、この人体情報検出手段の信号分
析を行う分析手段と、この分析結果を処理する分析処理
手段と、便器と別設したリモコンと、分析処理手段とリ
モコン間の信号の送受信手段と、リモコンに設けたIC
カードのリーダ・ライタと、人体情報の検出開始を指示
する検査スイッチと、検査の完了を検出する完了検出手
段と、ICカードの装填後の検査スイッチによる検査開
始指示により人体情報の検出を開始し、完了検出手段の
完了信号に基づき、分析処理手段による分析結果をリモ
コンに送り、分析結果をICカードに記録する制御手段
を備えて構成するものである。
【0014】また、上記の第2の目的を達成するために
本発明のトイレ装置は、便器に局部を洗浄する温水洗浄
便座を併設し、制御手段は、検査スイッチによる検査開
始指示があった場合、検査完了検出手段で検査完了が確
認できた後に温水洗浄便座の機能を使用可能にして構成
するものである。
【0015】さらに、上記の第3の目的を達成するため
に本発明のトイレ装置は、ICカードの排出スイッチを
備え、制御手段は、この排出スイッチの操作によりIC
カードを排出し検査の中止を行って構成するものであ
る。
【0016】
【作用】上記した構成によって本願発明の第1の目的に
沿ったトイレ装置は、人体情報検出手段で検出された、
例えば、検尿結果等の人体情報をICカードのリーダ・
ライタでICカードに書き込み、記録の保存と持ち運び
を可能とするとともに、本体と別設されたリモコンにI
Cカードのリーダ・ライタを設けることにより、ICカ
ードの装填を容易に、かつ確実にし、さらに、検査スイ
ッチにより使用者が検査の準備ができてから自分の意志
で検査の開始を指示し、完了信号に基づき分析結果を送
受信手段を介してリモコンに送ってICカードに記録す
ることにより、検査の確実化と、ICカードの記憶容量
の低減やリモコンの消費電力の低減等が可能となる。
【0017】また、本願発明の第2の目的に沿ったトイ
レ装置は、検査スイッチによる検査開始指示があった場
合は、検査完了検出手段で検査完了が確認できた後、温
水洗浄便座の機能を使用可能としているため、検査途中
で温水洗浄便座の使用がなされ、例えば尿検査中に洗浄
温水が噴射され尿が薄まり検査結果が誤った結果となっ
たりする不都合が防止できる。
【0018】さらに、本願発明の第3の目的に沿ったト
イレ装置は、使用者がICカードの排出スイッチの操作
により、ICカードを排出し検査の中止が行えるため、
操作を誤ったり検査をやめたい場合に、任意に即座に操
作ができ利便性が増す。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0020】図1は本発明の一実施例におけるトイレ装
置の斜視図であり、図2はこのトイレ装置の一部切欠き
断面図であり、図3(a)は同トイレ装置に用いられる
リモコンの正面図、同(b)は同リモコンの側面図であ
る。
【0021】図1において21はロータンクを内蔵した
便器であり、温水洗浄便座22が搭載され、本体操作部
23が設けられている。トイレの壁面には操作しやすい
任意の場所に、電池で駆動されるリモコン24が設けら
れていて、このリモコン24部でICカード25が装填
できる。
【0022】本体内部には図2に示すように、人体情報
検出手段として男性用検尿スティク26、女性用検尿ス
ティク26’、この検尿スティク26,26’からの信
号分析を行う分析手段として尿分析器27、この尿分析
器27の分析結果を平均値処理する分析処理手段として
尿分析処理器28、検査の完了を検出する完了検出手段
として完了検出部29、リモコン24との間で電波によ
り信号の送信・受信を行う送受信手段として本体送受信
器30およびこれらを統括的に制御する本体制御器31
が設けられている。また、本体制御器31は、温水洗浄
便座22の制御を行う温水洗浄便座制御器32とも信号
をやり取りしている。
【0023】リモコン24の詳細構成は、図3(a),
(b)に示すように構成されている。
【0024】ICカードの装填部33は、図に示すよう
に、横からICカード25を装填口34に差し込みやす
いように正面に切欠き部を有している。そしてリモコン
24の表面に、検査の開始と一時停止を行う検査スイッ
チ35、検査中を表示する検査中LED36、検査終了
を表示する終了LED37、表示画面38への検査結果
の表示を選択する表示スイッチ39、ICカード25の
排出を指示する排出スイッチ40、また表示を行った場
合、ICカード25に記憶された内容を順次送って画面
を更新するスクロールスイッチ41、42が設けられて
いる。また、リモコン24の内部にはICカード25の
リーダ・ライタ43や、リモコン24と本体送受信器3
0との間で信号の送信・受信を行う送受信手段として電
波で送信・受信を行うリモコン送受信器44や、リモコ
ン制御器44’が設けられている。
【0025】また、リモコン24には温水洗浄便座22
用の操作部も併設されており、おしり洗浄スイッチ4
5、ビデ洗浄スイッチ46、停止スイッチ47、乾燥ス
イッチ48、脱臭スイッチ49、暖房スイッチ50、洗
浄流量や乾燥温風の強弱調整用のアップスイッチ51、
ダウンスイッチ52が設けられている。
【0026】また、ICカード25は図4(a),
(b)に示すような構成となっており、ICモジュール
部53、磁気ストライプ部54、およびICカード全体
の比重を軽くするための中空部55を有している。
【0027】以上のような構成において次に本実施例の
動作について説明する。なお、本実施例の制御動作の要
部は、図5のフローチャートに示されている。
【0028】使用者がICカード25を持参してリモコ
ン24に設けたカード装填口33からICカード25を
差し込むと、挿入検知がされ自動的にICカード25は
装填される。このICカード25のカード端が検出さ
れ、確実に装填ができたことが確認されると、リーダ・
ライタ43で内容の読み取りが行われ、個人の認識や記
憶されているデータ類が利用できるようになる。ICカ
ード25の装填部をリモコン24に設けることにより、
老人や妊婦などは体をひねらずに楽にICカード25を
差し込むことができ、誤って便器21内に落下させて流
出することも防止できる。
【0029】温水洗浄便座22のみを使用して検査を行
わないときは、個人情報が温水洗浄便座22の制御部3
2に送られ、個人に合った最適な制御が行われる。この
個人情報は予め設定されたものでもよいし、口述する検
査結果に基づくものであってもよい。ICカード25が
装填されると、表示画面38に個人名始め必要なメッセ
ージが表示され、間違って他人のICカードを持参した
場合など、使用者が確認できるようになっている。検査
の準備ができ、放尿を開始し初期尿の排出が終わった段
階で、使用者が検査スイッチ35を押すと、この指示と
ICカード25で記憶されている男性、女性の区別の情
報が、リモコン送受信器44から本体送受信器30に送
られ、検尿スティク26あるいは26’が伸長され尿成
分を検出する。この検出結果を尿分析器27で分析し、
たんぱく、潜血、尿糖、ウロビリノーゲン、ホルモン等
のレベルを分析する。この尿分析器27の分析結果を5
回に分けて取り込み、尿分析処理器28で最大値、最小
値のカット、平均化、ピーク値等を処理し結果を本体送
受信器30を介して電波信号でリモコン24に送る。
【0030】リモコン24では、この本体より送られて
きた信号を確認し、リーダ・ライタ43でICカード2
5に分析結果を書き込む。このように、分析処理結果の
的確なものだけをICカード25に記録し、リモコン2
4での処理を極力少なくすることにより、消費電力の低
減と記憶容量の低減が図れている。
【0031】ICカード25の挿入後、所定時間が経過
した場合および検査スイッチ35を押して所定時間経過
した後は、タイムアップとみなして特に表示などの要望
がないことを確認して、カードを排出できるスタンバイ
状態に入る。これは、検査の目的でトイレに来たが排尿
ができなかったり、非常に短時間に少量の排尿しか行わ
れなかった場合の対策である。また、検査スイッチ35
が押されて検尿の検査回数が5回を越えた場合は、所定
時間が経過しない内でも、尿分析処理器28による次の
平均値処理の動作に進むことができ、検尿スティク26
あるいは26’は収納される。なお、検査が1回で確実
にできる場合は、検査回数は複数回設けなくてよい。こ
の実施例の場合、この検査回数を計測するカウンター部
をもって完了検出部29が構成されている。検査途中で
一時停止を行いたい場合は、検査スイッチ35を押すこ
とにより可能である。
【0032】ICカード25へデータの書き込みが終了
すると、データが取れたことを示す終了表示が終了LE
D37でなされ、カードを排出できるスタンバイ状態に
入る。
【0033】この状態で、表示スイッチ40が押され
て、検査結果の表示が指示された時は、ICカード25
に記憶された検査結果がリーダ・ライタ43で読み取ら
れ、表示画面38に表示される。表示スイッチ40が再
び押され表示の停止が指示されると、画面38の検査結
果の表示が消去される。表示画面38への表示中にスク
ロールスイッチ42が押されると押した回数に応じ、I
Cカード25からリーダ・ライタ43で前回や前々回の
データが読み取られ、前回や前々回の検査結果が表示で
きる。この状態でスクロールスイッチ41を押して行く
と、最終的に今回のデータが表示できる。カードの排出
スイッチ39が押されると、ICカード25は排出され
る。すべての動作中において途中で排出スイッチ39が
押されると、中断と見なしてすべての制御動作が割込み
処理で停止され、ICカード25が排出される。このた
め、誤って他人のカードを使用したり、排尿や排便がで
きなかったり、急の来客や電話がかかってきてトイレの
使用を急に中止したい場合や、検査をやり直したい場合
などに便利であるとともに、検査の中止とICカード2
5の排出が同時にでき時間の短縮と利便性の向上が図れ
る。また、正常に検査が行われている状態では、段階ご
とに現在どの段階にあるかが、表示画面38に表示され
使用者が確認しつつ検査を進行できるようになってい
る。
【0034】検査が行われている最中、すなわち終了L
ED37が点灯しない状態で、温水洗浄便座の操作スイ
ッチ、例えばビデスイッチ46が押されて洗浄が指示さ
れても、検査中は誤差や、検査ミスを生じることを防止
する目的で、洗浄ができないように構成されている。万
が一、検査続行中にこうした指示がなされた場合は、そ
の旨表示画面38にメッセージが表示される。検査終了
が確認できた段階では、通常の温水洗浄便座機能の使用
ができる。また、ICカード25が挿入され検査スイッ
チ35押さない場合は、ICカード25の記憶内容に沿
って、通常通り温水洗浄便座の機能が利用できる。
【0035】従って、検査を行うか、温水洗浄便座のみ
の機能を利用するか、また検査の開始をいつ行うかを使
用者が判断することにより、かえって利便性を増してい
るものである。特に、検尿の開始に当たっては、排尿が
行われたことを自分で自覚し、初期尿が排出された段階
で検査開始スイッチを押すことにより、的確な検査が可
能となる。
【0036】検査結果を記録されたICカード25は家
庭内のホストコンピュータや医療機関に持参して、さら
に各種基準データとの比較や時系列的グラフの作成、個
人や医師による結果の確認等が行われる。
【0037】上記実施例ではリモコン24は便器21の
近傍に設けたが、例えばドアをへだてたトイレルームの
外に設け、要介護者の付添いの人が代理で操作してもよ
い。
【0038】また、人体情報として尿検査結果以外に、
便の検査結果や血圧、脈拍、体重、体脂肪率、心電図の
結果、血液検査結果等を送ってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明のトイレ装置は、ト
イレにおける人体情報をICカードに記録可能とすると
ともに、人体情報の検出に当たり誤った検出を防ぎ、使
用者が使用しやすい構成を実現しているものであり、次
のような効果を有する。
【0040】(1)便器側に人体情報検出手段の信号分
析を行う分析手段と、この分析手段の分析結果を処理す
る分析処理手段を、便器とは別に設けられたリモコン
と、ここにICカードのリーダ・ライタを設けているた
め、便器側で検出した情報をICカードに記録したり、
ICカードの記憶内容に従って、使用者を確定すること
が可能となるとともに、リモコンの設置場所が便器に制
約されることなく操作しやすい場所に任意に設定できる
ので、老人や妊婦などは体をひねって細い挿入口に差し
込む必要がなく、楽にICカードの装填が可能となると
ともに、誤って便器内に落下させて流出することも防止
できる。
【0041】また、人体情報の検出開始を指示する検査
スイッチと、検査の完了を検出する完了検出手段を備
え、検査スイッチによる検査開始指示により人体情報の
検出を開始し、完了検出手段の完了信号に基づき分析結
果を送受信手段を介してリモコンに送っているため、使
用者自身の判断で的確な段階で検査を開始できるととも
に、検査が完了して便器側で処理やチェックを受けたデ
ータのみがリモコンに送られICカードに記録されるの
で、ICカードの記憶容量の低減やリモコンでの消費電
力の低減できる。
【0042】(2)便器に温水洗浄便座を併設し、検査
開始指示があった場合は、検査完了検出手段で検査完了
が確認できた後、温水洗浄便座の機能を使用可能として
いるため、検査の途中で温水洗浄便座の機能が使用さ
れ、検査結果に誤差を生じたり、検査が失敗に終わるこ
とが防止できる。
【0043】(3)ICカードの排出スイッチを備え、
この排出スイッチの操作よりICカードを排出し、検査
の中止を行うことができるため、誤って他人のカードを
使用したり、排尿や排便ができなかったり、トイレの使
用を急に中断したい場合や、検査をやり直したい場合な
どに便利であるとともに、検査の中止、中断とICカー
ドの排出が同時にでき時間短縮と利便性の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるトイレ装置の斜視図
【図2】同トイレ装置の切欠き断面図
【図3】(a)同トイレ装置に用いられるリモコンの正
面図 (b)同トイレ装置に用いられるリモコンの側面図
【図4】(a)同トイレ装置に用いられるICカードの
正面図 (b)同トイレ装置に用いられるICカードの側面図
【図5】同トイレ装置の制御フローチャート
【図6】従来のトイレ装置の斜視図
【図7】同トイレ装置の制御ブロック図
【符号の説明】
21 便器 22 温水洗浄便座 24 リモコン 25 ICカード 26 男性用検尿スティック(人体情報検出手段) 26’ 女性用検尿スティック(人体情報検出手段) 27 尿分析器(分析手段) 28 尿分析処理器(分析処理手段) 29 完了検出部(完了検出手段) 30 本体送受信器(送受信手段) 31 本体制御器(制御手段) 35 検査スイッチ 39 排出スイッチ 43 リーダ・ライタ 44 リモコン送受信器 44’リモコン制御器(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 邦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器に取り付けられた人体情報検出手段
    と、この人体情報検出手段の信号分析を行う分析手段
    と、この分析手段の分析結果を処理する分析処理手段
    と、便器とは別に設けられたリモコンと、前記分析処理
    手段とリモコン間の信号の送信・受信を行う送受信手段
    と、前記リモコンに設けたICカードのリーダ・ライタ
    と、前記人体情報検出手段による人体情報の検出開始を
    指示する検査スイッチと、検査の完了を検出する完了検
    出手段と、前記ICカードの装填後の前記検査スイッチ
    による検査開始指示により、前記人体情報検出手段によ
    る人体情報の検出を開始し、前記完了検出手段の完了信
    号に基づき、前記分析処理手段による分析結果を前記送
    受信手段を介して前記リモコンに送り、前記分析結果を
    前記ICカードに記録する制御手段を備えたトイレ装
    置。
  2. 【請求項2】便器に局部を洗浄する温水洗浄便座を併設
    し、制御手段は検査スイッチによる検査開始指示があっ
    た場合は、検査完了検出手段で検査完了が確認できた
    後、温水洗浄便座の機能を使用可能とした請求項1記載
    のトイレ装置。
  3. 【請求項3】ICカードの排出スイッチを備え、制御手
    段はこの排出スイッチの操作よりICカードを排出し、
    検査の中止を行う請求項1記載のトイレ装置。
JP31801493A 1993-12-17 1993-12-17 トイレ装置 Pending JPH07166593A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0921155A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Tsutomu Otake 尿検査装置付便器
JP2014130150A (ja) * 2014-02-04 2014-07-10 Toto Ltd 健康状態測定装置

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JPH0921155A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Tsutomu Otake 尿検査装置付便器
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