JPH0729211U - スカッシュ用壁取付構造 - Google Patents

スカッシュ用壁取付構造

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JPH0729211U
JPH0729211U JP6314793U JP6314793U JPH0729211U JP H0729211 U JPH0729211 U JP H0729211U JP 6314793 U JP6314793 U JP 6314793U JP 6314793 U JP6314793 U JP 6314793U JP H0729211 U JPH0729211 U JP H0729211U
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JP
Japan
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wall
squash
back surface
squash wall
mounting
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Pending
Application number
JP6314793U
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 小林
Original Assignee
日本スカッシュ株式会社
共栄建工材株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スカッシュ競技に使用する壁を、ワンタッチで
簡単且つ最適な状態に取付けられるようにする。 【構成】スカッシュ用壁Wの裏面に固着される取付金具
1を、金属板にて形成して、スカッシュ用壁Wの固着部
2から段差を設けて側面形状が全体略クランク状となる
ようにし、それにより形成された解放端である掛止部4
を先端に向うに従ってスカッシュ用壁Wの裏面に近ずく
ように形成すると共に掛止部4の最先端にはスカッシュ
用壁Wから離隔するように鈍角に折曲したガイド部5を
形成し、設置時におけるスカッシュ用壁Wの下端当接部
分には、この壁Wを挿入保持する保持部材8を配してあ
るから、取付金具1を壁設置部分に横架されている構造
部材12の一片に強制挿入することでワンタッチでスカ
ッシュ用壁Wを取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、四方を壁により囲まれた場所で 2人の競技者がボールをラケット によって打ちあって競技を行うスカッシュ競技に使用する壁を、ワンタッチで簡 単且つ最適な状態に取付けるスカッシュ用壁取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、室内の壁の設置にあっては、壁設置場所に表面から釘止め、或いはボル ト止めして取付設置するのが一般的である。
【0003】 ところが、前述したスカッシュ競技に使用する壁の場合には、表面に凹凸があ るとその部分でボールが不規則に弾んでしまうため、釘止め、或いはボルト止め 部分のように若干でも凹凸が発生する取付手段は採用することができなかった。
【0004】 そのため、従来、スカッシュ競技に使用する壁は、その表面に凹凸が発生させ ないように、裏面に取付具を固着してその取付具を壁設置場所の構成部材にボル ト止め等により固着して取付ける手段が採用されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような取付手段の場合には、スカッシュ用壁の表面側に作業者 が壁を支持し、反対側、つまり裏面側にもう一人の作業者を配して取付具と壁設 置場所の構成部材とをボルト等により固着して取付けるので、非常に手間がかか ると共に、少なくともスカッシュ用壁を持ち運びできる作業者に更に 1人の作業 者が必要となるので、コストの面で大きな問題となっていた。
【0006】 そこで、この考案は、上述した問題点等に鑑み、スカッシュ競技に使用する壁 を、スカッシュ用壁を持ち運びできる作業者の人数だけでワンタッチで簡単且つ 最適な状態に取付け、大幅な壁取付コストの削減を図ることを課題として創出さ れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、スカッシュ用壁の裏面の適位置に固着される取付金具を形成し、 この取付金具は、金属板或いは弾撥性板材にて形成すると共に、スカッシュ用壁 の固着部から段差を設けて適宜間隔でスカッシュ用壁の裏面に対峙する掛止部を 設けた側面形状が全体略クランク状に形成し且つその掛止部は先端に向うに従っ てスカッシュ用壁の裏面に近接すべく形成し、しかも、その掛止部の最先端には 、スカッシュ用壁と掛止部との間に壁設置部分に横架されている型鋼の如き構造 部材の一片が強制挿入されるべくスカッシュ用壁から離隔するように鈍角に折曲 したガイド部を形成し、設置時におけるスカッシュ用壁の下端当接部分には、こ の壁を挿入保持する保持部材を配したことにより、上述した課題を解決する。
【0008】
【作用】
この考案に係るスカッシュ用壁取付構造は、スカッシュ用壁の裏面の適位置に 固着部をもって取付金具を固着する。特にその時に、掛止部を下向きにして固着 する。
【0009】 次に、壁設置部分に横架されている型鋼の如き構造部材の一片を掛止めするよ うにしてスカッシュ用壁の裏面と掛止部との間に強制挿入させる。
【0010】 その時に、掛止部の最先端にスカッシュ用壁から離隔するように鈍角に折曲し たガイド部を形成してあるから、前記構造部材の一片がスカッシュ用壁の裏面と 掛止部との間に強制挿入され易くなり、スカッシュ用壁の自重及び作業者の力に よってスカッシュ用壁の裏面と掛止部との間に前記構造部材の一片が強制挿入さ れる。
【0011】 そうすると、取付金具が、金属板或いは弾撥性板材にて形成すると共に、スカ ッシュ用壁の固着部から段差を設けて適宜間隔でスカッシュ用壁の裏面に対峙す る掛止部を設けた側面形状が全体略クランク状に形成し且つその掛止部は先端に 向うに従ってスカッシュ用壁の裏面に近接すべく形成してあるから、取付金具の 弾撥力に抗してスカッシュ用壁の裏面と掛止部との間に前記構造部材の一片が強 制挿入されるので、その反発力で構造部材の一片と取付金具とによってスカッシ ュ用壁は止着される。
【0012】 そして、その状態でスカッシュ用壁の下端当接部分に、この壁を挿入保持する 保持部材を配することで、縦方向において、前記構造部材の一片と取付金具、及 び保持部材の 2箇所でスカッシュ用壁を支持するのでガタがなく確実且つ適正な 状態で取付けられるものである。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面と共に説明すると次の通りである。
【0014】 すなわち、図に示す符号1は取付金具であり、スカッシュ用壁Wの裏面の適位 置に固着され、金属板或いは弾撥性板材にて形成されるが、実際に金属板にて形 成する。
【0015】 そして、この取付金具1は、 1枚の方形の金属板を折曲して固着部2と段差部 3と掛止部4とにて構成し、全体で側面形状が略クランク状を呈し、スカッシュ 用壁Wへ固着する固着部2から段差部3を介してスカッシュ用壁の裏面に適宜間 隔で対峙する掛止部4を設けた形状とする。
【0016】 この掛止部4は、先端に向うに従ってスカッシュ用壁Wの裏面に近接すべく形 成し、しかも、その掛止部4の最先端には、スカッシュ用壁Wと掛止部4との間 に、壁設置部分に横架されている断面上向きコ字状の型鋼を使用した構造部材と しての横架材12の一片が強制挿入されるべくスカッシュ用壁Wから離隔するよ うに鈍角に折曲したガイド部5が形成されている。
【0017】 ここで、前記横架材12は、柱11間に、横架材受部材13によって受けられ てボルト14によって固定され横架されている。
【0018】 一方、設置時におけるスカッシュ用壁Wの下端当接部分には、この壁Wを挿入 保持する保持部材8を配する。この保持部材8は、型鋼を柱11間に横架してそ の上に断面上向きコ字状の型鋼を用いて構成する。
【0019】 このようにして形成することで、図2に示すように、先ず、スカッシュ用壁W の裏面の適位置に、固着部2に開穿したビス孔6にビス7を挿通させて取付金具 1を固着する。特にその時に、掛止部4を下向きにして固着する。
【0020】 次に、壁設置部分に横架されている横架材12の一片を掛止めするようにして スカッシュ用壁Wの裏面と掛止部4との間に強制挿入させる。
【0021】 その時に、掛止部4の最先端に前記ガイド部5を形成してあるから、横架材1 2の一片がスカッシュ用壁Wの裏面と掛止部4との間に強制挿入され易くなり、 スカッシュ用壁Wの自重及び作業者の力によってスカッシュ用壁Wの裏面と掛止 部4との間に横架材12の一片が強制挿入される。
【0022】 そうすると、取付金具1が、金属板或いは弾撥性板材にて形成すると共に、ス カッシュ用壁Wの固着部2から段差部を介して前述したように掛止部4が形成さ れているから、取付金具1の弾撥力に抗してスカッシュ用壁Wの裏面と掛止部4 との間に前記横架材12の一片が強制挿入されるので、その反発力で横架材12 の一片と取付金具1とによってスカッシュ用壁Wは止着される。
【0023】 そして、その状態でスカッシュ用壁Wの下端当接部分に、この壁Wを挿入保持 する保持部材8が配されているから、縦方向において、前記横架材12の一片と 取付金具1、及び保持部材8の 2箇所でスカッシュ用壁Wが支持されるのでガタ がなく確実且つ適正な状態で取付けられるものである。
【0024】 その時に、予め、床Fとスカッシュ用壁Wとの間には隙間ができるように設定 しておき、しかも、スカッシュ用壁Wの下端は床Fよりも下に位置するように保 持部材8を配しておき、床Fとスカッシュ用壁Wとの間に緩衝材Dを介して接触 させるように形成することで、床Fとスカッシュ用壁Wとの間には隙間がなく基 礎部分とは完全に遮断され、且つ、床Fからの振動もスカッシュ用壁Wには伝わ らないのでスカッシュの競技場として最適なものとなるものである。
【0025】 尚、この考案は、上述した実施例に限定されることがないことは言うまでもな い。
【0026】
【考案の効果】
このように構成されたこの考案は、スカッシュ用壁Wの裏面の適位置に固着さ れる取付金具1を形成し、この取付金具1は、金属板或いは弾撥性板材にて形成 すると共に、スカッシュ用壁Wの固着部2から段差を設けて適宜間隔でスカッシ ュ用壁Wの裏面に対峙する掛止部4を設けた側面形状が全体略クランク状に形成 し且つその掛止部4は先端に向うに従ってスカッシュ用壁Wの裏面に近接すべく 形成し、しかも、その掛止部4の最先端には、スカッシュ用壁Wと掛止部4との 間に壁設置部分に横架されている型鋼の如き構造部材の一片が強制挿入されるべ くスカッシュ用壁Wから離隔するように鈍角に折曲したガイド部5を形成し、設 置時におけるスカッシュ用壁Wの下端当接部分には、この壁Wを挿入保持する保 持部材8を配したことにより、先ず、スカッシュ用壁Wの裏面の適位置に固着部 2をもって取付金具1を掛止部4を下向きにして固着し、次に、壁設置部分に横 架されている型鋼の如き構造部材の一片を掛止めするようにしてスカッシュ用壁 Wの裏面と掛止部4との間に強制挿入させると、掛止部4の最先端にスカッシュ 用壁Wから離隔するように鈍角に折曲したガイド部5が形成してあるから、前記 構造部材の一片がスカッシュ用壁Wの裏面と掛止部4との間に強制挿入され易く なり、スカッシュ用壁Wの自重及び作業者の力によってスカッシュ用壁Wの裏面 と掛止部4との間に前記構造部材の一片が極めて簡単に強制挿入させることがで きる。そして、その作業は、スカッシュ用壁を持ち運びできる作業者の人数だけ でワンタッチで行うことができる。
【0027】 その時に、取付金具1が、金属板或いは弾撥性板材にて形成すると共に、スカ ッシュ用壁Wの固着部2から段差を設けて適宜間隔でスカッシュ用壁Wの裏面に 対峙する掛止部4を設けた側面形状が全体略クランク状に形成し且つその掛止部 4は先端に向うに従ってスカッシュ用壁Wの裏面に近接すべく形成してあるから 、取付金具1の弾撥力に抗してスカッシュ用壁Wの裏面と掛止部4との間に前記 構造部材の一片が強制挿入されるので、その反発力で構造部材の一片と取付金具 1とによってスカッシュ用壁Wは止着することができる。
【0028】 そして、その状態でスカッシュ用壁Wの下端当接部分に、この壁Wを挿入保持 する保持部材8を配することで、縦方向において、前記構造部材の一片と取付金 具1、及び保持部材8の 2箇所でスカッシュ用壁Wを支持するのでガタがなく確 実且つ適正な状態で取付けることができる。
【0029】 このように、この考案によれば、スカッシュ競技に使用する壁を、スカッシュ 用壁を持ち運びできる作業者の人数だけでワンタッチで簡単且つ最適な状態に取 付けられて大幅な壁取付コストの削減を図ることができ、しかも、構成する部材 も極めて簡単であるので安価にて提供できる等の実用上有益な効果を奏するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に使用する取付金具の斜視
図である。
【図2】この発明の一実施例の取付状態の側断面図であ
る。
【符号の説明】
W スカッシュ用壁 F 床 D 緩衝材 1 取付金具 2 固着部 3 段差部 4 掛止部 5 ガイド部 6 ビス孔 7 ビス 8 保持部材 9 受材 11 柱 12 横架材 13 横架材受部材 14 ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スカッシュ用壁の裏面の適位置に固着さ
    れる取付金具を形成し、この取付金具は、金属板或いは
    弾撥性板材にて形成すると共に、スカッシュ用壁の固着
    部から段差を設けて適宜間隔でスカッシュ用壁の裏面に
    対峙する掛止部を設けた側面形状が全体略クランク状に
    形成し且つその掛止部は先端に向うに従ってスカッシュ
    用壁の裏面に近接すべく形成し、しかも、その掛止部の
    最先端には、スカッシュ用壁と掛止部との間に壁設置部
    分に横架されている型鋼の如き構造部材の一片が強制挿
    入されるべくスカッシュ用壁から離隔するように鈍角に
    折曲したガイド部を形成し、設置時におけるスカッシュ
    用壁の下端当接部分には、この壁を挿入保持する保持部
    材を配したことを特徴とするスカッシュ用壁取付構造。
JP6314793U 1993-10-29 1993-10-29 スカッシュ用壁取付構造 Pending JPH0729211U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565568B2 (ja) * 1972-10-13 1981-02-05
JPS58155880A (ja) * 1982-03-09 1983-09-16 ハ−ドグラス工業株式会社 ラケットボ−ルコ−ト等の壁面構造
JPS6236907U (ja) * 1985-08-23 1987-03-04

Patent Citations (3)

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