JPH0729152U - 雪避けカバーの取り付け構造 - Google Patents

雪避けカバーの取り付け構造

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JPH0729152U
JPH0729152U JP3216093U JP3216093U JPH0729152U JP H0729152 U JPH0729152 U JP H0729152U JP 3216093 U JP3216093 U JP 3216093U JP 3216093 U JP3216093 U JP 3216093U JP H0729152 U JPH0729152 U JP H0729152U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
cover
piece
eaves gutter
ear
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3216093U
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English (en)
Inventor
國浩 竹田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耳保持部への耳部の取り付け作業を行いやすく
しながら、耳部と雪避けカバーとの間に大きい隙間が生
じることなく雪避けカバーを取り付ける。 【構成】軒樋を吊り下げ支持する軒樋吊り具2より上方
に向けて支持片3を突設する。支持片3の先端より屋根
板側に向けて大突片5aを突設する。支持片3の先端よ
り軒樋吊り具2の軒先側に設けられる耳保持部13に向
けて小突片5bを突設する。小突片5bと耳保持部13
との間に耳保持部13に保持される軒樋の耳部を通過さ
せるための隙間18を設ける。軒樋の上部開口を閉じる
ように雪避けカバー6を配設する。雪避けカバー6の一
端部に設けられた係止部7を大突片5aに係止する。雪
避けカバー6の他端部に設けられた係止部7を小突片5
bに係止する。雪避けカバー6の他端部より小突片5b
と耳保持部13との間に設けられた隙間18を閉じるよ
うに配されるカバー片19を突設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軒樋内に雪が入って軒樋が破損されるのを防止する雪避けカバーの 取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、豪雪地方等においては降雪時の雪が軒樋1内に入って雪の自重によって 軒樋1が破損することがある。これを防止するために冬期には軒樋1の上方に雪 避けカバー6を設置して軒樋1内に大量の雪が侵入するのを防止することが行わ れている。そして、これらの雪避けカバー6の取り付け構造として本出願人は先 に実願平4−71739号を出願している。このものは図3に示されるように軒 樋1を支持する軒樋吊り具2より支持片3が突設されており、支持片3の一端側 に設けられた保持片30に雪避けカバー6の一端を引っ掛け係止し、また、支持 片3の他端側に設けられた保持片31に雪避けカバー6の他端を引っ掛け係止す るようにして雪避けカバー6を取り付けるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のような従来例においては、軒樋1の上部開口に配置される雪 避けカバー6によってできるだけ軒樋1の上部開口を閉じるようにするためには 支持片3の他端に設けられる保持片31をできるだけ軒樋吊り具2の軒先側に配 置される耳保持部13に近接させた状態で配置することで雪避けカバー6による 軒樋1の上部開口をできるだけ大きい範囲で閉じることができる。しかしながら 、保持部31を耳保持部13に近接させるようにして配置すると耳保持部13に 軒樋1の軒先側の耳部1aを係止する場合に保持片31が邪魔になって耳部1a を引っ掛け係止することができないという問題が生じる。このため、保持片31 を耳保持部13と離間させるようにして配置すると雪避けカバー6の軒先側の端 部と耳保持部13に係止された耳部1aとの間に大きい隙間が発生し、この隙間 から軒樋1内に雪が侵入しやすくなるという問題があった。
【0004】 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、耳保持部への耳部の取り 付け作業を行いやすくしながら、耳部と雪避けカバーとの間に大きい隙間が生じ ることなく雪避けカバーを取り付けることができる雪避けカバーの取り付け構造 を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、軒樋1を吊り下げ支持する軒樋吊り 具2より上方に向けて支持片3を突設し、支持片3の先端より屋根板4側に向け て大突片5aを突設し、支持片3の先端より軒樋吊り具2の軒先側に設けられる 耳保持部13に向けて小突片5bを突設し、小突片5bと耳保持部13との間に 耳保持部13に保持される軒樋1の耳部1aを通過させるための隙間18を設け 、軒樋1の上部開口を閉じるように雪避けカバー6を配設し、雪避けカバー6の 一端部に設けられた係止部7を大突片5aに係止し、雪避けカバー6の他端部に 設けられた係止部7を小突片5bに係止し、雪避けカバー6の他端部より小突片 5bと耳保持部13との間に設けられた隙間18を閉じるように配されるカバー 片19を突設したものである。
【0006】
【作用】
しかして、雪避けカバー6を取り付けていない状態で軒樋1の取り付け時に耳 部1aが通過される隙間18の寸法を大きくとりながら、雪避けカバー6を取り 付けた状態では隙間18を覆うことができるものであり、軒樋1の取り付けを容 易にしながら、雪避けカバー6の取り付け状態では雪が侵入することとなる隙間 18が大きく開けられるのを防止して雪避けカバー6を取り付けることができる 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。 図2に示されるように雪避けカバー6は、軒先部に沿って軒樋1を支持する軒 樋吊り具2の上方に配置されるようになっている。 軒樋1を支持する軒樋吊り具2は両端に軒樋1の耳部1aを保持する耳保持部 13を備えた吊り具本体2aと、吊り具本体2aを鼻板のような取り付け面14 に取着する固定板2bとで主体が構成されている。固定板2bは固着具15によ って取り付け面14に固定されており、軒樋吊り具2は軒先に沿って一定間隔毎 に設置されている。軒樋1は両端に設けられた耳部1aを吊り具本体2aの軒先 側端部と建物側端部に設けられた耳保持部13に係合することで軒先部に沿って 連続して配置されている。
【0008】 吊り具本体2aからは上方に向けて支持片3が突設されており、支持片3の下 端には固定片3aが設けられ、この固定片3aがビス16止めによって吊り具本 体2aの上面に固定されている。支持片3の上部からは屋根板4の略延長線上に 位置するように軒先側に向けて下り傾斜する受け片5が一体に突設されている。 受け片5は支持片3の先端より屋根板4側に向けて突設された大突片5aと、支 持片3の上端より軒先側の耳保持部13に向けて突設された小突片5bとで主体 が構成されている。ここで、小突片5bと軒先側の耳保持部13との間には軒樋 1の耳部1aを耳保持部13に係合する場合に耳部1aを通過させるのに十分な 隙間寸法で隙間18が形成されている。17は軒樋1の内側面を保持するための 軒樋保持片である。
【0009】 雪避けカバー6は弾性を有する薄板材によって形成されている。この雪避けカ バー6は軒樋吊り具2にて保持された軒樋1の上方開口を閉じるように屋根板4 先端と軒樋1の上端との間において軒先部に沿って配置されるようになっており 、所定間隔毎に設置された隣合う受け片5間にわたって設置されるようになって いる。雪避けカバー6は上記受け片5の外面に沿う形状に形成されており、屋根 板4側に配置される一端部には下方に向けて係止フック7aが突設され、軒先側 に配置される他端部には下方に向けて係止フック8aが突設されている。この係 止フック7a,8aによって一端部に係止部7が形成され、他端部に係止部8が 形成されている。そして、係止部7としての係止フック7aを大突片5aの先端 に引っ掛け係止し、係止部8としての係止フック8aを小突片5bの先端に引っ 掛け係止することで図2に示されるように受け片5の外面に沿って取り付けられ るようになっている。雪避けカバー6の他端部には上記係止部8としての係止フ ック8aよりも外側方に突出するようにカバー片19が突設されており、受け片 5に雪避けカバー6を取り付けた状態ではカバー片19が小突片5bと軒先側の 耳保持部13との間に形成される隙間18の上方に配置されて隙間18を覆うよ うになっている。ここで、各係止フック7a,8aは弾性を有しており、大突片 5aまたは小突片5bに係止する場合には上方より嵌め込むようにして取り付け ることができるようになっている。
【0010】 しかして、軒樋1の上方開口は一部を除いて雪避けカバー6によって閉じられ た状態となって降雪時に雪が軒樋1内に溜まることがないものであり、また、屋 根板4上に降り積もった雪が滑り落ちる場合には雪避けカバー6の上面を介して 軒先に滑り落ちるものであり、軒樋1にて受けられるようなことがなく、雪の自 重によって軒樋1が破損するのが防止されるものである。
【0011】 そして、雪避けカバー6を取り付ける前に耳部1aを耳保持部13に引っ掛け るようにして軒樋1を軒樋吊り具2に取り付けるにあたって、軒先側に位置する 耳部1aは小突片5bと軒先側に位置する耳保持部13との間に設けられている 隙間18を介して引っ掛かったりするようなことなく簡易に耳保持部13に耳部 1aを引っ掛けて軒樋1の取り付けを行うことができるものであり、次いで雪避 けカバー6を取り付けると雪避けカバー6のカバー片19によって隙間18が覆 われることとなり、隙間18によって耳部1aを耳保持部13に引っ掛けて行わ れる軒樋1の取り付けを容易にしながら、雪避けカバー6の取り付けによって隙 間18を覆うことができるようになっている。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述のように、軒樋を吊り下げ支持する軒樋吊り具より上方に向けて 帯板状の支持片を突設し、支持片の先端より屋根板側に向けて大突片を突設し、 支持片の先端より軒樋吊り具の軒先側に設けられる耳保持部に向けて小突片を突 設し、小突片と耳保持部との間に耳保持部に保持される軒樋の耳部を通過させる ための隙間を設け、軒樋の上部開口を閉じるように雪避けカバーを配設し、雪避 けカバーの一端部に設けられた係止部を大突片に係止し、雪避けカバーの他端部 に設けられた係止部を小突片に係止し、雪避けカバーの他端部より小突片と耳保 持部との間に設けられた隙間を閉じるように配されるカバー片を突設してあるの で、雪避けカバーを取り付けていない状態で軒樋の取り付け時に耳部が通過され る隙間の寸法を大きくとりながら、雪避けカバーを取り付けた状態では隙間を覆 うことができるものであり、軒樋の取り付けを容易にしながら、雪避けカバーの 取り付け状態で雪が侵入することとなる隙間が大きく開けられるのを防止して雪 避けカバーを取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す軒樋吊り具の側面図で
ある。
【図2】同上の他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軒樋 1a 耳部 2 軒樋吊り具 3 支持片 4 屋根板 5a 大突片 5b 小突片 6 雪避けカバー 7 係止部 8 係止部 13 耳保持部 18 隙間 19 カバー片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋を吊り下げ支持する軒樋吊り具より
    上方に向けて帯板状の支持片を突設し、支持片の先端よ
    り屋根板側に向けて大突片を突設し、支持片の先端より
    軒樋吊り具の軒先側に設けられる耳保持部に向けて小突
    片を突設し、小突片と耳保持部との間に耳保持部に保持
    される軒樋の耳部を通過させるための隙間を設け、軒樋
    の上部開口を閉じるように雪避けカバーを配設し、雪避
    けカバーの一端部に設けられた係止部を大突片に係止
    し、雪避けカバーの他端部に設けられた係止部を小突片
    に係止し、雪避けカバーの他端部より小突片と耳保持部
    との間に設けられた隙間を閉じるように配されるカバー
    片を突設して成る雪避けカバーの取り付け構造。
JP3216093U 1993-06-15 1993-06-15 雪避けカバーの取り付け構造 Withdrawn JPH0729152U (ja)

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JP3216093U JPH0729152U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 雪避けカバーの取り付け構造

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