JPH07291293A - 商品の盗難防止装置 - Google Patents

商品の盗難防止装置

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JPH07291293A
JPH07291293A JP6108324A JP10832494A JPH07291293A JP H07291293 A JPH07291293 A JP H07291293A JP 6108324 A JP6108324 A JP 6108324A JP 10832494 A JP10832494 A JP 10832494A JP H07291293 A JPH07291293 A JP H07291293A
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endless belt
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品の抜き取りをなくする盗難防止装置を提
供する。 【構成】 商品aを収納したケースAにおいて、ケース
の外側に商品の抜き取り防止やケースの開放を防止する
無端帯を嵌装すると共に、ケースに無端帯の係止片12
を係合して、商品の盗難を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばレンタルショ
ップに並べたレンタル商品の盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカセットやディスクなどのレンタ
ルショップにあっては、周知のように、棚に並べてある
所望のレンタル商品を取出し、そして、カウンタに持参
してレンタルの手続きをする。上記の手続きとは、持参
したケースから商品を取出し、ショップ側のケースや袋
などに入れる。
【0003】勿論、ショップ側では、貸出帳への氏名、
日付、商品番号(題名)などを記入する。
【0004】なお、空のケースは、ショップ側におい
て、レンタル中の表示がわかるようにして(レンタル中
の表示片の取付けなどによる)棚に戻す。
【0005】しかしながら、棚に並べてあるレンタル商
品(ケースも共に)が盗難にあうといった事態が発生す
る。
【0006】そこで、実公平4−25493号公報に示
すように、カウンタの受付側にレンタル商品を持参した
のちの客は、出口通路の盗難防止センサー付ゲートを通
ってカウンタの貸出側に向い、そして貸出側でレンタル
商品を受取り、カウンタの受付側に差し出さないレンタ
ル商品は、ゲートで感知される(盗難を防止する)よう
にしたものがある。
【0007】なお、カウンタの受付側に差し出さない
で、ゲート通過時に感知する手段としては、例えばケー
スに張り付けた磁気テープにより検出する。
【0008】上記のような盗難防止方式を採用すると、
ケースを開放して取り出した商品を衣服のポケットや携
行バッグなどに入れてゲートを通過しても、陳列棚に空
のケースが残っているので盗難防止センサーが反応しな
い。
【0009】上記のケースからの商品の取り出しは、ケ
ースの開放や、ケースからレンタル商品の引き抜きを防
止する手段がないため、簡単に行なうことができる。
【0010】そこで、この発明の課題は、ケースから商
品の取り出しをちゅうちょするようにした商品の盗難防
止装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、商品を収納したケースにおいて、こ
のケースの外側に商品の抜き取り防止やケースの開放防
止用の無端帯を嵌装すると共に、この無端帯に上記ケー
スに係合する係合片を設けた構成を採用する。
【0012】また、商品を収納したケースにおいて、こ
のケースの外側に商品の抜き取り防止やケースの開放防
止用の無端帯を嵌装すると共に、この無端帯に貫窓を設
け、またこの貫窓に上記ケースに適宜手段により係合す
る係止部材を抜き差し自在に挿入した構成を採用する。
【0013】また、無端帯の嵌装先行開放端の反対側に
ケースの周面に当接するストッパを設けた構成を採用す
る。
【0014】さらに、商品を収納したケースにおいて、
このケースの外側に重なり部分が内と外とで交差する二
本の無端帯を嵌装すると共に、この両無端帯の重なり部
分に合致する貫孔を設け、またこの合致した貫孔に抜き
差し自在の係止部材を挿入した構成を採用する。
【0015】
【作用】上記のように構成すると、ケースの外側に無端
帯を嵌装すると共に、ケースに係止片を係合しておく。
【0016】商品の取り出しに際しては、まずケースと
係止片との係合関係を解除し、次いでケースから無端帯
を引き抜き、然るのち、ケースから商品を抜き取り、或
はケースを開放して商品を取り出す。
【0017】また、ケースの外側に無端帯を嵌装すると
共に、貫窓に挿入した係止部材をケースに係合してお
く。
【0018】商品の取り出しに際しては、係止部材を取
り去ってケースから無端帯を引き抜き、然るのち、ケー
スから商品を抜き取り、或はケースを開放して商品を取
り出す。
【0019】さらに、ケースの外側に重なり部分が交差
するように無端帯を順次嵌装すると共に、この両無端帯
の重なり部分で合致した貫孔に係止部材を挿入して、両
無端帯の重なり部分を係合関係にする。
【0020】商品の取り出しに際しては、係止部材を取
り去って両無端帯の重なり部分の係合関係を解除する。
【0021】次いで、ケースから無端帯を引き抜いてケ
ースから商品を抜き取り、或はケースを開放して商品を
取り出す。
【0022】また、ケースに無端帯を嵌装する。このと
き、ケースの周囲面にストッパが当接して、ケースの定
位置に無端帯が停止する。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0024】(第1実施例)図1から図4に示すAはレ
ンタル商品aを収納したケースである。
【0025】上記のレンタル商品a及びケースAは、例
えば、図1に示すように、ケースAの一辺の開口1から
ビデオカセットを挿入した(開口1を開閉自在蓋板によ
り閉鎖するものがある)ものや、図2及び図3に示すよ
うに、扁平な合成樹脂製袋体2に片方の表紙3及びこの
表紙3の裏面に重ねると共に接着材を介し固定してある
台板4を挿入し、袋体2の開放口一辺の縁から連なる蓋
袋5を反転して袋体2の開放口を閉鎖しながら袋体2の
片面に重ね、蓋袋5には、もう片方の表紙3が挿入して
あり、台板4の表面凹入部にディスクを落し込んで収納
したものや、図4に示すように、ディスクの収納合成樹
脂製内ケース6の一辺に外ケース7の一辺を開閉支点に
なるようピン8を介し取付け、閉鎖時に内ケース6の周
囲三面に外ケース7の周囲三面が外接するものがある。
【0026】また、ケースAの外側には、図1に示すよ
うに、レンタル商品aの抜き取り防止や図2及び図4E
に示すように、開放にともなうレンタル商品aの取り出
しを防止するよう引き抜き或は両端連結部の連結を解除
することができる無端帯11が嵌装してある。
【0027】さらに、無端帯11には、ケースAに係合
する係止片12が設けてある。
【0028】上記の無端帯11は、図1、図2に示すよ
うに、寸断した紙製や合成樹脂製のテープの両端部を重
ね合わせると共に、重なり部分を接着材や熱シールして
固着するか、或は筒状の材料を幅方向に寸断して得る場
合と、図5から図10に示すように、一枚の帯状素材を
各折れ線13により角筒状に屈曲しながらケースAの外
側に嵌装して重ねると共に、帯状素材の片端から連なる
差し込み片14を、帯状素材のもう片端側のスリット1
5に差し込み係合して無端帯11にする場合とがあり、
帯状素材を無端帯にする場合、上記の差し込み片をスリ
ットとによる係合状態の維持に限定されず、その他の形
状の差し込み係合や嵌め込み係合を採用することもあ
る。
【0029】上記の係止片12は、図示の場合、無端帯
11にU字状の切り込み16を入れて、この切り込み1
6の内側に係止片12を設け、ケースAに無端帯11を
嵌装したのち、図1に示すように、開口1から内方に係
止片12を差し込んでレンタル商品aとケースAとの間
に介在させ、或は図2に示すように蓋袋5と表紙3との
間に介在させて、すべり移動する無端帯11をケースA
から脱落しないようにし、また、図5、図7、図9に示
すケースAの窓17に係止片12を差し込んで無端帯1
1のすべりを止めるようにする。
【0030】なお、図5、図7、図9に示すような帯状
素材を無端帯11にする場合、まず窓17に係止片12
を差し込むことができるので、ケースAと係止片12と
の係合関係の操作が極めて容易になる。
【0031】上記のように構成すると、棚に並べてある
所望のレンタル商品aの収納ケースAを取り出し、そし
てカウンタに持参してレンタルの手続をする。
【0032】すると、ショップ側でケースAから無端帯
11を取り除いて、ケースAから取り出したレンタル商
品aをレンタル側のケースや袋に入れて貸出す。
【0033】上記無端帯11の取り除きにともなう係合
解除は、針金などの工具を係止片12に引っかけて引っ
張りにより係止片12を引き抜き、又は図5、図7、図
9に示すように合致するスリット18に薄板(図示省
略)を差し込んで、薄板のコーナーにより係止片12を
押し出す。
【0034】また、図4Eに示すように、無端帯11の
嵌装先行開放端の反対側には、ケースAに無端帯11を
嵌装したとき、ケースAの周囲面に当接するストッパ5
1が設けてある。
【0035】上記のストッパ51は、図示の場合、無端
帯11の嵌装先行開放端の反対側全面を閉鎖して設けた
が、無端帯11の縁にケースAの周囲面に当接する片な
どを設けてストッパにすることもある。
【0036】勿論、ケース11の周囲面にストッパ51
を当接したとき、窓17に係止片12が合致するように
なっている。
【0037】(第2実施例)図11、図12、図13E
に示すケースA及び無端帯11は、第1実施例と同様に
つき説明を省略する。
【0038】上記の無端帯11には、貫窓21が設けら
れている。
【0039】また、貫窓21には、抜き差し自在に係止
部材22が挿入され、挿入した係止部材22とケースA
との係止によりケースAから無端帯11の抜き取りを防
止するようになっている。
【0040】上記の係止部材22は、図示の場合、側面
コ字状のものを用い、片方の片を無端帯11の内側に、
もう片方の片を図11及び図12に示すように、開口1
からケースAの内側に差し込んで、ケースAの開口縁に
係止部材22が引っかかり、また図13に示すようにケ
ースAの窓17に差し込んで、窓17に係止部材22が
係合するようになっている。
【0041】挿入した係止部材22の引き抜きは、第1
実施例と同様にスリット18に薄板を差し込んで、薄板
のコーナーにより係止部材22の片を押し出すか、或は
図15、図16に示すように、先端に折り返しフック2
3を有する帯状板24を差し込み、次いで引き抜くと、
図16に示すようフック23に係止部材22の片方の片
が抱き込まれて係止部材22を引き抜かれる。
【0042】なお、図15、図19に示すように、貫窓
21の一辺の縁に突出部25を設けておくと、指先と係
止部材22との引っかかりを防止、すなわち、係止部材
22の引き抜きが困難になる。
【0043】また、図13Fに示すように、無端帯11
の嵌装先行開放端の反対側には、ケースAに無端帯11
を嵌装したとき、ケースAの周囲面に当接するストッパ
51が設けてある。
【0044】上記のストッパ51は、図示の場合、無端
帯11の嵌装先行開放端の反対側全面を閉鎖して設けた
が、無端帯11の縁にケースAの周囲面に当接する片な
どを設けてストッパにすることもある。
【0045】勿論、ケースAの周囲面にストッパ51を
当接したとき、窓17に貫窓21が合致する。
【0046】なお、図示のように、無端帯11の嵌装先
行開放縁の対向する二辺の片方をもう片方より突出させ
ておくと、その突出部52により無端帯11の嵌装が極
めて容易になる。
【0047】また、ストッパ51付の無端帯11は、図
12に示すケースAにも使用することができる。
【0048】(第3実施例)ケースA及び無端帯11
は、第1実施例と同様につき説明を省略する。
【0049】図20及び図21に示すように、ケースA
の外側には、重なり部分が直角に交差する二本の無端帯
11が嵌装してある。
【0050】図示の場合、連結板を介し連なる一対のケ
ースAを重ね合わせて、その外側に二本の無端帯11を
嵌装したが、図1、図2、図4に示すケースAの場合も
ある。
【0051】また、両無端帯11、11の重なり部分に
は、貫窓31が設けてある。
【0052】さらに、貫窓31には、コ字状に屈曲した
係止部材32が抜き差し自在に挿入してある。
【0053】上記係止部材32の挿入は、図21に示す
ように、内と外とで合致する貫窓31に片方の片を押し
込み、外側無端帯11に設けてあるもう一本の貫窓31
にもう片方の片を押し込んで、両無端帯11、11の交
差部分を係合状態にする以外に、片方の片を外側の貫窓
31に外方から貫通させ、もう片方の片を内側の貫窓3
1に貫通させて、両片により外側の無端帯11を挾むよ
うにしてもよい。
【0054】なお、無端帯11にゲート通過時の感知テ
ープを取付けることもある。
【0055】また、商品は、レンタル商品以外に本など
を収納することもある。
【0056】
【効果】この発明の商品の盗難防止装置は、以上のよう
に構成してあるので、ケースから商品を取り出してポッ
ケットや携行バッグなどに入れようとしても、ケースの
外側の無端帯によりちゅうちょさせる。
【0057】また、ケースに係止片を、無端帯の貫窓に
挿入した係止部材をケースに、合致した貫窓に挿入した
係止部材により両無端帯の交差した部分を係合してある
ので、係合を解除した上でのケースから商品を取り出す
のに時間がかかり、盗難防止になお一層効果を発揮す
る。
【0058】さらに、ストッパ付の無端帯を使用するこ
とにより、ケースの周囲面にストッパを当接して、定位
置に無端帯を停止させ、またスライドを止めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施例の斜視図
【図2】他のケースの斜視図
【図3】図2のX−X線に沿う断面図
【図4】他のケースの斜視図
【図5】無端帯の他の実施例を示す斜視図
【図6】係止片の係合状態を示す縦断側面図
【図7】無端帯の他の実施例を示す斜視図
【図8】係止片の係合状態を示す縦断側面図
【図9】無端帯の他の実施例を示す斜視図
【図10】係止片の係合状態を示す縦断側面図
【図11】第2実施例の斜視図
【図12】他のケースの斜視図
【図13】他のケースの斜視図
【図14】係止部材の係合を示す縦断側面図
【図15】分解斜視図
【図16】係止部材の係合状態を示す縦断側面図
【図17】他の無端帯を示す斜視図
【図18】係止部材の係合を示す縦断側面図
【図19】係止部材の引き抜きを示す縦断側面図
【図20】第3実施例の斜視図
【図21】係合状態を示す縦断側面図
【符号の説明】
A ケース a レンタル商品 1 開口 2 袋体 3 表紙 4 台板 5 蓋袋 6 内ケース 7 外ケース 8 ピン 11 無端帯 12 係止片 13 折れ線 14 差し込み片 15 スリット 16 切り込み 17 窓 18 スリット 21 貫窓 22 係止部材 31 貫窓 32 係止部材 51 ストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を収納したケースにおいて、このケ
    ースの外側に商品の抜き取り防止やケースの開放防止用
    の無端帯を嵌装すると共に、この無端帯に上記ケースに
    係合する係合片を設けたことを特徴とする商品の盗難防
    止装置。
  2. 【請求項2】 商品を収納したケースにおいて、このケ
    ースの外側に商品の抜き取り防止やケースの開放防止用
    の無端帯を嵌装すると共に、この無端帯に貫窓を設け、
    またこの貫窓に上記ケースに適宜手段により係合する係
    止部材を抜き差し自在に挿入したことを特徴とする商品
    の盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 上記無端帯の嵌装先行開放端の反対側に
    ケースの周面に当接するストッパが設けられてなる請求
    項1又は2に記載の商品の盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 商品を収納したケースにおいて、このケ
    ースの外側に重なり部分が内と外とで交差する二本の無
    端帯を嵌装すると共に、この両無端帯の重なり部分に合
    致する貫孔を設け、またこの合致した貫孔に抜き差し自
    在の係止部材を挿入したことを特徴とする商品の盗難防
    止装置。
JP6108324A 1994-03-01 1994-05-23 商品の盗難防止装置 Expired - Lifetime JP2744200B2 (ja)

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