JPH07291207A - フイルムによる金属缶の開口端面閉塞方法 - Google Patents
フイルムによる金属缶の開口端面閉塞方法Info
- Publication number
- JPH07291207A JPH07291207A JP11214394A JP11214394A JPH07291207A JP H07291207 A JPH07291207 A JP H07291207A JP 11214394 A JP11214394 A JP 11214394A JP 11214394 A JP11214394 A JP 11214394A JP H07291207 A JPH07291207 A JP H07291207A
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- JP
- Japan
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- film
- metal
- face
- resin
- opening
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属缶の低コスト化を計ることを目的とす
る。 【構成】 金属に対し接着可能な熱接着性樹脂膜を被着
したフイルムを、樹脂コーティングを施さない状態の金
属缶の開口端面に上記熱接着性樹脂膜の加熱融着により
閉塞することを特徴とする。
る。 【構成】 金属に対し接着可能な熱接着性樹脂膜を被着
したフイルムを、樹脂コーティングを施さない状態の金
属缶の開口端面に上記熱接着性樹脂膜の加熱融着により
閉塞することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブリキやアルミなどの
金属缶の開口端面にフイルムを加熱融着せしめて、上記
開口端面を閉塞する方法に関する。
金属缶の開口端面にフイルムを加熱融着せしめて、上記
開口端面を閉塞する方法に関する。
【０００２】
【従来技術】本発明との比較において好適な従来例とし
ては、予じめ樹脂コーティングを施した金属缶の開口端
面に熱接着性樹脂膜を被着したフイルムを、上記熱接着
性樹脂膜の加熱融着により閉塞する方法が知られてい
る。
ては、予じめ樹脂コーティングを施した金属缶の開口端
面に熱接着性樹脂膜を被着したフイルムを、上記熱接着
性樹脂膜の加熱融着により閉塞する方法が知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたよう
な金属缶に樹脂コーティングを施すことは、金属と樹脂
とはもともと物性が異なるゆえに、両者の接着性状を同
化させて融着を可能とするために他ならない。そもそも
融着の目的のために敢て金属缶に樹脂コーティングを施
すことなど極めて不合理であり、しかも缶のコストアッ
プにつながると云う課題がある。そこで本発明は、金属
缶に樹脂コーティングを施すことなく、缶の開口端面に
フイルムを加熱融着する方法を提供し、もって缶の低コ
スト化を計ることを目的とするものである。
な金属缶に樹脂コーティングを施すことは、金属と樹脂
とはもともと物性が異なるゆえに、両者の接着性状を同
化させて融着を可能とするために他ならない。そもそも
融着の目的のために敢て金属缶に樹脂コーティングを施
すことなど極めて不合理であり、しかも缶のコストアッ
プにつながると云う課題がある。そこで本発明は、金属
缶に樹脂コーティングを施すことなく、缶の開口端面に
フイルムを加熱融着する方法を提供し、もって缶の低コ
スト化を計ることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、金属に対し接着可能な熱接着性樹脂膜を被
着したフイルムを、樹脂コーティングを施さない状態の
金属缶の開口端面に上記熱接着性樹脂膜の加熱融着によ
り該開口端面を閉塞することを要旨とするものである。
の本発明は、金属に対し接着可能な熱接着性樹脂膜を被
着したフイルムを、樹脂コーティングを施さない状態の
金属缶の開口端面に上記熱接着性樹脂膜の加熱融着によ
り該開口端面を閉塞することを要旨とするものである。
【０００５】
【実施例】図１において、１はブリキやアルミからなる
金属缶で、この金属缶１の開口端面にフイルム２が加熱
融着により閉塞されるこの種金属缶のフイルムによる開
口端面閉塞構造の一般的形態である。
金属缶で、この金属缶１の開口端面にフイルム２が加熱
融着により閉塞されるこの種金属缶のフイルムによる開
口端面閉塞構造の一般的形態である。
【０００６】そこで本発明の要旨構成は、上記フイルム
２を、図２のように金属に対し接着可能な熱接着性樹脂
膜２ａを片面全面に被着したものを使用する。上記構成
のフイルム２を、その熱接着性樹脂膜２ａを樹脂コーテ
ィングを施さない金属缶１の開口端面に当接してフイル
ムの表面側を図示せざる加熱体にて常法のように加熱加
圧し、それによる樹脂膜２ａの溶融によってフイルム２
は金属缶１の開口端面、つまり缶の周縁に融着されるも
のである。
２を、図２のように金属に対し接着可能な熱接着性樹脂
膜２ａを片面全面に被着したものを使用する。上記構成
のフイルム２を、その熱接着性樹脂膜２ａを樹脂コーテ
ィングを施さない金属缶１の開口端面に当接してフイル
ムの表面側を図示せざる加熱体にて常法のように加熱加
圧し、それによる樹脂膜２ａの溶融によってフイルム２
は金属缶１の開口端面、つまり缶の周縁に融着されるも
のである。
【０００７】なお、上記フイルム２としては、ポリエチ
レン樹脂やアルミ箔などが使用され、また熱接着性樹脂
膜２ａとしては、例えばポリオレフィン系樹脂などが好
適である。
レン樹脂やアルミ箔などが使用され、また熱接着性樹脂
膜２ａとしては、例えばポリオレフィン系樹脂などが好
適である。
【０００８】なおまた、特に図示しないが上記フイルム
２が金属缶１の開口端面を融着閉塞すると同時に、フイ
ルムを缶の開口端周縁にそって切断する機構を加熱体に
設けるようにしてある。
２が金属缶１の開口端面を融着閉塞すると同時に、フイ
ルムを缶の開口端周縁にそって切断する機構を加熱体に
設けるようにしてある。
【０００９】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、次の効果
を有する。金属に対し接着可能な熱接着性樹脂膜を被着
したフイルムを用いて、金属缶の開口端面を融着閉塞す
るので、樹脂コーティングを施さない状態の金属缶の使
用を可能とすることができ、換言すれば金属缶に従来の
ような樹脂コーティングを施す必要がなくなり、よって
本発明方法の採用により缶の低コスト化を計ることがで
きる。
を有する。金属に対し接着可能な熱接着性樹脂膜を被着
したフイルムを用いて、金属缶の開口端面を融着閉塞す
るので、樹脂コーティングを施さない状態の金属缶の使
用を可能とすることができ、換言すれば金属缶に従来の
ような樹脂コーティングを施す必要がなくなり、よって
本発明方法の採用により缶の低コスト化を計ることがで
きる。
【図１】開口端面閉塞状態を示す金属缶の縦断正面図で
ある。
ある。
【図２】同上要部の拡大縦断正面図である。
１ 金属缶 ２ フイルム ２ａ 金属に対し接着可能な熱接着性樹脂被膜
Claims (1)
- 【請求項１】 金属に対し接着可能な熱接着性樹脂膜を
被着したフイルムを、樹脂コーティングを施さない状態
の金属缶の開口端面に上記熱接着性樹脂膜の加熱融着に
より閉塞することを特徴とするフイルムによる金属缶の
開口端面閉塞方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11214394A JPH07291207A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | フイルムによる金属缶の開口端面閉塞方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11214394A JPH07291207A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | フイルムによる金属缶の開口端面閉塞方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291207A true JPH07291207A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14579304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11214394A Pending JPH07291207A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | フイルムによる金属缶の開口端面閉塞方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07291207A (ja) |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP11214394A patent/JPH07291207A/ja active Pending
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