JPH0729020A - グラフィック並列処理装置および方法 - Google Patents
グラフィック並列処理装置および方法Info
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- JPH0729020A JPH0729020A JP17279293A JP17279293A JPH0729020A JP H0729020 A JPH0729020 A JP H0729020A JP 17279293 A JP17279293 A JP 17279293A JP 17279293 A JP17279293 A JP 17279293A JP H0729020 A JPH0729020 A JP H0729020A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 専用のハードウエアを必要とせず、グラフィ
ック処理の高速化を図る装置と方法の提供。 【構成】 ディスパッチ手段2は図形描画指令から生成
したプリミティブデータを第1の制御手段4に出力し、
第1の制御手段4は、これで、領域管理手段12に対
し、未使用の単位領域の有無を問い合せる。なければ、
未使用の単位領域ができるまで待つ。未使用の単位領域
があれば、変換処理手段6の変換スレッドに空きの有無
を判定する。変換スレッドに空きが無い場合には、空き
ができるまで待つ。空きがあれば、使用可能な変換スレ
ッドを起動する。変換処理手段6は、複数の変換スレッ
ドで、並列に変換処理を行う。各変換スレッドは、割り
当てられた単位領域で、プリミティブデータを表示装置
の表示に適した変換データに変換する。この変換データ
は、第2の制御手段8の制御で、表示処理手段10に与
えられ、変換データが表示される。
ック処理の高速化を図る装置と方法の提供。 【構成】 ディスパッチ手段2は図形描画指令から生成
したプリミティブデータを第1の制御手段4に出力し、
第1の制御手段4は、これで、領域管理手段12に対
し、未使用の単位領域の有無を問い合せる。なければ、
未使用の単位領域ができるまで待つ。未使用の単位領域
があれば、変換処理手段6の変換スレッドに空きの有無
を判定する。変換スレッドに空きが無い場合には、空き
ができるまで待つ。空きがあれば、使用可能な変換スレ
ッドを起動する。変換処理手段6は、複数の変換スレッ
ドで、並列に変換処理を行う。各変換スレッドは、割り
当てられた単位領域で、プリミティブデータを表示装置
の表示に適した変換データに変換する。この変換データ
は、第2の制御手段8の制御で、表示処理手段10に与
えられ、変換データが表示される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はグラフィック並列処理
に関し、特にその高速化に関するものである。
に関し、特にその高速化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像表示等のグラフィック処理は、大き
な処理時間を要する。このため、ワークステーション等
においては、グラフィック処理のための専用ハードウエ
アを付加し、さらに、この専用ハードウエアを複数個設
けている。これにより、グラフィック処理を、複数個に
分解して並列に処理することができ、処理の迅速化を図
ることができる。
な処理時間を要する。このため、ワークステーション等
においては、グラフィック処理のための専用ハードウエ
アを付加し、さらに、この専用ハードウエアを複数個設
けている。これにより、グラフィック処理を、複数個に
分解して並列に処理することができ、処理の迅速化を図
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術においては、グラフィック処理を並列化
するために専用ハードウエアが必要であるという問題点
があった。
ような従来技術においては、グラフィック処理を並列化
するために専用ハードウエアが必要であるという問題点
があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、専用のハードウエアを必要とせず、グラフィック処
理の高速化を図ることのできる装置および方法を提供す
ることを目的とする。
て、専用のハードウエアを必要とせず、グラフィック処
理の高速化を図ることのできる装置および方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のグラフィック
並列処理装置は、記憶領域を単位領域に分割し、各単位
領域が使用中であるか否かを管理する領域管理手段、図
形描画指令を受けて、これを原始描画指令に変換するデ
ィスパッチ手段、ディスパッチ手段からの原始描画命令
を受けて、現在未使用の単位領域が存在するか否かを領
域管理手段から得て、現在未使用の単位領域が存在すれ
ば当該単位領域を原始描画命令のために関連づけるとと
もに、現在未使用の単位領域が存在しなければ、何れか
の単位領域が未使用となるまで原始描画命令を保持する
第1の制御手段、第1の制御手段において単位領域を関
連付けられた原始描画命令を受けて、当該単位領域を用
いて表示処理部が処理可能な変換データに変換する変換
処理手段であって、複数の原始描画命令の変換処理を並
列して行う変換処理手段、変換処理手段からの変換デー
タを受けて、順次、表示処理手段に与える第2の制御手
段、第2の制御手段からの出力を受けて、表示装置に表
示を行うとともに、表示処理が終了すると当該単位領域
が未使用となった旨を領域管理手段に連絡する表示処理
手段、を備えたことを特徴としている。
並列処理装置は、記憶領域を単位領域に分割し、各単位
領域が使用中であるか否かを管理する領域管理手段、図
形描画指令を受けて、これを原始描画指令に変換するデ
ィスパッチ手段、ディスパッチ手段からの原始描画命令
を受けて、現在未使用の単位領域が存在するか否かを領
域管理手段から得て、現在未使用の単位領域が存在すれ
ば当該単位領域を原始描画命令のために関連づけるとと
もに、現在未使用の単位領域が存在しなければ、何れか
の単位領域が未使用となるまで原始描画命令を保持する
第1の制御手段、第1の制御手段において単位領域を関
連付けられた原始描画命令を受けて、当該単位領域を用
いて表示処理部が処理可能な変換データに変換する変換
処理手段であって、複数の原始描画命令の変換処理を並
列して行う変換処理手段、変換処理手段からの変換デー
タを受けて、順次、表示処理手段に与える第2の制御手
段、第2の制御手段からの出力を受けて、表示装置に表
示を行うとともに、表示処理が終了すると当該単位領域
が未使用となった旨を領域管理手段に連絡する表示処理
手段、を備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2のフラフィック並列処理装置は、
前記第2の制御手段は、変換データを受けると、現在、
表示処理手段が表示処理を行っているか否かを判定し、
表示処理を行っていれば当該変換データをキューに挿入
し、表示処理を行っていなければキューに蓄積された変
換データを順次表示手段に出力することを特徴としてい
る。
前記第2の制御手段は、変換データを受けると、現在、
表示処理手段が表示処理を行っているか否かを判定し、
表示処理を行っていれば当該変換データをキューに挿入
し、表示処理を行っていなければキューに蓄積された変
換データを順次表示手段に出力することを特徴としてい
る。
【0007】請求項3のグラフィック並列処理方法は、
記憶領域を単位領域に分割し、各単位領域が使用中であ
るか否かを管理し、図形描画指令を受けて、これを原始
描画指令に変換し、原始描画命令が生成されると、現在
未使用の単位領域が存在するか否かを判断し、現在未使
用の単位領域が存在すれば当該単位領域を原始描画命令
のために関連づけるとともに、現在未使用の単位領域が
存在しなければ、何れかの単位領域が未使用となるまで
原始描画命令を保持し、原始描画命令に単位領域が関連
付けられると、当該単位領域を用いて表示処理部が処理
可能な変換データに変換する変換処理を、複数の原始描
画命令について並列して行い、変換データを受けて、順
次、表示装置に表示するとともに、当該変換データに関
する表示処理が終了すると、関連づけられている単位領
域を未使用状態に戻すようにしたこと、を特徴としてい
る。
記憶領域を単位領域に分割し、各単位領域が使用中であ
るか否かを管理し、図形描画指令を受けて、これを原始
描画指令に変換し、原始描画命令が生成されると、現在
未使用の単位領域が存在するか否かを判断し、現在未使
用の単位領域が存在すれば当該単位領域を原始描画命令
のために関連づけるとともに、現在未使用の単位領域が
存在しなければ、何れかの単位領域が未使用となるまで
原始描画命令を保持し、原始描画命令に単位領域が関連
付けられると、当該単位領域を用いて表示処理部が処理
可能な変換データに変換する変換処理を、複数の原始描
画命令について並列して行い、変換データを受けて、順
次、表示装置に表示するとともに、当該変換データに関
する表示処理が終了すると、関連づけられている単位領
域を未使用状態に戻すようにしたこと、を特徴としてい
る。
【0008】
【作用】この発明に係るグラフィック並列処理装置およ
び方法は、記憶領域を単位領域に分割し、各単位領域が
使用中であるか否かを管理し、原始描画命令が生成され
ると、現在未使用の単位領域が存在するか否かを判断
し、現在未使用の単位領域が存在すれば当該単位領域を
原始描画命令のために関連づけるとともに、現在未使用
の単位領域が存在しなければ、何れかの単位領域が未使
用となるまで原始描画命令を保持し、原始描画命令に単
位領域が関連付けられると、当該単位領域を用いて表示
処理部が処理可能な変換データに変換する変換処理を、
複数の原始描画命令について並列して行うようにしてい
る。したがって、専用のハードウエアを設けなくとも、
グラフィック並列処理を行うことができる。
び方法は、記憶領域を単位領域に分割し、各単位領域が
使用中であるか否かを管理し、原始描画命令が生成され
ると、現在未使用の単位領域が存在するか否かを判断
し、現在未使用の単位領域が存在すれば当該単位領域を
原始描画命令のために関連づけるとともに、現在未使用
の単位領域が存在しなければ、何れかの単位領域が未使
用となるまで原始描画命令を保持し、原始描画命令に単
位領域が関連付けられると、当該単位領域を用いて表示
処理部が処理可能な変換データに変換する変換処理を、
複数の原始描画命令について並列して行うようにしてい
る。したがって、専用のハードウエアを設けなくとも、
グラフィック並列処理を行うことができる。
【0009】
【実施例】図1に、この発明の一実施例によるグラフィ
ック並列処理装置のブロック図を示す。また、このブロ
ックの各機能を実現するハードウエア構成を図2に示
す。図2において、複数個のCPU20,22,24が
設けられており、並列処理が可能となっている。共有メ
モリ28は、各CPU20,22,24によってアクセ
ス可能なメモリである。また、表示装置としてCRT2
6が接続されている。なお、CPU20,22,24に
よって、図1のディスパッチ手段2、第1の制御手段
4、変換処理手段6、第2の制御手段8、表示処理手段
10、領域管理手段12が実現されている。
ック並列処理装置のブロック図を示す。また、このブロ
ックの各機能を実現するハードウエア構成を図2に示
す。図2において、複数個のCPU20,22,24が
設けられており、並列処理が可能となっている。共有メ
モリ28は、各CPU20,22,24によってアクセ
ス可能なメモリである。また、表示装置としてCRT2
6が接続されている。なお、CPU20,22,24に
よって、図1のディスパッチ手段2、第1の制御手段
4、変換処理手段6、第2の制御手段8、表示処理手段
10、領域管理手段12が実現されている。
【0010】図1のブロック図を用いて、描画動作を説
明する。領域管理手段12は、共有メモリ28を、図4
に示すように、属性記憶領域と作業領域からなる複数の
単位領域に分割して管理する。さらに、各単位領域が現
在使用中であるか否かを管理する。ここで、各単位領域
は、図5に示すように、キューにつないで管理される。
明する。領域管理手段12は、共有メモリ28を、図4
に示すように、属性記憶領域と作業領域からなる複数の
単位領域に分割して管理する。さらに、各単位領域が現
在使用中であるか否かを管理する。ここで、各単位領域
は、図5に示すように、キューにつないで管理される。
【0011】図形描画指令がディスパッチ手段2に与え
られると、ディスパッチ手段2は、図形描画指令を原始
描画命令であるプリミティブデータに分解する。ここで
図形描画指令とは、たとえば「三角形を描画せよ」とい
う命令である。この図形描画指令は、直線を描画する3
つのプリミティブデータに分解される。図3に、プリミ
ティブデータの構成を示す。プリミティブデータは、
「図形要素」「座標データ」「属性」によって構成され
ている。図に示すプリミティブデータは、X1,Y1の座
標からX2,Y2の座標までの赤色の直線を描画すること
を示している。
られると、ディスパッチ手段2は、図形描画指令を原始
描画命令であるプリミティブデータに分解する。ここで
図形描画指令とは、たとえば「三角形を描画せよ」とい
う命令である。この図形描画指令は、直線を描画する3
つのプリミティブデータに分解される。図3に、プリミ
ティブデータの構成を示す。プリミティブデータは、
「図形要素」「座標データ」「属性」によって構成され
ている。図に示すプリミティブデータは、X1,Y1の座
標からX2,Y2の座標までの赤色の直線を描画すること
を示している。
【0012】ディスパッチ手段2は、生成したプリミテ
ィブデータを第1の制御手段4に出力する。第1の制御
手段4は、これを受けて、図6のフローチャートに示す
ような処理を行う。まず、ステップS1において、領域
管理手段12に対し、未使用の単位領域があるか否かを
問い合せる。なければ、未使用の単位領域ができるまで
待つ。未使用の単位領域があれば、ステップS2に進
む。ステップS2においては、変換処理手段6の変換ス
レッドに空きがあるか否かを判定する。変換スレッドに
空きが無く使用できない場合には、空きができるまで待
つ。空きがあれば、ステップS3に進む。なお、変換ス
レッドが最大数まで生成されていない場合には、新たに
変換スレッドを生成してステップS3に進む。ステップ
S3において、単位領域の属性記憶領域に、プリミティ
ブデータの属性を複写する。さらに、使用可能な変換ス
レッドを起動する(ステップS4)。
ィブデータを第1の制御手段4に出力する。第1の制御
手段4は、これを受けて、図6のフローチャートに示す
ような処理を行う。まず、ステップS1において、領域
管理手段12に対し、未使用の単位領域があるか否かを
問い合せる。なければ、未使用の単位領域ができるまで
待つ。未使用の単位領域があれば、ステップS2に進
む。ステップS2においては、変換処理手段6の変換ス
レッドに空きがあるか否かを判定する。変換スレッドに
空きが無く使用できない場合には、空きができるまで待
つ。空きがあれば、ステップS3に進む。なお、変換ス
レッドが最大数まで生成されていない場合には、新たに
変換スレッドを生成してステップS3に進む。ステップ
S3において、単位領域の属性記憶領域に、プリミティ
ブデータの属性を複写する。さらに、使用可能な変換ス
レッドを起動する(ステップS4)。
【0013】図1に戻って、変換処理手段6は、複数の
変換スレッドによって、並列に変換処理を行う。各変換
スレッドは、割り当てられた単位領域を用いて、プリミ
ティブデータを表示装置の表示に適した変換データに変
換する。この変換データは、第2の制御手段8の制御に
よって、表示処理手段10に与えられる。第2の制御手
段8の動作を、図7にフローチャートで示す。第2の制
御手段8は、変換スレッドと表示スレッド(表示処理を
行うためのスレッド)との間の受け渡しを行う。この実
施例では、サーキュラバッファを用いて、変換スレッド
をキューにして管理している。まず、ステップS10に
おいて、キューをロックする。次に、変換スレッドをキ
ューに挿入する(ステップS11)。次に、表示処理手
段10において表示スレッドが動作中であるか否かを判
断する(ステップS12)。動作中であれば、ステップ
S19に進み、キューロックを解除してステップS10
以下を繰り返す。ステップS12において表示スレッド
が動作中でなければ、ステップS13に進む。ステップ
S13においては、キューの先頭よりデータを取り出
す。続いて、表示スレッドを動作中に設定する(ステッ
プS14)。その後、キューロックを解除する(ステッ
プS15)。さらに、変換スレッドを表示スレッドとし
て表示処理をする(ステップS16)。
変換スレッドによって、並列に変換処理を行う。各変換
スレッドは、割り当てられた単位領域を用いて、プリミ
ティブデータを表示装置の表示に適した変換データに変
換する。この変換データは、第2の制御手段8の制御に
よって、表示処理手段10に与えられる。第2の制御手
段8の動作を、図7にフローチャートで示す。第2の制
御手段8は、変換スレッドと表示スレッド(表示処理を
行うためのスレッド)との間の受け渡しを行う。この実
施例では、サーキュラバッファを用いて、変換スレッド
をキューにして管理している。まず、ステップS10に
おいて、キューをロックする。次に、変換スレッドをキ
ューに挿入する(ステップS11)。次に、表示処理手
段10において表示スレッドが動作中であるか否かを判
断する(ステップS12)。動作中であれば、ステップ
S19に進み、キューロックを解除してステップS10
以下を繰り返す。ステップS12において表示スレッド
が動作中でなければ、ステップS13に進む。ステップ
S13においては、キューの先頭よりデータを取り出
す。続いて、表示スレッドを動作中に設定する(ステッ
プS14)。その後、キューロックを解除する(ステッ
プS15)。さらに、変換スレッドを表示スレッドとし
て表示処理をする(ステップS16)。
【0014】表示処理は、変換データと与えられた属性
に基づいて、表示用のメモリにデータを格納することに
よって行われる。表示処理が終了すると、関連づけられ
ていた単位領域が未使用になったことを領域管理手段1
2に伝達する。表示処理が終わると、キューをロックす
る(ステップS17)。ステップS18においては、キ
ューが空であるか否かを判断する。空であれば、ステッ
プS13以下を繰り返し、変換スレッドを表示スレッド
として表示処理を行う。つまり、バッファが空になるま
で、変換スレッドを表示スレッドとして表示処理を行
う。これにより、変換スレッドと表示スレッドとの間の
通信量を減らすことができる。ステップS18におい
て、キューが空であれば、キューロックを解除して、ス
テップS10に戻る。
に基づいて、表示用のメモリにデータを格納することに
よって行われる。表示処理が終了すると、関連づけられ
ていた単位領域が未使用になったことを領域管理手段1
2に伝達する。表示処理が終わると、キューをロックす
る(ステップS17)。ステップS18においては、キ
ューが空であるか否かを判断する。空であれば、ステッ
プS13以下を繰り返し、変換スレッドを表示スレッド
として表示処理を行う。つまり、バッファが空になるま
で、変換スレッドを表示スレッドとして表示処理を行
う。これにより、変換スレッドと表示スレッドとの間の
通信量を減らすことができる。ステップS18におい
て、キューが空であれば、キューロックを解除して、ス
テップS10に戻る。
【0015】以上のようにして、グラフィック処理が行
われる。
われる。
【0016】
【発明の効果】この発明に係るグラフィック並列処理装
置および方法は、記憶領域を単位領域に分割し、各単位
領域が使用中であるか否かを管理し、原始描画命令が生
成されると、現在未使用の単位領域が存在するか否かを
判断し、現在未使用の単位領域が存在すれば当該単位領
域を原始描画命令のために関連づけるとともに、現在未
使用の単位領域が存在しなければ、何れかの単位領域が
未使用となるまで原始描画命令を保持し、原始描画命令
に単位領域が関連付けられると、当該単位領域を用いて
表示処理部が処理可能な変換データに変換する変換処理
を、複数の原始描画命令について並列して行うようにし
ている。したがって、専用のハードウエアを設けなくと
も、グラフィック並列処理を行うことができる。
置および方法は、記憶領域を単位領域に分割し、各単位
領域が使用中であるか否かを管理し、原始描画命令が生
成されると、現在未使用の単位領域が存在するか否かを
判断し、現在未使用の単位領域が存在すれば当該単位領
域を原始描画命令のために関連づけるとともに、現在未
使用の単位領域が存在しなければ、何れかの単位領域が
未使用となるまで原始描画命令を保持し、原始描画命令
に単位領域が関連付けられると、当該単位領域を用いて
表示処理部が処理可能な変換データに変換する変換処理
を、複数の原始描画命令について並列して行うようにし
ている。したがって、専用のハードウエアを設けなくと
も、グラフィック並列処理を行うことができる。
【図1】この発明の一実施例によるグラフィック並列処
理装置の全体構成を示す図である。
理装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1のブロックの各機能をCPUを用いて実現
したハードウエア構成の一例である。
したハードウエア構成の一例である。
【図3】プリミティブデータの一例を示す図である。
【図4】属性記憶領域と作業領域を示す図である。
【図5】単位領域の管理方法を示す図である。
【図6】第1の制御手段の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】第2の制御手段の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
2・・・ディスパッチ手段 4・・・第1の制御手段 6・・・変換処理手段 8・・・第2の制御手段 10・・・表示処理手段 12・・・領域管理手段
Claims (3)
- 【請求項1】記憶領域を単位領域に分割し、各単位領域
が使用中であるか否かを管理する領域管理手段、 図形描画指令を受けて、これを原始描画指令に変換する
ディスパッチ手段、 ディスパッチ手段からの原始描画命令を受けて、現在未
使用の単位領域が存在するか否かを領域管理手段から得
て、現在未使用の単位領域が存在すれば当該単位領域を
原始描画命令のために関連づけるとともに、現在未使用
の単位領域が存在しなければ、何れかの単位領域が未使
用となるまで原始描画命令を保持する第1の制御手段、 第1の制御手段において単位領域を関連付けられた原始
描画命令を受けて、当該単位領域を用いて表示処理部が
処理可能な変換データに変換する変換処理手段であっ
て、複数の原始描画命令の変換処理を並列して行う変換
処理手段、 変換処理手段からの変換データを受けて、順次、表示処
理手段に与える第2の制御手段、 第2の制御手段からの出力を受けて、表示装置に表示を
行うとともに、表示処理が終了すると当該単位領域が未
使用となった旨を領域管理手段に連絡する表示処理手
段、 を備えたことを特徴とするグラフィック並列処理装置。 - 【請求項2】請求項1のグラフィック並列処理装置にお
いて、 前記第2の制御手段は、変換データを受けると、現在、
表示処理手段が表示処理を行っているか否かを判定し、
表示処理を行っていれば当該変換データをキューに挿入
し、表示処理を行っていなければキューに蓄積された変
換データを順次表示手段に出力することを特徴とするグ
ラフィック並列処理装置。 - 【請求項3】記憶領域を単位領域に分割し、各単位領域
が使用中であるか否かを管理し、 図形描画指令を受けて、これを原始描画指令に変換し、 原始描画命令が生成されると、現在未使用の単位領域が
存在するか否かを判断し、現在未使用の単位領域が存在
すれば当該単位領域を原始描画命令のために関連づける
とともに、現在未使用の単位領域が存在しなければ、何
れかの単位領域が未使用となるまで原始描画命令を保持
し、 原始描画命令に単位領域が関連付けられると、当該単位
領域を用いて表示処理部が処理可能な変換データに変換
する変換処理を、複数の原始描画命令について並列して
行い、 変換データを受けて、順次、表示装置に表示するととも
に、当該変換データに関する表示処理が終了すると、関
連づけられている単位領域を未使用状態に戻すようにし
たこと、 を特徴とするグラフィック並列処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17279293A JPH0729020A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | グラフィック並列処理装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17279293A JPH0729020A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | グラフィック並列処理装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729020A true JPH0729020A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15948449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17279293A Pending JPH0729020A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | グラフィック並列処理装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729020A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885875B1 (ko) * | 2006-06-23 | 2009-02-26 | 엔비디아 코포레이션 | 래스터화 방법 및 시스템 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP17279293A patent/JPH0729020A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885875B1 (ko) * | 2006-06-23 | 2009-02-26 | 엔비디아 코포레이션 | 래스터화 방법 및 시스템 |
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