JPH07289731A - 標的装置 - Google Patents

標的装置

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JPH07289731A
JPH07289731A JP9267694A JP9267694A JPH07289731A JP H07289731 A JPH07289731 A JP H07289731A JP 9267694 A JP9267694 A JP 9267694A JP 9267694 A JP9267694 A JP 9267694A JP H07289731 A JPH07289731 A JP H07289731A
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JP9267694A
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Tatsuo Kurita
龍夫 栗田
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KURITA GIKEN KK
Original Assignee
KURITA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】標的物が射手によって射止められて欠落して
も、新たな標的物を人手を介さずに自動的に欠落位置に
供給することを目的とする。 【構成】標的物としての景品を載置する複数の受け部材
12と、各受け部材12を支持しながら移動させるモータ及
び支持板11とを備えた。複数の景品Kを収容する収容部
16と、収容部16に収容された景品Kを受け部材12と近接
する位置に搬送する第1の押出し部24及び搬送部25を設
けた。搬送された景品Kを受け部材12側に押し出す第2
の押出し部26を設けた。第1の検出センサ42a,42b の収
容部16に収容された景品Kが有りの検出に基づいて、第
1の押出し部24及び搬送部25を制御する制御部を設け
た。第2の検出センサ43a,43b の受け部材12上の標的K
が無しの検出に基づいて、景品Kが欠落している受け部
材12に新たな景品Kを載置すべく第2の押出し手段26を
制御する制御部を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射的遊技機において使
用される標的装置に係り、詳しくは、標的物が菓子類等
の小物であるときに、その標的物が射手により射止めら
れた後、新たな標的物を自動的に供給することが可能な
標的装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射的遊技機において使用される標
的装置においては、種々のものが提案されている。その
中でも標的物が菓子類等の比較的小さい標的装置は、例
えば、コルク銃で射的を行う位置から所定距離だけ離れ
た位置に配置され、複数の標的物が受け皿を介して円環
状のテーブル上にそれぞれ載置されている。テーブルは
回転軸に取付けられて回転可能となっており、テーブル
の回転により標的物が移動するようになっている。従っ
て、この標的装置では、射手が移動する標的物に対して
狙いを定めてコルク銃で射的を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した標
的装置においては、射手が標的物を射止めるとその標的
物は受け皿から落下して、射手の景品となってしまう。
このため、標的物が景品として持ち帰られた後、新たな
標的物を供給するためには、人が装置を停止して直接受
け皿に載置するか、又は回転速度が遅い場合には回転さ
せたまま載置しなければならず、その供給作業に手間が
かかるという問題点がある。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は標的物が射手によって
射止められて欠落しても、人手を介さずに標的物を自動
的に欠落位置に供給することができる標的装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、標的物を載置するための
複数の受け部材と、各受け部材を支持しながら移動させ
る移動手段とを備えた標的装置において、複数の前記標
的物を収容する収容部と、前記収容部に収容された標的
物を前記受け部材と近接する位置に搬送する搬送手段
と、前記搬送手段により搬送された標的物を前記受け部
材側に押し出す押出し手段と、前記収容部に収容された
標的物の有無を検出する第1の検出手段と、前記第1の
検出手段による標的物が有りの検出に基づいて、前記搬
送手段を制御する第1の制御手段と、前記移動手段によ
り各受け部材が移動しているときに、前記受け部材上の
標的物の有無を検出する第2の検出手段と、前記第2の
検出手段による標的物が無しの検出に基づいて、標的物
が欠落している受け部材に新たな標的物を載置すべく前
記押出し手段を制御する第2の制御手段とを備えたこと
を要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記収容部は、
前記標的物を積重ねた状態で収容し、かつ水平方向に対
して傾斜した傾斜板と、該傾斜板に収容された最下部の
標的物を受止める受止め板とを備えていることを要旨と
する。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記移動手段
は、前記受け部材を回動可能に支持する支持板と、該支
持板に受け部材とともに一体回動可能に設けられたロー
ラ部材とを備え、前記ローラ部材の近傍にそのローラ部
材の外周面と摺接する摺接部材を設けたことを要旨とす
る。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、第1の検出手
段により収容部に収容された標的物が有りと検出される
と、第1の制御手段は、搬送手段を制御して収容部に収
容された標的物を受け部材と近接する位置に搬送させ
る。
【0009】この状態で、移動手段により各受け部材が
移動しているときに、第2の検出手段により受け部材上
の標的物が無しと検出すると、第2の制御手段は、標的
物が欠落している受け部材に新たな標的物を載置すべく
押出し手段を制御する。押出し手段は搬送手段により搬
送された標的物を受け部材側に押し出して、その受け部
材上に載置する。従って、標的物が射手によって射止め
られて欠落しても、新たな標的物が人手を介さずに自動
的に欠落位置に供給される。
【0010】又、請求項2に記載の発明によれば、収容
部で収容される標的物は、受け止め板に受け止められ、
傾斜板に積み重ねられた状態で収容される。従って、搬
送手段によって最下部の標的物が順次搬送されても、標
的物の積重ね荷重によって常時、受け止め板に受け止め
られた状態となる。この結果、簡単な構成で標的物を常
時、搬送手段による搬送位置に待機させることが可能と
なる。
【0011】請求項3に記載の発明では、支持板に回動
可能に支持された受け部材が移動すると、ローラ部材は
摺接部材と摺接しながら回転する。このローラ部材の回
転によりローラ部材と一体回動可能に設けられた受け部
材も回転する。従って、受け部材はただ移動するだけで
なく、回転動作も行うので、射的を行う射手の興味性を
高められる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を射的遊技機に具体化した一実
施例を図1〜図6に従って説明する。
【0013】図2に示すように、射的遊技機1は射的を
行う射的台2から所定距離離れた位置に景品回収装置3
を介して標的装置4が設けられた構成となっている。射
的台2にはコルク銃(図示せず)が備えられており、射
手がそのコルク銃を用いることにより標的装置4の標的
物としての景品Kにコルクが投射される。景品回収装置
3は射手によって射止められた景品Kを受け止めるため
の回転テーブル5が回転可能に設けられた構成となって
いる。
【0014】次に、標的装置4の詳細について説明す
る。図2,図3に示すように、標的装置4は、支持フレ
ーム6を備えており、その支持フレーム6には移動手段
としてのモータ7が固定されている。モータ7の回転軸
8は支持フレーム6に回転可能に支持されている。回転
軸8の先端部側には球状の照明具9が取付けられてい
る。回転軸8には複数のパイプ10(図1参照)が2段
に亘って放射状に照明具9を貫通して設けられている。
各パイプ10の先端には2枚の円環状の支持板11が照
明具9を囲うようにして取付けられている。
【0015】各支持板11上には景品Kを載置するため
の円形の受け皿12aを備えた受け部材12が一定間隔
毎に複数個(この場合、18個)配置されている。各受
け部材12は支持板11に対して回動可能に支持されて
いる。支持板11の受け部材12が設けられた側とは反
対側の面には、円板状のローラ13が受け部材12とと
もに一体回動可能に設けられている。
【0016】図4に示すように、支持フレーム6には円
弧状のプレート14が射的台2側(図2参照)の各支持
板11の一部外周に沿ってそれぞれ設けられている。プ
レート14の内側面には、摺接部材としてのスポンジ1
5が貼着されており、そのスポンジ15とローラ13の
外周面の一部とが摺接している。そして、モータ7の駆
動により回転軸8を介して支持板11が回転すると、射
的台2側においてローラ13はスポンジ15と摺接しな
がら受け部材12とともに回転するようになっている。
従って、受け皿12a上に載置された景品Kは、支持板
11の回転により移動しつつ、受け部材12a上で回転
するようになっている。
【0017】図1,図3に示すように、標的装置4は複
数の景品Kを収容する収容部16と、収容部16に収容
された景品を受け部材12へ供給する供給装置17と、
景品Kの有無等を検出する検出部18とを備えている。
【0018】図1,図3,図5に示すように、収容部1
6は射的遊技機1の背面側の支持フレーム6に設けられ
た側板19と、その側板19に2段に亘って取付けられ
た円弧状の傾斜板20と、両傾斜板20の側端に取付け
られたカバー21とからなる。
【0019】両傾斜板20は景品Kを収容可能な幅を有
しているとともに、両支持板11と同じ間隔で側板19
の下部から上部に亘って水平方向に対して傾斜した状態
で設けられている。両傾斜板20は景品Kを長手方向に
並列に積重ねたときに、その積重ね荷重が下部に位置す
る景品Kに加わるような傾斜を有している。両カバー2
1は傾斜板20に積重ねられた景品Kが落ちるのを防止
する役割を有している。各傾斜板20の先端部には、先
頭の景品Kを支持する景品支持板22がそれぞれ延設さ
れ、その各景品支持板22には先頭の景品を受け止める
受止め板23がそれぞれ立設されている。
【0020】前記供給装置17は、収容部16に収容さ
れた景品Kを押出す搬送手段としての第1の押出し部2
4と、第1の押出し部24により押出された景品Kを上
方へ搬送する搬送手段としての搬送部25とを備えてい
る。又、供給装置17は、搬送部25により搬送された
景品Kを受け部材12へ押出す押出し手段としての第2
の押出し部26(図1、図3参照)を備えている。
【0021】図5に示すように、第1の押出し部24
は、各景品支持板22にそれぞれ設けられた第1のエア
シリンダ27と、各第1のエアシリンダ27のピストン
ロッド28の先端にそれぞれ取付けられた第1の押し部
材29とから構成されている。両第1のエアシリンダ2
7は図示しない電磁弁が装備されており、射的遊技機1
の近傍に設けられたエアポンプ30から圧縮エアが供給
されて、弁の開閉によりピストンロッド28が2点鎖線
にて示す位置と実線で示す位置との間を出没動作するよ
うになっている。このピストンロッド28の突出動作に
よって景品支持板22に支持された先頭の景品Kは、第
1の押し部材29を介して搬送部25側へ押出されるよ
うになっている。
【0022】図1,図5に示すように、搬送部25は、
側板19の近傍に立設された支柱31を備えている。支
柱31の上下端部にはスプロケット(図1に上部、図5
に下部を図示)32が回動可能に設けられており、その
両スプロケット32にチェーン33が係合されている。
チェーン33には支持板34が取付けられており、その
支持板34には2つの搬送台35a,35bが両景品支
持板22及び両支持板11間と同じ間隔で設けられてい
る。搬送台35a,35bは下部のスプロケット(図示
せず)を駆動するモータM(図5に図示)の回転により
チェーン33が駆動されて、支持板34を介して昇降動
作するようになっている。又、この搬送台35a,35
bは景品支持板22と近接し、第1の押出し部24によ
って景品Kを受取る景品受取位置(図5に示す位置)
と、受け部材12と近接し、第2の押出し部26によっ
て搬送台35a,35bに載置された景品Kを受け部材
12に供給する景品供給位置(図1に示す位置)との間
を昇降動作するようになっている。
【0023】上方の搬送台35aは平面コ字状の側壁3
6aを備えており、この側壁36aで囲まれた部分に、
第1の押出し部24から押出された景品Kが収容される
ようになっている。この搬送台35aは側壁36aより
も高い寸法の景品Kを搬送可能となっている。
【0024】図1に示すように、下方の搬送台35bは
2つの平行な側壁36bを備えており、この側壁36b
間の部分に、景品Kが収容されるようになっている。こ
の搬送台35aは、側壁36bよりも低い寸法の景品K
を搬送可能となっている。
【0025】図1,図6に示すように、第2の押出し部
26は、景品供給位置に対応する支柱31の上部に2つ
の固定板37を介してそれぞれ取付けられた第2のエア
シリンダ38と、各第2のエアシリンダ38のピストン
ロッド39の先端にそれぞれ取付けられた第2の押し部
材40a,40bとから構成されている。両第2のエア
シリンダ38は、第1のエアシリンダ27と同じ構成で
ある。搬送台35aが景品供給位置に位置した状態で、
ピストンロッド39の突出動作によって搬送台35aに
載置された景品Kは、平面コ字状に形成された第2の押
し部材40aを介して受け部材12側へ押出されるよう
になっている。この第2の押し部材40aは搬送台35
aの上方を移動して景品Kを押出すようになっており、
第2の押し部材40aと搬送台35aとが衝突しないよ
うになっている。
【0026】図1に示すように、下方の第2の押し部材
40bは、景品Kと当接する内面にブロック状の補助部
材41が第2の押し部材40bの下方に突出するように
して設けられている。この補助部材41は搬送台35b
の側壁36bよりも低い寸法の景品Kを押出すためのも
のである。又、第2の押し部材40bは移動の際に、搬
送台35bと衝突しないようになっている。
【0027】図1,図5,図6に示すように、検出部1
8は収容部16に収容された各景品Kの有無を検出する
各2つの第1の検出手段としての第1の検出センサ42
a,42bを備えている。検出部18は受け皿12a上
の景品Kの有無を検出する2つの第2の検出手段として
の第2の検出センサ43a,43bを備えている。検出
部18は、受け部材12を検出する第3の検出センサ4
4を備えている。第1〜第3の検出センサ42a,42
b,43a,43b,44は、内部に図示しない投・受
光素子を内蔵する反射形のセンサである。
【0028】第1の検出センサ42a,42bは各景品
支持板22上の景品Kと対応して支柱31の下部に、固
定部材45を介してそれぞれ固定されている。第2の検
出センサ43a,43bは、受け皿12aの景品Kと対
応して支柱31の上部に、固定板46を介して水平に各
2つずつ固定されている。第2の検出センサ43を2つ
設けたのは、景品Kが受け皿12aとともに回転するた
め、1つのセンサでは検出できない場合が生じるためで
ある。第3の検出センサ44は、受け部材12に対応し
て支柱31の上部で、第2の検出センサ43a,43b
の下方に同じ固定板46を介してそれぞれ固定されてい
る。
【0029】図2,図3に示すように、第1〜第3の検
出センサ42a,42b,43a,43b,44は、支
持フレーム6に取付けられた第1及び第2の制御手段と
しての制御部46に接続されている。制御部46は、第
1〜第3の検出センサ42a,42b,43a,43
b,44の検出信号に基づいて、モータ36、第1及び
第2のエアシリンダ27,38の制御を行うようになっ
ている。
【0030】すなわち、制御部46は、景品受取位置で
搬送台35a,35bが景品Kを受取るときに、第1の
検出センサ42a,42bの景品Kが有りの検出信号に
基づいて、第1のエアシリンダ27を制御する。制御部
46は、モータMを制御して搬送台35a,35bを景
品受取位置と景品供給位置との間を昇降させる。制御部
46はタイマ(カウント手段)を内蔵しており、第2の
検出センサ43a,43bの景品Kが無しの検出信号に
基づいて、所定時間カウントして第2のエアシリンダ3
8を制御する。
【0031】制御部46がカウントする時間は、受け部
材12が第2の押出し部26側に移動して、第2のエア
シリンダ38を動作させたときに、丁度、景品Kが押し
出されて受け皿12a上に載置されるタイミングを考慮
した時間である。又、このカウント時間は、第3の検出
センサ44で、ある受け部材12を検出してから次の隣
接する受け部材12を検出するまでの時間に応じて景品
Kが良好に受け皿12a上に載置されるように変化する
ようになっている。すなわち、第3の検出センサ44で
受け部材12を検出することにより、制御部46は受け
部材12の移動速度を演算して、その速度に応じて押出
しタイミンクを調整する。制御部46は、モータ7、エ
アポンプ30の制御も行うようになっている。
【0032】次に、このように構成された射的遊技機1
の作用を説明する。なお、最初に搬送台35a,35b
は支柱31の下部の景品供給位置に位置し、各受け皿1
2aには景品Kが載置されているものとする。
【0033】図示しないスイッチが操作されると、制御
部46はモータ7を駆動して回転軸8を介して支持板1
1を回転させるとともに、エアポンプ30を動作させ
る。すると、各ローラ13はスポンジ15と摺接しなが
ら受け部材12とともに回転しつつ、受け皿12a上の
景品Kが回転する。
【0034】第1の検出センサ42a,42bにより各
景品支持板22上に支持された先頭の景品Kが検出され
ると、制御部46はその検出信号に基づいて、第1のエ
アシリンダ27を制御してピストンロッド28を突出さ
せる。このピストンロッド28は、図示しない制御弁が
開放されてエアポンプ30から供給された圧縮エアによ
って突出する。すると、ピストンロッド28とともに第
1の押し部材29が移動して先頭の景品Kが押し出され
て搬送台35aの側壁36aで囲まれた部分及び、搬送
台35bの側壁36b間の部分にそれぞれ収容されて、
景品Kの受取が行われる。景品支持板22上に支持され
た先頭の景品Kが押し出された後、次の景品Kは積み重
ね荷重により移動し、受け止め板23に受け止められて
景品支持板22上に支持される。
【0035】続いて、制御部46は第1のエアシリンダ
27を制御してピストンロッド28を没入させた後、モ
ータMを制御してチェーン33を駆動し、支持板34を
介して搬送台35a,35bを上昇させて、景品Kを景
品供給位置へ搬送する。そして、搬送台35a,35b
は景品供給位置にて待機する。
【0036】この状態で、射手がコルク銃を用いて景品
Kにコルクを投射し、上段にある景品Kが射止められて
受け皿12aから落下した場合、その景品Kの欠落が第
2のセンサ43a,43bにて検出される。このとき、
景品Kの欠落は第2のセンサ43a,43bのいずれか
一つで検出されてもよい。又、第3の検出センサ44に
よって、受け部材12が検出される。
【0037】制御部46は第2及び第3の検出センサ4
3a,43b,44の検出信号に基づいて、タイマのカ
ウントを開始し、所定時間カウント後、第2のエアシリ
ンダ38を制御して、ピストンロッド39を突出させ
る。すると、ピストンロッド39とともに第2の押し部
材40aが移動して搬送台35aに収容された景品Kが
押し出されて、受け皿12a上に載置される。このと
き、第3の検出センサ44の受け部材12の検出に基づ
いて、制御部46は受け部材12の移動速度を演算し、
移動速度に応じてカウント時間が、丁度、景品Kが押し
出されて受け皿12a上に載置されるように調整され
る。従って、景品Kは確実に受け皿12a上に載置され
る。又、第2の押し部材40aは搬送台35aの上方を
通過する際に、側壁36aよりも寸法が高い景品Kと当
接して、景品Kを押し出す。
【0038】続いて、制御部46は第2のエアシリンダ
38を制御してピストンロッド39を没入させた後、モ
ータMを制御してチェーン33を駆動し、支持板34を
介して搬送台35a,35bを下降させて、景品Kを景
品受取位置へ搬送する。そして、この位置にて前記と同
様にして景品Kを搬送台35aが受取って、再び搬送台
35a,35bを上昇させて景品供給位置で待機させ
る。
【0039】又、下段にある景品Kが射止められて受け
皿12aから落下した場合、搬送台35bに収容された
景品Kが前記と同様にして受け皿12aに載置される。
このとき、ピストンロッド39の突出により第2の押し
部材40bが搬送台36b上を通過する際に、補助部材
41が側壁36b間の景品Kを押し出す。すなわち、補
助部材41によって側壁36bよりも低い寸法の景品K
が押し出される。
【0040】上記したように本実施例の射的遊技機1に
おいては、標的装置1に収容部16、第1及び第2の押
出し部24,26、搬送部25を設けた。又、第1〜第
3の検出センサ42a,42b,43a,43b,44
の景品K等の検出信号に基づいて、制御部46が第1及
び第2の押出し部24,26及び搬送部25を制御して
景品Kが欠落している受け皿12aに新たな景品Kを供
給するようにした。この景品Kの供給の際には、景品K
が欠落している受け部材12の移動につれて、第2のエ
アシリンダ38を動作させたときに、丁度、景品Kが押
し出されて受け皿12a上に載置されるタイミングとな
る時間を予め設定し、制御部46でカウントするように
した。従って、景品Kは、確実に欠落している受け皿1
2a上に載置される。この結果、景品Kが射手によって
射止められて欠落しても、新たな景品Kを人手を介さず
に自動的に受け皿12a上に供給することができる。
【0041】又、第3の検出センサ44の受け部材12
の検出に基づいて、制御部46で受け部材12の移動速
度を演算し、移動速度に応じて制御部46のカウント時
間を調整するようにしたことにより、受け部材12の移
動速度が変化しても景品Kを確実に受け皿12a上に載
置することができる。
【0042】又、収容部16に景品Kを長手方向に並列
に積重ねたときに、その積重ね荷重が下部に位置する景
品Kに加わるような傾斜を有する傾斜板20を設け、先
頭の景品Kを支持する景品支持板22と、受け止め板2
3とを設けた。従って、先頭の景品Kが順次押し出され
ても、次の景品Kが積重ね荷重によって移動し、受止め
板23に受け止められて景品支持板22上に支持される
ため、簡単な構成で景品Kを押出し位置へ送り出すこと
ができる。又、傾斜板20は側板19の下部から上部に
亘って円弧状に設けられているので、比較的長い距離が
確保できて景品Kを多数収容することができる。又、景
品Kを補充する際に、景品Kを下から積み重ねればよい
ので、その補充作業を簡単に行うことができる。
【0043】各受け部材12と一体回動するローラ13
を支持板11の裏面に設け、各支持板11の一部外周に
沿う円弧状のプレート14の内側面にスポンジ15を貼
着した。そして、支持板11の回転時にローラ13がス
ポンジ15と摺接しながら受け部材12とともに回転す
るようにした。従って、受け皿12a上に載置された景
品Kは、支持板11の回転により移動しつつ、受け部材
12a上で回転するので、射手にとって景品Kを射止め
るのが容易ではなくなり、より射的に対する興味性を高
めることができる。
【0044】なお、本発明は以下のように具体化するこ
ともできる。 (1)収容部16における傾斜板20の長手方向に重り
をスライド可能に設けて、積重ねられた景品Kの最後部
に重りを配置して景品Kに積み重ね荷重を付加するよう
にしてもよい。このようにすれば、景品Kが少なくなっ
ても重りの荷重によって景品Kを景品支持板22上の押
出し位置に確実に移動させることができる。
【0045】(2)収容部16において傾斜板20を設
ける代わりに、螺旋状の板及びその板のカバーを設けて
もよい。 (3)上記実施例では反射形の検出センサを使用した
が、代わりに投光器と受光器とが別々に設けられた透過
形の検出センサを使用してもよい。
【0046】(4)上記実施例では、受け部材12を支
持する支持板11を2段に亘って設けたが、1段又は3
段以上設けたりしてもよい。又、チェーン等で駆動され
る移動手段により受け部材12を支持するようにしても
よい。
【0047】(5)上記実施例では、2つの第2の検出
センサ43a,43bを上下各段に設けたが、一つのみ
設けてもよい。 (6)上記実施例では、第1及び第2の押出し部24,
26として第1及び第2エアシリンダ27,38を採用
したが、代わりに、モータアクチュエータやソレノイド
等を採用してもよい。
【0048】本発明における標的物を以下のように定義
する。 標的物:射的によって景品となる菓子類、玩具、アクセ
サリー等の比較的小さな物をいう。
【0049】上記実施例から把握できる請求項に記載し
た以外の技術思想について、以下にその効果とともに記
載する。 (1)請求項1〜3のいずれか1項に記載の標的装置
と、該標的装置と離間した位置に設けられ、標的物に対
して射的を行うための射的台と、前記標的装置と前記射
的台との間に設けられ、標的物が射止められて落下した
ときにその標的物を射的台側に搬送する搬送手段とを備
えた射的遊技機。このようにすれば、標的装置を射的遊
技機に適用することができる。
【0050】(2)請求項1〜3のいずれか1項に記載
の標的装置において、受け部材の移動時に該受け部材を
検出する第3の検出手段を備え、第2の制御手段は第3
の検出手段の受け部材の検出に基づいて、前記受け部材
の移動速度を演算し、その移動速度に応じて前記押出し
手段を制御するようにした標的装置。このようにすれ
ば、受け部材の移動速度が変化しても景品を確実に受け
皿上に載置することができる。
【0051】(3)請求項2に記載の標的装置におい
て、前記傾斜板の長手方向には、載置された標的物に荷
重を付加する重りがスライド可能に設けられている標的
装置。このようにすれば、重りの荷重によって標的物を
押出し位置に確実に移動させることができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、標的物が射手によって射止められて欠落し
ても、新たな標的物を装置を人手を介さずに自動的に欠
落位置に供給することができる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加えて簡単な構成で標的物を常時、搬送手段による搬
送位置に待機させることができる。請求項3に記載の発
明では、上記効果に加えて更に受け部材はただ移動する
だけでなく、回転動作も行うので、射的を行う射手の興
味性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の標的装置を示す要部斜視図で
ある。
【図2】標的装置を含む射的遊技機を示す左側面図であ
る。
【図3】標的装置を示す背面図である。
【図4】景品を載置する受け部材の回転機構を示す一部
斜視図である。
【図5】収容部に収容された景品の押出し機構を示す一
部平面図である。
【図6】搬送台に載置された景品の押出し機構を示す一
部平面図である。
【符号の説明】
4…標的装置、7…移動手段を構成するモータ、11…
移動手段を構成する支持板、12…受け部材、13…ロ
ーラ(ローラ部材)、15…摺接部材としてのスポン
ジ、16…収容部、20…傾斜板、23…受止め板、2
4…搬送手段を構成する第1の押出し部、25…搬送手
段を構成する搬送部、26…押出し手段としての第2の
押出し部、42a,42b…第1の検出手段としての第
1の検出センサ、43a,43b…第2の検出手段とし
ての第2の検出センサ、46…制御部、K…標的物とし
ての景品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標的物(K)を載置するための複数の受
    け部材(12)と、各受け部材(12)を支持しながら
    移動させる移動手段とを備えた標的装置において、 複数の前記標的物(K)を収容する収容部(16)と、 前記収容部(16)に収容された標的物(K)を前記受
    け部材(12)と近接する位置に搬送する搬送手段(2
    4,25)と、 前記搬送手段(24,25)により搬送された標的物
    (K)を前記受け部材(12)側に押し出す押出し手段
    (26)と、 前記収容部(16)に収容された標的物(K)の有無を
    検出する第1の検出手段(42a,42b)と、 前記第1の検出手段(42a,42b)による標的物
    (K)が有りの検出に基づいて、前記搬送手段(24,
    25)を制御する第1の制御手段(46)と、 前記移動手段により各受け部材(12)が移動している
    ときに、前記受け部材(12)上の標的物(K)の有無
    を検出する第2の検出手段(43a,43b)と、 前記第2の検出手段(43a,43b)による標的物
    (K)が無しの検出に基づいて、標的物(K)が欠落し
    ている受け部材(12)に新たな標的物(K)を載置す
    べく前記押出し手段(26)を制御する第2の制御手段
    とを備えた標的装置。
  2. 【請求項2】 前記収容部(16)は、前記標的物
    (K)を積重ねた状態で収容し、かつ水平方向に対して
    傾斜した傾斜板(20)と、該傾斜板(20)に収容さ
    れた最下部の標的物(K)を受止める受止め板(23)
    とを備えている請求項1に記載の標的装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段(7)は、前記受け部材
    (12)を回動可能に支持する支持板(11)と、該支
    持板(11)に受け部材(12)とともに一体回動可能
    に設けられたローラ部材(13)とを備え、前記ローラ
    部材(13)の近傍にそのローラ部材(13)の外周面
    と摺接する摺接部材(15)を設けた請求項1又は2に
    記載の標的装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105214301A (zh) * 2014-07-01 2016-01-06 北京东方达恒科技发展有限公司 一种飞碟打靶方法和飞碟
JP2021115172A (ja) * 2020-01-23 2021-08-10 株式会社マーベラス 配出機構およびゲーム装置

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