JPH07289428A - 炊飯釜仕切具及び炊飯方法 - Google Patents

炊飯釜仕切具及び炊飯方法

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JPH07289428A
JPH07289428A JP10795694A JP10795694A JPH07289428A JP H07289428 A JPH07289428 A JP H07289428A JP 10795694 A JP10795694 A JP 10795694A JP 10795694 A JP10795694 A JP 10795694A JP H07289428 A JPH07289428 A JP H07289428A
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JP
Japan
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rice
cooking
rice cooker
cooker
cook
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JP10795694A
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English (en)
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Sumiko Nakada
スミ子 中田
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SARADA COSMO KK
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SARADA COSMO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの炊飯釜内で軟らかさの異なるご飯を同
時に炊き上げる。 【構成】 炊飯釜仕切具18は、例えばステンレス鋼板
により形成され、そのほぼ全面に米粒が自由に通過しな
い程度の小孔18aが無数に形成されている。この炊飯
釜仕切具18を炊飯釜15の内部に装着して、炊飯釜1
5の内部を2つの炊飯区画20,21に仕切る。この
後、例えば一方の炊飯区画20内で硬めのご飯を炊き上
げる場合には、その炊飯区画20に入れる米の分量を相
対的に多くし、他方の炊飯区画21内で柔らかめのご飯
を炊き上げる場合には、その炊飯区画21に入れる米の
分量を相対的に少なくする。この状態で、炊飯釜15内
に水を入れて炊飯を行えば、各炊飯区画20,21で分
量の異なる米を同じ水位の水で炊き上げることになるの
で、炊き上げるご飯の軟らかさ・堅さを人の好みに応じ
て各炊飯区画20,21毎に個別に調節することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの炊飯釜内で軟ら
かさ・堅さの異なるご飯を同時に炊き上げることができ
る炊飯釜仕切具及び炊飯方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日本人はご飯を主食とするが、同じご飯
でも、その軟らかさ・堅さについては人によって好みが
異なる。一般に、ご飯の軟らかさ・堅さは、炊飯釜内に
入れる水の分量によって調節することができることか
ら、家庭の主婦は、家族の好みを考慮して炊飯釜内に入
れる水の分量を調節することで、ご飯の軟らかさ・堅さ
を家族の好みに合わせるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
炊飯方法では、1回の炊飯で炊き上げるご飯は、軟らか
いか、普通か、堅いかのいずれか1つであり、1つの炊
飯釜内で軟らかいご飯と堅いご飯を同時に炊き上げるこ
とができない。従って、ご飯の軟らかさ・堅さについて
家族全員の好みが合致すれば問題ないが、家族の好みが
分れる場合には、1回の炊飯では家族の好みに対応し切
れない。これを家族の好みに合わせるには、複数の炊飯
器を用いて、各炊飯器毎に水の分量を調節しなければな
らず、甚だ面倒である。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、1つの炊飯釜内で軟
らかさ・堅さの異なるご飯を同時に炊き上げることがで
きる炊飯釜仕切具及び炊飯方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の炊飯釜仕切具は、炊飯釜の内部を、米の収
容量の異なる複数の炊飯区画に仕切るように装着され、
米粒が自由に通過しない程度の多孔状若しくは網目状に
形成されたものである。
【0006】この炊飯釜仕切具を用いて炊飯する場合に
は、この炊飯釜仕切具を炊飯釜の内部に装着して、炊飯
釜の内部を複数の炊飯区画に仕切り、各炊飯区画の米の
収容量を調節して炊飯することにより、炊き上げるご飯
の軟らかさ・堅さを各炊飯区画毎に個別に調節する。
【0007】
【作用】本発明の炊飯釜仕切具は、多孔状若しくは網目
状に形成されて通水性を有するので、この炊飯釜仕切具
により仕切られた各炊飯区画間で米粒が自由に移動しな
いようになっていても、水は炊飯釜仕切具を自由に通過
して各炊飯区画の水位は同じになる。従って、各炊飯区
画に収容する米の分量を調節することによって、各炊飯
区画毎に米と水の比率を調節することができる。例え
ば、硬めのご飯を炊き上げる場合には、その炊飯区画に
入れる米の分量を相対的に多くし、反対に、柔らかめの
ご飯を炊き上げる場合には、その炊飯区画に入れる米の
分量を相対的に少なくする。この状態で、炊飯を行え
ば、各炊飯区画で分量の異なる米を同じ水位の水で炊き
上げることになるので、炊き上げるご飯の軟らかさ・堅
さを人の好みに応じて各炊飯区画毎に個別に調節するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、使用する炊飯器の概略構成を図1に基づ
いて説明する。炊飯器本体11は、外ケース12と内ケ
ース13との間に断熱材14を充填して構成され、内ケ
ース13の底面には電気ヒータ14が設けられている。
また、内ケース13内には、炊飯釜15が脱着可能に収
納され、この炊飯釜15の底面に下方から接触するよう
に炊き上り検知器22が設けられている。一方、炊飯器
本体11の上面部には外蓋16が開閉可能に設けられ、
この外蓋16の下面に内蓋17が装着され、この内蓋1
7が炊飯釜15の上面開口を塞ぐようになっている。
【0009】この実施例の炊飯釜仕切具18は、例えば
ステンレス鋼板により形成され、そのほぼ全面に米粒が
自由に通過しない程度(例えば1mm程度)の小孔18
aが無数に形成されている。この炊飯釜仕切具18の大
きさは炊飯釜15の内径寸法とほぼ同じ大きさに形成さ
れ、これによって、この炊飯釜仕切具18を炊飯釜15
内に装着したときに、この炊飯釜仕切具18の左右両辺
と下辺が炊飯釜15の内面に当接若しくは近接した状態
となるようになっている。この炊飯釜仕切具18の上辺
両端部には、図2に示すように掛合片19が設けられ、
この掛合片19を炊飯釜15の上部フランジ15aと内
蓋17との間に挟み込むことによって、炊飯釜仕切具1
8を固定できるようになっている。この実施例では、炊
飯釜15の内部が炊飯釜仕切具18によって同一の大き
さの2つの炊飯区画20,21に二等分されるようにな
っている。
【0010】次に、この炊飯釜仕切具18を用いて炊飯
する場合の手順を説明する。まず、炊飯釜仕切具18を
炊飯釜15の内部に装着して、炊飯釜15の内部を2つ
の炊飯区画20,21に仕切る。この後、予め別の容器
で研いだ米を各炊飯区画20,21内に入れる。この
際、例えば一方の炊飯区画20内で硬めのご飯を炊き上
げる場合には、その炊飯区画20に入れる米の分量を相
対的に多くし、他方の炊飯区画21内で柔らかめのご飯
を炊き上げる場合には、その炊飯区画21に入れる米の
分量を相対的に少なくする。この後、炊飯釜15内に全
米量に応じた分量の水を入れる。
【0011】このとき、2つの炊飯区画20,21を仕
切る炊飯釜仕切具18は、米粒が自由に通過しない程度
の多孔状に形成されているので、両炊飯区画20,21
間で米粒が自由に移動しないようになっていても、水は
炊飯釜仕切具18を自由に通過して両炊飯区画20,2
1の水位は同じになる。従って、各炊飯区画20,21
に収容する米の分量を調節することによって、各炊飯区
画20,21毎に米と水の比率を調節することができ
る。
【0012】この後、蓋16,17を閉鎖して、電気ヒ
ータ14を発熱させて、炊飯を開始すると、各炊飯区画
20,21毎に米粒が水分を吸収しつつ加熱される。こ
の炊飯中、各炊飯区画20,21の米は他の炊飯区画へ
移動することなく加熱されるが、各炊飯区画20,21
の水位は炊飯釜仕切具18の通水性によって同一に保た
れる。このような状態で炊飯が行われると、米の分量が
多い炊飯区画20で炊くご飯は、吸収する水分が相対的
に少なくなって、堅めのご飯になり、一方、米の分量が
少ない炊飯区画20で炊くご飯は、吸収する水分が相対
的に多くなって、柔らかめのご飯になる。尚、両炊飯区
画20,21のご飯が炊き上げられた状態になると、炊
飯釜15の底面温度が急上昇することで、炊き上り検知
器22が炊飯完了を検知し、その後、蒸らし行程に移行
して、所定時間後に炊飯動作を自動的に終了する。
【0013】以上説明した実施例によれば、炊飯釜15
の内部を通水性のある炊飯釜仕切具18によって2つの
炊飯区画20,21に仕切るようにしたので、各炊飯区
画20,21に収容する米の分量を調節することによっ
て、各炊飯区画20,21毎に米と水の比率を調節する
ことができて、炊き上げるご飯の軟らかさ・堅さを人の
好みに応じて各炊飯区画20,21毎に調節することが
でき、1つの炊飯釜15内で柔らさ・堅さの異なるご飯
を同時に炊き上げることができて、極めて便利である。
しかも、炊飯釜仕切具18は、現在の日本の家庭に普及
している全ての炊飯器に対して大きさを変えるだけで装
着可能であるので、炊飯器の構造を変更したり炊飯器を
買い替える必要が全くなく、家庭で上述した便利さを極
めて安価に享受することができる。
【0014】尚、上記実施例では、炊飯釜仕切具18を
多孔状に形成することで通水性を持たせるようにした
が、米粒が自由に通過しない程度の網目の金網等を用い
て炊飯釜仕切具を網目状に形成するようにしても良い。
また、上記実施例では、炊飯釜15の内部を炊飯釜仕切
具18により2つの炊飯区画20,21に仕切るように
したが、3つ以上の炊飯区画に仕切るようにしたり、或
は、各炊飯区画20,21の大きさを異ならせるように
しても良い。
【0015】その他、本発明の炊飯釜仕切具18は、上
記実施例のような電気炊飯器の他、ガス炊飯器にも用い
ても良く、また、炊飯釜仕切具18の上部を支持する掛
合片19の形状を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱し
ない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでも
ない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、炊飯釜の内部を通水性のある炊飯釜仕切具に
よって複数の炊飯区画に仕切るようにしたので、各炊飯
区画に収容する米の分量を調節することによって、各炊
飯区画毎に米と水の比率を調節することができて、炊き
上げるご飯の軟らかさ・堅さを人の好みに応じて各炊飯
区画毎に調節することができ、1つの炊飯釜内で柔らさ
・堅さの異なるご飯を同時に炊き上げることができて、
極めて便利である。しかも、本発明の炊飯釜仕切具は、
現在の日本の家庭に普及している全ての炊飯器に対して
大きさを変えるだけで装着可能であるので、炊飯器の構
造を変更したり炊飯器を買い替える必要が全くなく、家
庭で上述した便利さを極めて安価に享受することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の縦断面図
【図2】炊飯釜仕切具の斜視図
【符号の説明】
11…炊飯器本体、14…電気ヒータ、15…炊飯釜、
18…炊飯釜仕切具、19…掛合片、20及び21…炊
飯区画。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯釜の内部を、米の収容量の異なる複
    数の炊飯区画に仕切るように装着され、米粒が自由に通
    過しない程度の多孔状若しくは網目状に形成された炊飯
    釜仕切具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の炊飯釜仕切具を炊飯釜の
    内部に装着して、炊飯釜の内部を複数の炊飯区画に仕切
    り、各炊飯区画の米の収容量を調節して炊飯することに
    より、炊き上げるご飯の軟らかさ・堅さを各炊飯区画毎
    に個別に調節することを特徴とする炊飯方法。
JP10795694A 1994-04-21 1994-04-21 炊飯釜仕切具及び炊飯方法 Pending JPH07289428A (ja)

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