JPH0728895U - 打栓機の打込み判定装置 - Google Patents

打栓機の打込み判定装置

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JPH0728895U
JPH0728895U JP6008193U JP6008193U JPH0728895U JP H0728895 U JPH0728895 U JP H0728895U JP 6008193 U JP6008193 U JP 6008193U JP 6008193 U JP6008193 U JP 6008193U JP H0728895 U JPH0728895 U JP H0728895U
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JP
Japan
Prior art keywords
mounting shaft
container
chuck
stopper
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP6008193U
Other languages
English (en)
Inventor
一夫 小沢
Original Assignee
ケイエル株式会社
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Publication date
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Priority to JP6008193U priority Critical patent/JPH0728895U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打栓機の打込み後の容器口部への栓のはまり
込み具合を正確に判定する。 【構成】 打栓機10は容器12の上方に昇降可能に配
置されたチャック取付軸19と、取付軸19の下端に取
付けられ容器12の口部12aに打込まれる栓13を維
持する打込み栓用チャック24と、チャック取付軸19
を昇降し下降時に栓13を容器12の口部12aに打込
む取付軸昇降手段29,31とを備える。取付軸19の
途中に打込み荷重検出器23が設けられ、この検出器2
3の検出出力に基づいて判定装置40が打込まれた栓1
3のはまり込みの良否を判定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、容器口部に栓を打込む打栓機の打込み後の栓のはまり込み具合を判 定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すように容器1の口部1aにリング2aの付いた栓2を打込ん だ後におけるこの栓2のはまり込み具合は、口部1aに打込まれた栓2の上面の 高さhをホトセンサのような高さ検出器3及び4で検出し、栓2の上面の高さh が基準値以上のものを不良としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この判定装置は栓2のリング2aの外径が口部1aの内径より比較的 大きく栓2が完全にはまり込まない場合の不良判定には適するものの、リング2 aの外径が口部1aの内径とほぼ同じか或いはそれ以下で栓2がゆるくはまり込 んだ場合には正常のはまり込みと同一視されるため不良判定には適しない不具合 があった。栓2が口部1aにゆるくはめ込まれた場合には容器1の内部の流体又 は気体が容器外に漏洩することがあり、その改善が望まれていた。 本考案の目的は、打栓機の打込み後の容器口部への栓のはまり込み具合を正確 に判定する装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1に示すように、本考案は、容器12の上方に昇降可能に配置されたチャッ ク取付軸19と、この取付軸19の下端に取付けられ容器12の口部12aに打 込まれる栓13を維持する打込み栓用チャック24と、チャック取付軸19を昇 降し下降時に栓13を容器12の口部12aに打込む取付軸昇降手段29,31 とを備えた打栓機10の改良である。 その特徴ある構成は、取付軸19の途中に設けられた打込み荷重検出器23と 、この検出器23の検出出力に基づいて打込まれた栓13のはまり込みの良否を 判定する判定装置40とを備えたことにある。
【0005】
【作用】
判定装置40は打込み荷重検出器23が検出する栓の打込み時の荷重が所定の 範囲内にあるときには合格と判定し、所定の範囲外にあるときには不合格と判定 する。
【0006】
【実施例】
次に本考案の一実施例に基づいて詳しく説明する。 図1に示すように、打栓機10はロータリテーブル11上に配置された容器1 2の口部12aに栓13を打込む機能を有する。図示しないが栓13は図3に示 した栓2と同様のリングを有する。この例では容器12には揮発性のある液体が 予め充填されている。 図示しないが、容器供給用スターホイルの回転により複数の容器12が回転中 のロータリテーブル11に順次供給され、ロータリテーブル11の周縁部に複数 の容器12が等間隔に容器ホルダ14により維持されるようになっている。ロー タリテーブル11が取付けられたコラム16の上部には下部円板17と上部円板 18が間隔をあけて取付けられる。円板17及び18の周縁部には複数のチャッ ク取付軸19の上部軸19aがロータリテーブル上の複数の容器に対向して等間 隔にかつ鉛直方向に軸受21及び22を介して配設される。図1では複数のチャ ック取付軸19のうち1本のチャック取付軸19について説明するが、他のチャ ック取付軸19も同様に構成される。
【0007】 上部軸19aの下端には打込み荷重検出器23を介して上部軸19aと同軸の チャック取付軸19の下部軸19bが連結される。この例では荷重検出器23は ロードセルである。下部軸19bの下端には打込み栓用チャック24が取付けら れる。チャック24には栓13が供給される。この栓13は打栓機10の近傍に 設けられた図示しない栓の整列機からシュータと揺動アームを介してロータリテ ーブル11の所定の回転位置でチャック24に供給され、チャック24に維持さ れる。 下部円板17と上部円板18は上部軸19aの外方に設けられたフラットバー 26により連結される。両円板17,18の間のコラム16内の支軸(図示せず )には円筒カム29が固着され、上部軸19aにはカムフォロア31が回転可能 に取付けられる。カムフォロア31が円筒カム29に形成されたカム溝29aを 転動することによりチャック取付軸19が昇降するように構成される。
【0008】 荷重検出器23の検出出力は打込み判定装置40に接続される。この例では判 定装置40はマイクロコンピュータからなるコントローラ41とこのコントロー ラ41の出力に接続されたアクチュエータ42及びレコーダ43とにより構成さ れる。コントローラ41はメモリ41aを備える。このメモリ41aには図2に 示すように、チャック24の所定のストローク範囲s1〜s2における荷重の許容 上限値及び許容下限値に相応するデータが記憶される。アクチュエータ42は栓 の打込みが不良の容器を別に取り出す装置であって、ロータリテーブル11上の 容器を順次排出する図示しない容器排出用スターホイルの近傍の容器排出路に配 置される。
【0009】 このような構成の判定装置の動作を説明する。 ロータリテーブル11が回転しこれに同期してチャック取付軸19がコラム1 6内の支軸(図示せず)を中心に公転する。カムフォロア31がカム溝29aに 追従しチャック取付軸19が昇降する。チャック取付軸19が降下した時のチャ ック24の所定のストローク範囲s1〜s2におけるチャック24に加わった荷重 が荷重検出器23により検出される。コントローラ41はこの値がメモリ41a に記憶された許容上限値と許容下限値の間にあるか否か判断し、図2の曲線a0 に示すように許容上限値と許容下限値の間にあるものを合格と判定する。逆に曲 線a1や曲線a2に示すように許容上限値を上回るもの或いは許容下限値を下回る ものを不合格と判定する。アクチュエータ42はコントローラ41の制御信号に より不良栓の容器12を別の容器排出路に導き、レコーダ43はその数量を記録 する。
【0010】 なお、上記例ではチャック取付軸19の途中に打込み荷重検出器23を設けた が、チャック取付軸19とチャック24の間に荷重検出器23を設けてもよい。 また、上記例では打栓機として容器が連続的に供給され、連続して栓を打込む ものを示したが、栓を個別に打込む打栓機にも本考案は当然適用することができ る。 また、アクチュエータ42を打込みが不良の容器を別に取り出す装置として説 明したが、アクチュエータは打込み不良時に警報を発する装置でもよい。また、 レコーダ43は特に設けなくてもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように、従来打込み後の栓の高さにより打込みの良否を判定してい たものを、本考案によれば、打込み時の荷重の大小により打込みの良否を判定す るようにしたので、栓が完全にはまり込まない場合はもちろん、栓がゆるくはま り込んだ場合にも打込み不良と判定することができ、打込み不良と判定された容 器を除外すれば、打栓後に容器の内部の流体又は気体が容器外に漏洩することが ない優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の打栓機の構成図。
【図2】その打栓時の打込み荷重の変化を示す図。
【図3】従来の栓の打込みの良否を判定する装置の構成
図。
【符号の説明】
10 打栓機 12 容器 12a 容器の口部 13 栓 19 チャック取付軸 23 荷重検出器 24 打込み栓用チャック 29 カム(取付軸昇降手段) 31 カムフォロア(取付軸昇降手段) 40 判定装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(12)の上方に昇降可能に配置された
    チャック取付軸(19)と、前記取付軸(19)の下端に取付け
    られ前記容器(12)の口部(12a)に打込まれる栓(13)を維
    持する打込み栓用チャック(24)と、前記チャック取付軸
    (19)を昇降し下降時に前記栓(13)を前記容器(12)の口部
    (12a)に打込む取付軸昇降手段(29,31)とを備えた打栓機
    (10)において、 前記取付軸(19)の途中又は前記取付軸(19)と前記チャッ
    ク(24)との間に設けられた打込み荷重検出器(23)と、 前記検出器(23)の検出出力に基づいて打込まれた栓(13)
    のはまり込みの良否を判定する判定装置(40)とを備えた
    ことを特徴とする打栓機の打込み判定装置。
JP6008193U 1993-11-09 1993-11-09 打栓機の打込み判定装置 Pending JPH0728895U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6008193U JPH0728895U (ja) 1993-11-09 1993-11-09 打栓機の打込み判定装置

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JP6008193U JPH0728895U (ja) 1993-11-09 1993-11-09 打栓機の打込み判定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728895U true JPH0728895U (ja) 1995-05-30

Family

ID=13131783

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JP6008193U Pending JPH0728895U (ja) 1993-11-09 1993-11-09 打栓機の打込み判定装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100918892B1 (ko) * 2001-09-07 2009-09-23 제네시스머시너리프로덕츠,인크. 밀봉 용기의 잔여 밀봉력을 결정하는 장치 및 방법
JP2015529604A (ja) * 2012-09-12 2015-10-08 ジェネシス パッケージング テクノロジーズGenesis Packaging Technologies 薬剤バイアルをキャップし封止するための装置及び方法

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