JPH0728776A - マイコン内蔵ram - Google Patents

マイコン内蔵ram

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Publication number
JPH0728776A
JPH0728776A JP5170104A JP17010493A JPH0728776A JP H0728776 A JPH0728776 A JP H0728776A JP 5170104 A JP5170104 A JP 5170104A JP 17010493 A JP17010493 A JP 17010493A JP H0728776 A JPH0728776 A JP H0728776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
information
power supply
microcomputer
correct
Prior art date
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Pending
Application number
JP5170104A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kondo
一幸 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5170104A priority Critical patent/JPH0728776A/ja
Publication of JPH0728776A publication Critical patent/JPH0728776A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RAMの情報を比較判定することにより、R
AMの情報が正しいか否かを検証することができる。 【構成】 本実施例のマイクロコントローラ3に内蔵さ
れたRAM3aにおいては、バッテリーからの電源供給
が切れない限り、変化することのない所定のデータが保
持されており、この所定のデータと読み込んだデータと
の比較判定を行うことにより、電源供給が切れた否かを
検証することができる。したがって、電源供給がなくな
ると正しいデータを保持することのできないRAM3a
においては、電源供給が切れたか否かを検証できること
により、RAM3aの情報が正しいか否かを検証するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイコン内蔵RAMに
関するものであり、例えば、電源投入時にRAMの内部
状態を検証するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の検証方法においては、例
えば、図3に示すような構成のものがある。そこで、こ
のマイコン11をスタートさせる場合、単にスイッチの
ON,OFFによるバックアップ状態が解除された状態
であるのか、電源であるバッテリーが接続された初回の
状態(少なくとも一度供給電源が切られた状態)である
のかを判断する必要がある。その理由は、RAMは一度
電源が切れると、記憶しているデータがランダムな状態
となってしまうものである。そのため、マイコン内蔵R
AMにおいてRAMの情報を保持し、この保持された情
報に基づいて作動させる場合、何らかの手段によって、
RAMの保持情報が正しい情報なのか否かを判定する必
要がある。
【0003】そこで、図3に示すRAM内蔵のマイコン
11には、バッテリーが接続された初回の時のみにおい
て、信号を発生する検出回路12を設け、一度電源供給
が切られたか否かを判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のものでは、状態を検出するための電子回路を、例えば
基板上に実装しなければならなく、実装するためのスペ
ース的な問題や基板上に組付けねばならないということ
がある。そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、電子回路を必要とせずに、RAMの情報が正
しいか否かの状態を検証することのできるマイコン内蔵
RAMを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、電源
が切れると、記憶していた情報が変化するRAMを備え
たマイコンにおいて、前記RAMのメモリー内の所定の
箇所に設定されているとともに、電源が切れたときのみ
記憶していた情報が変化する所定の情報と、前記RAM
のメモリー内の所定の箇所に、前記所定の情報が存在す
るか否かを判定することにより、前記RAMに接続され
た電源が切れたか否かを判定する判定手段とを備えたこ
とを特徴とするマイコン内蔵RAMを採用するものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成により、RAMのメモリー内の所定箇
所には、電源が切れたときのみ記憶していた情報が変化
する所定の情報がある。そのため、この所定の情報と現
在のRAMの情報とを判定手段により判定することによ
って、電源が切れたか否かの判定を行うことができる。
【0007】したがって、供給電源が切れたか否かの判
定をRAM内部の情報の比較判定により行うことがで
き、RAM内部の情報が正しいか否かの検証を行うこと
ができる。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、ハ
ード的な検証方法である電子回路を無くし、RAMの情
報を検証するというソフトウェア的な検証方法により、
RAMの情報が正しいか否かの状態を検証することので
きるマイコン内蔵RAMを提供するという優れた効果が
ある。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。この実施例では、本発明を電子式トリップメー
タに適用した場合について説明する。図1は、本発明の
一実施例である電子式トリップメータを示すブロック図
である。
【0010】図1において、本実施例の電子式トリップ
メータ10は、イグニッションキーのON,OFFに限
らず、バッテリー接続中において電圧5Vを発生する制
御系電源回路1と、イグニッションキーON時において
通電に必要な素子に電圧5Vを印加する電源回路2と、
予め情報が記憶してあるRAM3aのデータに基づい
て、演算処理することにより表示器駆動IC4の制御を
行うマイクロコントローラ3と、マイクロコントローラ
3の出力信号に基づいて、表示器5を駆動させる信号に
変換するとともに駆動させる表示器駆動IC4と、マイ
クロコントローラ3に応じた適切なレベル信号に変換す
るインターフェース5、6とにより構成されている。
【0011】次に、上記構成の電子式トリップメータ1
0の作動を説明する。イグニッションキーOFF状態の
場合、マイクロコントローラ3は、制御系電源回路1に
よって、常に一定電圧5Vが供給される。一方、イグニ
ッションキーON状態となった場合、マイクロコントロ
ーラ3は、インターフェース5を介して、イグニッショ
ンキーON状態を検出し、電源回路2を制御することに
よって、表示器駆動IC4に電圧を供給させている。そ
して、マイクロコントローラ3は、インターフェース6
を介して入力される信号に基づいて、表示器駆動IC4
を制御し、表示器5を駆動させている。
【0012】次に、図2のフローチャートに従って、図
1に示したマイクロコントローラ3の作動を説明する。
まず、イグニッションキーからの信号をインターフェー
ス5を介して取り込み、ON状態であることを検出する
ことによって、このフローチャートの処理が開始され
る。
【0013】ステップ10において、ポート設定、ある
いはレジスタ設定などの初期状態をチェックし、適正な
状態に初期設定する。ステップ20において、RAM3
aのデータ値を読み込む。ステップ30において、RA
M3aのメモリの一部に予め記憶されていた所定のデー
タ値とステップ20で読み込んだデータ値とを比較し、
所定のデータ値と読み込んだデータ値とが一致している
否かの判定を行い、一致している場合には、ステップ4
0においてRAM3aのデータ値をそのまま保持し、一
致していない場合には、ステップ50においてRAM3
aのデータ値を初期化する。
【0014】以上の処理を終了することで、処理動作は
メインルーチに移行され、インターフェース6を介して
入力される信号に基づいて、表示器駆動IC4を制御
し、表示器5が駆動される。ここで、上述した所定のデ
ータ値とは、RAM3aのメモリー内の任意のアドレス
に、キーワード的な特殊コードを配置させたデータ値の
ことである。また、この所定のデータ値は、バッテリー
からの供給電源が切れない限り、変化することがない。
そのため、上記所定のデータ値と読み込んだデータ値と
を比較することにより、供給電源が切れたか否かの判定
を行うことができる。
【0015】即ち、RAM3aは供給電源が切れると正
しいデータ値を保持することができないものであるか
ら、供給電源が切れたか否かの判定を行うことによっ
て、RAM3aの保持情報が正しいものか否かを判定す
ることができる。そして、RAM3aの保持情報が正し
いものであれば、処理動作がメインルーチンに移行さ
れ、RAM3a内の正しい保持情報を基に電子式トリッ
プメータ10の処理作動が行われる。
【0016】なお、本実施例においては、データの一部
に予め記憶された所定のデータ値が所定の情報に相当
し、ステップ30が判定手段に相当する。また、本実施
例においては、データの一部にキーワード的な特殊コー
ドを配置したがこれに限らず、例えば、RAMデータの
チェックサムデータを持たせて比較判定してもよい。
【0017】さらに、本実施例においては、電子式トリ
ップメータに本発明の検出法を採用したがこれに限ら
ず、例えば、RAM保持データが正しいか否かの判定が
必要な装置であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表すブロック構成図であ
る。
【図2】マイクロコントローラ3の作動を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】従来技術のマイコン内蔵RAMの検証方法のブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
3 マイクロコントローラ 3a RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源が切れると、記憶していた情報が変
    化するRAMを備えたマイコンにおいて、 前記RAMのメモリー内の所定の箇所に設定されている
    とともに、電源が切れたときのみ記憶していた情報が変
    化する所定の情報と、 前記RAMのメモリー内の所定の箇所に、前記所定の情
    報が存在するか否かを判定することにより、前記RAM
    に接続された電源が切れたか否かを判定する判定手段
    と、 を備えたことを特徴とするマイコン内蔵RAM。
JP5170104A 1993-07-09 1993-07-09 マイコン内蔵ram Pending JPH0728776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5170104A JPH0728776A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 マイコン内蔵ram

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5170104A JPH0728776A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 マイコン内蔵ram

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728776A true JPH0728776A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15898716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5170104A Pending JPH0728776A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 マイコン内蔵ram

Country Status (1)

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JP (1) JPH0728776A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001121