JPH07287764A - 立体視方法およびその方法が用いられる立体認識装置 - Google Patents

立体視方法およびその方法が用いられる立体認識装置

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JPH07287764A
JPH07287764A JP7135893A JP13589395A JPH07287764A JP H07287764 A JPH07287764 A JP H07287764A JP 7135893 A JP7135893 A JP 7135893A JP 13589395 A JP13589395 A JP 13589395A JP H07287764 A JPH07287764 A JP H07287764A
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JP
Japan
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image
object point
images
dimensional
stereoscopic
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JP7135893A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kuno
敦司 久野
Toshimichi Masaki
俊道 政木
Kazuhiko Saka
和彦 坂
Maki Yamashita
牧 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体像の誤った対応付けを検知することによ
り、特徴点の三次元座標が大幅に狂うのを防止する。 【構成】 まず3個のテレビカメラ1,2,3により物
体の画像を求め、各画像上の物点像を対応付けする。し
かる後、対応する2個の物点像より同じ物点の三次元座
標として3個の座標データr12,r23,r13を各両眼立
体視系A12,A23,A13によりそれぞれ求めた後、これ
ら各座標データr12,r23,r13の幾何学的拘束条件に
より対応付けた各物点像の真偽を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数台の二次元撮像
手段を用いて三次元物体を立体認識する立体視方法およ
びその方法が用いられる立体認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、3台のテレビカメラをもって物体
を3方向から観測することにより、物体の角部分の如き
物体を特徴づける点(以下、この物点を「特徴点」とい
う)を抽出して、その三次元座標を求め、物体を立体認
識する方式が提案された(日経メカニカル1984年1
月2日号)。この方式は、テレビカメラの画面上にエピ
ポーラライン(epipolar line )を求め、このライン上
に位置する特徴点の像(以下、「物点像」という)を検
出して、各画面上の物点像の対応付けを行い、然る後特
徴点の三次元座標を算出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種方式の
場合、前記物点像の対応付け処理過程において、画像上
のノイズ等の影響により、物点像の誤った対応付けを行
うおそれがあり、これにより特徴点の三次元座標が大幅
に狂うなどの問題があった。
【0004】この発明は、物点像の誤った対応付けを検
知することにより、特徴点の三次元座標が大幅に狂うの
を防止する立体視方法およびその方法が用いられる立体
認識装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
立体視方法は、少なくとも3台の二次元撮像手段により
物体の画像を求めて、各画像上の物点像を対応付けした
後、対応する2個の物点像より同じ物点の三次元座標を
少なくとも3種類以上求め、これら各三次元座標の幾何
学的拘束条件により対応付けた各物点像の真偽判定を実
行するものである。
【0006】請求項2の発明にかかる立体認識装置は、
物体の画像を求める少なくとも3台の二次元撮像手段
と、各二次元撮像手段で求められた物体の画像を取り込
んで立体認識処理を実行する画像処理装置とから成るも
ので、前記画像処理装置は、各二次元撮像手段で求めら
れた各画像上の物点像を対応付けする対応付け手段と、
前記対応付け手段により対応付けされた対応する2個の
物点像より同じ物点の三次元座標を少なくとも3種類以
上求める座標算出手段と、前記座標算出手段で求められ
た各三次元座標の幾何学的拘束条件により前記対応付け
手段で対応付けられた各物点像の真偽判定を実行する真
偽判定手段とを備えて成るものである。
【0007】
【作用】対応付けられた各物点像の真偽判定が実行され
るので、画像上のノイズ等の影響により物点像の誤った
対応付けが行われても、これを検知して容易に排除でき
る。
【0008】
【実施例】図1は固定機台4上に3個のテレビカメラ
1、2、3(以下、第1カメラ1、第2カメラ2、第3
カメラ3という)を配設して成る立体視装置5を示し、
各テレビカメラで得た物体の画像を画像処理装置6に取
り込んで、物点像の抽出、対応付け、更には特徴点の三
次元座標算出等、一連の立体認識処理を実行する。
【0009】図2は各画像間における物点像の対応付け
方法を示す原理図であり、各テレビカメラ1〜3の画像
10,20,30(以下、第1画像10、第2画像2
0、第3画像30という)上に特徴点Pについての物点
像P1 ,P2 ,P3 が表れている。また第2画像20上
には、第1カメラ1の焦点F1 と物点像P1 とを結ぶ直
線F1 1 の像(この直線像をエピポーララインとい
う)l2 が設定され、同様に第3画像30上には、直線
1 1 および直線F2 2 の各エピポーラライン
3 ,m3 が設定してある。
【0010】図3(1)(2)(3)は上記各画像1
0,20,30を示す。同図によれば、第2画像20に
おける物点像P2 はエピポーララインl2 上に位置し、
第3画像30における物点像P3 はエピポーララインl
3 ,m3 の交点上に位置する。このことから物点像
1 ,P2 ,P3 は特徴点Pの画像として相互に対応す
る点であることが理解され、従って特徴点Pの三次元座
標は直線F1 1 ,F2 2,F3 3 の交点として求
めることができる。尚、図3(2)(3)には、図2の
直線F1 Pの延長線上に位置する他の特徴点Rの物点像
2 ,R3 を併せて示しており、この場合物点像R3
エピポーララインl3 3 の交点上に位置しない。
【0011】図4はこの発明にかかる立体視方法の全体
的流れを示している。まず第1〜第3のテレビカメラ
1、2、3により、物体の画像が求められ、つぎに各物
体画像毎に特徴点の物点像が抽出される。しかる後、各
物点像につき、エピポーララインを利用した方法(以下
詳述)にて各画像間の対応付けが行われる。
【0012】今第1画像10上の物点像P1 に着目した
とすると、まずこの物点像P1 が第2画像20および第
3画像30上に生成するエピポーララインl2 ,l3
求め、つぎに各画像20,30において、それぞれエピ
ポーララインl2 ,l3 上に位置する物点像の集合を抽
出する。ついでエピポーララインl2 上の各物点像につ
き、第3画像30上に生成するエピポーラライン(物点
像P2 にかかるエピポーララインm3 もそのひとつであ
る)を求め、つぎに第3画像30において各エピポーラ
ライン上に位置する物点像の集合を求める。そして前記
エピポーララインl3 上の物点像の集合と各エピポーラ
ライン上の物点像の集合とを照合し、両方のエピポーラ
ライン(この場合、l3 とm3 )上に位置する物点像P
3 を求め、この第3画像30の物点像P3 と、第2画像
20の物点像P2 と、第1画像10の物点像P1 とを対
応点として抽出する。
【0013】今各画像10,20,30にIJ直交座標
糸を設定し、各画像における各物点像P1 ,P2 ,P3
の座標をそれぞれ(I1 ,J1 )(I2 ,J2
(I3 ,J3 )とすると、特徴点Pの三次元座標はこの
うち2個の座標を用いて求めることができ、従って特徴
点Pの三次元座標として3個の座標データr12,r23
13を得る。図4中、両眼立体視系A12は物点像P1
2 の各座標から座標データr12を、また両眼立体視系
23は物点像P2 ,P3 の各座標から座標データr
23を、更に両眼立体視系A13は物点像P1 ,P3 の各座
標から座標データr13をそれぞれ算出するものである。
【0014】つぎにこれら3種の座標データr12
23,r13を用いて処理を実行し、前記物点像の対応付
けが適正か否かの真偽判定並びに、特徴点Pの三次元座
標の算出を行う。まず真偽判定は、つぎの式または
式が成立するか否かを判定するもので、これら条件式の
成立をもって、物点像P1 ,P2 ,P3 は適正な対応点
であると判断する。
【0015】
【数1】
【0016】
【数2】
【0017】但しTH1 ,TH2 はしきい値である。か
くて真偽判定で「真」の判断を得たとき、つぎの式の
演算を実行して、特徴点Pの三次元座標rを求める。
【0018】
【数3】
【0019】尚前記式中の|r12−r23|、|r23
13|、|r13−r12|を求め、例えば|r23−r13
が最小の値をとるとき、つぎの式をもって三次元座標
rを求めるなどの方法を用いてもよい。
【0020】
【数4】
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、画像上のノイズ等の
影響により物点像の誤った対応付けが行われても、これ
を容易に検知して排除でき、適正な対応付けにかかる物
点像にのみ抽出ができ、立体認識の信頼性を向上する
等、発明目的を達成した顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体視装置の構成例を示す正面図である。
【図2】物点像の対応付け方法の原理を示す説明図であ
る。
【図3】各テレビカメラの画像を示す説明図である。
【図4】この発明の立体視方法の全体的流れを示す説明
図である。
【符号の説明】
1,2,3 テレビカメラ 5 立体視装置 6 画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01C 15/00 A (72)発明者 山下 牧 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立 石電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3台の二次元撮像手段により
    物体の画像を求めて、各画像上の物点像を対応付けした
    後、対応する2個の物点像より同じ物点の三次元座標を
    少なくとも3種類以上求め、これら各三次元座標の幾何
    学的拘束条件により対応付けた各物点像の真偽判定を実
    行する立体視方法。
  2. 【請求項2】 物体の画像を求める少なくとも3台の二
    次元撮像手段と、各二次元撮像手段で求められた物体の
    画像を取り込んで立体認識処理を実行する画像処理装置
    とから成り、 前記画像処理装置は、 各二次元撮像手段で求められた各画像上の物点像を対応
    付けする対応付け手段と、 前記対応付け手段により対応付けされた対応する2個の
    物点像より同じ物点の三次元座標を少なくとも3種類以
    上求める座標算出手段と、 前記座標算出手段で求められた各三次元座標の幾何学的
    拘束条件により前記対応付け手段で対応付けられた各物
    点像の真偽判定を実行する真偽判定手段とを備えて成る
    立体認識装置。
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