JPH0728740Y2 - 負荷駆動回路 - Google Patents

負荷駆動回路

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JPH0728740Y2
JPH0728740Y2 JP1606990U JP1606990U JPH0728740Y2 JP H0728740 Y2 JPH0728740 Y2 JP H0728740Y2 JP 1606990 U JP1606990 U JP 1606990U JP 1606990 U JP1606990 U JP 1606990U JP H0728740 Y2 JPH0728740 Y2 JP H0728740Y2
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JP
Japan
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transistor
load
switch
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voltage
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Application number
JP1606990U
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JPH03107826U (ja
Inventor
富士男 小野
政彦 若色
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は負荷駆動回路に関する。
〈従来の技術〉 従来、例えば自動車の自動定速走行装置においては、ア
クセル操作により所望の車速を得た状態でセットスイッ
チを押すと、自動定速走行装置が作動して、アクセル操
作をせずとも自動的にスロットル弁が開閉されてその車
速で走行し、運転者がブレーキペダルを踏むと、これが
ブレーキスイッチにより検知されて、自動定速走行装置
の作動が解除されるようになっている。
かかる場合、第1のスイッチ(セットスイッチ)の操作
により、バッテリの電圧を負荷(自動定速走行装置の作
動空気圧発生用のポンプ)に供給し、常開の第2のスイ
ッチ(ブレーキスイッチ)により負荷へのバッテリの電
圧の供給を停止する負荷駆動回路(自己保持回路)が必
要となる。
従来の負荷駆動回路を示す第2図において、負荷駆動回
路は、コレクタでコントロールユニット10の端子aに接
続し、エミッタで端子cに接続し、ベースで抵抗r1を介
して端子bに接続しているトランジスタQ1と、トランジ
スタQ1のコレクタとエミッタ間に接続しているリレー接
点とトランジスタQ1のエミッタとアース間に接続してい
るコイルとを有するリレーRLと、コレクタで端子dに接
続し、エミッタでアースに接続し、ベースでマイクロコ
ンピュータ(以後、マイコンと記す)3の出力端に接続
しているトランジスタQ2と、によって構成されている。
供給電圧VBのバッテリ1は常閉のブレーキスイッチSW2
を介して端子aに接続し、常開のセットスイッチSW1
介して端子bに接続し、例えば真空ポンプ等の負荷2は
端子c、d間に接続している。
次に動作を説明する。
負荷2を駆動する時はセットスイッチSW1を一瞬オンす
る。セットスイッチSW1がオンするとリレーRLのコイル
に電圧VBが印加され、リレーRLの接点が閉じる。そして
マイコン3の信号に基づいて負荷2に電圧VBが印加され
る。
負荷2の駆動を停止する時はブレーキスイッチSW2をオ
フするとリレーRLのコイルへ電圧VBが供給されなくな
り、リレーRLの接点が開いて負荷2への電圧VBの供給が
停止する。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、従来の負荷駆動回路では、負荷2の駆動及び
駆動の停止をリレーRLをオン・オフすることによって行
っている。しかしリレーRLは機械接点を有する為、例え
ば使用しているうちにリレーRLの接点が劣化していくと
いうように寿命等の信頼性が低下していた。
本考案ではこのような従来の課題に鑑みてなされたもの
で信頼性の高い負荷駆動回路を提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案では、バッテリに接続している第1のス
イッチを一瞬閉じると、第2のスイッチを介してバッテ
リの電圧を負荷に供給し、前記第2のスイッチを一瞬開
くと負荷へのバッテリの電圧の供給を停止する負荷駆動
回路において、浮遊容量を有し、前記第1のスイッチを
介してバイアス抵抗が挿入されているゲートとソース間
にゲート電圧が印加されるとオンして前記第2のスイッ
チを介してバッテリに負荷を接続するpチャンネル電界
効果トランジスタと、ベースとエミッタ間にコンデンサ
を接続させて前記pチャンネル電界効果トランジスタに
よりオンすると前記pチャンネル電界効果トランジスタ
にゲート電圧を印加させるトランジスタと、を備えた。
〈作用〉 上記の構成によれば、負荷を駆動する時、第1のスイッ
チを一瞬オンするとpチャンネル電界効果トランジスタ
は、浮遊容量とバイアス抵抗との時定数によって決まる
時間だけゲート電圧が印加され、オンする。pチャンネ
ル電界効果トランジスタがオンすると、トランジスタが
オンし、pチャンネル電界効果トランジスタにゲート電
圧を印加させ、pチャンネル電界効果トランジスタはオ
ンし続け、第2のスイッチを介して負荷にバッテリを接
続させて負荷が駆動する。
負荷の駆動を停止する時、第2のスイッチを一瞬オンす
るとpチャンネル電界効果トランジスタにはゲート電圧
が印加されなくなる。そして第2のスイッチが再びオン
するとpチャンネル電界効果トランジスタにゲート電圧
が印加されるが、トランジスタのベースとエミッタ間に
接続されているコンデンサによりトランジスタにベース
電圧が印加されるまでの間にpチャンネル電界効果トラ
ンジスタにはゲート電圧が印加されなくなり、pチャン
ネル電界効果トランジスタはオフし、負荷へのバッテリ
の電圧の供給が停止し、負荷の駆動が停止される。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。
尚、第2図と同一要素のものについては同一符号を付し
て説明は省略する。
本実施例を示す第1図において、コントロールユニット
20はマイコン3と、pチャンネル電界効果トランジスタ
(以後、単にトランジスタと記す)Q13と、NPNトランジ
スタであるトランジスタQ2,Q11、Q14と、抵抗r1〜r
4と、を備えて構成されている。トランジスタQ13はソー
スでコントロールユニット20の端子aに接続し、ドレイ
ンで抵抗r3、r4を介してアースに接続し、また端子cに
接続し、ゲートでトランジスタQ11のコレクタに接続
し、ゲートとソース間にゲート電圧が印加されるとオン
してソースとドレイン間が導通する。トランジスタQ14
はコレクタでトランジスタQ13のゲートに接続し、エミ
ッタでアースに接続し、ベースで抵抗r3、r4との接続点
に接続し、ベースとエミッタ間に電圧が印加されてオン
するとトランジスタQ13にゲート電圧を印加する。コン
デンサC1はトランジスタQ14のベースとエミッタ間に接
続し、所定時間オンさせる。
次に動作を説明する。
負荷2が駆動されていない時、第1のスイッチであるセ
ットスイッチSW1は開いており、またブレーキを踏まな
ければ第2のスイッチであるブレーキスイッチSW2は閉
じている。そしてトランジスタQ13のソースとゲートと
は同電位でありトランジスタQ13はオンしていない。
負荷2を駆動する時はブレーキを踏まないでセットスイ
ッチSW1を一瞬だけオンする。するとトランジスタQ11
オンして抵抗r2の両端にゲート電圧が発生する。トラン
ジスタQ13にはpチャンネル電界効果トランジスタを使
用し、電界効果トランジスタのゲートはソース及びドレ
インに対し酸化膜等の絶縁物で完全に絶縁されている
為、その間には浮遊容量が存在する。したがってトラン
ジスタQ13にゲート電圧が印加されると第1図のように
ゲートとドレイン間の浮遊容量Cgdと抵抗r2によって決
まるある時定数でゲート電圧はバッテリ1の供給電圧VB
に近づいていく。トランジスタQ13はこの間オンし、ト
ランジスタQ13は導通する。トランジスタQ13が導通する
とトランジスタQ13のドレインとアース間に電圧が発生
し、発生した電圧が分圧されてトランジスタQ14のベー
スに印加され、トランジスタQ14もオンする。トランジ
スタQ14がオンするとトランジスタQ13のゲートとアース
間には常にゲート電圧が印加され、トランジスタQ13
オンし続ける。つまりセットスイッチSW1を一瞬オンす
れば負荷2にバッテリ1の電圧VBの供給が開始し、自己
保持して負荷2を駆動し続ける。
負荷2の駆動を停止する時はブレーキを踏んでブレーキ
スイッチSW2を開く。ブレーキスイッチSW2が開くとトラ
ンジスタQ13へ電圧が供給されなくなり、またゲート電
圧も印加されなくなってトランジスタQ13はオフする。
またトランジスタQ14のベースとエミッタ間に接続され
ているコンデンサC1もブレーキスイッチSW2が開いてい
る間に放電する。
ここで再びブレーキをもとに戻してブレーキスイッチSW
2が閉じてもトランジスタQ13にゲート電圧が印加される
がコンデンサC1が充電されるまでトランジスタQ14はオ
ンせず、トランジスタQ14がオンしない間にトランジス
タQ13の浮遊容量Cgdが充電されてゲート電圧は印加され
なくなりトランジスタQ13はオフし、負荷2の駆動は停
止したまま保持される。
かかる構成によれば、負荷2を駆動する時はpチャンネ
ル電界効果トランジスタの浮遊容量Cgdを利用してトラ
ンジスタQ13のゲート電圧が印加されている間にトラン
ジスタQ14をオンさせてトランジスタQ13をオンさせ続
け、負荷2の駆動を停止する時はトランジスタQ14がオ
フするまでトランジスタQ14をオフさせる。これにより
半導体であるpチャンネル電界効果トランジスタとトラ
ンジスタにより負荷2の駆動及び駆動の停止を自己保持
させることが出来る。したがって従来のリレーに比較し
て機械的接点がないので負荷駆動回路が劣化することも
なく、信頼性が向上する。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、第1のスイッチを
一瞬閉じると負荷が駆動し、第2のスイッチを一瞬開く
と負荷の駆動が停止する自己保持機能を有する負荷駆動
回路を、浮遊容量を持つpチャンネル電界効果トランジ
スタと、pチャンネル電界効果トランジスタのゲート電
圧を印加させ続けるトランジスタとで構成することによ
り、機械的接点もなく、したがって劣化することもな
く、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例の回路図、第2図は従来
の回路図である。 1…バッテリ、2…負荷、Q13…pチャンネル電界効果
トランジスタ、Q2、Q11、Q14…トランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリに接続している第1のスイッチを
    一瞬閉じると、第2のスイッチを介してバッテリの電圧
    を負荷に供給し、前記第2のスイッチを一瞬開くと負荷
    へのバッテリの電圧の供給を停止する負荷駆動回路にお
    いて、 浮遊容量を有し、前記第1のスイッチを介してバイアス
    抵抗が挿入されているゲートとソース間にゲート電圧が
    印加されるとオンして前記第2のスイッチを介してバッ
    テリに負荷を接続するpチャンネル電界効果トランジス
    タと、 ベースとエミッタ間にコンデンサを接続させて前記pチ
    ャンネル電界効果トランジスタによりオンすると前記p
    チャンネル電界効果トランジスタにゲート電圧を印加さ
    せるトランジスタと、 を備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
JP1606990U 1990-02-20 1990-02-20 負荷駆動回路 Expired - Lifetime JPH0728740Y2 (ja)

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JP1606990U JPH0728740Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 負荷駆動回路

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JP1606990U JPH0728740Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 負荷駆動回路

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Publication Number Publication Date
JPH03107826U JPH03107826U (ja) 1991-11-06
JPH0728740Y2 true JPH0728740Y2 (ja) 1995-06-28

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ID=31519356

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1606990U Expired - Lifetime JPH0728740Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 負荷駆動回路

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JPH03107826U (ja) 1991-11-06

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