JPH07287226A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH07287226A
JPH07287226A JP6078672A JP7867294A JPH07287226A JP H07287226 A JPH07287226 A JP H07287226A JP 6078672 A JP6078672 A JP 6078672A JP 7867294 A JP7867294 A JP 7867294A JP H07287226 A JPH07287226 A JP H07287226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
fluorescent tube
guide plate
light guide
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6078672A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ihashi
誠 伊橋
Koichi Kuniyoshi
幸一 国吉
Shin Fujita
伸 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
Priority to JP6078672A priority Critical patent/JPH07287226A/ja
Publication of JPH07287226A publication Critical patent/JPH07287226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】蛍光管(36)の中心を通る直線(66)より
b側のランプ反射カバー(1)の断面形状が楕円の一部
を成し、a側の断面形状がベジェ曲線を成し、楕円の第
1の焦点(3)と蛍光管(36)の中心とが一致し、導
光板(37)の端面(2)は楕円の第2の焦点(4)よ
り蛍光管(36)側に位置し、焦点(3)と焦点(4)
とを結ぶ直線が端面(2)と垂直である構成。 【効果】バックライトの光源である蛍光管の光の損失分
を減らし、光の有効利用を図ることができ、輝度の低下
を抑制することができる。その結果、液晶ディスプレイ
の省電力化、低コスト化、高輝度化、および薄型化を達
成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導光板と、その端面近
傍に該端面に沿って配置した蛍光管と、該蛍光管をその
全長にわたって覆うランプ反射カバーとを含んで構成さ
れるいわゆるエッジライト型バックライトを液晶表示素
子の下に配置して成る液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、例えば、透明導電膜か
ら成る画素電極と配向膜等を積層した面がそれぞれ対向
するように所定の間隔を隔てて2枚の透明ガラス基板を
重ね合わせ、両基板間の縁周囲に設けたシール材によ
り、両基板を貼り合わせると共に両基板間に液晶を封止
し、さらに両基板の外側に偏光板を設けて成る液晶表示
素子(液晶表示パネル)と、液晶表示素子の下に配置さ
れ、液晶表示素子に光を供給するバックライトと、液晶
表示素子を駆動する回路基板等を含んで構成される。
【0003】バックライトは、例えば、光源から発せら
れる光を光源から離れた方へ導き、液晶表示素子全体に
光を均一に照射するための透明の合成樹脂板から成る導
光板と、導光板の端面近傍に該端面に沿って該端面とほ
ぼ平行に配置した光源である蛍光管と、蛍光管をそのほ
ぼ全長にわたって覆い、断面形状がほぼU字状のランプ
反射カバーと、導光板の上に配置され、導光板からの光
を拡散する拡散シートと、導光板の下に配置され、導光
板からの光を液晶表示素子の方へ反射させる反射シート
とから構成される。また、蛍光管から導光板内に入射し
た光は、導光板内を全反射しながら導光するが、拡散反
射により導光板の上面から出射させるために、導光板の
底面には複数個の光拡散用のドットパタンや穴、溝、凸
部が規則正しく配置形成されている。
【0004】このような従来の液晶表示装置は、例えば
特公昭60−19474号公報や実開平4−22780
号公報に記載されている。
【0005】図14は、従来のエッジライト型バックラ
イトの要部断面図である。
【0006】37は液晶表示素子(ここでは図示省略。
図4参照)の下に配置される導光板、2は導光板37の
端面、36は導光板37の端面2の近傍に該端面2に沿
って該端面2と平行に配置した蛍光管(CFL)、1は
取り付ける前はほぼ長方形状のシートで、その両端部を
導光板37の上面および下面の端部に載置して取り付け
ると、蛍光管36をそのほぼ全長にわたって覆い、蛍光
管36から出射した光を反射させ、導光板37に入射さ
せるためのランプ反射カバーである。ランプ反射カバー
1の内面は、例えば銀を蒸着することにより蛍光管36
の光を反射するように形成されている。なお、この図で
は、導光板37の上面に配置される拡散シート、導光板
37の下面に配置される反射シート、導光板37の底面
に設けられる光拡散用のドットパタン等は図示省略して
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図14に示すように、
従来の液晶表示装置では、ランプ反射カバー1を蛍光管
36と同心円になるように蛍光管36に巻き付け、ラン
プ反射カバー1の断面形状はほぼU字状であった。蛍光
管36から出射した光は、直接、導光板37に入射する
光と、ランプ反射カバー1で反射した後、導光板37に
入射する光とに分けられる。前者の光の量は導光板37
の厚さに比例するが、後者の光の量はランプ反射カバー
1の形状によって大きく左右される。図14に示した蛍
光管36と同心円構造のランプ反射カバー1では、後者
の光は、ランプ反射カバー1で複数回反射を繰り返し、
導光板37に入射する。あるいは、反射を繰り返すうち
に、導光板37に届かずに消失してしまうものもある。
特に、蛍光管36の中心を基準として、導光板37に対
する蛍光管36の裏面、すなわち、蛍光管36の中心を
通り、導光板37の端面2と平行な直線66よりa側に
おける蛍光管36の出射光は、ランプ反射カバー1と蛍
光管36との間で反射を繰り返し、やがて消失してしま
うものが多い。このように従来のバックライトでは、光
の損失分が多い問題があった。
【0008】近年、液晶表示装置においては、表示画面
の高輝度化、省電力化、薄型化、低コスト化等、幅広い
範囲の目的により新製品を開発している。省電力化、低
コスト化のためには、バックライトは導光板の対向する
2端面にそれぞれ蛍光管を配置する2灯式よりも1灯式
の方が有利である。このため、1灯化を目指す場合、図
14に示した従来技術では、光を有効に利用することが
できず、輝度が十分得られない。特に、モノクロ表示よ
りも開口率が低く、かつ、カラーフィルタを設けた光透
過率の低いカラー液晶表示装置では、輝度の低下が問題
となる。そこで、1灯化した場合の光の損失分を減ら
し、光の有効利用を図り、輝度の低下を抑制する構造が
要求されている。
【0009】本発明の目的は、バックライトの光源であ
る蛍光管から出射される光の損失分を減らし、光の利用
効率を向上し、輝度の低下を抑制することができる液晶
表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、まず、液晶表示素子と、その下に配置
した導光板と、前記導光板の端面の近傍に該端面に沿っ
て配置した蛍光管と、前記蛍光管をそのほぼ全長にわた
って覆うランプ反射カバーとを含んで成る液晶表示装置
において、前記ランプ反射カバーの前記蛍光管の中心線
と垂直方向の断面形状がほぼ楕円の一部を成しているこ
とを特徴とする。
【0011】また、前記ランプ反射カバーの前記蛍光管
の中心線と垂直方向の断面形状がほぼ楕円の一部を成
し、前記楕円の前記導光板から遠い方の第1の焦点と前
記蛍光管の中心とがほぼ一致し、前記導光板の前記端面
は前記楕円の第2の焦点より前記蛍光管側に位置し、か
つ、前記第1の焦点と前記第2の焦点とを結ぶ直線が前
記導光板の前記端面と垂直であることを特徴とする。
【0012】また、前記蛍光管の中心を基準として、前
記導光板側に位置する前記ランプ反射カバーの前記蛍光
管の中心線と垂直方向の断面形状がほぼ楕円の一部を成
し、前記導光板側と反対側に位置する前記ランプ反射カ
バーの前記方向の断面形状がほぼベジェ曲線を成してい
ることを特徴とする。
【0013】さらに、前記蛍光管の中心を基準として、
前記導光板側に位置する前記ランプ反射カバーの前記蛍
光管の中心線と垂直方向の断面形状がほぼ楕円の一部を
成し、前記導光板側と反対側に位置する前記ランプ反射
カバーの前記方向の断面形状がほぼベジェ曲線を成し、
前記楕円の前記導光板から遠い方の第1の焦点と前記蛍
光管の中心とがほぼ一致し、前記導光板の前記端面は前
記楕円の第2の焦点より前記蛍光管側に位置し、かつ、
前記第1の焦点と前記第2の焦点とを結ぶ直線が前記導
光板の前記端面と垂直であることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明におけるランプ反射カバーの基本形状
は、理想である点光源の場合を考慮して、蛍光管の中心
線と垂直方向の断面形状が、光源である蛍光管の中心を
1つの焦点とする楕円形状を用いる。すなわち、蛍光管
の中心を基準とする導光板側に関しては、ランプ反射カ
バーの断面形状を楕円の一部と成す。これにより、蛍光
管の中心が楕円の導光板から遠い第1の焦点に位置する
ように配置した蛍光管から出射した光は、楕円の性質に
より、ランプ反射カバーの内面で1回反射して楕円の第
2の焦点に集光する。導光板の端面は第2の焦点より蛍
光管側に位置しているので、蛍光管から出た光はランプ
反射カバーでの1回の反射で導光板に到達し、入射す
る。また、第1の焦点と第2の焦点とを結ぶ直線が導光
板の端面と垂直であるので、導光板に入射する角度に依
存する光透過率を高く保つことができる。
【0015】また、蛍光管の中心を基準とする導光板と
反対側(導光板に対する蛍光管の裏面)に関しては、蛍
光管から出射した光がランプ反射カバーで反射した後、
蛍光管自体の大きさにより、該蛍光管に到達し、吸収さ
れてしまうのを避けるため、ランプ反射カバーの断面形
状をベジェ曲線と成す。これにより、蛍光管から出た光
は、ベジェ曲線の性質により、ランプ反射カバーの内面
で1回反射するとき、蛍光管の接線方向に反射するの
で、反射光は蛍光管にもどらずに、導光板側へ集光し、
導光板に入射する。
【0016】なお、2次のベジェ曲線は、曲線上の点の
座標(x,y)がそれぞれ1つの媒介変数tと3点の座
標P0(x0,y0)、P1(x1,y1)、P2(x2
2)により、関数 x=x0(1−t)2+2x1t(1−t)+x22 y=y0(1−t)2+2y1t(1−t)+y22 として定義され、C1級の連続を持つなめらかな曲線で
ある。ただし、0≦t≦1とする。
【0017】ここで、曲線と3点の座標P0、P1、P2
の関係は、図2(b)に示すように、P0がt=0での
曲線の始点であり、P2がt=1での曲線の終点であ
り、P1はP0、P2での曲線の接線の傾きをコントロー
ルする点である。tの値を変化させることにより、1次
微分まで連続的な接線を持つなめらかな曲線が得られ
る。
【0018】ランプ反射カバーの断面形状の曲線を設計
する際には、曲線上での反射角度は、その点での曲線の
接線を考慮すればよい。接線の傾きを簡単にコントロー
ルすることができ、なおかつ、なめらかな曲線が得られ
るベジェ曲線を用いることにより、蛍光管から出た光を
蛍光管の接線方向へ進めるような設計が可能である(図
2(a)参照)。
【0019】このように、ランプ反射カバーを上記形状
にすることによって、蛍光管からの光路(光学的距離)
を最小限にし、従来の構造における光の損失分を減少
し、蛍光管の光を有効に利用して導光板に入る光の量を
増やし、導光板入射の段階における輝度を従来より向上
することができる。
【0020】この結果、液晶ディスプレイ(液晶表示素
子)の省電力化、低コスト化に有利な1灯式エッジライ
ト型のバックライトを高輝度化することができ、かつ、
薄型化にも影響を与えず、特に、光透過率の低いカラー
液晶表示装置の高輝度化に有利である。
【0021】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0022】実施例1 図1は、本発明の実施例1のエッジライト型バックライ
トの要部断面図(導光板の一部、蛍光管およびランプ反
射カバーの断面図)である。
【0023】37は液晶表示素子(ここでは図示省略。
図4参照)の下に配置される導光板、2は導光板37の
端面、36は導光板37の端面2の近傍に該端面2に沿
って該端面2と平行に配置した蛍光管(CFL)、1は
蛍光管36をそのほぼ全長にわたって覆い、蛍光管36
から出射した光を反射させ、導光板37に入射させるた
めのランプ反射カバー、3は楕円の第1の焦点、4は楕
円の第2の焦点、65は第1の焦点3と第2の焦点4と
を結ぶ直線である。なお、この図では、導光板37の上
面に配置される拡散シート、導光板37の下面に配置さ
れる反射シート、導光板37の底面に設けられる光拡散
用のドットパタン等は図示省略してある。
【0024】本実施例では、図1に示すように、ランプ
反射カバー1の蛍光管36の中心線と垂直方向の断面形
状が、楕円の一部を成している。このようなランプ反射
カバー1を製造するには、例えばプラスチック等を用い
て該形状に成型した後、ランプ反射カバー1の内面に例
えば銀を蒸着することにより蛍光管の光を反射するよう
に形成する。または、平板に反射シートを貼り付けた
後、該形状に成型することにより製造する。なお、楕円
の導光板37から遠い方の第1の焦点3と蛍光管36の
中心とが一致するように蛍光管36が配置されている。
また、導光板37の端面2は楕円の第2の焦点4より蛍
光管36側(本実施例では、ほとんど同じ位置)に位置
する。さらに、第1の焦点3と第2の焦点4とを結ぶ直
線65が導光板37の端面2と垂直である。
【0025】本実施例では、蛍光管36の中心が楕円の
第1の焦点3に位置するように配置された蛍光管36か
ら出射した光は、楕円の性質により、光の経路を示す図
の矢印で示すように、ランプ反射カバー1の内面で1回
反射して楕円の第2の焦点4に集光する。ここで、導光
板37の端面2は第2の焦点4より蛍光管36側に位置
しているので、蛍光管36から出た光はランプ反射カバ
ー1での1回の反射で導光板37に入射する。したがっ
て、光の損失分を減少し、蛍光管36の光を有効に利用
することができ、導光板37への入射の段階における輝
度を従来より向上することができる。この結果、液晶デ
ィスプレイ(液晶表示素子)の省電力化、低コスト化に
有利な1灯式エッジライト型のバックライトを高輝度化
することができ、かつ、薄型化にも影響を与えず、特
に、光透過率の低いカラー液晶表示装置の高輝度化に有
利である。すなわち、本実施例による液晶表示装置を組
み込んだ例えばノートブック型パーソナルコンピュータ
においては、バッテリの駆動時間が長くなり、価格を低
減することができ、表示画面が明るくなり、かつ、薄型
化することができる。
【0026】実施例2 図2(a)は、本発明の実施例1のエッジライト型バッ
クライトの要部断面図である。
【0027】図1と同一符号を付したものは同一部材を
示す。66は、蛍光管36の中心を通り、導光板37の
端面2と平行な直線である。なお、この図でも、導光板
37の上面に配置される拡散シート、導光板37の下面
に配置される反射シート、導光板37の底面に設けられ
る光拡散用のドットパタン等は図示省略してある。
【0028】本実施例では、図2(a)に示すように、
ランプ反射カバー1の断面形状が蛍光管36の中心を基
準として、導光板37側、すなわち、直線66よりb側
のランプ反射カバー1の断面形状が楕円の一部を成し、
導光板37側と反対側、すなわち、直線66よりa側
(導光板37に対する蛍光管36の裏面側)の断面形状
がベジェ曲線を成している。このようなランプ反射カバ
ー1を製造するには、上記実施例1と同様に、例えばプ
ラスチック等を用いてこのような形状に成型した後、ラ
ンプ反射カバー1の内面に例えば銀を蒸着することによ
り蛍光管の光を反射するように形成する。また、楕円の
導光板37から遠い方の第1の焦点3と蛍光管36の中
心とが一致するように蛍光管36が配置され、導光板3
7の端面2は楕円の第2の焦点4より蛍光管36側(本
実施例では、ほとんど同じ位置)に位置する。さらに、
第1の焦点3と第2の焦点4とを結ぶ直線65が導光板
37の端面2と垂直である。
【0029】本実施例では、直線66よりb側に関して
は、ランプ反射カバー1の断面形状が楕円の一部を成し
ているので、実施例1と同様に、蛍光管36の中心が楕
円の第1の焦点3に位置するように配置された蛍光管3
6から出射した光は、楕円の性質により、ランプ反射カ
バー1の内面で1回反射して楕円の第2の焦点4に集光
する(実施例1の図1の光の経路を示す矢印参照)。こ
こで、導光板37の端面2は第2の焦点4より蛍光管3
6側に位置しているので、蛍光管36から出た光はラン
プ反射カバー1での1回の反射で導光板37に入射す
る。また、直線66よりa側に関しては、ランプ反射カ
バー1の断面形状がベジェ曲線を成しているので、蛍光
管36から出射した光は、ベジェ曲線の性質により、光
の経路を示す図2(a)の矢印で示すように、ランプ反
射カバー1の内面で1回反射するとき、蛍光管36の接
線方向に反射するので、反射光は蛍光管36にもどらず
に、導光板37側へ集光し、導光板37に入射する。し
たがって、本実施例においても、光の損失分を減少し、
蛍光管36の光を有効に利用することができ、導光板3
7への入射の段階における輝度を従来より向上すること
ができる。なお、本実施例では、直線66よりa側に関
しても考慮したので、導光板37に対する蛍光管36の
裏面の光も有効に利用できるので、実施例1より光の損
失分を少なくすることができ、輝度をさらに向上するこ
とができる。この結果、液晶ディスプレイ(液晶表示素
子)の省電力化、低コスト化に有利な1灯式エッジライ
ト型のバックライトを高輝度化することができ、かつ、
薄型化にも影響を与えず、特に、光透過率の低いカラー
液晶表示装置の高輝度化に有利である。すなわち、本実
施例による液晶表示装置を組み込んだ例えばノートブッ
ク型パーソナルコンピュータにおいては、バッテリの駆
動時間が長くなり、価格を低減することができ、表示画
面が明るくなり、かつ、薄型化することができる。
【0030】図3(a)、(b)は、本発明の実施例2
において、蛍光管36から出た光がランプ反射カバー1
で反射した後、蛍光管36自体によってさえぎられる領
域を少なくすることができる効果を説明するための図で
ある。
【0031】従来では、導光板37の厚さが蛍光管36
の直径よりも大きく、ランプ反射カバー1で反射した光
が、蛍光管36自体によってさえぎられる領域68が十
分小さく、光の損失分が少なかった。ところが、液晶デ
ィスプレイの薄型化に伴い、導光板37の厚さが蛍光管
36の直径と同じ程度か、または小さくなると、図3
(b)に示したような同心円構造のランプ反射カバー1
を用いた場合、蛍光管36自体によってさえぎられる領
域68が全体の50%以上と大きくなり、光の損失分が
多く、輝度も半分以下に低下してしまう。そこで、実施
例2のような形状のランプ反射カバー1を用いることに
より、液晶ディスプレイの薄型化には影響を与えずに、
蛍光管36自体によってさえぎられる領域68を小さく
し、光の損失分を少なくすることにより、輝度を向上す
ることができる。
【0032】図4は液晶表示素子62と、この液晶表示
素子62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパク
トに一体にまとめた液晶表示モジュール63を示す分解
斜視図である。液晶表示素子62を駆動するIC34
は、中央に液晶表示素子62を嵌め込むための窓部を備
えた枠状体のプリント基板35に搭載される。液晶表示
素子62を嵌め込んだプリント基板35はプラスチック
モールドで形成された枠状体42の窓部に嵌め込まれ、
これに金属製フレーム41を重ね、その爪43を枠状体
42に形成されている切込み44内に折り曲げることに
よりフレーム41を枠状体42に固定する。
【0033】液晶表示素子62の上下端に配置される冷
陰極蛍光管36、この冷陰極蛍光管36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光板37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光板37からの光を拡散する乳白色の
拡散板39が図4の順序で、枠状体42の裏側からその
窓部に嵌め込まれる。冷陰極蛍光管36を点灯する為の
インバータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右側裏
部に設けられた凹部(図示せず。反射板38の凹所45
に対向する位置にある。)に収納される。拡散板39、
導光板37、冷陰極蛍光管36および反射板38は、反
射板38に設けられている舌片46を枠状体42に設け
られている小口47内に折り曲げることにより固定され
る。なお、この図では、実施例1、2の図1、図2
(a)に示したランプ反射カバー1は図示省略している
が、図1、図2(a)のような形状のランプ反射カバー
1を設けることにより、蛍光管36の光の損失分を減ら
し、光の利用効率を向上することができ、省電力化、低
コスト化に有利な1灯式のエッジライト型バックライト
を高輝度化することができる。
【0034】図5は液晶表示モジュール63を表示部に
使用したラップトップパソコンのブロックダイアグラ
ム、図6は液晶表示モジュール63をラップトップパソ
コン64に実装した状態を示す図である。このラップト
ップパソコン64においては、マイクロプロセッサ49
で計算した結果を、コントロール用LSI48を介して
液晶駆動用半導体IC34で液晶表示モジュール63を
駆動するものである。
【0035】図7は本発明が適用可能な液晶表示装置の
液晶表示素子62を上側から見た場合の電極基板上にお
ける液晶分子の配列方向(例えばラビング方向)、液晶
分子のねじれ方向、偏光板の偏光軸(あるいは吸収軸)
方向、および複屈折効果をもたらす部材の光学軸方向を
示し、図8は液晶表示素子62の要部斜視図を示す。
【0036】液晶分子のねじれ方向10とねじれ角θ
は、上電極基板11上の配向膜21のラビング方向6と
下電極基板12上の配向膜22のラビング方向7および
上電極基板11と下電極基板12の間に挟持される正の
誘電異方性を有するネマチック液晶層50に添加される
旋光性物質の種類と量によって規定される。
【0037】図8において、液晶層50を挟持する2枚
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部、すなわち、液晶封入口51を備え
た枠状のシール材52により接着し、その間隙に正の誘
電異方性をもち、旋光性物質を所定量添加されたネマチ
ック液晶を封入すると、液晶分子はその電極基板間で図
中のねじれ角θのらせん状構造の分子配列をする。なお
31、32はそれぞれ例えば酸化インジウム又はITO
(Indium Tin Oxide)からなる透明な上、下電極であ
る。このようにして構成された液晶セル60の上電極基
板11の上側に複屈折効果をもたらす部材(以下複屈折
部材と称す。藤村他「STN−LCD用位相差フィル
ム」、雑誌電子材料1991年2月号第37−41頁)
40が配設されており、さらにこの部材40および液晶
セル60を挟んで上、下偏光板15、16が設けられ
る。
【0038】液晶50における液晶分子のねじれ角θは
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
【0039】複屈折部材40は液晶セル60を透過する
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
【0040】さらに、この液晶表示素子62は複屈折に
よる楕円偏光を利用しているので偏光板15、16の軸
と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折板を用い
る場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基板11、
12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重要であ
る。
【0041】図7で上記の関係の作用効果について説明
する。図6は、図7の構成の液晶表示素子を上から見た
場合の偏光板の軸、一軸性の透明複屈折部材の光学軸、
液晶セルの電極基板の液晶分子軸配列方向の関係を示し
たものである。
【0042】図8において、5は一軸性の透明複屈折部
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
【0043】ここで本明細書における角α、β、γの測
り方を定義する。図12において、複屈折部材40の光
学軸5と上電極基板の液晶配列方向6との交角を例にと
って説明する。光学軸5と液晶配列方向6との交角は図
12に示す如く、φ1およびφ2で表わすことが出来る
が、本明細書においてはφ1、φ2のうち小さい方の角を
採用する。すなわち、図12(a)においてはφ1<φ2
であるから、φ1を光学軸5と液晶配列方向6との交角
αとし、図12(b)においてはφ1>φ2だからφ2
光学軸5と液晶配列方向6との交角αとする。勿論φ1
=φ2の場合はどちらを採っても良い。
【0044】液晶表示素子においては角度α、β、γが
極めて重要である。
【0045】角度αは好ましくは50度から90度、よ
り好ましくは70度から90度に、角度βは好ましくは
20度から70度、より好ましくは30度から60度
に、角度γは好ましくは0度から70度、より好ましく
は0度から50度に、それぞれ設定することが望まし
い。
【0046】なお、液晶セル60の液晶層50のねじれ
角θが180度から360度の範囲内にあれば、ねじれ
方向10が時計回り方向、反時計回り方向のいずれであ
っても、上記角α、β、γは上記範囲内にあればよい。
【0047】なお、図8においては、複屈折部材40が
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図8の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
【0048】図9はねじれ角θ等の具体例を示す図であ
る。図に示すように、液晶分子のねじれ角θは240度
であり、一軸性の透明複屈折部材40としては平行配向
(ホモジェニアス配向)した、すなわちねじれ角が0度
の液晶セルを使用した。ここで液晶層の厚みd(μm)と
旋光性物質が添加された液晶材料のらせんピッチp(μ
m)の比d/pは0.67とした。配向膜21、22
は、ポリイミド樹脂膜で形成しこれをラビング処理した
ものを使用した。このラビング処理を施した配向膜がこ
れに接する液晶分子を基板面に対して傾斜配向させるチ
ルト角(pretilt角)は4度である。上記一軸性透明複屈
折部材40のΔn2・d2は約0.6μmである。一方液
晶分子が240度ねじれた構造の液晶層50のΔn1
1は約0.8μmである。
【0049】このとき、角度αを約90度、角度βを約
30度、角度γを約30度とすることにより、上、下電
極31、32を介して液晶層50に印加される電圧がし
きい値以下のときには光不透過すなわち黒、電圧がある
しきい値以上になると光透過すなわち白の白黒表示が実
現できた。また、下偏光板16の軸を上記位置より50
度から90度回転した場合は、液晶層50への印加電圧
がしきい値以下のときには白、電圧がしきい値以上にな
ると黒の、前記と逆の白黒表示が実現できた。
【0050】図10は図9の構成で角度αを変化させた
ときの1/200デューティで時分割駆動時のコントラ
スト変化を示したものである。角度αが90度近傍では
極めて高いコントラストを示していたものが、この角度
からずれるにつれて低下する。しかも角度αが小さくな
ると点灯部、非点灯部ともに青味がかり、角度αが大き
くなると非点灯部は紫、点灯部は黄色になり、いずれに
しても白黒表示は不可能となる。角度βおよび角度γに
ついてもほぼ同様の結果となるが、角度γの場合は前記
したように50度から90度近く回転すると逆転の白黒
表示となる。
【0051】図11はねじれ角θ等の他の具体例を示す
図である。基本構造は図9に示した具体例と同様であ
る。ただし、液晶層50の液晶分子のねじれ角は260
度、Δn1・d1は約0.65μm〜0.75μmである点
が異なる。一軸性透明複屈折部材40として使用してい
る平行配向液晶層のΔn2・d2は前記具体例と同じ約
0.58μmである。液晶層の厚みd1(μm)と旋光性
物質が添加されたネマチック液晶材料のらせんピッチp
(μm)との比はd/p=0.72とした。
【0052】このとき、角度αを約100度、角度βを
約35度、角度γを約15度とすることにより、最初の
具体例と同様の白黒表示が実現できた。また下偏光板の
軸の位置を上記値より50度から90度回転することに
より逆転の白黒表示が可能である点もほぼ最初の具体例
と同様である。角度α、β、γのずれに対する傾向も最
初の具体例とほぼ同様である。
【0053】上記いずれの具体例においても一軸性透明
複屈折部材40として、液晶分子のねじれのない平行配
向液晶セルを用いたが、むしろ20度から60度程度液
晶分子がねじれた液晶層を用いた方が角度による色変化
が少ない。このねじれた液晶層は、前述の液晶層50同
様、配向処理が施された一対の透明基板の配向処理方向
を所定のねじれ角に交差するようにした基板間に液晶を
挟持することによって形成される。この場合、液晶分子
のねじれ構造を挟む2つの配向処理方向の挟角の2等分
角の方向を複屈折部材の光軸として取扱えばよい。ま
た、複屈折部材40として、透明な高分子フィルムを用
いても良い(この際一軸延伸のものが好ましい)。この
場合高分子フィルムとしてはPET(ポリエチレン テ
レフタレート)、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネ
イトが有効である。
【0054】さらに以上の具体例においては複屈折部材
は単一であったが、図8において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
【0055】ただし、図13に示す如く、上電極基板1
1上に赤、緑、青のカラーフィルタ33R、33G、3
3B、各フィルター同志の間に光遮光膜33Dを設ける
ことにより、多色表示が可能になる。図11に前記具体
例における液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方
向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係
を示す。
【0056】なお、図13においては、各フィルタ33
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
【0057】以上説明したように、上記具体例によれ
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示素子を実現する
ことができる。
【0058】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。例えば、上記実施例では、本発
明を単純マトリクス方式の液晶表示装置に適用した例を
示したが、薄膜トランジスタ等をスイッチング素子とし
て用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置にも
適用可能であることは言うまでもない。また、図1、図
2(a)に示した実施例1、2では、導光板37の端面
2が導光板37の上面、下面に対して垂直な例を示した
が、端面2は必ずしも垂直でなくてもよく、導光板37
の入射面の面積を増加するために、斜めの斜面や曲面に
形成してもよい。なお、この場合は、導光板37の端面
2は楕円の第2の焦点4より蛍光管36側に位置し、か
つ、第1の焦点3と第2の焦点4とを結ぶ直線65は導
光板37の上面および下面と平行である。また、実施例
2の図2(a)に示したベジェ曲線は、凸部が2個であ
るが、3個以上の場合も可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バックライトの光源である蛍光管の光の損失分を減ら
し、光の有効利用を図ることができ、輝度の低下を抑制
することができる。その結果、液晶ディスプレイの省電
力化、低コスト化、高輝度化、および薄型化を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のエッジライト型バックライ
トの要部断面図である。
【図2】(a)は本発明の実施例2のエッジライト型バ
ックライトの要部断面図、(b)はベジェ曲線を説明す
る図である。
【図3】本発明の実施例2において、蛍光管から出た光
がランプ反射カバーで反射した後、蛍光管自体によって
さえぎられる領域を少なくすることができる効果を説明
するための図である。
【図4】本発明が適用可能な単純マトリクス方式の液晶
表示モジュールの分解斜視図である。
【図5】ラップトップパソコンの一例のブロックダイア
グラムである。
【図6】ラップトップパソコンの一例の斜視図である。
【図7】本発明が適用可能な単純マトリクス方式の液晶
表示素子における液晶分子の配列方向、液晶分子のねじ
れ方向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の
関係の一例を示した説明図である。
【図8】液晶表示素子の一例の要部分解斜視図である。
【図9】別の例の液晶表示素子における液晶分子のねじ
れ方向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の
関係を示した説明図である。
【図10】液晶表示素子の図7の例についてのコントラ
スト、透過光色−交角α特性を示すグラフである。
【図11】さらに別の例の液晶表示素子における液晶分
子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏光板の軸の方
向および複屈折部材の光学軸の関係を示した説明図であ
る。
【図12】交角α、β、γの測り方を説明するための図
である。
【図13】液晶表示素子の上電極基板部の一例の一部切
欠斜視図である。
【図14】従来のエッジライト型バックライトの要部断
面図である。
【符号の説明】
1…ランプ反射カバー、2…導光板の端面、3…楕円の
第1の焦点、4…楕円の第2の焦点、36…蛍光管、3
7…導光板、65…2つの焦点を結ぶ直線、66…蛍光
管の中心を通り導光板の端面と平行な直線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 伸 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示素子と、その下に配置した導光板
    と、前記導光板の端面の近傍に該端面に沿って配置した
    蛍光管と、前記蛍光管をそのほぼ全長にわたって覆うラ
    ンプ反射カバーとを含んで成る液晶表示装置において、
    前記ランプ反射カバーの前記蛍光管の中心線と垂直方向
    の断面形状がほぼ楕円の一部を成していることを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】液晶表示素子と、その下に配置した導光板
    と、前記導光板の端面の近傍に該端面に沿って配置した
    蛍光管と、前記蛍光管をそのほぼ全長にわたって覆うラ
    ンプ反射カバーとを含んで成る液晶表示装置において、
    前記ランプ反射カバーの前記蛍光管の中心線と垂直方向
    の断面形状がほぼ楕円の一部を成し、前記楕円の前記導
    光板から遠い方の第1の焦点と前記蛍光管の中心とがほ
    ぼ一致し、前記導光板の前記端面は前記楕円の第2の焦
    点より前記蛍光管側に位置し、かつ、前記第1の焦点と
    前記第2の焦点とを結ぶ直線が前記導光板の前記端面と
    垂直であることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】液晶表示素子と、その下に配置した導光板
    と、前記導光板の端面の近傍に該端面に沿って配置した
    蛍光管と、前記蛍光管をそのほぼ全長にわたって覆うラ
    ンプ反射カバーとを含んで成る液晶表示装置において、
    前記蛍光管の中心を基準として、前記導光板側に位置す
    る前記ランプ反射カバーの前記蛍光管の中心線と垂直方
    向の断面形状がほぼ楕円の一部を成し、前記導光板側と
    反対側に位置する前記ランプ反射カバーの前記方向の断
    面形状がほぼベジェ曲線を成していることを特徴とする
    液晶表示装置。
  4. 【請求項4】液晶表示素子と、その下に配置した導光板
    と、前記導光板の端面の近傍に該端面に沿って配置した
    蛍光管と、前記蛍光管をそのほぼ全長にわたって覆うラ
    ンプ反射カバーとを含んで成る液晶表示装置において、
    前記蛍光管の中心を基準として、前記導光板側に位置す
    る前記ランプ反射カバーの前記蛍光管の中心線と垂直方
    向の断面形状がほぼ楕円の一部を成し、前記導光板側と
    反対側に位置する前記ランプ反射カバーの前記方向の断
    面形状がほぼベジェ曲線を成し、前記楕円の前記導光板
    から遠い方の第1の焦点と前記蛍光管の中心とがほぼ一
    致し、前記導光板の前記端面は前記楕円の第2の焦点よ
    り前記蛍光管側に位置し、かつ、前記第1の焦点と前記
    第2の焦点とを結ぶ直線が前記導光板の前記端面と垂直
    であることを特徴とする液晶表示装置。
JP6078672A 1994-04-18 1994-04-18 液晶表示装置 Pending JPH07287226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6078672A JPH07287226A (ja) 1994-04-18 1994-04-18 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6078672A JPH07287226A (ja) 1994-04-18 1994-04-18 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07287226A true JPH07287226A (ja) 1995-10-31

Family

ID=13668364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6078672A Pending JPH07287226A (ja) 1994-04-18 1994-04-18 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07287226A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980078726A (ko) * 1997-04-29 1998-11-25 윤종용 액정표시소자용 후광장치
KR100313213B1 (ko) * 1999-03-03 2001-11-05 이봉원 도광판 백라이트 광입사장치
KR100313212B1 (ko) * 1999-03-03 2001-11-05 이봉원 도광판 백라이트 광입사장치
KR100313216B1 (ko) * 1999-03-03 2001-11-05 이봉원 도광판 백라이트 광입사장치
KR100810888B1 (ko) * 2001-10-23 2008-03-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 램프 하우징 어셈블리
WO2010016497A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 シャープ株式会社 面光源装置
DE102009013812A1 (de) * 2009-03-18 2010-09-23 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Reflektor, Lichtquellenanordnung sowie Projektorgerät
US8054404B2 (en) 2008-08-05 2011-11-08 Sharp Kabushiki Kaisha Surface light source device
JP2015507817A (ja) * 2011-12-13 2015-03-12 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ Ledライト用の光コリメータ
CN104808270A (zh) * 2010-12-04 2015-07-29 3M创新有限公司 照明组件及其形成方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980078726A (ko) * 1997-04-29 1998-11-25 윤종용 액정표시소자용 후광장치
KR100313213B1 (ko) * 1999-03-03 2001-11-05 이봉원 도광판 백라이트 광입사장치
KR100313212B1 (ko) * 1999-03-03 2001-11-05 이봉원 도광판 백라이트 광입사장치
KR100313216B1 (ko) * 1999-03-03 2001-11-05 이봉원 도광판 백라이트 광입사장치
KR100810888B1 (ko) * 2001-10-23 2008-03-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 램프 하우징 어셈블리
WO2010016497A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 シャープ株式会社 面光源装置
US8054404B2 (en) 2008-08-05 2011-11-08 Sharp Kabushiki Kaisha Surface light source device
US8199278B2 (en) 2008-08-05 2012-06-12 Sharp Kabushiki Kaisha Surface light source device
DE102009013812A1 (de) * 2009-03-18 2010-09-23 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Reflektor, Lichtquellenanordnung sowie Projektorgerät
CN104808270A (zh) * 2010-12-04 2015-07-29 3M创新有限公司 照明组件及其形成方法
JP2015507817A (ja) * 2011-12-13 2015-03-12 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ Ledライト用の光コリメータ
US10254521B2 (en) 2011-12-13 2019-04-09 Signify Holding B.V. Optical collimator for LED lights

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2830972B2 (ja) 液晶表示装置
KR0127098B1 (ko) 액정표시장치
JPH07199180A (ja) 液晶表示装置
JPH07287226A (ja) 液晶表示装置
JP3580318B2 (ja) 液晶表示装置
JP3315810B2 (ja) 液晶表示装置
JPH05142538A (ja) 液晶表示装置
JPH07294921A (ja) 液晶表示装置
JPH06194648A (ja) 液晶表示装置
JPH0933882A (ja) 液晶表示装置
JPH07318934A (ja) 液晶表示装置
JPH1152351A (ja) 液晶表示装置
JP3205393B2 (ja) 液晶表示装置
JPH07333594A (ja) 液晶表示装置
JPH06186553A (ja) 液晶表示装置
JPH0843819A (ja) 液晶表示装置
JPH0713171A (ja) 液晶表示装置
JPH0961821A (ja) 表示装置
JP3062352B2 (ja) 液晶表示装置
JPH0822005A (ja) 液晶表示装置
JPH06301021A (ja) 液晶表示装置
JPH08240719A (ja) 液晶表示装置
JPH0792463A (ja) 液晶表示装置
JPH0534676A (ja) 液晶表示装置
JPH05196936A (ja) 液晶表示装置