JPH07287187A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH07287187A
JPH07287187A JP6078759A JP7875994A JPH07287187A JP H07287187 A JPH07287187 A JP H07287187A JP 6078759 A JP6078759 A JP 6078759A JP 7875994 A JP7875994 A JP 7875994A JP H07287187 A JPH07287187 A JP H07287187A
Authority
JP
Japan
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image
observer
image display
optical system
diopter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6078759A
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English (en)
Inventor
Masato Yasugaki
誠人 安垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH07287187A publication Critical patent/JPH07287187A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 眼球と像との距離または像の視度を観察者が
認識し得るようにして、光学系の合焦位置が当該観察者
の視度に適した合焦位置よりも必要以上に近視側にずれ
ることを防止するようにした映像表示装置を提供する。 【構成】 LCD1に表示された映像を接眼光学系2に
より観察者の眼球3L、3Rに拡大投影する映像表示装
置において、接眼光学系2により生成されるLCD1の
映像表示面1aの虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離
に関する情報、あるいは接眼光学系2により生成される
LCD1の映像表示面1aの虚像の視度に関する情報
を、接眼光学系2の焦点距離および位置検出手段5から
の位置情報に基づき視度/像距離演算手段が演算し、そ
の視度/像距離情報を映像処理回路7が映像にスーパー
インポーズし、得られた合成画像を液晶駆動回路4がL
CD1上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像を観察者の眼球に
導くことにより立体映像を観察し得るようにした映像表
示装置であって、特に、観察者の眼球の健康上の対策を
施した映像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、接眼レンズ等を用いて観察対象物
を拡大観察する装置としては、顕微鏡、望遠鏡を始めと
して多数のものが実用に供されている。これらの装置
は、観察対象物に対し焦点を合わせるための視度調整機
構を有しており、観察者は、観察を実施する前または観
察中に、接眼レンズ側から中を覗き込んでこの視度調整
機構を操作することにより焦点合わせ(ピント合わせ)
を行う必要がある。この視度調整操作においては、観察
者の視度には個体差があることから、近視側、遠視側の
どちら側から合焦させるかは観察者により異なることに
なる。また、一般的に、視度調整操作時には、観察者に
適した合焦位置よりも若干近視側に合焦させて観察する
傾向が大きく、観察者に適した合焦位置よりも遠視側に
合焦させて観察する場合は少ない。
【0003】上記のような観察者に適した合焦位置から
近視側にずれた状態のまま観察を長時間継続すると、近
視眼化を助長するので、眼球の健康上好ましくない。し
かし、近年なって頭部装着型の映像表示装置が開発され
るに伴い、上記好ましくない状態が生じる懸念が大きく
なりつつある。上記映像表示装置としては、例えば、映
像表示素子と光学系とをゴーグル型ケースに収納し、光
学系のレンズ等により視度調整を行うように構成し、こ
の装置を観察者の頭部または顔面に装着して観察者の眼
球前方の至近距離に大画面テレビジョン相当の映像(テ
レビジョン映像やビデオ映像)を拡大投影して観察する
ようにしたものや、いわゆるバーチャルリアリティのデ
ィスプレイとして使用するもの(HMD;ヘッド マウ
ンティング ディスプレイ)等があり、これらは今後の
急激な普及が予測される。
【0004】このような映像表示装置は、その用途およ
び利用形態から、長時間に亘り連続的に装着して観察を
行う場合が多い。したがって、光学系の合焦位置を、例
えば図14(a)に示すような適切な状態になるように
管理しないと、特に上記視度調整操作により観察者に適
した合焦位置から近視側にずれ過ぎないように焦点合わ
せをしないと、近視眼化等の眼球の健康上の影響が生じ
る惧れが大きい。この眼球の健康上の影響は、観察者が
若年層の観察者であるほど眼球側で活発に焦点調節を行
うため、顕著になる。なお、上記視度調整操作により観
察者に適した合焦位置から遠視側にずれた場合には、像
自体がぼけてしまうため、そのぼけた像を長時間観察し
続けることは現実にはほとんどあり得ず、また、観察者
に適した合焦位置から遠視側にずれた状態のまま観察を
長時間継続したとしても遠視眼化を招くことはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような映像表
示装置は、長時間連続装着して長時間連続観察を行う場
合が多いことから、眼球の健康上の影響を避けるため、
映像を観察しながら、視度調整操作により光学系の合焦
位置を当該観察者に適した合焦位置から近視側にずれ過
ぎないように管理する必要がある。しかし、光学系の合
焦位置が当該観察者の視度に適した合焦位置と一致して
いるか否かは当該観察者が視覚により判断するしかない
ので、合焦位置の調整操作後であっても、光学系の合焦
位置が当該観察者の視度に適した合焦位置と一致してい
るか否かの客観的判断はできない。したがって、上述の
ように視度調整操作により観察者に適した合焦位置より
も若干近視側に合焦させて観察する傾向が大きいことか
ら、図14(b)に示すように必要以上に近視側にずれ
た状態で、そのことに気付かずに長時間映像観察を継続
することが多く、その場合には眼球疲労や一時的な近視
状態を招き、それが繰り返されると眼球の近視化が避け
られない。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、眼球および像間の距離または像の視度
に関する情報を観察者に提示したり、眼球および像間の
距離または像の視度を調整したり、眼球および像間の距
離または像の視度が不適切な場合に警報を発したりする
ことにより、光学系の合焦位置が当該観察者の視度に適
した合焦位置と一致しているか否かの客観的判断を可能
にして眼球の健康を損なうことを防止するようにした映
像表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の請求項1の構成は、映像を表示する映像表示素子と、
前記映像表示素子に表示された映像を観察者の眼球に拡
大投影する接眼光学系とを具える映像表示装置におい
て、前記接眼光学系により生成される前記映像表示素子
の映像表示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離に
関する情報、あるいは前記接眼光学系により生成される
前記映像表示素子の映像表示面の虚像の視度に関する情
報を、観察者に提示する提示手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0008】また、本発明の請求項2の構成は、映像を
表示する映像表示素子と、前記映像表示素子に表示され
た映像を観察者の眼球に拡大投影する接眼光学系とを具
える映像表示装置において、前記接眼光学系により生成
される前記映像表示素子の映像表示面の虚像から観察者
眼球の瞳孔までの距離、あるいは前記接眼光学系により
生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像の視度
を、観察者が所定の値に設定することにより、前記映像
表示素子もしくは前記接眼光学系の少なくとも一部を光
軸上で相対移動させる相対移動手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0009】また、本発明の請求項3の構成は、映像を
表示する映像表示素子と、前記映像表示素子に表示され
た映像を観察者の眼球に拡大投影する接眼光学系とを具
える映像表示装置において、前記接眼光学系により生成
される前記映像表示素子の映像表示面の虚像から観察者
眼球の瞳孔までの距離が、前記虚像を前記観察者の眼球
に必要以上に接近させて前記眼球に負担を与える距離に
なった場合、観察者に警報を発する警報手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の請求項1の構成によれば、映像表示素
子に表示された映像を接眼光学系により観察者の眼球に
拡大投影する際には、提示手段が、前記接眼光学系によ
り生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像から
観察者眼球の瞳孔までの距離に関する情報、あるいは前
記接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映像
表示面の虚像の視度に関する情報を観察者に提示するか
ら、観察者は、提示された情報により、光学系の合焦位
置が当該観察者の視度に適した合焦位置と一致している
か否かを客観的に判断することができる。したがって、
光学系の合焦位置が当該観察者の視度に適した合焦位置
よりも必要以上に近視側にずれている場合には、観察者
は、そのことを認識して必要とする措置(例えば、上記
ずれの補正操作や観察の中断等)を行うことにより、眼
球疲労や一時的な近視状態や眼球の近視化を防止するこ
とができるので、眼球の健康を損なうことはない。
【0011】また、本発明の請求項2の構成によれば、
映像表示素子に表示された映像を接眼光学系により観察
者の眼球に拡大投影する際には、前記接眼光学系により
生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像から観
察者眼球の瞳孔までの距離、あるいは前記接眼光学系に
より生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像の
視度を、観察者が所定の値に設定することにより、相対
移動手段が、前記映像表示素子もしくは前記接眼光学系
の少なくとも一部を光軸上で相対移動させるから、観察
者は、上記所定の値を、当該観察者の視度に適した適正
値に設定することにより、光学系の合焦位置を当該観察
者の視度に適した合焦位置と一致させることができる。
したがって、上記光学系の合焦位置が当該観察者の視度
に適した合焦位置よりも必要以上に近視側にずれること
はなく、眼球疲労や一時的な近視状態や眼球の近視化を
防止することができるので、眼球の健康を損なうことは
ない。
【0012】また、本発明の請求項3の構成によれば、
映像表示素子に表示された映像を接眼光学系により観察
者の眼球に拡大投影する際には、警報手段が、前記接眼
光学系により生成される前記映像表示素子の映像表示面
の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離が、前記虚像を
前記観察者の眼球に必要以上に接近させて前記眼球に負
担を与える距離になった場合には観察者に警報を発する
から、観察者は、この警報により、光学系の合焦位置が
当該観察者の視度に適した合焦位置と一致しているか否
かを客観的に判断することができる。したがって、光学
系の合焦位置が当該観察者の視度に適した合焦位置より
も必要以上に近視側にずれている場合には、観察者は、
そのことを認識して必要とする措置(例えば、上記ずれ
の補正操作や観察の中断等)を行うことにより、眼球疲
労や一時的な近視状態や眼球の近視化を防止することが
できるので、眼球の健康を損なうことはない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は本発明の映像表示装置の第1実施例の
構成を示す図である。この映像表示装置の光学系は、光
軸L方向に移動可能な映像表示素子としてのLCD1
と、LCD1に表示された映像を観察者の左右眼球3
L、3Rに拡大投影する接眼光学系2とを具えて成る。
また、この映像表示装置の制御系は、液晶駆動回路4
と、LCD1の光軸L上の位置を検出する位置検出手段
5と、位置検出手段5からの位置情報および予め入力さ
れた接眼光学系2の焦点距離情報に基づいて、接眼光学
系2により生成されるLCD1の映像表示面1aの虚像
の視度(以下、視度)またはLCD1の映像表示面1a
の虚像から左右眼球3L、3Rの瞳孔までの距離(以
下、像距離)を演算する視度/像距離演算回路6と、視
度/像距離演算回路6から入力された視度情報または像
距離情報を映像信号にスーパーインポーズで表示した合
成画像信号を作成する映像信号処理回路7とを具えて成
る。
【0014】上記映像表示装置を用いた具体的な構成を
図2〜6に例示する。図2は本発明の映像表示装置を頭
部装着型映像表示装置として構成した場合の外観を示
し、ゴーグル型に形成した本体101が観察者の眼球前
方に位置するようにヘッドバンド102等の支持部材に
より観察者頭部に装着する。図3は上記頭部装着型映像
表示装置を観察者頭部の上方から見た図であり、本体1
01内には、LCD1および接眼光学系2が眼球3R
(3L)に対し図示のように配置されている。また、図
4は上記頭部装着型映像表示装置を観察者の側方から見
た図であり、本体101内には、LCD1および、接眼
光学系2を構成するハーフミラー2aおよび凹面鏡2b
が配置されている他、本体101の観察者眼球前方に位
置する部分に設けた切欠にはシースルー機能を実現する
ためにメカニカルシャッタ、液晶シャッタ等のシャッタ
103が設けられている。
【0015】また、図5は表示すべき映像としてテレビ
ジョン映像を用いる場合の構成を示し、本体101およ
び支持部材102より成る映像表示装置の本体101に
は受信装置104が接続され、受信装置104は、テレ
ビジョン信号受信用のアンテナ104a、イヤホン10
4b、テレビジョンのチャンネル調整用つまみ104
c、電源スイッチ104d等を具えて成る。また、図6
は表示すべき映像としてビデオ映像を用いる場合の構成
を示し、本体101、支持部材102およびヘッドホン
105より成る映像表示装置の本体101には映像処理
装置106が接続され、映像処理装置106にはビデオ
映像信号を入力するためにビデオデッキ107が接続さ
れている。
【0016】次に、この第1実施例の作用を図7により
説明する。本実施例において視度調整または像距離調整
を行う際には、図7に示すように、観察者の視野8内に
はLCD1の形成される映像表示面1aの虚像である映
像表示面9が形成され、その中には観察すべき映像10
が表示され、映像10の中にはその時点の視度情報また
は像距離情報11がスーパーインポーズ表示される。し
たがって、視度調整操作または像距離調整操作によって
像位置が必要以上に観察者眼球に接近した場合には、ス
ーパーインポーズ表示が警報表示となるので、観察者
は、そのスーパーインポーズ表示を見ることにより、像
位置が必要以上に観察者眼球に接近していることを認識
することができる。よって、像位置が必要以上に観察者
眼球に接近した状態のまま長時間映像を観察し続けるこ
とにより観察者眼球の健康を損なうことが防止される。
また、上記において、一旦装着すると取り外すのが煩わ
しい頭部装着型映像表示装置においては、特に、装着し
たまま映像を見ながら視度確認しつつ調整することがで
きる効果は極めて大きいものとなる。
【0017】上記において、視度情報または像距離情報
のスーパーインポーズ表示は、上述のように視度調整時
または像距離調整時のみ行うようにしているが、それに
加えて、観察者が希望する任意のタイミングに表示する
ようしたり、あるいは、所定時間毎に定期的に表示する
ようにしてもよい。
【0018】なお、本実施例においては、LCD1上で
視度情報または像距離情報を観察対象の映像にスーパー
インポーズ表示するようにしているが、LCD1とは独
立した表示素子を設けて、その表示素子上に視度情報ま
たは像距離情報を表示することにより観察対象の映像の
外周部近傍に視度情報または像距離情報が表示されるよ
うにしてもよい。その場合、視度情報または像距離情報
を表示しても映像表示面9の全域を映像表示に用いるこ
とができるので、スーパーインポーズ表示により観察対
象の映像の一部が隠れることが防止され、また、スーパ
ーインポーズ表示用の回路を設ける必要もなくなる。
【0019】また、像位置が必要以上に観察者眼球に接
近した状態になったとき、上記視度情報または像距離情
報のスーパーインポーズ表示の代わりに赤色ランプ等の
警報表示灯を点灯するようにしたり、観察者に注意を促
すための警報メッセージを表示するようにしてもよい。
【0020】図8は本発明の映像表示装置の第2実施例
の構成を示す図であり、上記第1実施例と同一の部分に
は同一符号を付けて説明を省略する。この第2実施例
は、第1実施例と同一の光学系を用いているが、第1実
施例に対し制御系を一部変更している。すなわち、視度
/像距離演算回路6の出力側には、入力された視度情報
または像距離情報を音声に変換する音声変換回路12
と、変換された音声情報を音声として出力する音声出力
回路13とを設け、上記視度情報または像距離情報の音
声表示を行うようにしている。なお、上記変更に伴い、
映像信号に視度情報または像距離情報をスーパーインポ
ーズ表示する必要がなくなるため、映像信号処理回路7
が簡略化される。
【0021】次に、この第2実施例の作用を説明する。
本実施例において視度調整または像距離調整を行う際に
は、図7に示すように、観察者の視野8内にはLCD1
の形成される映像表示面1aの虚像である映像表示面9
が形成され、その中には観察すべき映像10が表示さ
れ、音声出力回路13によりその時点の視度情報または
像距離情報が音声表示される。したがって、視度調整操
作または像距離調整操作によって像位置が必要以上に観
察者眼球に接近した場合には、音声表示が警報表示とな
るので、観察者は、その音声表示を聞くことにより、像
位置が必要以上に観察者眼球に接近していることを認識
することができる。よって、像位置が必要以上に観察者
眼球に接近した状態のまま長時間映像を観察し続けるこ
とにより観察者眼球の健康を損なうことが防止される。
【0022】上記において、視度情報または像距離情報
の音声表示は、上述のように視度調整時または像距離調
整時のみ行うようにしているが、それに加えて、観察者
が希望する任意のタイミングに表示するようしたり、あ
るいは、所定時間毎に定期的に表示するようにしてもよ
い。
【0023】なお、本実施例においては、音声変換回路
12および音声出力回路13を設けて視度情報または像
距離情報に基づく音声表示を行うようにしているが、音
声変換回路12および音声出力回路13を設ける代わり
に、視度調整操作または像距離調整操作によって像位置
が必要以上に観察者眼球に接近した場合に所定の警報音
を発生する警報音発生手段を設けたり、視度調整操作ま
たは像距離調整操作によって像位置が必要以上に観察者
眼球に接近した場合に観察者に注意を促す所定音声メッ
セージを発生する音声発生手段を設けるようにしてもよ
く、その場合、装置構成を簡略化することができる。
【0024】図9は本発明の映像表示装置の第3実施例
の要部の構成を示す図であり、図中には制御系の記入を
省略している。この第3実施例の光学系は、光軸L方向
に移動可能な映像表示素子としてのLCD1と、LCD
1に表示された映像を観察者の左右眼球3L、3Rに拡
大投影する接眼光学系2との他、LCD1にメカニカル
に結合されてLCD1を光軸L方向に移動させる視度/
像距離調整機構14を有している。視度/像距離調整機
構14は、観察者が調整操作を行えるように映像表示装
置本体の外部に配置された視度調整ダイヤル14aと、
視度調整ダイヤル14aの回転軸14bに結合されたカ
ム14cと、カム14cとLCD1との間に設けられた
従動体14dと、LCD1を従動体14d側に押圧付勢
するバネ14eとを具えて成り、視度調整ダイヤル14
aの表面には、図10に示すように、予め像位置が例え
ば20cm、30cm、・・・、3m、8mの場合に対
応するように設定しておいた目盛り14fと、現在選択
されている目盛りを表わすマーク14g(映像表示装置
側に設ける)とが表示されている。なお、上記目盛りの
像距離は単なる例示であり、その間の値を連続的に取り
得ることは勿論である。
【0025】次に、この第3実施例の作用を説明する。
本実施例において視度調整または像距離調整を行う際に
は、図7に示すように、観察者の視野8内にはLCD1
の形成される映像表示面1aの虚像である映像表示面9
が形成され、その中には観察すべき映像10が表示され
る。よって、映像表示装置を装着する前に、観察者が視
度調整ダイヤル14aを操作すると、視度調整ダイヤル
14aの回転角度とLCD1の光軸上の位置とが対応す
るためLCD1は前記回転角度に応じて光軸L上を相対
移動することになり、上記のように視度情報または像距
離情報が表示されている視度調整ダイヤル14aを見る
ことにより、観察者は自分に適した視度または像距離に
調整することができる。したがって、視度調整操作また
は像距離調整操作によって像位置が必要以上に観察者眼
球に接近するような調整操作を行ってその状態のまま長
時間映像を観察し続けることにより観察者眼球の健康を
損なうことが防止される。また、観察者が眼鏡使用者で
あって眼鏡を外して観察する場合、観察者が眼鏡の左右
の視度に合わせる操作を行うことにより、左右の表示視
度を夫々、極めて容易に左右眼球の眼球視度に適した値
に設定することができる。
【0026】なお、本実施例においては、LCD1を光
軸L上で相対移動させることにより視度調整または像距
離調整を行うようにしているが、その代わりに接眼光学
系の一部または全部を相対移動させるようにしてもよ
い。また、上記視度/像距離調整機構14は、視度調整
ダイヤル14aの回転軸14bがカム14cの回転軸を
兼用するようにしているが、所望に応じて両回転軸を分
離してその間にギヤを挿入してもよく、その場合、操作
性が向上する。
【0027】また、上記視度/像距離調整機構14の代
わりにLCD1に直結した視度調整バーを用い、視度調
整バーを光軸L方向に移動することにより直接LCD1
を光軸方向に相対移動させたり、視度調整バーおよびL
CD1間にギヤおよびカムを設けることにより視度調整
バーの光軸方向の移動を間接的にLCD1に伝達してL
CD1を光軸方向に相対移動させるようにしてもよい。
また、像位置が必要以上に観察者眼球に接近した状態に
なるのを防止するため、通常の観察状態では必要としな
いほど像位置が観察者眼球に接近する状態(例えば1m
〜0.8mmかそれ以下)を招く操作を行った場合に、
対応する視度調整ダイヤル14aの回転部分の操作時の
摩擦が大きくなるようにしたり、あるいはロック解除ス
イッチをONしなければ上記操作ができないようにした
りしてもよい。その場合、通常の観察状態では必要とし
ないほど像位置が観察者眼球に接近する状態は容易に生
じなくなる効果が得られる。
【0028】図11は本発明の映像表示装置の第4実施
例の要部の構成を示す図であり、図中には制御系の一部
記入を省略している。この第4実施例の光学系は、光軸
L方向に移動可能な映像表示素子としてのLCD1と、
LCD1に表示された映像を観察者の左右眼球3L、3
Rに拡大投影する接眼光学系2との他、LCD1にメカ
ニカルに結合されてLCD1を光軸L方向に移動させる
アクチュエータ15を有している。また、この第4実施
例の制御系は、眼鏡使用者である観察者が、自分の眼鏡
の視度を設定入力する視度/像距離入力手段16と、接
眼光学系2の焦点距離および視度/像距離入力手段16
から入力された視度情報または像距離情報に基づいてア
クチュエータ15の光軸方向の移動量を演算してアクチ
ュエータ15に出力する演算回路17とを有している。
【0029】視度/像距離入力手段16は、例えば、映
像表示装置本体とは独立して設けたコントローラ内に設
けられており、図12に示すように、現在の設定値を表
示する表示部16aと、設定値を所定量ずつ増加させる
増加ボタン16bと、設定値を所定量ずつ減少させる減
少ボタン16cと、表示モードを切り換えるモード切換
スイッチ16dとを具える。
【0030】次に、この第4実施例の作用を説明する。
本実施例において視度調整または像距離調整を行う際に
は、図7に示すように、観察者の視野8内にはLCD1
の形成される映像表示面1aの虚像である映像表示面9
が形成され、その中には観察すべき映像10が表示され
る。よって、映像表示装置を装着する前に、観察者が視
度/像距離入力手段16により自分の眼鏡の視度を設定
入力すると、演算回路からの指令に基づきアクチュエー
タ15が作動してLCD1を光軸L上で相対移動させる
ので、観察者に適した視度または像距離になるような視
度調整または像距離調整が自動的になされる。したがっ
て、視度調整操作または像距離調整操作によって像位置
が必要以上に観察者眼球に接近するような調整操作を行
ってその状態のまま長時間映像を観察し続けることによ
り観察者眼球の健康を損なうことが防止される。また、
観察者が眼鏡使用者であって眼鏡を外して観察する場
合、観察者が眼鏡の左右の視度を夫々設定入力すること
により、左右の表示視度を夫々、極めて容易に左右眼球
の眼球視度に適した値に設定することができる。
【0031】図13は本発明の映像表示装置の第5実施
例の要部の構成を示す図である。この第5実施例は、上
記第3実施例または第4実施例の構成に適用するもので
あり、映像表示装置が頭部に装着された状態であること
を検出する装着検出手段(例えば装着時に作動するスイ
ッチ)18と、装着状態のとき像を観察者眼球に接近さ
せる方向に視度調整または像距離調整がなされた場合、
その調整を禁止して直前の状態のままロックするロック
手段19とを具えて成る。
【0032】上記ロック手段は、第3実施例に適用する
場合には、装着状態において像を観察者眼球に接近させ
る方向へ視度調整ダイヤル14aを回転させた場合に、
ストッパが作動してそれを禁止するように構成し、ま
た、第4実施例に適用する場合には、装着状態において
像を観察者眼球に接近させる方向への設定入力(視度/
像距離入力手段16の減少ボタン16cを押す操作)を
行った場合に、演算手段17がそれを無効にするように
構成する。
【0033】この第5実施例においては、映像表示装置
を頭部に装着した状態では像を観察者眼球に接近させる
ことが禁止されるので、視度調整操作または像距離調整
操作によって像位置が必要以上に観察者眼球に接近する
ような調整操作を行ってその状態のまま長時間映像を観
察し続けることにより観察者眼球の健康を損なうことが
防止される。
【0034】本発明は上述した例のみに限定されるもの
ではなく、種々の変形または変更を加えることができ
る。例えば、上記請求項1の構成において、前記接眼光
学系により生成される前記映像表示素子の映像表示面の
虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離に関する情報、あ
るいは前記接眼光学系により生成される前記映像表示素
子の映像表示面の虚像の視度に関する情報を、観察者の
視覚に対し提示するようにしたり、また、その構成にお
いて、前記接眼光学系により生成される前記映像表示素
子の映像表示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離
に関する情報あるいは前記接眼光学系により生成される
前記映像表示素子の映像表示面の虚像の視度に関する情
報を観察者に提示する提示手段が、前記映像表示素子の
映像表示面の少なくとも一部または観察すべき映像の近
傍に前記距離または視度に関する情報を映像として表示
するようにしてもよい。
【0035】また、上記請求項1の構成において、前記
接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映像表
示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離に関する情
報、あるいは前記接眼光学系により生成される前記映像
表示素子の映像表示面の虚像の視度に関する情報を、観
察者の聴覚に対し提示するようにしたり、また、その構
成において、前記接眼光学系により生成される前記映像
表示素子の映像表示面の虚像から観察者眼球の瞳孔まで
の距離に関する情報あるいは前記接眼光学系により生成
される前記映像表示素子の映像表示面の虚像の視度に関
する情報を観察者に提示する提示手段が、前記映像表示
装置の内部または外部に設けた音声発生手段により前記
距離または視度に関する情報を音声として提示するよう
にしてもよい。
【0036】また、上記請求項2の構成において、前記
接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映像表
示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離、あるいは
前記接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映
像表示面の虚像の視度を観察者が所定の値に設定する設
定手段を設け、該設定手段により前記接眼光学系により
生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像から観
察者眼球の瞳孔までの距離、あるいは前記接眼光学系に
より生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像の
視度を観察者の操作感覚に対し提示するようにしてもよ
い。
【0037】また、上記請求項3の構成において、前記
接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映像表
示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離が前記虚像
を前記観察者の眼球に必要以上に接近させて前記眼球に
負担を与える距離になった場合に観察者に警報を発する
警報手段が、その警報を観察者の視覚に対し提示するよ
うにしたり、また、その構成において、前記接眼光学系
により生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像
から観察者眼球の瞳孔までの距離が前記虚像を前記観察
者の眼球に必要以上に接近させて前記眼球に負担を与え
る距離になった場合に観察者に警報を発する警報手段
が、前記映像表示素子の映像表示面の少なくとも一部ま
たは観察すべき映像の近傍に、その警報を警報表示灯ま
たは映像または警報メッセージとして表示するようにし
てもよい。
【0038】また、上記請求項3の構成において、前記
接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映像表
示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離が前記虚像
を前記観察者の眼球に必要以上に接近させて前記眼球に
負担を与える距離になった場合に観察者に警報を発する
警報手段が、その警報を観察者の聴覚に対し提示するよ
うにしたり、また、その構成において、前記接眼光学系
により生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像
から観察者眼球の瞳孔までの距離が前記虚像を前記観察
者の眼球に必要以上に接近させて前記眼球に負担を与え
る距離になった場合に観察者に警報を発する警報手段
が、前記映像表示装置の内部または外部に設けた警報音
発生手段からの警報音により前記警報を発するようにし
たり、またその構成において、前記接眼光学系により生
成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像から観察
者眼球の瞳孔までの距離が前記虚像を前記観察者の眼球
に必要以上に接近させて前記眼球に負担を与える距離に
なった場合に観察者に警報を発する警報手段が、前記映
像表示装置の内部または外部に設けた音声発生手段から
の音声メッセージにより前記警報を発するようにしても
よい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
構成によれば、映像表示素子に表示された映像を接眼光
学系により観察者の眼球に拡大投影する際には、提示手
段が、前記接眼光学系により生成される前記映像表示素
子の映像表示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離
に関する情報、あるいは前記接眼光学系により生成され
る前記映像表示素子の映像表示面の虚像の視度に関する
情報を観察者に提示するから、観察者は、提示された情
報により、光学系の合焦位置が当該観察者の視度に適し
た合焦位置と一致しているか否かを客観的に判断するこ
とができる。したがって、光学系の合焦位置が当該観察
者の視度に適した合焦位置よりも必要以上に近視側にず
れている場合には、観察者は、そのことを認識して必要
とする措置(例えば、上記ずれの補正操作や観察の中断
等)を行うことにより、眼球疲労や一時的な近視状態や
眼球の近視化を防止することができるので、眼球の健康
を損なうことはない。
【0040】また、本発明の請求項2の構成によれば、
映像表示素子に表示された映像を接眼光学系により観察
者の眼球に拡大投影する際には、前記接眼光学系により
生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像から観
察者眼球の瞳孔までの距離、あるいは前記接眼光学系に
より生成される前記映像表示素子の映像表示面の虚像の
視度を、観察者が所定の値に設定することにより、相対
移動手段が、前記映像表示素子もしくは前記接眼光学系
の少なくとも一部を光軸上で相対移動させるから、観察
者は、上記所定の値を、当該観察者の視度に適した適正
値に設定することにより、光学系の合焦位置を当該観察
者の視度に適した合焦位置と一致させることができる。
したがって、上記光学系の合焦位置が当該観察者の視度
に適した合焦位置よりも必要以上に近視側にずれること
はなく、眼球疲労や一時的な近視状態や眼球の近視化を
防止することができるので、眼球の健康を損なうことは
ない。
【0041】また、本発明の請求項3の構成によれば、
映像表示素子に表示された映像を接眼光学系により観察
者の眼球に拡大投影する際には、警報手段が、前記接眼
光学系により生成される前記映像表示素子の映像表示面
の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離が、前記虚像を
前記観察者の眼球に必要以上に接近させて前記眼球に負
担を与える距離になった場合には観察者に警報を発する
から、観察者は、この警報により、光学系の合焦位置が
当該観察者の視度に適した合焦位置と一致しているか否
かを客観的に判断することができる。したがって、光学
系の合焦位置が当該観察者の視度に適した合焦位置より
も必要以上に近視側にずれている場合には、観察者は、
そのことを認識して必要とする措置(例えば、上記ずれ
の補正操作や観察の中断等)を行うことにより、眼球疲
労や一時的な近視状態や眼球の近視化を防止することが
できるので、眼球の健康を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像表示装置の第1実施例の構成を示
す図である。
【図2】上記映像表示装置を用いた具体的な構成を例示
する図である。
【図3】上記映像表示装置を用いた具体的な構成を例示
する図である。
【図4】上記映像表示装置を用いた具体的な構成を例示
する図である。
【図5】上記映像表示装置を用いた具体的な構成を例示
する図である。
【図6】上記映像表示装置を用いた具体的な構成を例示
する図である。
【図7】第1実施例の作用を説明するための図である。
【図8】本発明の映像表示装置の第2実施例の構成を示
す図である。
【図9】本発明の映像表示装置の第3実施例の要部の構
成を示す図である。
【図10】第3実施例の視度調整ダイヤルの詳細図であ
る。
【図11】本発明の映像表示装置の第4実施例の要部の
構成を示す図である。
【図12】第4実施例の視度/像距離入力手段の詳細図
である。
【図13】本発明の映像表示装置の第5実施例の要部の
構成を示す図である。
【図14】(a)、(b)は従来技術を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 映像表示素子(LCD) 1a 映像表示面 2 接眼光学系 3L、3R 眼球 4 液晶駆動回路 5 位置検出手段 6 視度/像距離演算回路 7 映像信号処理回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する映像表示素子と、前記映
    像表示素子に表示された映像を観察者の眼球に拡大投影
    する接眼光学系とを具える映像表示装置において、 前記接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映
    像表示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離に関す
    る情報、あるいは前記接眼光学系により生成される前記
    映像表示素子の映像表示面の虚像の視度に関する情報
    を、観察者に提示する提示手段を設けたことを特徴とす
    る映像表示装置。
  2. 【請求項2】 映像を表示する映像表示素子と、前記映
    像表示素子に表示された映像を観察者の眼球に拡大投影
    する接眼光学系とを具える映像表示装置において、 前記接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映
    像表示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離、ある
    いは前記接眼光学系により生成される前記映像表示素子
    の映像表示面の虚像の視度を、観察者が所定の値に設定
    することにより、前記映像表示素子もしくは前記接眼光
    学系の少なくとも一部を光軸上で相対移動させる相対移
    動手段を設けたことを特徴とする映像表示装置。
  3. 【請求項3】 映像を表示する映像表示素子と、前記映
    像表示素子に表示された映像を観察者の眼球に拡大投影
    する接眼光学系とを具える映像表示装置において、 前記接眼光学系により生成される前記映像表示素子の映
    像表示面の虚像から観察者眼球の瞳孔までの距離が、前
    記虚像を前記観察者の眼球に必要以上に接近させて前記
    眼球に負担を与える距離になった場合、観察者に警報を
    発する警報手段を設けたことを特徴とする映像表示装
    置。
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