JPH07287080A - 電子時計およびその駆動方法 - Google Patents

電子時計およびその駆動方法

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JPH07287080A
JPH07287080A JP8172894A JP8172894A JPH07287080A JP H07287080 A JPH07287080 A JP H07287080A JP 8172894 A JP8172894 A JP 8172894A JP 8172894 A JP8172894 A JP 8172894A JP H07287080 A JPH07287080 A JP H07287080A
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circuit
hand
output
minute
signal
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JP8172894A
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English (en)
Inventor
Akio Nakajima
章夫 中島
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 発振回路11と、分周回路12と、波形変換
回路20、21と、駆動回路22、23と、パルスモー
タ24、25と、輪列26、27と、秒針あるいは時分
針からなる指針28、29とを有し、秒針と時分針が独
立に駆動する電子時計は、指針位置記憶回路と、時刻カ
ウント回路と、一致回路と、秒針と分針が重なったとき
指針位置と時刻カウントとが一致して出力を発生する比
較回路14と、秒針が分針に同期して動作するように外
部信号と比較回路出力によって波形変換回路への信号出
力を切換える切換回路13とを備える電子時計およびそ
の駆動方法。 【効果】 10年近い電池寿命を実現することができ
る。さらに小型の電池を用いて従来より小型で薄い時計
も実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子時計の構成とその駆
動方法とに関し、とくに水晶腕時計のような電子腕時計
およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子時計は、水晶発振回路の高安定出力
を時間基準信号として用いている。そして、この基準信
号を分周回路によって低周波信号に分周した後、さらに
波形変換回路によって矩形パルスに変換し、駆動回路に
印加してパルスモータを駆動し輪列を介して秒針や時分
針を連動させて時刻を表示している。
【0003】電源としては、一般的には化学電池である
小型の銀電池を用いている。しかしながらが、銀電池以
外にも太陽電池を用いたり、腕の運動で重りを動かし発
電器を回転させて発電する電磁発電器の発電電力を大容
量コンデンサに充電して電源として用いる時計もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子時計の消費電力化
は、輪列負荷の軽減化や、パルスモータおよび駆動方法
の改良などによってかなり減少してきている。
【0005】たとえば秒針を有する3針時計では、0.
75μW程度の消費電力となっている。このうちパルス
モータは0.6μW、発振分周は0.15μW程度消費
している。
【0006】しかしながら、この程度の消費電力であっ
ても、電源として容量20mAh程度の小型銀電池を用
いると電池寿命は4.7年程度になり、5年以上の電池
寿命は達成できない。
【0007】さらに太陽電池を用いたり、電磁発電器な
どの発電電力を大容量コンデンサに充電して電源として
用いた時計では、どちらもフル充電後の動作期間は数日
間であり、それ以後発電しなければ止まってしまう。
【0008】このためには時計の消費電力をさらに減少
させる必要がある。そして、そのうちでもとくにパルス
モータの消費電力をいかにして低減化するかが課題であ
る。
【0009】これらの課題を解決するため、本発明の目
的は、秒針と時分針を独立に駆動する電子時計におい
て、節電時、または電圧低下時に秒針を分針に同期して
動作させてパルスモータの消費電力をさらに低減化した
電子時計の構成、およびその駆動方法を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子時計およびその駆動方法は、下記記載
の手段を採用する。
【0011】本発明の電子時計は、発振回路と、分周回
路と、複数の波形変換回路と、駆動回路と、パルスモー
タと、輪列と、秒針あるいは時分針からなる指針とを有
し、秒針と時分針を独立に駆動する電子時計は、指針位
置記憶回路と、時刻カウント回路と、一致回路と、秒針
と分針が重なったとき指針位置と時刻カウントが一致し
て出力を発生する比較回路と、秒針が分針に同期して動
作するように外部信号と比較回路出力によって波形変換
回路への信号出力を切換える切換回路とを備えることを
特徴とする。
【0012】本発明の電子時計の駆動方法は、発振回路
と、分周回路と、複数の波形変換回路と、駆動回路と、
パルスモータと、輪列と、秒針あるいは時分針からなる
指針とを有し、秒針と時分針を独立に駆動する電子時計
の駆動方法は、指針位置記憶回路と時刻カウント回路と
一致回路とからなる比較回路と、外部信号と比較回路出
力によって、波形変換回路への出力信号を切換える切換
回路を備え、比較回路は秒針と分針が重なったとき指針
位置と時刻カウンタが一致して出力を発生し、切換回路
は外部信号があるとき波形変換回路への秒信号出力を分
信号出力へ切換えて秒針を分針に同期させて駆動し、外
部信号がなくなると秒針位置と秒カウンタが一致したと
きにふたたび波形変換回路への分信号出力を秒信号出力
へ切換えて秒針を正規の駆動状態にもどすことを特徴と
する。
【0013】本発明の電子時計の駆動方法は、電源と、
発振回路と、分周回路と、複数の波形変換回路と、駆動
回路と、パルスモータと、輪列と、秒針あるいは時分針
からなる指針とを有し、秒針と時分針とを独立に駆動す
る電子時計の駆動方法は、指針位置記憶回路と時刻カウ
ント回路と一致回路とからなる比較回路と、電源電圧の
低下を検出する検出回路と、検出回路出力と比較回路出
力によって、波形変換回路への出力信号を切換える切換
回路を備え、比較回路は秒針と分針が重なったとき指針
位置と時刻カウンタが一致して出力を発生し、切換回路
は電源電圧が低下して検出回路出力が発生したとき一方
の波形変換回路への秒信号出力を分信号出力へ切換えて
秒針を分針に同期させて駆動し、電源電圧が正常にもど
り検出回路出力がなくなると秒針位置と秒カウンタが一
致したときにふたたび一方の波形変換回路への分信号出
力を秒信号出力へ切換えて秒針を正規の駆動状態にもど
すことを特徴とする。
【0014】本発明の電子時計の駆動方法は、発振回路
と、分周回路と、複数の波形変換回路と、駆動回路と、
パルスモータと、輪列と、秒針あるいは時分針からなる
指針とを有し、秒針と時分針とを独立に駆動する電子時
計の駆動方法は、指針位置記憶回路と時刻カウント回路
と一致回路からなる比較回路と、外部信号と比較回路出
力によって、波形変換回路への出力信号を切換える切換
回路を備え、比較回路は秒針と分針が重なったとき分針
位置と秒カウンタが一致して出力を発生し、切換回路は
外部信号があるとき一方の波形変換回路への秒信号出力
を分信号出力へ切換えて秒針を分針に同期させて駆動
し、外部信号がなくなると一方の波形変換回路への分信
号出力を早修正信号出力に切換え、秒針位置と秒カウン
タが一致したときにふたたび早修正信号出力を秒信号出
力へ切換えて秒針を正規の駆動状態にもどすことを特徴
とする。
【0015】本発明の電子時計の駆動方法は、電源と、
発振回路と、分周回路と、複数の波形変換回路と、駆動
回路と、パルスモータと、輪列と、秒針あるいは時分針
からなる指針とを有し、秒針と時分針とを独立に駆動す
る電子時計の駆動方法は、指針位置記憶回路と時刻カウ
ント回路と一致回路からなる比較回路と、外部信号と比
較回路出力によって、波形変換回路への出力信号を切換
える切換回路と、電源電圧の低下を検出する検出回路を
備え、比較回路は秒針と分針が重なったとき分針位置と
秒カウントが一致して出力を発生し、切換回路は電圧低
下検出出力が発生したとき一方の波形変換回路への秒信
号出力を分信号出力へ切換えて秒針を分針に同期させて
駆動し、電圧低下検出出力がなくなると一方の波形変換
回路への分信号出力を早修正信号出力に切換え、秒針位
置と秒カウンタが一致したときにふたたび早修正信号出
力を秒信号出力へ切換えて秒針を正規の駆動状態にもど
すことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の電子時計の構成と駆動方法において
は、秒針は60秒に一回だけ運針されるだけである。こ
のため、秒針を駆動する第1のパルスモータの消費電力
は通常の値0.6μWの1/60の0.01μWとな
り、分針を駆動する第2のパルスモータの消費電力の値
0.01μWと発振分周回路の消費電力0.15μWと
を合わせても0.17μWとなる。この結果、時計全体
では通常の駆動方法による消費電力0.76μWの22
%までに下げることができる。
【0017】1日に10時間時計を腕につけているとし
て、この間は正常の駆動方法で動作し、腕からはずした
14時間は、本発明の駆動方法になるようにすれば、時
計全体の消費電力は0.42μWとなり、通常の駆動方
法の55%となり、消費電力を約半分に下げることがで
きる。
【0018】したがって、容量20mAh程度の小型銀
電池を用いても、10年近い電池寿命とすることができ
る。さらに小型の電池を用いて従来より小型で薄い時計
も実現できる。
【0019】またさらに、熱発電や、太陽電池や、電磁
発電を用いた発電により大容量コンデンサや2次電池を
充電して電源とする時計でも著しく消費電力を下げるこ
とができるから、充電電力不足で止まりが発生すること
を防止することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明による実施例を図を用いて説明
する。図1は本発明の実施例における電子時計を示すブ
ロック図である。図2は図1に示す切換回路の詳細な構
成を示す回路図であり、図3は入出力の論理を示す図面
であり、図4と図5とは各部の波形を示す波形図であ
り、図6は本発明の実施例における電子時計のパルスモ
ータと輪列と針の構成を示す側面図であり、図7から図
10は本発明の実施例における電子時計の指針の動作を
説明するための平面図である。以下図1から図10を用
いて説明する。
【0021】図1に示すように、水晶振動子(図示せ
ず)を基準信号源とする発振回路11の出力を分周回路
12で分周し、秒信号より高い周波数の早修正信号φ1
と、秒信号φ2と、分信号φ3とを発生させ、これらの
信号を切換回路13の入力に印加する。
【0022】通常は切換回路13の出力Oは秒信号φ2
となっており、これが第1の波形変換回路20の入力に
加え、1秒毎の2相交互パルスとなって第1の駆動回路
22の入力に加える。
【0023】そして、第1のパルスモータ24は1秒毎
に1ステップ動作し、輪列26を介して秒針28は1秒
毎に回転角で6度ずつ回転する。
【0024】さらに分周回路12の分信号φ3は、第2
の波形変換回路21の入力に加え、60秒毎の2相交互
パルスとなって第2の駆動回路23のの入力へ加える。
【0025】そして、第2のパルスモータ25は60秒
毎に1ステップ動作し、輪列27を介して時分針29の
分針は60秒毎に6度ずつ回転する。
【0026】ここで、パルスモータと輪列と指針とは、
図6の輪列構成を示す側面図に示すように配置する。こ
の図6においては、分針に連動して時針を運針する輪列
は、図示を省略してある。
【0027】図6に示すように、第1のパルスモータ2
4の出力は中間車を介して輪列26に伝達し、輪列26
の中心に設ける秒針28を運針する。
【0028】さらに、第2のパルスモータ25出力は中
間車を介して輪列26と回転中心が同じである輪列27
に伝達し、輪列27の中心に設ける時分針29の分針を
運針する。
【0029】ふたたび図1にもどり、比較回路14は、
秒針位置記憶回路15と、秒カウント回路16と、分針
位置記憶回路17と、第1の一致回路18と、第2の一
致回路19とからなっている。
【0030】比較回路14を構成する60進カウンタか
らなる秒針位置記憶回路15には、第1の波形変換回路
20から切換回路13の出力Oに同期する信号を印加す
る。そしてこの秒針位置記憶回路15は、秒針28の位
置がどこにあるかを記憶している。
【0031】比較回路14を構成する60進カウンタか
らなる秒カウント回路16には、分周回路12の秒信号
φ2を加え、常に正しい秒カウントを行っている。
【0032】秒針位置記憶回路15と秒カウント回路1
6とのそれぞれの出力は、第1の一致回路18に加え
る。そして、両者が一致したとき出力C1に短いパルス
を発生するように構成している。
【0033】さらに比較回路14を構成する60進カウ
ンタからなる分針位置記憶回路17には、第2の波形変
換回路21から分周回路12の分信号φ3に同期した信
号を加える。そしてこの分針位置記憶回路17は、分針
位置がどこにあるかを記憶している。
【0034】分針位置記憶回路17と秒カウント回路1
6とのそれぞれの出力は、第2の一致回路19に加え、
両者が一致したとき出力C2に短いパルスを発生するよ
うに構成している。
【0035】電源31はすべての回路に電力を供給す
る。この電力源としては、化学電池のほかに、太陽電池
や、電磁発電器の発生電力を大容量コンデンサや、ある
いは2次電池を充電して用いる。このほかにも、人間の
体温と大気との温度差によるゼーベック効果を利用した
熱電発電素子による発生電力を用いることもできる。
【0036】電源31の電圧は常に電圧検出回路32に
よって検出し、検出出力BDが発生する。
【0037】比較回路14の出力C1、C2と電圧検出
回路32の出力BDとによって、切換回路13を制御し
て出力Oを切換える。
【0038】切換回路13は図2のようにDATA−F
F41、42と、SR−FF45、46と、ANDゲー
ト43、44と、切換ゲート48、50と、さらにイン
バータ47、49とから構成する。
【0039】そして、切換ゲート48、50は、SR−
FF45、46の出力Q3、Q4によって出力Oは、図
3の論理図のように制御する。
【0040】図7のとき時計を腕からはずしたり発電量
が足りなくて、電源31の充電された電力が少なくなり
電圧が低下して一定レベル以下になると、図4のように
時間t1のとき電圧検出回路31の出力BDが「H」に
なるが、秒針位置が分針位置に一致するまでは秒針は通
常通り駆動する。
【0041】したがって、図4に示す第1の駆動回路2
2の出力D1は1秒毎の矩形パルスのままである。
【0042】時間t2のとき、秒針位置と分針位置とが
図8に示すように一致すると、比較回路14の秒カウン
ト回路16と分針位置記憶回路17とが一致して、第2
の一致回路19の出力C2に矩形パルスが発生する。
【0043】図2に示す切換回路13において、電圧検
出回路32の出力BDが「H」であり、さらに比較回路
14の出力C2によりANDゲート44が導通して、S
R−FF46は「H」にセットする。
【0044】このため図3の論理図のように、切換回路
13の出力0は分信号φ3となり、この分信号φ3が第
1の波形変換回路20をへて第1の駆動回路22出力D
1となる。
【0045】これは図4の分針を駆動する第2の駆動回
路23の出力D2と同期したものとなり、秒針は分針に
同期して60秒毎に運針する。以後、電源の電圧が低下
したままであれば、この状態を維持する。
【0046】時計を腕につけたりして、電源の充電電力
が増加して電源電圧が上昇して一定レベル以上になる
と、図5に示すように時間t4のとき、電圧検出回路3
2の出力BDが「L」となって、図2の切換回路13の
DATA−FF41、42と、ANDゲート43で矩形
パルスを生成する。
【0047】このため、ANDゲート43で矩形パルス
はSR−FF45のS1端子とSR−FF46のR2端
子に加えられて、SR−FF45のQ3出力端子は
「H」、SR−FF46のQ4出力端子は「L」にな
る。
【0048】このとき図3の論理図のように、切換回路
13の出力Oは早修正信号φ1となる。早修正信号φ1
は第1の波形変換回路20をへて第1の駆動回路22出
力は図5のD1のように早修正パルスとなり、図9の状
態から秒針だけを急速に駆動する。
【0049】図5の時間t5のとき秒針の位置が、図1
0に示すように正規の秒カウントの位置に一致すると、
比較回路14の秒針位置記憶回路15と秒カウント回路
の出力が一致する。そして、第1の一致回路出力C1に
矩形パルスが発生し、切換回路13のSR−FF45の
Q3出力端子が「L」にリセットされ、Q4は「L」で
あるから、図3の論理図から切換回路13の出力Oは秒
信号φ2となり、正規の秒針の動作にもどる。
【0050】上記の実施例では、電源の電圧を検出して
電圧が一定レベル以下になったとき秒針を分針に同期さ
せ、実質的に2針時計として運針する電子時計の構成と
駆動方法とを示したが、時計を腕からはずした状態をセ
ンサーで検出するか、または手動スイッチにより、電圧
検出回路32の出力BDを「H」にすることにより、同
じ駆動方法とすることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明の電子時計の構成と駆動方法にお
いては、秒針は60秒に一回だけ運針されるだけである
から、秒針を駆動する第1のパルスモータの消費電力は
通常の値0.6μWの1/60の0.01μWとなり、
分針を駆動する第2のパルスモータの消費電力の値0.
01μWと発振分周回路の消費電力0.15μWとを合
わせても0.17μWとなるため、時計全体では通常の
駆動方法による消費電力0.76μWの22%に下げる
ことができる。
【0052】1日に10時間時計を腕につけているとし
て、この間は正常の駆動方法で動作し、腕からはずした
14時間は本発明の駆動方法になるようにすれば、時計
全体の消費電力は0.42μWとなり、通常の駆動方法
の55%となり、消費電力を約半分に下げることができ
る。
【0053】したがって、容量20mAh程度の小型銀
電池を用いても、10年近い電池寿命とすることができ
る。さらに小型の電池を用いて従来より小型で薄い時計
も実現できる。また、熱発電、太陽電池、電磁発電を用
いた発電により大容量コンデンサや2次電池を充電して
電源とする時計でも著しく消費電力を下げることができ
るから充電電力不足で止まってしまうを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電子時計の構成とその
駆動方法を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の実施例における電子時計の切換回路の
構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例における電子時計の切換回路の
構成による入出力論理を示す図面である。
【図4】従来の駆動から本発明の実施例の駆動方法に入
るときの各部の波形を示す波形図である。
【図5】本発明の実施例の駆動方法から従来の駆動にも
どるときの各部の波形を示す波形図である。
【図6】本発明の実施例における電子時計のパルスモー
タと輪列と指針とを示す断面図である。
【図7】本発明の実施例における電子時計の指針の動作
を説明するための平面図である。
【図8】本発明の実施例における電子時計の指針の動作
を説明するための平面図である。
【図9】本発明の実施例における電子時計の指針の動作
を説明するための平面図である。
【図10】本発明の実施例における電子時計の指針の動
作を説明するための平面図である。
【符号の説明】
11 発振回路 12 分周回路 13 切換回路 14 比較回路 24 第1のパルスモータ 25 第2のパルスモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路と、分周回路と、複数の波形変
    換回路と、駆動回路と、パルスモータと、輪列と、秒針
    あるいは時分針からなる指針とを有し、秒針と時分針を
    独立に駆動する電子時計は、指針位置記憶回路と、時刻
    カウント回路と、一致回路と、秒針と分針が重なったと
    き指針位置と時刻カウントが一致して出力を発生する比
    較回路と、秒針が分針に同期して動作するように外部信
    号と比較回路出力によって波形変換回路への信号出力を
    切換える切換回路とを備えることを特徴とする電子時
    計。
  2. 【請求項2】 発振回路と、分周回路と、複数の波形変
    換回路と、駆動回路と、パルスモータと、輪列と、秒針
    あるいは時分針からなる指針とを有し、秒針と時分針を
    独立に駆動する電子時計の駆動方法は、指針位置記憶回
    路と時刻カウント回路と一致回路とからなる比較回路
    と、外部信号と比較回路出力によって、波形変換回路へ
    の出力信号を切換える切換回路を備え、比較回路は秒針
    と分針が重なったとき指針位置と時刻カウンタが一致し
    て出力を発生し、切換回路は外部信号があるとき波形変
    換回路への秒信号出力を分信号出力へ切換えて秒針を分
    針に同期させて駆動し、外部信号がなくなると秒針位置
    と秒カウンタが一致したときにふたたび波形変換回路へ
    の分信号出力を秒信号出力へ切換えて秒針を正規の駆動
    状態にもどすことを特徴とする電子時計の駆動方法。
  3. 【請求項3】 電源と、発振回路と、分周回路と、複数
    の波形変換回路と、駆動回路と、パルスモータと、輪列
    と、秒針あるいは時分針からなる指針とを有し、秒針と
    時分針とを独立に駆動する電子時計の駆動方法は、指針
    位置記憶回路と時刻カウント回路と一致回路とからなる
    比較回路と、電源電圧の低下を検出する検出回路と、検
    出回路出力と比較回路出力によって、波形変換回路への
    出力信号を切換える切換回路を備え、比較回路は秒針と
    分針が重なったとき指針位置と時刻カウンタが一致して
    出力を発生し、切換回路は電源電圧が低下して検出回路
    出力が発生したとき一方の波形変換回路への秒信号出力
    を分信号出力へ切換えて秒針を分針に同期させて駆動
    し、電源電圧が正常にもどり検出回路出力がなくなると
    秒針位置と秒カウンタが一致したときにふたたび一方の
    波形変換回路への分信号出力を秒信号出力へ切換えて秒
    針を正規の駆動状態にもどすことを特徴とする電子時計
    の駆動方法。
  4. 【請求項4】 発振回路と、分周回路と、複数の波形変
    換回路と、駆動回路と、パルスモータと、輪列と、秒針
    あるいは時分針からなる指針とを有し、秒針と時分針と
    を独立に駆動する電子時計の駆動方法は、指針位置記憶
    回路と時刻カウント回路と一致回路からなる比較回路
    と、外部信号と比較回路出力によって、波形変換回路へ
    の出力信号を切換える切換回路を備え、比較回路は秒針
    と分針が重なったとき分針位置と秒カウンタが一致して
    出力を発生し、切換回路は外部信号があるとき一方の波
    形変換回路への秒信号出力を分信号出力へ切換えて秒針
    を分針に同期させて駆動し、外部信号がなくなると一方
    の波形変換回路への分信号出力を早修正信号出力に切換
    え、秒針位置と秒カウンタが一致したときにふたたび早
    修正信号出力を秒信号出力へ切換えて秒針を正規の駆動
    状態にもどすことを特徴とする電子時計の駆動方法。
  5. 【請求項5】 電源と、発振回路と、分周回路と、複数
    の波形変換回路と、駆動回路と、パルスモータと、輪列
    と、秒針あるいは時分針からなる指針とを有し、秒針と
    時分針とを独立に駆動する電子時計の駆動方法は、指針
    位置記憶回路と時刻カウント回路と一致回路からなる比
    較回路と、外部信号と比較回路出力によって、波形変換
    回路への出力信号を切換える切換回路と、電源電圧の低
    下を検出する検出回路を備え、比較回路は秒針と分針が
    重なったとき分針位置と秒カウントが一致して出力を発
    生し、切換回路は電圧低下検出出力が発生したとき一方
    の波形変換回路への秒信号出力を分信号出力へ切換えて
    秒針を分針に同期させて駆動し、電圧低下検出出力がな
    くなると一方の波形変換回路への分信号出力を早修正信
    号出力に切換え、秒針位置と秒カウンタが一致したとき
    にふたたび早修正信号出力を秒信号出力へ切換えて秒針
    を正規の駆動状態にもどすことを特徴とする電子時計の
    駆動方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013057517A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Casio Comput Co Ltd 電子時計
JP2016533490A (ja) * 2013-10-17 2016-10-27 タイメックス グループ ユーエスエイ,インコーポレイテッド リスト装着装置による経過時間表示方法、及び経過時間を表示するリスト装着装置

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