JPH07287018A - 試料管ラック識別装置 - Google Patents

試料管ラック識別装置

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JPH07287018A
JPH07287018A JP8013494A JP8013494A JPH07287018A JP H07287018 A JPH07287018 A JP H07287018A JP 8013494 A JP8013494 A JP 8013494A JP 8013494 A JP8013494 A JP 8013494A JP H07287018 A JPH07287018 A JP H07287018A
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rack
light emitting
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circuit
sample tube
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JP8013494A
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Hiroaki Ishizawa
宏明 石澤
Norikazu Arima
紀和 有馬
Tetsuaki Abe
哲昭 阿部
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】試料管検出の素子劣化を事前に検出すると共
に、試料管搬送ラックの個体識別と試料管の高さ検出を
搬送中に自動的に行うこと。 【構成】硝子管による受光素子への微小な入力変化を検
出するための微分回路と受発光装置のバラツキを補正す
るためのフィードバック回路とアンプ飽和によりそのフ
ィードバックループゲインが一を切り誤動作することを
事前にチェックする電圧コンパレータとを有し、誤動作
を事前チェックできる試料管ラック識別装置。 【効果】システムが使用不可能になる前に劣化検出が可
能となり、またそもそも必要な自動搬送中にラックID
を読み取れ機構が簡単になり、処理能力が高く信頼性の
高いシステムが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検体検査自動化システ
ムや自動分析装置等に用いられるラックによる試料の自
動搬送システムにおける試料管ラック識別装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、検体検査自動化システムや大型の
自動分析装置等では、採血管やサンプルカップに入った
検体の搬送が複数の採血管やサンプルカップを1つのラ
ックに搭載して行われている。ここでラックのすべての
ポジションに試験管やサンプルカップがセットされてい
るとは限らないため、各セットポジションに採血管やサ
ンプルカップが搭載されているかどうかチェックして、
搭載されていないポジションでは分注等のサンプリング
動作をせず動作時間をスキップするなどして時間短縮を
図っている。
【0003】このために特開昭58−221181号公報に記載
されているように、光電変換技術を用いて試料管検知を
行っている。オペアンプ等を用いた光電変換を含む負帰
還回路を構成し受光素子の電圧が一定の値になるようフ
ィードバックを掛けている。これにより受発光素子の光
電変換効率等のバラツキ・温度変化に対する影響が無く
受光素子の電圧は一定になる。負帰還ループ回路にダイ
オードを用いたヒステリシス充放電によるピークホール
ド回路により硝子管等透明な試料管でも透過光量減少が
多少でも生じると発光素子の光量増加方向へのフィード
バックは時間がかかるため受光素子の電圧は通常フィー
ドバックが効いているときの一定値より低い電圧とな
り、その時間はヒステリシス充放電時間になる。ここで
受光素子の電圧を通常フィードバックが効いているとき
の一定値より多少低い電圧と比較するコンパレータを備
えることにより、硝子管等透明な試料管が光軸を遮ると
ヒステリシス充放電時間だけのパルス出力が得られ、試
料管の有無を検出できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では受発
光素子の光電変換効率等のバラツキはフィードバックル
ープゲインにより補正され正常に試料管の有無を検出で
きる。しかし、検体検査自動化システムや自動分析装置
等では試薬等を使用しておりその環境は受発光素子も汚
れやすい状態に有る。このために、光電変換率が低下し
汚れが進行すると光電変換を含むループゲインが低下し
オペアンプ等の飽和に至り発光素子は受光素子の電圧を
一定に保てるだけの発光ができなくなる。したがって汚
れ等の劣化が進行すると受光素子の電圧が低下しコンパ
レータの出力は常に試料管が有るのと同じ状態の出力に
なり、使用不能状態になる。
【0005】さらに上記従来技術では、試料管の有無に
ついては判別できるがその試料管が何のどのような試料
であるか、血液・血清でいえば誰のどのような検査を必
要としている試料であるかを判別する個体識別に関して
はなんら検討されていない。また試料管の有無判定は、
受発光素子の光軸間に何も無い状態から硝子管等の光量
を多少でも変化させる物体が光軸を遮ったときに負帰還
ループ回路のダイオードを用いたヒステリシス充放電に
よるピークホールド回路の時定数に相当する時間パルス
が発生することのみ検討しており、具体的にラックの移
動とパルスの取り込み検出方法に関してはなんら検討さ
れていない。等の問題が有った。
【0006】本発明の目的は、これら問題を解決し試料
管検出用フィードバック回路の特に受発光素子の汚れ等
の光電変換効率劣化を事前に検出し、さらにラックを自
動搬送するだけでラックの個体識別まで行うことにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】発光素子と受光素子を向
かい合わせ、その間を硝子管やプラスチック管が通過で
きるだけの間隔を設け、受光素子の出力電圧をある一定
の基準電圧とオペアンプ等の差動増幅回路により誤差増
幅し、その出力に充電と放電とで時間的ヒステリシスを
持ったR・C・D充放電回路を設け受光素子の入力光が
増加し発光素子の出力光を減少させる場合には時間遅れ
なくフィードバックし一瞬のうちに発光量を適量に減少
し、受光素子の出力電圧をある一定の基準電圧と同じ値
に保つように働き、逆に光軸間を硝子管やプラスチック
管が遮る等受光素子の入力光が減少し、発光素子の出力
光を増加させる場合には時間遅れを持ってフィードバッ
クし徐々に発光量を適量に増加させ、受光素子の出力電
圧がRCの時定数に対応した時間だけある一定の基準電
圧より低い値となり、徐々に基準電圧にフィードバック
されて戻るようにする。R・C・D充放電回路では直接
発光素子を駆動できないため、インピーダンス変換発光
素子ドライバーをR・C・D充放電回路と発光素子の間
に用いる。ここで発光素子ドライバーの出力にはおのず
と使用電源による上限下限が存在し、光軸が遮断されな
い状態では上下限の間に裕度を持って出力されていなけ
ればならない。しかし受発光素子の光電変換効率の劣化
や受発光素子の汚れ等が進行すると発光量を増加させな
ければならないようにフィードバックが働きついには上
限値に張り付き、正常動作しなくなる。この発光素子ド
ライバーの出力をモニターし上限値よりある一定値低い
値を超えた場合に受発光素子の汚れ・劣化等が進行し近
い将来使用不能状態になることを事前にアラーム出力で
きるコンパレータを設けることにより、使用不可能にな
る前にメンテナンスが可能となる。
【0008】さらに試料管を搬送するラックに試料管の
数に対応した数の列だけ穴の開き塞がりを二進数の識別
として設け、試料管のそれぞれの搭載位置に搭載されて
いるかどうかをこのラックの識別穴を読み取るタイミン
グ間にパルス出力が有ったかどうか判定するためのフリ
ップフロップ等によるラッチ回路によりそれぞれの搭載
位置ごとに判定することができる。またラックの識別用
穴の列を識別の桁としてラッチ回路にラックの識別符号
と試料管の有無を1桁にして記録しラッチ回路1組を1
桁とすることにより、ラックの移動搬送時に穴の列通過
ごとにカウンタでラッチ回路を進めることにより、自動
搬送するだけでラックの識別と試料管の有無を同時に検
出できる。
【0009】
【作用】発光素子・受光素子・受光素子の出力電圧をあ
る一定の基準電圧と差動増幅するオペアンプ・充電と放
電とで時間的ヒステリシスを持ったR・C・D充放電回
路・インピーダンス変換発光素子ドライバーのループ回
路により光電変換を含むフィードバック回路を構成する
ことにより受光素子の出力電圧は基準電圧と同電位にな
るように作用する。さらに発光素子ドライバーの出力電
圧も発光量を一定のフィードバック量になるよう作用す
る。しかし受発光素子の光電変換効率の劣化や受発光部
の汚れ等の進行により発光素子ドライバーの出力電圧も
それを補正するよう増加し、電源電圧等の制限による上
限値に張り付きそれ以上は増加できず動作不能状態にな
る。そこまで劣化が進行する前に発光素子ドライバーの
出力モニタが上限値よりも一定値低い値と比較してその
値より高くなることによりコンパレータが反転して劣化
進行により使用不能状態が近づいたことを知らせるよう
に作用し、使用不能状態になる前にメンテナンスができ
る。
【0010】さらに試料管を搬送するラック設けた識別
符号用穴の開閉を受発光素子で検出しラックの固体識別
ができる。また識別用の穴は試料管の搭載ポジションに
対応して設けることにより、ラック識別用の穴を読み取
るタイミング間隔中のパルスの有無をフリップフロップ
等によるラッチ回路に記録するように作用し試料管有無
の識別が各搭載ポジションごとに行えるようになる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を以下図面を用いて説明す
る。
【0012】図1のように、検体等の入った試料管2を
搭載した試料管搬送ラック1に読み取りタイミング発生
用受発光素子3ラック識別用受発光素子4パリティー用
受発光素子5に対応した穴を設け、読み取りタイミング
発生用受発光素子3用穴は全て光が透過するように開け
ておき、ラック識別用受発光素子4パリティー用受発光
素子5用穴は試料管搬送ラック1の個体識別用に設けた
IDナンバーに対応した穴の開き塞がりが2進数の1・
0に対応するようにしておく。ここで各ポジションをI
Dナンバーの桁に対応させ、また各桁は16進数にして
分かりやすくするため、4bit とする。パリティーは万
一の読み取り異常を検出するために1bit 設けている。
試料管検出用受発光素子6は試料管2の有無とその高さ
検出もできるように複数個設けている。ここでは便宜上
3個であるが検出したい高さ分設ける。
【0013】試料管2の検出は試料管検出用帰還回路1
3により発光素子8の出力電圧を一定値にフィードバッ
クしRCD充放電回路29の時間遅れによるパルス出力
で検出する。具体的には、図2のように発光素子8の出
力をオペアンプ28により基準電圧Vf26と差動増幅
しRCD充放電回路29バッファーアンプ30を通して
受光素子7を制御する。これにより発光素子8の出力は
基準電圧Vf26と同電位になるが試料管2により光軸
が遮られ発光素子8に入力される光量が減少するとRC
D充放電回路29によりオペアンプ28の出力が上がっ
てもバッファーアンプ30の出力は徐々にしか上がらな
いため、コンパレータ9の出力dはRC時定数と基準電
圧Vf26基準電圧Vr25の差によるパルスを出力す
る。ここで基準電圧Vr25は基準電圧Vf26よりも
多少低い電圧としておく。しかし図4に示すように受光
素子7発光素子8の汚れ等による光電変換効率が劣化し
てくると発光量を上げるようにフィードバックが掛かり
バッファーアンプ30の出力が上がり電源電圧等に飽和
する。さらに劣化が進行すると発光素子8の出力fがV
fから下がっていきついにはVrより低下しコンパレー
タ9の出力dはHのままとなり使用不能状態になる。し
かしバッファーアンプ30の出力eが基準電圧Vs27
を超えるとコンパレータ9が反転しフィードバックルー
プ出力により使用不能になる前に劣化検出できる。これ
が試料管検出回路12帰還部飽和チェック回路14の動
作であり帰還部飽和チェック回路14の出力はCPU1
9に直接またはDI38を通して入力されアラーム出力
によりメンテナンス要求を事前に出力する。
【0014】また試料管2の高さ検出は試料管検出用受
発光素子6の上部が検出されれば必ず下部も検出される
ために2のn乗個の試料管検出用受発光素子6がある場
合にはエンコーダ15によりnこの出力に圧縮できる。
【0015】ラック識別用受発光素子4パリティー用受
発光素子5による試料管搬送ラック1の個体識別は受光
素子7を飽和させるだけ発光素子8を発光させ、受光素
子7の出力を基準電圧Ve24とコンパレータ9により
比較することにより容易に穴の開閉を検出できる。
【0016】検出動作タイミングは、まず受光素子7発
光素子8の光軸に試料管搬送ラック1がかからない状態
から、CPU19の指示によりモータ制御回路20・モ
ータ駆動回路21によりモータ22を駆動させ、ラック
搬送機構23により試料管搬送ラック1および試料管2
を受光素子7発光素子8の光軸を通過させる。この場合
の各出力は図3のようになる。読み取りタイミング発生
用受発光素子3に対応するタイミング穴により明暗出力
が得られ、試料管搬送ラック1のIDはラック識別用受
発光素子4パリティー用受発光素子5の出力が最も安定
な明の中間点で取り込まれる。具体的には、受光素子7
の出力を基準電圧Ve24とコンパレータ9で比較し読
み取りタイミング用ディレイ回路10で波形の立ち上が
りを遅延させコンパレータ9により再び波形整形した後
カウンタ回路17によりラッチ回路16にデータを記録
する。さらにクリア信号用ディレイ回路11であるディ
レイ用1ショット回路32の出力bはラッチタイミング
よりもさらに遅れた立ち上がりを持ちこの立上りにより
クリア信号用1ショット回路31の出力cを作る。これ
によりフリップフロップ43の出力であるカップ検知出
力は、ラッチ回路16に取り込まれたあとクリアされ、
コンパレータ9の出力dの試料管2の有無によるパルス
の有無で再度H・Lになりクリア前に試料管搬送ラック
1のIDと共にラッチ回路16に取り込まれる。
【0017】ラッチ回路16に取り込まれたデータは図
5のようにCPU19からDO37の3bit を用いてデ
コード素子36によりそれぞれのポジションに相当する
ラッチ素子39をセレクトしDI38によりラッチデー
タを読み込む。さらに光軸を試料管搬送ラック1が通過
時にはカウンタ素子34により各ポジションに相当する
カウントを行い、デコード素子35によりラッチ素子3
9をセレクトしてデータをラッチする。AND回路33
は万一のカウンタ素子34の暴走を防止するものであ
る。デコード素子36はラッチ素子39のセレクト以外
にも試料管搬送ラック1の通過後にカウンタ素子34及
びフリップフロップ43のリセット・イニシャライズを
行うもので、電源on時のイニシャライズも兼ねてい
る。インバータ41は論理を合わせるためのものでOR
回路40はクリア信号用1ショット回路31の出力とo
rを取るためのものである。
【0018】ここでラッチ素子39は一般に8bit が多
く試料管搬送ラック1のIDをパリティーを含めて5bi
t とすると残り3bit がエンコーダ15の出力となり、
よって試料管2の高さ識別は、2の3乗の8段階以下が
一般的になる。
【0019】以上のような機構を図6のようにラック識
別機構42として自動分析等のラック搬送部に採用すれ
ば、そもそも必要な搬送中に試料管搬送ラック1の個体
識別及び試料管2有無高さ検出が自動的に行え余計な機
構を必要とせず且つ停止させることも無いため処理能力
も上がり安定した動作が可能となる。さらに試料管2の
高さが判別できるために、サンプリング機構44の制御
も試料管2の上限までは高速で下降させそこからは、液
面検出に必要なある程度の低速で下降させる等の処理能
力向上が可能となる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、試料管検出の受発光素
子が光電変換効率劣化や受発光部の汚れ等によるフィー
ドバックループ内のアンプ飽和による、試料管検知誤動
作という動作不能状態にいたる前に劣化進行を発光素子
ドライバーの出力電圧が電源電圧等で規定される飽和電
圧にいたるある一定の基準電圧を超えることによりモニ
ターコンパレータを反転しアラーム出力することで動作
不能状態に近づいてきたことを事前に察知することがで
き、動作不能状態にいたる前にメンテナンスが可能とな
る。したがって、動作不能になってからサービスメンテ
ナンスマンを呼び修理する場合その間のシステムダウン
となりユーザーに多大な迷惑となるが、本発明では劣化
の進行を検出するために、アラームがでてもしばらくは
なんら問題無く使用できるため、ユーザーの使用に支障
の無い休日等運用停止日に清掃・受発光素子の交換等メ
ンテナンスが行え、ユーザのシステムダウンという多大
な迷惑を掛けることが無くなり製品の信頼性が向上す
る。
【0021】さらに、試料管搬送用ラックの個体識別を
試料管の搭載ポジションに対応した識別用穴列の開閉で
検出するため、試料管検出用出力パルスの取り込みタイ
ミングが各搭載ポジションごとにラックの識別穴の読み
取りタイミングとして得られ、搭載ポジションごとの試
料管検知が的確に行える。さらに同時に試料管搬送用ラ
ックの個体識別が可能になり、さらにそのどの搭載ポジ
ションの試料管であるかにより試料そのものの個体識別
が簡単な機構で行える。
【0022】また各搭載ポジションの試料管の有無とそ
のポジションに対応した試料管搬送用ラックの1列の穴
の開閉データを1組としてそれをラッチ回路等の記録素
子に記録し、トリガ穴の出力によりカウンタ回路でラッ
チ回路を進めることにより、試料管搬送ラックを自動搬
送するだけで、各ポジションの試料管の有無と各列の個
体識別用の穴の開閉データが簡単な機構で実現でき、さ
らに自動搬送のみで識別ができるため処理能力が向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】試料管検出部の回路図である。
【図3】検出タイミング図である。
【図4】劣化検出図である。
【図5】データ読み取り部の回路図である。
【図6】自動分析装置への応用図である。
【符号の説明】
1…試料管搬送ラック、2…試料管、3…読み取りタイ
ミング発生用受発光素子、4…ラック識別用受発光素
子、5…パリティー用受発光素子、6…試料管検出用受
発光素子、7…受光素子、8…発光素子、9…コンパレ
ータ、10…読み取りタイミング用ディレイ回路、11
…クリア信号用ディレイ回路、12…試料管検出回路、
13…試料管検出用帰還回路、14…帰還部飽和チェッ
ク回路、15…エンコーダ、16…ラッチ回路、17…
カウンタ回路、18…デコード回路、19…CPU、2
0…モータ制御回路、21…モータ駆動回路、22…モ
ータ、23…ラック搬送機構、24…基準電圧Ve、2
5…基準電圧Vr、26…基準電圧Vf、27…基準電
圧Vs、28…オペアンプ、29…RCD充放電回路、
30…バッファーアンプ、31…クリア信号用1ショッ
ト回路、32…ディレイ用1ショット回路、33…AN
D回路、34…カウンタ素子、35,36…デコード素
子、37…DO、38…DI、39…ラッチ素子、40
…OR回路、41…インバータ、42…ラック識別機
構、43…フリップフロップ、44…サンプリング機
構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験管やサンプルカップ等の試料管を載せ
    て搬送するためのラックと、そのラックを自動搬送する
    機構とを有し、搬送されるラックに試験管やサンプルカ
    ップ等が搭載されているかどうかを検出するための発光
    素子と受光素子を有する試料管識別装置において、硝子
    管による受光素子への微小な入力変化を検出するための
    微分回路と受発光装置のバラツキを補正するためのフィ
    ードバック回路とアンプ飽和によりそのフィードバック
    ループゲインが一を切り誤動作することを事前にチェッ
    クする電圧コンパレータとを有し、誤動作を事前チェッ
    クできることを特徴とする、試料管ラック識別装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、試料管を搬送するラッ
    クに識別用の穴を設けその穴に光を透過する穴と透過し
    ない穴とを組み合わせたいわゆる2進の識別符号を有し
    受発光素子により透過の有無を判別しラックの個体識別
    を上記試料管識別と同時に行えるようにしたことを特徴
    とする、試料管ラック識別装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、カウンタ回路と
    ラッチ回路とそのトリガとのなるためのカウント穴とデ
    ィレイ回路を設け、試料管を搬送するラックに搭載され
    る複数の試料管と複数の識別用穴の透過の有無をラック
    を自動搬送するだけで識別できるようにしたことを特徴
    とする、試料管ラック識別装置。
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