JPH07285944A - シクロプロピル−エチル−アゾール - Google Patents

シクロプロピル−エチル−アゾール

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JPH07285944A
JPH07285944A JP7103179A JP10317995A JPH07285944A JP H07285944 A JPH07285944 A JP H07285944A JP 7103179 A JP7103179 A JP 7103179A JP 10317995 A JP10317995 A JP 10317995A JP H07285944 A JPH07285944 A JP H07285944A
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JP
Japan
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formula
optionally substituted
alkyl
cyclopropyl
compound
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JP7103179A
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English (en)
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Manfred Jautelat
マンフレート・ヤウテラト
Stefan Dutzmann
シユテフアン・ドウツツマン
Klaus Stenzel
クラウス・シユテンツエル
Heinz-Wilhelm Dehne
ハインツ−ビルヘルム・デーネ
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/647Triazoles; Hydrogenated triazoles
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式(I)を有する新規シクロプロピル−エチ
ル−アゾールおよび酸付加塩または金属塩錯体、それら
の製造方法および該製造方法において使用される合成中
間体、ならびに当該化合物、その酸付加塩または金属錯
体を含有する殺黴剤組成物。 〔但し、Rは例えばアルキルにより、随時置換されてい
るアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル
を表し、Zは窒素原子またはCH基を表す〕 【効果】 上記化合物は極めて良好な殺黴特性を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は新規シクロプロピル−エチル−ア
ゾール、その製造法、並びにこれを殺黴剤として使用す
る方法に関する。さらに本発明は新規中間体、およびそ
の製造法に関する。
【0002】或る種のヒドロキシエチルアゾリル誘導体
は殺黴性をもっていることが報告されている(ヨーロッ
パ特許公開明細書0 438 686号および同0 1
23160号参照)。例えば1−(2−クロロフェニ
ル)−2−(1−メトキシ−シクロプロプ−1−イル)
−3−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−プロパ
ン、および1−(2−クロロフェニル)−2−(1,
2,4−トリアゾル−1−イル−メチル)−3,3−ジ
メチル−ブタン−2−オルは黴を駆除するのに用いるこ
とができる。これらの物質の活性は良好であるが、低濃
度で施用する場合にしばしば若干の題を残している。
【0003】本発明においては式
【0004】
【化7】
【0005】但しRはアルキルにより、または随時置換
基をもったアリール、随時置換基をもったアラルキルま
たは随時置換基をもったアラルケニルにより随時置換さ
れているアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア
ルキルを表し、Zは窒素原子またはCH基を表す、の新
規シクロプロピル−エチル−アゾール、および酸付加塩
または金属塩錯体が見出された。
【0006】本発明の物質は非対称的に置換された炭素
原子を含んでいる。従って光学的異性体の形で得ること
ができる。本発明はまたこれらの個々の異性体並びにそ
の混合物に関する。
【0007】さらに本発明においては、式(I)のシク
ロプロピル−エチル−アゾールおよびその酸付加塩並び
に金属塩錯体は、式
【0008】
【化8】
【0009】但しRおよびZは前記と同じ意味を有す
る、のオキシランを他の希釈剤を存在させ、また塩基を
存在させてナトリウムアジドと反応させ、その生成物を
水を加えながら回収し、必要に応じ得られた式(I)の
化合物を次いで酸または金属塩と付加反応させることに
より得られることが見出された。
【0010】最後に本発明においては、式(I)のシク
ロプロピル−エチル−アゾールおよびその酸付加塩並び
に金属塩錯体は、極めて良好な殺黴特性をもっているこ
とが見出された。
【0011】驚くべきことには、本発明の物質は大部分
の点で同じ構造をもち同様な作用特性をもつ従来法の化
合物に比べ良好な殺黴活性を示す。
【0012】式(I)は本発明のシクロプロピル−エチ
ル−アゾールの一般的な定義式である。
【0013】ここでRは好ましくは炭素数1〜8の直鎖
または分岐したアルキル、炭素数2〜8の直鎖または分
岐したアルケニル、炭素数2〜8の直鎖または分岐した
アルキニルであるか、または各シクロアルキル基が同一
または相異なる炭素数1〜4のアルキルで1〜3置換さ
れ得る炭素数3〜7のシクロアルキルであるか、または
ハロゲン、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のア
ルコキシ、炭素数1〜4のアルキルチオ、同一または相
異なるハロゲン原子を1〜5個含む炭素数1または2の
ハロゲノアルキル、同一または相異なるハロゲン原子を
1〜5個含む炭素数1または2のハロゲノアルキルチ
オ、炭素数3〜7のシクロアルキル、フェニル、フェノ
キシ、アルコキシ部分の炭素数が1から4のアルコキシ
カルボニル、アルキル部分の炭素数が1〜4の炭素数1
〜4のアルコキシイミノアルキル、ニトロおよび/また
はシアノから成る一連の同一または相異なる置換基で1
〜3置換されていることができるフェニルであるか、ま
たはフェニル部分がハロゲン、炭素数1〜4のアルキ
ル、炭素数1〜4のアルコキシ、炭素数1〜4のアルキ
ルチオ、同一または相異なるハロゲン原子を1〜5個含
む炭素数1または2のハロゲノアルキル、同一または相
異なるハロゲン原子を1〜5個含む炭素数1または2の
ハロゲノアルキルチオ、炭素数3〜7のシクロアルキ
ル、フェニル、フェノキシ、アルコキシ部分の炭素数が
1から4のアルコキシカルボニル、アルキル部分の炭素
数が1〜4の炭素数1〜4のアルコキシイミノアルキ
ル、ニトロおよび/またはシアノから成る一連の同一ま
たは相異なる置換基で1〜3置換されていることができ
る直鎖または分岐したアルキル部分の炭素数が1〜4の
フェニルアルキルであるか、またはフェニル部分がハロ
ゲン、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコ
キシ、炭素数1〜4のアルキルチオ、同一または相異な
るハロゲン原子を1〜5個含む炭素数1または2のハロ
ゲノアルキル、同一または相異なるハロゲン原子を1〜
5個含む炭素数1または2のハロゲノアルキルチオ、炭
素数3〜7のシクロアルキル、フェニル、フェノキシ、
アルコキシ部分の炭素数が1から4のアルコキシカルボ
ニル、アルキル部分の炭素数が1〜4の炭素数1〜4の
アルコキシイミノアルキル、ニトロおよび/またはシア
ノから成る一連の同一または相異なる置換基で1〜3置
換されていることができる直鎖または分岐したアルケニ
ル部分の炭素数が2〜4のフェニルアルケニルである。
【0014】Zは好ましくは窒素かまたはCH基を表
す。
【0015】特に好ましくはRは炭素数1〜6の直鎖ま
たは分岐したアルキル、炭素数2〜6の直鎖または分岐
したアルケニル、炭素数2〜6の直鎖または分岐したア
ルキニルであるか、または各シクロアルキル基がメチル
および/またはエチルから成る同一または相異なる置換
基で1〜3置換されていることができる炭素数3〜7の
シクロアルキルであるか、またはフッ素、塩素、臭素、
メチル、エチル、t−ブチル、メトキシ、エトキシ、メ
チルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキ
シ、トリフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメトキ
シ、クロロジフルオロメチルチオ、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニルチル、メトキシイミノメチル、
1−メトキシイミノエチル、ニトロおよび/またはシア
ノから成る同一または相異なる置換基で1〜3置換され
ていることができるフェニルであるか、またはフェニル
部分がフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、t−ブチ
ル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメ
チル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチ
オ、クロロジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメチ
ルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルチ
ル、メトキシイミノメチル、1−メトキシイミノエチ
ル、ニトロおよび/またはシアノから成る同一または相
異なる置換基で1〜3置換されていることができる直鎖
または分岐したアルキル部分の炭素数が1〜3のフェニ
ルアルキルであるか、またはフェニル部分がフッ素、塩
素、臭素、メチル、エチル、t−ブチル、メトキシ、エ
トキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオ
ロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、クロロジフルオ
コメトキシ、クロロジフルオロメチルチオ、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニルチル、メトキシイミノメ
チル、1−メトキシイミノエチル、ニトロおよび/また
はシアノから成る同一または相異なる置換基で1〜3置
換されていることができる直鎖または分岐したアルケニ
ル部分の炭素数が2〜4のフェニルアルケニルである。
【0016】Zは特に好ましくは窒素またはCH基を表
す。
【0017】本発明の他の好適な物質は式(I)のシク
ロプロピル−エチル−アゾールと酸との付加生成物であ
る。ここでRおよびZは好適なものとして挙げた上記R
およびZの意味をもつものである。
【0018】付加反応をさせる酸には好ましくはハロゲ
ン化水素酸、例えば塩化水素酸および臭化水素酸、特に
塩化水素酸が含まれ、さらに燐酸、硝酸、硫酸、一およ
び二官能性のカルボン酸およびヒドロキシカルボン酸、
例えば酢酸、マレイン酸、コハク酸、フマル酸、酒石
酸、クエン酸、サリチル酸、ソルビン酸、および乳酸、
並びにスルフォン酸、例えばp−トルエンスルフォン
酸、1,5−ナフタレンジスルフォン酸またはカンフォ
ルスルフォン酸があり、またサッカリンおよびチオサッ
カリンも含まれる。
【0019】本発明の他の好適な化合物はRおよびZが
好適なものとして上記に挙げられた意味を有する式
(I)のシクロプロピル−エチル−アゾールと周期律表
の第II〜IV主族および第IおよびII副族、並びに
IV〜VIII族の金属との付加塩である。
【0020】特に好適なものは銅、亜鉛、マンガン、マ
グネシウム、錫、鉄およびニッケルの塩である。これら
の塩の適当な陰イオンは生理的に許容できる付加生成物
を生じる酸から得られるものである。この種の特に好適
な酸はハロゲン化水素酸、例えば塩化水素酸および臭化
水素酸、さらに燐酸、硝酸および硫酸である。
【0021】本発明の物質の例としては下記のシクロプ
ロピル−エチル−アゾールを挙げることができる。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】原料として3−(2−クロロベンジル)−
3−(1,2,4−トリアゾル−1−イル−メチル)−
2−オキサスピロ[2,2]ペンタンとナトリウムアジ
ドを用い、以後の加水分解において炭酸ナトリウム水溶
液を用いる場合には、本発明の反応の工程は下記式で例
示することができる。
【0028】
【化9】
【0029】式(II)は本発明方法を実施する原料と
して必要なオキシランの一般的定義式である。この式に
おいてRおよびZは本発明の式(I)の物質に対し上記
でなされた説明において好適なものとして挙げたもので
ある。
【0030】式(II)のオキシランの例としては下記
表2の物質を挙げることができる。
【0031】
【表6】
【0032】
【表7】
【0033】
【表8】
【0034】
【表9】
【0035】
【表10】
【0036】式(II)のオキシランは公知ではない。
このものは式
【0037】
【化10】
【0038】但しRおよびZは上記意味を有する、のシ
クロプロピル−ヒドロキシエチル−アゾールを強塩基お
よび希釈剤を存在させて反応させることにより製造する
ことができる。
【0039】原料として2−(1−クロロシクロプロピ
ル)−1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシ−
3−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−プロパン
を原料として用い、強塩基としてカリウムt−ブチレー
トを用いる場合、式(II)のオキシランの製造工程は
下記式で例示することができる。
【0040】
【化11】
【0041】式(III)は式(II)のオキシラン製
造の原料として必要なシクロプロピル−ヒドロキシエチ
ル−アゾールの一般的定義式である。この式においてR
およびZは本発明の式(I)の物質に対し上記でなされ
た説明において好適なものとして挙げたものである。
【0042】式(III)のシクロプロピル−ヒドロキ
シエチル−アゾールは公知であるか、または原理的には
公知方法により製造することができる(ヨーロッパ特許
公開明細書0 180 136号、同0 297 38
3号、同0 298 332号、同0 440 949
号、および同0 470 463号参照)。
【0043】式(II)のオキシランの製造に使用する
適当な塩基はすべての通常の無機または有機性強塩基で
ある。アルカリ金属のアルコレート、例えばナトリウム
メチレート、ナトリウムエチレートおよびカリウムt−
ブチレート、並びにアルカリ金属水素化物、例えば水素
化ナトリウムを好適に使用することができる。
【0044】式(II)のオキシランを製造する工程を
実施する際の適当な希釈剤はこの種の反応に通常用いら
れるすべての不活性有機溶媒である。アルコール、例え
ばメタノール、エタノール、プロパノールおよびt−ブ
タノール、さらにエーテル、例えばジエチルエーテル、
1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフランおよび
ジオキサン、また脂肪族、脂環式および芳香族炭化水
素、例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベン
ゼン、トルエンおよびキシレンを好適に使用することが
できる。
【0045】式(II)のオキシランを製造する場合、
反応温度はかなりの範囲で変えることができる。一般に
この方法は0〜100℃、好ましくは20〜80℃の範
囲の温度で行われる。
【0046】一般に式(II)のオキシランの製造工程
は大気圧下で行われる。しかしこの方法を高圧または低
圧下で行うことができる。
【0047】式(II)のオキシランの製造を行う場
合、一般に式(III)のシクロプロピル−ヒドロキシ
エチル−アゾール1モルに対し1〜1.5当量の強塩基
を用いる。この工程は一般に反応混合物を水洗し、必要
に応じ予めあまり水と混合しない有機溶媒で希釈した
後、有機相を乾燥して濃縮し、必要に応じ残った生成物
から通常の方法、例えばガスクロマトグラフ法により存
在する不純物を除去して行われる。
【0048】式(I)のシクロプロピル−エチル−アゾ
ールを製造する本発明方法を行う場合、反応原料として
ナトリウムアジドを用いる。水は回収段階で加えるだけ
である。
【0049】式(I)の物質を製造する本発明方法を実
施するのに適した希釈剤はすべての極性をもった非プロ
トン性の有機溶媒である。ニトリル、例えばアセトニト
リルおよびプロピオニトリル、アミド、例えばジメチル
フォルムアミドおよびN−メチルピロリドン、さらに強
極性溶媒、例えばジメチルスルフォキシドを好適に使用
することができる。
【0050】式(I)の物質を製造する本発明方法を実
施するのに適した塩基は、この種の反応に通常適したす
べての無機および有機性の酸結合剤である。アルカリ金
属の炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウ
ム、およびt−アミン、例えばトリエチルアミンおよび
ピリジンを好適に使用することができる。
【0051】式(I)の物質を製造する本発明方法を実
施する反応温度はかなりの範囲で変えることができる。
本発明方法は一般に20〜130℃、好ましくは30〜
100℃の範囲の温度で行われる。
【0052】本発明方法は一般に大気圧下で行われる。
しかし高圧および低圧下で行うこともできる。
【0053】本発明方法を行う場合、式(II)のオキ
シラン1モル当たり一般に1モルかまたは過剰のナトリ
ウムアジドを用いる。回収は通常の方法で行われる。一
般にこの方法は次のようにして行われる。反応混合物を
水洗し、必要に応じアルカリ金属の塩基を存在させ、ま
た必要に応じ予め水とあまり混じらない有機溶媒で混合
した後、有機相を乾燥して濃縮し、必要に応じ通常の方
法、例えばガスクロマトグラフ法により残った生成物か
ら存在する不純物を除去する。
【0054】本発明の式(I)のシルロプロピル−エチ
ル−アゾールは酸付加塩または金属錯体に変えることが
できる。
【0055】式(I)の化合物の酸付加塩の製造に好適
な酸は本発明の酸付加塩の説明の際に好適なものとして
既に挙げた酸である。
【0056】式(I)の化合物の酸付加塩は通常の塩生
成法により、例えば式(I)の化合物を適当な不活性溶
媒に溶解し、例えば塩酸のような酸を加えることにより
簡単に得ることができ、公知方法、例えば瀘過により分
離し、随時不活性有機溶媒で洗滌して精製することがで
きる。
【0057】式(I)の化合物の金属塩錯体の製造に好
適な金属の塩は本発明の金属塩錯体の説明に関連して上
記に好適であるとしたものである。
【0058】式(I)の化合物の金属塩錯体は通常の方
法により、例えばエタノールのようなアルコールに金属
塩を溶解し、式(I)の化合物の溶液を加えることによ
り簡単に得ることができる。金属塩錯体は例えば濾過に
より公知方法で分離することができ、必要に応じ再結晶
により精製することができる。
【0059】本発明の活性化合物は強力な抗微生物活性
を有し、殺黴剤として用いることができる。
【0060】植物を保護するための殺黴剤はプラスモデ
ィオフォロマイシート(Plasmodiophoro
mycetes)、オーマイシート(Oomycete
s)、キトリディオマイシート(Chytridiom
ycetes)、ジゴマイシート(Zygomycet
es)、アスコマイシート(Ascomycete
s)、バシディオマイシート(Basidiomyce
tes)およびデューテロマイシート(Deutero
mycetes)を駆除するのに用いられる。
【0061】細菌による病気の原因となる上記の属名の
微生物の若干の例を下記に示すが、これだけに限定され
るものではない。
【0062】キサントモナス・オリザエ(Xantho
monas oryzae)のようなキサントモナス
種、プソイドモナス・ラクリマンス(Pseudomo
nas lachrymans)のようなプソイドモナ
ス種、エルウィニア・アミロヴォラ(Erwinia
amylovora)のようなエルウィニア種、ピティ
ウム・ウルティムム(Pythium ultimu
m)のようなピティウム種、フィトフトラ・インフェス
タンス(Phytophthora infestan
s)のようなフィトフトラ種、プソイドペロノスポラ・
フムリ(Pseudoperonospora hum
uli)またはプソイドペロノスポラ・クベンシス(c
ubensis)のようなプソイドペロノスポラ種、プ
ラスモパラ・ヴィティコラ(Plasmopara v
iticola)のようなプラスモパラ種、ペロノスポ
ラ・ピシ(Peronospora pisi)または
プソイドペロノスポラ・ブラシカエ(brassica
e)のようなプソイドペロノスポラ種、エリシフェ・グ
ラミニス(Erysiphe graminis)のよ
うなエリシフェ種、スファエロテカ・フリギネア(Sp
haerotheca fuliginea)のような
スファエロテカ種、ポドスファエラ・リューコトリカ
(Podosphaera leucotricha)
のようなポドスファエラ種、ヴェンテュリア・イナエク
アリス(Venturia inaequalis)の
ようなヴェンテュリア種、ピレノフォラ・テレス(Py
renophora teres)またはピレノフォラ
・グラミナエ(graminae)のようなピレノフォ
ラ種、 [分生子の形:ドレクスレラ(Drechsler
a)、別名ヘルミントスポリウム(Helmintho
sporium)] コクリオボルス・サティヴス(Cochliobolu
s sativus)のようなコクリオボルス種、 [分生子の形:ドレクスレラ(Drechsler
a)、別名ヘルミントスポリウム(Helmintho
sporium)] ウロミセス・アペンディクラトゥス(Uromyces
appendiculatus)のようなウロミセス
種、プッキニア・レコンディタ(Puccinia r
econdita)のようなプッキニア種、ティレティ
ア・カリエス(Tilletia caries)のよ
うなティレティア種、ウステラゴ・ヌダ(Ustila
go nuda)またはウステラゴ・アヴェナエ(av
enae)のようなウステラゴ種、ペリクラリア・ササ
キイ(Pellicularia sasakii)の
ようなペリクラリア種、ピリクラリア・オリザエ(Py
ricularia oryzae)のようなピリクラ
リア種、フサリウム・クルモルム(Fusarium
culmorum)のようなフサリウム種、ボトリテイ
ス・シネレア(Botrytis cinerea)の
ようなボトリテイス種、セプトリア・ノドルム(Sep
toria nodorum)のようなセプトリア種、
レプトスファエリア・ノドルム(Leptosphae
ria nodorum)のようなレプトスファエリア
種、セルコスポラ・カネッセンス(Cercospor
a canescens)のようなセルコスポラ種、ア
ルテルナリア・ブラシカエ(Alternaria b
rassicae)のようなアルテルナリア種、プソイ
ドセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudo
cercosporella herpotricho
ides)のようなプソイドセルコスポレラ種。
【0063】植物の病気を駆除するのに必要な濃度にお
いてこれらの活性化合物に対する植物の許容度は良好な
ために、植物の地上部分、栄養伝播茎および種子、並び
に土壌の処理を行うことができる。
【0064】本発明の活性化合物は穀草の病気、例えば
エリシフェ、レプトスファエリアおよびフサリウムの駆
除、および果物の成長、葡萄の栽培並びに野菜の成長時
におけるプラスモパラ、ヴェンチュリアおよびポドスフ
ァエラの駆除に特に適している。さらにこれらの活性化
合物は稲の病気、例えばピリクラリア・オリザエに対し
て用いることができ、試験管内に於ける活性は良好且つ
広範である。
【0065】本発明の物質は通常の組成物、例えば溶
液、乳化液、懸濁液、粉末、発泡体、ペースト、粒状
物、エーロゾル、重合体物質中および種子被覆組成物中
のの極めて細かいカプセル、並びにULV組成物に変え
ることができる。
【0066】これらの組成物は公知方法、例えば活性化
合物を伸展剤、即ち液体溶媒、加圧により液化するガ
ス、および/または固体担体と、随時表面活性剤、即ち
乳化剤および/または分散剤および/または発泡剤を用
いて混合することによりつくられる。伸展剤として水を
用いる場合には、例えばアルコールのような有機溶媒を
助剤として用いることができる。液体溶媒としては、主
として芳香族化合物、例えばキシレン、トルエンまたは
アルキルナフタレン、塩素化された芳香族化合物または
塩素化された脂肪族炭化水素、例えばクロロベンゼン、
クロロエチレン類、または塩化メチレン、脂肪族炭化水
素、例えばシクロヘキサンまたはパラフィン類、例えば
鉱油溜分、アルコール、例えばブタノールまたはグリコ
ール、並びにそのエーテルおよびエステル、ケトン、例
えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトンまたはシクロヘキサノン、強い極性溶媒、例えば
ジメチルフォルムアミドおよびジメチルスルフォキシ
ド、並びに水が適している。液化ガス伸展剤または担体
とは周囲温度、大気圧においてはガス状である液体、例
えばエーロゾル噴射剤、例えばハロゲン化炭化水素、ブ
タン、プロパン、窒素および二酸化炭素等である。固体
担体としては例えば磨砕した天然鉱物、例えばカオリ
ン、粘土、タルク、白亜、石英、アタパルジット、モン
モリロン石または珪藻土、および磨砕した合成鉱物、例
えば高分散シリカ、アルミナおよび珪酸塩が適当であ
る。粒状物に対する固体担体としては、例えば破砕して
分級した天然岩石、例えば方解石、大理石、蛭石、セピ
オライトおよびドロマイト、並び無機および有機性粉末
の合成粒状物、および有機性材料の粒状物、例えば鋸
屑、ココナツの殻、トウモロコシの穂軸およびタバコの
茎が適当である。乳化剤および/または発泡剤としては
例えば非イオン性および陰イオン性乳化剤、例えばポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂
肪族アルコールエーテル、例えばアルキルアリールポリ
グリコールエーテル、アルキルスルフォネート、硫酸ア
ルキル、アリールスルフォネート、並びにアルブミン加
水分解生成物が適している。分散剤としては例えばリグ
ニン亜硫酸塩廃液およびメチルセルロースが適してい
る。
【0067】接着剤、例えばカルボキシメチルセルロー
ス、粉末、粒状物またはラテックスの形をした天然およ
び合成の重合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアル
コールおよびポリ酢酸ビニルおよびレシチン、および合
成燐脂質をこれらの組成物に使用することができる。他
の添加剤はとしては鉱物油および植物油がある。
【0068】無機顔料のような着色剤、例えば酸化鉄、
酸化チタン、およびプルシャン・ブルー、および有機染
料、例えばアリザリン染料、アゾ染料、および金属フタ
ロシアニン染料、並びに痕跡量の栄養剤、例えば鉄、マ
グネシウム、硼素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜
鉛を使用することができる。
【0069】一般に組成物は0.1〜95重量%、好ま
しくは0.5〜90重量%の活性化合物を含んでいる。
【0070】本発明の活性化合物は公知の殺黴剤、殺菌
剤、殺ダニ剤、殺腺虫剤または殺虫剤との混合物として
組成物中に存在させ、例えば作用スペクトルを広げたり
或いは耐性の増加を防止することができる。ある場合に
は相乗作用が観測される。
【0071】これらの混合物に対する適当な物質の例を
下記に示す。
【0072】殺黴剤:2−アミノブタン、2−アニリノ
−4−メチル−6−シクロプロピル−ピリミジン、
2’,6’−ジブロモ−2−メチル−4’−トリフルオ
ロメトキシ−4’−トリフルオロメチル−1,3−チア
ゾール−5−カルボキシアニリド、2,6−ジクロロ−
N−(4−トリフルオロメチルベンジル)ベンズアミ
ド、(E)−2−メトキシイミノ−N−メチル−2−
(2−フェノキシフェニル)−アセトアミド、8−ヒド
ロキシキノリン硫酸塩、(E)−2−{2−[6−(2
−シアノフェノキシ)−ピリミジン−4−イルオキシ]
−フェニル}−3−メトキシアクリル酸メチル、(E)
−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ)−o−ト
リル]−酢酸メチル、2−フェニルフェノール(OP
P)、アルディモルフ、アンプロピルフォス、アニラジ
ン、アザコナゾール、ベナラキシル、ベノダニル、ベノ
ミル、ビナプアクリル、ビフェニル、ビテトラノール、
ブラスティシジン−S、ブロムコナゾール、ブピリメー
ト、ブチオベート、多硫化カルシウム、カプタフォル、
カプタン、カルベンダジム、カルボキシン、キノメチオ
ネート、クロロネブ、クロロピクリン、クロロタロニ
ル、クロゾリネート、クフラネブ、シモキサニル、シプ
ロコナゾール、シプロフラム、ジクロロフェン、ジクロ
ブトラゾール、ジクロフルアニド、ジクロメジン、ジク
ロラン、ジエトフェンカルブ、ジフェノコナゾール、ジ
メチリモール、ジメトモルフ、ジニコナゾール、ジノカ
ップ、ジフェニルアミン、ジピリジオン、ジタリムフォ
ス、ジチアノン、ドディン、ドラゾキソロン、エディフ
ェンフォス、エポキシコナゾール、エチリモール、エト
リジアゾール、フェナリモール、フェンブコナゾール、
フェンフラム、フェニトロパン、フェンピクロニル、フ
ェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フェンチン酢酸
塩、水酸化フェンチン、フェルバム、フェリムゾン、フ
ルアジナム、フルジオキソニル、フルオロミド、フルキ
ンコナゾール、フルシラゾール、フルスルファミド、フ
ルトラニル、フルトリアフォル、フォルペット、フォセ
チルアルミニウム、フタリド、フベリダゾール、フララ
キシル、フルメシクロックス、グアザチン、ヘキサクル
ロベンゼン、ヘキサコナゾール、ヒメキサゾール、イマ
ザリル、イミベンコナゾール、イミノクタジン、イプロ
ベンフォス(IBP)、イプロジオン、イソプロチオラ
ン、カスガマイシン、銅製剤、例えば水酸化銅、ナフテ
ン酸銅、オキシ塩化銅、硫酸銅、酸化銅、オキシン銅お
よびボルドー混合物、マンコッパー、マンコゼブ、マネ
ブ、メパニピリム、メプロニル、メタラキシル、メトコ
ナゾール、メタスルフォカルブ、メトフロキサム、メチ
ラム、メトスルフォヴァックス、ミクロブタニル、ジメ
チルジチオカルバミン酸ニッケル、ニトロタル−イソプ
ロピル、ヌアリモル、オフレース、オキサジキシル、オ
キサモカルブ、オキシカルボキシン、ペフラゾエート、
ペンコナゾール、ペンサイクロン、フォスジフェン、ピ
マリシン、ピペラリン、ポリオキシン、プロベナゾー
ル、プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、プ
ロピコナゾール、プロピネブ、ピラゾフォス、ピリフェ
ノックス、ピリメタニル、ピロキロン、キントゼン(P
CNB)、硫黄および硫黄製剤、テブコナゾール、テク
ロフタラム、テクナゼン、テトラコナゾール、チアベン
ダゾール、チシオフェン、チオファネート−メチル、チ
ラム、トルクロフォス−メチル、トリルフルアニド、ト
リアメジフォン、トリアジメノール、トリアゾキシド、
トリクラミド、トリシクラゾール、トリデモルフ、トリ
フルミゾール、トリフォリン、トリチコナゾール、ヴァ
リダマイシンA、ヴィンクロゾリン、ジネブ、ジラム。
【0073】殺菌剤:ブロノポール、ジクロロフェン、
ニトラピリン、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、
カスガマイシン、オクチリノン、フランカルボン酸、オ
キシテトラサイクリン、プロベナゾール、ストレプトマ
イシン、テクロフタラム、硫酸銅および他の銅製剤。
【0074】殺虫剤/殺ダニ剤/殺腺虫剤 アバセクチン、AC 303 630、アセフェート、
アクリナトリン、アラニカルブ、アルディカルブ、アル
ファメトリン、アミトラズ、アヴェルメクチン、AZ
60541、アザディラクチン、アジンフォスA、アジ
ンフォスM、アゾシクロチン、バシルス・トゥリンギエ
ニシス、ベンディオカルブ、ベンフラカルブ、ベンスル
タップ、β−シフルトリン、ビフェントリン、BPM
C、ブロフェンプロックス、ブロモフォスA、ブフェン
カルブ、ブプロフェジン、ブトカルボキシン、ブチルピ
リダベン、カドゥサフォス、カルバリル、カルボフラ
ン、カルボフェノチオン、カルボスルファン、カルタッ
プ、CGA 157 419、CGA 184699、
クロエトカルブ、クロレトキシフォス、クロフェンヴィ
ンフォス、クロルフルアズロン、クロルメフォス、クロ
ルピリフォス、クロルピリフォスM、シス−レスメチ
ン、クロシトリン、クロフェンテジン、シアノフォス、
シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シヘ
キサチン、シペルメトリン、シロマジン、デルタメトリ
ン、デメトン−M、デメトン−S、デメトン−S−メチ
ル、ジアフェンチウロン、ジアジノン、ジクロロフェン
チオン、ジクロルヴォス、ジクリフォス、ジクロトフォ
ス、ジエチオン、ジフルベンズロン、ジメトエート、ジ
メチルヴィンフォス、ジオキサチオン、ジスルフォト
ン、エジフェンフォス、エマメクチン、エスフェンヴァ
レレート、エチオフェンカルブ、エチオン、エトフェン
プロックス、エトプロフォス、エトリンフォス、フェナ
ミフォス、フェナザキン、フェンブタチンオキシド、フ
ェニトロチオン、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、
フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンピラ
ド、フェンピロキシメート、フェンチオン、フェンヴァ
レレート、フィプロニル、フルアジナム、フルシクロク
スロン、フルシトリネート、フルフェノクスロン、フル
フェノプロックス、フルヴァリネート、フォノフォス、
フォルモチオン、フォスチアゼート、フブフェンプロッ
クス、フルヴァリネート、フォノフォス、フォルモチオ
ン、フォスチアゼート、フブフェンプロックス、フラチ
オカルブ、HCH、ヘプテンオフォス、ヘキサフルムロ
ン、ヘキシチアゾックス、イミダクロプリド、イプロベ
ンフォス、イサゾフォス、イソフェンフォス、イソプロ
カルブ、イソキサチオン、イヴェメクチン、λ−シハロ
トリン、ルフェヌロン、マラチオン、メカルバム、メル
ヴィンフォス、メスルフェンフォス、メタアルデヒド、
メタクリフォス、メタアミドフォス、メチダチオン、メ
チオカルブ、メチオミル、メトルカルブ、ミルベメクチ
ン、モノクロトフォス、モキシデクチン、ナレッド、N
C 184、NI 25、ニテンピラム、オメトエー
ト、オキサミル、オキシデメトンM、オキシデプロフォ
ス、パラチオンA、パラチオンM、ペルメトリン、フェ
ントエート、フォレート、フォサロン、フォスメット、
フォスファミドン、フォクシム、ピリミカルブ、ピリミ
フォスM、ピリミフォスA、プロフェノフォス、プロメ
カルブ、プロパフォス、プロポクスール、プロチオフォ
ス、プロトエート、ピメトロジン、ピラクロフォス、ピ
リダフェンチオン、ピレスメトリン、ピレトルム、ピリ
ダベン、ピリミジフェン、ピリプロキシフェン、キナル
フォス、RH 5992、サリチオン、セブフォス、シ
ラフルオフェン、スルフォテップ、スルプロフォス、テ
ブフェノジッド、テブフェノピラッド、テブピリミフォ
ス、テフルベンズロン、テフルトリン、テメフォス、テ
ルバム、テルブフォス、テトラクロルヴィンフォス、チ
アフェノックス、チオジカルブ、チオファノックス、チ
オメトン、チオナジン、トゥリンギエンシン、トラロメ
トリン、トリアラテン、トリアゾフォス、トリアズロ
ン、トリクロルフォン、トリフルムロン、トリメタカル
ブ、ヴァミドチオン、XMC、キシリルカルブ、ゼタメ
トリン。
【0075】他の公知活性化合物、例えば除草剤または
肥料および成長調節剤との混合物も可能である。
【0076】活性化合物はそのまま、または調合物、或
いはそれからつくられた使用形態、例えばすぐ使用でき
る溶液、懸濁液、潤性粉末、ペースト、可溶性粉末、粉
剤および粒剤の形で用いることができる。これらの活性
化合物は通常の方法、例えば潅注、噴霧、微粉末化、散
布、振り掛け、発泡、刷毛塗り等の方法で使用される。
さらに活性化合物を超小容量法で施用することができ、
また活性化合物組成物または活性化合物自身を土壌に注
入することができる。また植物の種子を処理することが
できる。
【0077】植物の一部を処理する場合には、使用形態
中における活性化合物の濃度はかなりの範囲で変えるこ
とができ、一般に1〜0.0001重量%、好ましくは
0.5〜0.001重量%である。
【0078】種子を処理する場合には、活性化合物の量
は種子1kg当たり0.001〜50g、好ましくは
0.01〜10gが必要である。
【0079】土壌を処理する場合には、作用場所におい
て0.00001〜0.1重量%、好ましくは0.00
01〜0.02重量%の濃度が必要である。
【0080】下記実施例により本発明の活性化合物の製
造法および使用法を例示する。
【0081】製造実施例 実施例 1
【0082】
【化12】
【0083】3−(2−クロロベンジル)−3−(1,
2,4−トリアゾル−イル−メチル)−2−オキソ−ス
ピロ[2,2]ペンタン2.76g(10ミリモル)、
ナトリウムアジド0.39g(6ミリモル)および無水
ジメチルフォルムアミド20mlの混合物を撹拌しなが
ら3時間80℃に加熱する。次いでこの反応混合物を酢
酸エチルで処理し、繰り返し炭酸ナトリウム飽和溶液と
振盪して抽出する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、減圧下で濃縮する。これにより3.3gの粗製物が
得られ、これを流出液として酢酸エチルを用い、300
gのシリカ上でクロマトグラフにかける。流出液を濃縮
した後、1.3g(理論値の41%)の2−アジド−2
−(1−ヒドロキシ−シクロプロピル−1−イル)−1
−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリア
ゾル−1−イル)−プロパンを融点137〜139℃の
固体物質の形で得た。
【0084】原料の製造 実施例 2
【0085】
【化13】
【0086】3.12g(10ミリモル)の2−(1−
クロロシクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)
−2−ヒドロキシ−3−(1,2,4−トリアゾル−1
−イル)−プロパン、1.12g(10ミリモル)のカ
リウムt−ブチレートおよび50mlの無水t−ブタノ
ールの混合物を60℃で25時間撹拌する。次いで反応
混合物を酢酸エチルで希釈し、硫酸ナトリウム上で乾燥
し、減圧下で濃縮した。これにより3.29gの粗製物
を得た。これを酢酸エチルを流出液として用い、300
gのシリカ・ゲル上でクロマトグラフにかける。流出液
を濃縮した後、1.3g(理論値の47%)の3−(2
−クロロベンジル)−3−(1,2,4−トリアゾル−
1−イル−メチル)−2−オキサ−スピロ[2,2]−
ペンタンを油の形で得た。
【0087】1H NMRスペクトル(200MHz、
CDCl3、TMS):δ=0.7〜0.95(m,4
H);3.3(s,2H);4.55(AB,2H);
7.2〜7.4(m,4H);7.9(s,1H);
8.1(s,1H)ppm GC/MS(Ci): 276(M+H+,100%) 実施例 3
【0088】
【化14】
【0089】3.14g(5ミリモル)の6−(1−ク
ロロシクロプロピル)−6−ヒドロキシ−4−メチレン
−7−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−ヘプト
−1−エン、0.56g(5ミリモル)のカリウムt−
ブチレートおよび30mlの無水t−ブタノールの混合
物を60℃で22時間撹拌する。次いで反応混合物を酢
酸エチルで希釈し、繰り返し水で洗滌する。有機相を硫
酸ナトリウム上で乾燥し減圧下で濃縮した。これにより
1.1gの粗製物を得た。これを酢酸エチルを流出液と
して用い、300gのシリカ・ゲル上でクロマトグラフ
にかける。流出液を濃縮した後、0.8g(理論値の7
0%)の3−(2−メチレン−ペント−4−エニル)−
3−(1,2,4−トリアゾル−1−イル−メチル)−
2−オキサ−スピロ[2,2]−ペンタンを油の形で得
た。
【0090】1H NMRスペクトル(200MHz、
CDCl3、TMS):δ=0.8〜1.1(m,4
H);2.45(AB,2H);2.7(AB,2
H);4.55(s,2H);5.0(m,4H);
5.8(m,1H);7.95(s,1H);8.15
(s,1H) GC/MS(Ci): 232(M+H+,100%) 実施例 4
【0091】
【化15】
【0092】1.52g(5ミリモル)の4−(1−ク
ロロシクロプロピル)−4−ヒドロキシ−2−フェニル
−5−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−ペント
−1−エン、0.67g(6ミリモル)のカリウムt−
ブチレートおよび50mlのテトラヒドロフランの混合
物を40℃で5時間撹拌する。次いで反応混合物を酢酸
エチルで希釈し、炭酸ナトリウム飽和水溶液を用いて繰
り返し洗滌する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し減
圧下で濃縮した。これにより1.3gの粗製物を得た。
これを酢酸エチルを流出液として用い、200gのシリ
カ・ゲル上でクロマトグラフにかける。流出液を濃縮し
た後、0.5g(理論値の37%)の3−(2−フェニ
ル−プロプ−1−エン−3−イル)−3−(1,2,4
−トリアゾル−1−イル−メチル)−2−オキサ−スピ
ロ[2,2]−ペンタンを油の形で得た。
【0093】 GC/MS(Ci): 268(M+H+,100%) 実施例 5
【0094】
【化16】
【0095】実施例4の方法により式(II−4)の化
合物がつくられる。この物質は油の形で得られる。
【0096】 GC/MS(Ci): 206(M+H+,100%) 使用例 実施例 A エリシフェ試験(大麦)/保護 溶媒:10重量部のN−メチルピロリドン 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコー
ルエーテル 活性化合物の適当な調合物をつくるために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合し、この
濃縮物を水で希釈して所望の濃度にする。
【0097】保護活性を試験するために、下記に示した
施用割合で活性化合物の調合物を若い植物に噴霧した。
【0098】噴霧被膜が乾燥した後、植物にエリシフェ
・グラミニスf.sp.ホルデイ(hordei)の胞
子を振り掛ける。
【0099】植物を温度約20℃、相対湿度約80%の
温室の中に入れ、ウドン粉病菌の膿疱の発育を促進す
る。
【0100】接種した後7日後に評価を行う。
【0101】この試験において施用割合250g/ha
において本発明の化合物(I−1)は100%の効果を
示した。
【0102】実施例 B ギベレラ・ゼアエ試験(大麦)/保護 [別名フサリウム・グラミネアルム(graminea
rum)] 溶媒:10重量部のN−メチルピロリドン 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコー
ルエーテル 活性化合物の適当な調合物をつくるために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合し、この
濃縮物を水で希釈して所望の濃度にする。
【0103】保護活性を試験するために、下記に示した
施用割合で活性化合物の調合物を若い植物に噴霧した。
【0104】噴霧被膜が乾燥した後、植物にギベレラ・
ゼアエ(Gibberella zeae)の分生子を
振り掛ける。
【0105】植物を温度約20℃、相対湿度約100%
の温室の中に入れる。
【0106】接種した後4日後に評価を行う。
【0107】この試験において施用割合250g/ha
において本発明の化合物(I−1)は100%の効果を
示した。
【0108】実施例 C プラスモパラ試験(蔓科植物)/保護 溶媒:4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリールポリグリコー
ルエーテル 活性化合物の適当な調合物をつくるために、1重量部の
活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合し、この
濃縮物を水で希釈して所望の濃度にする。
【0109】保護活性を試験するために、活性化合物の
調合物を滴り落ちるまで若い植物に噴霧した。噴霧被膜
が乾燥した後、植物にプラスモパラ・ヴィチコーラ(p
lasmopara viticola)の胞子の懸濁
液を接種し、温度20〜22℃、相対湿度100%の湿
潤室の仮名に1日間放置した。次いで植物を温度21
℃、大気の湿度90%の音質の中に5日間入れた。次に
植物を湿らせ、湿潤室の中に1日間入れる。
【0110】接種を行ってから6日後に評価をした。
【0111】この試験においては、本発明後化合物(I
−1)は10ppmの施用割合で90%以上の効果を示
した。
【0112】
【表11】
【0113】
【表12】
【0114】
【表13】
【0115】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.式
【0116】
【化17】
【0117】但しRはアルキルにより、または随時置換
基をもったアリール、随時置換基をもったアラルキルま
たは随時置換基をもったアラルケニルにより随時置換さ
れているアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア
ルキルを表し、Zは窒素原子またはCH基を表す、のシ
クロプロピル−エチル−アゾールおよび酸付加塩または
金属塩錯体。
【0118】2.上記式(I)において、Rは好ましく
は炭素数1〜8の直鎖または分岐したアルキル、炭素数
2〜8の直鎖または分岐したアルケニル、炭素数2〜8
の直鎖または分岐したアルキニルであるか、または各シ
クロアルキル基が同一または相異なる炭素数1〜4のア
ルキルで1〜3置換され得る炭素数3〜7のシクロアル
キルであるか、またはハロゲン、炭素数1〜4のアルキ
ル、炭素数1〜4のアルコキシ、炭素数1〜4のアルキ
ルチオ、同一または相異なるハロゲン原子を1〜5個含
む炭素数1または2のハロゲノアルキル、同一または相
異なるハロゲン原子を1〜5個含む炭素数1または2の
ハロゲノアルキルチオ、炭素数3〜7のシクロアルキ
ル、フェニル、フェノキシ、アルコキシ部分の炭素数が
1から4のアルコキシカルボニル、アルキル部分の炭素
数が1〜4の炭素数1〜4のアルコキシイミノアルキ
ル、ニトロおよび/またはシアノから成る一連の同一ま
たは相異なる置換基で1〜3置換されていることができ
るフェニルであるか、またはフェニル部分がハロゲン、
炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、
炭素数1〜4のアルキルチオ、同一または相異なるハロ
ゲン原子を1〜5個含む炭素数1または2のハロゲノア
ルキル、同一または相異なるハロゲン原子を1〜5個含
む炭素数1または2のハロゲノアルキルチオ、炭素数3
〜7のシクロアルキル、フェニル、フェノキシ、アルコ
キシ部分の炭素数が1から4のアルコキシカルボニル、
アルキル部分の炭素数が1〜4の炭素数1〜4のアルコ
キシイミノアルキル、ニトロおよび/またはシアノから
成る一連の同一または相異なる置換基で1〜3置換され
ていることができる直鎖または分岐したアルキル部分の
炭素数が1〜4のフェニルアルキルであるか、またはフ
ェニル部分がハロゲン、炭素数1〜4のアルキル、炭素
数1〜4のアルコキシ、炭素数1〜4のアルキルチオ、
同一または相異なるハロゲン原子を1〜5個含む炭素数
1または2のハロゲノアルキル、同一または相異なるハ
ロゲン原子を1〜5個含む炭素数1または2のハロゲノ
アルキルチオ、炭素数3〜7のシクロアルキル、フェニ
ル、フェノキシ、アルコキシ部分の炭素数が1から4の
アルコキシカルボニル、アルキル部分の炭素数が1〜4
の炭素数1〜4のアルコキシイミノアルキル、ニトロお
よび/またはシアノから成る一連の同一または相異なる
置換基で1〜3置換されていることができる直鎖または
分岐したアルケニル部分の炭素数が2〜4のフェニルア
ルケニルであり、Zは好ましくは窒素かまたはCH基を
表すシクロプロピル−エチル−アゾール。
【0119】3.式
【0120】
【化18】
【0121】但しRはアルキルにより、または随時置換
基をもったアリール、随時置換基をもったアラルキルま
たは随時置換基をもったアラルケニルにより随時置換さ
れているアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア
ルキルを表し、Zは窒素原子またはCH基を表す、のシ
クロプロピル−エチル−アゾール、およびその酸付加塩
および金属塩錯体の製造法において、式
【0122】
【化19】
【0123】但しRおよびZは上記意味を有する、のオ
キシランを他の希釈剤を存在させ、また塩基を存在させ
てナトリウムアジドと反応させ、その生成物を水を加え
ながら回収し、必要に応じ得られた式(I)の化合物を
次いで酸または金属塩と付加反応させる方法。
【0124】4.上記1記載の式(I)の少なくとも1
種のシクロプロピル−エチル−アゾール、または式
(I)のシクロプロピル−エチル−アゾールの酸付加塩
または金属塩錯体から成る殺黴剤組成物。
【0125】5.上記1記載の式(I)のシクロプロピ
ル−エチル−アゾール、またはその酸付加塩または金属
塩錯体を黴の駆除に使用する方法。
【0126】6.上記1記載の式(I)のシクロプロピ
ル−エチル−アゾール、またはその酸付加塩または金属
塩錯体を黴および/またはその周辺に施用して黴を駆除
する方法。
【0127】7.上記1記載の式(I)のシクロプロピ
ル−エチル−アゾール、またはその酸付加塩または金属
塩錯体を伸展剤および/または表面活性剤と混合する殺
黴剤組成物の製造法。
【0128】8.式
【0129】
【化20】
【0130】但しRはアルキルにより、または随時置換
基をもったアリール、随時置換基をもったアラルキルま
たは随時置換基をもったアラルケニルにより随時置換さ
れているアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア
ルキルを表し、Zは窒素原子またはCH基を表す、のオ
キシラン。
【0131】9.式
【0132】
【化21】
【0133】但しRはアルキルにより、または随時置換
基をもったアリール、随時置換基をもったアラルキルま
たは随時置換基をもったアラルケニルにより随時置換さ
れているアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア
ルキルを表し、Zは窒素原子またはCH基を表す、のオ
キシランの製造法において、式
【0134】
【化22】
【0135】但しRおよびZは上記意味を有する、のシ
クロプロピル−ヒドロキシエチル−アゾールを強塩基お
よび希釈剤を存在させて反応させる方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/06 249 //(C07D 405/06 249:08 303:04) (C07D 405/06 233:56 303:04) (C07D 405/06 249:08 303:08) (C07D 405/06 233:56 303:08) (72)発明者 クラウス・シユテンツエル ドイツ40595デユツセルドルフ・ゼーゼナ ーシユトラーセ17 (72)発明者 ハインツ−ビルヘルム・デーネ ドイツ53125ボン・チヤールズ−ビマー− シユトラーセ15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 但しRはアルキルにより、または随時置換基をもったア
    リール、随時置換基をもったアラルキルまたは随時置換
    基をもったアラルケニルにより随時置換されているアル
    キル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルを表
    し、 Zは窒素原子またはCH基を表す、を有することを特徴
    とするの新規シクロプロピル−エチル−アゾールおよび
    酸付加塩または金属塩錯体。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 但しRはアルキルにより、または随時置換基をもったア
    リール、随時置換基をもったアラルキルまたは随時置換
    基をもったアラルケニルにより随時置換されているアル
    キル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルを表
    し、 Zは窒素原子またはCH基を表す、のシクロプロピル−
    エチル−アゾール、およびその酸付加塩および金属塩錯
    体の製造法において、式 【化3】 但しRおよびZは上記意味を有する、のオキシランを他
    の希釈剤を存在させ、また塩基を存在させてナトリウム
    アジドと反応させ、その生成物を水を加えながら回収
    し、必要に応じ得られた式(I)の化合物を次いで酸ま
    たは金属塩と付加反応させることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の式(I)の少なくとも1
    種のシクロプロピル−エチル−アソール、または式
    (I)のシクロプロピル−エチル−アソールの酸付加塩
    または金属塩錯体から成ることを特徴とする殺黴剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の式(I)のシクロプロピ
    ル−エチル−アソール、またはその酸付加塩または金属
    塩錯体を黴および/またはその周辺に施用してことを特
    徴とする黴を駆除する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の式(I)のシクロプロピ
    ル−エチル−アソール、またはその酸付加塩または金属
    塩錯体を伸展剤および/または表面活性財と混合するこ
    とを特徴とする殺黴剤組成物の製造法。
  6. 【請求項6】 式 【化4】 但しRはアルキルにより、または随時置換基をもったア
    リール、随時置換基をもったアラルキルまたは随時置換
    基をもったアラルケニルにより随時置換されているアル
    キル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルを表
    し、 Zは窒素原子またはCH基を表す、を有することを特徴
    とするのオキシラン。
  7. 【請求項7】 式 【化5】 但しRはアルキルにより、または随時置換基をもったア
    リール、随時置換基をもったアラルキルまたは随時置換
    基をもったアラルケニルにより随時置換されているアル
    キル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルを表
    し、 Zは窒素原子またはCH基を表す、のオキシランノ製造
    法において、式 【化6】 但しRおよびZは上記意味を有する、のシクロプロピル
    −ヒドロキシエチル−アゾールを強塩基および希釈剤を
    存在させて反応させることを特徴とする方法。
JP7103179A 1994-04-11 1995-04-05 シクロプロピル−エチル−アゾール Pending JPH07285944A (ja)

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