JPH07285938A - ベンゾイルキノリン誘導体及び農園芸用殺菌剤 - Google Patents

ベンゾイルキノリン誘導体及び農園芸用殺菌剤

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JPH07285938A
JPH07285938A JP6197176A JP19717694A JPH07285938A JP H07285938 A JPH07285938 A JP H07285938A JP 6197176 A JP6197176 A JP 6197176A JP 19717694 A JP19717694 A JP 19717694A JP H07285938 A JPH07285938 A JP H07285938A
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alkyl
haloalkyl
halogen
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JP6197176A
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Yoshio Kurahashi
良雄 倉橋
Koichi Moriie
晃一 盛家
Haruko Sawada
治子 沢田
Haruhiko Sakuma
晴彦 佐久間
Katsuaki Wada
勝昭 和田
Akira Watanabe
亮 渡辺
Akimi Ito
暁美 伊藤
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Nihon Bayer Agrochem KK
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/12Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D215/14Radicals substituted by oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/18Halogen atoms or nitro radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings
    • A01N43/42Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings condensed with carbocyclic rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/435Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
    • A61K31/47Quinolines; Isoquinolines

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベンゾイルキノリン誘導体、その製法及び農
園芸用殺菌剤 【構成】 下記式で表されるベンゾイルキノリン誘導体 【化1】 式中、R1 は、ハロゲン、C1-4 アルキル又はC1-4
ロアルキルを示し、lは、0又は1を示し、R2 は、ハ
ロゲン、ニトロ、シアノ、C1-4 アルキル、C1-4 アル
コキシ、C1-4 アルキルチオ、C1-4 ハロアルキル、C
1-4 ハロアルコキシ又はフェニルを示し、mが2以上を
示す場合、2つのR2 がメチレンジオキシを形成しても
よい、mは、0、1、2、3、4又は5を示し、R
3 は、C1-4 アルキル又はC1-4 ハロアルキルを示し、
そして、nは、0又は1を示す。 【効果】 本発明化合物は、農園芸用殺菌剤として優れ
た活性を有す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベンゾイルキノリン誘
導体、その製法及び農園芸用殺菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術および技術課題】本願出願前公知の特開平
1−246263、特開平3−66689、特開平4−
187677、特開平5−202032及び特開平5−
27122には、農園芸用殺菌剤として有用なキノリン
誘導体が記載されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、下記式
(I)で表されるベンゾイルキノリン誘導体が優れた殺
菌活性を示すことを見出した。式:
【化2】 式中、R1 は、ハロゲン、C1-4 アルキル又はC1-4
ロアルキルを示し、lは、0又は1を示し、R2 は、ハ
ロゲン、ニトロ、シアノ、C1-4 アルキル、C1-4 アル
コキシ、C1-4 アルキルチオ、C1-4 ハロアルキル、C
1-4 ハロアルコキシ又はフェニルを示し、mが2以上を
示す場合、2つのR2 がメチレンジオキシを形成しても
よい、mは、0、1、2、3、4又は5を示し、R
3 は、C1-4 アルキル又はC1-4 ハロアルキルを示し、
そして、nは、0又は1を示す。
【0004】式(I)のベンゾイルキノリン誘導体は、
下記製造方法によって合成することが出来る。 製法a) 式(II):
【化3】 式中、R1 、l、R3 及びnは、前記と同じ、で表され
る4−クロロキノリン誘導体を 式(III):
【化4】 2 及びmは、前記と同じ、で表されるフェニルアセト
ニトリル類とを酸素の存在下で反応させることを特徴と
する製造方法、又は
【0005】製法b) 式(IV):
【化5】 式中、R1 、l、R3 及びnは前記と同じ、で表される
キノリンカルボン酸クロライド類を 式(V):
【化6】 2 及びmは、前記と同じ、で表されるフェニル類とを
反応させることを特徴とする製造方法。
【0006】本発明式(I)のベンゾイルキノリン誘導
体は強力な殺菌活性を示す。意外にも、驚くべきこと
に、本発明によれば、式(I)のベンゾイルキノリン誘
導体は、上記特開平記載の化合物に比して、実質的に極
めて卓越した殺菌活性を現す。本発明式(I)のベンゾ
イルキノリン誘導体、並びに製造中間体の各式に於い
て、ハロゲン及びハロゲノアルキル及びハロゲノアルコ
キシのハロゲン部位は、フルオル、クロル、ブロム、ヨ
ードを示し、好ましくは、クロル又はフルオルを示す。
1-4 アルキルは、例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、n−(iso−、tert−、se
c−)ブチルを示す。好ましくは、メチル、エチルを示
す。C1-4 アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、n−(iso−、t
ert−、sec−)ブトキシを示す。好ましくは、メ
トキシ、エトキシを示す。C1-4 アルキルチオは、例え
ば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロ
ピルチオ、n−(iso−、tert−、sec−)ブ
チルチオを示す。好ましくは、メチルチオ、エチルチオ
を示す。C1-4 ハロアルキルは、1乃至すべての水素原
子が、同一あるいは異なるハロゲンによって置換された
上記C1-4 アルキルを示し、例えば、トリフルオロメチ
ル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、クロロメチ
ル、ジクロロメチル等を示す。好ましくは、トリフルオ
ロメチル、ジフルオロメチル、クロロメチルを示す。C
1-4 ハロアルコキシは、1乃至すべての水素原子が、同
一あるいは異なるハロゲンによって置換された上記C
1-4 アルコキシを示し、例えば、トリフルオロメトキ
シ、ジフルオロメトキシ、フルオロメトキシ、クロロメ
トキシ、ジクロロメトキシ等を示す。好ましくは、トリ
フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシを示す。
【0007】本発明式(I)のベンゾイルキノリン誘導
体において、その好ましい例は、R1 は、ハロゲン、C
1-3 アルキル又はC1-3 ハロアルキルを示し、lは、0
又は1を示し、R2 は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C
1-3 アルキル、C1-3 アルコキシ、C1- 3 アルキルチ
オ、C1-3 ハロアルキル、C1-3 ハロアルコキシ又はフ
ェニルを示し、mが2を示す場合、2つのR2 がメチレ
ンジオキシを形成してもよい、mは、0、1又は2を示
し、R3 は、C1-3 アルキル又はC1-3 ハロアルキルを
示し、そして、nは、0又は1を示す。特に好ましく
は、R1 は、ハロゲン又はトリフルオロメチルを示し、
lは1を示し、R2 は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C
1-3 アルキル、C1-3 アルコキシ、C1- 3 アルキルチ
オ、C1-3 ハロアルキル、C1-3 ハロアルコキシ又はフ
ェニルを示し、mは、0、1又は2を示し、そして、n
は0を示す。
【0008】更に、好ましくは、R1 は、7の位置に結
合するハロゲン又は7の位置に結合するトリフルオロメ
チルを示し、lは1を示し、R2 は、ハロゲン、ニト
ロ、シアノ、C1-3 アルキル、C1-3 アルコキシ、C1-
3 アルキルチオ、C1-3 ハロアルキル、C1-3 ハロアル
コキシ又はフェニルを示し、mは、0又は1を示し、そ
して、nは0を示す。下記第1表に、本発明式(I)の
ベンゾイルキノリン誘導体を示す。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】
【表3】
【0012】上記製法a)に於いて、原料として、例え
ば、4,7−ジクロロキノリンと4−クロロベンジルシ
アニドとを用いると下記反応式で表される。
【化7】
【0013】上記製法b)に於いて、原料として7−ク
ロロキノリン−4−カルボン酸の酸クロライドとトルエ
ンとを用いると下記反応式で表される。
【化8】
【0014】上記製法a)に於いて、原料の式(II)の
キノリン誘導体は、前記R1 、l、R3 及びnの定義に
基づいたものを示し、好ましくは、前記R1 、l、R3
及びnのそれぞれ好ましい定義に基づいたものを示す。
原料の式(II)のキノリン誘導体は、有機化学の分野で
はよく知られたもので、例えば、4,7−ジクロロキノ
リンは市販されている。他のキノリン誘導体は、例え
ば、Organic Syntheses 、1955年の272−275
頁、又は、Tetrahedron 、41巻、1985年の303
3−3036頁に記載されている方法によって合成する
ことができる。式(II)の化合物の例として、下記の化
合物を挙げることができる。4,6−ジクロロキノリ
ン、4,7−ジクロロキノリン、4,8−ジクロロキノ
リン、4−クロロ−7−トリフルオロメチルキノリン、
2−クロロキノリン、4−クロロ−2−メチルキノリ
ン、4−クロロ−3−メチルキノリン。
【0015】上記製法a)に於いて、原料の式(III)の
フェニルアセトニトリル類は、前記R2 及びmの定義に
基づいたものを示し、好ましくは、前記R2 及びmのそ
れぞれ好ましい定義に基づいたものを示す。式(III)の
フェニルアセトニトリル類は、有機化学の分野ではよく
知られたものである。式(III)の化合物の例として、下
記の化合物を挙げることができる。3−クロロフェニル
アセトニトリル、4−クロロフェニルアセトニトリル、
2−フルオロフェニルアセトニトリル、4−メチルフェ
ニルアセトニトリル、3−フルオロフェニルアセトニト
リル、2−クロロフェニルアセトニトリル、4−フルオ
ロフェニルアセトニトリル、3−フェニルアセトニトリ
ル、4−メトキシフェニルアセトニトリル、2−メチル
フェニルアセトニトリル、3−メチルフェニルアセトニ
トリル、2−メトキシフェニルアセトニトリル、3−メ
トキシフェニルアセトニトリル、4−ブロモフェニルア
セトニトリル、3−フェニルフェニルアセトニトリル、
4−ニトロフェニルアセトニトリル、2−ニトロフェニ
ルアセトニトリル、2−シアノフェニルアセトニトリ
ル、4−シアノフェニルアセトニトリル、2,6−ジフ
ルオロフェニルアセトニトリル、2,6−ジクロロフェ
ニルアセトニトリル、2,4−ジフルオロフェニルアセ
トニトリル、2,5−ジフルオロフェニルアセトニトリ
ル、2,4−ジクロロフェニルアセトニトリル、3,4
−ジクロロフェニルアセトニトリル、3,5−ビストリ
フルオロメチルフェニルアセトニトリル、3,4−ジフ
ルオロフェニルフェニルアセトニトリル、2−トリフル
オロメチルフェニルアセトニトリル、3−トリフルオロ
メチルフェニルアセトニトリル、4−トリフルオロメチ
ルフェニルアセトニトリル、2−クロロ−6−フルオロ
フェニルアセトニトリル、3,4−ジメトキシフェニル
アセトニトリル、3,4,5−トリメトキシフェニルア
セトニトリル、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフ
ェニルアセトニトリル、4−トリフルオロメトキシフェ
ニルアセトニトリル、4−ジフルオロメトキシフェニル
アセトニトリル、3,4−(メチレンジオキシ)フェニ
ルアセトニトリル。
【0016】上記製法b)に於いて、原料の式(IV)の
キノリンカルボン酸クロライド類は、前記R1 、l、R
3 及びnの定義に基づいたものを示し、好ましくは、前
記R1 、l、R3 及びnのそれぞれ好ましい定義に基づ
いたものを示す。原料の式(IV)のキノリンカルボン酸
クロライド類は、有機化学の分野ではよく知られたもの
で、例えば、Journal of American Chemical Society、
69巻、1260−1263頁、1947年等に記載さ
れている方法によって合成したキノリンカルボン酸を常
法によりクロライドにすることで得ることができる。式
(IV)の化合物の例として、下記の化合物を挙げること
ができる。7−クロロキノリン−4−カルボン酸クロラ
イド。
【0017】上記製法b)に於いて、原料の式(V)の
フェニル類は、前記R2 及びmの定義に基づいたものを
示し、好ましくは、前記R2 及びmのそれぞれ好ましい
定義に基づいたものを示す。式(V)のフェニル類は、
有機化学の分野ではよく知られたものである。式(V)
の化合物の例として、下記の化合物を挙げることができ
る。トルエン、クロルベンゼン、アニソール、フルオロ
ベンゼン、ブロムベンゼン、フェネトール、チオアニソ
ール。
【0018】上記製法a)の実施に際しては、適当な希
釈剤として、すべての不活性な有機溶媒を挙げることが
できる。斯かる希釈剤の例としては、脂肪族、環脂肪族
および芳香族炭化水素類(場合によっては塩素化されて
もよい)例えば、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、石油エーテル、リグロイン、ベンゼン、トルエン、
キシレン、ジクロロメタン、クロルベンゼン、ジクロロ
ベンゼン;その他、エーテル類例えば、エチルエーテ
ル、メチルエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ブ
チルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン(DM
E)、テトラヒドロフラン(THF)、ジエチレングリ
コールジメチルエーテル(DGM);その他、ケトン類
例えばアセトン、メチルエチルケトン(MEK)、メチ
ル−イソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン(M
IBK);その他、ニトリル類例えば、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル、アクリロニトリル;その他、ア
ルコール類例えば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、ブタノール、エチレングリコール;その他、
エステル類例えば、酢酸エチル、酢酸アミル;その他、
酸アミド類例えば、ジメチルホルムアミド(DMF)、
ジメチルアセトアミド(DMA)、N−メチルピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ヘキサ
メチルフォスフォリックトリアミド(HMPA);その
他、スルホン、スルホキシド類例えば、ジメチルスルホ
キシド(DMSO)、スルホラン;その他、および塩基
例えば、ピリジン等を挙げることができる。
【0019】製法a)は、酸結合剤の存在下で行うこと
ができ、斯かる酸結合剤としては、無機塩基としてアル
カリ金属の水酸化物、炭酸塩及び重炭酸塩等例えば、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムを例示すること
ができる。無機アルカリ金属アミド類、例えば、リチウ
ムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミド等を挙げ
ることができる。有機塩基としてアルコラート、第3級
アミン類、ジアルキルアミノアニリン類及びピリジン
類、例えば、トリエチルアミン、1,1,4,4−テト
ラメチルエチレンジアミン(TMEDA)、N,N−ジ
メチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)、1,4
−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(DABC
O)及び1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデ
ク−7−エン(DBU)等を挙げることができる。有機
リチウム化合物、例えば、メチルリチウム、n−ブチル
リチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチル
リチウム、フェニルリチウム、ジメチルカッパーリチウ
ム、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムシクロヘ
キシルイソプロピルアミド、リチウムジシクロヘキシル
アミド、n−ブチルリチウム・DABCO、n−ブチル
リチウム・DBU、n−ブチルリチウム・TMEDA等
を挙げることができる。
【0020】製法a)は、実質的に広い温度範囲内にお
いて実施することができる。一般には、約−70℃〜約
200℃、好ましくは、約20℃〜約120℃の間で実
施できる。また、該反応は常圧の下で行うことが望まし
いが、加圧または減圧下で操作することもできる。製法
a)を実施するにあたっては、例えば、式(II)のキノ
リン誘導体1モルに対し、希釈剤例えばDMF中、1モ
ル量乃至10モル量の式(III)のフェニルアセトニトリ
ル類を、酸素及び塩基、例えば、水素化ナトリウム1モ
ル乃至10モル量、の存在下で反応させることによって
目的化合物を得ることができる。
【0021】上記製法b)の実施に際しては、適当な希
釈剤として、すべての不活性な有機溶媒を挙げることが
できる。斯かる希釈剤の例としては、脂肪族、環脂肪族
および芳香族炭化水素類(場合によっては塩素化されて
もよい)例えば、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、石油エーテル、リグロイン、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロ
ルベンゼン、ジクロロベンゼン、ニ硫化炭素、ニトロメ
タン、ニトロベンゼン;その他等を挙げることができ
る。製法b)は、ルイス酸の存在下で行うことができ、
斯かるルイス酸の例としては、無水塩化アルミニウム、
五塩化アンチモン、無水塩化第二鉄、三フッ化ホウ素、
塩化第一鉄、四塩化チタン、塩化第二スズ、三塩化ビス
マス、塩化亜鉛、塩化第二水銀、硫酸、フッ化水素又は
ポリリン酸を挙げることができる。製法b)は、実質的
に広い温度範囲内において実施することができる。一般
には、約−70〜約150℃、好ましくは、約20〜約
120℃の間で実施できる。また、該反応は常圧の下で
行うことが望ましいが、加圧または減圧下で操作するこ
ともできる。製法b)を実施するにあたっては、例え
ば、式(IV)の化合物1モルに対し、希釈剤例えばニト
ロメタン中、1モル量乃至100モル量の式(V)の化
合物を、1乃至10モル量のルイス酸、例えば、無水塩
化アルミニウムの存在下で反応させることによって目的
化合物を得ることができる。
【0022】本発明の活性化合物は、強力な殺菌作用を
示し、実際に、望ましからざる植物病原菌を防除するた
めに使用することができる。本発明の活性化合物は、一
般には、殺菌(カビ)剤として、プラスモディオホロミ
セテス(Plasmodiophoromycetes)、オーミセテス (Oomy
cetes)、キトリディオミセテス (Chytridiomycetes) 、
ジゴミセテス (Zygomycetes)、アスコミセテス (Ascomy
cetes)、バシジオミセテス (Basidiomycetes) 及びドイ
テロミセテス(Deuteromycetes) による種々の植物病害
に対し使用できる。特には、稲の重要病害である紋枯病
菌〔ペリキュラリア・ササキ(Pellicularia sasakii)
〕、各種作物の苗立枯病菌〔ペリキュラリア・フィラ
メントーサ(Pellicularia filamentosa) 〕に対して驚
くべき活性を有する。その他には、各種作物の白絹病菌
〔コルティシウム・セントリフーガム(Corticium cent
rifugum)〕、いもち病菌〔ピリキュラリア・オリザエ
(Pyricularia oryzae) 〕、稲の白葉枯病菌〔キサント
モナス・オリザエ(Xanthomonas oryzae) 〕、白菜の軟
腐病菌〔エルビニア・アロイデア(Erwinia aroideae)
〕、カンキツのかいよう病菌〔キサントモナス・シト
リ(Xanthomonas citri)〕、稲のごまはがれ病菌〔コク
リオボラス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanu
s)〕、バナナの葉斑病菌〔ミコスファエレラ・ムシコー
ラ(Mycosphaerella musicola)〕、イチゴその他の各種
作物の灰色かび苗菌〔ボトリチス・シネリア(Botrytis
cinerea) 〕、ぶどうのべと病菌〔プラスモバラ・ビテ
ィコラ(Plasmopara viticola)〕、ぶどう、りんご、な
しの炭疽病菌〔グロメレラ・シンギュラータ(Glomerel
la cingulata) 〕、ソ菜類の菌核病菌〔スクレロチニア
・スクレロチオラム(Sclerotinia sclerotiorum) 〕、
ウリ類の炭疽病菌〔コレトトリクム・ラゲナリウム(Co
lletotrichum lagenarium)〕、カンキツの黒点病菌〔デ
ィアポルテ・シトリ(Diaporthe citri)〕、黒斑病をお
こす菌、例えばりんごの褐色斑点病菌〔アルタナリア・
マリ(Alternariamali)〕、じゃがいもの夏疫病菌〔ア
ルタナリア・ソラニ(Alternaria solani)〕、梨の黒斑
病菌〔アルタナリア・キクチアナ(Alternaria kikuchi
ana)〕等、黒星病をおこす菌、例えばりんごの黒星病菌
〔ベンチュリア・インエクアリス(Venturia inaequali
s)〕、梨の黒星病菌〔ベンチュリア・ピリナ(Venturia
pirina)〕等、に対しても顕著な活性を示す。そして、
特に、うどんこ病菌類(Erysiphe graminis f. sp. tri
tici, Erysiphe graminis f. sp. hordei, Sphaerothec
a fuliginea, Podosphaera leucotricha, Uncinula nec
ator)等に対して優れた殺菌作用を有している。
【0023】また殺菌(バクテリア)剤として、シュー
ドモナス科(Pseudomonadaceae) 、リゾビウム科(Rhiz
obiaceae)、エンテロバクテリア科(Enterobacteriace
ae)、コリネバクテリウム科(Corynebacteriaceae)及
びストレプトミセス科(Streptomycetaceae )による種
々の植物病害に対し、使用できる。本発明の活性化合物
は、植物病原菌を防除するに必要な活性化合物の濃度に
おいて、植物体に対し、良好な和合性を示すため、使用
に際しては、植物体の地上部に対しての薬剤処理、台木
及び種子に対しての薬剤処理、並びに土壌処理を可能に
している。また、本発明化合物は温血動物に対しても低
毒性であって、安全に使用することができる。
【0024】本発明の活性化合物は通常の製剤形態にす
ることができる。そして斯かる形態としては、液剤、水
和剤、エマルジョン、懸濁剤、粉剤、泡沫剤、ペース
ト、錠剤、粒剤、エアゾール、活性化合物浸潤−天然及
び合成物、マイクロカプセル、種子用被覆剤、燃焼装置
を備えた製剤(例えば燃焼装置としては、くん蒸及び煙
霧カートリッジ、かん並びにコイル)、そしてULV
〔コールドミスト (cold mist)、ウォームミスト (warm
mist)〕を挙げることができる。これらの製剤は、公知
の方法で製造することができる。斯かる方法は、例え
ば、活性化合物を、展開剤、即ち、液体希釈剤;液化ガ
ス希釈剤;固体希釈剤又は担体、場合によっては界面活
性剤、即ち、乳化剤及び/又は分散剤及び/又は泡沫形
成剤を用いて、混合することによって行なわれる。展開
剤として水を用いる場合には、例えば、有機溶媒はまた
補助溶媒として使用されることができる。
【0025】液体希釈剤又は担体としては、概して、芳
香族炭化水素類(例えば、キシレン、トルエン、アルキ
ルナフタレン等)、クロル化芳香族又はクロル化脂肪族
炭化水素類(例えば、クロロベンゼン類、塩化エチレン
類、塩化メチレン等)、脂肪族炭化水素類〔例えば、シ
クロヘキサン等、パラフィン類(例えば鉱油留分
等)〕、アルコール類(例えば、ブタノール、グリコー
ル及びそれらのエーテル、エステル等)、ケトン類(例
えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン又はシクロヘキサノン等)、強極性溶媒(例え
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等)
そして水も挙げることができる。液化ガス希釈剤又は担
体は、常温常圧でガスであり、その例としては、例え
ば、ブタン、プロパン、窒素ガス、二酸化炭素、そして
ハロゲン化炭化水素類のようなエアゾール噴射剤を挙げ
ることができる。固体希釈剤としては、土壌天然鉱物
(例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク、石
英、アタパルガイド、モンモリロナイト又は珪藻土
等)、土壌合成鉱物(例えば、高分散ケイ酸、アルミ
ナ、ケイ酸塩等)を挙げることができる。粒剤のための
固体担体としては、粉砕且つ分別された岩石(例えば、
方解石、大理石、軽石、海泡石、白雲石等)、無機及び
有機物粉の合成粒、そして有機物質(例えば、おがく
ず、ココやしの実のから、とうもろこしの穂軸そしてタ
バコの茎等)の細粒体を挙げることができる。
【0026】乳化剤及び/又は泡沫剤としては、非イオ
ン及び陰イオン乳化剤〔例えば、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエ
ーテル(例えば、アルキルアリールポリグリコールエー
テル、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アリー
ルスルホン酸塩等)〕、アルブミン加水分解生成物を挙
げることができる。分散剤としては、例えば、リグニン
サルファイト廃液、そしてメチルセルロースを包含す
る。固着剤も、製剤(粉剤、粒剤、乳剤)に使用するこ
とができ、斯かる固着剤としては、カルボキシメチルセ
ルロースそして天然及び合成ポリマー(例えば、アラビ
アゴム、ポリビニルアルコールそしてポリビニルアセテ
ート等)を挙げることができる。着色剤を使用すること
もでき、斯かる着色剤としては、無機顔料(例えば酸化
鉄、酸化チタンそしてプルシアンブルー)、そしてアリ
ザリン染料、アゾ染料又は金属フタロシアニン染料のよ
うな有機染料そして更に、鉄、マンガン、ボロン、銅、
コバルト、モリブデン、亜鉛のそれらの塩のような微量
要素を挙げることができる。
【0027】該製剤は、一般には、前記活性成分を0.
1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%含有す
ることができる。本発明の活性化合物は上記製剤又はさ
まざまな使用形態において、他の公知活性化合物、例え
ば殺菌剤(ファンギサイド、バクテリサイド)、殺虫
剤、殺ダニ剤、殺センチュウ剤、除草剤、鳥類忌避剤、
生長調整剤、肥料及び/又は土壌改良剤を共存させるこ
ともできる。本発明の活性化合物を使用する場合、その
まま直接使用するか、又は散布用調製液、乳剤、懸濁
剤、粉剤、錠剤、ペースト、マイクロカプセルそして粒
剤のような製剤形態で使用するか、又は更に希釈して調
製された使用形態で使用することができる。そして活性
化合物は通常の方法、例えば、液剤散布(watering) 、
浸漬、噴霧(spraying、atomising 、misting)、くん蒸
(vaporing)、灌注、懸濁形成、塗布、散粉、散布、粉
衣、湿衣、湿潤被覆、糊状被覆又は羽衣被覆で使用する
ことができる。
【0028】植物体の各部分への処理に際しては、実際
の使用形態における活性化合物の濃度は、実質の範囲内
で変えることができる。そして一般には0.0001〜
1重量%、好ましくは、0.001〜0.5重量%であ
る。種子処理に際しては、活性化合物を種子1kg当た
り、0.001〜50g、好ましくは0.01〜10g
一般に、使用することができる。土壌処理に際しては、
作用点に対し、0.00001〜0.1重量%、特には
0.0001〜0.02重量%の濃度の活性化合物を一
般に使用することができる。次に実施例により、本発明
の内容を具体的に説明するが、本発明はこれのみに限定
されるべきものではない。
【0029】
【実施例】
合成例1
【化9】 DMF(50ml)中に4−クロロベンジルシアニド
(1.8g)と水素化ナトリウム(0.8g)を加え、
室温で30分間攪拌し、4,7−ジクロロキノリン
(2.0g)を加えた。混合物をさらに5時間110〜
120℃に加熱し、冷却後、水(150ml)を加えエ
ーテル(200ml×3)で抽出を行った。エーテル層
を合わせ無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧留去し
た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−
ヘキサン:酢酸エチル=9:1 v/v)にて精製し7
−クロロ−4−(4’−クロロベンゾイル)キノリン
(1.6g)を得た。 mp.109〜109.5℃
【0030】合成例2
【化10】 7−クロロキノリン−4−カルボン酸の酸クロライド
(2.2g)をベンゼン(100ml)に溶解し、無水
塩化アルミニウム(3.2g)を加えて8時間加熱還流
した。反応後、ベンゼンを減圧留去し、3規定の塩酸
(50ml)を加えれば結晶が析出した。これを濾取
し、エタノールで再結晶し7−クロロ−4−ベンゾイル
キノリン(1.2g)を得た。 mp.99.5〜102.5℃ 合成例1又は合成例2と同様に合成した本発明化合物
を、合成例1及び合成例2で製造した化合物と共に下記
第2表に示す。
【0031】
【表4】
【0032】生物試験例1 ウドンコ病に対する散布試
験 活性化合物の調製 活性化合物: 30〜40重量部 担体: 珪藻土とカオリンとの混合物(1:5) 55
重量部〜65重量部 乳化剤: ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル 5重量部 上述した量の活性化合物、担体及び乳化剤を粉砕混合し
て各水和剤とし、その所定薬量を水で希釈して混合調整
する。
【0033】試験方法 大麦(品種:ハルナ2条)を直径7cmのビニールポッ
トにおよそ10粒播種し、温室内(15〜25℃)で育
苗した。2葉に達した小苗に前記のように調製した供試
化合物を所定濃度に稀釈し、3鉢あたり25ml散布し
た。散布翌日、あらかじめ感染発病させた大麦うどんこ
病の病斑上に形成された分性胞子を処理した大麦葉にふ
りかけることで接種し、15〜20℃の温室に保った。
接種7日後、ポットごとの罹病度を下記の基準により類
別評価し防除価を算出した。結果は3鉢の平均である。 罹病度 病斑面積歩合(%) 0 0 0.5 2以下 1 2〜5以下 2 5〜10以下 3 10〜20以下 4 20〜40以下 5 40〜100
【0034】
【数1】 試験結果 化合物番号1、2、3、4、5、6、7及び9は、有効
成分濃度500ppmに於いて、100%の防除価を示
した。薬害は観察されなかった。
【0035】
【発明の効果】本発明のベンゾイルキノリン誘導体は、
実施例で示したとおり、農園芸用殺菌剤として有効な作
用を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 勝昭 栃木県小山市稲葉郷941−1 (72)発明者 渡辺 亮 栃木県小山市稲葉郷1057−1 (72)発明者 伊藤 暁美 栃木県小山市神鳥谷934−7

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 式中、R1 は、ハロゲン、C1-4 アルキル又はC1-4
    ロアルキルを示し、 lは、0又は1を示し、 R2 は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1-4 アルキル、
    1-4 アルコキシ、C1-4 アルキルチオ、C1-4 ハロア
    ルキル、C1-4 ハロアルコキシ又はフェニルを示し、m
    が2以上を示す場合、2つのR2 がメチレンジオキシを
    形成してもよい、 mは、0、1、2、3、4又は5を示し、 R3 は、C1-4 アルキル又はC1-4 ハロアルキルを示
    し、そして、 nは、0又は1を示す、で表されるベンゾイルキノリン
    誘導体。
  2. 【請求項2】R1 が、ハロゲン、C1-3 アルキル又はC
    1-3 ハロアルキルを示し、lが、0又は1を示し、R2
    が、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1-3 アルキル、C
    1-3 アルコキシ、C1- 3 アルキルチオ、C1-3 ハロアル
    キル、C1-3 ハロアルコキシ又はフェニルを示し、mが
    2を示す場合、2つのR2 がメチレンジオキシを形成し
    てもよい、mが、0、1又は2を示し、R3 が、C1-3
    アルキル又はC1-3 ハロアルキルを示し、そして、n
    が、0又は1を示す請求項1記載のベンゾイルキノリン
    誘導体。
  3. 【請求項3】R1 が、ハロゲン又はトリフルオロメチル
    を示し、lが1を示し、R2 が、ハロゲン、ニトロ、シ
    アノ、C1-3 アルキル、C1-3 アルコキシ、C1- 3 アル
    キルチオ、C1-3 ハロアルキル、C1-3 ハロアルコキシ
    又はフェニルを示し、mが、0、1又は2を示し、そし
    て、nが0を示す請求項1記載のベンゾイルキノリン誘
    導体。
  4. 【請求項4】R1 が、7の位置に結合するハロゲン又は
    7の位置に結合するトリフルオロメチルを示し、lが1
    を示し、R2 が、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1-3
    ルキル、C1-3 アルコキシ、C1- 3 アルキルチオ、C
    1-3 ハロアルキル、C1-3 ハロアルコキシ又はフェニル
    を示し、mが、0又は1を示し、そして、nが0を示す
    請求項1記載のベンゾイルキノリン誘導体。
  5. 【請求項5】請求項1記載のベンゾイルキノリン誘導体
    を含有する農園芸用殺菌剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011081174A1 (ja) * 2010-01-04 2011-07-07 日本曹達株式会社 含窒素ヘテロ環化合物ならびに農園芸用殺菌剤
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