JPH0728504U - エンベロープフィードバック回路 - Google Patents

エンベロープフィードバック回路

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JPH0728504U
JPH0728504U JP3007393U JP3007393U JPH0728504U JP H0728504 U JPH0728504 U JP H0728504U JP 3007393 U JP3007393 U JP 3007393U JP 3007393 U JP3007393 U JP 3007393U JP H0728504 U JPH0728504 U JP H0728504U
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power amplifier
negative
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浩治 菅
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ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワーアンプの出力信号の正振幅波形と負振
幅波形とが非対称になった場合でも、適正なエンベロー
プフィードバックをかける。 【構成】 正振幅側入力信号検波回路11Aと正振幅側
出力信号検波回路12Aと正振幅側ゲイン制御回路13
Aと正振幅側可変ゲインアンプ5Aとによって、正振幅
側のエンベロープフィードバックをかける。また、負振
幅側入力信号検波回路11Bと負振幅側出力信号検波回
路12Bと負振幅側ゲイン制御回路13Bと負振幅側可
変ゲインアンプ5Bとによって、負振幅側のエンベロー
プフィードバックをかける。 【効果】 MRI装置のRFパルスの出力部に用いる
と、RFパルスの波形が適正になり、スライスプロファ
イルを改善できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エンベロープフィードバック回路に関し、特に、MRI装置のR Fパルス出力用パワーアンプのリニアリティを改善するのに好適なエンベロープ フィードバック回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、MRI装置のRFパルスの出力部に用いられている従来のエンベロー プフィードバック回路の一例である。 このエンベロープフィードバック回路51は、スプリッタ52と、可変ゲイン アンプ55と、バラン3と、マッチング回路6と、パワーFET7A,7Bと、 マッチング回路8と、バラン9と、サンプラ60と、正振幅側入力信号検波回路 11Aと、正振幅側出力信号検波回路12Aと、ゲイン制御回路13とを具備し ている。 マッチング回路6と、パワーFET7A,7Bと、マッチング回路8と、バラ ン9とが、パワーアンプ20を構成している。
【0003】 正振幅側入力信号検波回路11Aは、パワーアンプ20への入力信号から正振 幅入力波形を取り出して、ゲイン制御回路13へ出力する。 正振幅側出力信号検波回路12Aは、パワーアンプ20からの出力信号から正 振幅出力波形を取り出して、ゲイン制御回路13へ出力する。 ゲイン制御回路13は、前記正振幅出力波形を前記正振幅入力波形と比較し、 エンベロープを一致させるように前記可変ゲインアンプ55のゲインを調節する 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のエンベロープフィードバック回路51では、パワーアンプ20の出 力信号の正振幅波形と,パワーアンプ20への入力信号の正振幅波形とを一致さ せるように可変ゲインアンプ55のゲインを調節している。このため、パワーア ンプ20からの出力信号の正振幅波形と負振幅波形とが対称である場合は問題な いが、マッチング回路6やパワーFET7A,7Bなどのアンバランスに起因し て出力信号の正振幅波形と負振幅波形とが非対称になった場合には、エンベロー プフィードバックが負振幅に対して適正になされない問題点がある。
【0005】 そこで、この考案の目的は、パワーアンプの出力信号の正振幅波形と負振幅波 形とが非対称になった場合でも、適正にエンベロープフィードバックをかけるこ とが出来るエンベロープフィードバック回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のエンベロープフィードバック回路は、パワーアンプへの入力信号を 増幅する可変ゲインアンプを前記パワーアンプの前段に設置し、パワーアンプか らの出力信号を前記入力信号と比較し、エンベロープを一致させるように前記可 変ゲインアンプのゲインを調節するエンベロープフィードバック回路において、 パワーアンプへの入力信号から正振幅入力波形を取り出す正振幅側入力信号検波 回路と、パワーアンプへの入力信号から負振幅入力波形を取り出す負振幅側入力 信号検波回路と、パワーアンプの出力信号から正振幅出力波形を取り出す正振幅 側出力信号検波回路と、パワーアンプの出力信号から負振幅出力波形を取り出す 負振幅側出力信号検波回路と、パワーアンプへの入力信号の正振幅波形を増幅し てパワーアンプへ出力する正振幅側可変ゲインアンプと、パワーアンプへの入力 信号の負振幅波形を増幅してパワーアンプへ出力する負振幅側可変ゲインアンプ と、前記正振幅出力波形を前記正振幅入力波形と比較しエンベロープを一致させ るように前記正振幅側可変ゲインアンプのゲインを調節する正振幅側ゲイン制御 回路と、前記負振幅出力波形を前記負振幅入力波形と比較しエンベロープを一致 させるように前記負振幅側可変ゲインアンプのゲインを調節する負振幅側ゲイン 制御回路とを具備したことを構成上の特徴とするものである。
【0007】 上記構成のエンベロープフィードバック回路において、正振幅側可変ゲインア ンプおよび負振幅側可変ゲインアンプを、デュアルゲートMOSFETをプッシ ュプルに接続して構成するのが好ましい。
【0008】
【作用】
この考案のエンベロープフィードバック回路では、正振幅側入力信号検波回路 と,正振幅側出力信号検波回路と,正振幅側ゲイン制御回路と,正振幅側可変ゲ インアンプとによって、正振幅側のエンベロープフィードバックをかける。また 、負振幅側入力信号検波回路と,負振幅側出力信号検波回路と,負振幅側ゲイン 制御回路と,負振幅側可変ゲインアンプとによって、負振幅側のエンベロープフ ィードバックをかける。すなわち、正振幅側と負振幅側とで別個にエンベロープ フィードバックをかける。 このため、パワーアンプの出力信号の正振幅波形と負振幅波形とが非対称にな った場合でも、正振幅および負振幅に対して適正にエンベロープフィードバック をかけることが出来る。
【0009】
【実施例】
以下、図に示す実施例に基づいてこの考案をさらに詳細に説明する。なお、こ れによりこの考案が限定されるものではない。
【0010】 図1は、この考案のエンベロープフィードバック回路の一実施例の回路図であ る。 このエンベロープフィードバック回路1は、スプリッタ2と、バラン3と、マ ッチング回路4と、正振幅側可変ゲインアンプ5Aと、負振幅側可変ゲインアン プ5Bと、マッチング回路6と、パワーFET7A,7Bと、マッチング回路8 と、バラン9と、サンプラ10と、正振幅側入力信号検波回路11Aと、正振幅 側出力信号検波回路12Aと、正振幅側ゲイン制御回路13A、負振幅側入力信 号検波回路11Bと、負振幅側出力信号検波回路12Bと、負振幅側ゲイン制御 回路13Bとを具備している。 マッチング回路6と、パワーFET7A,7Bと、マッチング回路8と、バラ ン9とが、パワーアンプ20を構成している。 正振幅側可変ゲインアンプ5Aおよび負振幅側可変ゲインアンプ5Bは、デュ アルゲートMOSFETをプッシュプルに接続して構成されている。
【0011】 正振幅側入力信号検波回路11Aは、パワーアンプ20への入力信号から正振 幅入力波形を取り出して、正振幅側ゲイン制御回路13Aへ出力する。 正振幅側出力信号検波回路12Aは、パワーアンプ20からの出力信号から正 振幅出力波形を取り出して、正振幅側ゲイン制御回路13Aへ出力する。 正振幅側ゲイン制御回路13Aは、前記正振幅出力波形を前記正振幅入力波形 と比較し、エンベロープを一致させるように正振幅側可変ゲインアンプ5Aのゲ インを調節する。
【0012】 一方、負振幅側入力信号検波回路11Bは、パワーアンプ20への入力信号か ら負振幅入力波形を取り出し、負振幅側ゲイン制御回路13Bへ出力する。 負振幅側出力信号検波回路12Bは、パワーアンプ20からの出力信号から負 振幅出力波形を取り出して、負振幅側ゲイン制御回路13Bへ出力する。 負振幅側ゲイン制御回路13Bは、前記負振幅出力波形を前記負振幅入力波形 と比較し、エンベロープを一致させるように負振幅側可変ゲインアンプ5Bのゲ インを調節する。
【0013】 以上のように、このエンベロープフィードバック回路1によれば、正振幅側と 負振幅側とで別個にエンベロープフィードバックをかけているので、パワーアン プ20の出力信号の正振幅波形と負振幅波形とが非対称となった場合でも、正振 幅および負振幅に対して適正にエンベロープフィードバックをかけることが出来 る。
【0014】
【考案の効果】
この考案のエンベロープフィードバック回路によれば、正振幅側と負振幅側と に別個にエンベロープフィードバックをかけるため、パワーアンプの出力信号の 正振幅波形と負振幅波形とが非対称になった場合でも、正振幅および負振幅に対 して適正にエンベロープフィードバックをかけることが出来るようになる。 そこで、MRI装置のRFパルスの出力部に用いると、RFパルスの波形が適 正になり、スライスプロファイルを改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のエンベロープフィードバック回路の
一実施例の回路図である。
【図2】従来のエンベロープフィードバック回路の一例
の回路図である。
【符号の説明】
1 エンベロープフィードバック回路 5A 正振幅側可変ゲインアンプ 5B 負振幅側可変ゲインアンプ 11A 正振幅側入力信号検波回路 11B 負振幅側入力信号検波回路 12A 正振幅側出力信号検波回路 12B 負振幅側出力信号検波回路 13A 正振幅側ゲイン制御回路 13B 負振幅側ゲイン制御回路 20 パワーアンプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーアンプへの入力信号を増幅する可
    変ゲインアンプを前記パワーアンプの前段に設置し、パ
    ワーアンプからの出力信号を前記入力信号と比較し、エ
    ンベロープを一致させるように前記可変ゲインアンプの
    ゲインを調節するエンベロープフィードバック回路にお
    いて、 パワーアンプへの入力信号から正振幅入力波形を取り出
    す正振幅側入力信号検波回路と、パワーアンプへの入力
    信号から負振幅入力波形を取り出す負振幅側入力信号検
    波回路と、パワーアンプの出力信号から正振幅出力波形
    を取り出す正振幅側出力信号検波回路と、パワーアンプ
    の出力信号から負振幅出力波形を取り出す負振幅側出力
    信号検波回路と、パワーアンプへの入力信号の正振幅波
    形を増幅してパワーアンプへ出力する正振幅側可変ゲイ
    ンアンプと、パワーアンプへの入力信号の負振幅波形を
    増幅してパワーアンプへ出力する負振幅側可変ゲインア
    ンプと、前記正振幅出力波形を前記正振幅入力波形と比
    較しエンベロープを一致させるように前記正振幅側可変
    ゲインアンプのゲインを調節する正振幅側ゲイン制御回
    路と、前記負振幅出力波形を前記負振幅入力波形と比較
    しエンベロープを一致させるように前記負振幅側可変ゲ
    インアンプのゲインを調節する負振幅側ゲイン制御回路
    とを具備したことを特徴とするエンベロープフィードバ
    ック回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエンベロープフィード
    バック回路において、前記正振幅側可変ゲインアンプお
    よび前記負振幅側可変ゲインアンプが、デュアルゲート
    MOSFETをプッシュプルに接続して構成されること
    を特徴とするエンベロープフィードバック回路。
JP1993030073U 1993-06-04 1993-06-04 エンベロープフィードバック回路 Expired - Lifetime JP2595412Y2 (ja)

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