JPH07284932A - 補強材の溶接装置およびその制御方法 - Google Patents

補強材の溶接装置およびその制御方法

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JPH07284932A
JPH07284932A JP10593494A JP10593494A JPH07284932A JP H07284932 A JPH07284932 A JP H07284932A JP 10593494 A JP10593494 A JP 10593494A JP 10593494 A JP10593494 A JP 10593494A JP H07284932 A JPH07284932 A JP H07284932A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御系が簡素化されてなる補強材の溶接装置
およびその制御方法を提供する。 【構成】 走行および横行可能な部材6、7に回動可能
な支持体8を装着し、その支持体に2台の溶接ロボット
15,15を対向して配設し、かつその軸線に直交させ
て補強材計測装置11を配設し、その計測装置11の計
測データ、CAD等からの補強材2の位置データおよび
教示された主材位置に基づいて、主制御装置9が、走行
・横行部材6,7および支持体8を適宜位置調整しなが
ら、2台の溶接ロボット15,15を各ロボットコント
ローラ16,16を介して適宜制御することにより補強
材2の隅肉溶接をなすものである。そのため、鈑桁や箱
桁ウェブパネル1等に取付けられる補強材2の隅肉溶接
が効率よくなし得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は補強材の溶接装置および
その制御方法に関する。さらに詳しくは、2台の溶接ロ
ボットを用いてなる補強材の溶接装置およびその制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】橋梁の鈑桁には、図16に示すように、
水平スティフナー(ウェブプレートの長手方向に平行な
もの)や垂直スティフナー(ウェブプレートの横方向に
平行なもの)が取り付けられている。同様に、橋梁に用
いられる箱桁ウェブパネルは、鈑桁からフランジ材を取
り除いたと同じような形状をしている。これら鈑桁や箱
桁ウェブのスティフナーの端部形状は、図17および図
18に示すように、スカラップ加工、スニップ加工およ
び45度カットなど多種多様である。
【0003】この補強材を溶接ロボットにより溶接する
場合、溶接の開始および終了を溶接ロボットに指示する
ために、補強材の端部の検知が必要となる。従来、この
検知は、溶接トーチに取り付けられた磁気センサーを用
いてなされている。しかしながら、磁気センサーは、前
述したような補強材の端部形状および補強材との距離や
面積に影響されるため、次のような対策がなされてい
る。
【0004】(a)磁気センサーと補強材の間隔を一定
に保つために、補強材側面に接触転動するローラーなど
を磁気センサー近傍に設ける。
【0005】(b)補強材端部の切欠形状をNCデータ
として補強材毎に入力する。
【0006】そのため、かかる従来の検知方法では、ハ
ードおよびソフトともに複雑になるという問題がある。
【0007】あるいは、溶接トーチの前後に溶接進行方
向に沿って反射型光電式の検知器を各々設け、これらの
検知器によって補強材の端面を検知する手段も提案され
ている(特開昭62ー220281号公報参照)。しか
しながら、この検知手段は、補強材の端面位置を検出す
る際に、検知器自体と主材表面との干渉を回避するため
に、主材表面の上方、例えば、10mm上方に位置する
ことから、補強と主材表面との取り付け部より上方の端
面位置しか検出できず、検知器による検知位置と取り付
け位置との間に大きな誤差が生じるという問題がある。
【0008】かかる電磁式、反射式光電式センサーによ
る問題点を解決すべく、ワイヤタッチ式の検知手段が提
案されている。即ち、所定突出長に設定された溶接ワイ
ヤーをセンサーとするセンシング手段を用いて、隅肉継
手の補強材の端面位置を検出するようにしたものも提案
されている(特開平2ー268974号公報参照)。
【0009】この手段によれば、前述した検知手段の課
題が解消しうるものと思われるが、センシング手段を移
動させ、各ステップにおける検出位置データを記憶する
ものであるため、スティフナーの始端、終端部検知に多
くの時間を要し、隅肉継手の溶接効率を低下させるとい
う別の問題を生じている。
【0010】本件出願人は、前記従来技術の課題を解決
すべく、補強材などの端部形状に影響されず、位置検出
のためのトーチ移動を行うことなく、迅速的確な部材端
の検出を行い、併せて溶接欠陥のない自動溶接を可能と
した補強材の溶接方法およびその装置を提案している
(特開平5ー285647号公報)。
【0011】すなわち、本件出願人の先の提案にかかわ
る補強材の溶接方法は、箱桁のフランジ、ウェブプレー
トまたは鈑桁のウェブプレート(主材)にスティフナー
などの補強材を自動溶接する方法であって、主材を跨架
する移動可能な門構に、横行移動および回転可能な支持
体に取付けられた多関節溶接装置と補強材の始終端を検
知する2対の透過型光センサーの組と、補強材の水平・
垂直方向の取付け誤差を測定するレーザー変位計の組か
らなる補強材計測装置を設けた装置を用い、あらかじ
め、補強材の両端を臨む前記レーザー変位計にて、補強
材の水平および垂直方向の取付け誤差を測定し、水平誤
差を支持体の移動により補正したのち、前記始端部検知
用の透過型光センサーを補強材の垂直誤差を補正しなが
ら降下させ、支持体を補強材の始端方向に移動して始端
部を検知せしめ、この始端部検知信号により支持体の移
動を停止させ、前記多関節溶接装置を単独駆動して補強
材の始端部の回し溶接と所定ストロークの水平隅肉溶接
を行い、この所定ストロークの水平隅肉溶接終了後、多
関節溶接装置の単独駆動を停止させると同時に、支持体
を所定の溶接速度で移動して水平隅肉溶接を続行させ、
終端部検知センサーが補強材の終端を検知すると、支持
体の移動を停止させると同時に、多関節溶接装置が単独
駆動して、残りの水平隅肉溶接と端部の回し溶接を連続
して行うことを特徴とするものである。
【0012】一方、本件出願人の先の提案にかかわる補
強材などの溶接装置は、主材を定位置に乗載支持する定
盤の両側にレールを敷設し、このレール上に操作盤、制
御盤、溶接機などを搭載した定盤跨架構造の門構を移動
可能に乗載する溶接装置において、門構の水平辺に沿っ
て横行移動および、回転可能な支持体に、左右一対の多
関節溶接装置を取付けるとともに、多関節溶接装置の取
付け部を結ぶ中心線と直交する軸線に沿って、補強材の
両側に臨み、かつ、各々の組が個別に昇降する補強材始
端部検知用の透過型光センサーの組、補強材の水平・垂
直誤差を測定するレーザー変位計の組、および補強材終
端部検知用の透過型光センサーの組からなる補強材測定
装置を前記支持体に垂設したことを特徴とする。
【0013】しかしながら、本件出願人の先の提案にか
かわる補強材の溶接装置およびその制御方法では、制御
系統が複雑であるとともに、補強材の位置が主材の位置
教示の際に合わせてマニュアル入力されるようにされて
いるので、操作性が悪いという問題があることが判明し
た。
【0014】さらに、本件出願人の先の提案にかかわる
溶接装置においては、端部にフランジが設けられている
鈑桁でも定盤に水平に設置できるように、定盤に複数の
主材受け部材を並行に配置して、その上に主材を置いて
補強材の溶接がなされている。このように主材受け部材
を用いれば、主材の種類にかかわらず主材定盤から一定
距離に設置することができる。したがって、レーザー変
位計による計測において、レーザー変位計を主材の上方
約100m程度まで高速で降下させた後、その高さ位置
から主材の上面までの距離等の計測することがなされて
いる。
【0015】かかる方法により主材を設置した場合に
は、主材が箱桁パネルのときは問題を生じない。しかし
ながら、主材が鈑桁のときは、両端部にフランジが設け
られるとともに、多くの場合は両端部でそのフランジ幅
が異なっているために、主材の桁高さが変わるごとに主
材受け部材の位置調整が必要となり、主材の設置に手間
がかかるという問題もある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は本件出願人の
先の提案にかかわる補強材の溶接装置およびその制御方
法の前記問題点に鑑みなされたものであって、制御系が
簡素化されてなる補強材の溶接装置およびその制御方法
を提供することを主たる目的とし、また主材の端部にフ
ランジが取付けられていても、主材の設置が簡素化でき
る溶接装置の制御方法をも提供することを目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の補強材等の溶接
装置は、定盤に載置されている主材を跨架するととも
に、その長手方向に走行可能な門型の走行手段と、前記
門型の走行手段の水平部材に横行可能に取付けられてい
る横行手段と、前記横行手段に回動可能に取付けられて
いる回動手段と、前記門型の走行手段、横行手段および
回動手段を制御する制御手段と、ロボットコントローラ
および溶接機を有する、前記回動手段に取付けられてい
る第1溶接ロボットと、ロボットコントローラおよび溶
接機を有する、前記回動手段に前記第1溶接ロボットに
対向させて取付けられている第2溶接ロボットと、前記
第1溶接ロボットおよび第2溶接ロボットの取付け部を
結ぶ中心線と直交する軸線に沿って、補強材の両側に臨
み、かつ、各々の組が個別に昇降する補強材始端部検知
用の透過型光センサーの組、補強材の水平・垂直誤差を
測定するレーザー変位計の組、および補強材終端部検知
用の透過型光センサーの組を有する、前記回動手段に取
付けられている補強材測定装置と、前記制御手段への入
力データを該制御手段が読み込み可能な形式に変換す
る、必要に応じて設けられるデータ形式変換手段とを備
えてなることを特徴とする。
【0018】一方、本発明の制御方法は、定盤に載置さ
れている主材を跨架するとともに、その長手方向に走行
可能な門型の走行手段と、前記門型の走行手段の横部材
に横行可能に取付けられている横行手段と、前記横行手
段に回動可能に取付けられている回動手段と、前記門型
の走行手段、横行手段および回動手段を制御する制御手
段と、ロボットコントローラおよび溶接機を有する、前
記回動手段に取付けられている第1溶接ロボットと、ロ
ボットコントローラおよび溶接機を有する、前記回動手
段に前記第1溶接ロボットに対向させて取付けられてい
る第2溶接ロボットと、前記第1溶接ロボットおよび第
2溶接ロボットの取付け部を結ぶ中心線と直交する軸線
に沿って、補強材の両側に臨み、かつ、各々の組が個別
に昇降する補強材始端部検知用の透過型光センサーの
組、補強材の水平・垂直誤差を測定するレーザー変位計
の組、および補強材終端部検知用の透過型光センサーの
組を有する、前記回動手段に取付けられている補強材測
定装置と、前記制御手段への入力データを該制御手段が
読み込み可能な形式に変換する、必要に応じて設けられ
るデータ形式変換手段とを備えてなる補強材の溶接装置
の制御方法であって、主材の設計をなした設計手段から
の補強材の位置データを必要に応じて設けられているデ
ータ形式変換手段を介して制御手段に入力する手順と、
制御手段に主材の位置を教示する手順と、前記補強材の
位置データおよび主材の教示位置とにより、溶接する補
強材を選定する手順と、前記選定された補強材の位置に
回動手段を移動することにより、第1溶接ロボットおよ
び第2溶接ロボットを溶接対象となる補強材の上方に位
置させる手順と、補強材測定装置により、補強材の始端
部を検知する手順と、第1溶接ロボットおよび第2溶接
ロボットにより、補強材の始端部近傍の隅肉溶接および
始端部の回し溶接を行う手順と、第1溶接ロボットおよ
び第2溶接ロボットにより、補強材の両側隅肉溶接を同
時に行う手順と、補強材測定装置により、補強材の終端
部を検知する手順と、第1溶接ロボットおよび第2溶接
ロボットにより、補強材の終端部近傍の隅肉溶接および
終端部の回し溶接を行う手順とを含んでいることを特徴
とする。
【0019】本発明の制御方法においては、前記レーザ
ー変位計の組が、主材の上方所定位置まで高速で降下さ
せられ、前記所定位置まで降下した後は、所定ピッチで
低速で降下させられ、前記所定ピッチによる降下毎に、
レーザー変位計計測範囲に前記主材の表面が入ったか否
かのチェックがなされて、計測位置まで降下させられる
のが好ましい。
【0020】
【作用】本発明によれば、鈑桁および箱桁ウェブパネル
等の主材の設計図を作成したCAD等の設計手段からの
補強材の位置データが、必要に応じて設けられるコンバ
ータ等のデータ形式変更手段により制御手段に入力され
る。制御手段は教示された主材の位置および入力された
補強材の位置から、溶接を行う補強材を選定し、走行手
段、横行手段および回動手段を適宜操作して、溶接ロボ
ットを溶接する補強材の上方に位置させる。しかるの
ち、制御手段は、補強材測定装置を操作して、補強材の
始端部を検知して溶接開始位置を決定するとともに、そ
の位置を第1溶接ロボットおよび第2ロボットの各ロボ
ットコントローラに指示する。第1溶接ロボットのコン
トローラは、その指示に従い第1溶接ロボットに、始端
部の回し溶接および始端部近傍の片側隅肉溶接を行わせ
る。第2溶接ロボットのロボットコントローラは、第1
溶接ロボットの溶接開始に追従して始端部の回し溶接お
よび始端部近傍の片側溶接を行う。この始端部近傍の隅
肉溶接が終了すると、制御手段は第1溶接ロボットおよ
び第2溶接ロボットのロボットコントローラを制御し
て、両溶接ロボットを協働させて補強材の両側隅肉溶接
を行わせる。この際必要に応じて、制御手段は走行手
段、横行手段または回動手段も併せて操作する。終端部
近傍に到達すると、制御手段は、補強材測定装置を操作
して、補強材の終端部を検知する。しかるのち、制御手
段は、第1溶接ロボットおよび第2溶接ロボットの各ロ
ボットコントローラに溶接の停止を指示する。各ロボッ
トコントローラは指示に従い、第1溶接ロボットおよび
第2ロボットの溶接をそれぞれ停止する。ついで制御手
段は、両ロボットコントローラに溶接終端位置を指示す
る。各ロボットコントローラは指示に従い、第1溶接ロ
ボットおよび第2溶接ロボットのそれぞれを溶接終端位
置に移動させる。しかるのち、制御手段は第1溶接ロボ
ットのロボットコントローラに終端部の回し溶接をさせ
た後、始端部に向けて片側隅肉溶接を前記溶接終了位置
まで行わせる。第2溶接ロボットのロボットコントロー
ラは、第1溶接ロボットの溶接に追従して終端部の回し
溶接と始端部に向けた片側隅肉溶接を前記溶接終了位置
まで行わせる。
【0021】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら実施例に基づ
いて本発明を説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0022】本発明の補強材の溶接装置を、図1および
図2を参照しながら説明すると、水平および垂直スティ
フナー2、3を仮付けした水平姿勢の箱桁パネルまたは
鈑桁などの主材1を定位置に乗載支持する定盤(図示省
略)の両側基礎4上に各々レール5を平行(X軸方向)
に敷設し、このレール5上に走行手段を構成する定盤跨
架構造の門構6を走行可能に乗載する。この門構6の水
平辺にはこの水平辺(Y軸方向)に沿って、横行手段を
構成する横行移動可能な横行部材7が配設され、この横
行部材7の下面には、回動手段を構成する中心軸(図示
省略)により水平回動可能な支持体8が設けてある。ま
た、この門構6の一方の側には、その走行制御、横行部
材7の横行制御および支持体8の回動制御のための、制
御手段を構成する主制御装置9が搭載されている。
【0023】前記支持体8の下面中央には、図3に示す
補強材計測装置11が設けてある。この補強材計測装置
11は、補強材2(または3)の長手方向に沿うように
配設され、かつ、補強材2(または3)を挟むように臨
む左右一対の補強材始端部検知用の透過型光センサー1
2の組、補強材の水平・垂直変位を測定するレーザー変
位計13の組、および補強材の始端部検知用の透過型光
センサー14の組によって構成されている。この左右一
対の補強材始端部検知用の透過型光センサー12の組、
補強材の水平・垂直変位を測定するレーザー変位計13
の組、および補強材の始端部検知用の透過型光センサー
14の組も主制御装置9により制御され、そしてそれら
の測定データも主制御装置9に入力されて演算処理され
る。ここで、水平スティフナーの場合は、補強材の水平
変位とはX軸方向の変位をいい、垂直変位とはY軸方向
の変位をいう。また、垂直スティフナーの場合は、補強
材の水平変位とはY軸方向の変位をいい、垂直変位とは
X軸方向の変位をいう。
【0024】また、前記始端検知用の透過型光センサー
12、レーザー変位計13、始端部検知用の透過型光セ
ンサー14は、スライダーのような昇降手段(図示省
略)により各々が個別に昇降しうるように構成されてい
る(図4〜図6参照)。
【0025】前記補強材2(または3)の始端部、終端
部検知用の透過型光センサー12、14の組を構成する
いずれか一方の下端には発光素子(図示省略)が、また
他方の下端には受光素子(図示省略)が設けてあり、主
材1の表面上約3〜5mm程度の位置で端部検知がなさ
れるようにしてある。この両透過型光センサー12、1
4の下降位置は、前記レーザー変位計13によって測定
された垂直誤差を補正して制御している。また、前記レ
ーザー変位計13による補強材2(または3)の位置の
測定は、図13(a)に示すように、前記主材の表面に
照射されるレーザーと、反射鏡(図示省略)を介して補
強材2、3の両側面に直角に照射されるレーザーとによ
り行われている。
【0026】図9および図10に示すように、前記支持
体8に垂設された補強材計測装置11の左右には多関節
溶接ロボット15、15(第1溶接ロボット15Aおよ
び第2溶接ロボット15B)が取付けられている。前記
補強材計測装置11と多関節溶接ロボット15、15の
位置関係は、始端部検知用の透過型光センサー12、レ
ーザー変位計13、終端部検知用の透過型光センサー1
4の共通した中心軸線に直交する中心軸線上に前記多関
節溶接装置15を左右対称的に配設するものである(図
7および図8参照)。また、左右の多関節溶接ロボット
15、15の溶接トーチ先端間には、後述するように、
溶接開始時間を調整して溶接線方向に多少のズレを設定
することにより、特に補強材端部の回し溶接がなし得る
ようにされている。また、それにより、その溶接部での
ブローホールの発生を抑制しうるようにされている。な
お、門構6の主制御装置9が搭載されている側には、多
関節溶接ロボット15、15の各ロボットコントローラ
16、16および溶接機17、17が搭載されている。
【0027】主制御装置9には、また主材1の設計ある
いは設計図を作成したCAD等の設計手段により補強材
の位置データが入力されるようにされている。この際、
必要に応じて、データ形式変換のためのコンバータ10
が設けられている。
【0028】次に、図11〜図13に示すフローチャー
トならびに図14および図15を参照しながら、本発明
の溶接方法により箱桁ウェブパネルに補強材を溶接する
場合について説明する。
【0029】ステップ1:CADから補強材の位置デー
タをコンバータ10を介して主制御装置9に入力する。
【0030】ステップ2:主制御装置9に主材(ウェブ
パネル)1の位置を教示する。
【0031】ステップ3:主制御装置9は、ROMに格
納されているプログラムにより、最初に溶接する補強材
2(または3)を選定する。
【0032】ステップ4:主制御装置9は門構6、横行
部材7および支持体8を移動させて、補強材計測装置1
1を選定された補強材2(または3)の上方に位置せし
める。
【0033】ステップ5:主制御装置9はレーザー変位
計13を降下させる。ここでレーザー変位計13の降下
は予想されるウェブパネル1の上方所定位置、例えば
上方約200mm位置まで高速降下させ、前記位置か
ら所定ピッチ、例えば約10mmピッチで低速で降下さ
せながら、その降下毎にウェブパネル1の上面がレーザ
ー変位計13の計測範囲に入ったか否かのチェックを行
い、の動作をウェブパネル1の上面がレーザー変位
計13の計測範囲に入るまで継続するようになされる。
このようにすることにより、ウェブパネル1が傾斜して
いても、レーザー変位計13をウェブパネル1から所望
高さに位置決めできる。
【0034】ステップ6:ウェブパネル1の上面がレー
ザー変位計13の計測範囲に入った時点で降下を停止す
るとともに、ウェブパネル1上面までの距離を計測す
る。
【0035】ステップ7:レーザー変位計13により、
補強材2(または3)の水平および垂直変位を測定す
る。
【0036】ステップ8:主制御装置9は、得られた水
平および垂直変位に基づいて演算処理を行い、補強材始
端部検知用の透過型光センサー12の降下位置を算出す
る。
【0037】ステップ9:主制御装置9は、算出された
降下位置に対応させて支持体8の水平方向の位置を補正
する。
【0038】ステップ10:主制御装置9は、支持体8
の垂直方向の位置を補正しながら、始端部検知用の透過
型光センサー12を降下させる。
【0039】ステップ11:主制御装置9は、支持体8
を補強材2の始端方向に移動させて始端部を検知する。
【0040】ステップ12:主制御装置9は、始端部検
知用の透過型光センサー12を上昇退避させる。
【0041】ステップ13:主制御装置9は、第1溶接
ロボット15Aのロボットコントローラ16および第2
溶接ロボット15Bのロボットコントローラ16に溶接
開始位置を指示する。
【0042】ステップ14:第1溶接ロボット15Aの
ロボットコントローラ16は、第1溶接ロボット15A
の溶接トーチを指示された位置に位置決めして補強材始
端部の回し溶接を行い、ついで直線部の片側隅肉溶接を
開始する。
【0043】ステップ15:第1溶接ロボット15Bが
直線部の片側隅肉溶接を開始すると直ちに、第2溶接ロ
ボット15Bのロボットコントローラ16は、第2溶接
ロボット15Bの溶接トーチを指示された位置に位置決
めして、第1溶接ロボット15Aと対向する側から補強
材始端部の回し溶接を行い、ついで直線部の片側隅肉溶
接を開始する。
【0044】ステップ16:補強材始端部から約100
m程度まで、第1溶接ロボット15Aおよび第2溶接ロ
ボット15Bにて両側隅肉溶接を行う。なお、ここでは
支持体8は停止状態とされ、各溶接トーチが所定のウィ
ービング動作をなしている。
【0045】ステップ17:補強材始端部から約100
m程度の位置に達すると、主制御装置9は、支持体8を
所定の溶接速度で水平移動させて両側隅肉溶接を継続す
る。この際、各溶接トーチは所定のウィービング動作を
継続している。
【0046】ステップ18:支持体8が所定の溶接速度
で移動しながら補強材2の終端部近傍まで到達すると、
主制御装置9は、終端部検知用の透過型光センサー14
を降下させる。
【0047】ステップ19:終端部検知用の透過型光セ
ンサー14が終端部を検知して、それが主制御装置9に
入力されると、主制御装置9は、支持体8の移動を停止
するとともに、終端部検知用の透過型光センサー14を
上昇退避させる。
【0048】ステップ20:主制御装置9は、第1溶接
ロボット15Aのロボットコントローラ16および第2
溶接ロボット15Bのロボットコントローラ16に溶接
の停止を指示する。これにより、第1溶接ロボット15
Aおよび第2溶接ロボット15Bは溶接を停止する。
【0049】ステップ21:主制御装置9は、第1溶接
ロボット15Aのロボットコントローラ16および第2
溶接ロボット15Bのロボットコントローラ16に溶接
終端位置を指示する。
【0050】ステップ22:第1溶接ロボット15Aの
ロボットコントローラ16は、第1溶接ロボット15A
の溶接トーチを指示された位置に位置決めして補強材終
端部の回し溶接を行い、溶接開始点方向に向けて直線部
の片側隅肉溶接を開始する。
【0051】ステップ23:第1溶接ロボット15Aが
溶接開始点方向に向けた直線部の片側隅肉溶接を開始す
ると直ちに、第2溶接ロボット15Bのロボットコント
ローラ16は、第2溶接ロボット15Bの溶接トーチを
指定された位置に位置決めして、第1溶接ロボット15
Aと対向する側から補強材終端部の回し溶接を行い、溶
接開始点方向に向けて直線部の片側隅肉溶接を開始す
る。
【0052】ステップ24:各溶接トーチが、ステップ
20にて溶接停止した位置まで達すると、主制御装置9
は第1溶接ロボット15Aのロボットコントローラ16
および第2溶接ロボット15Bのロボットコントローラ
16に溶接の停止を指示する。これにより、第1溶接ロ
ボット15Aおよび第2溶接ロボット15Bは溶接を停
止する。
【0053】以下、ステップ3〜ステップ24が全ての
補強材の水平隅肉溶接が終了するまで繰り返される
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、マニュアル入力を最小限に抑えることができるとと
もに、制御系が簡素化されるので、橋梁の鈑桁および箱
桁ウェブプレート等に設けられている水平スティフナー
や垂直スティフナー等の補強材の隅肉溶接を効率よく行
うことができるという優れた効果が得られる。また、本
発明の好ましい態様によれば、ウェブパネルが傾斜して
いてもレーザー変位計をウェブパネルから所定高さとす
ることができるので、主材の定盤への設置が簡素化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の溶接装置のブロック図であ
る。
【図2】同溶接装置の概略斜視図である。
【図3】補強材計測装置の概略を示す斜視図である。
【図4】同計測装置のレーザー変位計による計測状態を
示す説明図である。
【図5】同補強材始端部検知用の透過型光センサーによ
る始端部検知の説明図である。
【図6】同補強材終端部検知用の透過型光センサーによ
る終端部検知の説明図である。
【図7】レーザー変位計、透過型光センサーおよび補強
材相互の位置関係を示す平面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】多関節溶接ロボットと補強材との位置関係を示
す正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明の制御方法の手順の前半部を示すフロ
ーチャートである。
【図12】同中間部を示すフローチャートである。
【図13】同後半部を示すフローチャートである。
【図14】溶接手順を示す説明図である。
【図15】同手順をより具体的に示す説明図である。
【図16】鈑桁の斜視図である。
【図17】水平スティフナーの端部形状を示す正面図で
ある。
【図18】垂直スティフナーの端部形状を示す正面図で
ある
【図19】従来の主材の定盤への設置方法の説明図であ
る。
【図20】一体型主材受け部材に鈑桁を設置した状態の
説明図であって、ウェブプレートの傾斜を誇張して示す
ものである。
【符号の説明】
1 主材(箱桁ウェブパネル) 2 補強材(水平スティフナー) 3 補強材(垂直スティフナー) 4 基礎 5 レール 6 門構(走行手段) 7 横行部材(横行手段) 8 支持体(回動手段) 9 主制御装置(制御手段) 10 コンバータ 11 補強材計測装置 12 補強材始端部検知用の透過型光センサー 13 レーザー変位計 14 補強材終端部検知用の透過型光センサー 15 多関節溶接ロボット 15A 第1溶接ロボット 15B 第2溶接ロボット 16 ロボットコントローラ 17 溶接機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】橋梁の鈑桁には、図21に示すように、
水平スティフナー(ウェブプレートの長手方向に平行な
もの)や垂直スティフナー(ウェブプレートの横方向に
平行なもの)が取り付けられている。同様に、橋梁に用
いられる箱桁ウェブパネルは、鈑桁からフランジ材を取
り除いたと同じような形状をしている。これら鈑桁や箱
桁ウェブのスティフナーの端部形状は、図22および図
23に示すように、スカラップ加工、スニップ加工およ
び45度カットなど多種多様である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 次に、図11〜図13に示すフローチャ
ートならびに図14および図15〜図20を参照しなが
ら、本発明の溶接方法により箱桁ウェブパネルに補強材
を溶接する場合について説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の溶接装置のブロック図で
ある。
【図2】 同溶接装置の概略斜視図である。
【図3】 補強材計測装置の概略を示す斜視図である。
【図4】 同計測装置のレーザー変位計による計測状態
を示す説明図である。
【図5】 同補強材始端部検知用の透過型光センサーに
よる始端部検知の説明図である。
【図6】 同補強材終端部検知用の透過型光センサーに
よる終端部検知の説明図である。
【図7】 レーザー変位計、透過型光センサーおよび補
強材相互の位置関係を示す平面図である。
【図8】 図7の側面図である。
【図9】 多関節溶接ロボットと補強材との位置関係を
示す正面図である。
【図10】 図9の側面図である。
【図11】 本発明の制御方法の手順の前半部を示すフ
ローチャートである。
【図12】 同中間部を示すフローチャートである。
【図13】 同後半部を示すフローチャートである。
【図14】 溶接手順を示す説明図である。
【図15】 同手順をより具体的に示す説明図であ
て、レーザー変位計により補強材の水平および垂直変位
を測定している状態を示すものである。
【図16】 同手順をより具体的に示す説明図であっ
て、始端部検知用の透過型光センサーを降下させた状態
を示すものである。
【図17】 同手順をより具体的に示す説明図であっ
て、補強材始端部の回し溶接を行っている状態を示すも
のである。
【図18】 同手順をより具体的に示す説明図であっ
て、直線部の片側隅肉溶接を行っている状態を示すもの
である。
【図19】 同手順をより具体的に示す説明図であっ
て、終端部検知用の透過型光センサーを降下させた状態
を示すものである。
【図20】 同手順をより具体的に示す説明図であっ
て、補強材終端部の回し溶接を行っている状態を示すも
のである。
【図21】 鈑桁の斜視図である。
【図22】 水平スティフナーの端部形状を示す正面図
である。
【図23】 垂直スティフナーの端部形状を示す正面図
である
【図24】 従来の主材の定盤への設置方法の説明図で
ある。
【図25】 一体型主材受け部材に鈑桁を設置した状態
の説明図であって、ウェブプレートの傾斜を誇張して示
すものである。
【符号の説明】 1 主材(箱桁ウェブパネル) 2 補強材(水平スティフナー) 3 補強材(垂直スティフナー) 4 基礎 5 レール 6 門構(走行手段) 7 横行部材(横行手段) 8 支持体(回動手段) 9 主制御装置(制御手段) 10 コンバータ 11 補強材計測装置 12 補強材始端部検知用の透過型光センサー 13 レーザー変位計 14 補強材終端部検知用の透過型光センサー 15 多関節溶接ロボット 15A 第1溶接ロボット 15B 第2溶接ロボット 16 ロボットコントローラ 17 溶接機
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図24】
【図1】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図15】
【図11】
【図14】
【図16】
【図17】
【図22】
【図12】
【図18】
【図19】
【図20】
【図13】
【図23】
【図25】
【図21】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生田 浩一郎 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式会 社明石工場内 (72)発明者 宇田川 清 千葉県野田市二ツ塚118番地 川崎重工業 株式会社野田工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤に載置されている主材を跨架すると
    ともに、その長手方向に走行可能な門型の走行手段と、
    前記門型の走行手段の横部材に横行可能に取付けられて
    いる横行手段と、前記横行手段に回動可能に取付けられ
    ている回動手段と、前記門型の走行手段、横行手段およ
    び回動手段を制御する制御手段と、ロボットコントロー
    ラおよび溶接機を有する、前記回動手段に取付けられて
    いる第1溶接ロボットと、ロボットコントローラおよび
    溶接機を有する、前記回動手段に前記第1溶接ロボット
    に対向させて取付けられている第2溶接ロボットと、前
    記第1溶接ロボットおよび第2溶接ロボットの取付け部
    を結ぶ中心線と直交する軸線に沿って、補強材の両側に
    臨み、かつ、各々の組が個別に昇降する補強材始端部検
    知用の透過型光センサーの組、補強材の水平・垂直誤差
    を測定するレーザー変位計の組、および補強材終端部検
    知用の透過型光センサーの組を有する、前記回動手段に
    取付けられている補強材測定装置と、前記制御手段への
    入力データを該制御手段が読み込み可能な形式に変換す
    る、必要に応じて設けられるデータ形式変換手段とを備
    えてなることを特徴とする補強材等の溶接装置。
  2. 【請求項2】 定盤に載置されている主材を跨架すると
    ともに、その長手方向に走行可能な門型の走行手段と、
    前記門型の走行手段の横部材に横行可能に取付けられて
    いる横行手段と、前記横行手段に回動可能に取付けられ
    ている回動手段と、前記門型の走行手段、横行手段およ
    び回動手段を制御する制御手段と、ロボットコントロー
    ラおよび溶接機を有する、前記回動手段に取付けられて
    いる第1溶接ロボットと、ロボットコントローラおよび
    溶接機を有する、前記回動手段に前記第1溶接ロボット
    に対向させて取付けられている第2溶接ロボットと、前
    記第1溶接ロボットおよび第2溶接ロボットの取付け部
    を結ぶ中心線と直交する軸線に沿って、補強材の両側に
    臨み、かつ、各々の組が個別に昇降する補強材始端部検
    知用の透過型光センサーの組、補強材の水平・垂直誤差
    を測定するレーザー変位計の組、および補強材終端部検
    知用の透過型光センサーの組を有する、前記回動手段に
    取付けられている補強材測定装置と、前記制御手段への
    入力データを該制御手段が読み込み可能な形式に変換す
    る、必要に応じて設けられるデータ形式変換手段とを備
    えてなる補強材等の溶接装置の制御方法であって、主材
    の設計をなした設計手段からの補強材の位置データを必
    要に応じて設けられているデータ形式変換手段を介して
    制御手段に入力する手順と、制御手段に主材の位置を教
    示する手順と、前記補強材の位置データおよび主材の教
    示位置とにより、溶接する補強材を選定する手順と、前
    記選定された補強材の位置に回動手段を移動することに
    より、第1溶接ロボットおよび第2溶接ロボットを溶接
    対象となる補強材の上方に位置させる手順と、補強材測
    定装置により、補強材の始端部を検知する手順と、第1
    溶接ロボットおよび第2溶接ロボットにより、補強材の
    始端部近傍の隅肉溶接および始端部の回し溶接を行う手
    順と、第1溶接ロボットおよび第2溶接ロボットによ
    り、補強材の両側隅肉溶接を同時に行う手順と、補強材
    測定装置により、補強材の終端部を検知する手順と、第
    1溶接ロボットおよび第2溶接ロボットにより、補強材
    の終端部近傍の隅肉溶接および終端部の回し溶接を行う
    手順とを含んでいることを特徴とする溶接装置の制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記レーザー変位計の組が、主材の上方
    所定位置まで高速で降下させられ、前記所定位置まで降
    下した後は、所定ピッチで低速で降下させられ、前記所
    定ピッチによる降下毎に、レーザー変位計の計測範囲に
    前記主材の表面が入ったか否かのチェックがなされて、
    計測位置まで降下させられることを特徴とする請求項2
    記載の溶接装置の制御方法。
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