JPH07284529A - 血液を加工する遠心機ボウル及びその方法 - Google Patents
血液を加工する遠心機ボウル及びその方法Info
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- JPH07284529A JPH07284529A JP7008344A JP834495A JPH07284529A JP H07284529 A JPH07284529 A JP H07284529A JP 7008344 A JP7008344 A JP 7008344A JP 834495 A JP834495 A JP 834495A JP H07284529 A JPH07284529 A JP H07284529A
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- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
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- B04B7/00—Elements of centrifuges
- B04B7/08—Rotary bowls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3693—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits using separation based on different densities of components, e.g. centrifuging
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 全血液をより低い濃度の成分(血漿、血小板
等)とより高い濃度の成分(RBC)とに分離し、かつ
ボウルの回転を停止させる必要無く両方の低い及び高い
濃度の成分を収集する遠心機ボウル及び方法を提供す
る。 【構成】 互に等しい長さの半径方向伸長部30、3
2;40、42を有する上方及び下方の半径方向伸長通
路P1、P2を設けることにより達成され、これにより
流体がこぼれることなくその流れ方向の逆転を可能にす
る。
等)とより高い濃度の成分(RBC)とに分離し、かつ
ボウルの回転を停止させる必要無く両方の低い及び高い
濃度の成分を収集する遠心機ボウル及び方法を提供す
る。 【構成】 互に等しい長さの半径方向伸長部30、3
2;40、42を有する上方及び下方の半径方向伸長通
路P1、P2を設けることにより達成され、これにより
流体がこぼれることなくその流れ方向の逆転を可能にす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液を加工する遠心機
ボウル及びその加工方法に関する。
ボウル及びその加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1968年に、アメリカ血液銀行協会の
第21回目の年次総会で、アレン・ラサム・ジュニア
(Allen Latham, Jr.)により、使い捨ての血液加工装置
が、「自動化された血液の遠心機加工へのアプローチ」
という書面のタイトルで発表された。ラサム氏は、消耗
性の又は使い捨ての遠心機ロータを比較的安価なボウル
の形状で使用することにより血液を加工するシステムを
説明した。そのシステムは、血漿瀉血(plasmapheresi
s)や血小板瀉血(platerletpheresis)の如き多くの瀉血
工程(pheresis procesures)に使用され得るよう提案さ
れた。これらの工程では、全血液がドナーから取り出さ
れて、幾つかの血液成分はドナーに返される一方、種々
の血液成分が全血液から分離されかつ収められる。この
システムはまた、グリセリン除去(deglycerization)の
如き細胞の洗浄にも使用されるよう示唆され、それにお
いては解凍したグリセリンを除去される赤血球(red ce
lls)は、患者に注入する前に洗浄されてグリセリン保存
剤を除去される。
第21回目の年次総会で、アレン・ラサム・ジュニア
(Allen Latham, Jr.)により、使い捨ての血液加工装置
が、「自動化された血液の遠心機加工へのアプローチ」
という書面のタイトルで発表された。ラサム氏は、消耗
性の又は使い捨ての遠心機ロータを比較的安価なボウル
の形状で使用することにより血液を加工するシステムを
説明した。そのシステムは、血漿瀉血(plasmapheresi
s)や血小板瀉血(platerletpheresis)の如き多くの瀉血
工程(pheresis procesures)に使用され得るよう提案さ
れた。これらの工程では、全血液がドナーから取り出さ
れて、幾つかの血液成分はドナーに返される一方、種々
の血液成分が全血液から分離されかつ収められる。この
システムはまた、グリセリン除去(deglycerization)の
如き細胞の洗浄にも使用されるよう示唆され、それにお
いては解凍したグリセリンを除去される赤血球(red ce
lls)は、患者に注入する前に洗浄されてグリセリン保存
剤を除去される。
【0003】動作時には、ボウルは、チャックにより保
持され、このチャックはスピンドルに取付けられてモー
タにより駆動される。ボウルは、ロータ即ちボウル本体
と、ステータ部分とからなり、ボウル本体内で血液成分
が分離され、かつステータ部分は入力ポート及び出力ポ
ートを有する。回転式シールが該ステータを該ロータへ
連結させる。前記入力ポートの1つの側部は、第1の蠕
動ポンプを介して、ドナーからの全血液源へ接続され、
他の側部は、ロータ内の分別容積部(fractionation vo
lume:「分別」とは、混合物を次々と段階的に分離する
こと)に流体的連通している。抗凝血薬(anticoagulan
t)は、遠心機ボウル内へ入る前に全血液と混合される。
持され、このチャックはスピンドルに取付けられてモー
タにより駆動される。ボウルは、ロータ即ちボウル本体
と、ステータ部分とからなり、ボウル本体内で血液成分
が分離され、かつステータ部分は入力ポート及び出力ポ
ートを有する。回転式シールが該ステータを該ロータへ
連結させる。前記入力ポートの1つの側部は、第1の蠕
動ポンプを介して、ドナーからの全血液源へ接続され、
他の側部は、ロータ内の分別容積部(fractionation vo
lume:「分別」とは、混合物を次々と段階的に分離する
こと)に流体的連通している。抗凝血薬(anticoagulan
t)は、遠心機ボウル内へ入る前に全血液と混合される。
【0004】ロータは一定の速度で回転され、種々の血
液分離物(blood fraction)が出力ポートで集められ
て、三方向通路クランプ/スイッチ(図示せず)の設定
に応じたプラスチック配管を介して流れを分岐する(di
vert)ことにより、プラスチックのバッグの如き適当な
容器(図示せず)へ指向される。
液分離物(blood fraction)が出力ポートで集められ
て、三方向通路クランプ/スイッチ(図示せず)の設定
に応じたプラスチック配管を介して流れを分岐する(di
vert)ことにより、プラスチックのバッグの如き適当な
容器(図示せず)へ指向される。
【0005】遠心機内の分別は、分離される及び収集さ
れる異なった細胞成分の相対的濃度により決定される。
種々の細胞分離物は、ボウルのより低い部分から前進的
に変位されることにより、該遠心機ボウルの出力ポート
を通って流れる。
れる異なった細胞成分の相対的濃度により決定される。
種々の細胞分離物は、ボウルのより低い部分から前進的
に変位されることにより、該遠心機ボウルの出力ポート
を通って流れる。
【0006】ボウルは2つの大きな構成部分からなる。
1つはそれ自体回転するボウル本体であり、その内部に
設けたコアは中心長手方向軸線に関して該ボウル本体と
同軸的に取付けられる。他の1つは回転式シール及びヘ
ッダの組立体であり、該組立体はボウル本体の頂部に設
けられる。
1つはそれ自体回転するボウル本体であり、その内部に
設けたコアは中心長手方向軸線に関して該ボウル本体と
同軸的に取付けられる。他の1つは回転式シール及びヘ
ッダの組立体であり、該組立体はボウル本体の頂部に設
けられる。
【0007】ボウル本体は、2つの室に分割される。第
1の室は上方収集室であり、出力ポートに通ずる上方の
半径方向に伸びた収集通路に隣接している。第2の室は
コアの長手方向に伸びる円筒形壁とボウル本体の側壁と
の間に形成された分離室である。
1の室は上方収集室であり、出力ポートに通ずる上方の
半径方向に伸びた収集通路に隣接している。第2の室は
コアの長手方向に伸びる円筒形壁とボウル本体の側壁と
の間に形成された分離室である。
【0008】固定の入力ポートを介してボウル本体内へ
導入された抗凝血性の全血液は、固定の入口管によりボ
ウル本体の底部に導入される。この入口管は入力ポート
へ接続されて、そこから中心長手方向軸線に沿ってボウ
ル本体の底部壁まで伸びている。
導入された抗凝血性の全血液は、固定の入口管によりボ
ウル本体の底部に導入される。この入口管は入力ポート
へ接続されて、そこから中心長手方向軸線に沿ってボウ
ル本体の底部壁まで伸びている。
【0009】全血液は、下方のボウル本体壁の内面とコ
アの下方の半径方向に伸びる壁との間に形成された1つ
又はそれ以上の半径方向に伸びる導入通路を介して分離
室に導入される。このコアの下方半径方向に伸びる壁
は、下方ボウル本体壁に平行に伸びて、ボウルの伸びた
外径において狭い入口を形成し、この入口を介して導入
室からの全血液が分離室へ導入される。
アの下方の半径方向に伸びる壁との間に形成された1つ
又はそれ以上の半径方向に伸びる導入通路を介して分離
室に導入される。このコアの下方半径方向に伸びる壁
は、下方ボウル本体壁に平行に伸びて、ボウルの伸びた
外径において狭い入口を形成し、この入口を介して導入
室からの全血液が分離室へ導入される。
【0010】分離室内で分離されたより低い濃度の全血
液成分は、コア及びボウル本体の各半径方向内方へ伸び
る壁部分間に形成された通路を介して収集室へ導入さ
れ、更に上方収集通路へ導かれ、そこから出力ポートへ
至る。上部収集通路は一対の対向かつ半径方向外方へ伸
びる部材により形成され、これらの部材は、出口ポート
に接続された長手方向へ伸びる同軸的通路に通じてい
る。ドナー又は患者への又はこれらからの入口及び出口
配管は該ドナー又は患者に接続される故に、ヘッダ組立
体は固定状態に保持されなければならない。回転式シー
ルは固定ヘッダと回転ボウル本体との間に適当なインタ
ーフェースを提供する。このシステムは、ボウル、相互
接続管及び容器を含み、使用前に一緒に接続されて滅菌
され、不意の使用に備えて滅菌状態になっている。回転
式シール組立体以外の全ての部品は、(ボウル用の)ポ
リカーボネート又は(配管及び容器用の)ポリエチレン
の如き通常は血液と化学反応しない(blood-compatibl
e)プラスチックから作られている。
液成分は、コア及びボウル本体の各半径方向内方へ伸び
る壁部分間に形成された通路を介して収集室へ導入さ
れ、更に上方収集通路へ導かれ、そこから出力ポートへ
至る。上部収集通路は一対の対向かつ半径方向外方へ伸
びる部材により形成され、これらの部材は、出口ポート
に接続された長手方向へ伸びる同軸的通路に通じてい
る。ドナー又は患者への又はこれらからの入口及び出口
配管は該ドナー又は患者に接続される故に、ヘッダ組立
体は固定状態に保持されなければならない。回転式シー
ルは固定ヘッダと回転ボウル本体との間に適当なインタ
ーフェースを提供する。このシステムは、ボウル、相互
接続管及び容器を含み、使用前に一緒に接続されて滅菌
され、不意の使用に備えて滅菌状態になっている。回転
式シール組立体以外の全ての部品は、(ボウル用の)ポ
リカーボネート又は(配管及び容器用の)ポリエチレン
の如き通常は血液と化学反応しない(blood-compatibl
e)プラスチックから作られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した遠心機ボウル
の欠点の1つは、血漿や血小板等のより低い濃度成分の
最終部分が、出口ポートを介して通路により変位される
とき、抗凝血性の全血液の供給を中断しなければなら
ず、これにより、より高い濃度成分、即ち、赤血球(red
blood cells; RBC)の流出が阻止されてしまう。遠
心機は停止してボウル内に濃度を高めたRBCが残る
が、このRBCは、他の分離サイクルが始まる前に、入
口ポートを通って吸い出されて収集される。米国特許第
4859333号のパンザニ(Panzani)により注意され
ているように、上記中断は、手術中に自己輸血を行う場
合に特に不都合であり、その場合には、全血液が洗浄さ
れかつRBCが急速な再注入のために分離される。この
問題に対するパンザニ氏の解答は、追加の中央導管12
に第3のポート12aを接続することであり、該導管1
2はボウルの底部まで伸びかつガスケット13により従
来の入口配管からシールされている(米国特許第485
9333号の第4欄、第9〜20行の記載を参照)。真
空又は負圧が第3のポートに作用されて、追加の導管1
2から引かれたRBCを収集するのが望ましく、該導管
12は底部通路16に連通し、該底部通路16は外方通
路7と周辺的に連通し、そこで濃縮されたRBCが得ら
れる(米国特許第4859333号の第4欄、第42〜
54行の記載を参照)。
の欠点の1つは、血漿や血小板等のより低い濃度成分の
最終部分が、出口ポートを介して通路により変位される
とき、抗凝血性の全血液の供給を中断しなければなら
ず、これにより、より高い濃度成分、即ち、赤血球(red
blood cells; RBC)の流出が阻止されてしまう。遠
心機は停止してボウル内に濃度を高めたRBCが残る
が、このRBCは、他の分離サイクルが始まる前に、入
口ポートを通って吸い出されて収集される。米国特許第
4859333号のパンザニ(Panzani)により注意され
ているように、上記中断は、手術中に自己輸血を行う場
合に特に不都合であり、その場合には、全血液が洗浄さ
れかつRBCが急速な再注入のために分離される。この
問題に対するパンザニ氏の解答は、追加の中央導管12
に第3のポート12aを接続することであり、該導管1
2はボウルの底部まで伸びかつガスケット13により従
来の入口配管からシールされている(米国特許第485
9333号の第4欄、第9〜20行の記載を参照)。真
空又は負圧が第3のポートに作用されて、追加の導管1
2から引かれたRBCを収集するのが望ましく、該導管
12は底部通路16に連通し、該底部通路16は外方通
路7と周辺的に連通し、そこで濃縮されたRBCが得ら
れる(米国特許第4859333号の第4欄、第42〜
54行の記載を参照)。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、追加の
通路が遠心機ボウルの底部に設けられて、該ボウル内で
分離される全血液中のより高い濃度の分離物(denser f
raction)(例えばRBC)の収集を可能にする。
通路が遠心機ボウルの底部に設けられて、該ボウル内で
分離される全血液中のより高い濃度の分離物(denser f
raction)(例えばRBC)の収集を可能にする。
【0013】この追加通路は、固定入口管の先端部にお
いて半径方向外方へ伸びる連通チャネル又は通路を設け
ることにより形成される。この半径方向伸長部は、上方
及び下方の平坦なディスク状部材により形成され、該デ
ィスク状部材は入口管の先端部に従属して、ボウルの底
部に形成された導入室まで外方へ伸びている。これらの
部材は、上述した在来型の従来技術の遠心機ボウル内の
上方収集通路と同じ距離だけ半径方向外方へ伸びてい
る。もし望むなら、在来型の出力ポート内へ塩水の如き
より低い濃度の成分流体又は生理的溶液を導入すること
によりボウルが回転している間に、より高い濃度の血液
成分が収集可能である。出口ポートに入る流体は、逆方
向へ移動して分離室へ至り、これによりより高い濃度の
成分が分離室から取り出されて導入室へ至り、更に入力
管の先端部の追加の通路から入力ポートへ至り収集又は
採集される。
いて半径方向外方へ伸びる連通チャネル又は通路を設け
ることにより形成される。この半径方向伸長部は、上方
及び下方の平坦なディスク状部材により形成され、該デ
ィスク状部材は入口管の先端部に従属して、ボウルの底
部に形成された導入室まで外方へ伸びている。これらの
部材は、上述した在来型の従来技術の遠心機ボウル内の
上方収集通路と同じ距離だけ半径方向外方へ伸びてい
る。もし望むなら、在来型の出力ポート内へ塩水の如き
より低い濃度の成分流体又は生理的溶液を導入すること
によりボウルが回転している間に、より高い濃度の血液
成分が収集可能である。出口ポートに入る流体は、逆方
向へ移動して分離室へ至り、これによりより高い濃度の
成分が分離室から取り出されて導入室へ至り、更に入力
管の先端部の追加の通路から入力ポートへ至り収集又は
採集される。
【0014】
【実施例】第1図により、第1の実施例を説明する。
【0015】遠心機ボウル(bowl)10がチャック(図
示せず)内に保持され、該チャックはスピンドルに取付
けられてモータ(同じく図示せず)により駆動される。
ボウルは、ロータ即ちボウル本体部分14と、ステータ
部分12とからなり、該本体部分14内で血液成分が分
離される。ステータ部分12は入力ポート16及び出力
ポート18を有する。回転式シール20はステータ12
をロータ14へ連結する。入力ポート16の一方は、第
1の蠕動ポンプ(図示せず)を介して、ドナー(donor)
からの全血液源へ接続され、かつその他方はロータ14
内の分別容積部(fractionation volume:「分別」と
は、混合物を次々と段階的に分離すること)と流体連通
する。抗凝血薬(anticoagulant)が、遠心機ボウル内へ
入る前に全血液と混合される。
示せず)内に保持され、該チャックはスピンドルに取付
けられてモータ(同じく図示せず)により駆動される。
ボウルは、ロータ即ちボウル本体部分14と、ステータ
部分12とからなり、該本体部分14内で血液成分が分
離される。ステータ部分12は入力ポート16及び出力
ポート18を有する。回転式シール20はステータ12
をロータ14へ連結する。入力ポート16の一方は、第
1の蠕動ポンプ(図示せず)を介して、ドナー(donor)
からの全血液源へ接続され、かつその他方はロータ14
内の分別容積部(fractionation volume:「分別」と
は、混合物を次々と段階的に分離すること)と流体連通
する。抗凝血薬(anticoagulant)が、遠心機ボウル内へ
入る前に全血液と混合される。
【0016】ロータ14は一定の速度で回転され、種々
の血液分離物(blood fraction)が出力ポート18で集
められて、三方クランプ/スイッチ(図示せず)の設定
に応じたプラスチック配管を介して流れを分岐する(di
vert)ことにより、プラスチックのバッグの如き適当な
容器(図示せず)へ指向される。
の血液分離物(blood fraction)が出力ポート18で集
められて、三方クランプ/スイッチ(図示せず)の設定
に応じたプラスチック配管を介して流れを分岐する(di
vert)ことにより、プラスチックのバッグの如き適当な
容器(図示せず)へ指向される。
【0017】遠心機ボウル内の分別は、分離される及び
収集される異なった細胞成分の相対的濃度及び寸法によ
り決定される。種々の細胞分離物は、ボウルのより低い
部分から前進的に変位されることにより、該遠心機ボウ
ルの出力ポート18を通って流れる。
収集される異なった細胞成分の相対的濃度及び寸法によ
り決定される。種々の細胞分離物は、ボウルのより低い
部分から前進的に変位されることにより、該遠心機ボウ
ルの出力ポート18を通って流れる。
【0018】ボウル10は2つの大きな構成部分からな
る。1つはそれ自体回転するボウル本体22であり、そ
の内部に設けた円錘形コア24は中心長手方向軸線Aに
関して該ボウル本体22と同軸的に取付けられる。他の
1つは回転式シール及びヘッダの組立体12であり、該
組立体12はボウル本体14の頂部に設けられる。
る。1つはそれ自体回転するボウル本体22であり、そ
の内部に設けた円錘形コア24は中心長手方向軸線Aに
関して該ボウル本体22と同軸的に取付けられる。他の
1つは回転式シール及びヘッダの組立体12であり、該
組立体12はボウル本体14の頂部に設けられる。
【0019】ボウル本体14は、3つの室C1、C2及
びC3に分割される。第1の室C1は環状の上部収集室
であり、出力ポート18に通ずる上方で半径方向に伸び
た収集通路P1に隣接している。第2の室C2は下方の
環状の導入室であり、ボウルの底部で入口管26の先端
部において、下方で半径方向に伸びる収集通路P2に隣
接している。第3の室C3はコア24のテーパ状の長手
方向に伸びる円筒形壁24aとボウル本体14の側壁2
2aとの間に形成された分離室である。
びC3に分割される。第1の室C1は環状の上部収集室
であり、出力ポート18に通ずる上方で半径方向に伸び
た収集通路P1に隣接している。第2の室C2は下方の
環状の導入室であり、ボウルの底部で入口管26の先端
部において、下方で半径方向に伸びる収集通路P2に隣
接している。第3の室C3はコア24のテーパ状の長手
方向に伸びる円筒形壁24aとボウル本体14の側壁2
2aとの間に形成された分離室である。
【0020】室C1及びC2は夫々、ボウル本体壁22
a及びコア壁24a間に形成された通路P4及びP3に
より室C3に連通される。固定の入力ポート16を介し
てボウル本体14内へ導入された抗凝血性の全血液は、
固定の入口管26によりボウル本体の底部に導入され
る。この入口管26は中心長手方向軸線Aに沿って下方
の導入室C2へ伸びている。
a及びコア壁24a間に形成された通路P4及びP3に
より室C3に連通される。固定の入力ポート16を介し
てボウル本体14内へ導入された抗凝血性の全血液は、
固定の入口管26によりボウル本体の底部に導入され
る。この入口管26は中心長手方向軸線Aに沿って下方
の導入室C2へ伸びている。
【0021】導入室C2内の全血液は、下方のボウル本
体壁22bの内面とコア24の下方の半径方向に伸びる
壁24bとの間に形成された1つ又はそれ以上の半径方
向に伸びる導入通路P3を介して分離室C3に導入され
る。このコア24の下方半径方向に伸びる壁24bは下
方ボウル本体壁22bに平行に伸びて、ボウルの伸びた
外径において狭い入口E1を形成し、この入口E1を介
して導入室C2からの全血液が分離室C3へ導入され
る。
体壁22bの内面とコア24の下方の半径方向に伸びる
壁24bとの間に形成された1つ又はそれ以上の半径方
向に伸びる導入通路P3を介して分離室C3に導入され
る。このコア24の下方半径方向に伸びる壁24bは下
方ボウル本体壁22bに平行に伸びて、ボウルの伸びた
外径において狭い入口E1を形成し、この入口E1を介
して導入室C2からの全血液が分離室C3へ導入され
る。
【0022】分離室C3内の分離されたより低い濃度の
全血液成分は、コア24及びボウル本体22の各半径方
向内方へ伸びる壁部分24C及び22C間に形成された
通路P4を介して収集室C1へ導入され、更に上部収集
通路P1へ導かれ、そこから出力ポート18へ至る。上
部収集通路P1は一対の対向かつ半径方向外方へ伸びる
傾斜部材30、32により形成され、これらの部材3
0、32は、出力ポート18に接続された長手方向へ伸
びる同軸的通路P5に通じている。
全血液成分は、コア24及びボウル本体22の各半径方
向内方へ伸びる壁部分24C及び22C間に形成された
通路P4を介して収集室C1へ導入され、更に上部収集
通路P1へ導かれ、そこから出力ポート18へ至る。上
部収集通路P1は一対の対向かつ半径方向外方へ伸びる
傾斜部材30、32により形成され、これらの部材3
0、32は、出力ポート18に接続された長手方向へ伸
びる同軸的通路P5に通じている。
【0023】好ましくは、ボウル10、相互接続管及び
容器を含む遠心機システムは、使用前に一緒に接続され
かつ滅菌され、緊急の使用に備えて滅菌状態になってい
る。回転式シール組立体以外の全ての部品は、(ボウル
用の)ポリカーボネート又は(管及び容器用の)ポリエ
チレンの如き通常は血液と化学反応しない(blood-comp
atible)プラスチックから作られている。
容器を含む遠心機システムは、使用前に一緒に接続され
かつ滅菌され、緊急の使用に備えて滅菌状態になってい
る。回転式シール組立体以外の全ての部品は、(ボウル
用の)ポリカーボネート又は(管及び容器用の)ポリエ
チレンの如き通常は血液と化学反応しない(blood-comp
atible)プラスチックから作られている。
【0024】本発明によれば、遠心機ボウルの底部に設
けられた通路P2は、隣接した導入室C2と関連して、
全血液成分のうち室C3内で分離されるより高い濃度の
分離物(例えばRBC)の収集を可能にする。
けられた通路P2は、隣接した導入室C2と関連して、
全血液成分のうち室C3内で分離されるより高い濃度の
分離物(例えばRBC)の収集を可能にする。
【0025】この追加的通路P2は固定の入口管26の
先端部において、半径方向外方へ伸びた連通チャネル又
は伸長部38を提供することにより形成される。この半
径方向伸長部38は、上部及び下部の平面状ディスク状
部材40、42により形成され、該ディスク部材40、
42は入口管26の先端部に従属して、上述した在来型
従来技術遠心機ボウルの上部収集通路P1の半径方向伸
長部R2′と同じ半径方向距離R1′だけ外方へ伸びて
いる。
先端部において、半径方向外方へ伸びた連通チャネル又
は伸長部38を提供することにより形成される。この半
径方向伸長部38は、上部及び下部の平面状ディスク状
部材40、42により形成され、該ディスク部材40、
42は入口管26の先端部に従属して、上述した在来型
従来技術遠心機ボウルの上部収集通路P1の半径方向伸
長部R2′と同じ半径方向距離R1′だけ外方へ伸びて
いる。
【0026】もし望むなら、血漿又は(塩水(saline)
のような)生理的溶液流体の如きより低い濃度の成分流
体を在来型出力ポート18に導入することにより、ボウ
ルが回転している間に、RBCの如きより高い濃度の血
液成分が収集される。出力ポート18に入る流体は、同
軸的通路P5を逆方向へ下方へ移動して、半径方向通路
P1を通り、更に収集室C1及び半径方向通路P4を通
って、分離室C3に入る。これにより、分離室C3から
より高い濃度の成分が取り出されて半径方向通路P3を
介して導入室C2へ至る。流体は、導入室C2から追加
的通路P2を通って入力管26の先端部に至り、そこか
ら入力ポート16を通って収集又は採集される。
のような)生理的溶液流体の如きより低い濃度の成分流
体を在来型出力ポート18に導入することにより、ボウ
ルが回転している間に、RBCの如きより高い濃度の血
液成分が収集される。出力ポート18に入る流体は、同
軸的通路P5を逆方向へ下方へ移動して、半径方向通路
P1を通り、更に収集室C1及び半径方向通路P4を通
って、分離室C3に入る。これにより、分離室C3から
より高い濃度の成分が取り出されて半径方向通路P3を
介して導入室C2へ至る。流体は、導入室C2から追加
的通路P2を通って入力管26の先端部に至り、そこか
ら入力ポート16を通って収集又は採集される。
【0027】図2中の代替具体例においては、図1中の
ものと同様の部品については、同一の符号にダッシを付
けて示す。図1と図2の具体例の同様性に鑑みて、互に
異なった部分だけを説明する。
ものと同様の部品については、同一の符号にダッシを付
けて示す。図1と図2の具体例の同様性に鑑みて、互に
異なった部分だけを説明する。
【0028】図2中の概略的ボウル形態は、米国特許第
4943273号(1990年7月24日付で公告さ
れ、本明細書中にも適宜引用される)に示されたものと
同様である。ところで、図1のベル形状のボウル形態
は、米国特許第5045048号(1991年9月3日
付で公告され、本明細書中にも適宜引用される)に示さ
れたものと同様である。
4943273号(1990年7月24日付で公告さ
れ、本明細書中にも適宜引用される)に示されたものと
同様である。ところで、図1のベル形状のボウル形態
は、米国特許第5045048号(1991年9月3日
付で公告され、本明細書中にも適宜引用される)に示さ
れたものと同様である。
【0029】主たる相違点は次の通りである。
【0030】図2のボウルにおいては、コア24′は、
厚く成型(モールド)された円筒形の長手方向に伸びる
側壁24a′と上方及び下方で夫々半径方向に伸びる壁
24c′及び24b′とにより形成される。
厚く成型(モールド)された円筒形の長手方向に伸びる
側壁24a′と上方及び下方で夫々半径方向に伸びる壁
24c′及び24b′とにより形成される。
【0031】下方壁24b′は壁24a′から半径方向
外方へ伸び、上方壁24c′は壁24a′から半径方向
内方へ伸びる。下方の収集室C2′は通路P2′の外部
に配置されて、通路P5′を介して分離室C3′に接続
される。この通路P5′はコア壁24b′と半径方向外
方へ傾斜したボウル壁22dとの間に形成されている。
外方へ伸び、上方壁24c′は壁24a′から半径方向
内方へ伸びる。下方の収集室C2′は通路P2′の外部
に配置されて、通路P5′を介して分離室C3′に接続
される。この通路P5′はコア壁24b′と半径方向外
方へ傾斜したボウル壁22dとの間に形成されている。
【0032】分離室C3′は、上方へ伸びる円形コア壁
24a′内に形成された通路P4′により収集室C1′
へ接続される。
24a′内に形成された通路P4′により収集室C1′
へ接続される。
【0033】図1に示す如く、通路P2′及びP1′の
各半径方向伸長部R1及びR2は、ボウルが回転する間
に室を通る流体の逆方向流れを可能にするよう等しく作
られる。
各半径方向伸長部R1及びR2は、ボウルが回転する間
に室を通る流体の逆方向流れを可能にするよう等しく作
られる。
【0034】これにより、本発明の好ましい具体例の記
述が完成する。
述が完成する。
【0035】本発明の可能な応用としては、 a)血漿を収集することであり、その場合には、余分の
有体的容積部分(extra corporeal volume:ECV)は
血小板の汚染と共に最小とされる。
有体的容積部分(extra corporeal volume:ECV)は
血小板の汚染と共に最小とされる。
【0036】従来のボウルにおいては、血漿瀉血に使用
されるとき、幾つかの遠心機収集サイクルが、約600
mlの血漿を収集することを要求される。これはボウル
の容積が、血漿の600mlに関連したRBCの容積以
下であるからである。結論として、血小板及白血球(wh
ite cells)からなる軟膜(buffy coat;血液の凝固が遅
れるときの上層膜のこと)が幾度か収集室C1に到達す
ることにより、ボウルから出る血漿を汚染してしまう。
されるとき、幾つかの遠心機収集サイクルが、約600
mlの血漿を収集することを要求される。これはボウル
の容積が、血漿の600mlに関連したRBCの容積以
下であるからである。結論として、血小板及白血球(wh
ite cells)からなる軟膜(buffy coat;血液の凝固が遅
れるときの上層膜のこと)が幾度か収集室C1に到達す
ることにより、ボウルから出る血漿を汚染してしまう。
【0037】これに比して、本発明においては、RBC
は、血小板の層が収集室C1へ到達する前に除去される
ので、血漿の汚染は最小化されると共に、遠心機のブレ
ーキング収集サイクル(braking collection cycles)の
数を増大させることなく一層小さいボウルが使用される
のを可能とする。
は、血小板の層が収集室C1へ到達する前に除去される
ので、血漿の汚染は最小化されると共に、遠心機のブレ
ーキング収集サイクル(braking collection cycles)の
数を増大させることなく一層小さいボウルが使用される
のを可能とする。
【0038】b)血小板又は白血球(leukocyte)を収集
することであり、その場合に軟膜の成長を許容しつつE
CVは最小化される。
することであり、その場合に軟膜の成長を許容しつつE
CVは最小化される。
【0039】「サージ(流体流れの変動)」のプロトコ
ル(protocol)及び血小板の収集のために動作される従
来のボウルは、2つのステップからなる。即ち、ボウル
が充填されている間に軟膜が成長し、この軟膜が、ボウ
ル内のその固定位置から収集室を介して流出ラインへ至
るサージ工程により洗い清められる(elutriated)。血
小板収集の限界(白血球の汚染及び血小板の有効性)は
サージの瞬間の軟膜の寸法に依存する。この軟膜の寸法
はそれ自体が1サイクルで加工される容積により限定さ
れる。
ル(protocol)及び血小板の収集のために動作される従
来のボウルは、2つのステップからなる。即ち、ボウル
が充填されている間に軟膜が成長し、この軟膜が、ボウ
ル内のその固定位置から収集室を介して流出ラインへ至
るサージ工程により洗い清められる(elutriated)。血
小板収集の限界(白血球の汚染及び血小板の有効性)は
サージの瞬間の軟膜の寸法に依存する。この軟膜の寸法
はそれ自体が1サイクルで加工される容積により限定さ
れる。
【0040】この新しいボウルは、ボウルの容積が一層
小さい場合でも、一層多くの全血液を加工して、単一の
「軟膜」が成長するのを可能とする。
小さい場合でも、一層多くの全血液を加工して、単一の
「軟膜」が成長するのを可能とする。
【0041】c)細胞を節約する(cell saving)ことで
あり、その場合、加工される容積がいかなるものであっ
ても、高いヘマトクリット(hematocrit;赤血球容積
率)で洗浄したRBCを送出可能であり、それゆえ、1
つのボウルの容積の設計が全ての細胞洗浄の応用に適用
可能である。
あり、その場合、加工される容積がいかなるものであっ
ても、高いヘマトクリット(hematocrit;赤血球容積
率)で洗浄したRBCを送出可能であり、それゆえ、1
つのボウルの容積の設計が全ての細胞洗浄の応用に適用
可能である。
【0042】d)RBCを収集することであり、その場
合、血小板及び白血球を伴う汚染を最小化可し得る。血
漿の収集が終わった後に、保存溶液をボウル内へ導入す
ることにより、PBCを、軟膜を散在させることなく収
集可能である。
合、血小板及び白血球を伴う汚染を最小化可し得る。血
漿の収集が終わった後に、保存溶液をボウル内へ導入す
ることにより、PBCを、軟膜を散在させることなく収
集可能である。
【0043】等価物 当業者は、単に普通の実験を行うことにより、本発明の
特定の具体例に対する多くの等価物を知り、また突き止
め得るであろう。例えば、いわゆる細胞収集室C1と導
入室C2との相違は、分離室から又は分離室への血液製
品を収集又は導入する機能にあるのではない。その相違
は、収集室C1は分離された成分が一層低い濃度から一
層高い濃度まで収集されるのを可能とすることにあり、
かつ導入室C2がその逆を可能とすることにあるという
事実にある。
特定の具体例に対する多くの等価物を知り、また突き止
め得るであろう。例えば、いわゆる細胞収集室C1と導
入室C2との相違は、分離室から又は分離室への血液製
品を収集又は導入する機能にあるのではない。その相違
は、収集室C1は分離された成分が一層低い濃度から一
層高い濃度まで収集されるのを可能とすることにあり、
かつ導入室C2がその逆を可能とすることにあるという
事実にある。
【0044】収集室C1を導入室C2と区別する他の方
法は、通路P5からの入口又は該通路P5への出口E1
は分離室C3の最大半径であり、他方通路P4からの入
口又は該通路P4への出口は分離室C3の最小半径で
あ。
法は、通路P5からの入口又は該通路P5への出口E1
は分離室C3の最大半径であり、他方通路P4からの入
口又は該通路P4への出口は分離室C3の最小半径で
あ。
【0045】また、室C1及びC2の容積は、分離室C
3の容積に比して、小さくなければ(1/10のオー
ダ)ならないことに注意されたい。
3の容積に比して、小さくなければ(1/10のオー
ダ)ならないことに注意されたい。
【0046】これらの及び全ての他の等価物は添付のク
レームの範囲内に包含される。
レームの範囲内に包含される。
【図1】本発明の第1具体例の構造を示す正面縦断面図
である。
である。
【図2】本発明の第2具体例の構造を示す正面縦断面図
である。
である。
10 遠心機ボウル 12 ステータ部分 14 ロータ部分 16 入力ポート 18 出力ポート 20 回転式シール 22、22′ ボウル本体 24、24′ コア 26 入口管 30、32 傾斜部材 38 伸長部 40、42 ディスク部
材 C1 収集室 C2 導入室 C3 分離室 P1〜P5 通路
材 C1 収集室 C2 導入室 C3 分離室 P1〜P5 通路
Claims (18)
- 【請求項1】 全血液をより高い及びより低い濃度成分
に分離する血液加工遠心機ボウルであって、 (a)長手方向軸線の回りに回転可能のボウル本体(2
2)であって、(i)該軸線から半径方向へ伸びる上方
壁(22c)と、(ii)該軸線から半径方向へ伸びる下
方壁(22b)と、(iii)該上方及び下方壁に接続さ
れた側壁(22a)、及び上方壁を貫通して形成された
孔と、 を有する前記ボウル本体(22)と、 (b)ステータ側部及びロータ側部を有し前記孔を覆う
回転式シール組立体(20)であって、該ロータ側部が
前記ボウル本体へ取付けられた前記シール組立体(2
0)と、 (c)該シール組立体のステータ側に夫々取付けられた
入口ポート(16)及び出口ポート(18)と、 (d)該ボウル本体内に設けられたコア(24)であっ
て、先端部の方へ長手方向に伸びる側壁(24a)と、
上方及び下方の半径方向へ伸びる各壁(22c、22
b)とを有する前記コア(24)と、 (e)該ボウル本体の側壁とコアの側壁とにより画成さ
れた分離室(C3)と、 (f)前記入口ポート(16)からボウル本体の下方壁
(22c)に隣接した先端部まで長手方向へ伸びる入口
管(26)と、 (g)コアの上方壁(24c)及びボウル本体の上方壁
(22c)に隣接して形成された収集室(C1)と、 (h)コア側壁の先端部及びボウル本体の下方壁の一部
に隣接して形成された導入室(C2)と、 (i)前記分離室(C3)を前記出口ポートへ流体的に
連通する、上方の半径方向に伸長する収集通路(P1)
と、 (j)前記導入室(C2)を前記入口管(26)の先端
部へ流体的に連通する、下方の半径方向に伸長する収集
通路(P2)と、 (k)前記下方の導入室(C2)を前記分離室(C3)
へ流体的に連通する、下方の半径方向に伸長する分離通
路(P3)と、を具備することを特徴とする遠心機ボウ
ル。 - 【請求項2】 請求項1記載の遠心機ボウルにおいて、 前記上方及び下方の収集通路(P1、P2)の各半径方
向伸長部は同一の長さであることを特徴とする遠心機ボ
ウル。 - 【請求項3】 請求項2記載の遠心機ボウルにおいて、 前記上方及び下方通路は、夫々、2つの平坦状かつ環状
の対向する上方及び下方部材から形成されることを特徴
とする遠心機ボウル。 - 【請求項4】 請求項3記載の遠心機ボウルにおいて、 前記下方通路の上方部材は、前記入口管の先端部に横断
方向に取付けられ、該上方部材に形成された孔内に前記
管が流体連通状態で伸びていることを特徴とする遠心機
ボウル。 - 【請求項5】 請求項1記載の遠心機ボウルにおいて、 前記コアは前記ボウル本体の上方壁から前記孔と同心的
に垂下し、前記長手方向へ伸びる円筒形側壁に加えて、
長手方向へ伸びて前記入口管に同心的である半径方向内
方の壁を含むことを特徴とする遠心機ボウル。 - 【請求項6】 請求項5記載の遠心機ボウルにおいて、 前記コアの下方壁は、前記内方コア壁の先端部を前記コ
アの円筒形側壁に接続することを特徴とする遠心機ボウ
ル。 - 【請求項7】 請求項1記載の遠心機ボウルにおいて、 前記下方の半径方向に伸びるコア壁は、コア側壁の先端
部から外方へ前記ボウル本体の側壁に隣接した位置まで
伸びていることを特徴とする遠心機ボウル。 - 【請求項8】 請求項7記載の遠心機ボウルにおいて、 前記ボウル本体は、前記下方のボウル本体壁を前記ボウ
ル本体側壁へ連結する下方の傾斜した壁を含むことを特
徴とする遠心機ボウル。 - 【請求項9】 請求項8記載の遠心機ボウルにおいて、 前記下方の収集通路は、前記下方のボウル本体壁と前記
ボウル本体側壁との間の接続部に隣接したボウル本体領
域に配置されていることを特徴とする遠心機ボウル。 - 【請求項10】 請求項1記載の遠心機ボウルにおい
て、 前記ボウル本体の側壁は、ベル形状であることを特徴と
する遠心機ボウル。 - 【請求項11】 全血液をより高い及びより低い濃度成
分に分離する全血液を加工する方法であって、 (a)全血液を、中心長手方向軸線の回りに回転可能の
遠心機ボウル内へ、前記軸線と同軸的に配された入力管
(26)の方へ伸びる入力ポート(16)を介して導入
し、該全血液を下方の半径方向外方へ伸びる収集通路
(P2)に連結する前記導入工程と、 (b)前記下方の収集通路(P2)からの全血液を半径
方向に隣接した導入室(C2)へ連結する工程と、 (c)前記導入室(C2)からの全血液を半径方向外方
の分離室(C3)へ連結し、該分離室において該全血液
がより低い及びより高い濃度成分に分離される前記連結
工程と、 (d)該より低い濃度成分を上方の収集室(C1)へ連
結する工程と、 (e)前記より低い濃度成分を該上方の収集室(C1)
から、出口ポート(18)に通ずる上方の半径方向内方
へ伸びる収集通路(P1)を介して該出口ポート(1
8)へ連結する工程と、 (f)もし望むなら、前記工程(a)が終了する間に、
より低い濃度成分の流体を前記出口ポート(18)へ導
入することにより、前記ボウルを介して成分の流れを逆
転させ、これにより前記入口ポート(16)においてよ
り高い濃度成分を収集する工程と、 を具備してなることを特徴とする前記全血液の加工方
法。 - 【請求項12】 請求項11記載の方法において、 前記より高い濃度成分は赤血球であることを特徴とする
前記方法。 - 【請求項13】 請求項11記載の方法において、 前記上方及び下方収集通路の伸長部の各半径方向長さ
は、等しいことを特徴とする前記方法。 - 【請求項14】 請求項11記載の方法において、 前記上方及び下方収集通路は夫々、2つの平坦状環状の
対向する上方及び下方部材から形成されることを特徴と
する前記方法。 - 【請求項15】 請求項11記載の方法において、 前記下方通路の上方部材を前記入力管の先端部に横断方
向へ結合し、かつ前記上方部材に、前記管が流体連通的
に伸びるような孔を形成したことを特徴とする前記方
法。 - 【請求項16】 請求項1記載のボウルにおいて、 前記コアの側壁は円錐形であることを特徴とする前記方
法。 - 【請求項17】 請求項1記載の方法において、 前記コアの側壁は円筒形あることを特徴とする前記方
法。 - 【請求項18】 請求項1記載の方法において、 前記導入室及び収集室はその容積が前記分離室よりはる
かに小さいことを特徴とする前記方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US184677 | 1980-09-08 | ||
US08/184,677 US5514070A (en) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | Plural collector centrifuge bowl for blood processing |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284529A true JPH07284529A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=22677906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7008344A Pending JPH07284529A (ja) | 1994-01-21 | 1995-01-23 | 血液を加工する遠心機ボウル及びその方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5514070A (ja) |
EP (1) | EP0664159A1 (ja) |
JP (1) | JPH07284529A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015030443A1 (ko) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 주식회사 아이쎌 | 원심 분리기용 바울 및 그를 포함한 원심 분리기 |
WO2019059235A1 (ja) | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 株式会社メガカリオン | 精製血小板の製造方法、血小板製剤の製造方法、血液製剤の製造方法、血小板保存液、血小板保存剤および血小板の保存方法 |
Families Citing this family (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3313572B2 (ja) * | 1996-04-03 | 2002-08-12 | ヘモネティクス・コーポレーション | 血液処理用遠心分離器ボウル |
DE19634413C2 (de) * | 1996-08-26 | 1998-07-30 | Komanns Aribert | Verfahren zur Sortierzentrifugation oder Sortierdurchflußzentrifugation und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
US5728040A (en) * | 1996-09-09 | 1998-03-17 | Schill Enterprises, Inc. | Variable volume cell saver bowl |
DE19746914C2 (de) | 1996-10-25 | 1999-07-22 | Peter Dr Geigle | Zentrifugiereinheit |
US5976388A (en) * | 1997-05-20 | 1999-11-02 | Cobe Cardiovascular Operating Co., Inc. | Method and apparatus for autologous blood salvage |
US6752777B1 (en) | 1997-06-16 | 2004-06-22 | Terumo Kabushiki Kaisha | Blood component collecting apparatus |
US5919125A (en) * | 1997-07-11 | 1999-07-06 | Cobe Laboratories, Inc. | Centrifuge bowl for autologous blood salvage |
DE19860952C2 (de) * | 1998-12-31 | 2001-04-12 | Aribert Komanns | Vorrichtung zur effizienz- und/oder selektivitätsgesteigerten Sortierzentrifugation oder Sortierdurchflußzentrifugation |
DE19917731A1 (de) * | 1998-12-31 | 2000-11-02 | Aribert Komanns | Verfahren zur Sortierzentrifugation oder Sortierdurchflußzentrifugation |
US6629919B2 (en) | 1999-06-03 | 2003-10-07 | Haemonetics Corporation | Core for blood processing apparatus |
EP1057534A1 (en) | 1999-06-03 | 2000-12-06 | Haemonetics Corporation | Centrifugation bowl with filter core |
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TWM269966U (en) * | 2005-01-21 | 2005-07-11 | Tian-Ju Ruan | Plasmapheresis centrifuge bowl |
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EP1683579A1 (fr) * | 2005-01-25 | 2006-07-26 | Jean-Denis Rochat | Dispositif jetable pour la séparation en continu par centrifugation d'un liquide physiologique |
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