JPH07284263A - モータ及びその製造方法 - Google Patents

モータ及びその製造方法

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JPH07284263A
JPH07284263A JP6072159A JP7215994A JPH07284263A JP H07284263 A JPH07284263 A JP H07284263A JP 6072159 A JP6072159 A JP 6072159A JP 7215994 A JP7215994 A JP 7215994A JP H07284263 A JPH07284263 A JP H07284263A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両磁極部41、71間のエアギャップを縮小し
てトルクをアップするとともに、回転時の摺動抵抗を低
減しつつ、磁極部41、71と非磁極部42、72との
結合性に優れたモータ及びその製造方法を提供する。 【構成】ステータコア4の内周面とロータコア7aの外
周面とが相対摺動するとともに、ステータコア4又はロ
ータコア7aの非磁極部42,72を磁極部41,71
と同一素材で一体に形成し、ただ非磁性結晶構造とした
ので、非磁極部42,72は磁極部41,71と同じ熱
膨張率をもち、両者は一体であるので、強度も大きく、
しかもステータコア4又はロータコア7aの相対摺動面
は完全円筒面であるので摺動抵抗は大幅に低減すること
ができ、製造工程も簡単であり、エアギャップも縮小で
きるのでトルクもアップするという優れた効果を奏す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステータコアの磁極部
とロータコアの磁極部との間のエアギャップを縮小して
トルク増加を実現したモータ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】特開昭61−109435号公報は、ステ
ータコイルが巻装されるとともに内周面に周方向へ所定
間隔で磁極部及び非磁極部が形成された高透磁性のステ
ータコアと、ステータコアの内周面に相対回転自在に嵌
入されるとともに外周面に周方向へ所定間隔で磁極部及
び非磁極部が形成された高透磁性のロータコアとを備
え、前記磁極部及び非磁極部が形成された前記ステータ
コアの内周面及び前記ロータコアの外周面が相対摺動面
を構成するモータを開示しており、摺動抵抗の低減のた
めに、両コアの上記非磁極部は、コアに形成された凹部
にプラズマ溶射などによりセラミック材(非磁性体)を
充填後、その外周を切削又は研削して形成することを開
示している。このようにすれば、軸受けの偏心による両
磁極部の衝接を回避しつつ、両磁極部間のエアギャップ
を縮小してトルクをアップすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報のステップモータでは、摺動抵抗の低減のために両コ
アの少なくとも一方に非磁性体を充填せねばならない
が、このセラミックの非磁性体はコア特にその磁極部と
熱膨張率などが異なり、強度も小さく、製造工程も複雑
であるという各種課題を有していた。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、両磁極部間のエアギャップを縮小してトルクをアッ
プするとともに、回転時の摺動抵抗を低減しつつ、磁極
部と非磁極部との結合性に優れたモータ及びその製造方
法を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
ステータコイルが巻装されるともに内周面に周方向へ所
定間隔で磁極部及び非磁極部が形成された高透磁性のス
テータコアと、前記ステータコアの内周面に相対回転自
在に嵌入されるとともに外周面に周方向へ所定間隔で磁
極部及び非磁極部が形成された高透磁性のロータコアと
を備え、前記磁極部及び非磁極部が形成された前記ステ
ータコアの内周面及び前記ロータコアの外周面が相対摺
動面を構成するモータであって、前記両コアの非磁極部
が、隣接する磁極部と同一素材で一体に形成され、か
つ、非磁性結晶構造を有することを特徴としている。
【0006】本発明の第2の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記ステータコア及び前記ロータコアの前
記相対摺動面の少なくとも一方に低摩擦係数の樹脂膜が
被着されているものである。本発明の第3の構成は、上
記第1の構成において更に、前記相対摺動面にオイルを
注入したものである。
【0007】本発明の第4の構成は、上記第1〜第3の
いずれかの構成の製造方法であって、高透磁性を有する
とともに所定温度以上への加熱により透磁率が急減する
素材で形成されたステータコアの内周面又はロータコア
の外周面からなる相対摺動面を平滑に形成し、前記相対
摺動面へレーザービームを照射しつつ走査して非磁性の
複数の非磁極部を互いに所定間隔を隔てて形成するもの
である。
【0008】本発明の第5の構成は、上記第4の構成に
おいて更に、前記素材からなる円筒を前記コア部に嵌合
して前記ステータコア又は前記ロータコアを構成するも
のである。本発明の第6の構成は、上記第5の構成にお
いて更に、前記円筒を前記コアの主部に嵌合する前に前
記レーザー加熱を実施するものである。
【0009】
【作用及び発明の効果】本発明の第1の構成によれば、
ステータコアの内周面とロータコアの外周面とが相対摺
動するとともに、ステータコア及びロータコアの非磁極
部を隣接する磁極部と同一素材で一体に形成し、ただ非
磁性結晶構造としたので、非磁極部は磁極部と同じ熱膨
張率をもち、両者は一体であるので、強度も大きく、し
かもステータコア又はロータコアの相対摺動面は完全円
筒面であるので摺動抵抗は大幅に低減することができ、
従来用いられていた軸受けを廃止することもでき、製造
工程も簡単であり、エアギャップも縮小できるのでトル
クもアップするという優れた効果を奏する。
【0010】本発明の第2の構成によれば更に、相対摺
動面に低摩擦係数の樹脂膜が被着されるので、摺動抵抗
は更に低減される。本発明の第3の構成によれば更に、
相対摺動面にオイルが充填されるので、摺動抵抗は更に
低減される。本発明の第4の構成によれば、上記第1〜
第3の構成を実現するために、コアの円筒状の相対摺動
面の所定領域をレーザービームで加熱して結晶構造を転
換して非磁性化するので、上記作用効果を簡単に実現す
ることができる。
【0011】本発明の第5の構成によれば、上記第4の
構成において更に、加熱により非磁性化する薄肉の円筒
をステータコア又はロータコアの主部に嵌合してステー
タコア又はロータコアを構成するので、電磁珪素鋼板に
比べて高価な、加熱により非磁性化する部材(例えばオ
ーステナイト系ステンレス)を節約することができる
他、この円筒を嵌合することによりステータコア又はロ
ータコアの相対摺動面は軸方向にもなめらかとなり、そ
れだけ摺動抵抗が低減できる。
【0012】本発明の第6の構成によれば、上記第5の
構成において更に、円筒をコアの主部に嵌合する前にレ
ーザー加熱を実施するので、レーザ加熱時のハンドリン
グが簡単となり、また、円筒の内周面側及び外周面側か
らレーザーを照射できるので、周方向の熱拡散距離が同
じであれば、2倍の深さの非磁極部を形成することがで
きる。
【0013】本発明のモータの構造を更に詳細に説明す
る。本発明のモータでは、高透磁性のステータコア及び
ロータコアの磁極面には、周方向へ線状の磁極部と非磁
極部とが所定ピッチで形成されている。非磁極部と磁極
部とは同一素材で形成され、非磁極部は非磁性の結晶構
造を有し、磁極部は高透磁性の結晶構造を有する。
【0014】例えばステップモータでは、ステータコア
に巻装されたステータコイルの通電方向を逆転すること
により、ステータコアの磁極部の極性を反転させる。す
ると、永久磁石により所定の極性に磁化されたロータコ
アの磁極部がステータコアの磁極部の極性反転により、
回転方向へ所定角度づつ回転する。更に、上記各構成に
よれば、コア乃至板材を切削したり、又はプレス打ち抜
き及び積層した後、ばり取り仕上げにより磁極面に上記
した条溝(非磁極部)を形成するという複雑な工程が不
必要となり、例えば非磁極部の局所加熱(例えばレーザ
ー加熱)だけにより磁極部及び非磁極部を作成できるの
で、工程が極めて簡単となる。
【0015】また、磁極部のピッチを簡単に縮小するこ
とができ、高精度化、磁極部の増加が容易であり、工程
を短時間で終了することができ、生産性に優れる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)本発明を適用したハイブリッド形式のステ
ップモータの一例を図1及び図2を参照して説明する。
アルミ合金を素材とする有底円筒形状のハウジング1の
開口は同じくアルミ合金を素材とするエンドブラケット
2により閉鎖されており、回転軸3はハウジング1及び
エンドブラケット2の孔部に遊嵌されている。
【0017】ハウジング1の内面には、両端が開口する
略円筒形状のステータコア4の円筒4dが圧入され、円
筒4dにステータコア4の主部4cが圧入されている。
ステータコア4の主部4c、ロータコア7a、7bは、
オーステナイト系ステンレス鋼板(FeーCrーNi系
合金、Fe70〜74wt%、Cr18〜20wt%、
Ni8〜10wt%)を積層して形成したものである
が、鋼板を積層するかわりに、一体に形成することもで
きる。
【0018】本実施例では、ステータコア4の内周面に
磁極部41、非磁極部42が周方向へ交互に形成され、
ロータコア7a、7bの外周面に磁極部71及び非磁極
部72が周方向へ交互に形成される。これら非磁極部4
2、72の形成は後述するレーザーなどを用いた局所加
熱方法で行うことができる。また、この実施例では、ス
テータコア4を、上記主部4cとこの主部4cに嵌着さ
れる電磁珪素輪板を積層してなる円筒4dとから構成し
ている。オーステナイト系ステンレス鋼板を積層してな
る主部4cは、内周面側の部分である薄肉の略円筒部
と、この略円筒部から遠心方向へ周方向等間隔に突出す
る8個の凸形磁極部49とからなる。各凸形磁極49に
はステータコイル5が個別に巻装されており、ステータ
コイル5の巻装後、薄肉の円筒4dが圧入される。そし
て、このステータコア4が有底円筒形状の非磁性のハウ
ジング1に圧入され、ハウジング1の開口が非磁性のエ
ンドフレーム2により遮蔽されている。
【0019】所定の凸形磁極部49を基準に数えて偶数
番目の凸形磁極部49に巻装されるステータコイル5の
両端には、第1、第3相の電圧が印加され、奇数番目の
凸形磁極部49に巻装されるステータコイル5の両端に
は、第2、第4相の電圧が印加される構成となってい
る。一方、回転軸3には円盤状の永久磁石6を挟んで一
対のロータコア7の半部7a,7bが圧入嵌着されてお
り、ステータコア4の内周面に摺動自在に嵌入されてい
る。
【0020】8は、永久磁石6に嵌着された非磁性のア
ルミ合金を素材とする環状体(カラー)であり、永久磁
石を機械的衝撃から保護している。ステータコア4の内
周面及びロータコア7a、7bの外周面にフッ素系樹脂
膜9a,9bが被着されている。15は、ハウジング1
の底面から軸方向に突出する円筒状の突起であり、25
は、エンドフレーム2から軸方向内側へ突出する円筒状
の突起であり、これら突起15、25はロータコア7
a、7bの軸方向変位を規制している。
【0021】上記実施例によれば、ステータコア4の内
周面とロータコア7a、7bの外周面との間のギャップ
は上記フッ素系樹脂膜9a,9bの厚さの和に略等しく
なり、従来に比べて格段に縮小でき、その分だけトルク
を増大することができる。また、実施例1ではステータ
コイル5の巻装が従来より格段に簡単となる。また、ス
テータコア4及びロータコア7a、7bの歯部(磁極
部)の形成において、複雑な鋼板打ち抜き加工及び位置
合わせ作業が不要となり、磁極部ピッチの短縮により磁
極部総数を従来の2〜3倍に増加することができる。
【0022】フッ素系樹脂膜9a、9bの厚さは約5〜
20μmが好適であるがその選択は自由である。以下、
非磁極部42、72の製造工程について説明する。ここ
で、ステータコア4c及びロータコア7a、7bは、冷
間加工により非磁性体結晶構造から強磁性体結晶構造に
変態している(加工誘起マルテンサイトとなってい
る)。
【0023】次に、非磁極部42、72となるべき領域
にレーザービームを照射、走査して変態点(摂氏600
度)以上に加熱し、これにより、オーステナイト系ステ
ンレス鋼は再びオーステナイト系の組織に変態して非磁
性体となる。図4、図5にレーザービーム照射、走査の
具体的構成を示す。91はレーザー装置であり、これか
ら出力されたレーザービームは、ポリゴンミラー(回転
鏡)92で軸方向に走査され、ロータコア7を回転する
ことにより、ロータコア7a、7bの全周にわたって非
磁極部72が軸方向に形成される。ステータコア4の内
周面へのレーザービームの照射、走査は円筒7aの場合
より困難ではあるが、ステータコア4の内部に回転移動
ミラーを挿入すればよい。すなわち、軸方向に往復し、
かつ、回転する回転移動ミラーにレーザービームを軸方
向に照射すればよい。
【0024】ハイブリッド型ステップモ−タの動作原理
については周知のために説明を省く。なお、この実施例
では鉄心材料にオーステナイト系ステンレス鋼を用いた
が、同等の特性を有する高マンガン鋼(FeーMn系合
金)等でもよい。また、他の形式のステップモータな
ど、いわゆる誘導歯を有するステップモータに適用する
ことができる。 (実施例2)他の実施例を図6〜図8に示す。図6はモ
ータの径方向断面図、図7はその軸方向半断面図、図8
は図6の要部拡大断面図である。
【0025】この実施例では、主部4aは電磁珪素鋼板
を積層してなり、外周側の部分からなる薄肉の円筒部
と、この円筒部の内周面から求心方向へ周方向等間隔に
突出する8個の凸形磁極40からなる。各凸形磁極40
にはステータコイル5が個別に巻装されており、ステー
タコイル5の巻装後、薄肉の円筒4bが圧入されてい
る。円筒4bは主部4aとともにステータコアを構成し
ている。
【0026】所定の凸形磁極40を基準に数えて偶数番
目の凸形磁極40に巻装されるステータコイル5の両端
には、第1、第3相の電圧が印加され、奇数番目の凸形
磁極40に巻装されるステータコイル5の両端には、第
2、第4相の電圧が印加される構成となっている。一
方、回転軸3には円盤状の永久磁石6を挟んでロータコ
ア7の一対の主部7a、7bが圧入嵌着されており、主
部7a、7bには薄肉の円筒7cがそれぞれ圧入されて
いる。円筒7cは主部7a、7bとともにロータコア7
を構成しており、円筒7cの外周面は円筒4bの内周面
に摺動自在に嵌入している。
【0027】更に、この実施例では、円筒7cの外周面
及び円筒4bの内周面にフッ素系樹脂膜(図8参照)9
a、9bが被着されている。8は、永久磁石6に嵌着さ
れた非磁性のアルミ合金を素材とする環状体(カラー)
であり、永久磁石を機械的衝撃から保護している。更に
説明すると、ロータコア4の主部4a及びロータコア7
の主部7a、7bは、この実施例では所定形状(図7参
照)に打ち抜かれた電磁珪素鋼板を積層してなり、円筒
4b、7cは、オーステナイト系ステンレス鋼(Feー
CrーNi系合金、Fe70〜74wt%、Cr18〜
20wt%、Ni8〜10wt%)からなる。
【0028】本実施例の特徴は、図8に拡大図示するよ
うに、円筒4b、7cの所定部分を局所熱処理手法を用
いて非磁性の非磁極部42、72としたものである。こ
こで円筒7cでは、磁極部71と非磁極部72とが交互
に形成され、これら両者は軸方向に線状に形成されてい
る。また、円筒4bでも、凸形磁極40に接する部分で
は磁極部41と非磁極部42とが交互に形成され、凸形
磁極40に接しない部分では非磁極部42だけが形成さ
れている。
【0029】この実施例では、非磁極部42、72は、
それぞれ軸方向に伸びる線状領域であり、その周方向幅
は約1mm、その周方向ピッチは約1.8mm、その深
さは1mmとされる。非磁極部42、72の形成によ
り、隣接する各非磁極部42、72の間には同様に軸方
向に伸びる磁極部41、71が形成される。磁極部4
1、71は高透磁率を有する磁性体であり、非磁極部4
2、72は非磁性体である。
【0030】なお、ハイブリッド形ステップモータで
は、ロータコア7aに嵌着される円筒7cの磁極部71
は、ロータコア7bに嵌着される円筒7cの磁極部71
に対して1/2磁極ピッチだけ周方向にずれているが、
これに対してはレーザービームをロータコア7aに嵌着
される円筒7cに照射、走査し、その後、回転軸3を半
磁極ピッチ回転し、その後、レーザービームをロータコ
ア7bに嵌着される円筒7cに照射、走査し、その後、
回転軸3を半磁極ピッチ回転する動作を繰り返せばよ
い。なお、レーザビームを軸方向に走査する代わりに、
回転子を軸方向に往復してもよい。もちろん、円筒4
b、7cはそれぞれ内外周面からレーザービームを照射
することもできる。
【0031】なお、上記実施例の円筒4b、7cを軸方
向長さが短い短軸円筒を連続的にロータコア7a,7b
に圧入して形成することもできる。このような短軸円筒
は、例えばプレスによる冷間加工(例えば深絞り)によ
り平板から製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるハイブリッド形ステッ
プモータの軸方向半断面図である。
【図2】図1のステップモータの径方向断面図である。
【図3】図2の一部拡大断面図である。
【図4】図1のロータコアの非磁極部を作成するレーザ
ービーム装置を示す模式平面図である。
【図5】図1のロータコアの非磁極部を作成するレーザ
ービーム装置を示す模式側面図である。
【図6】本発明の他の実施例であるハイブリッド形ステ
ップモータの径方向断面図である。
【図7】図6のステップモータの軸方向半断面図であ
る。
【図8】図7の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
4はステータコア、 7a、7bはロータコア、 41、71は磁極面、 42、72は非磁極部、 43、73は磁極部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータコイルが巻装されるとともに内周
    面に周方向へ所定間隔で磁極部及び非磁極部が形成され
    た高透磁性のステータコアと、前記ステータコアの内周
    面に相対回転自在に嵌入されるとともに外周面に周方向
    へ所定間隔で磁極部及び非磁極部が形成された高透磁性
    のロータコアとを備え、前記磁極部及び非磁極部が形成
    された前記ステータコアの内周面及び前記ロータコアの
    外周面が相対摺動面を構成するモータであって、 前記両コアの非磁極部は、隣接する磁極部と同一素材で
    一体に形成され、かつ、非磁性結晶構造を有することを
    特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】前記ステータコア及び前記ロータコアの前
    記相対摺動面の少なくとも一方に低摩擦係数の樹脂膜が
    被着される請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】前記相対摺動面にオイルが注入されている
    請求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】高透磁性を有するとともに所定温度以上へ
    の加熱により透磁率が急減する素材で形成されたステー
    タコアの内周面又はロータコアの外周面からなる相対摺
    動面を平滑に形成し、 前記相対摺動面へレーザービームを照射しつつ走査して
    非磁性の複数の非磁極部を互いに所定間隔を隔てて形成
    する請求項1〜3のいずれかに記載のモータの製造方
    法。
  5. 【請求項5】前記素材からなる円筒を前記コア部に嵌合
    して前記ステータコア又は前記ロータコアを構成する請
    求項4記載のモータの製造方法。
  6. 【請求項6】前記円筒を前記コアの主部に嵌合する前に
    前記レーザー加熱を実施する請求項5記載のモータの製
    造方法。
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